アプリケーション ホスティングの前提条件
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Catalyst 9000 シリーズ スイッチによってホストされるアプリケーションは、アンダーレイのスイッチ仮想インターフェイス(SVI)で設定する必要があります。Cisco Software-Defined Access の導入も対象です。
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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ホステッド アプリケーションは Software as a Service(SaaS)ソリューションであり、コマンドを使用してリモート実行できます。アプリケーションのホスティングによって、管理者には独自のツールやユーティリティを利用するためのプラットフォームが与えられます。
(注) |
アプリケーション ホスティングは Docker アプリケーションのみをサポートします。 |
このモジュールでは、アプリケーション ホスティング機能とその有効化の方法について説明します。
Catalyst 9000 シリーズ スイッチによってホストされるアプリケーションは、アンダーレイのスイッチ仮想インターフェイス(SVI)で設定する必要があります。Cisco Software-Defined Access の導入も対象です。
アプリケーション ホスティングは、Virtual Routing and Forwarding 認識(VRF 認識)ではありません。
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3 以前のリリースでは、アプリケーション ホスティングには専用ストレージの割り当てが必要であり、ブートフラッシュでは無効になっています。
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3 以降のリリースでは、アプリケーション ホスティングはブートフラッシュで有効ですが、シスコ署名済みアプリケーションのみがホストされます。
前面パネルの Universal Serial Bus(USB)スティックはサポートされていません。
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチは、背面パネルの シスコ認定 USB のみをサポートします。
Cisco Catalyst 9500-High Performance シリーズ スイッチおよび Cisco Catalyst 9600 シリーズ スイッチは、前面パネルの USB のアプリケーション ホスティングをサポートしていません。
Cisco Catalyst 9500 および 9500 ハイ パフォーマンス シリーズ スイッチ、および Cisco Catalyst 9600 シリーズ スイッチでは、AppGigabitEthernet インターフェイスはサポートされません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 より前のリリースでは、Cisco Catalyst 9410R スイッチはアプリケーション ホスティングをサポートしていません。
Cisco Catalyst 9410R スイッチでアプリケーション ホスティングを有効にするには、AppGigabitEthernetインターフェイスで enable コマンドを設定します。
Cisco Catalyst 9200CX シリーズ スイッチは、管理インターフェイス、AppGigabitEthernet インターフェイス、VirtualPortGroup インターフェイスをサポートしていません。ゲストシェルで実行されているアプリケーションやスクリプトは、外部ネットワークと通信できません。
ここでは、アプリケーション ホスティングについて説明します。
仮想環境への移行により、再利用可能なポータブルかつスケーラブルなアプリケーションを構築する必要性が高まりました。アプリケーションのホスティングによって、管理者には独自のツールやユーティリティを利用するためのプラットフォームが与えられます。ネットワーク デバイスでホスティングされているアプリケーションは、さまざまな用途に利用できます。これは、既存のツールのチェーンによる自動化から、設定管理のモニタリング、統合に及びます。
(注) |
このドキュメントでは、コンテナは Docker アプリケーションを指します。 |
Cisco IOx(IOs + linuX)は エンド ツー エンド アプリケーション フレームワークであり、Cisco ネットワーク プラットフォーム上のさまざまなタイプのアプリケーションに対し、アプリケーション ホスティング機能を提供します。Cisco ゲストシェルは特殊なコンテナ展開であり、システムの開発に役立つアプリケーションの 1 つです。
Cisco IOx は、構築済みアプリケーションをパッケージ化し、それらをターゲットデバイス上にホストする開発者の作業を支援する一連のサービスを提供することにより、アプリケーションのライフサイクル管理とデータ交換を容易にします。IOx のライフ サイクル管理には、アプリケーションおよびデータの配布、展開、ホスティング、開始、停止(管理)、およびモニタが含まれます。IOx サービスにはアプリケーションの配布および管理ツールも含まれており、ユーザがアプリケーションを発見して IOx フレームワークに展開するのに役立ちます。
Cisco IOx アプリケーション ホスティングは、次の機能を提供します。
ネットワークの不均質性の遮蔽。
デバイス上にホストされているアプリケーションのライフ サイクルをリモートで管理する Cisco IOx アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)。
一元化されたアプリケーションのライフ サイクル管理。
クラウド ベースの開発。
シスコのアプリケーション ホスティング フレームワークは、デバイス上で実行される仮想化アプリケーションやコンテナアプリケーションを管理する、IOx の Python プロセスです。
アプリケーション ホスティングは、次のサービスを提供します。
コンテナ内の指定されたアプリケーションを起動する。
使用可能なリソース(メモリ、CPU、およびストレージ)を確認し、それらを割り当て、管理する。
コンソール ロギングのサポートを提供する。
REST API を介してサービスへのアクセスを提供する。
CLI エンドポイントを提供する。
Cisco Application Framework(CAF)と呼ばれるアプリケーション ホスティング インフラストラクチャを提供する。
管理インターフェイスを介したプラットフォーム固有のネットワーキング(パケットパス)のセットアップを支援する。
データポートは、AppGigabitEthernet ポート機能を備えたプラットフォームでサポートされます。
アプリケーション ホスティングのコンテナは、ホスト オペレーティング システムでゲスト アプリケーションを実行するために提供される仮想環境と呼ばれています。Cisco IOS XE 仮想化サービスは、ゲストアプリケーションを実行するための管理性とネットワーキングモデルを提供します。仮想化インフラストラクチャにより、管理者はホストとゲスト間の接続を指定する論理インターフェイスを定義できます。Cisco IOx は、論理インターフェイスをゲストアプリケーションが使用する仮想ネットワーク インターフェイス カード(vNIC)にマッピングします。
コンテナに展開されるアプリケーションは、TAR ファイルとしてパッケージ化されます。これらのアプリケーションに固有の設定は、TAR ファイルの一部としてもパッケージ化されています。
デバイス上の管理インターフェイスは、アプリケーション ホスティング ネットワークを Cisco IOS 管理インターフェイスに接続します。ゲストアプリケーションのレイヤ 3 インターフェイスは、Cisco IOS 管理インターフェイスからレイヤ 2 ブリッジトラフィックを受信します。管理インターフェイスは、管理ブリッジを使用してコンテナインターフェイスに接続します。IP アドレスは、管理インターフェイス IP アドレスと同じサブネット上にある必要があります。
(注) |
すべての Cisco Catalyst スタックおよび StackWise 仮想モデル(すべてのソフトウェアバージョン)で、ゲストシェルおよび AppGigabitEthernet インターフェイスはスタック内のアクティブスイッチでのみ動作します。したがって、AppGigabitEthernet インターフェイスの設定は、スタック内のすべてのスイッチの AppGigabitEthernet インターフェイスに適用する必要があります。この設定が適用されていないスイッチがある場合、スイッチオーバー後にそのスイッチではAppGigabitEthernet インターフェイスが機能しません。 |
Cisco Catalyst 9000 シリーズスイッチは、アプリケーションが SSDでホストされている場合、複数のアプリケーションをサポートします。アプリケーションは、次の条件を満たす必要があります。
シスコの署名がある。
次のスイッチング インフラストラクチャ要件を満たしている。
AppGigabitEthernet ポート上のネットワーク設定で、アプリケーション間の競合が発生しない。
アプリケーションを実行するのに十分なリソースがある。
1 つのアプリケーションが使用可能なすべてのアプリケーション ホスティング リソースを消費する場合、複数のアプリケーションを導入することはできません。たとえば、1 つのアプリケーションがすべてのコンピューティングリソースとランタイムリソースを消費している場合、他のアプリケーションはデバイスにインストールできなくなります。
アプリケーション ホスティングでは前面パネル VLAN ポートおよびトランクポートがサポートされています。レイヤ 2 トラフィックは、これらのポートを介して、Cisco IOS デーモンの外部で動作するソフトウェアコンポーネントに配信されます。
アプリケーション ホスティングの場合、前面パネルポートをトランクインターフェイスまたは VLAN 固有のインターフェイスとして設定できます。トランクインターフェイスとして使用する場合、前面パネルポートはレイヤ 2 トランクポートとして機能するように拡張され、ポートで受信したすべてのトラフィックがアプリケーションで使用可能になります。ポートを VLAN インターフェイスとして使用する場合、アプリケーションは特定の VLAN ネットワークに接続されます。
(注) |
背面パネルの USB または M2 SATA ドライブをアプリケーション ホスティングに使用する場合、ストレージメディアは ext4 ファイルシステムとしてフォーマットする必要があります。 |
ここでは、Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチでのアプリケーション ホスティングについて説明します。
アプリケーション ホスティングの場合、Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチは管理インターフェイスと前面パネルポートをサポートします。
USB 3.0 SSD は Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチで有効になっています。USB 3.0 SSD は、アプリケーションをホストするための追加の 120 GB ストレージを提供します。詳細については、『Interfaces and Hardware Configuration Guide』の「Configuring USB 3.0 SSD」の章を参照してください。
次の 2 種類のネットワーキング アプリケーションがサポートされています。
コントロールプレーン:管理インターフェイスにアクセスするアプリケーション。
データプレーン:前面パネルのポートにアクセスするアプリケーション。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 では、前面パネルのアプリケーション ホスティングが Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチで有効になっています。
アプリケーションは、ホスティングに専用の前面パネルポートを使用できます。app-vnic AppGigabitEthernet port コマンドを使用して、アプリケーション ホスティングに使用するポートを指定します。両方の前面パネルポートを同じレイヤ 2 アプリケーションに接続できます。
これらのスイッチは、アクセスモードとトランクモードの両方でアプリケーション ホスティングをサポートします。アプリケーション ホスティングは、両方のモードで同時に有効にできます。
(注) |
