Cisco HyperFlex Edge リリース 3.5 導入ガイド

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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Cisco HyperFlex Edge リリース 3.5 導入ガイド

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インストール

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Updated:
2018年12月10日

章のタイトル： インストール

インストール

設置の概要

Edge 導入のためのインストール ワークフローの概要を示す次の表を参照してください。手順 1 ～ 3は、1 GE および 10 GE の同で共通です。ただし、ステップ 4 は 1 GE の導入に適用され、残りの手順 5 ～ 6 は 10 GE の導入に適用されます。

手順

説明

参照先

1GE & 10GE、1GE、または 10GE に適用可能

1

インストール前のチェックリストに記入します。

スイッチの設定に基づいて、以下から選択します。

1GE & 10GE

2

インストールの前提条件を準備します。

1GE & 10GE

3

Cisco HX Data Platform インストーラをダウンロードして展開します。

Cisco HX Data Platform インストーラの導入

1GE & 10GE

4

Cisco HyperFlexEdge クラスタを導入します。

次の手順を実行して Edge クラスタを設定し、インストールが成功したことを確認します。

1GE のみ

5

特定の設定タスクを完了するには、インストーラ VM に SSH 接続し、スクリプトを実行します。

(10 GE のみ) 設定スクリプトを実行

10GE のみ

[6]

Cisco HyperFlexEdge クラスタを導入します。

(10 GE のみ) HyperFlex クラスタの設定

10GE のみ

1GE および 10GE スイッチの設定に適用されます。

Cisco HyperFlex ノードの設置

Cisco HX220c M4 HyperFlex ノードの設置については、『Cisco HX220c M4 HyperFlex Node Installation Guide』を参照してください。

Cisco HX220c M5 HyperFlex ノードの設置については、『Cisco HX220c M5 HyperFlex Node Installation Guide』を参照してください。


重要
CIMC 設定のために、コンソール ドングルを使用して VGA モニタとキーボードを接続できます。サーバ背面の VGA ポートと USB ポートに直接接続することもできます。

または、ネットワークで DHCP サーバを利用できる場合は、CIMC の Lights-Out 設定を実行できます。

Cisco Integrated Management Controller の設定

CIMC ネットワークの設定方法（静的割り当てまたは DHCP 割り当て）を 1 つ選択します。

CIMC の設定：静的割り当て

Cisco Integrated Management Controller（CIMC）を設定するには、CIMC スタンドアロン モードを有効にして、CIMC パスワードと設定を指定し、KVM を使用して静的 IP アドレスを手動で設定する必要があります。そのためには、モニタとキーボードを使用して各サーバに物理的にアクセスする必要があります。各サーバを 1 台ずつ設定する必要があります。

アウトオブバンド用途では専用 CIMC 管理ポートを使用することもできます。ユーザーはアップストリーム スイッチの設定を計画する際は、この 3 番目の 1GE ポートを考慮する必要があります。また、ユーザは CIMC の設定時に CIMC を専用モードに設定する必要があります。CIMC を専用 NIC モードで設定するには、Cisco UCS C- シリーズのマニュアルを参照してください。設定を保存する前に、[NIC properties] で NIC モードを [dedicated] に設定します。

始める前に

  • インストール前のチェックリストの説明のとおりに、すべてのイーサネット ケーブルが接続されていることを確認します。

  • VGA ドングルをサーバに差し込み、モニタと USB キーボードを接続します。

手順

ステップ 1

サーバの電源を投入して、画面にシスコロゴが表示されるまで待機します。

ステップ 2

ブート オプションのプロンプトが表示されたら、F8 を押して Cisco IMC 設定ユーティリティを起動します。

ステップ 3

[CIMC User Details] で、[current CIMC password] に password と入力して、新しい CIMC パスワードを 2 回入力し、Enter を押して新しいパスワードを保存します。

重要 
システムは、デフォルトのパスワード [Cisco123] で出荷されますので、インストール中にこれを変更する必要があります。ユーザーが入力した新しいパスワードを指定しない限り、インストールを続行できません。
ステップ 4

[IP (Basic)] では、[IPV4] をオン、[DHCP enabled] をオフにして、[CIMC IP]、[Prefix/Subnet] マスク、および [Gateway] の値を入力します。

