概要

プライベート クラウドを活用する上で最も大切な要素は「自動化」です。しかし最適な自動化の手段は IT インフラ基盤の規模や使われ方によって異なります。シスコは多様なニーズに対応する自動化の手段を提供します。

ポイント

  • OpenStack を活用した、「標準化」された自動化の実現
  • すべてを API によって制御可能な Cisco UCS と Cisco ACI ファブリックは OpenStack による自動化に最適
  • OpenStack と Cisco ACI の連携により、実用的な性能とスケール性を実現

OpenStack による自動化

  • 物理的なリソースと仮想化されたリソースを統合管理
  • 各製品の持つ優れた機能を活用した実用的なプライベートクラウドの自動化を実現

Cisco UCS Director による自動化

  • Cisco UCS Director は各製品の API と連携し、それぞれの製品の持つ機能の構成を自動化するとともに横断的な連携を実現
  • すべてを仮想化、抽象化してソフトウェア的に実現するのではなく、物理的なリソースに対しても柔軟な管理を行うことで、実用的でスケーラビリティを備えたプライベート クラウドを実現

Cisco UCS Manager の機能を活かした自動化

実用的な自動化を実現するには、OS やハイパーバイザのインストールの自動化だけでなく、ファームウェアの最適化や構成、ネットワーク構成など、「インストールを開始するまでの部分」を含めた自動化が必要です。Cisco UCS Manager はそうした OpenStack による自動化ではカバーされていない部分の自動化を実現します。

  • Cisco UCS Manager によって OpenStack との連携ポイントが集約され、サーバの増減に対して柔軟な連携が可能に
  • 仮想化に最適な Cisco UCS サーバ(仮想インターフェイス カード、VIC)による柔軟なネットワーク構成とオフロード対応
  • ベア メタル サーバとしても最適な Cisco UCS サーバ(サービス プロファイルとポリシー管理によるサーバ構成の自動化)
  • Cisco UCS Manager は OpenStack による自動化ではカバーされていない詳細な構成に対して、サービス プロファイルを用いることで適切にポリシーを管理可能
  • サーバ自身とは分離して Cisco UCS Manager 側で構成情報を保持しているため、サーバの増減や交換などによって影響を受けることなく OpenStack との連携が可能

Group-Based Policy(GBP)のポリシー モデル

  • OpenStack と Cisco ACI を組み合わせることで OpenStack によるプライベート クラウドの通信をすべて Cisco ACI 側で処理することが可能となり、標準化された管理とハードウェア性能を活用してスケーラビリティと実用的な性能を両立
  • オープン ソース として OpenStack に組み込まれた Group-based Policy(GBP)によってポリシーに基づく制御を実現

ポリシー制御を仮想スイッチまで拡張

  • Open vSwitch の OpFlex 対応によって、Cisco ACI のポリシー制御と物理/仮想スイッチの違いを超えた統合管理を実現

Cisco UCS Director と Cisco ACI の連携

  • Cisco UCS Director が Cisco ACI と連携することにより、Cisco UCS Manager によって統合管理されたサーバ環境や VMware vCenter によって統合管理された仮想マシン環境と同じように、ネットワークも 1 つの管理ポイントで連携することが可能となり、物理的なトポロジーや接続構成に依存しない自動化を実現
  • Cisco ACI だけではカバーされないサーバやストレージの構成、仮想マシンの接続先ネットワークの選択など、Cisco ACI を活用した自動化を実現する手段として Cisco UCS Director は最も優れた連携を実現