app-vnic コマンドで行われた設定は、アクティベーション中に拒否される可能性があります。 |
シナリオ |
サポート対象/非サポート対象 |
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単一のアプリケーションとアクセスモードの 2 つの前面パネルポート。 |
サポート。 重複する VLAN はありません。 |
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単一のアプリケーションとトランクモードの 2 つの前面パネル。 |
サポート。 重複する VLAN はありません。 |
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単一のアプリケーションとトランクモードおよびアクセスモードの 2 つの前面パネルポート。 |
サポート。 重複する VLAN はありません。 |
||
単一のアプリケーションと、デフォルトのアプリケーション ゲートウェイが設定されたトランクモードの 2 つの前面パネルポート。 |
サポート。 同一のアプリケーションと 2 つのインターフェイスが異なるサブネットに設定されていまが、デフォルトゲートウェイは、外部接続を持つ 1 つの VLAN に接続されます。 |
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単一のアプリケーションと、VLAN が重複しているトランクモードとアクセスモードの 2 つの前面パネル。 |
有効な設定ではありません。 VLAN が両方のポートで重複しています。 |
||
アクセスモードでの単一アプリケーションと、同一 VLAN に設定された 2 つの前面パネルポート。 |
有効な設定ではありません。 |
||
トランクモードでの単一アプリケーションと、重複する VLAN 範囲で設定された 2 つの前面パネルポート。 |
有効な設定ではありません。 トラフィックが分離されていおらず、VLAN 範囲が重複しています。 |
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トランクモードでの単一アプリケーションと、重複する VLAN 範囲で設定された 2 つの前面パネルポート。 |
有効な設定ではありません。 この設定はアクティベーション中に拒否されます。 両方の前面パネルポートがトランクモードであるため、任意の VLAN を使用できます。ただし、両方のポートに同じ VLAN が設定されているため、VLAN は両方のポートで重複します。
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トランクモードとアクセスモードでの単一のアプリケーション、および VLAN が重複している前面パネルポート。 |
有効な設定ではありません。 トランクモードとアクセスモードで同じ VLAN が設定されています。この設定により、VLAN は両方のポートで重複しています。 |
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トランクモードでの複数のアプリケーション。 |
有効な設定ではありません。 トラフィックが分離されません。 |
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トランクモードとアクセスモードでの 2 つのアプリケーション。 |
有効な設定ではありません。 VLAN が重複しています。 |
Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチで使用可能な混合モードスタックでは、アクティブデバイスとスタンバイデバイスが、アプリケーション ホスティング用に 1 + 1 冗長性を使用します。混合モードのサポートとは、異なるモデルバリアントと異なるネットワークモジュールがスタックで使用される場合です。
Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチと Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチをスタックすると、Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチの 2 つの前面パネルポートのいずれか 1 つが動的に無効になります。AppGigabitEthernet 1/0/1 インターフェイスのみが有効として表示されます。
このセクションでは、いくつかのハイアベイラビリティのシナリオについて説明します。
スタックモード |
機能 |
使用されるポート |
動作 |
||
---|---|---|---|---|---|
Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチ(アクティブ) + Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチ(スタンバイ) |
2 |
1 |
サポート対象 |
||
Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチ(アクティブ) + Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチ(スタンバイ) |
1 |
1 |
サポート対象 |
||
Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチ(アクティブ)+ Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ(スタンバイ) |
1 |
1 ポート 1 を使用した場合のみ。 |
サポート。 この設定は、app-vnic Appgigabitethernet port 1 trunkコマンド または app-vnic AppgigabitEthernet trunk コマンドを使用してポート 1 が設定されている場合にサポートされます。 ポート番号が指定されていない場合は、スイッチオーバーが発生したときにデフォルトのポート 1 が使用されます。 |
||
Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチ(アクティブ)+ Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ(スタンバイ) |
1 |
2 |
未サポート このシナリオでは、スイッチオーバーが発生すると、新しいアクティブには前面パネルポートが 2 つないため、アプリケーションの設定が失敗します。 スイッチオーバー後、Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチではアプリケーションが再起動されません。これは、前面パネルのポートが 1 つだけ設定されており、この設定が失敗するためです。使用可能な前面パネルポートを使用してアプリケーションを再設定する必要があります。 |
||
Cisco Catalyst 9300X シリーズ スイッチ(アクティブ)+ Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ(スタンバイ) |
2 |
2 |
未サポート
|
||
Catalyst 9300 シリーズスイッチ(アクティブ)+ Catalyst 9300X シリーズ スイッチ(スタンバイ) |
1 つ以上 |
1 |
サポート。
|
ここでは、Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチでのアプリケーション ホスティングについて説明します。
アプリケーション ホスティングの場合、Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチは管理インターフェイスと前面パネルポートをサポートします。アプリケーションは、C9400-SSD-240GB、C9400-SSD-480GB、および C9400-SSD-960GB ソリッドステートドライブ(SSD)でホストできます。
これらのスイッチは、アプリケーション ホスティングに M2 SATA モジュールを使用します。詳細については、『Interfaces and Hardware Configuration Guide』の「M2 SATA Module」の章を参照してください。
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチでは、アプリケーションはアクティブなスーパーバイザでのみホストできます。スイッチオーバー後、新しくアクティブになったスーパーバイザの AppGigbitEthernet インターフェイスがアクティブになり、アプリケーション ホスティングに使用できるようになります。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 では、アプリケーション ホスティングが Cisco Catalyst 9410 シリーズ スイッチでサポートされています。アプリケーション ホスティング用に AppGigabitEthernet インターフェイスを有効にするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで enable コマンドを設定します。
(注) |
enable コマンドは、Cisco Catalyst 9410 シリーズ スイッチでのみ使用できます。 |
スロット 4 の 48 ポートラインカードをアプリケーション ホスティングに使用する場合、そのポートはデフォルトのシャットダウンモードである必要があります。スロット 4 の 48 ポートラインカードがアクティブな場合、アプリケーション ホスティングは拒否されます。ラインカードポートが無効な場合、スロット 4 の 48 ポートラインカードが非アクティブとしてマークされます。
スロット 4 に 48 ポートラインカードが装着されている場合、ポート 4/0/48 はアップ状態になりません。ラインカード 4 が空の場合、または 24 ポートラインカードの場合、無効になるポートはありません。
ポート(4/0/48)を有効にするには、no iox コマンドを使用してアプリケーション ホスティングを無効にします。ポートが有効または無効の場合、コンソールにシステムメッセージは表示されません。
インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)の実行中は、AppGigabitEthernet インターフェイスを有効にする必要があるため、ラインカードポートは自動的には無効になりません。ソフトウェアのダウングレードの前に、AppGigabitEthernet インターフェイスを無効にして、前面パネルポートを無効にする必要があります。
OIR のシナリオ |
アクション |
---|---|
スロット 4 のラインカードが空で、AppGigabitEthernetインターフェイスが有効になっている。 |
無効なポートはありません。 |
スロット 4 のラインカードが 48 ポートラインカードで、AppGigabitEthernet インターフェイスが有効になっている。 |
スロット 4 のポート 48 は無効です。ポートが無効になった後は、ポートに設定は適用されません。ポート 48 は非アクティブとしてマークされます。 |
スロット 4 のラインカードは 24 ポートラインカードである。 |
スロット 4 のポートは無効になりません。 |
スロット 4 のラインカードが 48 ポートのラインカードで、それが 24 ポートのラインカードに置き換えられ、AppGigabitEthernet インターフェイスが有効化された。 |
スロット 4 のポートは無効になりません。 |
スロット 4 のラインカードが 24 ポートのラインカードであり、48 ポートのラインカードに置き換えられ、AppGigabitEthernet インターフェイスが有効になっている。 |
スロット 4 のポート 48 は無効です。 |
OIR の操作中にスタンバイスーパーバイザが新しいアクティブになり、新しいアクティブの前面パネルポートがアプリケーション ホスティングに使用される。 |
スロット 4 のポート 48 の状態は変化しません。スタンバイスーパーバイザの OIR は、アクティブスーパーバイザの前面パネルポートには影響しません。 |
ここでは、デュアルスーパーバイザのアップリンクポートを StackWise Virtual リンクとして使用する場合のシナリオについて説明します。
アプリケーション ホスティングが有効で、ラインカード 4 のポート 48 がアップ状態ではない場合、アクティブシャーシとスタンバイシャーシの両方で無効になります。
アクティブまたはスタンバイシャーシのラインカード 4 のポート 48 でリンクがアップ状態である場合、enable コマンドは拒否されます。
ラインカード 4 のポート 48 をデュアルアクティブ検出(DAD)リンクとして使用する場合は、DAD リンクを削除し、これを別のポートで設定します。
