Cisco Catalyst 3560シリーズ

Cisco Catalyst 3560 シリーズ スイッチ

Q & A





Cisco Catalyst 3560 シリーズ スイッチ


製品概要

Q:Cisco® Catalyst® 3560 シリーズ スイッチとはどのようなものですか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、エンタープライズクラスの固定構成スイッチ シリーズで、ファースト イーサネットおよびギガビット イーサネット構成で IEEE 802.3af およびシスコ先行標準の Power over Ethernet(PoE)機能を備えています。Cisco Catalyst 3560 シリーズは、小規模企業の LAN アクセスまたはブランチ オフィス環境に適したアクセスレイヤ スイッチです。10/100/1000BASE-T と PoE 構成を組み合わせることにより、最大レベルの生産性と投資保護を実現し、IP テレフォニー、無線アクセス、監視カメラ、ビル管理システム、リモート ビデオ キオスクなどの新しいアプリケーションを展開できます。高度な QoS(Quality of Service)、レート リミット、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)、マルチキャスト管理、高性能な IP ルーティングなど、インテリジェントなサービスをネットワーク全体に展開しながら、従来のシンプルな LAN スイッチングを維持できます。Cisco Network Assistant は、シスコのスイッチ、ルータ、および無線アクセス ポイントの管理業務を簡素化する一元管理アプリケーションであり、Cisco Catalyst 3560 シリーズに無料で付属しています。Cisco Network Assistant は設定ウィザードを備えているため、統合型ネットワークおよびインテリジェント ネットワーク サービスを簡単に実装することができます。

Cisco Catalyst 3560 シリーズは、Cisco StackWise™ テクノロジーを採用した Cisco Catalyst 3560-E、Cisco Catalyst 3750 と 3750-E シリーズ、および Cisco Catalyst 4500 と 6500 シリーズ スイッチと並んで、大規模でスケーラブルなネットワーク環境向けの Cisco Catalyst スイッチ ファミリに属しています。Cisco IOS® ソフトウェアを備えたこれらのスイッチ製品ファミリは、業界トップのアベイラビリティ、統合型セキュリティ、最適化された展開、および管理性を実現します。

Q:Cisco Catalyst 3560-8PC コンパクト スイッチとはどのようなものですか。
A:Cisco Catalyst 3560-8PC コンパクト スイッチは、ワイヤリング クローゼットの外で配置するように設計された小型フォーム ファクタ スイッチです。このスイッチには、耐久性の高い金属シェルがあり、無音で動作するためファンはありません。壁面や、机の下へ容易に取り付けることができ、盗難防止用のセキュリティ ロックのほか、イーサネット ケーブルおよびスイッチを保護するケーブル ガードが付属しています。このスイッチを使用すれば、オフィスのワークスペース、小さなブランチ オフィス、教室、観光船など、配線が困難な場所でも Network Admission Control(NAC)などのインテリジェント サービスを提供することができます。

表 1 Cisco Catalyst 3560-8PC コンパクト スイッチ

製品名 製品番号 説明
Cisco Catalyst 3560-8PC

WS-C3560-8PC-S

  • イーサネット 10/100 ポート× 8、デュアルパーパス 10/100/1000 および SFP ポート× 1
  • 小型フォーム ファクタ(ファンなし)
  • IEEE 802.3af およびシスコ先行標準 PoE
  • IP Base ソフトウェアをインストール済み
  • 基本的な RIP およびスタティック ルーティング。 フル ダイナミック IP ルーティングにアップグレード可能

