CX Cloud リリースノート 2022 年 4 月
はじめに
Customer Experience（CX）Cloud はあらゆるアーキテクチャにまたがって、新しいテクノロジーのオンボーディング、最適化、導入の全工程にわたりお客様の成功を実現する SaaS ソリューションです。Cisco Success Tracks サブスクリプションをお持ちのお客様は、以下の機能にアクセスできます。
- コンテキスト学習:Collaborative Intelligence Platformへのウィンドウが開き、「エキスパートに質問(ATX)」オンラインセミナー、「成功のヒント」、アクセラレータのエンゲージメント、トレーニングを通じて、ネットワークエンジニアとアーキテクト向けの最新リソースが表示されます。
- 信頼性の高いサポート：迅速な技術的問題の解決を支援し、ソフトウェアおよびソリューションレベルで予防的かつ規範的なサービスオプションを利用できます。
- 洞察と分析：予防的かつ予測的な洞察を提供し、お客様が潜在的な問題を認識し、運用を最適化し、テクノロジーの導入と移行を加速するのに役立つデジタルインテリジェンスツール。
- エキスパートリソース：利用可能なすべてのアーキテクチャとシスコ製品をワンストップで利用できます。詳細な設計と検証に関する戦略的なエキスパートアドバイスや、業界固有のソリューションにアクセスできます。
このドキュメントでは、CX Cloud の新機能、サポートされるブラウザ、リソース、および既知の問題について説明します。
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最新情報
シスコ+ハイブリッドクラウドの分類方法の変更
CX Cloudの機能強化により、次の表に示すように、Cisco+ハイブリッドクラウドの分類変更が実装されました。これらの変更は、Cisco+ハイブリッドクラウド全体で一貫しており、エクスポートされたExcelファイルで表示することもできます。
| 以前の用語 |
修正条件 |
| 消費パック |
定期購読 |
| 消費単位 |
導入 |
| テクノロジー |
サービス カテゴリ |
| リソース |
容量タイプ |
| 作業負荷 |
Service Name |
| すべてのテクノロジー |
すべてのサービスカテゴリ |
レポートのエクスポート
Cisco+ハイブリッドクラウドのユーザは、次のファイルの検索結果をExcelファイルにエクスポートできるようになりました。
- 消費At-a-Glance
- 課金単位At-a-Glance
- 課金単位詳細（課金単位の内訳）
- 請求金額At-a-Glance
- 請求金額詳細（請求金額の内訳）
サポートされている製品ファミリのクラッシュ診断
CX Cloudは、次の製品ファミリのクラッシュリスクのクラッシュ資産コンポーネントを改善するために拡張されました。
- Cisco Catalyst 9200 シリーズ スイッチ
- Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチ
- Cisco Catalyst 9400 シリーズ スイッチ
- Cisco Catalyst 9500 シリーズ スイッチ
- Cisco Catalyst 9600 シリーズ スイッチ
- Cisco Catalyst 9800 シリーズ スイッチ
CX Cloudでは、クラッシュとその他のリセットイベントを区別できるようになり、誤検出の結果が大幅に減少しました。より優れた検出機能を備えた新しいクラッシュ診断ワークフローが追加され、クラッシュイベントの根本原因の特定が迅速化されました。このワークフローは、ユーザがシスコ独自の機械学習エンジンに対して処理するクラッシュファイルを見つけて抽出し、アップロードして、特定の問題を切り分けるのに役立ちます。お客様は、問題を自己修復するか、迅速な問題解決を活用してテクニカルアシスタンスセンター(TAC)チームにサポートを依頼することもできます。
ケースのタイトルの編集
CX Cloudが拡張され、Casesタイルから直接、ケースのタイトルを編集できるようになりました。編集アイコンをクリックして詳細を追加すると、簡単に識別できます。
解消された不具合
このセクションでは、本リリースの一部として解消されたすべての不具合を列挙します。
| 識別子 | 見出し |
| 以前は、Xアイコンを使用して検索フィールドからテキストをクリアすると、関連するテキストだけがクリアされず、ビュー全体が閉じられました。CX Cloudが更新され、XアイコンでSearchフィールドのテキストだけが期待どおりにクリアされるようになりました。 |
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| 以前は、新しく追加されたDNAC(Digital Network Architecture Center)をCX Cloud Agent v1.xのCXポータルUIから構成できませんでした。この問題は解決されており、ユーザは新しく追加されたDNACを期待どおりに正しく設定できます。 |
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| 以前は、CX Cloud Agentをv1.12.3からv2.0にアップグレードしても、DNACの詳細は表示されませんでした。CX Cloud Agentが拡張され、v2.0へのアップグレード後にDNACの詳細が正常に表示されるようになりました。 |
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| 以前は、既存のケースの連絡先セクションで、シスコ従業員のクレデンシャル(CEC ID)の電子メール通知フィールドとCCの追加：受信者フィールドを編集できませんでした。CX Cloudが更新され、これらのフィールドを必要に応じて編集できるようになりました。 |