ラインカード 4 のポート 48 を StackWise Virtual リンクとして使用し、前面パネルポートを有効にする必要がある場合は、ポート 48 の StackWise Virtual リンクを削除し、別のポートを StackWise Virtual リンクとして使用します。ラインカード 4 のポート 48 は、StackWise Virtual または DAD リンクとして使用できません。
Cisco Catalyst 9500-High Performance シリーズ スイッチは、M2 SATA モジュール、SSD-240G、SSD-480G、および SSD-960(C9k-F1-SSD-240GB)のみをサポートします。前面パネルの USB はサポートされていません。
詳細については、『Cisco IOS XE Amsterdam 17.2.x(Catalyst 9500 スイッチ)インターフェイスおよびハードウェア コンポーネント コンフィギュレーション ガイド』の「M2 SATA モジュール」を参照してください。
Cisco IOS XE Cupertino 17.7.1 では、Cisco Catalyst 9500X シリーズ スイッチは、AppGigabitEthernet インターフェイスでのアプリケーション ホスティングをサポートしています。アプリケーション ホスティングは、次の M2 SATA モジュールでサポートされています。SSD-240G、SSD-480G、および SSD-960(C9k-F1-SSD-240GB)。
Cisco Catalyst 9600 シリーズ スイッチは、アプリケーション ホスティングのために M2 SATA モジュールのみをサポートします。前面パネルの USB はサポートされていません。次の M2 SATA モジュール(SSD-240G、SSD-480G、および SSD-960(C9k-F2-SSD-240GB))がサポートされています。
詳細については、『Cisco IOS XE Amsterdam 17.2.x(Catalyst 9600 スイッチ)インターフェイスおよびハードウェア コンポーネント コンフィギュレーション ガイド』の「M2 SATA モジュール」を参照してください。
IOx が有効である場合、使用可能な最適なメディアが選択され、そのメディアを使用して IOx サービスが開始されます。IOx は、その起動時にアプリケーションを実行するメディアも選択します。
IOx が再起動して別のメディアが選択された場合は、すべてのアプリケーション(Docker アプリケーションのみサポートされます)を新しいメディアに移行し、コンテナを変更前と同じ状態に復元する必要があります。アプリケーションに関連付けられているているすべての永続データとボリュームも移行する必要があります。
再起動中、IOx は次の優先順位でメディアを選択します。
ハードディスク
フラッシュ
フラッシュはゲストシェルのみをサポートします。他のアプリケーションは許可されません。
このセクションでは、アプリケーションの自動転送および自動インストール中のいくつかのユースケースについて説明します。
使用例 |
結果 |
---|---|
IOx がフラッシュで実行している間に SSD が接続される。 |
IOx の実行中に SSD が接続される場合、実行中のアプリケーションまたは IOx に影響はありません。IOx が SSD に移行されるのは、IOx を無効にして再起動し、 CLI を介して有効にした場合、またはシステムの再起動の場合のみです。 |
IOx データが新しいメディアにコピーされている間に、システムがリブートします。 |
あるメディアから別のメディアへの IOx データの移行中にシステムが再起動した場合は、システムの再起動時に移行プロセスが続行されます。古いメディアのデータは、コピー操作が完了したときにのみ削除されます。 |
ThousandEyes Enterprise Agent は、エンタープライズ ネットワーク監視ツールであり、ビジネスに影響を与えるネットワークとサービス全体のエンドツーエンドのビューを提供します。内部、外部、キャリア、およびインターネットネットワーク全体のネットワーク トラフィック パスをリアルタイムでモニタして、ネットワーク パフォーマンス データを提供します。Enterprise Agent は、WAN やインターネットの接続状態を詳細に把握するために、ブランチサイトやデータセンターにインストールするのが最も一般的です。
以前の Cisco IOS XE リリースでは、ThousandEyes は SSD 上のサードパーティ製カーネルベース仮想マシン(KVM)アプライアンスとしてサポートされていました。
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3 では、ThousandEyes Enterprise Agent の新しいバージョンであるバージョン 3.0 が導入されました。これは、アプリケーションホスティング機能を使用してシスコデバイスで実行される組み込み型の Docker ベースアプリケーションです。Enterprise Agent は SSD とブートフラッシュの両方で使用でき、ブラウザテスト(ページロードとトランザクション)を除くすべてのテストをサポートします。ブラウザテストは、Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 以降のリリースの Enterprise Agent バージョン 4.0 で使用できます。
ThousandEyes Enterprise Agent は次の機能を提供します。
ネットワークとアプリケーションのパフォーマンスベンチマーク。
詳細なホップバイホップメトリック。
ブランチまたはキャンパスからデータセンターまたはクラウドへのエンドツーエンドのパスの可視化。
機能停止の検出と解決。
ユーザーエクスペリエンス分析。
トラフィックフローパターンの可視化。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 で利用可能な ThousandEyes Enterprise Agent バージョン 4.0 は、ThousandEyes Agent バージョン 3.0 では利用できない次の追加機能をサポートしています。
BrowserBot のサポート(背面パネル SSD が使用可能な場合)。
DNAC アプリケーションのアイコンおよび説明
Docker ヘルスモニタリング。
ThousandEyes Enterprise Agent をアップグレードするための app-hosting upgrade URL コマンド。
ThousandEyes サイトで入手可能な ThousandEyes Enterprise Agent イメージは、HTTPS ダウンロード用に www.cisco.com で使用される認証局(CA)と同じ認証局によって署名される必要があります。ユーザー名とパスワードは使用されません。
Enterprise Agent をインストールするには、インターネット接続またはプロキシサーバーが必要です。詳細については、https://docs.thousandeyes.com/product-documentation/enterprise-agents にある ThousandEyes のドキュメントを参照してください。
Enterprise Agent アプリケーションは、ユーザーのライセンス権限が検証された後にのみ使用できます。
Docker ベースのアプリケーションのみがサポートされます。
1:1 スタックモードは、ThousandEyes ステートフル スイッチオーバー(SSO)をサポートするための必須条件です。
1:1 モードとは、スタック内の特定のデバイスにアクティブロールとスタンバイロールが割り当てられる場合です。これは、スタック内の任意のスイッチをアクティブまたはスタンバイにすることができる従来の N+1 ロール選択アルゴリズムより優先されます。
次の表に、ThousandEyes Enterprise Agent のインストールに必要なリソースを示します。
アプリケーションメディア |
最大リソース |
サポートされるリリース |
||
---|---|---|---|---|
SSD
|
|
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3
Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1
|
||
フラッシュ |
|
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3
Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1
|
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1では、アドオンモードは Cisco Catalyst 9300、9300L、および 9300X シリーズ スイッチ、および Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチでサポートされています。
ThousandEyes Enterprise Agent には、ブラウンフィールドとグリーンフィールドの 2 つのタイプがあります。既存のデバイスの場合は、ThousandEyes Web サイトからブラウンフィールド バージョンをダウンロードできます。一方、新しいデバイスは、グリーンフィールド アプリケーションがブートフラッシュにロードされた状態で出荷されます。
次の表に、エージェントで使用可能なダウンロードオプションを示します。
ブラウンフィールド |
グリーンフィールド |
---|---|
|
|
このセクションでは、エージェントの実行に必要な最大リソースについて説明します。
CPU:vCPU x 2
メモリ:2G
ストレージ:フラッシュファイルシステムの 4G パーティションのうち、アプリケーションによる永続的なロギング用に 1G。このストレージは IOx メタデータによって共有されます。
メディアストレージ:
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3 の Cisco Catalyst 9300 および Cat9300 L シリーズ スイッチ用 120G SSD。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 の Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ用の 240/480/960GB M2-SATA-HDD
Enterprise Agent がダウンロードされると、必要なアプリケーション設定を提供する ThousandEyes クラウドベースポータルへのセキュアチャネルを作成するためのコールが開始され、アプリケーションデータが収集されます。TE ポータルへのリンクは https://app.thousandeyes.com です。
ThousandEyes Enterprise Agent バージョン 4.0 には、トランザクション スクリプト テスト用の BrowserBot が用意されています。BrowserBot は、ページロードおよびトランザクションテストを管理する Enterprise Agent のコンポーネントです。BrowserBot を使用すると、ThousandEyes クラウドポータルでの Web ブラウザのアクションを模倣するカスタマイズされた JavaScript テストを有効にできます。ホスト オペレーティング システムを誤った JavaScript 操作から保護するために、ThousandEyes Agent はJavaScript を実行するサンドボックスコンテナを作成します。
制限がないディスクがアプリケーションで使用される場合、ThousandEyes Agent は初期化中にBrowserBot パッケージを動的にインストールします。これにより、ポータル トランザクション スクリプト テストを設定できます。
(注) |
BrowserBot のサポートは、ThousandEyes Agent バージョン 3.0 では適用されません。 |
BrowserBot は、大量のハードウェアリソースを消費します。2 GB のシステムメモリと 2 つの VCPU 負荷が、すべての IOx アプリケーションに割り当てられる最大 IOx システムメモリと CPU 負荷です。ブートフラッシュで複数のアプリケーションを同時に実行できるようにするには、エージェントをアクティブ化する前に、デフォルトの package.yaml BrowserBot のリソースを削減します。app-resource profile custom コマンドを使用して、デフォルトの package.yaml 設定を上書きします。
CPU:1850 CPU ユニット(1/4 VCPU)
