新機能
このリリースでは、次の機能を使用できます。
カスタマー仮想アシスタント
顧客仮想アシスタント(CVA)を使用することで、IVR プラットフォームをクラウドベースの音声サービスと統合することができます。CVA では、次の音声サービスが提供されます。
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テキスト/スピーチ:音声合成操作用のアプリケーションでクラウドベースの TTS サービスと統合されています。CVA では、現在 Google のテキスト/スピーチ サービスがサポートされています。
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スピーチ/テキスト:音声認識操作用のアプリケーションで、クラウドベースの ASR サービスと統合されています。CVA では、現在 Google のスピーチ/テキスト サービスがサポートされています。
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音声インテント変換:CVA には、音声テキスト変換操作から受け取ったテキストを処理して、顧客の発言の意図を特定する機能があります。CVA は、クラウドベースの自然言語認識(NLU)サービスを使用して、このサービスを提供しています。CVA は現在、Google の Dialogflow サービスをサポートしています。
詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/packaged-contact-center-enterprise/tsd-products-support-series-home.html にある『Cisco Packaged Contact Center Enterprise 機能ガイド』の「顧客仮想アシスタント」の章を参照してください。
スマートライセンス
このリリースでは、ライセンスの所有権と使用状況が可視化されるスマート ライセンスが導入されています。スマート ライセンスによって、ライセンスを簡単に生成、展開、および管理し、使用状況を報告できます。ライセンスの付与資格を単一のアカウントにプールし、バーチャル アカウント間でライセンスを自由に移動することができます。
スマート ライセンスでは、製品インスタンスを登録し、ライセンスの使用状況を報告して、Cisco Smart Software Manager または Cisco Smart Software Manager オンプレミスから必要な認証を取得します。
詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/packaged-contact-center-enterprise/products-maintenance-guides-list.html の『Cisco Packaged Contact Center Enterprise アドミニストレーションおよび設定ガイド』を参照してください。
SMSの送信(Send DTMF)
この機能では、Dual Tone Multi Frequency(DTMF)トーンを、VVB でプロンプトとして再生することができます。
詳細については、https://developer.cisco.com/site/customer-voice-portal/documents/virtual-voice-browser/ にある『Cisco Virtualized Voice Browser 開発者ガイド』を参照してください。
DTMF トーン オーバーレイ
DTMF トーン オーバーレイには、発信者ストリームの DTMF トーン(オーバーレイ)を、機密データの認識中にランダムな間隔で挿入できる機能が含まれています。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-customer-voice-portal/tsd-products-support-series-home.html にある『CVP 要素仕様ガイド』の「Digits」の章を参照してください。
Waveform URI
発言の録音には Waveform URI が使用されます。これは、アプリケーション開発者が ASR システムで録音を行う際に、URI を収集するためです。Call Studio の Form
要素に、新しいパラメータ recordutterance
が導入されています。このパラメータの値が true
に設定されている場合は、録音が ASR システムで行われており、録音の URI が VXML サーバに返送されて、使用できる状態になっています。
詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-customer-voice-portal/tsd-products-support-series-home.html にある『CVP 要素仕様ガイド』の「Form」の章を参照してください。
音声アクティビティ検出(VAD)
VAD は、VVB による発話の開始、発話の終了、録音時間合計などのイベントの処理を可能にすることで、Call Studio の設定に基づき、初期の無音期間を短縮しています。また、サイレント感度のレベルを変更できるように Cisco VVB を設定することもできます。
詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-customer-voice-portal/tsd-products-support-series-home.html にある『CVP 要素仕様ガイド』の「Record」の章を参照してください。
VVB メディア ストリーミング
VVB では、ストリーミング URL から HTTP(S) を使用して、メディアを連続的にストリーミングできるようになりました。
詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/support/customer-collaboration/unified-customer-voice-portal/tsd-products-support-series-home.html にある『CVP 要素仕様ガイド』の「Audio」の章を参照してください。