ブートストラップ プロトコル(BootP)
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BootP は、特定の起動情報(IP アドレスなど)を Cisco IP Phone などのネットワーク デバイスが検出できるようにするものです。
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Cisco Discovery Protocol(CDP)
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CDP は、シスコの製造するすべての装置で動作するデバイス検出プロトコルです。
デバイスは、CDP を使用して自身の存在をネットワーク内の他のデバイスにアドバタイズし、ネットワーク内の他のデバイスの情報を受信できます。
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Cisco IP Phone では、補助 VLAN ID、ポートごとの電源管理の詳細情報、Quality of Service(QoS)設定情報などの情報を、CDP を使用して Cisco Catalyst スイッチとやり取りしています。
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Domain Name Server (DNS)
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DNS はドメイン名を IP アドレスに変換します。
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Cisco IP Phone は、ドメイン名を IP アドレスに変換する DNS クライアントを備えています。
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Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)
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DHCP は、IP アドレスを動的に確保して、ネットワーク デバイスに割り当てるものです。
DHCP を使用すると、IP Phone をネットワークに接続すれば、その電話機が機能するようになります。IP アドレスを手動で割り当てたり、ネットワーク パラメータを別途設定したりする必要はありません。
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DHCP は、デフォルトで有効になっています。無効になっている場合は、IP アドレス、サブネット マスク、およびゲートウェイを電話機ごとに手動で設定する必要があります。
DHCP のカスタム オプション 160 および 159 を使用することを推奨します。
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Hypertext Transfer Protocol(HTTP)
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HTTP は、インターネットや Web 経由で情報を転送し、ドキュメントを移送するための標準プロトコルです。
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Cisco IP Phone では、XML サービス、プロビジョニング、アップグレード、およびトラブルシューティングに HTTP を使用します。
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Hypertext Transfer Protocol Secure (HTTPS)
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Hypertext Transfer Protocol Secure(HTTPS)は、サーバの暗号化とセキュアな ID を確保できるように、ハイパーテキスト転送プロトコルと SSL/TLS プロトコルを組み合わせたものです。
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HTTP と HTTPS の両方をサポートする Web アプリケーションには 2 つの URL が設定されています。HTTPS をサポートする Cisco IP Phone は、HTTPS URL を選択します。
サービスへの接続が HTTPS 経由である場合、ロック アイコンがユーザに表示されます。
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インターネット プロトコル(IP)
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IP は、パケットの宛先アドレスを指定し、ネットワーク経由で送信するメッセージング プロトコルです。
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IP を使用して通信するには、ネットワーク デバイスに対して、IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイが割り当てられている必要があります。
IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイの識別情報は、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を通じて Cisco IP Phone を使用する場合は、自動的に割り当てられます。DHCP を使用しない場合は、個々の電話機がある場所で、これらのプロパティを手動で割り当てる必要があります。
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Link Layer Discovery Protocol(LLDP)
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LLDP は、CDP と同様の標準化されたネットワーク検出プロトコルで、一部のシスコ デバイスとサードパーティ製デバイスでサポートされています。
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Cisco IP Phone は、PC ポートで LLDP をサポートします。
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Link Layer Discovery Protocol-Media Endpoint Devices(LLDP-MED)
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LLDP-MED は、音声製品用に開発された、LLDP 標準の拡張です。
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Cisco IP Phone は、次のような情報をやり取りするために、SW ポートで LLDP-MED をサポートします。
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ボイス VLAN の設定
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デバイスの検出
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電源管理
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インベントリ管理
LLDP-MED サポートの詳細については、次の URL にある『LLDP-MED and Cisco Discovery Protocol』ホワイト ペーパーを参照してください。http://www.cisco.com/en/US/tech/tk652/tk701/technologies_white_paper
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Network Transport Protocol(NTP)
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NTP は、遅延変動のあるパケット交換データ ネットワークでコンピュータ システムのクロックを同期するためのネットワーキング プロトコルです。
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Cisco IP Phone は、ソフトウェアに統合された NTP クライアントを備えています。
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Real-Time Transport Protocol(RTP)
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RTP は、インタラクティブな音声やビデオなどのリアルタイム データをデータ ネットワーク経由で転送するための標準プロトコルです。
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Cisco IP Phone は、RTP プロトコルを使用して、他の電話機やゲートウェイとリアルタイム音声トラフィックを送受信します。
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Real-Time Control Protocol (RTCP)
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RTCP は RTP と連動して、RTP ストリーム上で QoS データ(ジッター、遅延、ラウンドトリップ遅延など)を伝送します。
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RTCP はデフォルトでは無効になっています。
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Session Description Protocol (SDP)
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SDP は SIP プロトコルの一部であり、2 つのエンドポイント間で接続が確立されている間に、どのパラメータを使用できるかを決定します。会議は、会議に参加するすべてのエンドポイントがサポートする SDP 機能だけを使用して確立されます。
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コーデック タイプ、DTMF 検出、コンフォート ノイズなどの SDP 機能は、通常は運用中のサードパーティ コール制御システムまたはメディア ゲートウェイでグローバルに設定されています。SIP エンドポイントの中には、これらのパラメータをエンドポイント上で設定できるものがあります。
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Session Initiation Protocol (SIP)
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SIP は、IP を介したマルチメディア会議のためのインターネット技術特別調査委員会(IETF)標準です。SIP は、アプリケーション層の ASCII ベースの制御プロトコルであり(RFC 3261 で規定)、2 つ以上のエンドポイント間でコールを確立、維持、および終了するために使用できます。
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他の Voice over IP(VoIP)プロトコルと同様に、SIP はパケット テレフォニー ネットワークにおけるシグナリングとセッション管理の機能に対応するよう設計されています。シグナリングは、ネットワーク境界を越えてコール情報を伝送する機能です。セッション管理は、エンドツーエンド
コールの属性を制御する機能です。
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Secure Real-Time Transfer protocol (SRTP)
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SRTP は、Real-Time Protocol(RTP)Audio/Video Profile の拡張で、RTP パケットと Real-Time Control Protocol(RTCP)パケットの整合性を保証して、2 つのエンドポイント間のメディア
パケットの認証、整合性、および暗号化を実現します。
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Cisco IP Phone は、メディア暗号化に SRTP を使用します。
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Transmission Control Protocol(TCP)
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TCP は、コネクション型の転送プロトコルです。
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Transport Layer Security(TLS)
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TLS は、通信のセキュリティ保護と認証に使用される標準プロトコルです。
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セキュリティを実装すると、Cisco IP Phone は TLS プロトコルを使用して、サードパーティ コール制御システムへの登録をセキュアに実行します。
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Trivial File Transfer Protocol(TFTP)
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TFTP を使用すると、ファイルをネットワーク経由で転送できます。
Cisco IP Phone で TFTP を使用すると、電話機タイプに固有の設定ファイルを取得できます。
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TFTP では、ネットワーク内に TFTP サーバが必要です。このサーバは、DHCP サーバで自動的に識別できます。
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User Datagram Protocol(UDP)
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UDP は、データ パケットを配信するためのコネクションレス型メッセージング プロトコルです。
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UDP は RTP ストリームにのみ使用されます。SIP は、UDP、TCP、および TLS を使用します。
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