メモリ:500MB
トランザクションのスクリプト化の詳細については、次のリンクを参照してください。
https://docs.thousandeyes.com/product-documentation/tests/transaction-scripting-guide
https://docs.thousandeyes.com/product-documentation/tests/transaction-scripting-reference
トランザクションのスクリプト化の例については、 https://github.com/thousandeyes/transaction-scripting-examples を参照してください。
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3 および Bengaluru 17.5.1で使用可能な ThousandEyes Enterprise Agent 3.0 は、Cisco IOS XE Bengaluru17.6.1で使用可能な Agent 3.0 または Agent 4.0 にアップグレードできます。Agent 3.0 は、アップグレード後に操作によって復元されます。
Agent 4.0 は Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 で使用でき、エージェントは、自動アップグレードにより起動時に最新の Agent 4.0 バイナリに更新されます。現在、Agent 4.0 に対するアップグレードはありません。
アプリケーションのアップグレードは、次の方法で実行できます。
ThousandEyes エージェントの自動アップグレード:アプリケーションの起動時に自動的に実行されます。実行中のコンテナ内のエージェントバイナリはアップグレードされますが、アプリケーションパッケージはアップグレードされません。
app-hosting upgrade コマンドを使用する。
DNAC アプリのアップグレード。
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3、Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1、および Cisco IOS XE 17.6.1で使用可能なAgent 3.0 はダウングレードできません。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 で使用可能な Agent 4.0 は、Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 で使用可能な Agent 3.0 にダウングレードできます。他のダウングレードはできません。
ダウングレードするときに、アプリケーションが以前のリリースと同じ状態にならない場合は、アプリケーションを非アクティブ化またはアンインストールしてから、インストールまたは再起動します。
アプリケーションの自動再起動機能を使用すると、プラットフォームに導入されたアプリケーションは、システムのスイッチオーバーまたは再起動時に最後に設定された動作状態を維持できます。基盤となるホスティングフレームワークは、スイッチオーバー中も保持されます。この機能はデフォルトで有効であり、ユーザが無効にすることはできません。
アプリケーションの永続データは同期されません。 Cisco Application Framework(CAF)が認識しているセキュアデータストレージと永続データのみが同期されます。
スイッチオーバーまたはシステムの再起動時に IOx を同じ状態で再起動するには、アクティブデバイスとスタンバイデバイスにある IOx メディアが同期している必要があります。
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチは、アプリケーション ホスティングで SSD のみをサポートします。新しい SSD を挿入したら、他の SSD と同じ同期状態にする必要があります。アプリケーションの自動再起動同期を機能させるには、スタンバイデバイスに IOx と互換性のある SSD が必要です。
show iox-service コマンドの出力は同期の状態を表示します。
アプリケーションの自動再起動機能は、Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチでのみサポートされます。
ここでは、さまざまなアプリケーションの自動再起動のシナリオについて説明します。
シナリオ |
アクティブデバイスの単一メディア |
アクティブデバイスとスタンバイデバイスのメディア |
---|---|---|
システムブートアップ |
システムブートアップ時に IOx とアプリケーションを起動します。USB SSD はローカルデバイスであるため、すぐに表示されます。この時点では同期は行われません。 |
システムのブートアップ時に IOx とアプリケーションを起動します。既存の情報をスタンバイデバイスに一括同期します。 |
スイッチオーバー |
新しいアクティブデバイスでメディアが見つかりません。IOx は、以前にインストールされたアプリケーションがなく、最小限の機能を持つシステムフラッシュで起動します。 |
システムスイッチオーバー(SSO)後に、新しいアクティブデバイスでIOxとアプリケーションを以前の状態で起動します。新しいスタンバイデバイスがブートアップした後に、情報の一括同期を実行します。 |
ブートアップまたはスイッチオーバー:USB SSD がメンバーデバイスに存在します。 |
メンバーデバイスに存在する SSD の同期はありません。メンバー SSD は IOx およびアプリケーションのホストには使用されません。 |
メンバーデバイスに存在する SSD の同期はありません。メンバー SSD は IOx およびアプリケーションのホストには使用されません。 |
デバイスの削除:アクティブデバイスからローカル USB SSD が削除されます。 |
ローカル USB SSD が削除されると、IOx がグレースフル終了を処理します。 SSD がアクティブデバイスに差し戻されたら、ユーザがトリガーする IOx の再起動が必要です。 |
IOx はグレースフル終了を処理します。IOx はローカルディスク上でのみ動作するため、スタンバイ SSD は IOx の起動に使用されません。 SSD がアクティブデバイスに差し戻されたら、ユーザがトリガーする IOx の再起動が必要です。 |
デバイスの削除:USB SSD がスタンバイデバイスから削除されます。 |
該当なし |
IOx 同期操作が失敗します。IOx は SSO 対応ではなくなりました。 |
デバイスの削除:リモート USB SSD がリモートメンバーデバイスから削除されます。 |
IOx はメンバー SSD を使用しないため、影響はありません。 |
IOx はメンバー SSD を使用しないため、影響はありません。 |
デバイスのダウン:IOx が実行されているアクティブなデバイスがダウンします。 |
新しいアクティブデバイスでメディアが見つかりません。IOx は、以前にインストールされたアプリケーションがなく、最小限の機能を持つ状態でシステムフラッシュで起動します。 |
新しいアクティブデバイスで、SSO 前の状態で IOx とアプリケーションを起動します。新しいスタンバイデバイスがブートアップすると、情報の一括同期を実行します。 |
指定されたアクティブ/スタンバイデバイスの変更(スタック環境 1:1) |
変更はリブート後に反映されます。リブート後、新しいアクティブデバイスから IOx が起動します。 |
変更はリブート後に反映されます。リブート後、新しいアクティブデバイスから IOx が起動します。 |
ここでは、マルチメンバースタックの Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチでアプリケーションの自動再起動がどのように機能するかについて説明します。
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチでは、アプリケーションの自動再起動は、スタック内の特定のデバイスにアクティブロールとスタンバイロールを割り当てる、1+1 スイッチ冗長モードまたは StackWise Virtual モードでサポートされます。
Feb 5 20:29:17.022: %IOX-3-IOX_RESTARTABITLITY: Switch 1 R0/0: run_ioxn_caf:Stack is in N+1 mode,
disabling sync for IOx restartability
IOxは、背面パネルのUSBポートでシスコ認定のUSB3.0フラッシュドライブをアプリケーションホスティング用のストレージとして使用します。このメディアは、すべてのスタックメンバーに存在するわけではありません。
データは、rsync ユーティリティを使用してアクティブデバイスからスタンバイデバイスに同期されます。
ここでは、Cisco Catalyst スイッチでサポートされるネットワークのタイプを示します。
ネットワークタイプ |
サポートされているプラットフォームとリリース |
||
---|---|---|---|
管理ポート |
|
||
前面パネルポート(トランクおよび VLAN) |
|
||
Cisco IOS ネットワークアドレス変換(NAT) |
これらのプラットフォームの両方で、前面パネルのデータポートおよび AppGigabitEthernet ポートに適用されるハードウェアデータポート機能によって NAT がサポートされます。 |
||
Cisco IOx NAT |
サポート対象外 |
アプリケーションコンテナのライフサイクルを管理するには、内部論理インターフェイスごとに 1 つのコンテナをサポートするレイヤ 3 ルーティングモデルが使用されます。これは、各アプリケーションに対して仮想イーサネットペアが作成されることを意味します。このペアのうち仮想ネットワーク インターフェイス カードと呼ばれるインターフェイスは、アプリケーション コンテナの一部です。
NIC は、コンテナ内の標準イーサネット インターフェイスで、プラットフォーム データ プレーンに接続してパケットを送受信します。Cisco IOx は、コンテナ内の各 vNIC について、IP アドレスおよび一意の MAC アドレス割り当てを行います。
コンテナ内の vNIC は、標準のイーサネット インターフェイスと見なされます。
ここでは、アプリケーション ホスティングの設定を構成するさまざまな作業について説明します。
このタスクを実行して Cisco IOx へのアクセスを有効にすることで、CLI ベースのユーザインターフェイスでホストシステム上のアプリケーションの管理、制御、モニタ、トラブルシューティング、および関連するさまざまなアクティビティを実行できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
iox 例:
|
Cisco IOx をイネーブルにします。 |
ステップ 4 |
username name privilege level password {0 | 7 | user-password}encrypted-password 例:
|
ユーザー名ベースの認証システムとユーザーの権限レベルを確立します。
|
ステップ 5 |
end 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
(注) |
このタスクは、Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 以降のリリースに適用されます。 |
アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードでは、許可されるすべての AppGigabitEthernet VLAN ポートがコンテナに接続されます。ネイティブおよび VLAN タグ付きフレームは、コンテナ ゲスト インターフェイスによって送受信されます。AppGigabitEthernet トランクポートにマッピングできるコンテナ ゲスト インターフェイスは 1 つだけです。
トランクポートと VLAN アクセスポートの両方の同時設定がサポートされます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
interface AppGigabitEthernet number 例:
|
AppGigabitEthernet を設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。
|
ステップ 4 |
switchport trunk allowed vlan vlan-ID 例:
|
トランク上で許可される VLAN のリストを設定します。 |
