Cisco Prime Infrastructure

Cisco Prime Infrastructure 3.0

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Cisco Prime Infrastructure 3.0



キャンパス/ブランチからデータセンターまでエンタープライズ ネットワークの管理と保証を一元化


概要


急速な変化は今や日常的なものになっています。モバイル デバイスの急増、音声とビデオの広範なコラボレーション、クラウドとデータセンターの仮想化により、ネットワークはかつてない変化を迎えようとしています。ダイナミックかつアプリケーションセントリックなネットワークをめぐる新たな機会は、数多くの新たな課題を生み出しています。ビジネスの継続性を維持して運用コストを抑えながら、拡張ネットワークとアプリケーションの可視性、確実なエンドユーザ エクスペリエンス、より迅速なトラブルシューティング、および簡素化された導入/管理など、さまざまなニーズを満たす必要があります。

IT 担当者がこれらの課題に対処するには、1 つのインターフェイスでネットワークの管理、可視化、監視を可能にする包括的なソリューションが必要です。Cisco Prime Infrastructure は、ライフサイクル管理、保証の可視化およびトラブルシューティング機能をブランチ オフィスのワイヤレス ユーザから、WAN、そしてデータセンターに至るまでネットワーク全域に提供します。つまり、一元化されたネットワークに対する、一元化された管理と保証です(図 1)。

図 1. Cisco Prime Infrastructure



Cisco Prime Infrastructure の概要


Cisco Prime Infrastructure を使用すると、ネットワークをより効率的に管理できるため、最高レベルのワイヤレス/有線ネットワーク パフォーマンス、サービス保証、アプリケーションセントリックのエンドユーザ エクスペリエンスを実現できます。

  • 一括管理: Cisco Prime Infrastructure は、ネットワーク サービスのプロビジョニング、モニタリング、保証、および変更管理とコンプライアンス管理を行う単一の統合プラットフォームを提供します。これによりデバイスとサービスの導入が加速化され、エンドユーザ エクスペリエンスに影響を及ぼす問題をすばやく解決できるようになります。また、ネットワーク管理に要する時間を短縮できるため、ビジネスの成長により多くの時間を充てることができます。
  • シスコの機能を簡単に導入: Cisco Prime Infrastructure を使用すると、シスコの差別化機能やサービスをより迅速かつ効率的に設計し、実装することができます。Intelligent WAN(IWAN)、統合アクセス可能な分散ワイヤレス、Application Visibility and Control(AVC)、ゾーンベース ファイアウォール、Cisco TrustSecR 2.0 Identity-Based Networking Services などのテクノロジー サポートは設定済みで提供されるため、シスコ デバイスに組み込まれたインテリジェンス機能をすぐに活用できます。
  • 高度なアプリケーションの可視性: Cisco Prime Infrastructure は、シスコの組み込み機器と業界トップクラスのテクノロジーを設定し、使用することで、アプリケーションの可視性とネットワーク ポリシーの最適化を実現します。これらのテクノロジーには、NetFlow、Network-Based Application Recognition 2(NBAR2)、Simple Network Management Protocol(SNMP)などがあります。また、Cisco Prime Infrastructure では、分散された Cisco Network Analysis Module(NAM)からのアプリケーション パフォーマンスやパケット診断データをキャプチャ、処理、ドリルダウンすることも可能です。
  • エンタープライズ モビリティの包括的なカバレッジ: Cisco Prime Infrastructure は、独自のデータ収集と主要な統合により、だれが、どんな、いつ、どこから、どのようにワイヤレス アクセスを実施したかというピンポイントをついた可視性を提供します。これには、802.11ac サポート、相関する有線/ワイヤレス クライアント可視性、統一されたアクセス インフラストラクチャ モニタリング、空間マッピング、Cisco Identity Services Engine(ISE)統合による統合型セキュリティ/ポリシー適用とトラブルシューティング、Cisco モビリティ サービス エンジン(MSE)および Cisco CleanAir® 統合を使用した統合型ロケーション ベースの干渉源/不正/Wi-Fi クライアントの追跡レポート機能、RF 予測ツールなどが含まれます。
  • ネットワークおよびコンピューティングで統一された保証を提供: Cisco Prime Infrastructure は、ブランチ オフィス、キャンパス、データセンター ネットワーク(ネットワーク機器、UCS サーバおよび仮想マシンを含む)などのエンタープライズ インフラストラクチャ全体でスケーラブルな管理とサービス保証を提供します。モバイル デバイスや有線デバイス経由で接続するブランチ ユーザからデータセンターのコンピューティング リソースに至るすべてを追跡できる機能は、迅速なオンボーディング、修復、トラブルシューティングに不可欠です。
  • 分散ネットワークの可視性の一元化: 大規模またはグローバルな組織は、通常、ドメイン、地域、または国ごとにネットワーク管理を分散しています。Cisco Prime Infrastructure オペレーション センターを使用すると、最大 10 個の Cisco Prime Infrastructure インスタンスを可視化できるため、一元化された可視性と制御を維持しながら、ネットワーク管理機能を拡張できます。
  • Prime Infrastructure 3.0 の新機能

