概要

急激なビジネスの変化に対応する「Fast IT」を実現する要素として、ネットワークの仮想化があります。シスコは VXLAN 技術でネットワークの仮想化を促進しており、Cisco Nexus シリーズ データセンター スイッチは業界標準技術の VXLAN EVPN(MP-BGP)をサポートしています。これにより、マルチキャストに依存せず、簡単に VXLAN ベースのネットワーク仮想化を既存データセンター内で展開できます。

また、VXLAN ファブリックと SDN コントローラ(Cisco VTC)をを組み合わせることでマルチ テナントの統合管理、オーケストレータ ソフトウェアとの連携、仮想ネットワークの自動化を実現します。

ポイント

  • 業界標準の VXLAN EVPN を用いた VXLAN コントロール プレーンをいち早く Cisco Nexus シリーズに採用し、マルチ ベンダでの相互接続をサポート
  • マルチキャストに依存しないので、既存ネットワーク機器を活かしながら仮想ネットワークを段階的に導入可能
  • SDN コントローラ(Cisco VTC)をオプションで選択でき、VXLAN ファブリックの集中管理や仮想ネットワークの自動プロビジョニングを提供

Cisco Virtual Topology System(VTS)の特長


仮想ネットワークとマルチ テナント構成の例

  • 仮想マシンは x86 サーバ上の仮想ルータに収容し、ベアメタル マシンは TOR(Top of Rack)としての Cisco Nexus シリーズ スイッチに収容することで、柔軟かつハイ パフォーマンスなマルチテナント環境を提供
  • 各テナントは仮想ネットワークで構成され、Cisco VTC で複数のテナント環境を一元的に管理可能
  • オーケストレータとの連携により、自動プロビジョニングも可能

※VTF:Virtual Topology Forwarder の略。
x86サーバ上で動作する仮想ルータです。Cisco Vector Packet Processing(VPP)や Intel Data Plane Development Kit(DPDK)に対応し、レイヤ 2、レイヤ 3、VXLAN などのパケット転送処理において高いパフォーマンスを提供します。