はじめに
このドキュメントでは、Finesse で自動応答を設定する方法を説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに関する固有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
背景説明
Unified Contact Center Express(UCCX)10 または 11 にアップグレードしており、Finesse を使用している一部のコンタクト センターでは、以前、Cisco Agent Desktop(CAD)が着信コールに自動応答するように設定されていました。 これは、以前のリリースで CAD ワークフローを使用して設定されましたが、Finesse でも同じ自動応答設定を複製する必要があります。Finesse では、Cisco Unified Communications Manager(CUCM)の自動応答設定に比べ、管理者がコールの自動応答をより細かく制御できます。
設定
[Finesse Administration] に移動し、[Workflows] リンクをクリックし、[Manage Workflows] ページを表示します。
次の図に示すように新しいアクションを作成します。
dialogID 変数と extension 変数は、エージェントの内線番号でコールへの応答を自動化するために Finesse が必要とする情報をアクションに取り込むために使用されます。
コール着信時に実行される新しいワークフローを次のように作成します。前述の手順で設定した Answer アクションを、次の図に示すようにこのワークフローに割り当てる必要があります。

最後に、Finesse Admin の [Team Resources] ページでこのワークフローを該当するチームに割り当てます。
チーム内の特定のエージェントだけに自動応答を適用する場合は、特定のエージェントに一致する条件をワークフローに追加します。Finesseに提示される任意のコール情報を使用して、特定のコールフローだけに自動応答を設定する場合も同様です。

確認
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
トラブルシュート
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。