ステップ 5

[VLAN (Advanced)] の [VLAN enabled] をオンにして、以下を実行します。

  • トランク ポートを使用する場合は、適切な [VLAN ID] を設定します。

  • アクセス ポートを使用する場合は、このフィールドを空白のままにします。
ステップ 6

残りの設定はデフォルトのままにします。F10 を押して設定を保存し、ESC を押してユーティリティを終了します。

ステップ 7

Web ブラウザで CIMC ページ（https://CIMC IP address）に直接移動します。

ステップ 8

ユーザ名 admin と新しい CIMC パスワードを入力し、[Log In] をクリックします。

ステップ 9

[Server] > [Power Policies] で、目的の操作に合わせて電源ポリシーを手動で設定します。

サーバのデフォルトは、工場出荷時に [Power Off] 電力復元ポリシーに設定されています。

次のタスク

仮想 KVM コンソールを使用することも、引き続き物理 KVM を使用することもできます。SD カードには工場出荷時に ESXi がプリインストールされており、インストール時に自動的に起動します。

CIMC の設定：DHCP 割り当て

Cisco Integrated Management Controller（CIMC）を設定するには、CIMC スタンドアロン モードを有効にして、CIMC パスワードと設定を指定し、DHCP を使用して取得したダイナミック IP アドレスを設定する必要があります。これには追加のネットワーク設定が必要ですが、HyperFlex Edge ノードの Lights-Out 設定を有効にすることで設定が簡単になります。すべてのサーバによって自動的かつ同時にアドレスがリースされて、展開時間が短縮されます。

始める前に

  • インストール前のチェックリストの説明のとおりに、すべてのイーサネット ケーブルが接続されていることを確認します。

  • DHCP サーバが正しく設定され、有効なスコープで稼働していることを確認します。

  • DHCP サーバが管理 VLAN で直接リッスンしているか、またはスイッチに IP ヘルパーが設定されていることを確認します。

  • インバンド CIMC かアウトオブバンド CIMC のどちらかに決定します。

    • インバンド CIMC を使用する場合は、正しい DHCP VLAN に一致するように、すべての HyperFlex Edge スイッチ ポートにネイティブ VLAN を設定します。これは、確実に CIMC がアドレスを自動的にリースできるようにする唯一の方法です。

    • アウトオブバンド CIMC を使用する場合は、DHCP VLAN でアクセス モード専用のスイッチ ポートを設定します。

手順

ステップ 1

電源ケーブルを接続します。
ステップ 2

DHCP ログまたはリース テーブルにアクセスして、取得された CIMC アドレスを特定します。
ステップ 3

C220-<S/N> のホスト名を検索して HyperFlex サーバを見つけ、HX Data Platform インストーラへの入力が必要なアドレスをメモします。

次のタスク

DHCP を使用する場合は、HyperFlex Data Platformのインストールを開始する前にユーザ定義の CIMC パスワードを手動で設定する必要があります。Web UI または CLI セッションのいずれかを使用して、新しいパスワードを設定します。デフォルトのパスワード（password）は変更する必要があります。変更しないとインストールに失敗します。

ファームウェア バージョンの確認

現在の BIOS、CIMC、SAS HBA、およびドライブのファームウェア バージョンを表示して、それらのバージョンが、Cisco HX Data Platform リリース 3.x のリリース ノートに記載されている『Cisco HyperFlex Edge および互換性マトリックス』と一致していることを確認します。

手順

ステップ 1

お使いのブラウザで https://<CIMC IP> にアクセスして、CIMC Web UI にログインします。

ステップ 2

ナビゲーション ウィンドウで [Server] をクリックします。

ステップ 3

[Server] ページで [Summary] をクリックします。

ステップ 4

[Server Summary] ページの [Cisco Integrated Management Controller (CIMC) Information] セクションで、[BIOS Version] と [CIMC Firmware Version] を見つけてメモします。