ステップ 5 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスを永続的なトランキングモードに設定して、ネイバーリンクのトランクリンクへの変換をネゴシエートします。 |
ステップ 6 |
exit 例:
|
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 7 |
app-hosting appid name 例:
|
アプリケーションを設定し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 8 |
app-vnic AppGigabitEthernet trunk 例:
|
トランクポートをアプリケーションの前面パネルポートとして設定し、アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 9 |
vlan vlan-ID guest-interface guest-interface-number 例:
|
VLAN ゲストインターフェイスを設定し、アプリケーション ホスティング VLAN アクセス IP コンフィギュレーション モードを開始します。
|
ステップ 10 |
guest-ipaddress ip-address netmask netmask 例:
|
(オプション)静的 IP を設定します。 |
ステップ 11 |
end 例:
|
アプリケーション ホスティング VLAN アクセス IP コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードでは、許可されるすべての AppGigabitEthernet VLAN ポートがコンテナに接続されます。ネイティブおよび VLAN タグ付きフレームは、コンテナ ゲスト インターフェイスによって送受信されます。AppGigabitEthernet トランクポートにマッピングできるコンテナ ゲスト インターフェイスは 1 つだけです。
Cisco IOS XE Gibraltar 16.2.1 では、アプリケーション ID は、アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードまたはアプリケーション ホスティング VLAN アクセス コンフィギュレーション モードで設定できますが、両方のモードで設定することはできません。
Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 以降のリリースでは、トランクポートと VLAN アクセスポートの両方の同時設定がサポートされています。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
interface AppGigabitEthernet number 例:
|
AppGigabitEthernet を設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。
|
ステップ 4 |
switchport trunk allowed vlan vlan-ID 例:
|
トランク上で許可される VLAN のリストを設定します。 |
ステップ 5 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスを永続的なトランキングモードに設定して、ネイバーリンクのトランクリンクへの変換をネゴシエートします。 |
ステップ 6 |
exit 例:
|
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 7 |
app-hosting appid name 例:
|
アプリケーションを設定し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 8 |
app-vnic AppGigabitEthernet trunk 例:
|
トランクポートをアプリケーションの前面パネルポートとして設定し、アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 9 |
guest-interface guest-interface-number 例:
|
AppGigabitEthernet インターフェイストランクに接続されているアプリケーションのインターフェイスを設定します。 |
ステップ 10 |
end 例:
|
アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードの start コマンドは、app-hosting activate appid および app-hosting start appid コマンドと同等です。
アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードの no start コマンドは、app-hosting stop appid および app-hosting deactivate appid コマンドと同等です。
(注) |
アプリケーションをインストールする前に start コマンドを設定してから install コマンドを設定すると、Cisco IOx は自動的に内部 activate アクションと start アクションを実行します。これにより、install コマンドを設定することでアプリケーションを自動的に起動できます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
app-hosting appid application-name 例:
|
アプリケーションを設定し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
start 例:
|
(任意)アプリケーションを起動して実行します。
|
ステップ 5 |
end 例:
|
アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
次の EXEC コマンドを使用すると、アプリケーションのライフサイクルを確認できます。
(注) |
アプリケーションのインストール後に設定の変更が行われた場合、実行状態のアプリケーションにはこれらの変更が反映されません。設定の変更を有効にするには、アプリケーションを明示的に停止して非アクティブにし、再度アクティブにして再起動する必要があります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
app-hosting install appid application-name package package-path 例:
|
指定した場所からアプリケーションをインストールします。
|
ステップ 3 |
app-hosting activate appid application-name 例:
|
アプリケーションをアクティブ化します。
|
ステップ 4 |
app-hosting start appid application-name 例:
|
アプリケーションを起動します。
|
ステップ 5 |
app-hosting stop appid application-name 例:
|
(任意)アプリケーションを停止します。 |
ステップ 6 |
app-hosting deactivate appid application-name 例:
|
(任意)アプリケーションに割り当てられているすべてのリソースを無効にします。 |
ステップ 7 |
app-hosting uninstall appid application-name 例:
|
(任意)アプリケーションをアンインストールします。
|
最大 30 行のランタイムオプションを追加できます。システムは、1 行目から 30 行目までの連結文字列を生成します。文字列には、複数の Docker ランタイムオプションを指定できます。
ランタイムオプションが変更された場合は、アプリケーションを停止、非アクティブ化、アクティブ化、および起動して、新しいランタイムオプションを有効にします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
app-hosting appid application-name 例:
|
アプリケーションを設定し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
app-resource docker 例:
|
アプリケーション ホスティング Docker コンフィギュレーション モードを開始して、アプリケーションリソースの更新を指定します。 |
ステップ 5 |
run-opts options 例:
|
Docker ランタイムオプションを指定します。 |
ステップ 6 |
end 例:
|
アプリケーション ホスティング Docker コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
コンテナに静的 IP アドレスを設定する場合は、次のガイドラインが適用されます。
最後に設定されたデフォルト ゲートウェイ設定のみが使用されます。
最後に設定されたネーム サーバ設定のみが使用されます。
Cisco IOS CLI を使用して、コンテナの IP アドレスを設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
app-hosting appid name 例:
|
アプリケーションを設定し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
name-server# ip-address 例:
|
ドメインネームシステム(DNS)サーバを設定します。 |
ステップ 5 |
app-vnic management guest-interface interface-number 例:
|
仮想ネットワーク インターフェイスおよびゲスト インターフェイスの管理ゲートウェイを設定し、アプリケーションホスティング ゲートウェイ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 6 |
guest-ipaddress ip-address netmask netmask 例:
|
管理ゲスト インターフェイスの詳細を設定します。 |
ステップ 7 |
exit 例:
|
アプリケーション ホスティング管理ゲートウェイ コンフィギュレーション モードを終了し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 8 |
app-default-gateway ip-address guest-interface network-interface 例:
|
デフォルトの管理ゲートウェイを設定します。 |
ステップ 9 |
end 例:
|
アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
interface gigabitethernet0/0 例:
|
インターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。
|
ステップ 4 |
vrf forwarding vrf-name 例:
|
インターフェイスまたはサブインターフェイスに Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスまたは仮想ネットワークを関連付けます。
|
ステップ 5 |
ip address ip-address mask 例:
|
インターフェイスに IP アドレスを設定します。 |
ステップ 6 |
exit 例:
|
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 7 |
app-hosting appid name 例:
|
アプリケーションを設定し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 8 |
app-vnic management guest-interface network-interface 例:
|
ゲスト インターフェイスを管理ポートに接続し、アプリケーションホスティング管理ゲートウェイ コンフィギュレーション モードを開始します。
|
ステップ 9 |
end 例:
|
アプリケーションホスティング管理ゲートウェイ コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
次の方法を使用して、コンテナの IP アドレスを設定できます。
コンテナにログインし、ifconfig Linux コマンドを設定します。
app-hosting connect appid APPID {session | console}
アプリケーションの Linux サポートに基づいて、標準の Linux インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。
