シスコとともに最強のネットワーク インフラを構築していく

これまで IT というものはもっぱら TCO の観点で検討されてきましたが、時代の変化とともに、お客様のビジネスのスループット(収益性)をいかに向上させていくかという流れにシフトしています。

ビジネス モデルの変革、異業種との連携による
新たな価値をどのように創出していくかが課題です。

シスコが提唱している「Fast IT」をはじめ、ビジネスのデジタル化が進むなかで、IT そのものの価値や目的が大きく変わってきていると言えます。

SDN(Software Defined Network)についても同様で、以前は機能や制御といった観点、そして従来からの TCO の観点に根ざした議論が行われてきました。これからはビジネスの新たな価値を生み出し、貢献するものとして考えていく必要があるでしょう。

ビジネス ポリシー実現のために SDN が果たす役割が
重要になっていると強く感じています。

富士通株式会社
ネットワークサービス事業本部
Ciscoビジネス事業部
事業部長
田中 誠 様

当社は企業創立以来の大きなお客様基盤を有しています。そして、お客様の業務を深く理解し、そこで得られた知見を活かすことを常に意識しながらさまざまな取り組みを進めてきました。デジタル ビジネス プラットフォーム「MetaArc(メタアーク)」のご提供、お客様のビジネス創出を担う人材の育成と改革を進める社内プロジェクト「SE 4.0」などはその一例です。

お客様と培ってきた業務に対する深い造詣。
それを IT として実現し、ご提供していきます。

そのなかで、シスコのグローバルな IT 基盤は当社のお客様基盤やリレーション、ご提供するサービスと非常に高い親和性があると思っています。

クラウド時代に対応したコンセプトやサービスに
シスコが提供しているインフラをうまく組み合わせる

これが、新たな市場価値の創造、ビジネス モデル変革の鍵になるでしょう。


スケールの大きな、最強のネットワーク インフラを
シスコとの共創によって実現していくことが私たちのミッションです。

富士通が目指す SDN は、キャリア グレードやエンタープライズ向けに全方位的にご提供するコンセプトを打ち出しています。仮想化から始まり、可視化、標準化、自動化とステップを進め、サービスとしてご提供していく予定です。

また、当社は上位のプラットフォームから、スマートフォンなどヒューマン セントリックなデバイスの開発、製造まで手掛けていることが強みであり、これからはヒューマン セントリックな IoT の分野にもより深く携わっていこうとしています。そこで得られた成果をサービスやパッケージ ビジネス、人材プログラムなどと融合させていくことで、我々が考える SDN をより具体化、具現化できるようになっていくでしょう。

クラウドや IoT におけるセキュリティ脅威にネットワークが自律的に対処、解決して安全、安心を担保する、いわゆる「センサーとしてのネットワーク(Network-as-a-Sensor)」や「エンフォーサーとしてのネットワーク(Network-as-an-Enforcer)」は具体例の 1 つですが、このようなスケールの大きなインフラの構築にはシスコとの連携が欠かせません。

当社はシスコの国内企業/公共部門向けネットワーク製品分野においてトップの販売実績があります。これをさらに強く、高めていくためにも、共創を進めていきたいと考えています。

シスコ SDN の価値を最大化

SDN の技術への取り組みはかなり早い段階から進めており、ビジネス パートナーであるシスコと一緒に開発部門の協業を進めていました。2014 年には OpenDaylight をベースにしたパッケージをリリースしています。

また、シスコの SDN 製品についてもデータセンター向けの Cisco ACI(Application Centric Infrastructure)ソリューション、Cisco APIC(Application Policy Infrastructure Controller)、Cisco Prime Infrastructure(PI)、Cisco Identity Services Engine(ISE)など各種をすでに取り扱い、実績も出ている状況です。

単に製品やテクノロジーを扱うのではなく、
社内で実践し、ノウハウの蓄積と検証を行っています。

企業向けネットワーク サービス「FENICS」(Fujitsu Enhanced Information and Communication Services、フェニックス)やクラウドをはじめ当社が提供しているサービスや社内ネットワークでも利用して、運用や使い勝手を含めた検証を経て、お客様にご提供できる取り組みを行っています。

お客様から SDN についてご相談をいただくこともあります。多くの場合、お客様のご要望、実現したいことをお聞きして、課題を整理するところから始めています。

富士通株式会社
ネットワークサービス事業本部
Ciscoビジネス事業部
金田 直樹 様

手段として SDN を使っていただくことで、
安定性や即時性、最適化などの効果を実現できる

それがお客様のインフラに対する SDN の効果だとご説明しています。

お客様の業務が効率化、自動化されて運用負荷が下がることや従来できなかった即時性を活かしたサービス レベルの向上や簡易化の実現というご説明をしていくなかで、シスコの製品やソリューションの方向性と、我々が目指す価値観はかなり一致していると感じます。

Cisco ISE によるポリシー定義型のセグメンテーションは一例ですが、シスコの製品はネットワークにつながっているモノの属性を踏まえて、素早く柔軟にポリシーを適用していくところにかなり力を入れている印象を持っています。適切な人、適切なデバイスに適切なポリシーを割り当てる、最適化するという考え方を実現しやすいアーキテクチャなので、こうした部分を我々の目指す SDN にうまく活用していきたいです。

SDN にするので機器をすべて入れ替えるというのではなく、
既存の設備を活かしながら実現できることも大きいです。

これはお客様にも、とても評判がよいですね。

今の時点では、ネットワーク管理の効率化や見える化、設定変更など本当に手間がかかっている部分の簡易化がトレンドと言えます。自治体や大規模環境のお客様では、事例も出てきています。業種別の視点で見ていくと、小売業でイベント時に限定して SSID を払い出すサービス、百貨店のテナントに対してご提供するサービスへの活用などが挙げられます。災害時に住民の方々に無線 LAN 環境を提供する取り組みの中で SDN の機能を活用している例もありますね。

SDN の技術を使って、マルウェアに感染した端末を発見したら
セキュリティ機器とネットワーク機器の連携で即座に止める。

セキュリティの観点なら、こうしたソリューションをご提供できるでしょう。

製造業では、遠隔地の工場や拠点におけるネットワーク設定、障害復旧の迅速化といったものや、見える化の観点でご提案しています。病院ではモバイル端末の活用や医療機器のネットワーク運用で安定した利用環境を実現するために SDN の技術を応用するといったご提案もあります。


当社は、導入前、導入後を問わず、シスコ製品のインテグレーションはもちろん、SDN への取り組みを進めてきたメーカーとして培った技術、経験、開発力を活かして、お客様のニーズにきめ細かくお応えできることが大きな強みです。お客様の業務や作業に特化した設計や、すでに持たれているアプリケーションとの連携にも対応できます。

シスコ SDN を活かした開発、インテグレーションで
効果と価値を最大化してご提供していきます。