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シスコ,

共同開発2製品 を発表

July 7 ,1995 No. 9529

 日本シスコシステムズ株式会社(代表取締役社長 松本 孝利,資本金22億2千万円,東京都千代田区三番町5番地 TEL. 03-5211-2800)は,7月7日,出資パートナーである沖電気工業株式会社(代表取締役社長 神宮司 順,本社:東京都港区虎ノ門1-7-12)および日本電気株式会社(代表取締役社長 金子 尚志,本社:東京都港区芝5-7-1)との各共同開発プロジェクトの成果としてつぎの2製品を発表しました。

1.6.3メガ ATM用カード(沖電気株式会社)
2.NEC 98用ルーターボード(日本電気株式会社)

 6.3メガ ATM用カードは、沖電気工業株式会社との共同開発製品であり,NTTのマルチメディア通信の共同利用実験で予定されている6.3Mbps ATM実験網に対応しています。本製品によりハイエンドルータCisco7000シリーズに6.3Mbps ATM機能を付加することができます。出荷開始は9月中旬を予定しています。(価格は未定)なお,本製品は7月19日からのINTEROP TOKYO 95 シスコブースに参考出品されます。

 NEC 98用ルーターボードは,日本電気株式会社との共同開発製品であり,NEC PC98シリーズに内蔵され、ISDN対応のルータ機能を実現するための製品です。本製品は,日本電気株式会社より市場に投入されます。出荷開始は7月末を予定しています。(対応機種:汎用拡張バス搭載のPC-9800シリーズ。)

 いずれの製品もシスコ社の技術をもとに,両社の技術を活用して日本市場に合わせたカスタマイズを行ったもので,インターネットワーキング市場の開発および拡大を図ることを目的としています。

 日本シスコシステムズは,昨年10月13日づけで米国シスコシステムズ社(以下シスコ社と略)と日本の大手コンピュータ関連会社13社からの出資および登記手続きが完了し,ジョイントベンチャー会社として正式発足しています。

 ジョイントベンチャー会社の主な目的は、日本におけるインターネットワーキング市場の立ち上がりを促進し、多くの異なるベンダーが新製品を市場に投入する際、その相互運用性を高め、スタンダードを定着させるために協力することにありました。そのためシスコ社では,ジョイントベンチャー会社設立に際して,特定の共同開発プロジェクトを出資パートナー各位と個別に設定することを予定していました。シスコ社は、今後も各出資パートナーとで個別に設定したプロジェクトを通して、シスコ社の技術と各出資パートナーの技術を日本市場に合わせカスタマイズし、インターネットワーキングの日本市場の開発および拡大を図っていく予定です。


▼本ニュースリリースに関するお問い合わせは,弊社 マーケティング本部
 前田(FAX. 03-5211-2820)までお願いいたします。

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