Q:PoE にはどのような利点がありますか。
A:PoE を利用すると、Cisco IP Phone および Cisco Aironet® 無線 LAN アクセス ポイント、および IEEE 802.3af 対応エンド デバイスを導入する際に、総所有コストを抑えることができます。また、各 PoE 対応デバイスへの給電に必要な壁面コンセントが不要となり、本来であれば IP 電話や 無線 LAN の配置に必要な電源ケーブルのコストも削減されます。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズでは、何台のデバイスに電源を供給できますか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズの 24 ポート PoE 構成では、受電装置への最大サポートとして、24 の PoE ポートに 15.4 W の電源を同時に供給できます。また、48 ポート PoE 構成では、Cisco Catalyst Intelligent Power Management を利用して、24 ポートに対して 15.4 W を、48 ポートに対して 7.7 W を、またはこれらの中間の量の電源を供給できます。Cisco Catalyst 3560 コンパクト スイッチでは、8 個の PoE ポートへ同時に 15.4 W の電源を供給できます。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、標準ベースの PoE をサポートしていますか。
A:はい。Cisco Catalyst 3560 シリーズは、IEEE 802.3af をサポートしています。シスコ先行標準の PoE(インライン パワー)にも対応しているので、すでにインストールされている Cisco IP Phone および Cisco Aironet 無線 LAN アクセス ポイントへの投資が有効に活用されます。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、IEEE 802.3af およびシスコ先行標準 PoE を同時に使用できますか。
A:はい。Cisco Catalyst 3560 シリーズ スイッチは、自動的にエンド ポイントを検出して、適切な電力を供給します。ユーザによる操作は必要ありません。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、どのようなソフトウェア イメージをサポートしていますか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、IP Base ライセンスまたは IP Services ライセンスを事前にインストールしたものを購入できます。IP Base ライセンス(従来の Standard Multilayer Image [SMI])は、高度な QoS、レート リミット、ACL、および基本的なスタティック ルーティングと RIP ルーティングの機能を提供します。IP Services ライセンス(従来の Enhanced Multilayer Image [EMI])は、ハードウェアベースの高度な IP ユニキャストと IP マルチキャスト ルーティングや、Policy-Based Routing(PBR; ポリシーベース ルーティング)など、エンタープライズクラスの豊富な機能を提供します。アップグレード ライセンスは、IP Base から IP Services ライセンスへのアップグレードに利用できます。

Q:レイヤ 3 または特殊な機能のライセンスには、さらにコストがかかりますか。
A:Cisco Catalyst 3560-24PS-E、3560-48PS-E、3560G-24TS-E、3560G-24PS-E、3560G-48TS-E、および 3560G-48PS-E には、IP Services ライセンスがインストールされており、機能のライセンス料はすべて標準価格に含まれています。ただし、Cisco Catalyst 3560-8PC-S、3560-24PS-S、3560-48PS-S、3560G-24TS-S、3560G-24PS-S、3560G-48TS-S、および 3560G-48PS-S スイッチには、IP Base ソフトウェアがインストールされています。Cisco Catalyst 3560-8PC-S、3560-24PS-S、および 3560-48PS-S スイッチは、IP Services アップグレード キット(1,995 米ドル)を購入すると、 IP Services 機能にアップグレードできます。Cisco Catalyst 3560G-24TS-S、3560G-24PS-S、3560G-48TS-S、および 3560G-48PS-Sスイッチ は、IP Services アップグレード キット(3,995 米ドル)を購入すると、IP Services 機能にアップグレードできます。IP Base 機能には、RIP ルーティングおよびスタティック ルーティングが含まれています。