- ifconfig dev IFADDR/subnet-mask-length
または
- ip address {add|change|replace} IFADDR dev IFNAME [ LIFETIME ] [ CONFFLAG-LIST ]
コンテナで Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を有効にし、Cisco IOS の設定で DHCP サーバとリレーエージェントを設定します。
Cisco IOx は、アプリケーション DHCP インターフェイスに使用されるアプリケーションコンテナ内で実行する DHCP クライアントを提供します。
リソースの変更を有効にするには、最初に app-hosting stop および app-hosting deactivate コマンドを使用してアプリケーションを停止して非アクティブ化し、次に app-hosting activate および app-hosting start コマンドを使用してアプリケーションを再起動する必要があります。
アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードで start コマンドを使用している場合は、no start および start コマンドを設定します。
これらのコマンドを使用して、リソースと app-hosting appid iox_app 設定の両方をリセットできます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを有効にします。
|
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
app-hosting appid name 例:
|
アプリケーション ホスティングをイネーブルにし、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
app-resource profile name 例:
|
カスタム アプリケーション リソース プロファイルを設定し、カスタム アプリケーション リソース プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。
|
ステップ 5 |
cpu unit 例:
|
アプリケーションのデフォルトの CPU 割り当てを変更します。
|
ステップ 6 |
memory memory 例:
|
デフォルトのメモリ割り当てを変更します。 |
ステップ 7 |
vcpu number 例:
|
アプリケーションの仮想 CPU(vCPU)割り当てを変更します。 |
ステップ 8 |
end 例:
|
カスタム アプリケーション リソース プロファイル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
Enterprise Agent をインストールするには、次の手順を実行します。
IOx を設定します。詳細については、Cisco IOx の有効化に関する項を参照してください。
アプリケーション ホスティングを設定する。
AppGigabitEthernet ポートを設定する。
ThousandEyes Enterprise Agent をインストールする。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを開始します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
app-hosting appid application-name 例:
|
アプリケーションを設定し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
app-vnic AppGigabitEthernet trunk 例:
|
トランクポートをアプリケーションの前面パネルポートとして設定し、アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 5 |
vlan vlan-ID guest-interface guest-interface-number 例:
|
VLAN ゲストインターフェイスを設定し、アプリケーション ホスティング VLAN アクセス IP コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 6 |
guest-ip ip-address netmask netmask 例:
|
ゲストインターフェイスのスタティック IP アドレスを設定します。 |
ステップ 7 |
exit 例:
|
アプリケーション ホスティング VLAN アクセス IP コンフィギュレーション モードを終了し、アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 8 |
exit 例:
|
アプリケーション ホスティング トランク コンフィギュレーション モードを終了し、アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 9 |
app-default-gateway ip-address guest-interface network-interface 例:
|
デフォルトの管理ゲートウェイを設定します。 |
ステップ 10 |
nameserver# ip-address 例:
|
DNS サーバを設定します。 |
ステップ 11 |
app-resource docker 例:
|
アプリケーション ホスティング Docker コンフィギュレーション モードを開始して、アプリケーションリソースの更新を指定します。 |
ステップ 12 |
run-opts options 例:
|
Docker ランタイムオプションを指定します。 |
ステップ 13 |
prepend-pkg-opts 例:
|
パッケージオプションを Docker ランタイムオプションとマージします。
|
ステップ 14 |
end 例:
|
アプリケーション ホスティング Docker コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを開始します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
interface appgigabitethernet number 例:
|
AppGigabitEthernet を設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。
|
ステップ 4 |
switchport trunk allowed vlan vlan-ID 例:
|
トランク上で許可される VLAN のリストを設定します。 |
ステップ 5 |
switchport mode trunk 例:
|
インターフェイスを永続的なトランキングモードに設定して、ネイバーリンクのトランクリンクへの変換をネゴシエートします。 |
ステップ 6 |
end 例:
|
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
ThousandEyes Enterprise Agent は、以下の URL またはフラッシュファイルシステムからインストールできます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
enable 例:
|
特権 EXEC モードを開始します。 |
ステップ 2 |
app-hosting install appid application-name package package-path 例:
または
|
指定した場所からアプリケーションをインストールします。 |
ステップ 3 |
app-hosting start appid application-name 例:
|
(オプション)アプリケーションを開始します。 |
ステップ 4 |
end 例:
|
アプリケーション ホスティング コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
Device# show app-hosting list
App id State
---------------------------------------------------------
1keyes RUNNING
ステップ 1 |
enable 特権 EXEC モードを有効にします。
例:
|
ステップ 2 |
show iox-service すべての Cisco IOx サービスのステータスを表示します。 例:
|
ステップ 3 |
show app-hosting detail アプリケーションに関する詳細情報を表示します。 例:
|
ステップ 4 |
show app-hosting device USB デバイスに関する情報を表示します。 例:
|
ステップ 5 |
show app-hosting list アプリケーションとそれらのステータスの一覧を表示します。 例:
|
ステップ 6 |
show interfaces trunk トランクインターフェイス情報を表示します。 例:
|
ステップ 7 |
show controller ethernet-controller AppGigabitEthernet interface-number ハードウェアから読み込んだ AppGigabitEthernet インターフェイスの送受信に関する統計情報を表示します。 例:
|
次に、アプリケーション ホスティング機能の設定に関するさまざまな例を示します。
次に、Cisco IOxを有効にする例を示します。
Device> enable
Device# configure terminal
Device(config)# iox
Device(config)# username cisco privilege 15 password 0 ciscoI
Device(config)# end
(注) |
このセクションは、Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 以降のリリースに適用されます。 |
次に、前面パネルの VLAN ポートでアプリケーション ホスティングを設定する例を示します。
Device# configure terminal
Device(config)# interface AppGigabitEthernet 1/0/1
Device(config-if)# switchport trunk allowed vlan 10-12,20
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(config-if)# exit
Device(config)# app-hosting appid iox_app
Device(config-app-hosting)# app-vnic AppGigabitEthernet trunk
Device(config-config-app-hosting-trunk)# vlan 10 guest-interface 2
Device(config-config-app-hosting-vlan-access-ip)# guest-ipaddress 192.168.0.1
netmask 255.255.255.0
Device(config-config-app-hosting-vlan access-ip)# end
次に、前面パネルのトランクポートでアプリケーション ホスティングを設定する例を示します。
Device# configure terminal
Device(config)# interface AppGigabitEthernet 3/0/1
Device(config-if)# switchport trunk allowed vlan 10-12,20
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(config-if)# exit
Device(config)# app-hosting appid iox_app
Device(config-app-hosting)# app-vnic AppGigabitEthernet trunk
Device(config-config-app-hosting-trunk)# guest-interface 2
Device(config-config-app-hosting-trunk)# end
Device> enable
Device# app-hosting install appid iperf3 package disk0:iperf3.tar
Installing package 'disk0:iperf3.tar' for 'iperf3'. Use 'show app-hosting list' for progress.
