Prime Collaboration Deployment リリース 14 アドミニストレーション ガイド

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Prime Collaboration Deployment リリース 14 アドミニストレーション ガイド

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Cisco Prime Collaboration Deployment 機能

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2022年10月31日月曜日

章のタイトル： Cisco Prime Collaboration Deployment 機能

Cisco Prime Collaboration Deployment 機能

Cisco Prime Collaboration Deployment の考慮事項

Cisco Prime Collaboration Deployment を使用すると、ユーザはインベントリ内のサーバ上でタスク（移行やアップグレードなど）を実行することができます。

ステップ

タスク

ステップ 1：インベントリの作成

タスクを実行するには、まずインベントリ内にクラスタが存在する必要があります。すでに UC アプリケーションを実行している UC クラスタをインベントリに追加するには、[開く (Open)] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[ インベントリ > クラスタ > 検出クラスタ機能 (inventory cluster Discovery cluster feature)] を選択

既存のクラスタを新しい仮想マシンに移行するには、[ Open and close navigation ] をクリックし、[ Inventory > > cluster Define Migration Destination cluster] を選択します。（移行タスク を参照）。

新しいクラスタをインストールするには、[ Open and close navigation ] をクリックし、[ INVENTORY > > cluster Define new UC cluster ] 機能を選択します。（インストール作業 を参照）。

既存のクラスタから新しい仮想マシン クラスタに移行する場合または新しいクラスタをインストールする場合は、最初に、それらの仮想マシンを含む ESXi ホストをインベントリに追加する必要がありますESXi ホストを追加するには、[開く (Open )] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[インベントリ ( Inventory > ESXi Hosts)] を選択します。（ESXi ホスト サーバの追加 を参照）。

ステップ 2：タスクの作成

インベントリ内のクラスタ上で操作を実行するためのタスクを作成できます。タスク作成時にオプションで以下のことを実行できます。

  • クラスタの選択

    （注）   

    このタスクは、必要なクラスタのタイプによって異なります。たとえば、検出されたクラスタまたは移行クラスタを選択することがあります。

  • タスクを実行するタイミングの決定

  • タスクを個別に実行するか、手順間で一時停止するか決定します。

次のいずれかの操作を実行するには、以下の手順を参照してください。

  • 既存のクラスタから VM マシンの新規クラスタに移行するには、移行タスクを参照してください。

  • 既存のクラスタの Unified Communications Manager バージョンをアップグレードするには、アップグレード タスクを参照してください。

  • 既存のクラスタのバージョンを切り替えるには、バージョン切り替えタスクを参照してください。

  • 既存のクラスタを再起動するには、サーバ再起動の作業を参照してください。

  • 既存のクラスタ内の 1 つ以上のサーバのホスト名または IP アドレスを変更するには、アドレス再設定作業を参照してください。

  • VM マシンから新規 UC クラスタを作成するには、インストール作業を参照してください。

ステップ 3：タスクのモニタ

タスクが作成されたら、[モニタリング（Monitoring）] ウィンドウでタスクを表示または追跡できます。このページでは、タスクをキャンセル、一時停止、または再開することもできます。

作成したタスクを表示するには、タスク ステータスのモニタを参照してください。

ステップ 4：管理タスク

電子メール通知を設定できます。「電子メール通知」を参照してください。

ネットワーク アドレス変換のサポート

Cisco Prime Collaboration Deployment では、ネットワーク アドレス変換（NAT）がサポートされています。次の状況では Cisco Prime Collaboration Deployment を使用できます。

  • Cisco Prime Collaboration Deployment がローカル ネットワークまたはプライベート ネットワーク内にあり、アプリケーション ノードが NAT の後方にある場合。

  • Cisco Prime Collaboration Deployment が NAT の後方にあり、アプリケーション ノードがプライベート ネットワーク内にある場合。

NAT の後方にあるアプリケーション ノードをサポートするため、Cisco Prime Collaboration Deployment はプライベート IP アドレスと NAT IP アドレスを追跡します。導入ノードの NAT IP アドレスとアプリケーションを指定するには、Cisco Prime Collaboration Deployment を使用します。Cisco Prime Collaboration Deployment は NAT IP ドレスを使用してアプリケーション ノードと通信します。ただし、platformConfig.xml ファイルを使用してノードを設定する場合、ノードはそのプライベート アドレスを使用します。

NAT の後方にある Cisco Prime Collaboration Deployment の設定

Cisco Prime Collaboration Deployment が NAT の後方にあり、アプリケーション仮想マシンまたは ESXi ホストと通信する場合、この通信は NAT IP アドレスを使用して行われます。


（注）  

Cisco Prime Collaboration Deployment が NAT の後方にあり、アプリケーション ノードがプライベート ネットワーク上にある場合、アプリケーション ノードは NAT IP アドレスと通信します。

Cisco Prime Collaboration Deployment の NAT IP アドレスを設定するには、[管理（Administration）] メニューの[NAT 設定（NAT Settings）] ウィンドウを使用します。このウィンドウで入力した NAT IP アドレスは、GUI の他のウィンドウには表示されません。

手順

ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (Open)] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[管理 (Administration)] [ > NAT 設定 (NAT Settings)] を選択

[NAT 設定（NAT Settings）] ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、ホスト名とプライベート IP アドレスが事前に取り込まれています。
ステップ 2

[NAT IP] フィールドに NAT IP アドレスを入力します。

ステップ 3

[保存（Save）] をクリックします。

NAT IP アドレスは、Cisco Prime Collaboration Deployment のコンフィギュレーション ファイルのエントリとして保存されます。このエントリは、アプリケーション ノードが Cisco Prime Collaboration Deployment との通信を試行するときに使用されます。その後アプリケーション ノードはコンフィギュレーション ファイルを読み取って NAT IP アドレスを取得し、その IP アドレスを使用して Cisco Prime Collaboration Deployment との通信を試行します。
ステップ 4

（任意） [Reset] をクリックします。

NAT IP アドレスが、以前に保存された NAT IP アドレスにリセットされます。

アプリケーションとバージョンに対してサポートされているタスク

Cisco Prime Collaboration 導入を使用して、ユニファイドコミュニケーションアプリケーションのさまざまなタスクを実行できます。次の表に、各アプリケーションに対して Cisco Prime Collaboration 導入がサポートするタスクを示します。


Note

  • すべての 14SU2 UC クラスタには、14SU2 以降のバージョンの Cisco Prime Collaboration Deployment のみを使用できます。

  • 14SU2 より前のリリースでの FIPS モードの UC クラスタの直接標準アップグレードまたは移行の場合は、UC クラスタに COP ファイル ciscocm.ciscossl7_upgrade_CSCwa48315_CSCwa77974_v1.0.k4.cop をインストールします。


Note
送信元が FIPS モードおよび/または PCD が FIPS モードの場合は、『https://www.cisco.com/web/software/286319173/139477/ciscocm.ciscossl7_upgrade_CSCwa48315_CSCwa77974_v1.0.k4.cop-ReadMe.pdf』で COP ファイル ciscocm.ciscossl7_upgrade_CSCwa48315_CSCwa77974_v1.0.k4.cop に関する情報を参照してください。このドキュメントでは、14SU2 の移行先バージョンへの直接アップグレードまたは直接移行に必要な前提条件について詳しく説明します。

Note
Cisco Prime Collaboration Deployment の 14SU2 バージョンが FIPS モードであり、12.5 より前の UC クラスタのいずれかを使用してクラスタの検出、アップグレード、または移行を実行している場合、これらのタスクを進める前に最初に、Cisco Prime Collaboration Deployment を非 FIPS モードで動作するように切り替える必要があります。

Note

表内のリリースは、エンジニアリング スペシャル（ES）/サービス アップデート（SU）バージョンを指定していません。Cisco Prime Collaboration 展開を通じてアップグレードまたは移行できる、サポートされている ES/SU バージョンを特定するには、IM and 在席、Cisco Unified Communications Manager、Unity Connection などの対応する製品のリリースノートを参照してください。


Note

Cisco Prime Collaboration の導入では、アップグレードまたは移行の宛先バージョン11.5 以降がサポートされています。アプリケーション バージョン 10.x 以降は仮想化をサポートします。ソースバージョンが11.5 以降の場合は、アップグレードタスクがサポートされます。ただし、ソースバージョンが11.5 よりも前の場合、アップグレードタスクはサポートされません。

クラスタ移行タスクは、ソースバージョンが 10. x で、ターゲットバージョンが仮想マシンで 11.5 以上であることにより、テーブルにリストされているいずれかのリリースに移行できます。

Note

Cisco Prime Collaboration Deployment を使用してリリース 12.0 (1) からより新しいリリースに Cisco Unified Communications Manager を移行する場合は、移行を開始する前に、12.0 (1) システムに次の COP ファイルをインストールする必要があります。これを行わないと、スマートライセンスに関連する構成ファイルは移行されません。

ciscocm-slm-migration.k3.cop.sgn

この要件は、Cisco Unified Communications Manager (ビルド 12.0.1.10000-10) のリリース 12.0 (1) からの主要なコラボレーション導入の移行にのみ適用されます。Cisco Unified Communications Manager 12.0 (1) SU1 などのより高いリリースから移行する場合は、COP ファイルをインストールする必要はありません。


Note

アプリケーションで Cisco Prime Collaboration Deployment のタスクを使用する際の既知の問題については、接続先のアプリケーションバージョンのリリース ノートを確認してください。Cisco Prime Collaboration Deployment、新規インストール、移行、およびアップグレードタスクについては、接続先アプリケーションのインストール ガイドおよびアップグレード ガイドで、アプリケーションでのこれらの Cisco Prime Collaboration Deployment タスクの使用に関するアプリケーション固有のルールや制限を確認してください（たとえば、インストールまたはアップグレード、COP のインストール方法に関する制限など）。


Note

Cisco Prime Collaboration Deployment を使用して、以下の表に記載されている問題があるリリースで展開された製品のクラスタを検出する場合は、検出を行う前に Unified Communications Manager システムに ciscocm.V11.5.1_CSCvv25961_add_diffie_C0085 COP ファイルをインストールする必要があります。これを行わないと、検出は失敗します。

製品

問題のあるリリース

修正用の COP ファイル

修正を行ったリリース

Cisco Unified Communications Manager

11.5.1.18900-97

はい

11.5(1)Su9 以上

10.5.2.22900-11

なし

ES

ブランチ 10.5.2.23200-1 以降

IM and Presence Service

11.5.1.18900-15

はい

11.5(1)Su9 以上

Cisco Unity Connection

11.5.1.21137-1

はい

11.5(1)Su9 以上

Cisco Emergency Responder

11.5.4.61000-12

はい

11.5(1)Su9 以上

Note
SHA-512 ファイルを使用して展開された製品のクラスタをアップグレードするために Cisco Prime Collaboration Deployment を使用している場合は、必ず Cisco Prime Collaboration Deployment のリリース 14 以降のバージョンを使用してください。セキュリティコンプライアンス強化の一環として、すべての新しい COP および ISO ファイルの名前には、拡張子「.sgn」ではなく、名前に「.sha512」の拡張子が付いています。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service リリース 14 のリリースノート』の「強化されたセキュリティコンプライアンス」を参照してください。
Table 1. Cisco Unified Communications Manager に対してサポートされているタスク（セッション管理エディションを含む）

タスク

リリース

クラスタの検出

10. x、11. x、12. x、14

クラスタの移行 (アプリケーションのインストールと古いシステムからのデータのインポート)

適用元

10. x、11. x、12. x、14

移行後

11.5、12. x および14

クラスタのアップグレード (アプリケーションバージョンのアップグレードまたは COP ファイルのインストール)

送信元

11.5、12.x および 14

移行後

11.5、12.x および 14

再起動

11.5、12.x および 14

バージョン切り替え

11.5、12.x および 14

新しいクラスタのフレッシュ インストールまたは既存のクラスタの編集/拡張

11.5、12.x および 14

再アドレス付け（クラスタ内の 1 つ以上のノードのホスト名または IP アドレスの変更）

11.5、12. x および14
Table 2. IM and Presence サービスに対してサポートされているタスク

タスク

リリース

クラスタの検出

10.x、11.x、12.x、14

クラスタの移行 (アプリケーションのインストールと古いシステムからのデータのインポート)

適用元

10. x、11. x、12. x、14

移行後

11.5、12. x および14

クラスタのアップグレード (アプリケーションバージョンのアップグレードまたは COP ファイルのインストール)

送信元

11.5、12.x および 14

移行後

11.5、12.x および 14

再起動

11.5、12.x および 14

バージョン切り替え

11.5 12. x および14

新しいクラスタのフレッシュ インストールまたは既存のクラスタの編集/拡張

11.5、12.x および 14

再アドレス付け（クラスタ内の 1 つ以上のノードのホスト名または IP アドレスの変更）

非対応

Table 3. Cisco Unified Contact Center Express に対してサポートされているタスク

タスク

リリース

クラスタの検出

11.5、11.6、12.x

クラスタの移行（アプリケーションのインストールと古いシステムからのデータのインポート）

非対応

クラスタのアップグレード（アプリケーション バージョンのアップグレードまたは COP ファイルのインストール）

サポートされているリリース

11.5、11.6、12.x

適用先

11.5、11.6、12.x

Note 

リリース 12.0.1、11.x、および 10.x の COP ファイルの UCCX アップグレードの展開は、PCD を使用して一度に 1 つのノードで実行する必要があります。

再起動

11.5、11.6、12.x

バージョン切り替え

11.5、11.6、12.x

新しいクラスタのフレッシュ インストールまたは既存のクラスタの編集/拡張

11.5、11.6、12.x

再アドレス付け（クラスタ内の 1 つ以上のノードのホスト名または IP アドレスの変更）

11.5、11.6、12.x

Note

Unified Contact Center Express からタスク（クラスタのアップグレード、新規クラスタの新規インストール、または既存のクラスタの編集または拡張）を実行する場合、タッチレスのインストール方法を使用することはできません。ユーザは詳細を手動で入力する必要があります。インストール手順の詳細については、『Cisco Unified Contact Center Express インストレーション/アップグレードガイド』を参照してください。

Table 4. Cisco Unity Connection のサポートされているタスク

タスク

リリース

クラスタの検出

11.5、12.x および 14

クラスタの移行（アプリケーションのインストールと古いシステムからのデータのインポート）

非対応

クラスタのアップグレード（アプリケーション バージョンのアップグレードまたは COP ファイルのインストール）

11.5、12.x および 14

移行後

11.5、12.x および 14

再起動

11.5、12.x および 14

バージョン切り替え

11.5、12.x および 14

新しいクラスタのフレッシュ インストールまたは既存のクラスタの編集/拡張

11.5、12.x および 14

再アドレス付け（クラスタ内の 1 つ以上のノードのホスト名または IP アドレスの変更）

11.5、12.x および 14
Table 5. シスコの緊急応答側でサポートされているタスク

クラスタの検出

11.5 (x)、12. x、14

クラスタの移行（アプリケーションのインストールと古いシステムからのデータのインポート）

非対応

クラスタのアップグレード（アプリケーション バージョンのアップグレードまたは COP ファイルのインストール）

11.5(x)、12.x、14

移行後

11.5(x)、12.x、14

再起動

11.5(x)、12.x、14

バージョン切り替え

11.5(x)、12.x、14

新しいクラスタのフレッシュ インストールまたは既存のクラスタの編集/拡張

非対応

再アドレス付け（クラスタ内の 1 つ以上のノードのホスト名または IP アドレスの変更）

11.5(x)、12.x、14

輸出規制対象ソフトウェアと輸出規制対象外ソフトウェアのアップグレード パス

次の表に、エクスポート制限付きバージョンとエクスポート制限なしバージョンを持つアプリケーションでサポートされているアップグレードパスを示します。ライセンス SKU を調べることによって、使用しているアプリケーションのバージョンを特定できます。 export 無制限版は XU によって示され、エクスポート制限バージョンは K9 によって示されます。

表 6. 輸出規制対象ソフトウェアと輸出規制対象外ソフトウェアのサポートされているアップグレード パス

送信元

送信先

サポートされるタスク タイプ

輸出規制対象（K9）

輸出規制対象（K9）

アップグレード パスでサポート

移行パスでサポート

輸出規制対象（K9）

輸出規制対象外（XU）

アップグレード パスではサポートされない

移行パスでサポート

輸出規制対象外（XU）

輸出規制対象（K9）

アップグレード パスではサポートされない

移行パスではサポートされない

輸出規制対象外（XU）

輸出規制対象外（XU）

アップグレード パスでサポート

移行パスでサポート

サポートされる ESXi サーバ バージョン

次の表に、Cisco Prime Collaboration 導入仮想マシン (VM) でサポートされている ESXi サーバのバージョンを示します。この VM は、Cisco Unified Communications Manager または他のアプリケーション用に Vm を実行している仮想ホストと VMware Api を統合します。仮想化ホスト上で動作する Cisco Prime Collaboration 導入仮想マシンの VMware vSphere ESXi server の互換性のあるバージョンのリストを表示するhttps://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/voice_ip_comm/uc_system/virtualization/virtualization-cisco-prime-collaboration-deployment.htmlには、を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager または別のアプリケーションの VM を持つホストでの VMware vSphere ESXi