Q:IP Services フィーチャ ライセンスでは、どのような機能がサポートされていますか。
A:IP Services ライセンスでは、次の機能がサポートされています。
  • ロード バランシングおよびスケーラブルな LAN のための次のダイナミック IP ルーティング プロトコル
    Open Shortest Path First(OSPF)、Interior Gateway Routing Protocol(IGRP)、Enhanced IGRP(EIGRP)、および Border Gateway Protocol(BGPv4)
  • 設定されているルーティング プロトコルに関係なくフロー リダイレクションを有効にすることで、PBR によるきめ細かな制御が可能
  • ネットワーク内の IP マルチキャスト ルーティングをサポートする Protocol-Independent Multicast(PIM)によって、要求されたマルチキャスト フィードをネットワークが受信可能。マルチキャストに参加していないスイッチは、PIM sparse mode(PIM-SM)、PIM dense mode(PIM-DM)、および PIM sparse-dense mode でプルーニング対応
  • Distance Vector Multicast Routing Protocol(DVMRP)トンネリングによって、非マルチキャスト ネットワークを挟んだ 2 つのマルチキャスト対応ネットワークの相互接続を実現
Q:QoS およびセキュリティに対応したレイヤ 3 とレイヤ 4 のルックアップを可能にするには、IP Service ライセンスが必要ですか。
A:いいえ。IP Base と IP Service ライセンスのどちらでも、QoS およびセキュリティに対応したレイヤ 3 とレイヤ 4 のルックアップが可能です。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、Cisco GigaStack® または Cisco StackWise テクノロジーをサポートしていますか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、Cisco GigaStack テクノロジー(Cisco Catalyst 3550、2950G、および 3500 XL で採用)も Cisco StackWise テクノロジー(Cisco Catalyst 3750 シリーズで採用)もサポートしていません。ただし、これらのプラットフォームのいずれかを組み合わせたクラスタは、Cisco Network Assistant ソフトウェアを使用すると、1 つの IP アドレスで管理できます。Cisco Network Assistant の詳細については、後述します。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、Inter Switch Link(ISL; スイッチ間リンク)VLAN トランキングをサポートしていますか。
A:はい。Cisco Catalyst 3560 シリーズは、802.1Q トランキングと ISL トランキングの両方をサポートしています。標準ベースの 802.1Q タギングまたは Cisco ISL VLAN アーキテクチャのいずれかを使用すると、どのポートにも VLAN トランクを作成できます。

Q:Small Form-Factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)とは、どのようなものですか。
A:SFP とは、Cisco Catalyst 3560 シリーズとディストリビューション レイヤ スイッチ間をギガビット イーサネットで接続するトランシーバです。SFP は Gigabit Interface Converter(GBIC; ギガビット インターフェイス コンバータ)と同様に機能しますが、かなり小型化されています。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、どのような SFP をサポートしていますか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズ スイッチは、1000BASE-SX、1000BASE-LX/LH、1000BASE-ZX、1000BASE-T、1000BASE-BX、1000BASE-CWDM、および 100BASE-FX(12.2(20)SE 以降でサポート)の SFP トランシーバをサポートしています。また、Cisco Catalyst 3560 シリーズは、ギガビット イーサネット ポイントツーポイント接続を低コストで構築できるように、Cisco Catalyst 3560 SFP Interconnect Cable もサポートしています。

Q:Cisco Catalyst 3560 SFP Interconnect Cable とは何ですか。
A:Cisco Catalyst 3560 SFP Interconnect Cable は、低コストで Cisco Catalyst 3560 スイッチ間におけるポイントツーポイントのギガビット イーサネット接続を可能にします。50 cm ケーブルは、SFP ポートを相互接続するのに使用できます。これは、短い距離で Catalyst 3560 の相互接続をしたいときに便利です。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズ スイッチで使用できる SFP の数に制限はありますか。
A:いいえ。Cisco Catalyst 3560 シリーズ スイッチでは、すべての SFP ポートに対して、同じ種類の SFP または他の種類の SFP を混在させることができます。

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、Redundant Power Supply(RPS; 冗長電源装置)をサポートしていますか。
A:はい。Cisco Catalyst 3560 シリーズ スイッチと Cisco RPS 675 冗長電源システムを組み合わせると、音声/データの統合型ネットワークで利用可能な最大電源が得られ、内蔵電源で障害が発生しても保護でき、停電には Uninterruptible Power Source(UPS; 無停電電源)システムで対応できます。Cisco Catalyst 3560-8PC コンパクト スイッチは、RPS をサポートしていません。Cisco RPS 675 の詳細については、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/ps2883/ps5066/index.html popup_icon