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| 以前はCX Cloudで、ライセンス更新要求を送信できませんでした。 キャンパスネットワークサクセストラックのユーザが期待どおりにライセンス更新要求を送信できるように更新されています。 |
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| CX Cloudが更新され、ComplianceタブのAuto Search機能によって、Searchフィールドの使用可能なオプションが期待どおりに一覧表示されるようになりました。 |
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| 以前は、Insights-Compliance > On-Demandスキャンは更新された違反を表示し、シドニーのリージョンの最後のチェック時刻が失敗しました。CX Cloudが更新され、オンデマンドスキャンが正常に実行され、結果が期待どおりに表示されるようになりました。 |
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| 以前は、Admin Settings > Data Collectionページのロードに失敗していました。この問題を修正するためにCX Cloudが更新され、予期したとおりにページが開きます。 |
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| 以前は、ユーザがタブの外側をクリックしても、Asset 360タブが想定どおりに閉じませんでした。 CX Cloudが更新され、ユーザがタブの外側をクリックするとタブが正常に閉じるようになりました。 |
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| CX Cloudが更新され、エクスポートされた設定の提案ファイル(excel、csv)が「Rule Violation 360」および「Asset with Violation 360」ページで想定どおりに表示されるようになりました。 |
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| 以前は、ユーザがAdmin Settingsページに移動してアップグレードを表示すると、アップグレードオプションの選択時にアップグレード通知メッセージが閉じませんでした。アップグレードオプションを選択すると通知メッセージが期待どおりに閉じるように、CX Cloudが更新されました。 |
既知の障害
このセクションでは、本リリースにおけるすべての既知の不具合を列挙します。
| 識別子 | 見出し |
| ユーザロールに対する次のような変更を行っても、新しいCX Cloudログインを完了するように求めるメッセージは表示されません。 |
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| CX Cloudでは現在、新しく追加されたユーザと変更されたユーザロールを管理設定に表示するのに約50秒の遅延が発生しています。 |
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| CX Cloudで現在、Asset 360タブで次のユーザインターフェイス(UI)の問題が発生しています。
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| AWSパフォーマンス不具合 |
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| 現在、EMEA地域では、Insights-Compliance > On-Demandスキャンが断続的に失敗しています。 |
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| 現在、CX Cloud Agent v2.0 Day 0の登録はタイムアウトになり、ユーザは期待どおりに登録を完了できません。 |
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| 現在、ルール名にスペースを含むルールの更新および削除されたルールの詳細は、認可データベースで更新されません。 |
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| スーパー管理者ユーザは、顧客のアクセス要求に対するパートナーリマインダ通知を期待どおりに受信していません。 |
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| CX Cloudユーザは現在、Admin Settings > Identity & Access > Usersタブで既存のユーザグループを変更できません。 |
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お客様からのフィードバック
- CX Cloudユーザは、Insights > FaultsタブのAdmin Settingsで、障害に対する電子メール通知のオン/オフを切り替えることができるようになりました。
更新履歴
| 改定 | 発行日 | コメント |
|---|---|---|
1.0 |
22-Apr-2022
|
初版 |
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