アクセスポイントタグの永続性に関する情報
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 以降では、AP タグの永続性がコントローラでグローバルに有効になります。タグの永続性が有効になっているコントローラに AP が接続すると、マッピングされたタグが AP に保存され、各 AP にタグの設定が個別に書き込まれることはありません。
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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco IOS XE Bengaluru 17.6.1 以降では、AP タグの永続性がコントローラでグローバルに有効になります。タグの永続性が有効になっているコントローラに AP が接続すると、マッピングされたタグが AP に保存され、各 AP にタグの設定が個別に書き込まれることはありません。
ステップ 1 |
[Configuration] > [Tags & Profiles] > [Tags] を選択します。 |
ステップ 2 |
[AP] タブをクリックします。 |
ステップ 3 |
[Tag Source] タブで、[Enable AP Tag Persistency] チェックボックスをオンにして、AP タグの永続性をグローバルに設定します。 タグの永続性が有効になっているコントローラに AP が接続すると、マッピングされたタグが AP に保存され、タグの設定は各 AP に個別に書き込まれません。 |
ステップ 4 |
[Apply to Device] をクリックします。 |
AP にタグを保存します。
ステップ 1 |
[Configuration] > [Wireless] > [Access Points] を選択します。 |
ステップ 2 |
リストから AP をクリックします。 |
ステップ 3 |
[General] タブをクリックします。 |
ステップ 4 |
[Tags] セクションで、[Configuration] > [Tags & Profiles] > [Tags] ページで作成した、該当するポリシータグ、サイトタグ、および RF タグを指定します。 |
ステップ 5 |
[Policy] ドロップダウンリストから値を選択します。 |
ステップ 6 |
[Site] ドロップダウンリストから値を選択します。 |
ステップ 7 |
[RF] ドロップダウンリストから値を選択します。 |
ステップ 8 |
[Write Tag Config to AP] チェックボックスをオンにしてタグを AP にプッシュし、AP がコントローラ間で移動した場合でも、この情報を保存して記憶できるようにします。 |
ステップ 9 |
[Update & Apply to Device] をクリックします。 |
ステップ 1 |
[Configuration] > [Wireless] > [Access Points] を選択します。 |
ステップ 2 |
AP のリストから AP をクリックします。 |
ステップ 3 |
[Edit AP] ウィンドウで、[Advanced] タブを選択します。 |
ステップ 4 |
[Set to Factory Default] セクションで、[Clear Resolved Tag Config] チェックボックスをオンにして、AP に保存されているタグをクリアします。 |
ステップ 5 |
[Update & Apply to Device] をクリックします。 |
プライマリコントローラから設定されたポリシータグ、サイトタグ、および RF タグを AP で保持するためには、それらのタグがその AP が接続する他のコントローラにも存在する必要があります。3 つのタグがすべて存在しない場合、AP はデフォルトのポリシータグ、サイトタグ、および RF タグを適用します。同様に、タグポリシーは、1 つまたは 2 つのタグが存在する場合でも適用されます。AP タグの永続性は、N+1 冗長性シナリオで AP をプライミングするのに役立ちます。タグの設定の詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/controller/9800/17-6/config-guide/b_wl_17_6_cg/m_config_model.html を参照してください。
(注) |
有効にすると、AP 接続中に AP タグの永続性が実行されるため、コントローラにすでに接続している AP がある場合、それらの AP はコントローラに再接続する必要があります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
ap tag persistency enable 例:
|
AP タグの永続性を設定します。 |
ステップ 3 |
end 例:
|
コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
プライマリコントローラで AP タグの永続性を確認するには、次のコマンドを使用します。
Device# show ap tag summary
Number of APs: 1
AP Name AP Mac Site Tag Name Policy Tag Name RF Tag Name Misconfigured Tag Source
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Cisco01_AP xxxx.xxxx.xxxx default-site-tag OpenRoaming default-rf-tag No Static
(注) |
[Tag Source] に [Static] または [Filter] が表示されている場合は、AP タグマッピングがプライマリコントローラで設定されていることを意味します。ソースに [Default] が表示されている場合は、AP がコントローラに接続するときにデフォルトのタグを受信したことを意味します。 |
セカンダリコントローラで AP タグの永続性を確認するには、次のコマンドを使用します。
Device# show ap tag summary
Number of APs: 1
AP Name AP Mac Site Tag Name Policy Tag Name RF Tag Name Misconfigured Tag Source
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
Cisco01_AP xxxx.xxxx.xxxx default-site-tag OpenRoaming default-rf-tag No AP
(注) |
[Tag Source] に [AP] が表示されている場合は、ポリシータグ、サイトタグ、および RF タグがプライマリコントローラで設定されたものと一致しており、AP タグがコントローラ間で保持されていることを意味します。 |