インテリジェント スイッチング

Q:なぜ、ネットワーク エッジにインテリジェンスが必要なのですか。
A:ネットワークは進化し続け、ネットワーク エッジでは次の 4 つに関する大きな変化が起こっています。
  • デスクトップ コンピューティング パワーの増強
  • 大きな帯域幅を必要とするアプリケーションの導入
  • ネットワーク上での極秘データの増大
  • IP 電話や 無線 LAN アクセス ポイントなど、複数タイプのデバイスの存在

このような新しいニーズは、既存のミッションクリティカルな多数のアプリケーションと競合しています。そのため、情報およびアプリケーションの配信を効果的に管理するには、ネットワーク エッジが重要であると IT 専門家は見ています。企業が戦略的なビジネス インフラストラクチャとしてネットワークに大きく依存するのに伴い、ハイ アベイラビリティ、セキュリティ、スケーラビリティ、およびコントロールを確保することの重要性がこれまで以上に高まっています。シスコのインテリジェント機能をワイヤリング クローゼットに導入することにより、ネットワーク全体にインテリジェント サービスを展開して、デスクトップからコア、WAN に至るまで一貫してニーズに対応することができます。

Cisco Catalyst インテリジェント イーサネット スイッチのインテリジェント サービスをネットワークに導入すると、お客様は大きなメリットを享受することができます。ネットワークの運用をさらに最適化するためには、迅速性を求めるニーズに対応するためのハイ アベイラビリティ、成長に合わせた拡大、秘密情報を安全に保護するためのセキュリティ、およびトラフィック フローの差別化と制御といった機能をネットワーク インフラストラクチャに導入することが重要です。

Q:シスコのインテリジェント スイッチングは、その他の点では当社のネットワークにどのように役立つのですか。
A:新しいアプリケーションでは、より広い帯域幅およびトラフィック フローの差別化と制御が必要になります。Enterprise Resource Planning(ERP)、音声(IP テレフォニー トラフィック)、CAD/CAM などのアプリケーションでは、File Transfer Protocol(FTP; ファイル転送プロトコル)や Simple Mail Transfer Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)などそれほど迅速性が要求されないアプリケーションと比べて、高い優先順位付けを必要とします。たとえば、ワイヤリング クローゼット スイッチ上のあるポートでは、大きいサイズのファイルがダウンロードされ、同じスイッチ上の別のポートでは、受信する音声トラフィックの遅延時間が長いために品質に影響が出るということは、望ましくありません。ネットワーク全体で音声トラフィックの分類と優先順位付けを適切に行うと、このような状況は避けられます。シスコのインテリジェント イーサネット スイッチは、ネットワーク トラフィックの分類と優先順位付けを行い、優れた QoS を実行して、輻輳を回避します。


セキュリティ

Q:ネットワークのセキュリティ面のニーズには、どのように対応しますか。
A:内部からのネットワークへの脅威が高まるにつれ、シスコ イーサネット スイッチでは、Secure Shell(SSH; セキュア シェル)、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)バージョン 3(SNMPv3)、ACL、802.1X、ポート セキュリティ、プライベート VLAN エッジ、DHCP インターフェイス トラッカー、プライベート VLAN、Dynamic ARP Inspection(DAI)、IP ソース ガード、MAC アドレス通知、RADIUS、TACACS+ など広範な機能を利用してデータ セキュリティを強化しています。セキュリティのニーズに応じて、Cisco Catalyst 3560 シリーズは、ファイアウォール、VPN、侵入検知システムなどのデバイスの役割を補完します。

Q:セキュリティを確保するには、どのように不正ユーザのアクセスを防止したらよいですか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、802.1X 規格をサポートしています。802.1X 規格は、RADIUS サーバと併用して、ネットワークにアクセスしようとするユーザを認証します。ポートレベルでのセキュリティとみなされる 802.1X は、無線 LAN で一般に使用される規格です。また、ACL を使用すると、ネットワークへのアクセスを部分的に制限することも可能です。MAC アドレス、IP アドレス、または TCP や UDP ポートに基づいて、アクセスを拒否することもできます。ACL の検索はハードウェアで実行されるので、ACL ベースのセキュリティの実施時に、転送およびルーティングのパフォーマンスが低下することはありません。ポートのセキュリティをさらに高める手段として、MAC アドレスに基づいてポートへのアクセスを制限して、ネットワークへの不正ユーザの侵入を防止するという保護方式もあります。

