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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
今日の急速に変化するデジタル環境では、さまざまな組織が、コンテナ化されたアプリケーションの迅速な導入により、比類のない拡張性、柔軟性、および効率性を実現しています。ただし、コンテナの導入が進むにつれて、それらを保護することの複雑さも増していきます。従来のセキュリティ対策では、多くの場合、こうした動的な環境に必要な保護を十分に提供できません。そこで、専用のコンテナファイアウォールが不可欠になります。
Cisco® Secure Firewall Threat Defense Container(FTDc)は、AI を利用した脅威の検査と一貫したセキュリティポリシーの強化による次世代ファイアウォール機能(NGFW)を提供し、Cisco Hybrid Mesh Firewall アーキテクチャをコンテナネットワークに拡張します。これにより、組織に最適なパフォーマンスレベルを選択できます。スケーラブルな VPN 機能により、組織のリソースへの安全なアクセスを確保しながら、進化し続ける複雑な脅威からワークロードを保護できます。
表 1. Cisco Secure Firewall Threat Defense Container の主な機能
| Cisco Secure Firewall Threat Defense Container |
|
| 堅牢な接続性とポータビリティ
● データセンターから分散拠点まで、どこにでもアプライアンスを展開できます。1つのライセンスのポータビリティを利用して、パブリックやプライベートのクラウドにまたがる仮想デプロイメントおよびコンテナデプロイメントをサポートします。
● HELM チャートを介したコンテナのライフサイクル管理。
● Sidecar を介したロータッチプロビジョニング(LTP)。
● 従来のネットワーク構造とコンテナ固有の属性に基づくレイヤ 3 からレイヤ 7 のファイアウォール機能。
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優れた可視性
● AI を活用した暗号化可視性エンジン(EVE)にて Transport Layer Security(TLS)1.3 を含む暗号化通信に関するインサイトと制御を得て、通信を復号する必要性を排除します。
● SnortML によりゼロデイ脆弱性からネットワークを保護します。SnortMLは、業界をリードする Snort 3 Cisco Intrusion Prevention System(IPS)に統合され、
Cisco Talos インテリジェンスグループを搭載した機械学習ベースのエクスプロイト検出テクノロジーです。
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| シンプルな管理
● オンプレミスでもクラウド提供フォームファクタでも使用可能な単一の統合管理コンソールを使用して、世界中のさまざまな支社や拠点にわたる、数百の物理ファイアウォール、仮想ファイアウォール、またはコンテナファイアウォールを管理できます。
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シームレスな統合
● Cisco Umbrella
®、Cisco Secure Access、Cisco Endpoint Security をネイティブと統合し、包括的なエンドツーエンドの保護を実現します。
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シスコのコンテナファイアウォールは、仮想フォームファクタと同じパフォーマンスベースのライセンスモデルを利用しており、さまざまなインフラストラクチャ環境で導入の柔軟性を実現するように設計しています。この統合型ライセンスアプローチにより、単一の PID セットで、パブリックとプライベートの両クラウド環境にわたって、仮想デプロイメントとコンテナ化デプロイメントの両方に対応できます。
各パフォーマンスライセンス階層では、次の 2 つの主要なパラメータを適用しています。
● スループット(レート制限):統合型レートリミッタを介して最大ファイアウォール インスペクション スループットを制御し、選択した階層に合わせた予測可能で一貫したパフォーマンスを提供します。
● リモートアクセス(RA)VPN セッション制限:ライセンス階層の下でサポートされる同時リモートアクセス VPN セッションの最大数を定義します。
表 2. パフォーマンスライセンス階層
| パフォーマンス階層 |
スループット(レート制限) |
RA VPN セッション制限 |
| FTDc5 |
100 Mbps |
50 セッション |
| FTDc10 |
1 Gbps |
250 セッション |
| FTDc20 |
3Gbps |
250 セッション |
| FTDc30 |
5 Gbps |
250 セッション |
| FTDc50 |
10 Gbps |
750 セッション |
| FTDc100 |
16 Gbps |
10,000 セッション |
| FTDcU (無制限) |
レートリミッタなし |
32,000 セッション |