VMware Api の導入バージョンの互換性の Cisco Prime Collaboration

5.1 以前

非対応

5.5

非対応

6.x

  • No: リリース 11.5 (1) の場合

  • [はい (Yes)]: リリース 11.5 (1) SU1 以降

7.0

[はい（Yes）]：リリース 12.6 以降

クラスタ インベントリ

タスクでクラスタを使用する前に、Cisco Prime Collaboration Deployment インベントリにそのクラスタを追加する必要があります。既存のクラスタをインベントリに追加するにはクラスタ検出機能を使用します。古いクラスタを新しい仮想マシンに移行することで新規クラスタを作成するには、[移行宛先クラスタの定義（Define Migration Destination Cluster）] をクリックします。新規クラスタをインストールするには、[新規 UC クラスタの定義（Define New UC Cluster）] をクリックします。

クラスタの検出

クラスタの検出機能により、Cisco Prime Collaboration Deployment はすでに Unified Communications アプリケーションを実行しているサーバと通信し、そのクラスタ情報を Cisco Prime Collaboration Deployment インベントリに追加します。

クラスタの検出操作を実行すると、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバはクラスタのパブリッシャと通信し、クラスタ情報を取得します。その後、各サーバと個別に通信し、（設定情報を取得するため）サーバに ciscocm.ucmap_platformconfig.cop ファイルをインストールし、そのサーバのホスト名、IP、製品タイプ、およびアクティブ バージョンおよび非アクティブ バージョンに関する情報を収集します。

10.x 以降の UC クラスタから、Cisco Prime Collaboration Deployment では、SOAP 要求を使用して UC ノードから platformConfig.xml ファイルをプルします。Platform Administrative Web Services（PAWS）が利用できない場合、cop ファイル「ciscocm.ucmap_platformconfig.cop」がインストールされます。


（注）  
Cisco Prime Collaboration Deployment の 14SU2 バージョンが FIPS モードであり、12.5 より前の UC クラスタのいずれかを使用してクラスタの検出を実行している場合、クラスタ検出を進める前に最初に、Cisco Prime Collaboration Deployment を非 FIPS モードで動作するように切り替える必要があります。

サポートされているアプリケーションの詳細については、「関連項目」の「"サポートされているアップグレードおよび移行タスク"」を参照してください。


（注）  
クラスタに Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence サービス（Cisco Unified Communications および IM and Presence Service サーバ）が含まれている場合、[クラスタ検出（Cluster Discovery）] は、Cisco Unified Communications Manager クラスタの一部として、Cisco Unified Presence または IM and Presence サービスを検出します。

IM and プレゼンスサービスノードをメンテナンスリリース (MR) またはエンジニアリングスペシャル (ES) リリースにアップグレードしていて、 Cisco Unified Communications Managerノードをアップグレードしていない場合は、次のルールが適用されます。

  • アップグレードに Cisco Unified OS の管理インターフェイスを使用している場合は、Cisco Unified Communications Manager パブリッシャノードをアップグレードしてから、IM and Presence Service ノードを MR または ES リリースにアップグレードする必要があります。

  • Cisco Prime Collaboration Deployment migration タスクを使用している場合は、IM and プレゼンスサービスノードに加えて、 Cisco Unified Communications Managerパブリッシャノードを選択します。

  • Cisco Prime Collaboration 導入アップグレードタスクを使用している場合は、IM and プレゼンスサービスの新しいバージョンの最初の3桁が、現在インストールされているバージョンのCisco Unified Communications Managerの最初の3桁と一致する場合、 Cisco Unified Communications Managerパブリッシャノードを選択する必要はありません。

手順

ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (Open)] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[ インベントリ > クラスタ(Inventorycluster)] を選択します。

[クラスタ（Clusters）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2

既存のクラスタを検出するには、[クラスタの検出（Discover Cluster] をクリックします。

[Discover Cluster（クラスタの検出）] ウィザードが表示されます。
ステップ 3

次のフィールドに詳細情報を入力します。

  • このクラスタのニックネームを選択（Choose a Nickname for this Cluster）
  • クラスタ パブリッシャのホスト名または IP アドレス（Hostname/IP Address of Cluster Publisher）
    （注）   

    Unified Communications Manager および IM and Presence サービスの両方のノードが含まれているクラスタの場合、Cisco Unified Communications Manager パブリッシャのホスト名または IP アドレスを入力します。

    （注）   

    パブリッシャが NAT の後方にある場合、パブリッシャのプライベート IP アドレスを指定してもノードに到達できません。ノード検出を成功させるには、適切な NAT/パブリック IP アドレスを指定する必要があります。

  • OS 管理者ユーザ名
  • OS 管理パスワード
    （注）   

    クラスタ パスワードが 16 文字未満であることを確認します。

    ノードを正常に検出するには、Cisco Unified OS の管理のパスワードに % 文字を使用しないでください。
  • NATを有効にする
ステップ 4

（任意） [NAT の有効化（Enable NAT）] チェックボックスをオンにし、[次へ（Next）] をクリックします。

重要 
検出中、ciscocm.ucmap_platformconfig.cop ファイルがクラスタ内のすべてのノードのアクティブなパーティションに自動的にインストールされます。この COP ファイルはクラスタ検出プロセスに使用され、Cisco Unified Communications Manager には影響を及ぼしません。
（注）   
クラスタが NAT の後方にある場合、アプリケーションはプライベート アドレスを使用して各ノードとの通信を確立しようとします。そのため、ノードに到達できません。ポップアップ ウィンドウに到達不能なノードが表示されます。
Cisco Prime Collaboration Deployment は、パブリッシャ サーバのインベントリからクラスタ ノードのリストを生成します。リスト生成処理が完了するまでには数分かかる場合があります。リストの生成後に、クラスタ検出プロセスが完了したことを示す確認メッセージが表示されます。
ステップ 5

[編集（Edit）] をクリックして NAT IP アドレスを追加し、[OK] をクリックします。

NAT IP アドレスがホスト名として設定されます。
ステップ 6

到達不可能なノードの検出を再開するため、[検出再開（Resume Discovery）] をクリックします。

Cisco Prime Collaboration Deployment は、プライベート IP アドレスの代わりに NAT IP アドレスを使用してクラスタの検出を試行し、バージョンなどのクラスタの詳細情報を取得します。検出が正常に完了すると、クラスタの詳細情報がウィンドウに表示されます。
ステップ 7

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 8

（任意） 各クラスタ ノードに機能を割り当てるには、[機能の割り当て（Assign Functions）] をクリックします。

（注）   
機能の割り当ては、アクティブにされる予定のサービスには影響しません。ただしこの情報は、タスクのデフォルト シーケンスを決定するときに使用できます。
[機能の割り当て（Assign Functions）] ダイアログ ボックスが表示されます。
ステップ 9

[Finish] をクリックします。

[クラスタ（Clusters）] ウィンドウに、クラスタのクラスタ名、製品とバージョン、クラスタ タイプ （Discovered）、および検出ステータスが表示されます。
（注）   

クラスタを検出するまでに数分かかる場合があります。検出が完了すると、クラスタ内の各ノードの情報が [クラスタ インベントリ（Cluster Inventory）] ウィンドウに表示されます。検出を完了前にキャンセルすると、データが失われ、検出手順を繰り返し行う必要があります。

（注）   

[検出ステータス（Discovery Status）] フィールドに表示される各種ステータスを次に示します。

  • [接続中（Contacting）]：Cisco Prime Collaboration Deployment がクラスタとの通信確立中であることを示します。

  • [検出中（Discovering）]：クラスタ検出が進行中であることを示します。

  • [成功（Successful）]：クラスタ検出が正常に完了したことを示します。

  • [ノードは到達不可能です（Node Unreachable）]：クラスタ ノードにアクセスできないことを示します。

  • [タイムアウト（Timeout）]：クラスタ検出期間として設定された時間が経過しましたが、クラスタが検出されなかったことを示します。

  • [内部エラー（Internal Error）]：誤った NAT IP アドレスが原因でクラスタ検出が失敗したことを示します。

クラスタの変更および表示

クラスタにノードとして追加した仮想マシンを表示または変更するには、該当する 1 つ以上の仮想マシンを選択します。


（注）  

インストールする必要があるクラスタ ノードは編集可能として表示され、[編集（Edit）] リンクと [削除（Delete）] リンクが表示されます。インストールされているクラスタ ノードはグレー表示され、編集または削除できません。


（注）  

インストールされているクラスタに新しいノードを追加すると、[ CONFIGURE NTP Settings ] ページのすべてのフィールドが淡色表示され、編集不可になります。他のページのフィールドは、すでにインストールされているノードの値をデフォルトとして入力します。必要に応じて、新しく追加したノードの値を変更できます。

手順

ステップ 1

「クラスタの検出」の手順に従ってクラスタを検出します。クラスタの検出を参照してください。

ステップ 2

検出されたクラスタまたは新規にインストールされたクラスタの 1 つのチェックボックスをオンにし、[編集（Edit）] リンクをクリックします。

ステップ 3

[リンクの編集（Edit Link）] ウィンドウで、フィールドの詳細を確認し、必要に応じて詳細を変更します。

ステップ 4

[OK] をクリックします。

ESXi ホスト サーバの追加


重要

ESXi ホストを Cisco Prime Collaboration Deployment に追加する場合、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバをネットワーク ファイル システム（NFS）マウントとしてそのホストにマウントする必要があります。将来的に Cisco Prime Collaboration Deployment マシンを削除する場合、まず ESXi ホストを Cisco Prime Collaboration Deployment から削除して、ホスト上で NFS マウントが古くならないようにします。

ESXi ホストサーバと通信するには、Cisco Prime Collaboration 展開で、ESXi ソフトウェアへのルートアクセス、またはホスト (設定、ストレージパーティション設定)と仮想マシン (インタラクション、CD メディアの設定、フロッピーメディアの設定、デバイス接続、電源オフ、電源オン)の権限を有効にする必要があります。管理者は、新規インストールのために、インタラクション、CD メディアの設定、フロッピーメディアの設定、デバイス接続、電源オフ、電源オン権限などの Cisco Prime Collaboration 導入タスクの特定の権限を持つ非ルートユーザを作成します。または移行。非 root ユーザ パスワードの長さは 16 文字未満にする必要があります。

ユーザ パスワードの詳細については、インストールに関する FAQ 情報 を参照してください。


（注）  
Cisco Prime Collaboration Deployment サーバをシャットダウンする場合、utils system shutdown CLI コマンドを使用することをお勧めします。

（注）  

Cisco Prime Collaboration Deployment VM のホストと、アプリケーション VM のホストが、必要な仮想化ソフトウェア ライセンスを使用していることを確認します。仮想化ソフトウェアのライセンス タイプを参照してください。


（注）  

ESXi パスワードが 32 文字未満であること、クラスタ パスワード（インストール/検出済み/移行）が 16 文字未満であり、許可されている特殊文字について記述した前のセクションに準拠していることを確認します。

手順

ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、メニューから [インベントリ (Inventory)] [ > ESXi Hosts ] を選択します。

ステップ 2

[ESXi ホストの追加（Add ESXi Host）] をクリックします。

ステップ 3

[ホスト サーバの追加（Add Host Server）] ダイアログ ボックスが表示されます。以下の情報を入力します。

  1. [ホスト名/IP アドレス（Hostname/IP Address）]

  2. ルートサインインまたは十分に特権のある非ルートサインイン

  3. ルートパスワードまたは非ルートパスワード

ステップ 4

[OK] をクリックして ESXi ホストを追加します。

移行クラスタの作成

始める前に

移行タスクを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 移行する既存のクラスタを検出します。クラスタの検出の「クラスタの検出」の手順を参照してください。

  2. 移行クラスタを定義します。


（注）  
移行クラスタを定義したら、移行タスクの「移行タスク」を参照し、移行を実行する時期とその方法を定義します。

手順

ステップ 1

Cisco Prime Collaboration Deployment アプリケーションから、[インベントリ（Inventory）] > [クラスタ（Cluster）] を選択します。

ステップ 2

[移行先クラスタの定義（Define Migration Destination Cluster）] をクリックします。

[移行宛先クラスタの定義（Define Migration Destination Cluster）] ウィザードが表示されます。
ステップ 3

[クラスタの指定（Specify Clusters）] セクションでクラスタの名前を指定し、ドロップダウン リストから送信元 UC クラスタを選択します。[宛先クラスタ名（Destination Cluster Name）] フィールドに名前を入力し、[宛先ネットワーク設定（Destination Network Settings）] の次のいずれかのオプションを選択します。

  • デフォルト ネットワーク オプションを保持するには、[すべての宛先ノードに対して送信元ノードのネットワーク設定を使用（Use the source node network settings for all destination nodes）] オプションを選択します。
  • デフォルトのネットワーク設定を変更するか、新しいネットワーク オプションを入力するには、[1 つまたは複数の宛先ノードにの新規ネットワーク設定を入力（Enter new network settings for one or more destination nodes）] オプションを選択します。
（注）   

[すべての宛先ノードに対して送信元ノードのネットワーク設定を使用（Use the source node network settings for all destination nodes）] オプションを選択した場合、送信元ノードの [NAT IP] 列と [宛先 NAT IP（Dest NAT IP）] 列には、同じ IP アドレスが表示されます。[1 つまたは複数の宛先ノードに対する新規ネットワーク設定を入力（Enter new network settings for one or more destination nodes）] オプションを選択すると、[宛先クラスタ ノードの割り当て（Assign Destination Cluster Nodes）] ウィンドウには送信元ホスト名だけが表示され、宛先ホスト名は表示されません。

ステップ 4

[次へ（Next）] をクリックします。

[宛先クラスタ ノードの割り当て（Assign Destination Cluster Nodes）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5

[宛先クラスタ ノードの割り当て（Assign Destination Cluster Nodes）] ボタンをクリックして、各送信元ノードに対応する宛先仮想マシンを選択します。

（注）   

DHCP が送信元ノードで使用されている場合、宛先ノードも DHCP を使用するように設定され、このウィザードではネットワーク設定を変更するオプションが表示されません。

[宛先クラスタの設定（Configure Destination Cluster）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6

仮想マシンを選択し、[次のノード（Next Node）] をクリックして、クラスタ内の次のノードに進み、宛先仮想マシンとして別の仮想マシンを選択し、[完了（Done）] をクリックします。

（注）   

クラスタ内に複数のノードがある場合、送信元クラスタ内の各ノードに対してこれらの手順（VM の割り当ておよび必要に応じて新規 IP/ホスト名の入力）を繰り返します。

ステップ 7

[次へ（Next）] をクリックします。

[NTP/SMTP の設定（Configure NTP/SMTP Settings）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 8

移行タスクの実行時に移行ノードに適用されるネットワーク タイム プロトコル（NTP）サーバの設定を入力し、オプションで SMTP サーバの設定を入力します。

重要 

プロキシ TFTP 設定では、ネットワーク移行が「オフクラスタ」で実行される場合、プロキシ TFTP 内のそのオフクラスタの新規ホスト名と IP アドレスを手動で設定する必要があります。オフクラスタとは、特定の Unified Communications Manager クラスタの一部ではないプロキシによって TFTP 機能が実行されている状態を指します。移行中は、その TFTP サーバ（クラスタの一部ではない）は修正されません。そのサーバのホスト名または IP アドレスを変更する場合は、その変更操作を Cisco Prime Collaboration Deployment で実行するのではなく、別のプロセスとして実行する必要があります。

ステップ 9

[次へ（Next）] をクリックします。

[DNS 設定の定義（Define DNS Settings）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 10

ノードの DNS 設定を変更するには、テーブルから 1 つ以上のノードを選択し、[DNS 設定の割り当て（Assign DNS Settings）] をクリックします。プライマリおよびセカンダリ DNS を入力し、変更を適用するには、[OK] をクリックして変更を適用します。

重要 

移行時にドメイン名は変更できません。

ステップ 11

[Finish] をクリックします。

変更が保存され、クラスタ テーブルに行が追加されます。これにより、作成した新規移行クラスタが反映されます。

フレッシュ インストールのために新規クラスタを追加

手順

ステップ 1

Cisco Prime Collaboration Deployment アプリケーションから、[インベントリ（Inventory）] > [クラスタ（Clusters）] を選択します。

ステップ 2

[新しい UC クラスタの定義（Define New UC Cluster）] をクリックします。

[クラスタの定義（Define Cluster）] ウィザードが表示されます。
ステップ 3

[クラスタ名の指定（Specify Cluster Name）] セクションでクラスタ名を入力し、[次へ（Next）] をクリックします。

[仮想マシンの追加（Add Virtual Machines）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4

クラスタにノードを追加するには、[ノードの追加（Add Node）] をクリックします。

[ノードの追加（Add Node）] ダイアログ ボックスが表示され、使用可能な VM が名前とホストに基づいてソートされたリストが表示されます。
ステップ 5

[ノードの追加（Add Node）] ウィンドウで、追加したノードのネットワーク設定を入力し、ノードの機能を選択し、ノードの VM を選択します。追加する VM を選択し、VM テーブルの下のセクションで以下の情報を入力します。

