RSVP を使用した MPLS LSP の設定
次の図は、MPLS 環境で TE に使用できるルータ R4 を介してルータ R1 から LSP が RSVP によってどのように設定されるかを示しています。
LSP の設定は LSP のヘッドノードが、テールノードにパスメッセージを送信すると開始されます。パスメッセージにより、各ノードへのパスに沿ってリソースが予約され、各ノードでセッションに関連付けられたパスステートが作成されます。テール ノードがパス メッセージを受信すると、ラベル付きの予約(RESV)メッセージを直前のノードに戻します。各ルータの予約状態はソフト状態と見なされます。つまり、状態を維持するためには、各ホップで定期的な PATH メッセージと RESV メッセージを送信する必要があります。
予約メッセージが直前のノードに到着すると、予約されたリソースがロックされ、転送エントリが、テールエンド ノードから送信される MPLS ラベルでプログラムされます。新しい MPLS ラベルが割り当てられ、次のノードのアップストリームに送信されます。予約メッセージがヘッド ノードに到着すると、ラベルがプログラムされ、MPLS データがパスに送信されます。