Q:セキュリティを確保するには、ネットワーク内の活動をどのように監視または追跡したらよいですか。
A:ネットワーク内の活動を監視/追跡するには、侵入検知システムを使用します。Cisco Catalyst 3560 シリーズは、MAC アドレス通知などの機能を使用して侵入検知システムを補完します。MAC アドレス通知は、アラートを送信するため、ユーザがネットワークに接続した時間と場所がネットワーク管理者に通知され、適切な対応がとれるようにします。DHCP インターフェイス トラッカー(オプション 82)機能は、スイッチとポート ID を DHCP サーバに送信して、ネットワークでユーザが物理的に接続している箇所を追跡します。DAI 機能は、拒否または廃棄された ARP パケットをログに記録し、スイッチ上で設定されているすべての VLAN、特定の VLAN、または一定の VLAN 範囲における転送済みパケット、廃棄済みパケット、MAC 確認の失敗、IP 確認の失敗、ACL で許可または拒否されたパケット、DHCP で許可または拒否されたパケットに関する統計情報の参照機能を管理者に提供します。また、DHCP スヌーピングと IP ソース ガードを併用すると、ダイナミックとスタティックの両方の IP/MAC マッピング テーブルを追跡できます。

Q:管理用パスワードと、設定またはトラブルシューティング時にスイッチにアクセスする際の管理用トラフィックをどのように保護すればよいですか。
A:スイッチの設定またはトラブルシューティング時(パスワードやデバイスの設定など)の管理用トラフィックを保護するには、データを暗号化することが最良の方法です。SSH と SNMPv3 では、Telnet と SNMP セッション時にデータが暗号化されます。

Q:Cisco Catalyst 3560 は SSHv2 をサポートしていますか。
A:はい。

Q:プライベート VLAN エッジ機能(保護ポート機能)とプライベート VLAN 機能は、どう違うのですか。
A:プライベート VLAN エッジ機能(保護ポート機能)とは、フル プライベート VLAN 機能の一部です。プライベート VLAN 機能は、プライマリとセカンダリの VLAN、コミュニティ、および分離 VLAN をサポートしていますが、プライベート VLAN エッジは、分離 VLAN に相当するものだけをサポートしています。


ネットワーク管理

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、シスコのスイッチ クラスタリング テクノロジーをサポートしていますか。
A:はい。シスコのスイッチ クラスタリング テクノロジー対応の Cisco Network Assistant ソフトウェアを使用すると、Cisco Catalyst 3560 スイッチを管理できます。PC ベースのネットワーク管理アプリケーションである Cisco Network Assistant は、ユーザ数が 250 人までの中小・中堅企業の LAN に最適です。Cisco Network Assistant では、シスコ製スイッチ、ルータ、および WLAN アクセス ポイントを一元的に管理します。Cisco Network Assistant は、Cisco Catalyst 2950T から Cisco Catalyst 4506 に至るまで Cisco Catalyst インテリジェント スイッチを幅広くサポートしています。操作しやすい GUI を使用して、スイッチの豊富な機能の設定や管理を行い、シスコ製のルータと無線アクセスポイントのデバイス マネージャを起動します。Cisco Network Assistant は、Cisco.com から無料でダウンロードできます。