PI 2.2 の上に構築された Cisco Prime Infrastructure 3.0 では多数の新機能が追加されています。その一部を以下に示します。

  • プラットフォームの機能拡張
    • 新しいユーザ インターフェイス:HTML 5.0(Flash 削除)で作成されたモダンなユーザ インターフェイスにより、オペレータはネットワークの問題をすばやく簡単に特定して、根本原因の修復方法を識別することができます。また、新しいインターフェイスは、タブレットまたは PC のどちらを使用しているかに関わらず、より優れたエクスペリエンスを提供します。
    • アラームのカスタマイズ:ネットワーク オペレータは企業の運用上のニーズに基づいてアラームをカスタマイズできます。カスタマイズ可能な syslog ベースのアラームにより、新しいカスタム アラームを作成して、オペレータ応答の優先度を設定できます。
    • 相関パフォーマンス グラフ:管理者は相関グラフにより、ネットワーク KPI の比較トラブルシューティングを行うことができます。相関グラフ内のアラームおよび設定変更イベントのオーバーレイにより、ネットワーク変更イベントをパフォーマンス劣化/改善に結び付けることができます。
    • 設定コンプライアンス:コンプライアンス エンジンが製品に追加されたため、オペレータは最適なネットワーク設定を指定し、設定アーカイブやデバイス設定に対してネットワーク デバイスの監査を実行することができます。監査レポートは、コンプライアンスに準拠していないデバイスを識別します。オペレータは、準拠していないデバイスを必要に応じた構成で修復できます。また、このエンジンは、ネットワーク デバイスに関する EoL/EoS/PCI レポートの生成に役立ちます。
    • 日本語ローカリゼーション サポート:漢字をサポートする UI を提供します。
  • ワイヤレス管理:簡素化されたクライアント トラブルシューティングにより、ネットワーク オペレータはクライアントの問題の根本原因をグラフィック形式で簡単に特定して、問題の識別と解決をスピードアップさせることができます。有線でつながったネットワーク上の不正デバイスを特定するスイッチ ポート追跡(SPT)機能が強化されたことにより、不正管理とトラブルシューティングが簡素化されました。
  • ルーティング - Intelligent WAN(IWAN)管理:Cisco Validated Design とベスト プラクティスに基づくガイド付きワークフローにより、Cisco IWAN デバイスとサービスの導入および管理が非常に簡素化されています。このワークフローは Dynamic Multipoint VPN(DMVPN)および Performance Routing(PfR)などのサービスのプロビジョニングを高速化し、Quality of Service(QoS)設定とモニタリングを簡素化します。新しい PfR モニタリング ダッシュボードにより、アプリケーション パスの最適化が代替トランスポート経路でどのように機能しているかが可視化され、IWAN に起因する経路変更イベントをトラブルシューティングするうえで役立ちます。
  • データセンター管理:Prime 3.0 ではカバレッジが拡張され、サービス プロファイル管理と統合された UCS B シリーズ ブレード サーバおよび C シリーズ ラック サーバ用のインベントリ、障害、設定、パフォーマンスをサポートするコンピューティング インフラストラクチャ管理が備わっています。VMware vCenter との統合により、UCS アンダーレイ ホスト上で動作する仮想サーバおよび VMware ハイパーバイザのモニタリングと視覚化がサポートされます。このリリースには、N2K-9K からのデータセンター内のすべての Nexus プラットフォームに対する FCAPS サポートが含まれています。VPC と VDC の追加サポートにより、オペレータは単一のユーザ インターフェイスでネットワーク デバイスに関するアンダーレイ/オーバーレイ パフォーマンス特性を表示できます。
  • APIC-EM 統合:エンタープライズ SDN コントローラ(APIC-EM)との統合により、シスコ ネットワーク デバイスでゼロタッチ プロビジョニング機能(https ベースの PnP エージェント)を使用して新しいデバイスの導入を自動化できます。さらに PI は、DMVPN を使用する IWAN 導入環境に PKI を使用してルートを安全に導入するために、APIC-EM PKI(公開キー インフラストラクチャ)サービスをリクエストできます。

