Cisco IP Phone 7800シリーズマルチプラットフォーム電話機について

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Updated: 2017 年 8 月 23 日

Document ID:SMB5632

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポートコンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版（リンクからアクセス可能）もあわせて参照することを推奨します。

はじめに

Cisco IP Phone 7800シリーズマルチプラットフォーム電話は、Cisco Enterprise Phoneと同じハードウェアに基づいていますが、サードパーティコール制御(3PCC)をサポートしているため、サポートするソフトウェアが異なります。これらのモデルは、Cisco SPA電話機のほとんどの機能をサポートし、IDのリフレッシュとユーザエクスペリエンスの向上を実現します。

コスト効率に優れたCisco IP Phone 7800シリーズマルチプラットフォーム電話は、高品質でフル機能のVoice over Internet Protocol(VoIP)通信を必要とする小規模から大規模の企業に最適です。これらのIP Phoneは、従来のアナログ電話やデジタル電話を現在使用しており、オンプレミス、クラウド、またはハイブリッド構成のいずれで導入しても、Cisco IP Phoneシステムに移行したいと考えるお客様に最適です。また、ナレッジワーカーだけでなく、管理、管理、および経営陣のスタッフにも最適です。また、共有ワークスペース環境でも適切に機能します。

注：Cisco IP Phone 7800シリーズを比較するには、ここをクリックしてください。

製品の機能

Cisco Sparkとサードパーティのコール制御により、オンプレミス、ホスト、クラウドの柔軟な導入オプションを提供
Cisco Expressway：バーチャルプライベートネットワーク(VPN)クライアントを使用しない、リモートワーカーシングルサインオンアクセス
完全にプログラム可能なラインキー
ラインアピアランスごとのマルチコール機能
ラインキー用3色LED
安定したユーザエクスペリエンスを実現する固定ファンクションキー
音量コントロールの切り替えにより、ハンドセット、モニタスピーカー、呼出音をデシベルレベルで簡単に調整
高解像度のグレースケールディスプレイとソフトキー
会議、メッセージング、ディレクトリキー、双方向ナビゲーション
統合されたIEEEスイッチにより、デスクトップの設置コストと乱雑さを軽減

製品ビュー

前面パネルビュー

前面パネルには、LEDディスプレイ、ハンドセット、プログラム可能な回線キー、ソフトキー、テンキー、ナビゲーション、および共通の電話タスクボタン（ディレクトリ、音量、ミュート、会議、転送、保留、アプリケーション、メッセージ、スピーカフォン、ヘッドセットなど）が表示されます。

Cisco IP Phone 7811

注：このモデルには、プログラム可能な回線キーが1つあり、ヘッドセットボタンはありません。

Cisco IP Phone 7821および7841

注：Cisco IP Phone 7821とCisco IP Phone 7841は類似のモデルです。唯一の違いは、Cisco IP Phone 7821は2つのプログラム可能な回線キーをサポートし、Cisco IP Phone 7841は4つの回線を備えていることです。

Cisco IP Phone 7861

注：このモデルには、16個のプログラム可能なラインキーがあります。

背面パネルビュー

背面パネルには、48VDC、ネットワーク、アクセス、AUX、ハンドセット、ヘッドセットなどの複数のポート、および電話スタンド用のスロットが表示されます。また、充電用のUSBポートとキー拡張モジュールも表示されます。

Cisco IP Phone 7811

Cisco IP Phone 7821およびCisco IP Phone 7841

Cisco IP Phone 7861

パッケージの内容

a) b)

c) d)

e) f)

g) h)

a) Cisco IP Phone 7811または

b) Cisco IP Phone 7821または

c) Cisco IP Phone 7841または

d) Cisco IP Phone 7861

d)イーサネットケーブル

e)電話スタンド

f)ハンドセットコード

g)ハンドセット

最小要件

PoEをサポートするスイッチまたはルータ、PoEインジェクタ、またはAC電源アダプタ
Webベース設定用のJava対応Webブラウザ

デフォルト設定

パラメータ	デフォルト値
ユーザ名	cisco
Password	cisco
LAN IPアドレス	DHCPサーバによる割り当て
フォールバックLAN IP	192.168.1.240
サブネットワークマスク	255.255.255.0

技術詳細

これらのLEDとアイコンは、デバイスの状態に応じてデバイスのステータスを示します。

タスクボタン

コールの発信	番号をダイヤルする前または後にオフフックにします。
番号のリダイヤル	リダイヤルを押します。
通話中にハンドセットに切り替える	ハンドセットを取り上げます。
コール中にスピーカーまたはヘッドセットに切り替える	またはを押し、ハンドセットを置きます。
コールのミュートおよびミュート解除を行う	ボタンを押します。
通話履歴の表示	を押し、通話履歴を表示します。
コールの保留と再開	を押してコールを保留にし、もう一度押してコールを再開します。
新しい番号へのコールの転送	を押し、番号を入力してから、もう一度押します。
インターコムコールを発信する	インターコムボタンを押し、必要に応じて番号を入力します。トーンが聞こえたら話します。
標準の会議コールを開始する	を押し、参加者にダイヤルしてから、もう一度ボタンを押します。
着信コールの呼び出し音を消す	Volume（音量）ボタンを1回押します。

回線ボタン

赤、点滅	リモート回線が保留中。
赤、点灯	リモート回線が使用中（共有回線または回線ステータス）
オレンジ、点滅	着信コールまたは復帰コール
オレンジ、点灯	使用中のプライバシー、一方向インターコム、サイレント(DND)アクティブ、またはハントグループへのログイン。
緑、点滅	保留中のコール
緑、点灯	アクティブなコールまたは双方向のインターコムコール

ソフトキー

すべてのコール	不在履歴、発信履歴、着信履歴をすべて表示します。
応答（Answer）	着信コールに応答します。
Apply	選択を確認します。
	コールを開始します。
Callback	話中の内線が応対可能になったときに通知を受信します。
Cancel	操作をキャンセルするか、変更を適用せずに画面を終了します。
Clear	すべての値。
[削除（Delete）]	エントリを削除します。
コールの削除	通話履歴からコールを削除します。
詳細	不在履歴、発信履歴、着信履歴のマルチパーティコールの詳細を開きます。
ダイヤル	選択した番号をダイヤルします。
即転送	ボイスメールまたは所定の電話番号にコールを送信またはリダイレクトします。
編集	強調表示されたエントリを変更します。

電話スクリーンのアイコン

	オフフック
	オンフック
	接続されたコール
	着信コール
	不在着信
	受信コール
	発信コール
	コールの保留/再開

機能アイコン

	メッセージ待機
	共有回線が使用中
	短縮ダイヤル回線
	回線ステータスインジケータ：監視対象の回線が使用中
	回線ステータスインジケータ：監視対象の回線がアイドル状態
	回線ステータスインジケータ：監視対象の回線が呼出中
	回線ステータスインジケータ：監視対象の回線がサイレント(DND)状態