ステップ 5

CIMC で [Inventory] > [PCIe Adapters] に移動し、[SAS HBA Version] を見つけてメモします。

ステップ 6

CIMC で [Inventory] > [Storage Adapters] に移動します。

ステップ 7

使用しているサーバの種類に応じて、次のいずれかに移動します。

  1. M4 の場合は、[UCSC-SAS12GHBA] > [Details] > [Physical Drive Info] に移動して、ドライブの種類、製造元、およびファームウェア バージョンをメモします。

  2. M5 の場合は、[UCSC-SAS-M5] > [Details] > [Physical Drive Info] に移動して、ドライブの種類、製造元、およびファームウェア バージョンをメモします。

ステップ 8

現在の BIOS、CIMC、SAS HBA、ドライブ ファームウェア バージョンと、Cisco HX Data Platform リリース 3.x のリリース ノートに記載されている『Cisco HyperFlex Edge およびファームウェア互換性マトリックス』の一覧のバージョンと比較します。

ステップ 9

最小バージョンを満たしていない場合、互換性マトリックスの Host Update Utility（HUU）ダウンロード リンクを基に、システムで実行中のファームウェアのバージョン（Cisco 仮想インターフェイス カード（VIC）、PCI アダプタ、RAID コントローラ、ドライブ（HDD/SSD）ファームウェアを含む）をアップグレードします。Cisco HUU ユーザ ガイドの最新および以前のリリースは、http://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/products-user-guide-list.html で確認できます。

Cisco HX Data Platform インストーラの導入

HX Data Platform インストーラは、VMware Workstation、VMware Fusion、Virtual Box だけでなく、ESXi サーバにも導入できます。HyperFlex ソフトウェアは、オープン仮想アプライアンス（OVA）ファイル形式の導入可能な仮想マシンとして配布されます。VMware vSphere（シック）クライアントを使用して HX Data Platform インストーラを導入するには、次の手順を使用します。

手順

ステップ 1

HX Data Platform インストーラ OVA を Cisco.com からダウンロードして、パッケージをローカルに保存します。

ダウンロードしたバージョンが、展開に推奨されるバージョンと一致することを確認します。
ステップ 2

vSphere クライアントを使用して vCenter にログインします。

ステップ 3

[File] > [Deploy OVF Template] を選択します。

ステップ 4

[Deploy OVF Template] ウィザードの [Source] ページで、ソースの場所を指定して [Next] をクリックします。

ステップ 5

[OVF Template Details] ページで、情報を確認して [Next] をクリックします。

ステップ 6

（オプション）[Name and Location] ページで、仮想アプライアンスの名前と場所を編集し、[Next] をクリックします。

ステップ 7

[Host/Cluster] ページで、導入先のホストまたはクラスタを選択し、[Next] をクリックします。

ステップ 8

[Resource Pool] ページで、OVF テンプレートを実行するリソース プールを選択し、[Next] をクリックします。

ステップ 9

[Storage] ページで、導入した OVF テンプレートの保存先のデータストアを選択し、[Next] をクリックします。

ステップ 10

[Disk Format] ページで、仮想マシンの仮想ディスクの保存ディスク形式を選択し、[Next] をクリックします。

ステップ 11

[Network Mapping] ページで、OVF テンプレートで指定されているネットワークごとに [Destination Network] 列を右クリックし、インフラストラクチャのネットワークを選択して [Next] をクリックします。

ステップ 12

インストーラ VM の OVF プロパティ（ホスト名、デフォルト ゲートウェイ、DNS サーバ、IP アドレス、サブネット マスク）を指定します。

または、DHCP で割り当てられるアドレス用にすべての OVF プロパティを空白のままにします。
ステップ 13

[Ready to Complete] ページで [Power On After Deployment] を選択し、[Finish] をクリックします。

1GE スイッチの設定に適用

HyperFlex クラスタの設定

手順

ステップ 1

Web ブラウザでインストーラ VM の IP アドレスを入力し、[Accept] または [Continue] をクリックして SSL 証明書エラーを回避します。

ステップ 2

ログイン画面の右下隅に表示される HyperFlex インストーラの [Build ID] を確認します。

ステップ 3

ユーザ名 root とパスワード Cisco123 を使用して、Cisco HX Data Platform インストーラにログインします。

重要 

システムは、デフォルトのパスワード [Cisco123] で出荷されますので、インストール中にこれを変更する必要があります。HyperFlex オンプレミス インストーラでは、導入の一部としてルート パスワードを変更する必要があります。新しいパスワードを指定しない限り、インストールを続行できません。設定の手順のこの時点で、新しいパスワードを使用します。

