安全性とパフォーマンスに関する情報
IP 電話機の取り付けまたは使用の前に、次の安全に関する通知をお読みください。
警告 |
安全上の重要事項 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策に留意してください。各警告の最後に記載されているステートメント番号を基に、装置に付属の安全についての警告を参照してください。ステートメント 1071 これらの注意事項を保管しておいてください。 |
このマニュアルに記載されている警告の翻訳を読むには、URL:https://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/cuipph/MPP/6800-DECT/RCSI/RCSI-0366-book.pdf にある「Regulatory Compliance and Safety Information—Cisco Wireless IP Phone 882x Series」の該当するステートメント番号を参照してください。
警告 |
使用、設置、電源への接続を行う前にインストール手順を読んでください。ステートメント 1004 |
警告 |
Voice over IP(VoIP)サービスおよび緊急コール サービスは、電源障害や停電が発生している場合は機能しません。電源が復旧した後、VoIP および緊急コール サービスへ再びアクセスできるように機器のリセットまたは再設定をする必要がある場合があります。米国では、この緊急番号は 911 です。国内の緊急番号を確認しておく必要があります。ステートメント 361 |
警告 |
この製品を廃棄処分する場合は、日本国のすべての法律および規則に従ってください。ステートメント 1040 |
警告 |
いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019 |
安全に関する注意事項
以下は、特定の環境で を使用するにあたっての安全に関する注意事項です。
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この製品は、医療環境で主要コミュニケーション ツールとして使用しないでください。他の装置または機器からの干渉を受けやすい、規制外の周波数帯域を使用することがあるためです。
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医療機関でのワイヤレス デバイスの使用は、各医療機関によって示されている制約に限定されます。
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危険な場所での無線デバイスの使用は、その環境に適用される安全規則による制約に限定されます。
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航空機内でのワイヤレス デバイスの使用は、アメリカ連邦航空局(FAA)によって規制されています。
バッテリの安全上の注意事項
次に示すバッテリの安全上の注意事項は、 で認定されたバッテリに適用されます。
警告 |
バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。バッテリは、同型式のもの、または製造業者が推奨する同等の型式のものとのみ交換してください。使用済みのバッテリは、製造元が指示する方法に従って処分してください。ステートメント 1015 |
警告 |
バッテリの金属製接点に触れたり、ブリッジしたりしないでください。想定外のバッテリ放電によって、深刻な火災を引き起こすおそれがあります。ステートメント 341 |
警告 |
爆発の危険性:爆発の危険性のある環境で電話機のバッテリを充電しないでください。ステートメント 431 |
注意 |
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バッテリの入手については、お近くの販売店にお問い合わせください。シスコ部品番号があるバッテリのみを使用してください。
停電
電話機によって救急サービスにアクセスできるかどうかは、電源が入っているベースステーションによります。電源障害がある場合、電源が復旧するまで、利用および緊急コール サービス ダイヤルは機能しません。電源の異常および障害が発生した場合は、装置をリセットまたは再設定してから、利用および緊急コール サービスへのダイヤルを行う必要があります。
規制区域
ハンドセットの無線周波数 (RF) は、ベースステーションによって制御されます。ベースステーションは、特定の規制ドメインに対して構成されています。特定の規制区域の外部でこのシステムを使用すると、システムは適切に機能せず、現地の規制に違反するおそれがあります。
ヘルスケア環境
この製品は、医療機器ではありません。他の装置または機器からの干渉を受けやすい、ライセンスのない周波数帯域を使用します。
外部デバイスの使用方法
次の情報は、DECT ハンドセットで外部デバイスを使用する場合に適用されます。
シスコでは、不要な無線周波数(RF)および可聴周波数(AF)がシールドされた高品質の外部デバイス(ヘッドセットなど)の使用を推奨しています。
これらのデバイスの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音が入ることもあります。その場合は、次のいずれかの方法で対処してください。
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RF または AF の信号源から外部デバイスを離す。
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RF または AF の信号源から外部デバイスのケーブルの経路を離す。
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外部デバイス用にシールドされたケーブルを使用するか、シールドおよびコネクタが高品質のケーブルを使用する。
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外部デバイスのケーブルを短くする。
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外部デバイスのケーブルに、フェライトまたは同様のデバイスを適用する。
シスコでは、外部デバイス、ケーブル、コネクタの品質については制御できないため、システム パフォーマンスの保証ができません。良品質のケーブルおよびコネクタを使用して適切なデバイスを接続すると、十分なシステム パフォーマンスを得られます。
注意 |
欧州連合諸国では、EMC Directive [89/336/EC] に完全に準拠した外部ヘッドセットだけを使用してください。 |
ネットワーク輻輳時のシステム動作
ネットワーク パフォーマンスの低下の原因となるものは、電話機のシステム音声の品質にも影響を及ぼすため、場合によっては、コールがドロップする可能性があります。ネットワーク パフォーマンスの低下は、次のような原因が考えられます。
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内部ポート スキャンやセキュリティ スキャンなどの管理タスク
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サービス拒否攻撃など、ネットワーク上で発生した攻撃