  1. [ネットワーク（Network）] セクションで、[静的 IP アドレス（Static IP Address）] または [予約がある DHCP を使用（Use DHCP with reservations）] を選択します。[静的 IP アドレス（Static IP Address）] オプションを選択した場合は、ホスト名、IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、および NAT IP を入力します。[予約がある DHCP を使用（Use DHCP with reservations）] オプションを選択した場合は、ホスト名のほかに、（その VM の MAC アドレスに関連付けられている）DHCP サーバ上で予約のある IP アドレスを入力する必要があります。

    Cisco Unified Contact Center Expressサーバを追加する場合は、ネットワーク設定に DHCP を使用しないでください。
    （注）   

    [NAT IP] はオプションのフィールドです。手順 4 で NAT の後方にあるノードを選択した場合は、[NAT IP] フィールドに IP アドレスを入力します。それ以外の場合はこのフィールドを空白のままにしておきます。このフィールドに入力する値は [NAT IP] 列に表示されます。NAT IP アドレスがポートに関連付けられている場合、1 ～ 65535 の範囲内のポート値を入力します。

  2. [製品と機能（Products and Functions）] リスト ボックスで、製品を選択します。

  3. [機能（Functions）] セクションで、ご使用の VM に該当する機能のチェック ボックスをオンにします。

    （注）   

    • アプリケーション タイプごとに、定義されているクラスタ内の少なくとも 1 つのノードで [パブリッシャ（Publisher）] チェックボックスをオンにします。

    • （オプション）[パブリッシャ（Publisher）] フィールドの下の [注記（Notes）] フィールドに、割り当てた機能に関する注を追加します。

  4. [OK] をクリックします。

  5. [仮想マシン（Virtual Machines）] セクションで、このノードの VM を選択します。

    （注）   

    • フレッシュ インストール クラスタの新しい VM を選択し、新しい VM をオフ状態にする必要があることを指定します。

    • 実行中の既存の Cisco Unified Communications Manager ノードにインストールしないでください。インストール先は、インストールするアプリケーションの適切な OVA を使用して作成するフレッシュ VM でなければなりません。

ステップ 6

[OK] をクリックします。

追加した VM は [クラスタ名（Cluster Name）] テーブルにリストされます
ステップ 7

（任意）クラスタにさらにノードを追加するには、手順 4 ～ 6 を繰り返してください。

ステップ 8

[次へ（Next）] をクリックします。

[クラスタ全体の設定（Configure Cluster Wide Settings）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 9

このクラスタに関する OS 管理クレデンシャル、アプリケーション クレデンシャル、セキュリティ パスワード、SMTP 設定、および証明書情報を入力して、[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   

FIPS モード、コモン クライテリア、または拡張セキュリティ モードを有効にする前に、セキュリティ パスワードが最小 14 文字以下であることを確認します。
[DNS 設定（Configure DNS Settings）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 10

（オプション）ノードに DNS 設定を追加し、ノードを選択して、[DNS 設定の割り当て（Assign DNS Settings）] をクリックします。

Cisco Unified Contact Center Express アプリケーションは DNS を使用する必要があります。
[NTP 設定（Configure NTP Settings）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 11

1 つ以上の NTP サーバの IP アドレスを入力します。

（注）   

  • 少なくとも 2 つの NTP サーバの IP アドレスを定義することをお勧めします。

  • DNS を使用しない場合は、NTP サーバは IP アドレスである必要があります。DNS を使用する場合は、NTP サーバは FQDN にできます。

ステップ 12

[次へ（Next）] をクリックします。

[NIC 設定（Configure NIC Settings）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 13

（オプション）サーバを選択し、552 から 1500 までの間の MTU サイズを入力し、[選択したものへ適用（Apply to Selected）] をクリックします。

ステップ 14

[次へ（Next）] をクリックします。

[タイム ゾーンの設定（Configure Time Zones）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 15

ノードを選択し、[地域（Region）] リスト ボックスから地域を選択し、[タイムゾーン（Time Zones）] リスト ボックスからタイム ゾーンを選択して、[選択したものへ適用（Apply to Selected）] をクリックします。

ステップ 16

[Finish] をクリックします。

新規インストール クラスタが、[クラスタ（Clusters）] 画面にクラスタ タイプ [新規インストール（New Install）] で表示されます。クラスタは定義されていますが、まだ作成されていません。クラスタをインストールするには、インストール タスクを作成します。インストール タスクは、定義されたインストール クラスタを使用し、クラスタを作成します。

タスクの管理

クラスタおよび ESXi ホストを Cisco Prime Collaboration Development インベントリに追加したら、クラスタを管理するタスクを作成できます。各タスクには次のような共通機能があります。

  • 各タスクは単一クラスタに適用されます

  • 各タスクのデフォルトのシーケンス（たとえば、どのサーバがいつ影響を受けるかなど）は、定義したサーバ機能に基づいて適用されます

  • 各自のニーズに対応するように、各タスクのシーケンスをカスタマイズできます。

  • 各タスクは即時開始または後で開始するようスケジュールできます

  • タスクは、特定の開始時間なしに作成できます。この場合、[モニタリング（Monitoring）] ページから適宜タスクを手動で開始できます。

移行、インストール、およびアップグレード タスクでは、1 つ以上の Cisco Option Packages (COP) または ISO ファイルを選択することが必要です。タスクを作成する前に、これらのファイルを Cisco.com からダウンロードし、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバにアップロードしておく必要があります。「adminsftp」アカウントおよび OS 管理パスワードを使用して、任意の SFTP クライアントでファイルをアップロードできます。移行ファイルおよび .iso インストール ファイルを /fresh_install ディレクトリにアップロードし、インストールするアップグレード .iso ファイルまたは .cop ファイルを既存のサーバの /upgrade ディレクトリに配置します。


（注）  
移行およびインストール .iso ファイルは起動可能である必要があります。

（注）  

PCD スケジューラは、21のタスクアクションを同時に実行できます。

移行タスク

はじめる前に


（注）  
ソースおよび目的の接続先アプリケーションのバージョンが PCD 移行タスクでサポートされているパスであることを確認するには、セクション「アプリケーションとバージョンに対してサポートされているタスク」の「Cisco Unified Communications Manager（Session Management Edition を含む）でサポートされているタスク」の表を参照してください。

クラスタ移行を実行するには、移行タスクを作成する前に移行先の仮想マシンでインストールの準備ができている必要があります。次の作業が完了していることを確認してください。

  1. VMware：新しいクラスタのハードウェアを導入し、ESXi をインストールします。


    （注）  

    Cisco Prime Collaboration Deployment VM のホストと、アプリケーション VM のホストが、必要な仮想化ソフトウェア ライセンスを使用していることを確認します。仮想化ソフトウェアのライセンス タイプを参照してください。

  2. ISO ファイル：ターゲット リリースの推奨 OVA イメージおよび ISO イメージをダウンロードし、SFTP を使用して Cisco Prime Collaboration Deployment サーバの /fresh_install ディレクトリに ISO ファイルを送信します。

  3. VMware：宛先ノードの VM を作成するため、Cisco 推奨の OVA を導入します。手順 2 でダウンロードした Cisco OVA を使用して、ESXi ホスト上に適切な数のターゲット仮想マシンを作成します（既存のクラスタ内の各サーバーに対して 1 つの新規仮想マシン）。新規 VM でネットワークを設定します。

  4. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：仮想マシンを含む ESXi ホストを Cisco Prime Collaboration Deployment インベントリに追加します。Cisco Prime Collaboration Deployment への ESXi ホストの追加についての詳細は、ESXi ホスト サーバの追加 を参照してください。

  5. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：既存のクラスタ（送信元クラスタ）がクラスタ インベントリに表示されるように、クラスタ ディスカバリを実行したことを確認します。クラスタ検出の詳細については、クラスタの検出を参照してください。

  6. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：移行クラスタ（ナビゲーションの開閉をクリックし、[インベントリ（Inventory）] > [クラスタ（Clusters）]を選択）を作成し、MCS ソースノードとターゲット仮想マシン間のマッピングを定義します。


    重要
    移行クラスタの作成時に、すべての宛先ノードで同じホスト名または IP アドレスを保持するか、またはこれらのアドレスの一部が変更されるかを指定する必要があります。

    • [Source node settings for all destination nodes] オプションを使用すると、単純な移行と呼ばれます。詳細については、移行フローチャートを参照してください。

    • 1つ以上の宛先ノードの新しいネットワーク設定を入力することを、ネットワーク移行と呼びます。詳細については、移行フロー チャートを参照してください。

  7. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：電子メール通知の設定（オプション）

    • [開く] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[管理者の > 電子メール通知] を選択します。

    • E メール通知が設定されている場合、Collaboration Deployment サーバは、移行タスク中にエラー状態が発生した場合に、エラーの状況を E メールで通知します。

  8. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：移行タスクを作成します。

  9. IM and プレゼンスパブリッシャノードとサブスクライバノードの両方にciscocm migrate_export_10_0_1 sh_v1 copファイルをインストールします。

特に考慮すべき事項

  • セキュリティが有効になっているクラスタを移行する場合は、 CTL 更新特別な手順についてを参照してください。ネットワーク移行で移行を実行する場合（送信元ノードおよび宛先ノード間で 1 つ以上のホスト名または IP アドレスが変更される場合）、移行タスクを開始する前に DNS サーバ内の宛先ノードの IP アドレスおよびホスト名を更新してください。

  • 送信元と宛先に異なる NAT アドレスを指定できます。これにより、送信元が突然シャットダウンされることはありません。単純な移行を実行するが、送信元と宛先に異なるネットワークアドレス変換 (NAT) エントリを指定する必要がある場合は、"ネットワーク移行"を選択し、送信元と宛先 (すべてのホスト名と IP アドレス) に同じ詳細情報を提供する必要があります。


（注）  

  1. クラスタを移行する前に、最新の Upgrade Readiness COP ファイルをインストールすることを推奨します。詳細に関しては、『Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service 向けのアップグレードおよび移行ガイド』を参照してください。これは、ソースクラスタが 9.x 以上である場合に適用され、Unified Communications Manager と IM and Presence Service に対してのみ有効です。

  2. 共通パーティション内のソースクラスタのサイズに応じて、Prime Collaboration Deployment に十分な空き領域があることを確認します。

  3. Cisco Prime Collaboration Deployment の 14SU2 バージョンが FIPS モードであり、12.5 より前の UC クラスタのいずれかを使用して移行を実行する場合は、移行を進める前に、まず Cisco Prime Collaboration Deployment を非 FIPS モードで動作するように切り替える必要があります。移行に Cisco Prime Collaboration Deployment を使用する予定がない場合は、データインポート（V2V）オプションを使用した新規インストールも使用できます。

移行タスクの作成

クラスタを新規仮想マシンに同時にアップグレードおよび移行するように移行タスクを作成または編集するには、次の手順に従ってください。

サポートされている規制対象のパスと規制対象外のパスに注意してください。「関連項目」の「"サポートされているアップグレードおよび移行タスク"」と「"輸出規制対象ソフトウェアおよび無制限ソフトウェアのアップグレードパス」を"参照してください。

手順
ステップ 1

[ナビゲーションの開閉（Open and close navigation）] をクリックし、[タスク（Task）] > [移行（Migrate）]を選択します。

ステップ 2

[移行作業の追加（Add Migration Task）] をクリックします。[移行タスクの追加（Add Migration Task）] ウィザードが表示されます。

ステップ 3

[タスク名の指定 (Task name )] ドロップダウンリストで、移行タスクの名前を入力します。この移行タスクのニックネームを選択します。

ステップ 4

[Source UC Cluster（送信元 UC クラスタ）] ドロップダウン リストから、移行するノードが置かれたクラスタを選択します。

ステップ 5

[Destination Cluster（宛先クラスタ）] ドロップダウン リストから、宛先クラスタまたは移行マップを選択します。移行マップは、選択した送信元クラスタに関連付けられます。[次へ（Next）] をクリックします。

移行とともにアップグレードパッチを適用する場合は、[はい (Yes )] オプションボタンをクリックします。移行タスクのみを続行するには、[ No ] オプションボタンをクリックします。

ステップ 6

[移行ファイルの選択（Choose Migration Files）] セクションで [参照（Browse）] をクリックして、宛先クラスタにインストールする ISO ファイルを選択します。[移行ファイルの選択（Choose Migration Files）] ウィンドウが開きます。リストから ISO ファイルを選択し、[OK] をクリックします。

移行とともにアップグレードパッチを適用している場合は、ユニファイドコミュニケーションマネージャと IM and プレゼンスサービスの ISO ファイルとともにパッチファイルを参照してください。

ISO ファイルの同じ Engineering Special (ES)/Service Update (SU) バージョンのパッチファイルを選択する必要があります。

重要 

ISO ファイルは、ローカル sftp として使用されている場合は、 /fresh_installのローカル sftp ディレクトリに配置されている場合にのみ表示されます。リモート SFTP が移行クラスタに関連付けられている場合、ファイルはリモート SFTP に存在する必要があります。

SFTP としてプライムコラボレーション導入を選択した場合は、 /fresh_installの下に移行ファイルを配置し、アップグレードパッチファイルを/upgradeディレクトリに配置することができます。任意のリモート SFTP を選択した場合は、移行とアップグレードの両方のパッチファイルを同じ SFTP サーバに配置する必要があります。

（注）   
移行タスクを作成するには、ISO ファイルを選択する際に、クラスタノードに関連付けられているすべての必要な SFTP サーバで ISO ファイルが共通であることを確認します。ISO ファイルがクラスタノードに関連付けられているすべての必要な SFTP サーバに共通でない場合、有効なファイルは移行に有効であるものの、表示されません。すべての ISO ファイルを表示するには、[表示 (Show )] ドロップダウンリストから [すべて (all)] を選択します。
（注）   

リモート SFTP サーバを追加する場合は、新規インストール/移行およびアップグレードのために、異なる SFTP ディレクトリを維持する必要があります。新規インストール/移行およびアップグレードのために同じリモート SFTP サーバを追加できますが、新規インストール/移行およびアップグレードのためのディレクトリは異なっている必要があります。
ステップ 7

以前に実行した別のタスクが正常に完了したかどうかに応じて、新しく作成したタスクを作成する場合は、「タスク依存関係のスケジューリング」にリストされているタスクのチェックボックスをオンにします。

依存タスクとして複数のタスクを選択できます。依存関係を作成しない場合は、[依存関係なし (No dependency )] チェックボックスをオンにします。

ステップ 8

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 9

[Specify Migration Procedure（移行手順の指定）] セクションに、移行タスクのデフォルトのシーケンスが表示されます。必要に応じて、移行手順のシーケンス手順を変更できます（たとえば、デフォルトは各サブスクライバを個別にインストールすることです。1 つの手順で複数のサブスクライバをインストールするように変更できます。次の選択肢があります。

オプション 説明
[Pencil（ペンシル）] アイコン

手順を編集します。

[Page（ページ）] アイコン

現在の手順の後に新しい手順を追加します。

X マーク

現在の手順を削除します。

手順からすべてのノードを削除すると、その手順はデフォルトで削除されます。[Publisher（パブリッシャ）] ノードを含む手順を削除することはできません。

上矢印

手順を上に移動して先に実行されるようにします。

下矢印

手順を下に移動して後で実行されるようにします。

  • [鉛筆（Pencil）] アイコンは [手順の編集（Edit Step）] ウィンドウを開きます。使用可能なノードからこの手順に移行するノードを追加します。使用可能なノードは、移行のために選択したものです。
  • 各ノードが割り当てられる手順はノードの横に表示されます。ノードがどの手順にも割り当てられていない場合、未割り当てと表示されます。

  • 1 つの手順にすべてのノードを割り当てると、デフォルトのシーケンス付けを利用できます。

    重要 

    すべてのノードを割り当てるまでは次の手順に進むことができません。

  • [手順完了後タスクを一時停止（Pause task after step completes）] オプションはこの手順の完了後タスクを一時停止します。タスクを完了するには、次の手順を手動で開始する必要があります。

タスクのシーケンスの詳細については、この項の最初のタスク管理情報を参照してください。

ステップ 10

移行タスクを開始する日時を選択します。アップグレードをスケジュールする以下のオプションがあります。

タスクが依存タスクとして作成された場合は、[開始時刻の設定 (Set Start Time )] セクションが無効になります。

（注）   

Cisco Prime Collaboration の導入では、依存タスクの日時を選択することはできません。これは、既存のタスクが正常に完了した後に依存タスクが自動的に開始するためです。
  • [特定の時間に対するスケジュール（Schedule for a specific time）] を選択して移行タスクの開始の日時を入力します。設定する開始時間は、このオプションで表示されるタイム ゾーンで示されるとおり、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバのタイム ゾーンに基づきます。
    （注）   

    将来数分タスクをスケジュールするが、スケジュールされた時間が経過するまで保存しない場合、タスクは自動的に開始します。

  • 手動開始でタスクを保持するには [手動によるタスクの開始（Start task manually）] を選択します。
    （注）   

    タスクを手動で開始することを選択した場合、タスクが作成されますが、[モニタリング（Monitoring）] ページで [タスクの開始（Start task）] ボタンをクリックするか、タスク ページで [タスクの開始（Start task）] リンクをクリックするまで開始しません。