ステップ 4

エンド ユーザ ライセンス契約を確認し、[I accept the terms and conditions] をオンにして [Login] をクリックします。

ステップ 5

[Workflow] ページで、[Cluster Creation with HyperFlex Edge] をクリックします。

ステップ 6

[Credentials] ページで次のフィールドに値を入力し、[Continue] をクリックします。

名前

説明

vCenter クレデンシャル（vCenter Credentials）

vCenter サーバ

vCenter サーバの FQDN または IP アドレス。vCenter のルート レベル管理者権限があるアカウントを使用する必要があります。

ユーザ名

管理者ユーザ名。

Admin Password

管理者パスワード。

CIMC Credentials

CIMC User Name

CIMC ユーザ名。デフォルトのユーザ名は admin です。

Password

CIMC パスワード。デフォルトのパスワードは password です。

[Hypervisor Credentials]

Admin User Name

管理者ユーザ名。デフォルトのユーザ名は root です。

Admin Password

デフォルトのパスワードは Cisco123 です。

重要 

システムは、デフォルトのパスワード [Cisco123] で出荷されますので、インストール中にこれを変更する必要があります。ユーザーが入力した新しいパスワードを指定しない限り、インストールを続行できません。

ステップ 7

[IP Addresses] ページで、サーバごとに割り当てられたアドレスを入力します。

ステップ 8

[Cluster Configuration] ページで次のフィールドに値を入力し、[Continue] をクリックします。

（注）   

導入前ワークシートを使用してすべてのフィールドに値を入力します。

名前

説明

Cisco HX Cluster

クラスタ名

HyperFlex ストレージ クラスタの名前（ユーザが指定した名前）。

Replication Factor

HyperFlex Edge 導入用に、リプリケーション ファクタは 2 に固定されています。

重要 

HX Edge 導入用のレプリケーション ファクタ 2 を選択する必要があります。レプリケーション ファクタ 3 は HX Edge 導入にはサポートされていません。

Controller VM

Create Admin Password

デフォルトのパスワードは Cisco123 です。

重要 

システムは、デフォルトのパスワード [Cisco123] で出荷されますので、インストール中にこれを変更する必要があります。ユーザーが入力した新しいパスワードを指定しない限り、インストールを続行できません。

Confirm Admin Password

管理者パスワードを確認します。

[vCenter Configuration]

vCenter データセンター名（vCenter Datacenter Name）

HyperFlex ホストが追加された vCenter データセンターの名前。

vCenter Cluster Name

HyperFlex ホストが追加された vCenter クラスタの名前。

システム サービス

DNS Server(s)

各 DNS サーバの IP アドレスのカンマ区切りリスト。

NTP Server(s)

各 NTP サーバの IP アドレスのカンマ区切りリスト。

重要 

信頼性の高い NTP サーバが必要です。

Time Zone

コントローラ VM のローカル タイム ゾーン。

自動サポート

Enable Auto Support (Recommended)

 自動サポートを有効にする場合にオンにします。
（注）   

自動サポートを有効にして Cisco TAC にメールアラートを送信できるようにすることを強く推奨します。

Send service tickets notifications to

例：name@company.com

サービス要求通知を受信する電子メール アドレス。
ステップ 9

[Advanced Cluster Configuration] ページで次のフィールドに値を入力し、[Start] をクリックします。

名前

説明

Advanced Networking

Management VLAN Tag

Data VLAN Tag

トランク ポートを使用している場合は、適切な VLAN タグを入力します。VLAN タグは、トランク モードを使用する場合は異なる必要があります。

アクセス ポートを使用している場合は、両方の VLAN タグに 0 を入力します。

（注）   

トランク ポートを使用している場合は、0 を入力しないでください。

Management vSwitch

Data vSwitch

自動的に挿入された vSwitch 名を変更しないでください。

Advanced Configuration

Enable Jumbo Frames on Data Network

このチェックボックスをオフにして、HyperFlex Edge 導入環境で標準サイズのパケットが使用されるようにする必要があります。ネットワーク構成によっては、必要に応じて 10 G 導入のジャンボ フレームを有効にすることができます。導入を容易にするため、このオプションをオフにすることをお勧めします。