ユーザは、Cisco Network Assistant に備わった統合型の管理インターフェイスを使用して、インテリジェント サービスを展開したり、強力なツールで LAN 全体を管理することができます。マルチレイヤ スイッチング、QoS、マルチキャスト、セキュリティ ACL などのインテリジェント サービスが、従来の LAN スイッチングと同様に簡素化されたことにより、以前は複雑なネットワークのみで利用できたメリットを活用することができるようになりました。Cisco Network Assistant のガイド モードを使用すると、ハイエンド機能でも着実に設定することができます。また、オンラインのコンテキスト ヘルプも充実しています。さらに、ソリューション ウィザードを使用すると、ビデオ ストリーミングやテレビ会議向けの設定を自動的に実行できます。

Cisco Network Assistant は、イーサネット、ファースト イーサネット、ファースト EtherChannel®、ギガビット イーサネット、ギガビット EtherChannel 接続など標準ベースの接続オプションをサポートしています。シスコのスイッチ クラスタリング テクノロジーは、独自のスタック モジュール、スタック ケーブル、または相互接続メディアに制限されないため、Cisco Network Assistant では、単一のワイヤリング クローゼットを超えて従来のクラスタ ドメインを拡大することができ、管理、パフォーマンス、およびコストの一定要件に合わせて相互接続を混在させることもできます。

Cisco Catalyst 3560 スイッチは、シスコ スイッチ クラスタのコマンド スイッチまたはメンバー スイッチとして設定できます。Cisco Network Assistant では、プライマリ コマンド スイッチに障害が発生した際に処理を引き継ぐために、冗長コマンド スイッチ(スタンバイ コマンド スイッチ)を指定することもできます。他の重要な機能として、複数のポートとスイッチの同時設定、クラスタ全体のソフトウェアの同時更新などがあります。帯域幅グラフおよびリンク レポートからは有益な診断情報が得られ、トポロジ マップからはネットワークの状態を容易に把握することができます。


製品の位置付け

Q:Cisco Catalyst 3550 シリーズとの比較で、 Cisco Catalyst 3560 シリーズはどのように位置付けられますか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、シスコの PoE 製品および 10/100/1000 製品の延長線上にあります。どちらの製品ファミリも、トポロジが似ているネットワークを対象にしており、高度な QoS、レート リミット、ACL、マルチキャスト管理、ハイパフォーマンス ルーティングなどのインテリジェント サービスをネットワーク全体に展開することができます。Cisco Catalyst 3550 シリーズと比べ、Cisco Catalyst 3560 シリーズは、10/100/1000 モデルを揃え、GBIC ベースではなく SFP ベースのギガビット イーサネット ポートを使用したアップリンク オプションを備えています。SFP の採用により、PoE 対応の 48 個の 10/100 ポートと、4 個の SFP ベース アップリンク ポートを 1 RU という小型サイズに収める設計が可能になりました。また、Cisco Catalyst 3560 シリーズは、シスコ先行標準の PoE(インライン パワー)実装だけでなく、IEEE 802.3af PoE 実装もサポートしています。Cisco Catalyst 3550 シリーズは、AC/DC 電源両用 10/100 構成、低ポート密度ギガビット イーサネット構成、および 100FX アグリゲータ スイッチと、幅広い製品ファミリとなっています。Cisco Catalyst 3550 では、スタック接続用に Cisco GigaStack GBIC をサポートしています。

Q:Cisco Catalyst 3750 シリーズとの比較で、Cisco Catalyst 3560 シリーズはどのように位置付けられますか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズは、固定構成のエンタープライズ 10/100 および 10/100/1000 アプリケーション向けの主流製品です。相互接続されたスイッチ群において、Cisco StackWise テクノロジーに備わっている高いアベイラビリティ、冗長性、パフォーマンス、および操作性が求められる場合に、Cisco Catalyst 3750 シリーズは理想的です。Cisco Catalyst 3750 シリーズには、IEEE 802.3af およびシスコ先行標準の PoE をサポートしたファースト イーサネット構成もあります。