  • [終了（Finish）] をクリックした後すぐにタスクを開始するには、[このウィザードが完了したらタスクをすぐに開始（Start task immediately upon completion of this wizard）] を選択します。
  • システムが新しいバージョンに自動的に切り替えるようにするには、[正常なアップグレード後に新規バージョンに自動的に切り替えるアップグレード オプション（Upgrade Option to Automatically Switch to New Version after Successful Upgrade）] オプションをクリックします。
ステップ 11

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 12

[レビュー（Review）] セクションで、選択した内容を確認できます。新しい移行タスクに注記を追加することもできます。

ステップ 13

必要な変更がない場合は、[終了（Finish）] をクリックして新しい移行タスクを追加します。

ステップ 14

新規移行タスクは、[Migrate（移行）] 画面上のテーブルに表示されます。

重要 
ネットワーク移行で移行を実行する場合、すべてのサーバがインストールされた後、ユーザが処理を実行できるようにするため、シーケンスに自動的に"強制一時停止（Forced Pause）"手順が挿入されます。手動による処理が必要な場合の詳細については、"移行タスクの実行"を参照してください。"[強制一時停止（Forced Pause）]" 手順は、編集または移動ができず、ノードは割り当てられていません。CTL アップデートまたは証明書管理手順が必要な場合は、送信元ノードがシャットダウンする前にこれらの手順を実行する必要があるため、この手順は、送信元ノードのシャットダウン手順より前に挿入されます。

移行タスクの実行

後日開始するようにタスクをスケジュールした場合、または [手動開始（Manual Start）] を選択した場合、タスクはタスク リストにリストされますが開始されません。この場合、タスクに関連付けられている検証ボタンがあります。タスクを実行前に確認するには、[検証（Validate）] をクリックします。タスクに問題がある場合（ISO ファイルの欠落、オフ状態にない VM など）、検証により警告が出されるため、タスク開始前に問題を解決できます。

開始がスケジュールされているタスクの場合、タスクを開始するには [開始（Start）] ボタンをクリックします。

移行タスクの実行中、移行タスクのタイプによっては、ユーザ操作が必要になる場合があります。たとえば、"ネットワーク移行を伴う移行"を実行している場合、シーケンスではすべてのサーバのインストール後に自動的に"強制一時停止"が挿入されます。これにより、すべての新規サーバがインストールされた後、送信元マシンがシャットダウンする前に移行タスクが停止します。

次に示す表と、適切な [移行手順（Migration Procedure）] フロー チャート（下の"移行手順フロー チャート"の項を参照）を参照して、移行タスクの実行中にユーザの介入が必要かどうかを確認してください。


重要

移行クラスタが作成されたら、すべての宛先ノードが同じホスト名またはアドレスを保持するか、またはこれらのアドレスの一部が変更するかどうか指定する必要があります。

  • すべての宛先ノード オプションに対して送信元ノード設定を使用することは、"移行手順フロー チャート"の項で「単純な移行」と呼ばれています。

  • 1 つ以上の宛先ノード オプションの新規ネットワーク設定を入力することは、"移行手順フロー チャート"の項で"ネットワーク移行"と呼ばれています。

Unified CM 送信元クラスタ - 移行前のリリース 単純な移行またはネットワーク移行 Unified CM 送信元クラスタ -（セキュアまたは非セキュア） 移行中に実行されるユーザ プロシージャ

10.x

簡易移行 強化されたセキュリティ 移行中に必要な手順はありません。

10.x

簡易移行 非セキュア 移行中に必要な手順はありません。

10.x

ネットワーク移行 強化されたセキュリティ

移行タスクが「強制一時停止」手順に到達すると、次の手順が実行されます。

  1. CTL 更新

  2. 証明書の一括管理

  3. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI のタスクを再開します。

10.x

ネットワーク移行 非セキュア

移行タスクが「強制一時停止」手順に到達すると、次の手順が実行されます。

  1. 証明書の一括管理

  2. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI のタスクを再開します。

11. x、および 12.x

簡易移行

強化されたセキュリティ

移行中に必要な手順はありません。

11. x、および 12.x

簡易移行

非セキュア

移行中に必要な手順はありません。

11. x、および 12.x

ネットワーク移行

強化されたセキュリティ

移行タスクが「強制一時停止」手順に到達すると、次の手順が実行されます。

  1. CTL 更新

  2. 証明書の一括管理

  3. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI のタスクを再開します。

11. x、および 12.x

ネットワーク移行

非セキュア

移行タスクが「強制一時停止」手順に到達すると、次の手順が実行されます。

  1. 証明書の一括管理

  2. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI のタスクを再開します。

クラスタ内の Cisco Unified Communication Manager ノードの移行後タスク

"移行タスクが正常に実行された後で移行タスクがネットワーク移行で実行される場合、いくつかの追加手順を行う必要があります。（単純な移行が実行される場合は、移行後に必要なタスクはありません。）"

移行タスクが正常に完了したら、次の表と該当する移行のユースケースフローチャートを参照して、ユーザタスクを実行する必要があるかどうかを判断してください。

Unified CM 送信元クラスタ - 移行前のリリース

単純な移行またはネットワーク移行 Unified CM 送信元クラスタ（セキュアまたは非セキュア）

移行後に実行されるユーザ プロシージャ

10.x

ネットワーク移行

強化されたセキュリティ

  1. TFTP Server IP アドレスを変更します。

  2. 電話機の登録を確認します。

ネットワーク移行

非セキュア

  1. TFTP Server IP アドレスを変更します。

  2. 電話機の登録を確認します。

11. x、および 12.x

ネットワーク移行

Secure

  1. TFTP Server IP アドレスを変更します。

  2. 電話機の登録を確認します。

ネットワーク移行

非セキュア

  1. TFTP Server IP アドレスを変更します。

  2. 電話機の登録を確認します。

（注）  

シンプルまたはネットワーク移行タスクの後、デバイスのデフォルト設定はソースクラスタから宛先クラスタに引き継がれません。

特定の機能にインストールされているデバイスパックは、宛先クラスタのバージョンにまだデバイスパック機能が含まれていない場合は、再インストールする必要があります。

（注）  

移行後、使用している国のロケールのすべての COP ファイルを再インストールします。COP ファイルは、PCD アップグレードタスクまたは Unified Communications Manager OS Admin または CLI を使用して再インストールできます。

IM and Presence サービスの移行後タスク

移行されたクラスタに IM and Presence サービス ノードが含まれており、ネットワーク移行を実行している場合、リリース 10.x より前の IM and Presence サービス クラスタでは以下のインスール後タスクを実行する必要があります。

手順
  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

証明書と証明書信頼ストアを設定します。

古いクラスタのコンポーネント信頼ストアに CA によって署名された証明書がある場合、コンポーネントの移行されたリリース 10.x クラスタに自己署名証明書があることに注意してください。
また、認証局のルートおよび中間証明書は、それぞれの信頼ストアに保持されません。古い認証局で証明書に署名する必要があります。これは最初の方法に似ています。

詳細については、『Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager Guide』を参照してください。

ステップ 2

クラスタ間ピアを設定します。

古いクラスタにクラスタ間ピア関係がある場合、すべてのピア クラスタから設定を削除する必要があります。これが完了したら、新規クラスタのネットワーク詳細に基づいて適切な相互クラスタを追加します。
たとえば、クラスタ A、クラスタ B およびクラスタ C はすべてクラスタ間ピアです。クラスタ A が移行された場合は、クラスタ B とクラスタ C からクラスタ A のクラスタ a からすべてのクラスタリング設定を削除してから、新しいクラスタ A のネットワークの詳細を使用して相互クラスタリングを追加する必要があります。移行によって古いデータが引き継がれるため、新しいクラスタ A から何も設定する必要はありません。
詳細については、『Deployment Guide for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。
ステップ 3

SIP フェデレーションを再発行します。

古いクラスタが Microsoft OCS/Lync/AOL と SIP インタードメインでフロントエンドまたは OCS/Lync で SIP インタードメイン フェデレーションだった場合、企業はフェデレーティング ドメインの DNS-SRV を、新規ネットワーク詳細を反映するように再発行する必要があります。
DNS-SRV ベースのルーティングの代わりに設定された SIP スタティック ルートが遠端にある場合は、新しいネットワーク アドレスを反映するように SIP スタティック ルートを変更する必要があります。同様に、新規クラスタに正常にルーティングするには、すべての中間ネットワーク要素（ASA またはトラフィックを外部フェデレーション エンティティからの古いクラスタにルーティングまたは検査するその他の同様のコンポーネントを含む）を再設定する必要があります。
ドメイン間設定に対しては、「Interdomain Federation for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager（Cisco Unified Communications Manager 上の IM and Presence サービスに対するドメイン間フェデレーション）」を参照してください。
ドメイン間フェデレーションについては、『Partitioned Intradomain Federation for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。
ステップ 4

XMPP フェデレーションを再発行します。

古いクラスタが任意の外部 XMPP サーバに対して XMPP ドメイン間フェデレーションのフロントエンドを実行している場合、新規ネットワーク詳細を反映するため、企業は、フェデレーティング ドメインの DNS-SRV レコードを再発行する必要があります。
詳細については、「Interdomain Federation for IM and Presence Service on Cisco Unified Communications Manager」を参照してください。
ステップ 5

Cisco Jabber と Cisco Unified Personal Communicator の接続を設定します。

Jabber または Unified Personal Communicator は、古いクラスタからホスト名の情報をキャッシュします。設定をユーザのデスクトップにプッシュできない場合、またはそのユーザがノード名のいずれかを手動で入力しない場合、Jabber または Unified Personal Communicator には新規ホスト名情報がありません。
古いクラスタから割り当て解除され、ログインできないユーザに対するフェール セーフなアプローチでは、ユーザは（移行前に通知された）新規クラスタ内のノードのいずれかのホスト名または IP アドレスを手動で入力します。このシナリオでは、ユーザのクライアントは、ログインのリダイレクトによって正しいホーム ノードを検出しています。

移行手順のフローチャート

移行タスクを実行する際に、以下のタスク フローをガイドとして使用してください。

簡易移行

図 1. 単純な移行のためのフローチャート



（注）  

Cisco Prime Collaboration の導入では、MCS 7828H3 で稼働する Business Edition 5000 アプライアンスの移行はサポートされていません。

リリース 8.0.1 前の Unified CM Network 移行

図 2. リリース 8.0.1 前の Unified Network 移行のフロー チャート


リリース 8.0.1 以降の Unified CM Network 移行

図 3. リリース 8.0.1 以降の Unified CM Network 移行のフロー チャート


送信元クラスタのリカバリ

クラスタの移行に失敗し、一部のノードが新規クラスタにインストールされた場合、以下の手順を使用してください。

図 4. 送信元クラスタのリカバリのフローチャート


すべての送信元ノード上の Cluster Manager Service のステータスの確認

以下の手順は、1 つ以上のノードでネットワーク移行による変更があり、移行タスクが失敗した場合に使用されます。失敗後、いくつかの手順を実行して古いクラスタ ノードを再び実行することが必要になる場合があります。使用するすべての手順については、上記のフローチャートを参照してください。古いノードでクラスタ マネージャを再起動するために CLI コマンドを実行する詳細は以下のとおりです。

すべての古いクラスタ ノードが起動し、稼働状態になった後で、ネットワークの変更（たとえば、ホスト名、IP アドレス、またはその両方）が加えられるすべてのサブスクライバ ノード上で以下の手順を手動で実行します。

送信元ノードでクラスタ マネージャの再起動が必要になる可能性のある使用例は以下のとおりです。

使用例 1

パブリッシャ上でホスト名および IP アドレスの変更なし、サブスクライバ上でホスト名変更あり

ユーザは送信元サブスクライバで Cluster Manager サービスをチェックする必要があります。

使用例 2

パブリッシャ上でホスト名および IP アドレスの変更なし、サブスクライバ上で IP アドレス変更あり

ユーザは送信元サブスクライバで Cluster Manager サービスをチェックする必要があります。

使用例 3

パブリッシャ上でホスト名および IP アドレスの変更なし、サブスクライバ上でホスト名および IP アドレス変更あり

ユーザは送信元サブスクライバで Cluster Manager サービスをチェックする必要があります。

使用例 4

ホスト名はパブリッシャで変更なし、IP アドレスがパブリッシャで変更あり、サブスクライバではホスト名と IP の変更なし

ユーザは送信元パブリッシャで Cluster Manager サービスをチェックする必要があります。

手順

ステップ 1

コマンド プロンプトで CLI コマンド utils service list を入力します。次の出力が表示されます。 

Requesting service status, please wait... System SSH [開始済み] Cluster Manager [STOPPED]
ステップ 2

Cluster Manager Service ステータスが [停止（STOPPED）] の場合、古いサブスクライバ ノード上でサービスを開始するために以下のコマンドを入力してください。

utils service start Cluster Manager

アップグレード タスク

Cisco Prime Collaboration Deployment を使用して、次の種類のアップグレード タスクを実行します。

  • 直接標準アップグレード: このアップグレードでは、組み込みオペレーティングシステムへのアップグレードは必要ありません。システムを稼働したまま、サーバにアップグレード ソフトウェアをインストールできます。

  • 直接更新アップグレード：このアップグレードは、新旧のソフトウェア リリース間に互換性がない場合に必要になります。たとえば、更新アップグレードは、組み込みオペレーティング システムのメジャー バージョンがアップグレード前とアップグレード後で変化する場合に必要になります。

直接標準アップグレードと直接更新アップグレードのどちらを実行する必要があるかは、アプリケーションによって自動的に決定されます。


（注）  
Cisco Prime Collaboration Deployment の 14SU2 バージョンが FIPS モードであり、12.5 より前の UC クラスタのいずれかを使用してアップグレードを実行する場合は、アップグレードを進める前に、まず Cisco Prime Collaboration Deployment を非 FIPS モードで動作するように切り替える必要があります。

アップグレード タスクの作成

クラスタでソフトウェア バージョンのアップグレードを実行するには、アップグレード タスクを使用します。アップグレード タスクは、クラスタ内のすべてのサーバまたはサーバのサブセット上に .cop ファイルをインストールする場合にも使用できます。

サポートされているアプリケーション、リリース、およびバージョンを確認するには、「関連項目」の「"サポートされているアップグレードおよび移行タスク"と"アップグレードパス"」を参照してください。


（注）  
選択したソースバージョンと宛先バージョンに基づいて Cisco Prime Collaboration 展開では、直接標準アップグレードシーケンスまたは検証、または直接更新アップグレードシーケンスまたは検証のいずれかを使用します。

アップグレード タスクを作成および編集するには、[アップグレード タスクの追加（Add Upgrade Task）] ウィザードを使用します。

1 つ以上のクラスタでスケジュールされた時間に自動的に実行されるように新規アップグレード タスクを作成または編集するには、以下の手順に従ってください。

始める前に

  1. サポートされている規制対象のパスと規制対象外のパスに注意してください。「関連項目」の「"サポートされているアップグレードおよび移行タスク"」と「"輸出規制対象ソフトウェアおよび無制限ソフトウェアのアップグレードパス」を"参照してください。

  2. アップグレードするクラスタのクラスタ ディスカバリを実行し、クラスタ インベントリに表示されるようにします。クラスタの検出を参照してください。

  3. アップグレードする ISO ファイルをダウンロードし、SFTP を使用してこのファイルを Cisco Prime Collaboration Deployment の upgrade フォルダに送信します。.cop ファイルをインストールするためにアップグレード タスクを使用している場合、SFTP クライアントを使用して .cop ファイルを /upgrade フォルダにアップロードします。

  4. クラスタ内のアプリケーション サーバをアップグレードするには、そのサーバ上で Platform Administrative Web Service を必ずアクティブにしてください。


（注）  

クラスタをアップグレードする前に、最新のアップグレード準備状況 COP ファイルをインストールすることを推奨します。詳細に関しては、『Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service 向けのアップグレードおよび移行ガイド』 を参照してください。これは、ソースクラスタが9.x 以上であり、ユニファイドコミュニケーションマネージャと IM & P に対してのみ有効である場合に適用されます。

手順
ステップ 1

[開く] をクリックしてナビゲーションを閉じ、メインメニューから [ タスクの > アップグレード ] を選択します。

ステップ 2

[Add Upgrade Task（アップグレード タスクの追加）] をクリックします。

ステップ 3

[タスク名の指定 (Task name )] ドロップダウンリストで、アップグレードタスクの名前を入力します。このアップグレードタスクのニックネームを選択します。

ステップ 4

アップグレードタイプとしてISOまたはCOPを選択します。

1回のアップグレードタスクで複数の cops ファイルをインストールできます。

（注）   
ユーザがアップグレードのために複数の cop ファイルを選択した場合は、選択した COP ファイルに従ってタスクシーケンスがロードされます。
（注）   

特定の製品に対して最大32の COP ファイルを選択できます。
ステップ 5

[Cluster（クラスタ）] ドロップダウン リストから、インストールするノードが置かれたクラスタを選択します。

ステップ 6

以前に実行した別のタスクが正常に完了したかどうかに応じて、新しく作成したタスクを作成する場合は、「タスク依存関係のスケジューリング」にリストされているタスクのチェックボックスをオンにします。

