ソフトウェア FEX モードの構成

ソフトウェア FEX モードの構成

デフォルトでは、Cisco Nexus スイッチはスイッチ モードで動作します。ただし、Cisco Nexus 9300-FX3 プラットフォーム スイッチは FEX モードもサポートしています。この FEX モードにより、スイッチは Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダのように動作できます。そのため、このスイッチは独立したソフトウェア アップグレード、構成のバックアップ、またはその他のメンテナンス タスクを必要としません。

48 インターフェイス タイプの FEX と 32 インターフェイス タイプの FEX とを置き換える場合には、まずスイッチで FEX の関連付けを解除し、FEX を構成してください。手順の詳細については、ファブリック インターフェイスへのファブリック エクステンダの関連付けを参照してください。


(注)  


セキュリティ グループ アクセス コントロール リスト(SGACL)は、 FEXポートまたは構成ではサポートされていません。



(注)  


Cisco N9K-C93180YC-FX3 のFEXモードは NX- OS 9.3(7)以降でサポートされ、Cisco N9K-C93180YC-FX3S は NX- OS 9.3(5)以降でサポートされます。


ソフトウェア FEX モードの Cisco Nexus スイッチは、単一ポイントの管理ユース ケースのために、ホストへの 25G FEX 接続をサポートします。

FEXモードのプラットフォーム サポートに関する詳細な最新の参考資料については、「Nexus Switch Platform Support Matrix」を参照してください

FEXモードの NIF/HIF サポートに関する詳細な最新の参考資料については、「Nexus 9000 Series Switch FEX Support」を参照してください。[スイッチ/ラインカード(Switch/Linecards)] カラムのエントリにカーソルを合わせると、サポートされている NIF/HIF の組み合わせが表示されます。

HIF および NIF ポートの詳細

Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチのソフトウェア FEX モードでは、ホスト インターフェイス(HIF)ポートとネットワーク インターフェイス(NIF)ポートが、ネットワークの接続とパフォーマンスにおいて重要な役割を果たします。HIF ポートは、エンドデバイスをネットワークに接続し、高速での通信とデータ転送を促進するために使用されます。一方、NIF ポートは FEX を親スイッチにリンクするために使用され、効率的なデータ ルーティングとネットワーク管理を実現します。

次の表に、 Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチの特定のモデルのホスト インターフェイス(HIF)およびネットワーク インターフェイス(NIF)のポート構成の詳細な概要を示します。

モデル(Model) ホスト インターフェイス(HIF)ポート ネットワーク インターフェイス(NIF)ポート
N9K-C93180YC-FX3/FX3S 48 x 100M/1G/10G/25 Gbps SFP28 6 x QSFP28 10/40/25/100 Gbps
N9K-C93108TC-FX3P 48 x 1/10 Gbps BASE-T 6 x QSFP28 10/40/25/100 Gbps

(注)  


FEX モードで動作する N9K-C93180YC-FX3/FX3S スイッチの NIF ポートがサポートされていない速度(40G または 100G など)で親スイッチに接続されている場合、インターフェイスはダウンしたままで、トランシーバ レーザーは有効になりません。N9K-C93180YC-FX3/FX3S の NIF では、最後の 6 つのアップリンク インターフェイスのみがサポートされています。また、Nexus FEX モードと親スイッチで、ブレークアウト ケーブルとトランシーバの両方がサポートされている場合、Cisco Optics-to-Device 互換性マトリックス に示されているように、ブレークアウト ケーブル(40G から 4 x 10G)を使用して親の Nexus スイッチに接続できます。


TOR/Switch から FEX への変換

このセクションでは、スイッチの使用法をTOR/スイッチ モードから FEX モードに変換する方法について説明します。

  • 次のコマンドを使用して、Cisco NX-OS モードから起動しないようにスイッチを構成します。

  • FEX イメージを起動する前に copy running-config startup-config コマンドを実行します。

  • boot fex コマンドを実行します。このコマンドは、ブート変数として FEX を設定します。

  • スイッチをリロードします。


(注)  


boot fex コマンドの実行後に copy running-config startup-config コマンドを実行しないでください。


ToR から FEX への変換の例を以下に示します。

switch(config)# write erase 
switch(config)# no boot nxos 
switch(config)# copy running-config startup-config
switch(config)# boot fex 
switch(config)# reload

FEX から TOR/スイッチへの変換

このセクションでは、スイッチの使用法を FEX モードから スイッチ/TOR モードに変換する方法について説明します。

  • FEX 端末から、変換コマンド、boot nxos bootflash://<nxos image> を実行します。

  • この変換コマンドを使用する場合は、Cisco NX-OS イメージをアップロードする必要があります。

  • この変換コマンドは、Cisco NX-OS イメージを確認し、ブート変数を設定します。したがって、FEX はリロード時に指定された Cisco NX-OS イメージでブートします。


(注)  


FEX には構成がないか、保存されていません。そのため、実行中の構成をスタートアップ構成に保存する必要があります。


FEX から ToR への変換の例を以下に示します。

fex-1(config)# boot nxos bootflash:/<nxos image>
fex-1(config)# reload

次のコマンドを使用して、管理 IP を構成し、NX-OS イメージを FEX にコピーできます。

コマンド

用途

dir

bootlfash 内のすべてのファイルを一覧表示します。

delete file-name

bootlfash 内のファイルを削除します。

interface mgmt 0

ip address ip address network mask

ip route network_gateway

管理 IP を FEX に構成します。管理 IP は物理的に接続する必要があります。

show interface mgmt 0 brief

構成された管理 IP を確認します。

copy scp:[//[username@]server][/path] bootflash:[filename]

Cisco NX-OS イメージ ファイルを FEX にコピーして、ToR モードに変換します。