Device# show app-hosting list
App id State
---------------------------------------------------------
iperf3 DEPLOYED
Switch#app-hosting activate appid iperf3
iperf3 activated successfully
Current state is: ACTIVATED
Switch#
Switch#show app-hosting list
App id State
---------------------------------------------------------
iperf3 ACTIVATED
Switch#app-hosting start appid iperf3
iperf3 started successfully
Current state is: RUNNING
Switch#show app-hosting list
App id State
---------------------------------------------------------
iperf3 RUNNING
Device#
この例では、アプリケーションを起動する方法を示します。
Device> enable
Device# configure terminal
Device(config)# app-hosting appid iox_app
Device(config-app-hosting)# start
Device(config-app-hosting)# end
次に、アプリケーションをインストールおよびアンインストールする例を示します。
Device> enable
Device# app-hosting install appid iox_app package usbflash1:my_iox_app.tar.tar
Device# app-hosting activate appid iox_app
Device# app-hosting start appid iox_app
Device# app-hosting stop appid iox_app
Device# app-hosting deactivate appid iox_app
Device# app-hosting uninstall appid iox_app
この例では、Docker ランタイムオプションを設定する方法を示します。
Device> enable
Device# configure terminal
Device(config)# app-hosting appid iox_app
Device(config-app-hosting)# app-resource docker
Device(config-app-hosting-docker)# run-opts 1 "-v $(APP_DATA):/data"
Device(config-app-hosting-docker)# run-opts 3 "--entrypoint '/bin/sleep 1000000'"
Device(config-app-hosting-docker)# end
次に、コンテナの静的 IP アドレスを設定する例を示します。
Device> enable
Device# configure terminal
Device(config)# app-hosting appid iox_app
Device(config-app-hosting)# name-server0 10.2.2.2
Device(config-app-hosting)# app-vnic management guest-interface 0
Device(config-app-hosting-mgmt-gateway)# guest-ipaddress 172.19.0.24 netmask 255.255.255.0
Device(config-app-hosting-mgmt-gateway)# exit
Device(config-app-hosting)# app-default-gateway 172.19.0.23 guest-interface 0
Device(config-app-hosting)# end
この例では、アプリケーションの IP アドレスを手動で設定する方法を示します。
Device# configure terminal
Device(config)# interface gigabitethernet 0/0
Device(config-if)# vrf forwarding Mgmt-vrf
Device(config-if)# ip address 198.51.100.1 255.255.255.254
Device(config-if)# exit
Device(config)# app-hosting appid iox_app
Device(config-app-hosting)# app-vnic management guest-interface 1
Device(config-app-hosting-mgmt-gateway)# end
この例では、アプリケーションのリソース設定を上書きする方法を示します。
Device# configure terminal
Device(config)# app-hosting appid iox_app
Device(config-app-hosting)# app-resource profile custom
Device(config-app-resource-profile-custom)# cpu 7400
Device(config-app-resource-profile-custom)# memory 2048
Device(config-app-resource-profile-custom)# vcpu 2
Device(config-app-resource-profile-custom)# end
次の例は、次の方法を示します。
IOx を有効化する。
アプリケーション ホスティングを設定する。
AppGigabitEthernet ポートを設定する。
ThousandEyes Enterprise Agent をインストールする。
次の例は、IOx を有効化する方法を示しています。
Device> enable
Device# configure terminal
Device(config)# iox
Device(config)# username cisco privilege 15 password 0 ciscoI
Device(config)# end
次の例は、AppHosting を設定する例を示しています。
Device> enable
Device# configure terminal
Device(config)# app-hosting appid appid 1keyes
Device(config-app-hosting)# app-vnic AppGigabitEthernet trunk
Device(config-config-app-hosting-trunk)# vlan 10 guest-interface 2
Device(config-config-app-hosting-vlan-access-ip)# guest-ipaddress 172.19.0.24
netmask 255.255.255.0
Device(config-config-app-hosting-vlan-access-ip)# exit
Device(config-config-app-hosting-trunk)# exit
Device(config-app-hosting)# app-default-gateway 172.19.0.23
guest-interface 0
Device(config-app-hosting)# name-server0 10.2.2.2
Device(config-app-hosting)# app-resource docker
Device(config-app-hosting-docker)# run-opts 1
"-e TEAGENT_ACCOUNT_TOKEN=[account-token]"
Device(config-app-hosting-docker)# prepend-pkg-opts
Device(config-app-hosting-docker)# end
次の例は、Appgigabitethernet インターフェイスを設定する方法を示しています。
Device> enable
Device# configure terminal
Device(config)# interface AppGigabitEthernet 1/0/1
Device(config-if)# switchport trunk allowed vlan 10-12,20
Device(config-if)# switchport mode trunk
Device(config-if)# end
次の例は、ThousandEyes Enterprise Agent をインストールする方法を示しています。
(注) |
ブラウンフィールド アプリケーションを ThousandEyes Web サイトからダウンロードするか、パッケージ化されたグリーンフィールド アプリケーションをフラッシュファイルシステムからインストールできます。 |
Device> enable
Device# Device# app-hosting install 1keyes https://downloads.thousandeyes.com/
enterprise-agent/thousandeyes-enterprise-agent-3.0.cat9k.tar
OR
Device# app-hosting install appid 1keyes package flash:/apps/[greenfield-app-tar]
Device# app-hosting start appid 1keyes
Device# end
次に、show app-hosting detail コマンドの出力例を示します。
Device# show app-hosting detail
App id : 1keyes
Owner : iox
State : RUNNING
Application
Type : docker
Name : thousandeyes/enterprise-agent
Version : 3.0
Description :
Path : flash:thousandeyes-enterprise-agent-3.0.cat9k.tar
URL Path :
Activated profile name : custom
Resource reservation
Memory : 0 MB
Disk : 1 MB
CPU : 1850 units
CPU-percent : 25 %
VCPU : 1
Attached devices
Type Name Alias
---------------------------------------------
serial/shell iox_console_shell serial0
serial/aux iox_console_aux serial1
serial/syslog iox_syslog serial2
serial/trace iox_trace serial3
Network interfaces
---------------------------------------
eth0:
MAC address : 52:54:dd:c0:a2:ab
IPv4 address : 10.0.0.110
IPv6 address : ::
Network name : mgmt-bridge-v14
Docker
------
Run-time information
Command :
Entry-point : /sbin/my_init
Run options in use : -e TEAGENT_ACCOUNT_TOKEN=TOKEN_NOT_SET --hostname=$(SYSTEM_NAME) --cap-add=NET_ADMIN
--mount type=tmpfs,destination=/var/log/agent,tmpfs-size=140m
--mount type=tmpfs,destination=/var/lib/te-agent/data,tmpfs-size=200m
-v $(APP_DATA)/data:/var/lib/te-agent -e TEAGENT_PROXY_TYPE=DIRECT
-e TEAGENT_PROXY_LOCATION= -e TEAGENT_PROXY_USER= -e TEAGENT_PROXY_AUTH_TYPE=
-e TEAGENT_PROXY_PASS= -e TEAGENT_PROXY_BYPASS_LIST= -e TEAGENT_KDC_USER=
-e TEAGENT_KDC_PASS= -e TEAGENT_KDC_REALM= -e TEAGENT_KDC_HOST= -e TEAGENT_KDC_PORT=88
-e TEAGENT_KERBEROS_WHITELIST= -e TEAGENT_KERBEROS_RDNS=1 -e PROXY_APT=
-e APT_PROXY_USER= -e APT_PROXY_PASS= -e APT_PROXY_LOCATION= -e TEAGENT_AUTO_UPDATES=1
-e TEAGENT_ACCOUNT_TOKEN=r3d29srpebr4j845lvnamwhswlori2xs
--hostname=cat9k-9300-usb --memory=1g
Package run options : -e TEAGENT_ACCOUNT_TOKEN=TOKEN_NOT_SET --hostname=$(SYSTEM_NAME) --cap-add=NET_ADMIN
--mount type=tmpfs,destination=/var/log/agent,tmpfs-size=140m
--mount type=tmpfs,destination=/var/lib/te-agent/data,tmpfs-size=200m
-v $(APP_DATA)/data:/var/lib/te-agent -e TEAGENT_PROXY_TYPE=DIRECT
-e TEAGENT_PROXY_LOCATION= -e TEAGENT_PROXY_USER= -e TEAGENT_PROXY_AUTH_TYPE=
-e TEAGENT_PROXY_PASS= -e TEAGENT_PROXY_BYPASS_LIST= -e TEAGENT_KDC_USER=
-e TEAGENT_KDC_PASS= -e TEAGENT_KDC_REALM= -e TEAGENT_KDC_HOST=
-e TEAGENT_KDC_PORT=88 -e TEAGENT_KERBEROS_WHITELIST= -e TEAGENT_KERBEROS_RDNS=1
-e PROXY_APT= -e APT_PROXY_USER= -e APT_PROXY_PASS= -e APT_PROXY_LOCATION=
-e TEAGENT_AUTO_UPDATES=1
Application health information
Status : 0
Last probe error :
Last probe output :
次の show running-configuration コマンドの出力例は、静的 IP アドレスの設定を示しています。
Device# show running-config | section app-hosting
app-hosting appid 1keyes
app-vnic AppGigabitEthernet trunk
vlan 14 guest-interface 0
guest-ipaddress 10.0.0.110 netmask 255.255.255.0
app-default-gateway 10.0.0.1 guest-interface 0
app-resource docker
prepend-pkg-opts
run-opts 1 "-e TEAGENT_ACCOUNT_TOKEN=r3d29srpebr4j845lvnamwhswlori2xs"
run-opts 2 "--hostname=cat9k-9300-usb --memory=1g"
name-server0 10.0.0.1
start
次の show running-configuration コマンドの出力例は、静的 IP アドレスの設定とプロキシサーバーの情報を示しています。
Device# show running-config | section app-hosting
app-hosting appid 1keyes
app-vnic AppGigabitEthernet trunk
vlan 14 guest-interface 0
guest-ipaddress 172.27.0.137 netmask 255.240.0.0
app-default-gateway 172.27.0.129 guest-interface 0
app-resource docker
run-opts 1 "-e TEAGENT_ACCOUNT_TOKEN=r3d29srpebr4j845lvnamwhswlori2xs"
run-opts 3 "-e TEAGENT_PROXY_TYPE=STATIC"
run-opts 4 "-e TEAGENT_PROXY_LOCATION='proxy-wsa.esl.cisco.com:80'"
prepend-pkg-opts
name-server0 172.16.0.2
start
// Example of "prepend-package-opts" merging
app-hosting appid TEST
app-vnic management guest-interface 3
app-resource docker
prepend-package-opts !!!