Clean up disk partitions

HX ストレージ クラスタの各ノードから既存のデータとパーティションをすべて削除する場合はオンにします。たとえば、以前にもクラスタにソフトウェアをインストールしている場合などにオンにします。

Optimize for VDi only deployment

VDI 導入を最適化する場合はオンにします。

vCenter Single-Sign-On Server

Cisco TAC からの指示がある場合にのみ、このフィールドに値を入力します。
すべてのクラスタ設定タスクの進捗状況は、[Progress] ページで確認します。導入が完了するまでに 20 ～ 45 分かかります。
ステップ 10

導入が完了すると、[Summary Deployment] ページに導入の詳細に関する概要が表示されます。

次のタスク

HX Data Platform Plug-in のインストールを確認します。Cisco HX Data Platform ソフトウェアのインストールの確認を参照してください

Cisco HX Data Platform ソフトウェアのインストールの確認

手順

ステップ 1

vSphere Web Client を起動して、管理者として vCenter Server にログインします。

ステップ 2

[vCenter Inventory Lists] で、Cisco HX Data Platform が表示されていることを確認します。

Cisco HX Data Platform のエントリが表示されない場合は、vCenter からログアウトしてブラウザを閉じ、再度ログインします。ほとんどの場合はこの操作で問題が解決します。

vCenter からログアウトしても問題が解決しない場合は、vSphere Web Client の再起動が必要な可能性があります。VCSA に SSH 接続して service vsphere-client restart を実行します。Windows vCenter の場合は、MMC のサービス ページで VMware vSphere Web Client を再起動します。

ステップ 3

新しいクラスタがオンラインであり登録済みになっていることを確認します。

10GE スイッチの設定に適用

(10 GE のみ) 設定スクリプトを実行

次の手順を使用して設定スクリプトを実行し、10 GE Edge 導入の最初の段階を開始します。

（注）  

実行設定スクリプトは、3.5. x リリースおよびそれ以前のすべてのリリースに必要な手順です。

手順

ステップ 1

インストーラ VM に SSH 接続します。

ステップ 2

~ #hx_edge コマンドを実行し、設定スクリプトを開始します。

ステップ 3

インタラクティブ モードで続行するには、y を入力します。

ステップ 4

画面に表示される指示に従って、インストールを完了します。
ステップ 5

すべての情報を入力して確定したら、y と入力し、Enter を押すと 10 GE Edge 導入の最初の段階が始まります。

ステップ 6

設定タスクが完了するまでには、数分間かかります。さまざまなタスクの完了ステータスを確認するには、概要ビューを確認します。

(10 GE のみ) HyperFlex クラスタの設定

手順

ステップ 1

OVA 導入の一部として設定したユーザ名 root とパスワードを使用して Cisco HX Data Platform インストーラ にログインします。

ステップ 2

エンド ユーザ ライセンス契約を確認し、[I accept the terms and conditions] をオンにして [Login] をクリックします。

ステップ 3

[Workflow] ページで [I know what I'm doing, let me customize my workflow] をクリックします。

ステップ 4

[Workflow] ページで、[Deploy HX Software] と [Create HX Cluster] の両方のチェックボックスを選択します。その他のすべてのオプションをオフのままにし、[Continue] をクリックします。

ステップ 5

[Credentials] ページで次のフィールドに値を入力し、[Continue] をクリックします。

名前

説明

vCenter クレデンシャル（vCenter Credentials）

vCenter サーバ

vCenter サーバの FQDN または IP アドレス。vCenter のルート レベル管理者権限があるアカウントを使用する必要があります。

ユーザ名

管理者ユーザ名。

Admin Password

管理者パスワード。

[Hypervisor Credentials]

Admin User Name

管理者ユーザ名。デフォルトのユーザ名は root です。

Admin Password

管理者パスワード。
ステップ 6

HX サーバごとに [Add Server] ボタンを 3 回クリックし、新しい行を作成します。[IP Addresses] ページで、サーバごとに割り当てられたアドレスを入力します。

