FTP を使用したシステム イメージの管理

このモジュールには、FTP を使用したシステム イメージの管理に関する情報が含まれています。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報および警告については、「Bug Search Tool」およびご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。このモジュールで説明される機能に関する情報、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、機能情報の表を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

フラッシュ メモリから FTP サーバへのイメージのコピー

FTP プロトコルでは、FTP 要求ごとにリモート ユーザ名およびパスワードを、クライアントがサーバに送信する必要があります。FTP を使用して、ルータからサーバにコンフィギュレーション ファイルをコピーする場合、Cisco IOS ソフトウェアは、次のうち、最初に発見した有効なユーザ名を送信します。

  1. copy 特権 EXEC コマンドで指定されたユーザ名(ユーザ名が指定されている場合)。

  2. ip ftp username グローバル コンフィギュレーション コマンドで設定されたユーザ名(コマンドが設定されている場合)。

  3. Anonymous

ルータは次のうち、最初に発見した有効なパスワードを送信します。

  1. copy 特権 EXEC コマンドで指定されたパスワード(パスワードが指定されている場合)。

  2. ip ftp password グローバル コンフィギュレーション コマンドで設定されたパスワード(コマンドが設定されている場合)。

ルータは、username @routername .domain というパスワードを生成します。変数 username は現在のセッションに関連付けられたユーザ名、routername は設定済みのホスト名、domain はルータのドメインです。

ユーザ名およびパスワードは、FTP サーバのアカウントに関連付けられている必要があります。サーバに書き込む場合、ルータ上のユーザからの FTP 書き込み要求を受け入れるように、FTP サーバを適切に設定する必要があります。

このサーバがディレクトリ構造をとっている場合、コンフィギュレーション ファイルまたはイメージは、サーバ上のユーザ名と関連付けられたディレクトリに書き込まれるか、そのディレクトリからコピーされます。たとえば、システム イメージがサーバ上のユーザのホーム ディレクトリにある場合は、そのユーザの名前をリモート ユーザ名として指定します。

詳細については、ご使用の FTP サーバのマニュアルを参照してください。

すべてのコピー操作に使用するユーザ名およびパスワードを指定するには、ip ftp username および ip ftp password コマンドを使用します。特定のコピー操作にのみ使用するユーザ名を指定する場合は、copy コマンド内でユーザ名を指定します。

FTP サーバからフラッシュ メモリ ファイル システムへのイメージのコピー

FTP サーバからフラッシュ メモリ ファイル システムへシステム イメージをコピーできます。

FTP ユーザ名とパスワード

FTP プロトコルでは、FTP 要求ごとにリモート ユーザ名およびパスワードを、クライアントがサーバに送信する必要があります。FTP を使用して、ルータからサーバにコンフィギュレーション ファイルをコピーする場合、Cisco IOS ソフトウェアは、次のうち、最初に発見した有効なユーザ名を送信します。

  1. copy 特権 EXEC コマンドで指定されたユーザ名(ユーザ名が指定されている場合)。

  2. ip ftp username グローバル コンフィギュレーション コマンドで設定されたユーザ名(コマンドが設定されている場合)。

  3. Anonymous

ルータは次のうち、最初に発見した有効なパスワードを送信します。

  1. copy 特権 EXEC コマンドで指定されたパスワード(パスワードが指定されている場合)

  2. ip ftp password コマンドで設定されたパスワード(コマンドが設定されている場合)。

ルータは、username @routername .domain というパスワードを生成します。変数 username は現在のセッションに関連付けられたユーザ名、routername は設定済みのホスト名、domain はルータのドメインです。

ユーザ名およびパスワードは、FTP サーバのアカウントに関連付けられている必要があります。サーバに書き込む場合、ルータ上のユーザからの FTP 書き込み要求を受け入れるように、FTP サーバを適切に設定する必要があります。

このサーバがディレクトリ構造をとっている場合、コンフィギュレーション ファイルまたはイメージは、サーバ上のユーザ名と関連付けられたディレクトリに書き込まれるか、そのディレクトリからコピーされます。たとえば、システム イメージがサーバ上のユーザのホーム ディレクトリにある場合は、そのユーザの名前をリモート ユーザ名として指定します。

詳細については、ご使用の FTP サーバのマニュアルを参照してください。

すべてのコピー操作に使用するユーザ名およびパスワードを指定するには、ip ftp username および ip ftp password コマンドを使用します。特定のコピー操作にのみ使用するユーザ名を指定する場合は、copy コマンド内でユーザ名を指定します。

フラッシュ メモリから FTP サーバにイメージをコピー

FTP ネットワーク サーバ上のシステム イメージをコピーするには、以下の手順を実行します。

手順の概要

  1. enable
  2. configure terminal
  3. ip ftp username username
  4. ip ftp password password
  5. end
  6. show flash-filesystem :
  7. copy flash-filesystem : filename ftp: [[[// [username [: password ]@ ]location ]/ directory ]/ filename ]

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

enable

例:


Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

  • パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

例:


Router# configure terminal

(任意)グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。この手順は、デフォルトのリモート ユーザ名またはパスワードを上書きする場合にだけ必要です(ステップ 2 および 3 を参照)。

ステップ 3

ip ftp username username

例:


Router(config)# ip ftp username user1

(任意)デフォルトのリモート ユーザ名を変更します。

ステップ 4

ip ftp password password

例:


Router(config)# ip ftp password guessme

(任意)デフォルトのパスワードを変更します。

ステップ 5

end

例:


Router(config)# end

(任意)グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。この手順は、デフォルトのリモート ユーザ名またはパスワードを上書きする場合にだけ必要です(ステップ 2 および 3 を参照)。

ステップ 6

show flash-filesystem :

例:


Router# show flash:

(任意)指定されたフラッシュ ディレクトリのシステム イメージ ファイルを表示します。フラッシュ メモリ内のシステム イメージ ファイル名を知らない場合は、このファイル名の正確なスペルをメモしておきます。

ステップ 7

copy flash-filesystem : filename ftp: [[[// [username [: password ]@ ]location ]/ directory ]/ filename ]

例:


Router# copy slot0:1:your-ios ftp://myuser:mypass@172.23.1.129/dirt/sysadmin/your-ios

このイメージを FTP サーバにコピーします。

(注)   

copy 特権 EXEC コマンドを発行した後、追加情報またはアクションの確認を求めるプロンプトが表示される場合があります。表示されるプロンプトは、copy コマンドで入力した情報量および file prompt グローバル コンフィギュレーション コマンドの現在の設定によって異なります。

この例では、show slot1: privileged EXEC コマンドを使用して 2 番目の PCMCIA スロットにあるシステム イメージ ファイルの名前を表示し、ファイル(test)を FTP サーバにコピーします。


Router# show slot1:
-#- ED --type-- --crc--- -seek-- nlen -length- -----date/time------ name
1   .. 1        46A11866 2036C   4    746      May 16 1995 16:24:37 test
Router# copy slot1:test ftp://thisuser:thatpass@172.16.13.110/test
writing test!!!!...
successful ftp write.

この例では、your-ios という名前のファイルを、スロット 0 にあるフラッシュ メモリ PC カードのパーティション 1 から、172.23.1.129 にある TFTP サーバにコピーします。このファイルは、リモート ユーザ名を持つディレクトリに対する dirt/sysadmin ディレクトリに your-ios という名前で保存されます。


Router# show slot0: partition 1
PCMCIA Slot0 flash directory, partition 1:
File  Length   Name/status
  1   1711088 your-ios 
[1711152 bytes used, 2483152 available, 4194304 total]
Router# copy slot0:1:your-ios ftp://myuser:mypass@172.23.1.129/dirt/sysadmin/your-ios
Verifying checksum for 'your-ios' (file # 1)...  OK
Copy 'your-ios' from Flash to server
  as 'dirt/sysadmin/ios-2'? [yes/no] yes
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Upload to server done
Flash device copy took 00:00:23 [hh:mm:ss]

FTP サーバからフラッシュ メモリへのコピー

FTP サーバからフラッシュ メモリ ファイル システムへシステム イメージをコピーするには、以下の手順を実行します。

手順の概要

  1. enable
  2. show flash-filesystem :
  3. copy flash-url tftp :[[[// location ]/ directory ]/ filename ]
  4. configure terminal
  5. ip ftp username username
  6. ip ftp password password
  7. end
  8. copy ftp: [[[// [username [: password ]@ ]location ] / directory ]/ filename ] flash-filesystem: [filename ]

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

enable

例:


Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

  • パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

show flash-filesystem :

例:


Router# show flash:

(任意)フラッシュ メモリ内のシステム イメージ ファイル名を表示します。このコマンドを使用して、この次のコマンドで使用するために、ファイルの URL パスとシステム イメージ ファイル名の正確なスペルを確認します。

ステップ 3

copy flash-url tftp :[[[// location ]/ directory ]/ filename ]

例:


Router# copy slot0:1:your-ios tftp://172.23.1.129/dirt/sysadmin/your-ios

フラッシュ メモリから TFTP サーバにシステム イメージをコピーします。ファイルの場所とファイル名を flash-url 引数として指定します。

(注)   

copy 特権 EXEC コマンドを発行した後、追加情報またはアクションの確認を求めるプロンプトが表示される場合があります。表示されるプロンプトは、copy コマンドで入力した情報量および file prompt グローバル コンフィギュレーション コマンドの現在の設定によって異なります。

ステップ 4

configure terminal

例:


Router# configure terminal

(任意)端末からグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。この手順は、デフォルトのリモート ユーザ名またはパスワードを上書きする場合にだけ必要です(ステップ 3 および 4 を参照)。

ステップ 5

ip ftp username username

例:


Router(config)# ip ftp username netuser1

(任意)デフォルトのリモート ユーザ名を変更します。

ステップ 6

ip ftp password password

例:


Router(config)# ip ftp password guessme

(任意)デフォルトのパスワードを変更します。

ステップ 7

end

例:


Router(config)# end

(任意)グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。この手順は、デフォルトのリモート ユーザ名またはパスワードを上書きする場合にだけ必要です(ステップ 3 および 4 を参照)。

ステップ 8

copy ftp: [[[// [username [: password ]@ ]location ] / directory ]/ filename ] flash-filesystem: [filename ]

例:


Router# copy ftp://myuser:mypass@theserver/tftpboot/sub3/c7200-js-mz slot1:c7200-js-mz

コンフィギュレーション ファイルをネットワーク サーバから稼働中のメモリ、または rcp を使用してスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

(注)   

copy 特権 EXEC コマンドを発行した後、追加情報またはアクションの確認を求めるプロンプトが表示される場合があります。表示されるプロンプトは、copy コマンドで入力した情報量および file prompt グローバル コンフィギュレーション コマンドの現在の設定によって異なります。

次に、reload コマンドを使用して、ルータでソフトウェアを現在の日の午後 7 時 30 分にリロードする例を示します。


Router# reload at 19:30
Reload scheduled for 19:30:00 UTC Wed Jun 5 1996 (in 2 hours and 25 minutes)
Proceed with reload? [confirm]

次に、reload コマンドを使用して、ルータでソフトウェアを将来リロードする例を示します。


Router# reload at 02:00 jun 20
Reload scheduled for 02:00:00 UTC Thu Jun 20 1996 (in 344 hours and 53 minutes)
Proceed with reload? [confirm]