run-opts 1 "--entrypoint '/bin/sleep 1000000'"
run-opts 2 "-e TEST=1 "
# Specify runtime and startup
startup:
runtime_options: "--env MYVAR2=foo --cap-add=NET_ADMIN"
Merged docker run-opts passed to CAF's activation payload:
{"auto_deactivate": false, "resources": {"profile": "custom", "cpu":
"1000", "memory": "1024", "rootfs_size": "0", "vcpu": 1, "disk": 10,"network":
[{"interface-name": "eth3", "network-name": "mgmt-bridge100"}, {"interface-name":
"eth4", "network-type": "vlan", "mode": "static", "ipv4": {"ip": "10.2.0.100",
"prefix": "24", "default": false, "gateway": "" },"network-info": { "vlan-id": "10" },
"mac_forwarding": "no", "mirroring": "no"}, {"interface-name": "eth0",
"network-type": "vlan", "network-info": { "vlan-id": "12" }, "mac_forwarding": "no",
"mirroring": "no"}, {"interface-name": "eth2", "network-type": "vlan", "networkinfo":
{"vlan-id": "22" }, "mac_forwarding": "no", "mirroring": "no"},
{"interface-name
": "eth1", "network-type": "vlan", "network-info": {"vlan-id": "all" },
"mac_forwarding": "no", "mirroring": "no"}]},
"startup":{"runtime_options":"--env MYVAR2=foo --cap-add=NET_ADMIN --
entrypoint'/bin/sleep 1000000' -e TEST=1"}}
// Example of no "prepend-package-opts" which is the current behavior since
16.12 where pkg.yml default runoptions are ignored.
app-hosting appid TEST
app-vnic management guest-interface 3
app-resource docker !!!
run-opts 1 "--entrypoint '/bin/sleep 1000000'"
run-opts 2 "-e TEST=1 "
# Specify runtime and startup
startup:
runtime_options: "--env MYVAR2=foo --cap-add=NET_ADMIN"
Merged docker run-opts passed to CAF's activation payload:
{"auto_deactivate": false, "resources": {"profile": "custom", "cpu":
"1000", "memory": "1024", "rootfs_size": "0", "vcpu": 1, "disk": 10,"network":
[{"interface-name": "eth3", "network-name": "mgmt-bridge100"}, {"interface-name":
"eth4", "network-type": "vlan", "mode": "static", "ipv4": {"ip": "10.2.0.100",
"prefix": "24", "default": false, "gateway": "" },"network-info": { "vlan-id": "10" },
"mac_forwarding": "no", "mirroring": "no"}, {"interface-name": "eth0",
"network-type": "vlan", "network-info": { "vlan-id": "12" }, "mac_forwarding": "no",
"mirroring": "no"}, {"interface-name": "eth2", "network-type": "vlan", "networkinfo":
{"vlan-id": "22" }, "mac_forwarding": "no", "mirroring": "no"},
{"interface-name": "eth1", "network-type": "vlan", "network-info": {"vlan-id": "all" },
"mac_forwarding": "no", "mirroring": "no"}]},
"startup":{"runtime_options":"--entrypoint '/bin/sleep 1000000' -e
TEST=1"}}
// Config 1 : default behavior when "app-resource docker" is not
configured.
app-hosting appid TEST
app-vnic management guest-interface 3
// Config 2: no docker run-opts specified
app-hosting appid TEST
app-vnic management guest-interface 3
app-resource docker
prepend-package-opts
関連項目 | マニュアル タイトル |
---|---|
プログラマビリティ コマンド |
プログラマビリティ コマンド リファレンス |
DevNet |
https://developer.cisco.com/docs/app-hosting/ |
Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチの M2 SATA |
|
Cisco Catalyst 9500 ハイ パフォーマンス シリーズ スイッチの M2 SATA |
|
Cisco Catalyst 9600 シリーズ スイッチの M2 SATA |
|
Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチの USB3.0 SSD |
|
Cisco Catalyst 9500 シリーズ スイッチの USB3.0 SSD |
|
ThousandEyes URL |
説明 | リンク |
---|---|
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次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェアイメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
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アプリケーション ホスティング |
Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 Cisco IOS XE Amsterdam 17.2.1 Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 Cisco IOS XE Cupertino 17.7.1 |
ホステッド アプリケーションは Software as a Service(SaaS)ソリューションであり、ユーザはこのソリューションの実行と運用を完全にクラウドから行うことができます。このモジュールでは、アプリケーション ホスティング機能とその有効化の方法について説明します。
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アプリケーション ホスティング:内部フラッシュから SSD へのアプリケーションの自動転送および自動インストール |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 |
IOx が再起動して別のメディアが選択された場合は、すべてのアプリケーションを新しいメディアに移行し、コンテナを変更前と同じ状態に復元する必要があります。 Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1では、この機能は次のプラットフォームで導入されました。
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アプリケーション ホスティング:前面パネルのネットワークポートアクセス |
Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 |
アプリケーション ホスティング コンテナと前面パネルのネットワークポート間のデータパス接続を導入します。また、前面パネルのネットワークで ZTP 機能が有効になります。
|
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アプリケーション ホスティング:前面パネルの USB ポートアクセス |
Cisco IOS XE Gibraltar 16.12.1 Cisco IOS XE Amsterdam 17.1.1 |
アプリケーション ホスティング コンテナと前面パネルの USB ポート間のデータパス接続を導入します。
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アプリケーション ホスティング:ThousandEyes の統合 |
Cisco IOS XE Amsterdam 17.3.3 Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 |
ThousandEyes は、クラウド対応のエンタープライズ ネットワーク監視ツールであり、ネットワークとサービス全体のエンドツーエンドのビューを提供します。
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ThousandEyes BrowserBot |
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 |
ThousandEyes アドオンエージェントモードがサポートされています。アドオンモードは、トランザクションのスクリプト化テスト用の BrowserBot を提供します。 Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1では、この機能は次のプラットフォームで導入されました。
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ネイティブ Docker コンテナ:アプリケーションの自動再起動 |
Cisco IOS XE Amsterdam 17.2.1 Cisco IOS XE Bengaluru 17.5.1 |
アプリケーションの自動再起動機能を使用すると、プラットフォームに導入されたアプリケーションは、システムのスイッチオーバーまたは再起動時に最後に設定された動作状態を維持できます。この機能はデフォルトで有効であり、ユーザが無効にすることはできません。
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