発注およびライセンス情報


詳細については、『Cisco Prime Infrastructure 3.0 発注およびライセンス ガイド』を参照してください。オーダー ガイドは、注文が可能になる前の 2015 年 9 月半ばに掲載される予定です。このガイドには、Prime Infrastructure 3.0 評価版の入手方法についても説明しています。


製品仕様


表 1 に、Cisco Prime Infrastructure でサポートされるさまざまな仮想/物理アプライアンス導入オプションに関する製品仕様を示します。

表 1. Cisco Prime Infrastructure 3.x の製品仕様

VMware VMware ESXi バージョン 5.1、5.5
仮想アプライアンスのリソース要件 推奨される仮想アプライアンス vCPU(仮想 CPU) メモリ(DRAM) 最小ハード ディスク ドライブ サイズ** ディスク I/O 帯域幅
Express 4 12 GB 300 GB 200 MBps
Express Plus 8 16 GB 600 GB 200 MBps
Standard 16 16 GB 900 GB 200 MBps
Pro 16 24 GB 1200 GB 320 MBps**
物理アプライアンスの仕様 物理アプライアンス* CPU メモリ(DRAM) ハード ディスク ドライブ サイズ ディスク I/O 帯域幅
Cisco Prime
アプライアンス(Gen 2)
10 コア物理
CPU - 20 スレッド
64 GB 4 X 900 GB
RAID10
320 MBps**

* 上記のハード ディスク ドライブ容量は、シックで割り当てる場合の VM サイズです。スナップショットは追加のスペースを必要とするため、必要に応じて VM のスナップショットを取得できるように、VM のデータストア内に余分に 50 % の空きスペースを残しておくことを推奨します。

** PI 2.2 から PI 3.0 にアップグレードするお客様は、パフォーマンスの低下を最小限に抑えるためにディスク I/O 帯域幅を 320 Mbps に設定することをお勧めします。


テクニカル サービス


Cisco Prime Infrastructure 3.0 には事後メンテナンス サポートを提供する新しい Cisco Software Support Service(SWSS)が付帯しており、これに基づいてサービス契約期間中にテクニカル サポート、Cisco.com へのアクセス、ソフトウェア サポートを利用でき、Cisco.com ソフトウェア ダウンロード サイトからメジャー/マイナー アップグレードを入手できます。詳細については、シスコ ソフトウェア サポート サービスを参照してください。

Cisco Prime アプライアンス オプションには、シスコによる 90 日間ハードウェア保証が付いています。Cisco SMARTnet® サービスなどのテクニカル サービス契約を対象デバイスに追加すると、Cisco TAC を利用でき、重要なビジネス ニーズを満たすさまざまなハードウェア交換オプション、ライセンス対象オペレーティング システム ソフトウェアのアップデート、Cisco.com の豊富なナレッジ ベースやサポート ツールへの登録済みアクセスが可能になります。

シスコ キャピタル


目標の達成を支援するファイナンス

シスコ キャピタルは、お客様が目標の達成と競争力の維持に必要なテクノロジーを導入できるよう支援します。CapEx の削減をサポートし、成長を加速させ、投資金額と ROI を最適化します。シスコ キャピタル ファイナンス プログラムにより、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、および補完的なサードパーティ製機器を柔軟に購入することができます。また、それらの購入を 1 つにまとめた計画的なお支払い方法をご用意しています。シスコ キャピタルは 100 ヵ国以上でサービスを利用できます。詳細はこちら

シスコによる保証の詳細については、http://www.cisco.com/go/warranty を参照してください。

シスコ テクニカル サービスについては、http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/tss/index.html を参照してくだ さい。