ステップ 7

[Cluster Configuration] ページで次のフィールドに値を入力し、[Continue] をクリックします。

（注）   

導入前ワークシートを使用してすべてのフィールドに値を入力します。

名前

説明

Cisco HX Cluster

クラスタ名

HyperFlex ストレージ クラスタの名前（ユーザが指定した名前）。

Replication Factor

HyperFlex Edge 導入用に、リプリケーション ファクタは 2 に固定されています。

重要 

HX Edge 導入用のレプリケーション ファクタ 2 を選択する必要があります。レプリケーション ファクタ 3 は HX Edge 導入にはサポートされていません。

Controller VM

Create Admin Password

コントローラ VM の強力なパスワードを入力します。

Confirm Admin Password

管理者パスワードを確認します。

[vCenter Configuration]

vCenter データセンター名（vCenter Datacenter Name）

HyperFlex ホストが追加された vCenter データセンターの名前。

vCenter Cluster Name

HyperFlex ホストが追加された vCenter クラスタの名前。

システム サービス

DNS Server(s)

各 DNS サーバの IP アドレスのカンマ区切りリスト。

NTP Server(s)

各 NTP サーバの IP アドレスのカンマ区切りリスト。

重要 

信頼性の高い NTP サーバが必要です。

Time Zone

コントローラ VM のローカル タイム ゾーン。

自動サポート

Enable Auto Support (Recommended)

 自動サポートを有効にする場合にオンにします。
（注）   

自動サポートを有効にして Cisco TAC にメールアラートを送信できるようにすることを強く推奨します。

Send service tickets notifications to

例：name@company.com

サービス要求通知を受信する電子メール アドレス。

[続行（Continue）] をクリックします。

ステップ 8

[Advanced Cluster Configuration] ページで次のフィールドに値を入力し、[Start] をクリックします。

名前

説明

Advanced Networking

Management VLAN Tag

Data VLAN Tag

トランク ポートを使用している場合は、適切な VLAN タグを入力します。VLAN タグは、トランク モードを使用する場合は異なる必要があります。

アクセス ポートを使用している場合は、両方の VLAN タグに 0 を入力します。

（注）   

トランク ポートを使用している場合は、0 を入力しないでください。

Management vSwitch

Data vSwitch

自動的に挿入された vSwitch 名を変更しないでください。

Advanced Configuration

Enable Jumbo Frames on Data Network

このチェックボックスをオフにして、HyperFlex Edge 導入環境で標準サイズのパケットが使用されるようにする必要があります。ネットワーク構成によっては、必要に応じて 10 G 導入のジャンボ フレームを有効にすることができます。導入を容易にするため、このオプションをオフにすることをお勧めします。

Clean up disk partitions

HX ストレージ クラスタの各ノードから既存のデータとパーティションをすべて削除する場合はオンにします。たとえば、以前にもクラスタにソフトウェアをインストールしている場合などにオンにします。

Optimize for VDi only deployment

VDI 導入を最適化する場合はオンにします。

vCenter Single-Sign-On Server

Cisco TAC からの指示がある場合にのみ、このフィールドに値を入力します。
すべてのクラスタ設定タスクの進捗状況は、[Progress] ページで確認します。
ステップ 9

導入が完了すると、[Summary Deployment] ページに導入の詳細に関する概要が表示されます。

HX Connect へのログイン

Cisco HyperFlex Connect は、HX Storage Cluster モニタリングへの HTML5 ベースのアクセス、およびレプリケーション、暗号化、データストア、および仮想マシンのタスクを提供します。この手順では、HX Connect の起動およびログインの概要を説明します。HX Connect へのログイン手順の詳細については、『Cisco HyperFlex データ プラットフォーム管理者ガイド』を参照してください。

手順

ステップ 1

https://Cluster_IP/ またはhttps://FQDN の任意のブラウザから HX Connect UI を起動します。

ステップ 2

次のクレデンシャルでログインします。

  • ユーザ名—hxadmin

  • パスワード—クラスタのインストール中に設定されたパスワードを使用します。

次のタスク

HyperFlex クラスタが実稼働で使用できるようになる前に、インストール後のスクリプトを実行します。1GE と 10GE のどちらのスイッチ設定を実行しているかに応じて、次を参照してください。

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