依存タスクとして複数のタスクを選択できます。依存関係を作成しない場合は、[依存関係なし (No dependency )] チェックボックスをオンにします。

アップグレードの ISO タスクは、アップグレードタスクにのみ依存するように設定できます。

インストールおよび移行タスクに応じて、アップグレード COP タスクを作成できます。
ステップ 7

ノードのリストからアップグレードの一部となるノードを選択します。

ステップ 8

[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   

ノードが選択されていない場合、[次へ（Next）] ボタンはグレー表示になります。

ステップ 9

対応する [参照（Browse）] ボタンをクリックしてファイル サーバからアップグレード ファイルを選択します。

（注）   

アップグレード ファイルを選択するオプションは、クラスタ内で現在サポートされる選択した製品タイプおよびアプリケーションに対してのみ使用できます。

ステップ 10

有効なアップグレード ファイルを選択します。

（注）   
ファイル サーバで利用可能なすべてのアップグレード ファイルを表示するには、[表示（Show）] ドロップダウン リストをクリックします。
（注）   
アップグレードタスクを作成するには、ISO/COPファイルの選択時に、クラスタノードに関連付けられているすべての必要な SFTP サーバで iso/COPファイルが共通していることを確認します。ISO/COPファイルがクラスタノードに関連付けられているすべての必要な SFTP サーバに共通でない場合、有効なファイルはアップグレードに有効であっても表示されません。すべての ISO/COPファイルを表示するには、[表示 (Show )] ドロップダウンリストから [すべて (all)] を選択します。
（注）   

リモート SFTP サーバを追加する場合は、新規インストール/移行およびアップグレードのために、異なる SFTP ディレクトリを維持する必要があります。新規インストール/移行およびアップグレードのために同じリモート SFTP サーバを追加できますが、新規インストール/移行およびアップグレードのためのディレクトリは異なっている必要があります。
ステップ 11

[ファイルを選択（Choose File）] をクリックします。

ステップ 12

[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   
有効なアップグレード ファイルが選択されていない場合、[次へ（Next）] ボタンがグレー表示になります。
ステップ 13

アップグレード タスクを開始する日時を選択します。アップグレードをスケジュールする以下のオプションがあります。

タスクが依存タスクとして作成された場合は、[開始時刻の設定 (Set Start Time )] セクションが無効になります。

（注）   

Cisco Prime Collaboration の導入では、依存タスクの日時を選択することはできません。これは、既存のタスクが正常に完了した後に依存タスクが自動的に開始するためです。
  • [特定の時間に対するスケジュール（Schedule for a specific time）] を選択してアップグレード タスクの開始の日時を入力します。設定する開始時間は、このオプションで表示されるタイム ゾーンで示されるとおり、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバのタイム ゾーンに基づきます。
    （注）   

    将来数分タスクをスケジュールするが、スケジュールされた時間が経過するまで保存しない場合、タスクは自動的に開始します。

  • 手動開始でタスクを保持するには [手動によるタスクの開始（Start task manually）] を選択します。
    （注）   

    タスクを手動で開始することを選択した場合、タスクが作成されますが、[モニタリング（Monitoring）] ページで [タスクの開始（Start task）] ボタンをクリックするか、タスク ページで [タスクの開始（Start task）] リンクをクリックするまで開始しません。

  • [終了（Finish）] をクリックした後すぐにタスクを開始するには、[このウィザードが完了したらタスクをすぐに開始（Start task immediately upon completion of this wizard）] を選択します。
  • システムが新しいバージョンに自動的に切り替えるようにするには、[正常なアップグレード後に新規バージョンに自動的に切り替えるアップグレード オプション（Upgrade Option to Automatically Switch to New Version after Successful Upgrade）] オプションをクリックします。これ以外の場合は、サーバはアップグレードされますが、ソフトウェアの現在のバージョンのままになります。この場合は、バージョン切り替えタスクをスケジュールして、アップグレードされたバージョンのソフトウェアに切り替えることができます。
ステップ 14

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 15

タスクを完了するための一連の手順を指定します。次の選択肢があります。

オプション 説明
[Pencil（ペンシル）] アイコン

手順を編集します。

[Page（ページ）] アイコン

現在の手順の後に新しい手順を追加します。

X マーク

現在の手順を削除します。

手順からすべてのノードを削除すると、その手順はデフォルトで削除されます。パブリッシャ ノードを含む手順を削除することはできません。

上矢印

手順を上に移動して先に実行されるようにします。

下矢印

手順を下に移動して後で実行されるようにします。

  • [鉛筆（Pencil）] アイコンは [手順の編集（Edit Step）] ウィンドウを開きます。使用可能なノードからこの手順にアップグレードするノードを追加します。使用可能なノードは、アップグレードのために選択したものです。
  • 各ノードが割り当てられる手順はノードの横に表示されます。ノードがどの手順にも割り当てられていない場合、未割り当てと表示されます。
  • 1 つの手順にすべてのノードを割り当てると、デフォルトのシーケンス付けを利用できます。
    重要 

    すべてのノードを割り当てるまでは次の手順に進むことができません。

  • [Pause task after step completes（手順完了後タスクを一時停止）] オプションはこの手順の完了後タスクを一時停止します。タスクを完了するには、次の手順を手動で開始します。
ステップ 16

[OK] をクリックします。

ステップ 17

[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   

[次へ（Next）] ボタンは有効なままになっているため、このボタンをクリックして設定エラーを表示できます。

ステップ 18

自分が作成したタスクの詳細を確認するには、[レビュー（Review）] セクションを参照してください。必要に応じて、タスクに関するメモを追加できます。メモはタスクと共に保存され、タスクが完了前に編集された場合は表示されます。

ステップ 19

[終了（Finish）] をクリックすると、タスクがスケジュールされます。

直接更新アップグレード

更新アップグレードを実行して、製品の既存バージョンから新しいバージョンにアップグレードすることができます。この場合、両方のバージョンのオペレーティングシステムが異なっている必要があります。このアップグレードでサポートされている製品は、Cisco Unified Communications Manager、IM and 在席サービス、Cisco Unity Connection、Cisco Unified Contact Center Express、およびシスコの緊急応答側です。

以前のリリースでは、直接更新アップグレード後、Cisco Unified Communications Manager は新しいバージョンにアップグレードされましたが、以前のバージョンにスイッチバックするために使用されていました。新しいバージョンが非アクティブなバージョンとして使用されています。新しいバージョンをアクティブバージョンにするには、スイッチのバージョンが必要です。アップグレードとスイッチのバージョンが2つの個別の手順であったために、スイッチが使用された状態に戻りました。これは、直接更新アップグレード後にバージョンを2回切り替えて新しいバージョンを作成する必要があることを意味します。

このリリースでは、スイッチバージョンを2回防止するために、更新アップグレード中のアップグレード手順の一部として、Cisco Prime Collaboration の導入にはスイッチバージョンの手順が含まれています。アップグレードタスクの設定中に、[ Upgrade task ] ウィンドウで [upgrade to new version after successful upgrade ] チェックボックスをオンにします。次に、製品のスイッチバージョン (Cisco Unified Communications Manager または IM and プレゼンスサービス) がアップグレード手順の一部として含まれています。ただし、アップグレードが Cisco Unified Communications Manager と IM and プレゼンスサービスクラスタ用である場合は、スイッチバージョンステップが別の手順として表示されます。

データベースレプリケーション

データベースレプリケーションは、更新アップグレードプロセスの手順の1つです。Cisco Prime Collaboration 展開では、サービスとコマンドが実行され、選択した Cisco Unified Communications Manager ノードのデータベースレプリケーションステータスが待機します。

詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-communications-manager-callmanager/tsd-products-support-series-home.html の『Cisco Unified Communications Manager および IM and Presence Service のアップグレードと移行ガイド』の"「Sequencing Rules and Time Requirements」"の章を参照してください。


（注）  

Cisco Prime Collaboration の展開では、Cisco Unified Communications Manager と IM and プレゼンスサービスと組み合わせたクラスタを選択すると、データベースレプリケーションがチェックされます。データベースレプリケーションは、IM and プレゼンスサービスのアップグレードまたはスイッチの前に Cisco Unified Communications Manager に対してのみ実行されます。

データベースレプリケーションが正常に完了した後にのみ、アップグレードシーケンスにリストされている次のタスクが開始されます。データベースレプリケーションの後にリストされているタスクには、IM and プレゼンスサービスサブスクライバノードのアップグレードバージョンまたはスイッチバージョンが含まれます。

前のタスクからのシーケンスの再利用

[前のタスクからのシーケンスの再利用（Reuse Sequence from Previous Task）] 機能は、現在作成中のタスクで以前に定義されたタスク シーケンスを使用します。この機能は、アップグレード、再起動、バージョン切り替え、移行、および再アドレス付けタスクで役立ちます。これを使用して、シーケンスのスクリプトを最初から作成せずに、以前に設定されたタスク シーケンスを再利用できます。

タスクの作成中にシーケンス ペインでタスク ウィザードが進行し、ユーザは順番を設定したり特性を一時停止できます。システム内に同様のタイプのタスクがある場合、このタスクからのシーケンスがデフォルト シーケンスとして提示されます。

この場合、[最後に設定した実行シーケンスを使用（Use Last Configured Run Sequence）] とラベル付けされたチェックボックスがシーケンス テーブルのすぐ上に表示されます。前のタスクのシーケンスを使用する場合はこのチェックボックスをオンにし、システムが生成したデフォルトのシーケンスを使用する場合はこのチェックボックスをオフのままにします。

同様のタイプのタスクとみなされるには、タスク内の選択されたクラスタ、タスク タイプ、およびノードが完全に一致する必要があります。同様のタイプの条件を満たすタスクが複数ある場合、直近に作成されたタスクが使用され、そのシーケンスがユーザのデフォルトとして提示されます。

アップグレード タスクの場合は、追加の要件があります。インストールのタイプは ISO または COP ベースである必要があります。COP および ISO インストールは別のシーケンスで実行できます。

バージョン切り替えタスク

バージョン切り替えタスクの作成

クラスタ内の 1 つ以上のノードをアップグレード バージョンまたは非アクティブ バージョンに自動的に切り替えるには、バージョン切り替えタスクを使用します。

バージョン切り替えタスクを作成または編集するには [バージョン切り替えタスク（Switch Versions Task）] ウィザードを使用します。

アップグレードタスクでサポートされているアプリケーションとリリースを確認するには、「関連項目」の「"サポートされているアップグレードおよび移行タスク"」および「"輸出規制対象ソフトウェアと無制限ソフトウェアのアップグレードパス"」を参照してください。

クラスタ内の 1 つ以上のノードを、スケジュールされた時間にアップグレード バージョンまたは非アクティブ バージョンに自動的に切り替えるようにバージョン切り替えタスクを作成または編集するには、以下の手順に従ってください。


（注）  

[Automatic Switch version] オプションは、Unity Connection および Cisco Unified Contact Center Express ノードを含むクラスタでは使用できません。Cisco Unity Connection と Cisco Unified Contact Center Express があるクラスタの場合は、アップグレードタスクを作成してから、新しいバージョンに切り替えるためのスイッチバージョンタスクを作成します。バージョン切り替えタスクは、アップグレード タスクが正常に実行された後に作成できます。

始める前に

  1. クラスタがクラスタインベントリに表示されるように、バージョンを切り替えるクラスタのクラスタ検出を実行します。クラスタの検出を参照してください。これまでに Cisco Prime Collaboration Deployment を使用してクラスタをアップグレードまたは移行したことがある場合、クラスタはすでにインベントリに含まれています。

  2. クラスタ内の各アプリケーションに対して、そのサーバで Platform Administrative Web Service がアクティブであることを確認してください。

手順
ステップ 1

[ Open and close navigation ] をクリックし、メインメニューから [Tasks] [ > Switch Versions ] を選択します。

ステップ 2

[Add Switch Versions Task（バージョン切り替えタスクの追加）] をクリックします。

ステップ 3

[タスク名の指定 (Name Task Name )] ドロップダウンで、スイッチバージョンタスクの名前を入力します。このスイッチバージョンの場合は、このスイッチバージョンのニックネームを選択します。

ステップ 4

[Clusters（クラスタ）] ドロップダウン リストから、バージョンを切り替えたいクラスタを選択します。

ステップ 5

すべてのノードを切り替えるバージョンを選択します。

（注）   

複数の製品がある場合、すべての異なる製品の適切なバージョンを選択できます。1 つの製品に対してバージョンを切り替え、他の製品に対してはバージョンを切り替えないことも選択できます。

ステップ 6

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 7

バージョン切り替えタスクを開始する日時を選択します。バージョン切り替えタスクをスケジュールするには以下のオプションがあります。

  • [Schedule for a specific time（特定の時間に対するスケジュール）] を選択してバージョン切り替えタスクの開始の日時を入力します。設定する開始時間は、このオプションで表示されるタイム ゾーンで示されるとおり、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバのタイム ゾーンに基づいています。
    （注）   

    将来数分タスクをスケジュールするが、スケジュールされた時間が経過するまで保存しない場合、タスクは自動的に開始します。

  • 手動開始でタスクを保持するには [Start task manually（手動によるタスクの開始）] を選択します。
  • [終了（Finish）] をクリックした後すぐにタスクを開始するには、[このウィザードが完了したらタスクをすぐに開始（Start task immediately upon completion of this wizard）] を選択します。
    （注）   

    [モニタリング（Monitoring）] ページからタスクを開始することもできます。

  • サーバが新しいバージョンに自動的に切り替えるようにするには、[正常なアップグレード後に新規バージョンに自動的に切り替え（Automatically switch to new version after successful upgrade）] の横のチェックボックスをオンにします。
ステップ 8

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 9

タスクを完了するための一連の手順を指定します。次の選択肢があります。

オプション 説明
[Pencil（ペンシル）] アイコン

手順を編集します。

[Page（ページ）] アイコン

現在の手順の後に新しい手順を追加します。

X マーク

現在の手順を削除します。

手順からすべてのノードを削除すると、その手順はデフォルトで削除されます。[Publisher（パブリッシャ）] ノードを含む手順を削除することはできません。

上矢印

手順を上に移動して先に実行されるようにします。

下矢印

手順を下に移動して後で実行されるようにします。

  • [鉛筆（Pencil）] アイコンは [手順の編集（Edit Step）] ウィンドウを開きます。利用可能なノードのリストから、この手順でバージョンを切り替える必要のあるノードを選択します。利用可能なノードは、バージョン切り替えタスクのために選択したものです。
  • 各ノードが割り当てられる手順はノードの横に表示されます。ノードがどの手順にも割り当てられていない場合、未割り当てと表示されます。

  • 1 つの手順にすべてのノードを割り当てると、デフォルトのシーケンス付けを利用できます。

    重要 

    すべてのノードを割り当てるまでは次の手順に進むことができません。

  • [手順完了後タスクを一時停止（Pause task after step completes）] オプションはこの手順の完了後タスクを一時停止します。タスクを完了するには、次の手順を手動で開始する必要があります。
ステップ 10

[OK] をクリックします。

ステップ 11

[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   

[次へ（Next）] ボタンは有効なままであるため、ユーザはこのボタンをクリックして設定エラーについて確認することができます。

ステップ 12

自分が作成したタスクの詳細を確認するには、[レビュー（Review）] セクションを使用します。必要に応じてタスクにメモを追加できます。メモはタスクと共に保存され、タスクが完了前に編集された場合は表示されます。

ステップ 13

[終了（Finish）] をクリックすると、タスクがスケジュールされます。

サーバ再起動の作業

アップグレード タスクに対してサポートされているアプリケーションとリリースを確認するには、関連項目の"「サポートされているアップグレードと移行」"および"「輸出規制対象ソフトウェアと輸出規制対象外ソフトウェアのアップグレード パス」"を参照してください。

サーバ再起動タスクの作成

再起動タスクを作成または編集するには、[タスクの再起動（Restart Task）] ウィザードを使用します。

スケジュールした時間にクラスタ内の 1 つ以上のノードを自動的に再起動するために再起動 タスクを作成または編集するには、この手順に従います。

始める前に

  1. 再起動するクラスタのクラスタ ディスカバリを実行し、クラスタ インベントリに表示されるようにします。クラスタの検出を参照してください。

  2. クラスタ内の各アプリケーションに対して、そのサーバで Platform Administrative Web Service がアクティブであることを確認してください。

  3. アプリケーションの仮想マシンを使用して Cisco Prime Collaboration 導入の再アドレスタスクを使用している場合は、IP とホスト名の変更について、アプリケーションのルールに従う必要があります (一度に1つずつ、または同時に)。

手順
ステップ 1

ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、メインメニューから [タスク (Task)] [ > サーバの再起動 (Restart )] を選択します。

ステップ 2

[サーバの再起動作業の追加（Add Server Restart Task）] をクリックします。

[Add Restart Task wizard] が表示されます。
ステップ 3

[タスク名の指定 (Name Task Name )] ドロップダウンで、サーバの再起動タスクの名前を入力します。このサーバの再起動タスクには、ニックネームを選択します。

ステップ 4

[クラスタ（Clusters）] ドロップダウン リストから、ノードを再起動したいクラスタを選択します。

ステップ 5

以前に作成した別のアップグレードタスクが正常に完了したかどうかに応じて、新しく作成した再起動タスクを作成する場合は、「タスク依存関係のスケジューリング」にリストされているタスクのチェックボックスをオンにします。