重要:FTDc パフォーマンス階層は、パブリッククラウド環境で選択したコンテナアプライアンスや、コンピューティング インスタンスまたはシェイプに割り当てられた、基本的なコンピューティングリソース(vCPUとメモリ)には影響しません。割り当てられたコンピューティングリソースによりアプライアンスの機能の拡張性、すなわちルーティングテーブルのサイズやアクセス制御ルールなどが決まります。この分離型アプローチにより、お客様は特定の要件を満たすために必要なコンピューティングリソースを使用してコンテナファイアウォールを個別にサイズ指定する柔軟性を確保でき、スループットや VPN セッションのニーズに合わせたパフォーマンスライセンス階層を選択できます。
表 3. 導入環境の概要
| カテゴリ |
サポート対象環境 |
| プライベートクラウドまたはオンプレミス |
|
| コンテナランタイム |
Docker:26.1.3 以降 |
| Kubernetes のバージョン |
Kubernetes - 1.29.15 以降、1.31.14 まで |
| オペレーティングシステムとバージョン |
Ubuntu - 20.04 LTS 以降、22.04 LTS まで |
| CNI(コンテナ ネットワーク インターフェイス) |
Macvlan、SR-IOV |
| パブリック クラウド |
|
| AWS |
EKS(Elastic Kubernetes Service)- 1.30 以降、1.31 まで |
| システムと導入要件 |
|
| 最小システム要件 |
4 vCPU | 8 GB RAM | 50 GB ディスク |
| 最大システム要件 |
32 vCPU | 64 GB RAM | 500 GB ディスク |
| 構成モード |
ルーテッド |
| ハイ アベイラビリティ |
今後のリリースで提供予定 |
| クラスタリング |
今後のリリースで提供予定 |
注:サポートされている各導入環境の詳細については、該当するスタートアップガイドと Cisco Secure Firewall Threat Defense 互換性ガイドを参照してください。
パフォーマンスは以下と異なる場合があります。これらは一般的なガイドラインと見なす必要があります。実際のパフォーマンスは、トラフィックの種類とプロファイル、CPU の種類、CPU の速度、キャッシュ、インターフェイスの数などを含む環境によって異なります。サポートされているコンピューティング インスタンスやシェイプの完全なリストについては、該当するスタートアップガイドを参照してください。
表 4. FTDc(Docker/Kubernetes)バージョン 10.0 以降で Snort3 と SR-IOV を実行した場合のパフォーマンス仕様:
| メトリック |
4 x vCPU |
8 x vCPU |
12 x vCPU |
16 x vCPU |
32 x vCPU |
| スループット:FW + AVC(1024B) |
5 Gbps |
7.2Gbps |
19 Gbps |
26 Gbps |
59 Gbps |
| スループット:FW + AVC + IPS(1024B) |
4.5Gbps |
7Gbps |
18 Gbps |
25Gbps |
55 Gbps |
| IPSec VPN スループット(1024B TCP、ファストパス対応) |
2.2Gbps |
3.2Gbps |
7Gbps |
10.5Gbps |
35Gbps |
| 同時セッションの最大数(AVC を使用した場合) |
100K |
250K |
500K |
2M |
4M |
| 1 秒あたりの最大新規接続数(AVC を使用した場合) |
27K |
44K |
80 K |
135K |
300K |
| VPN ピアの最大数 |
250 |
250 |
750 |
10K |
20K |
| 最大仮想ルータインスタンス(VRF) |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
| 高可用性 – アクティブまたはスタンバイ |
今後のリリースで提供予定 |
||||
| 高可用性 – クラスタリング |
今後のリリースで提供予定 |
||||
パフォーマンス階層型ライセンスは、Firewall Threat Defense バージョン 7.0 以降で使用できます。新しいライセンスモデルには、サブスクリプションとして基本ライセンスも含まれています。ライセンス、サブスクリプション、製品に関連するその他のオプションの詳細については、『ネットワークセキュリティ発注ガイド』を参照してください。
表 5. Cisco Secure Firewall Threat Defense Container の発注情報
| 製品 ID |
説明 |
| FTDV-SEC-SUB |
Cisco Secure Firewall Threat Defense Virtual / Container サブスクリプション |
| 上記の PID を選択すると、適切なパフォーマンス階層と、1 つ以上の利用可能なアドオン サブスクリプション ライセンス(T-Threat、M-Malware Defense、URLフィルタリング)を選択できます。 |
|
シスコの企業の社会的責任(CSR)レポートの「環境保全」セクションには、製品、ソリューション、運用、拡張運用、サプライチェーンに対する、シスコの環境保全ポリシーとイニシアチブが掲載されています。
次の表に、環境保全に関する主要なトピック(CSR レポートの「環境保全」セクションに記載)への参照リンクを示します。
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