「愛・地球博(愛知万博)」レポート - シスコシステムズが最新技術を駆使して、アメリカ館のコンバージドネットワーク構築を推進

INDEX

  1. 強固なパートナーシップのもとパビリオンをサポート
  2. 革新的な技術でイノベーティブな企画を支える
  3. 信頼性を確保する姿勢を徹底
  4. 機能性と成長性を背景に、さらなるサービスの充実に向かって

機能性と成長性を背景に、さらなるサービスの充実に向かって

アメリカ館には連日家族連れを中心とした多くのビジターが訪れ、最新技術を駆使したショーの構成や演出に対する専門家の評価も高い。

アメリカ館関係者、シスコ、そして PFU のチームワークがアメリカ館の成功を支えているとするタレスコ氏は最後にこう語ってくれた。 「例えば、1992年、セビリア万博のアメリカ館は規模的には今回の 4倍ほどあり、ロケーションや用途に即して固定電話や携帯電話、トランシーバなどを使い分けました。今回はこれらがすべて携帯性に優れた無線 IP フォン 1本に集約できたことで、スタッフのモビリティが向上。管理負荷や通信コストの面でも大きなメリットが生まれました。また、私たちは毎回エキスポを通じて新しいことを学び、実践していますが、開催期間中にもお客様やスタッフの声をもとにサービスの質を向上させていく姿勢が大切です。パビリオンは日々進化し、イノベーションを積み重ねているのです。その意味からも、複合的なサービスをすべて統合化された IP ネットワーク上で提供できることによって、恒常的な進化のための拡張性を確保することができたことは、大変意義深いことでした。シスコは日本の電話事情などに精通しており、またシスコ米国本社との連携によって NASA やハリウッドとの架橋を図って、パビリオンの成功を支えてくれました。そして、労を惜しまずネットワーク構築やユーザトレーニングに汗を流してくれた PFU にも再度感謝したいと思います。今後は VIP ルームに設置された TV 会議システムを公開して、来場者との対話を推進するようなイベントなど、オープンなアメリカ精神を体現するユニークな企画を進めていきたいと考えています。さらにアメリカ館関係者、シスコ、PFU の密接な関係を堅持し、その成果をお客様に還元していきたいと思っています」