依存タスクとして複数のタスクを選択できます。依存関係を作成しない場合は、[依存関係なし (No dependency )] チェックボックスをオンにします。

ステップ 6

テーブルから、再起動するノードを選択します。ノードを選択しないと続行できません。

ステップ 7

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 8

サーバ再起動タスクを開始する日時を選択します。再起動タスクをスケジュールする以下のオプションがあります。

タスクが依存タスクとして作成された場合は、[開始時刻の設定 (Set Start Time )] セクションが無効になります。

（注）   

Cisco Prime Collaboration の導入では、依存タスクの日時を選択することはできません。これは、既存のタスクが正常に完了した後に依存タスクが自動的に開始するためです。
  • [特定の時間に対するスケジュール（Schedule for a specific time）] を選択して再起動タスクの開始の日時を入力します。設定する開始時間は、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバのタイム ゾーンに基づいています。
    （注）   

    将来数分タスクをスケジュールするが、スケジュールされた時間が経過するまで保存しない場合、タスクは自動的に開始します。

  • 手動開始でタスクを保持するには [手動によるタスクの開始（Start task manually）] を選択します。
  • [終了（Finish）] をクリックした後すぐにタスクを開始するには、[このウィザードが完了したらタスクをすぐに開始（Start task immediately upon completion of this wizard）] を選択します。
    （注）   

    [Monitoring（モニタリング）] ページからタスクを開始することもできます。

ステップ 9

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 10

タスクを完了するための一連の手順を指定します。次の選択肢があります。

オプション 説明
[Pencil（ペンシル）] アイコン

手順を編集します。

[Page（ページ）] アイコン

現在の手順の後に新しい手順を追加します。

X マーク

現在の手順を削除します。

手順からすべてのノードを削除すると、その手順はデフォルトで削除されます。[Publisher（パブリッシャ）] ノードを含む手順を削除することはできません。

上矢印

手順を上に移動して先に準備されるようにします。

下矢印

手順を下に移動して後で準備されるようにします。

  • [鉛筆（Pencil）] アイコンは [手順の編集（Edit Step）] ウィンドウを開きます。この手順では、使用可能なノードのリストから再起動するノードを追加します。使用可能なノードは、再起動のために選択したものです。
  • 各ノードが割り当てられる手順はノードの横に表示されます。どの手順にも割り当てられていないノードは、未割り当てと表示されます。

  • 1 つの手順にすべてのノードを割り当てると、デフォルトのシーケンス付けを利用できます。

    重要 

    すべてのノードを割り当てるまでは次の手順に進むことができません。

  • [手順完了後タスクを一時停止（Pause task after step completes）] オプションはこの手順の完了後タスクを一時停止します。タスクを完了するには、次の手順を手動で開始する必要があります。
ステップ 11

[OK] をクリックします。

ステップ 12

[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   

[次へ（Next）] ボタンは有効なままであるため、ユーザはこのボタンをクリックして設定エラーについて確認することができます。

ステップ 13

自分が作成したタスクの詳細を確認するには、[レビュー（Review）] セクションを参照してください。必要に応じてタスクにメモを追加できます。メモはタスクと共に保存され、タスクが完了前に編集された場合は表示されます。

ステップ 14

[終了（Finish）] をクリックすると、タスクがスケジュールされます。

アドレス再設定作業

再アドレス付けタスクの作成

クラスタ内の 1 つまたは複数のノードのホスト名または IP アドレスを変更するには、再アドレス付けタスクを使用します。再アドレス付け機能を使用するには、サーバがリリース 11.5 以上でなければなりません。

ホスト名と完全修飾ドメイン名（FQDN）の違いに注意してください。ノードのネットワーク レベルの DNS デフォルト ドメイン名にホスト名を組み合わせたものが、ノードの FQDN になります。たとえば、ホスト名が "cucm-server" で、ドメインが "example.com" であるノードの FQDN は "imp-server.example.com" になります。


（注）  
Cisco Prime Collaboration Deployment では、ホスト名の変更だけがサポートされており、FQDN の変更はサポートされていません。

（注）  
既知の問題 CSCwb95747（PCD でのネットワーク変更の検証中にホスト名と IP アドレスの変更タスクが失敗）により、Cisco Prime Collaboration Deployment の 14SU2 UC クラスタに対して再アドレス付けタスクを実行できません。

再アドレス付けタスクを作成または編集するには、[タスクの再アドレス付け（Readdress Task）] ウィザードを使用します。

始める前に

  • まだ実行していない場合は、再アドレス付けするクラスタに対してクラスタ検出を実行し、クラスタ インベントリに表示されるようにしてください。クラスタの検出を参照してください。

  • アプリケーションの仮想マシンで Cisco Prime Collaboration Deployment 再アドレス付けタスクを使用する場合は、IP とホスト名を（どちらか一方だけまたは両方を同時に）変更するためのアプリケーションのルールに従っていることを確認します。

手順
ステップ 1

ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、メインメニューから [タスクの再アドレス ( Task > readdress )] を選択します。

ステップ 2

[Add Readdress Task（再アドレス付けタスクの追加）] をクリックします。

ステップ 3

[タスク名の指定 (Name Task Name )] ドロップダウンで、再アドレスタスクの名前を入力します。この再アドレスタスクのニックネームを選択します。

ステップ 4

[Clusters（クラスタ）] ドロップダウン リストから、ノードのアドレスを変更したいクラスタを選択します。クラスタ ノードを表示するには、[View Nodes（ノードの表示）] をクリックします。

ステップ 5

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 6

ノードの横の [Edit（編集）] をクリックして、代替ホスト名、IP アドレス、サブネット マスクまたはゲートウェイを入力します。

（注）   
DHCP がクラスタ用に設定されている場合、再アドレス付けタスクを使用して編集することはできません。
ステップ 7

[OK] をクリックします。

ステップ 8

[次へ（Next）] をクリックします。

重要 

[次へ（Next）] をクリックすると、Cisco Prime Collaboration Deployment は自動的に検証テストを実行します。クラスタに対するテストが失敗した場合、失敗したテストについて説明するエラー メッセージが表示されます。タスクの作成を継続できますが、説明されたエラーを解決しないとタスクは失敗します。

ステップ 9

再アドレス付けタスクを開始する日時を選択します。再アドレス付けタスクをスケジュールする以下のオプションがあります。

  • [Schedule for a specific time（特定の時間に対するスケジュール）] を選択して再アドレス付けタスクの開始の日時を入力します。設定する開始時間は、このオプションで表示されるタイム ゾーンで示されるとおり、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバのタイム ゾーンに基づいています。
    （注）   

    将来数分タスクをスケジュールするが、スケジュールされた時間が経過するまで保存しない場合、タスクは自動的に開始します。

  • 手動開始でタスクを保持するには [Start task manually（手動によるタスクの開始）] を選択します。
  • [Finish（完了）] をクリックした後すぐにタスクを開始するには、[Start task immediately upon completion of wizard（ウィザードが完了したらタスクをすぐに開始）] を選択します。
    （注）   

    [Monitoring（モニタリング）] ページからタスクを開始することもできます。

ステップ 10

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 11

タスクを完了するための一連の手順を指定します。次の選択肢があります。

オプション 説明
[Pencil（ペンシル）] アイコン

手順を編集します。

[Page（ページ）] アイコン

現在の手順の後に新しい手順を追加します。

上矢印

手順を上に上げて先に実行されるようにします。

下矢印

手順を下に下げて先に実行されるようにします。

  • [鉛筆（Pencil）] アイコンは [手順の編集（Edit Step）] ウィンドウを開きます。使用可能なノードからこの手順に再アドレス付けするノードを追加します。使用可能なノードは、再アドレス付けのために選択したものです。
    （注）   
    IM and Presence Service サーバでは Cisco Prime Collaboration Deployment で再アドレス付けがサポートされないため、IM and Presence Service ノードには [編集（Edit）] ボタンがありません。
  • 各ノードが割り当てられる手順はノードの横に表示されます。ノードがどの手順にも割り当てられていない場合、未割り当てと表示されます。

  • 手順にすべてのノードを割り当てると、デフォルトのシーケンス付けを利用できます。

    重要 

    このタスクに対して選択されたすべてのノードを割り当てるまで次の手順に進むことはできません。

  • Cisco Prime Collaboration Deployment は、再アドレス付けタスクの各シーケンス手順の後に強制一時停止を自動的に挿入します。
  • 再アドレス付けタスクに対して、各手順に 1 つのノードのみ割り当てることができます。複数のノードを統合して単一の手順に割り当てることはできません。
ステップ 12

[OK] をクリックします。

ステップ 13

[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   

[次へ（Next）] ボタンは有効なままであるため、ユーザはこのボタンをクリックして設定エラーについて確認することができます。

ステップ 14

自分が作成したタスクの詳細を確認するには、[レビュー（Review）] セクションを参照してください。必要に応じてタスクにメモを追加できます。メモはタスクと共に保存され、タスクが完了前に編集された場合は表示されます。

ステップ 15

[終了（Finish）] をクリックすると、タスクがスケジュールされます。

再アドレス付けタスクの実行

後日開始するようにタスクをスケジュールした場合、または [手動開始（Manual Start）] を選択した場合、タスクはタスク リストに表示されますが、開始されません。

手動開始するようにスケジュールされたタスクの場合、タスクを開始するには、このタスクに関連付けられている [開始（Start）] ボタンをクリックします。

再アドレス付けタスクの実行中に、タスク内で再アドレス付けするサーバが複数ある場合、何らかのユーザ操作が必要となります。再アドレス付けタスク シーケンスには、サーバのアドレスが変更された後に強制一時停止が自動的に挿入されます。

強制一時停止を使用すると、ユニファイドコミュニケーションパブリッシャノードインターフェイス (システム > サーバ) で DNS エントリやサーバエントリを更新するなど、手動での手順を実行できます。また、サーバに関連付けられている電話機が正常に登録されているかどうかを確認することもできます。ユーザは、他のユニファイドコミュニケーションノードについても、インターフェイスの再アドレス付けタスクを再開する前に、次の手順を実行する必要があります。再アドレス変更タスクが再開されると、システムは更新を正常に複製します。

詳細については、『Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

始める前に

重要

再アドレス付けタスクを実行する前に、特定の手順（DNS サーバのエントリの更新など）を実行することが必要となる場合もあります。

再アドレス付けタスクを実行する前に、 Cisco Unified Communications Manager のアドミニストレーションガイドを読むことが非常に重要です。

再アドレス付け後のタスク

サーバによりアドレスが適切に変更されたことを確認するには、Cisco Prime Collaboration Deployment GUI に移動して [再開（Resume）] をクリックし、タスクを再開します。

Cisco Prime Collaboration Deployment サーバは再アドレス付けを実行するシーケンス内の次のサーバに進みます。サーバの再アドレス付けが検証されたら、強制一時停止を待機する手順を繰り返し、サーバの状態を確認し、タスクを再開します。

インストール作業

Unified Communications Manager または IM and Presence サービス サーバを含むクラスタをフレッシュ インストールするには、このタスクを使用します。既存のクラスタに新しいサーバを追加する場合は、このタスクは使用できません。

インストール タスクの作成

始める前に

  1. VMware：新しいクラスタのハードウェアを導入し、ESXi をインストールします。


    （注）  

    Cisco Prime Collaboration Deployment VM のホストと、アプリケーション VM のホストが、必要な仮想化ソフトウェア ライセンスを使用していることを確認します。仮想化ソフトウェアのライセンス タイプを参照してください。

  2. ISO ファイル：ターゲット リリースに必要な OVA および ISO イメージをダウンロードし、SFTP を使用して ISO ファイルを Cisco Prime Collaboration Deployment の /fresh_install ディレクトリに転送します。


    （注）  
    ISO ファイルが起動可能である必要があります。

    （注）  

    PCD タスクに使用されているブート可能な ISO のファイル名を編集しないでください。

  3. VMware：インストールするノードの VM を作成するために Cisco 推奨の OVA を導入します。手順 2 でダウンロードした Cisco OVA を使用して、ESXi ホスト上に適切な数のターゲット仮想マシンを作成します（クラスタにインストールするサーバごとに 1 つの新規仮想マシン）。新規 VM でネットワークを設定します。

  4. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：仮想マシンを含む ESXi ホストを Cisco Prime Collaboration Deployment インベントリに追加します。Cisco Prime Collaboration Deployment への ESXi ホストの追加についての詳細は、ESXi ホスト サーバの追加を参照してください。

  5. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：インストールするノードとその関連仮想マシンを定義するために、新しいインストール クラスタを定義します（ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、[インベントリ（Inventory）] > [クラスタ（Clusters）] を選択します）。（フレッシュ インストールのために新規クラスタを追加 を参照）。

  6. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：電子メール通知の設定（オプション）
    • ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、管理者の > 電子メール通知を選択します。
    • 電子メール通知が設定されている場合、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバは移行タスク中に発生する可能性のあるエラー状態に関する電子メールを送信します。
  7. Cisco Prime Collaboration Deployment GUI：インストール タスクを作成します。

  8. インストール タスクを作成する前に、DNS サーバにインストールするクラスタ ノードの IP アドレスまたはホスト名を必ず入力してください。

インストール タスクの追加

スケジュールされた時間にクラスタに 1 つ以上のノードを自動的にインストールするには、次の手順に従ってください。

手順
ステップ 1

ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、メインメニューから [タスクのインストール ( Task > Install )] を選択します。

ステップ 2

[インストール作業の追加（Add Install Task）] をクリックします。

（注）   

インストール タスクがない場合、ウィザードを実行する前提条件が記載された [クラスタのインストール（Cluster Installation）] ポップアップ ウィンドウが表示されます。[Close（閉じる）] をクリックしてポップアップ ウィンドウを閉じます。

ステップ 3

[タスク名の指定 (Task name )] ドロップダウンリストで、インストールタスクの名前を入力します。このインストールタスクのニックネームを選択します。

ステップ 4

[インストール クラスタ（Installation Cluster）] ドロップダウン リストから、インストールするノードが置かれたクラスタを選択します。

インストールとともにアップグレードパッチを適用する場合は、[ Yes ] オプションボタンをクリックします。それ以外の場合は、[ No ] オプションボタンをクリックします。

ステップ 5

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 6

それぞれの [参照（Browse）] ボタンをクリックして、Unified Communications Manager Installation ファイルおよび Cisco Unified Presence Installation ファイルをサーバから選択します。

インストールとともにアップグレードパッチを適用している場合は、ユニファイドコミュニケーションマネージャおよび Cisco Unified Presence のインストールファイルとともにパッチファイルを参照してください。

インストールファイルの同じ Engineering Special (ES)/Service Update (SU) バージョンのパッチファイルを選択する必要があります。

重要 

ISO ファイルは、ローカル sftp として使用されている場合は、 /fresh_installのローカル sftp ディレクトリに配置されている場合にのみ表示されます。リモート SFTP が移行クラスタに関連付けられている場合、ファイルはリモート SFTP に存在する必要があります。詳細は、このセクションの最初のタスク管理情報を参照してください。

（注）   

デフォルトでは、選択したノードにインストールされたファイルのみ表示されます。インストール ファイルを選択するオプションは、クラスタ内で現在サポートされる選択した製品タイプおよびアプリケーションに対してのみ使用できます。

（注）   
インストールタスクを作成するには、ISO ファイルを選択する際に、クラスタノードに関連付けられているすべての必要な SFTP サーバで ISO ファイルが共通であることを確認します。ISO ファイルがクラスタノードに関連付けられているすべての必要な SFTP サーバに共通でない場合、有効なファイルは移行に有効であっても表示されません。すべての ISO ファイルを表示するには、[表示 (Show )] ドロップダウンリストから [すべて (all)] を選択します。
（注）   

リモート SFTP サーバを追加する場合は、新規インストール/移行およびアップグレードのために、異なる SFTP ディレクトリを維持する必要があります。新規インストール/移行およびアップグレードのために同じリモート SFTP サーバを追加できますが、新規インストール/移行およびアップグレードのためのディレクトリは異なっている必要があります。
ステップ 7

[ファイルを選択（Choose File）] をクリックします。

ステップ 8

[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   

有効なアップグレード ファイルが選択されていない場合、[次へ（Next）] ボタンがグレー表示になります。

ステップ 9

アップグレード タスクを開始する日時を選択します。アップグレードをスケジュールする以下のオプションがあります。

  • [Schedule for a specific time（特定の時間に対するスケジュール）] を選択してアップグレード タスクの開始の日時を入力します。設定する開始時間は、このオプションで表示されるタイム ゾーンで示されるとおり、Cisco Prime Collaboration Deployment サーバのタイム ゾーンに基づいています。
    （注）   

    将来数分タスクをスケジュールするが、スケジュールされた時間が経過するまで保存しない場合、タスクは自動的に開始します。

  • 手動開始でタスクを保持するには [手動によるタスクの開始（Start task manually）] を選択します。
  • [終了（Finish）] をクリックした後すぐにタスクを開始するには、[このウィザードが完了したらタスクをすぐに開始（Start task immediately upon completion of this wizard）] を選択します。
    （注）   

