この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
リリース |
説明 |
---|---|
Cisco IOS XE 16.10.1a |
導入された機能。このリリースでは、syslog メッセージを介してライセンスの評価期間がユーザーに通知されます。これらのメッセージは、デバイスが CSSM に登録されていない場合に表示されます。 |
Cisco IOS XE 16.11.1a |
Cisco IOS XE リリース 16.11.1a 以降のリリースでは、90 日という評価期間はリリース 16.10.1a と同じです。ただし、デバイスを 365 日間使用するまで、syslog メッセージは表示されません。 |
SL のみのイメージを起動すると、スマートライセンスが自動的に有効になり、デバイスのライセンスが評価モードまたは EVAL モードになります。90 日の使用期間中にデバイスを CSSM に登録します。この期間中、ISR および ASR ルータに対して既存の機能は通常通り動作します。デバイスが使用されている限り、評価タイマーはカウントダウンします。評価期間は、個々の機能や権限ではなく、デバイス全体に適用されます。デバイスの評価期間が終了した後、評価期間はリセットできません。90 日の期間が経過した後、これらのライセンスは期限切れ状態または EVAL EXPIRED 状態になります。
Cisco CSR 1000V および Cisco ISRV には、90 日間の評価期間がありません。ライセンスが EVAL モードになるまで、スループットはデフォルトの 1Mbps のままです。
Cisco IOS XE リリース 16.11.1a 以降のリリースでは、評価期間の期限切れメッセージの動作が変更されました。
リリース 16.10.1a では、評価期間についてユーザーに通知するために、CSSM にデバイスが登録されていない場合に次の syslog メッセージが表示されます。
%SMART_LIC-3-EVAL_EXPIRED
:評価期間が期限切れになると表示されます。
%SMART_LIC-4-EVAL_WILL_EXPIRE_WARNING
:評価期間の期限が近付くと表示されます。次のスケジュールに基づき表示されます。
期限の 60 日前。
期限の 30 日前。
最後の 1 ヵ月、毎週。
最後の週、毎日。
最終日、1 時間ごと。
%SMART_LIC-4-EVAL_EXPIRED_WARNING
:評価期間がすでに期限切れになっている場合に表示されます。デバイスにより、この警告が期限切れの後、週 1 回表示されます。期限のタイムスタンプも表示されます。
Cisco IOS XE リリース 16.11.1a 以降のリリースでは、90 日という評価期間は 16.10.1a と同じです。ただし、デバイスを 365 日間使用するまで、syslog メッセージは表示されません。この 365 日の期間には、評価期間の 90 日も含まれます。これらのメッセージは抑制されるため、ASR および ISR デバイスを最初に起動してから 365 日間はデバイスを制限なしで使用できます。
Cisco CSR 1000V および Cisco ISRV には、90 日間の評価期間がありません。ライセンスが EVAL モードになるまで、スループットはデフォルトの 1Mbps のままです。