ソフトウェアのアップデート

Q:固定構成型およびスタック可能な Cisco Catalyst シリーズで Cisco IOS ソフトウェアのアップデートが「無償」で提供されるものはどれですか。
A:シスコでは、以下に示す固定構成型およびスタック可能な Cisco Catalyst スイッチを対象に、 継続的な Cisco IOS ソフトウェア アップデートを無償で提供しています。製品のライフタイム中、購入された Cisco IOS パッケージ(LAN Base、IP Base、IP Services など)の範囲内でアップデートが利用可能です。
  • Cisco Catalyst Express 500 シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 2900 XL シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 2940 シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 2948G-GE-TX シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 2950 シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 2950 LRE シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 2955 シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 2960 シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 2970 シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 3500 XL シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 3550 シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 3560 シリーズ スイッチ
  • Cisco Catalyst 3750 シリーズ スイッチ
  • Cisco ME 2400 シリーズ スイッチ
  • Cisco ME 3400 シリーズ スイッチ

アップグレードはアップデートとは異なります。たとえば、IP Base パッケージから IP Services パッケージへのアップグレードには、重要な新機能が含まれるため、ソフトウェア ライセンス アップグレードを購入する必要があります。アップデートは、ソフトウェア機能の追加およびバグ修正であり、お客様がライセンスを所有する Cisco IOS ソフトウェア パッケージの対象範囲内でリリースされます。以上の記述は、事前のあらゆる保証およびソフトウェアに関する説明より優先され、予告なく変更される場合があります。

Q:Cisco IOS ソフトウェア アップデートを「無償」で入手する方法を教えてください。
A:上記のスイッチいずれかのソフトウェア ライセンスを所有している場合は、シスコの Web サイトで [Downloads] をクリックし、[Switch Software] を選択して、ソフトウェア アップデートを入手してください。ソフトウェアをダウンロードするには、Cisco.com ユーザ名とパスワードを使用してログインする必要があります。Cisco.com ユーザ名をお持ちでない場合は、Cisco.com にアクセスし、ページ上部の [Register] をクリックして取得してください。


サービスと保証

制限付きライフタイム保証

Cisco Catalyst 3750、Catalyst 3560、Catalyst 3550、Catalyst 2970、Catalyst 2960、Catalyst 2950、Catalyst 2940、Catalyst Express 500、Catalyst 3500 XL、および Catalyst 2900 XL シリーズ スイッチで適用されるハードウェア保証は、制限付きライフタイム保証です。この保証は、該当する Cisco Catalyst 製品を購入された場合に自動的に無料で提供されます。この保証により、10 営業日以内での製品の無償交換が可能になります。制限付きライフタイム保証の詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/lh2ben__.htm popup_icon

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズ では、どのようなタイプのサービスおよびサポートが利用できますか。
A:Cisco Catalyst 3560 シリーズでは、製品のライフタイム期間中、サービスとサポートをフルにご利用いただけます。導入から運用、最適化に至るまで、直接的またはシスコの優秀なパートナーを通して、テクニカル サポート サービスおよびサービス プログラムを提供しています。

テクニカル サポート サービス

テクニカル サポート サービスは、Cisco SMARTnet® および Cisco SMARTnet オンサイト サポートからご利用いただけます。Cisco SMARTnet サポートは、お客様の運営スタッフの支援を目的として、オンラインまたは電話で、技術情報および幅広いハードウェアのアドバンス交換オプションを提供しています。Cisco SMARTnet オンサイト サポートでは、ハードウェアのアドバンス交換オプションを補い、フィールド エンジニアを通してサービスを提供します。SMARTnet の詳細については、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/tss/snt.html


製品とお問い合わせ先について

Q:技術資料、製品仕様、その他の Cisco Catalyst 3560 シリーズに関する情報はどこで入手できますか。
A:データ シート、製品仕様など、製品に関する各種ドキュメントについては、次の Cisco Catalyst 3560 シリーズの Web サイトにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/switches/cat3560/

Q:Cisco Catalyst 3560 シリーズの製品番号を教えてください。
A:Cisco Catalyst 3560 スイッチの製品番号と発注情報については、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/switches/cat3560/