    [Monitoring（モニタリング）] ページからタスクを開始することもできます。

ステップ 10

[次へ（Next）] をクリックします。

ステップ 11

タスクを完了するための一連の手順を指定します。次の選択肢があります。

オプション 説明
[Pencil（ペンシル）] アイコン

手順を編集します。

[Page（ページ）] アイコン

現在の手順の後に新しい手順を追加します。

X マーク

現在の手順を削除します。

手順からすべてのノードを削除すると、その手順はデフォルトで削除されます。[Publisher（パブリッシャ）] ノードを含む手順を削除することはできません。

上矢印

手順を上に移動して先に実行されるようにします。

下矢印

手順を下に移動して後で実行されるようにします。

  • [鉛筆（Pencil）] アイコンは [手順の編集（Edit Step）] ウィンドウを開きます。使用可能なノードからこのステップにインストールするノードを追加します。使用可能なノードはこのクラスタにインストールすることを選択したノードです。
  • 各ノードが割り当てられる手順はノードの横に表示されます。ノードがどの手順にも割り当てられていない場合、未割り当てと表示されます。
  • 1 つの手順にすべてのノードを割り当てると、デフォルトのシーケンス付けを利用できます。
    重要 

    すべてのノードを割り当てるまでは次の手順に進むことができません。

  • リリース 10.0 (1) と 10.5 (1) の間に Cisco Unified Communications Manager をインストールすると、パブリッシャノードが完全にインストールされた後にタスクが一時停止します。次の手順を手動で開始する前に、パブリッシャノードにサブスクライバノードの詳細を入力する必要があります。Cisco Unified Communications Manager リリース 10.5 (2) 以降は、新規インストール時には一時停止しません。インストールタスクは自動的に続行されます。
ステップ 12

[OK] をクリックします。

ステップ 13

[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   
[Next（次へ）] ボタンは有効なままのため、ユーザはこれをクリックして不良構成を確認することができます。
ステップ 14

自分が作成したタスクの詳細を確認するには、[レビュー（Review）] セクションを参照してください。必要に応じて、タスクに関するメモを追加できます。メモはタスクと共に保存され、タスクが完了前に編集された場合は表示されます。

ステップ 15

[終了（Finish）] をクリックすると、インストール タスクがスケジュールされます。

重要 
Unified Communications Manager ノードと IM and Presence サービス ノードの両方を使用してフレッシュ インストール クラスタを作成する場合、どの IM and Presence サーバがパブリッシャであるかを指定してください。後でこのタスクを実行する場合、Unified Communications Manager パブリッシャのインストール後に、サブスクライバ ノードが Unified Communications Manager パブリッシャを入力できるように一時停止する際に（[システム（System）] > [サーバ（Server）] GUI メニュー）、IM and Presence サービス パブリッシャが、このリストに最初に追加される IM and Presence サービス サーバであることが重要です。これにより、IM and Presence サービス が最初のノードとしてインストールされます。
（注）   

Unified Communications Manager パブリッシャでは、パブリッシャのインストール後に、クラスタ内のすべての後続サーバを Cisco Unified Communications Manager Administration GUI に追加する必要があります。この要件のため、インストール タスクの作成時に、Unified Communications Manager（リリース 10.0(1) ～ 10.5(1)）パブリッシャがインストールされた後、Cisco Prime Collaboration Deployment はシーケンス手順内に強制一時停止を自動的に挿入します。

インストール タスクの実行

後日開始するようにタスクをスケジュールした場合、または [手動開始（Manual Start）] を選択した場合、タスクはタスク リストに表示されますが、開始されません。この場合、インストール タスクに関連付けられている検証ボタンがあります。タスクを実行する前に確認するには、[検証（Validation）] をクリックします。タスクを開始する前に検証を実行することで、そのタスクで発生する可能性のある問題（ISO ファイルの欠落やオフ状態にない VM など）について警告が出されます。このため、タスクを開始する前にこれらの問題を解決できます。


（注）  
[検証（Validation）] ボタンをクリックしてもタスクは開始されず、タスクが開始された場合に使用されるリソースの確認だけが実行されます。

手動開始するようにスケジュールされたタスクの場合、タスクを開始するには、このタスクに関連付けられている [開始（Start）] ボタンをクリックします。

フレッシュ インストール タスクに 1 つ以上のサーバを含まれるとき、タスク実行中にユーザの介入が必要となる場合があります。インストール タスクにより、まず Unified Communications Manager パブリッシャが自動的にインストールされてから、タスク シーケンスに強制一時停止が挿入されます。この強制一時停止は、インストール タスクを停止します。これにより、ユーザは新規インストールされたパブリッシャの Unified Communications Manager GUI に移動して、クラスタ内の他のサーバを [システム（System）] > [サーバ（Servers）] ウィンドウに追加することができます。後続ノードを定義するには、[新規追加（Add New）] をクリックし、サーバを設定します。

このクラスタにインストールされるすべてのサブスクライバ（Unified Communications Manager サブスクライバ、IM and Presence サービス パブリッシャ、および IM and Presence サービス サブスクライバ）が Unified Communications Manager パブリッシャ GUI に追加されたら、Cisco Prime Collaboration Deployment GUI の [モニタリング（Monitoring）] ページに戻り、[再開（Resume）] ボタンをクリックしてインストール タスクを再開します。インストール タスクが続行し、Unified Communications Manager または IM and Presence サービス ソフトウェアが後続のサーバにインストールされます。

インストール タスクのキャンセル

移行タスクで新規インストールタスクまたは既存のインストールをキャンセルするには、次の手順を使用します。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、メインメニューから [タスクのインストール ( Task > Install )] を選択します。

既存のインストール タスクが [タスク リスト（Task List）] セクションに表示されます。
ステップ 2

既存のインストールタスクを選択し、[キャンセル (Cancel)] をクリックします。

（注）   

現在実行中のインストールタスクをキャンセルする場合は、仮想マシンを削除してから再作成する必要があります。

選択したインストールタスクの仮想マシンがオフになり、タスクのステータスがキャンセル済みとして表示されます。

インストール後のタスク

インストール タスクの完了後に行う必要がある操作はありません。新しいクラスタは使用可能な状態になっています。

クラスタ サポートの編集と展開

Cisco Unified Communications Manager クラスタを展開した場合、Cisco Prime Collaboration 展開のクラスタサポートの編集および拡張機能により、移行の問題と障壁が排除されます。次の操作を実行できます。

  • IM and Presence サービスを既存の Unified Communications Manager クラスタに追加します。

  • 既存のクラスタに新しいノードを追加します (たとえば、サブスクライバノードを追加します)。

  • クラスタからノードを選択して、インストールを実行します。

この機能は、以前にインストールされた 10. x 以降のシステムでのみ動作し、新規インストールタスクを使用してノードを追加します。


（注）  

既存のクラスタに新しいノードを追加してインストールした後、後で検出タスクを実行すると、新しいノードを持つクラスタ全体が検出されます。

新しいインストールクラスタの編集または削除

まだインストールされていない追加の新しいノードを編集または削除します。インストールされていないノードがアクティブとして表示されます。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、[ インベントリ > クラスタ(Inventory cluster)] を選択します。

ステップ 2

クラスタタイプが [ New Install ] であるクラスタをクリックし、[ Edit] をクリックします。

ステップ 3

[クラスタ名の指定 (Name Cluster Name)] セクションで、事前入力されたクラスタ名を表示し、[次へ (Next)] をクリックします。

ステップ 4

[仮想マシンの追加 (Add Virtual Machines)] セクションで、既存のノードからノードを選択し、[編集 (Edit)] をクリックします。

[ノードの追加（Add Node）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 5

[ Add node ] ウィンドウで、ノードの詳細を編集して、[ OK] をクリックします。

ステップ 6

[Configure Cluster Wide Settings] セクションで、必要に応じて、クラスタのすべてのノードの OS 管理クレデンシャル、アプリケーションクレデンシャル、セキュリティパスワード、SMTP 設定、および証明書情報を編集し、[ Next] をクリックします。

（注）   

FIPS モード、共通基準、または拡張セキュリティモードを有効にする前に、セキュリティパスワードに14文字以上があることを確認してください。
ステップ 7

任意[DNS 設定の構成 (Configure DNS Settings)] セクションで、移行クラスタノードの DNS 設定を編集し、[次へ (Next)] をクリックします。

（注）   

クラスタ内の以前のノードの DNS とドメインの値が同じである場合は、他のノードからの値が新しいノードのデフォルト値になり、自動入力されます。以前のノードに DNS またはドメインの複数の値がある場合、デフォルト値は適用されません。

ステップ 8

[NTP 設定の構成 (Configure NTP Settings)] セクションで、クラスタ内のノードの NTP サーバの設定を編集し、[次へ (Next)] をクリックします。

（注）   
このセクションで行った変更は、パブリッシャノードにのみ適用されます。
ステップ 9

任意[Configure NIC Settings] セクションで、サーバを選択し、552 ~ 1500 の範囲の MTU サイズを入力して、[ Apply To Selected] をクリックし、[ Next] をクリックします。

ステップ 10

[Configure Time Zones] セクションで、ノードを選択し、[Region and Time Zones] リストボックスからリージョンとタイムゾーンを編集し、[ Apply To Selected] をクリックし、[ Finish] をクリックします。

（注）   

クラスタ内の前のノードのタイムゾーンに同じ値が設定されている場合、他のノードの値が新しいノードのデフォルト値になり、自動入力されます。以前のノードのタイムゾーンに複数の値がある場合、デフォルト値は適用されません。

これにより、変更内容が保存されます。1つまたは複数のノードをクラスタにインストールできます。詳細については、インストール タスクの追加を参照してください。

検出されたクラスタの編集/削除

まだインストールされていないノードを編集または削除できます。インストールされていないノードがアクティブになり、インストールされているノードが非アクティブとして表示されます。


（注）  

新しいノードを追加またはインストールした後は、この機能を使用してノードを削除することはできません。アプリケーション管理 web ページまたは CLI を使用して、既存のインストール済みクラスタからノードを削除する必要があります。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、[ インベントリ > クラスタ(Inventory cluster)] を選択します。

ステップ 2

Cisco Prime Collaboration Deployment アプリケーションから、[インベントリ（Inventory）] > [クラスタ（Clusters）] を選択します。

ステップ 3

クラスタタイプが検出されたクラスタをクリックし、[編集 (Edit)] をクリックします。

ステップ 4

[クラスタ名の指定（Specify Cluster Name）] セクションでクラスタ名を入力し、[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   
検出されたクラスタがすでにインストールされている場合、クラスタ名は編集できません。
ステップ 5

[仮想マシンの追加 (Add Virtual Machines)] セクションで、インストールされていない既存のノードからノードを選択し、[編集 (Edit)] をクリックします。

[ノードの追加（Add Node）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6

[ Add node ] ウィンドウで、ノードの詳細を編集し、[ OK] をクリックし、[add Virtual Machines] セクションで [ Next ] をクリックします。

（注）   

既存のクラスタに新しいノードを追加した場合、新しいノードはパブリッシャ機能を使用できません。

ステップ 7

[Configure Cluster Wide Settings] セクションで、クラスタのすべてのノードの OS 管理クレデンシャル、アプリケーションクレデンシャル、セキュリティパスワード、SMTP 設定、および証明書情報を表示し、[ Next] をクリックします。

（注）   

このセクションのフィールドは、クラスタタイプが新規インストールの場合にのみ編集できます。

ステップ 8

（任意）[DNS 設定を実行（Configure DNS Settings）] セクションで、移行クラスタ ノードの DNS 設定を編集し、[次へ（Next）] をクリックします。

（注）   

クラスタ内の以前のノードの DNS とドメインに同じ値が設定されている場合は、他のノードからの値が新しいノードのデフォルト値になります。前のノードが DNS またはドメインで複数の値を持つ場合、デフォルト値は適用されません。

ステップ 9

[Configure NTP Settings] セクションで、クラスタ内のノードの NTP サーバの設定を表示し、[ Next] をクリックします。

（注）   

このセクションのフィールドは編集不可です。

ステップ 10

任意[Configure NIC Settings] セクションで、アンインストールしたノードのサーバの詳細を編集し、552 ~ 1500 の範囲の MTU サイズを入力して、[ Next] をクリックします。

ステップ 11

[タイム ゾーンの設定（Configure Time Zones）] で、ノードを選択し、[リージョン（Region）] リストボックスと [タイム ゾーン（Time Zones）] リストボックスでリージョンとタイム ゾーンを編集して [選択したものへ適用（Apply to Selected）] 、[終了（Finish）] の順にクリックします。

（注）   

クラスタ内の前のノードのタイムゾーンに同じ値が設定されている場合、他のノードの値が新しいノードのデフォルト値になります。以前のノードのタイムゾーンに複数の値がある場合、デフォルト値は適用されません。

これにより、変更内容が保存されます。1つまたは複数のノードをクラスタにインストールできます。詳細については、インストール タスクの追加を参照してください。

タスク ステータスのモニタ

Cisco Prime Collaboration Deployment タスクのステータスを確認するには、[モニタリング（Monitoring）] ページを使用します。


（注）  
[Monitoring（モニタリング）] ページで利用可能な情報については、モニタリング ビュー要素を参照してください。

手順

ステップ 1

[モニタリング（Monitoring）] ページを表示するには、メイン メニューで [モニタリング（Monitoring）] リンクをクリックします。

ステップ 2

[モニタリング（Monitoring）] ページの左側の列には、各タスクと現在のステータスを示すアイコンがリストされます。また、タスクのタイプ（移行、アップグレード、インストールなど）およびタスクのクラスタ ニックネームも表示されます。

タスクの開始時間も表示されます。この左側の列でタスクをクリックすると、そのタスクの詳細データが右側のパネルに表示されます。

ステップ 3

ページの右上のセクションは以下のデータを表示します。

  • Status
  • Start time
  • タスク データ（例：クラスタのニックネームや ISO 名）

タスクの詳細ログ メッセージを表示するには、[View Log（ログの表示）] をクリックします。このログにエラーまたは警告が表示される場合、詳細を [トラブルシューティング（Troubleshooting）] のセクションで確認してください。

右上には、タスクに対して各種操作を実行できるボタンがあります。たとえば、タスクが一時停止中の場合は [再開（Resume）] ボタンをクリックしてタスクを再開します。

ボタンはタスクの現在の状態に対して有効な場合に表示されます。たとえば、タスクの終了後には [キャンセル（Cancel）] ボタンは表示されず、代わりに [削除（Delete）] ボタンが表示されます（タスクのデータを削除する場合）。

ステップ 4

ページの右下のセクションには、タスクの詳細な手順がその手順のステータスとともに表示されます。手順の説明を開くには、その手順に対応する三角形をクリックします。

各手順には、その手順のログ メッセージを表示する [ログの表示（View Log）] リンクがあります。

（注）   
[モニタリング（Monitoring）] ページは 6 分ごとに自動的に更新されます。自動更新を非アクティブにするには、[無効化（Disable）] ボタンをクリックします。

[モニタリング（Monitoring）] ページの操作ボタン

  • [開始（Start）]：このボタンは、タスクが [タスクを手動で開始（Start Task Manually）]" "オプションを使用して作成されている場合に表示されます。[開始（Start）] ボタンをクリックすると、タスクが開始されます。

  • [キャンセル（Cancel）]：タスクを取り消します。このボタンは、タスクがスケジュールされた状態または実行状態にある場合に表示されます。タスクがすでに起動している場合、このボタンはすでに完了した手順を元に戻すことはしませんが、タスクをすぐに停止します。

  • [削除（Delete）]：システムからタスクを削除します。これはタスクとその履歴すべてを削除します。

  • [再開（Resume）]：このボタンは、タスクが一時停止状態の場合に表示されます。これにより、ユーザは次の手順でタスクを再開できます。

  • [再試行（Retry）]：このボタンは、タスクが [エラーにより一時停止（Pause due to error）]" "状態にある場合に表示されます。このボタンをクリックすると、エラーが原因で失敗したタスクの最後のステップが再試行されます。

自動更新

[モニタリング（Monitoring）] ページは 6 分ごとに自動的に更新されます。自動更新を無効にするには、[モニタリング（Monitoring）] ページの左上隅にある[無効（Disable）] ボタンをクリックします。

管理ツール

電子メール通知

電子メール通知機能は、特定のタスク イベントに関する詳細情報を含む E メール通知をユーザに送信します。すべての標準タスク イベント（タスクのスケジュール、開始、成功、一時停止、失敗またはキャンセル）について電子メールを送信するか、またはタスク エラーについてのみ電子メールを送信するかを選択できます。[すべてのタイプのタスクに E メールを送信する（Emails are sent for all types of tasks）]：クラスタ検出、アップグレード、移行、バージョン切り替え、再起動、フレッシュ インストール、およびリアドレス。

[監査ログの設定 (Audit Log Configuration )] ウィンドウの [警告しきい値 (log Rotation Overwrite )] フィールドに、警告しきい値に設定されている値に達すると、電子メール通知をユーザに送信するように選択できます。電子メール通知は、監査ログファイルが削除または上書きされるため、ユーザに監査ログファイルのバックアップを実行するように通知します。

電子メールが送信される場合

標準モードで電子メール通知を受信することを選択した場合、タスクが以下の状態になった時点で電子メール メッセージが送信されます。

  • スケジュール済み

  • スケジュールできませんでした（Failed to Schedule）

  • 開始済み

  • 成功（Successful）

  • 失敗（Failed）

  • キャンセル

  • キャンセルしています

  • キャンセルできませんでした（Failed to Cancel）

  • Paused on Error（エラーのため一時停止）

  • 一時停止（Paused）

  • 一時停止 - 必須（Paused – Required）

エラーのみモードで電子メール通知を受信することを選択した場合、タスクが以下の状態になると電子メール メッセージが送信されます。

  • スケジュールできませんでした（Failed to Schedule）

  • 失敗しました

  • キャンセルできませんでした（Failed to Cancel）

  • Paused on Error（エラーのため一時停止）

X ステップの PCD タスクが 1 ~ N のノードで動作している場合、実行するタスクアクションは、各ノード/タスクのステップが完了したときに電子メールで通知されます。

移行タスク：

  • クラスタにスケジュールされたタスク

  • クラスタのタスクが開始されました

  • 送信元ノードの設定のエクスポートに成功しました

  • 送信元ノード B の設定のエクスポートに成功しました

  • 宛先ノードのインストールが成功しました

  • 宛先ノード B のインストールが成功しました

  • 送信元ノードの UFF エクスポートが成功しました

  • 送信元ノードが正常にシャットダウンしました

  • 宛先ノードの UFF のインポートに成功しました

  • 送信元ノード B UFF エクスポートの成功

  • 送信元ノード B が正常にシャットダウンしました

  • 宛先ノード B UFF のインポートに成功しました

  • タスクの完了/失敗

アップグレードタスク (COPs):

  • クラスタにスケジュールされたタスク

  • クラスタのタスクが開始されました

  • ノード a にインストールされている COPs x

  • ノード b にインストールされた COPs y

  • タスクの完了/失敗

PCD の新規インストールタスクまたはアップグレードタスク (ISO):

  • クラスタにスケジュールされたタスク

  • クラスタのタスクが開始されました

  • ノード A が完了しました

  • ノード B が完了しました

  • タスクの完了/失敗

PCD Restart タスク:

  • これらのノードに対してスケジュールされたタスク

  • これらのノードのタスクが開始されました

  • ノード A が再起動されました

  • ノード B が再起動されました

  • タスクの完了/失敗

PCD Switch Version タスク:

  • これらのノードに対してスケジュールされたタスク

  • これらのノードのタスクが開始されました

  • ノード A が切り替えられました

  • ノード B が切り替えられました

  • タスクの完了/失敗

PCD リアドレス：

  • これらのノードに対してスケジュールされたタスク

  • これらのノードのタスクが開始されました

  • ノード A が再アドレス指定されました

  • ノード B が再アドレス指定されました

  • タスクの完了/失敗

SFTP データストア

Cisco Prime Collaboration Deployment サーバは、アップグレード、フレッシュ インストール、および移行タスクによって使用される ISO および COP ファイルを保管するのに使用されるローカルの Secure File Transfer Protocol（SFTP）サーバとして機能します。


（注）  
これらの手順は、Linux を使用して Cisco Prime Collaboration Deployment サーバにファイルを置く方法について説明します。SFTP クライアントの Linux マシンからファイルをプッシュできます。

移行またはフレッシュ インストール タスク

以下の手順に従って、adminsftp アカウントおよび Cisco Prime Collaboration Deployment GUI（または任意の SFTP クライアントの CLI パスワード）を使用して ISO ファイルを Cisco Prime Collaboration Deployment サーバに送信します。

手順
ステップ 1

Linux シェルから sftp adminsftp@<Cisco Prime Collaboration Deployment server> と入力し、パスワードを指定します（パスワードは CLI と GUI の両方で同じです）。

ステップ 2

ディレクトリを fresh_install ディレクトリに変更します。

例:

Linux シェルから cd fresh_install と入力し、Return キーを押します。

ステップ 3

ISO ファイルをアップロードします。

例:

たとえば、put UCSInstall_UCOS_10.0.x.xxx.sgn.iso と入力します。

アップグレード タスク

Cisco Prime Collaboration Deployment サーバでアップグレード タスクに使用される ISO ファイルまたは COP ファイルをアップロードするときに SFTP を使用するには、次の手順に従ってください。

手順
ステップ 1

Linux シェルから sftp adminsftp@<Cisco Prime Collaboration Deployment server> と入力し、パスワードを指定します（パスワードは CLI と GUI の両方で同じです）。

ステップ 2

ディレクトリを upgrade ディレクトリに変更します。

例:

Linux シェルから cd upgrade と入力し、Return キーを押します。

ステップ 3

ISO ファイルまたは COP ファイルをアップロードします。

例:
たとえば、put UCSInstall_UCOS_10.0.x.xxx.sgn.iso と入力します。

ISO ファイル名の確認または表示

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (open )] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[ インベントリ > SFTP サーバとデータストア (Inventory SFTP Servers and Datastore)] を選択します

ステップ 2

このページでは、この Cisco Prime Collaboration Deployment サーバの SFTP データストアに保管されるファイルを表示および管理できます。

サーバ上に保存される ISO および COP ファイルのファイル名およびディレクトリ内の場所（たとえば fresh_install または upgrade）を表示します。

ISO または COP ファイルの削除

Cisco Prime Collaboration Deployment GUI を使用して Cisco Prime Collaboration Deployment SFTP サーバ上で ISO または COP ファイルを削除するには、以下の手順に従います。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration Deployment にログインします。

ステップ 2

Cisco Prime Collaboration Deployment アプリケーションから、ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、[インベントリ（Inventory）] > [SFTP サーバおよびデータストア（SFTP Servers and Datastore）] を選択します。

ステップ 3

ISO または COP ファイルの横のチェックボックスをオンにします。

ステップ 4

[削除（Delete）] をクリックします。

重要 

スペースを節約するため、不要になった ISO ファイルまたは COP ファイルを定期的に削除すること（特に Cisco Prime Collaboration Deployment サーバ ソフトウェアをアップグレードする前）をお勧めします。

リモート SFTPサーバ サポート

リモート SFTP サーバサポート機能は、アップグレード、移行、および新規インストールのためのCisco Prime Collaboration 導入を活用します。この機能を使用すると、WAN 経由でストリーミングされた大規模なアプリケーションイメージファイルによって発生する問題を回避できます。これはCisco Prime Collaboration Deployment )12.1 (1)以降でのみサポートされています。

この機能が役立つ例を次に示します。

  • 地理的に分散された導入 (複数サイトの分散型 IP テレフォニーなど、Cisco Prime Collaboration 導入の仮想マシンの個別のサイトにある複数のクラスタを含む)。

  • アプリケーション仮想マシンが Cisco Prime Collaboration 導入仮想マシンとは異なるサイトにある場合の、WAN を介したクラスタリング (CoW)。

  • Cisco Prime Collaboration 展開が中央のデータセンターにある導入ただしCisco Unified Communications Managerクラスタは WAN 経由でリモートにあります。

Cisco Unified Communications Managerのアップグレードに使用される sftp サーバは、 Cisco Unified Communications Managerのアップグレードに使用される sftp サーバと同じです。次に、アップグレードに使用されるサポートされている SFTP サーバのリストを示します。

  • SSH を開く

  • Cygwin

  • Titan


（注）  

リモート SFTP サーバのサポートは、アップグレード、移行、および新規インストールタスクで使用できます。

リモート SFTP サーバの追加

始める前に

移行/新規インストールの場合は、特定の新規インストール/移行タスク用に接続先 VM が作成されている ESXi ホストに NFS をマウントします。


（注）  

リモート SFTP サーバーが NFS データストアとしてマウントされている ESXi ホストの膨大なリストを保存する PCD の制限のため、NFS としてマウントされている未使用のリモート SFTP サーバーを、PCD で追加された ESXi ホストから必ず削除してください。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、 Inventory > SFTP サーバとデータストアを選択します。

このウィンドウの [SFTP サーバ/データストア（SFTP Servers/Datastore）] テーブルには、デフォルトで PCD の詳細が表示されます。
ステップ 2

[SFTP サーバ/データストア（SFTP Servers/Datastore）] テーブルで、[サーバを追加（Add Server）] をクリックします。

[外部ファイル アクセスの追加（Add external file access）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3

[ Install/Migration or Upgrade ] オプションボタンをクリックします。

ステップ 4

[ Address and access credentials ] セクションで、[ IP/Host Name]、[ Username]、および [ Password ] の各フィールドに値を入力します。

ステップ 5

インストールまたは移行タスクタイプの場合、[ REMOTE Nfs path To Datastore Directory On Server ] セクションで、[directory ] フィールドにディレクトリパスを入力し、[nfs SERVER name ] フィールドに nfs サーバ名を入力します。

フィールド

説明

ディレクトリ（Directory）

ESXI ホストの NFS ストレージ用に構成されたパス。

NFS サーバー名

ESXI で作成した NFS ストレージ名。

例：

ディレクトリ：/abc/def/

NFS サーバー名：xyz_NFS

NFS サーバを追加する場合、SFTP クレデンシャルは、ESXi ホストで設定されているパスと完全に一致するディレクトリを指している必要があります。EXSI ホストに NFS ストレージを追加する方法の詳細については、それぞれのドキュメントガイドを参照してください。
ステップ 6

アップグレードタスクタイプの場合、サーバのデータストアディレクトリへのリモート SFTP パスで、[ディレクトリの追加 (add directory )] ボタンをクリックして、[ディレクトリ (directory )] フィールドに値を追加します。

（注）   

アップグレードでは、ディレクトリに .iso データストア ファイルが含まれていることを確認します。

ステップ 7

（任意）[追加情報（Additional Information）] セクションで、[説明（Description）] フィールドに説明を入力します。

ステップ 8

[追加（Add）] をクリックします。

インストールまたは移行タスクタイプのリモート SFTP サーバの追加が成功すると、ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスには、指定された NFS ディレクトリがマウントされているInventory > ESXi ホストの下で、プライムコラボレーション展開にすでに追加されている ESXi ホストが一覧表示されます。

（注）   

SFTP サーバが追加されていない場合は、次のいずれかのエラーメッセージが表示されます。

  • [接続タイムアウト (Connection timeout): タイムアウトにより SFTP サーバへの接続が失敗したことを示します。

  • ログイン失敗 (Login Failure): SFTP サーバへのログインが失敗したことを示します。

  • Directory Not found: 選択したディレクトリが SFTP サーバで見つからないことを示します。

  • ディレクトリがすでに入力されている: ディレクトリのリストに、選択したディレクトリがすでに存在していることを示します。[ディレクトリの追加 (Add Directory )] ボタンをクリックして、使用可能なディレクトリのリストを表示できます。

  • ディレクトリはすでに存在しています: SFTP サーバのリストにすでに入力したディレクトリが存在することを示します。

  • 必須フィールドがありません: 必須フィールドに値を入力しなかったことを示します。

  • 説明されているサーバが見つかりませんでした: 入力したサーバが DNS を使用して設定されていないことを示します。このエラーメッセージは、IP アドレスの代わりにホスト名を入力した場合に表示されます。

  • [No ESXi Hosts In Inventory: ESXi ホストを追加していないことを示します。このエラーは、インストールまたは移行タスクタイプのリモート SFTP を追加しようとしたときに、[インベントリ（Inventory）] > [ESXi ホスト（ESXi hosts）]ページの下に ESXi ホストが追加されていないために特定の NFS マウントが見つからない場合に表示されます。

  • リストされている ESXi ホストで特定の nfs パス/ディレクトリがインベントリ > ESXi ホストに見つかりませんでした。このエラーは、インストールまたは移行タスクタイプのリモート SFTP を追加しようとしたときに、特定の nfs ディレクトリが[インベントリ（inventory）] > [ESXi ホスト（ESXi Hosts)]ページに追加された ESXi のいずれにも見つからない場合に表示されます。

[ Sftp サーバ/データストア (Sftp Servers/Datastore )] テーブルに、追加したリモート SFTP サーバが表示されます。[ Sftp/Datastore files ] テーブルには、リモート SFTP サーバとCisco Prime Collaboration の展開からのファイルのリストが表示されます。さらに、既存のCisco Prime Collaboration 導入サーバが自動的に追加され、 Cisco Prime Collaboration Deploymentサーバの [アップグレード (upgrade )] および [ fresh_install ] フォルダ内のファイルがデフォルトで [ SFTP/Datastore ファイル (SFTP/Datastore files )] テーブルに表示されます。

ノードをリモート SFTP サーバに関連付ける

始める前に

  • SFTP サーバを追加します。

  • SFTP サーバに関連付けるクラスタノードが、スケジュール済み、実行中、またはWait_for_manual_start状態ではないことを確認します。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、[ インベントリ > クラスタ(Inventory cluster)] を選択します。

[クラスタ（Clusters）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2

[ Discover Cluster ] ボタンをクリックして、既存のクラスタを検索します。クラスタを検出するには、 クラスタの検出の手順を参照してください。

ステップ 3

[ Cluster nodes ] テーブルの使用可能なクラスタノードで、クラスタノードの [ Edit ] をクリックします。

[ノードの編集（Edit Node）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4

[ Sftp サーバ (Sftp server )] ドロップダウンリストから、sftp サーバを選択します。

デフォルトでは、このフィールドには、SFTP サーバとしてlocalhostオプションが表示されます。

ステップ 5

[OK] をクリックします。

SFTP サーバは、選択したクラスタノードに関連付けられており、[ Cluster Nodes ] テーブルの [ sftp server ] 列に詳細が表示されます。

リモート SFTP サーバの編集

既存のリモート SFTP サーバでは、ユーザ名、パスワード、または説明などの詳細を編集できます。また、他のフィールド値を編集しながら、リモート SFTP サーバに複数のディレクトリを追加することもできます。

始める前に

  • Cluser ノードが、編集するために選択したリモート SFTP サーバディレクトリに関連付けられていないことを確認します。

  • インストール、移行、またはアップグレードタスクが SFTP サーバに関連付けられていないことを確認します。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、ナビゲーションの開閉ボタンをクリックし、 Inventory > SFTP サーバとデータストアを選択します。

このウィンドウのSftp および NFS ファイルアクセステーブルには、デフォルトで PCD の詳細が表示されます。
ステップ 2

Sftp サーバSftp および NFS ファイルアクセステーブルの使用可能な SFTP サーバから、Sftp サーバの [編集 (Edit )] をクリックします。

[SFTP サーバを編集（Edit SFTP Server）] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3

インストールまたは移行タスクの場合は、アドレスとアクセスクレデンシャルのフィールドの値、サーバのデータストアディレクトリへのリモート NFS パス、 Nfs サーバ名、および追加情報のセクションを編集します。

インストールまたは移行タスクタイプのリモート SFTP サーバの編集が正常に行われると、ダイアログボックスが表示されます。ダイアログ ボックスには、特定の NFS ディレクトリがマウントされた Prime Collaboration Deployment にすでに追加されている ESXi ホストが、[インベントリ（Inventory）] > [ESXi ホスト（ESXi Hosts）] の下にリストされます。
ステップ 4

アップグレードタスクの場合は、アドレスとアクセスクレデンシャルのフィールドの値、サーバのデータストアディレクトリへのリモート SFTP パス、および追加情報のセクションを編集します。

[ REMOTE SFTP Path To Datastore Directory On Server ] セクションで、[ add directory ] ボタンをクリックすると、既存のディレクトリを編集し、複数のディレクトリを追加することもできます。

ステップ 5

[保存（Save）] をクリックします。

リモート SFTP サーバの削除

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションで使用可能な1つまたは複数のリモート SFTP サーバを削除できます。ただし、データストアを削除することはできません。

始める前に

  • 削除する SFTP サーバを使用するクラスタノードで、インストール、移行、またはアップグレードタスクが関連付けられておらず、実行されていないことを確認します。

  • 削除するように選択した SFTP サーバからクラスタノードの関連付けを解除します。


    （注）  

    削除するように選択した SFTP サーバを使用するクラスタノードで、インストール、移行、またはアップグレードタスクが関連付けられていない場合でも、クラスタノードの関連付けを解除できます。

  • 削除する SFTP サーバのノードの関連付けを、リモート/外部sftp サーバからlocalhost sftp サーバに変更するようにしてください。


    （注）  

    リモート/外部sftp サーバからlocalhost sftp サーバへのノードの関連付けを変更しないと、クラスタノードの関連付けがリモート sftp サーバからlocalhost sftp サーバに変更され、選択したリモート sftp サーバが削除されます。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (Open )] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[ インベントリ > SFTP サーバとデータストア (Inventory SFTP Servers and Datastore)] を選択します

このウィンドウの [SFTP サーバ/データストア（SFTP Servers/Datastore）] テーブルには、デフォルトで PCD の詳細が表示されます。
ステップ 2

[ Sftp サーバ/データストア (Sftp servers/Datastore )] テーブルの使用可能な sftp サーバから、削除する1つまたは複数のリモート SFTP サーバのチェックボックスをオンにします。

ステップ 3

[削除（Delete）] をクリックします。

ローカル SFTP/データストア ISO ファイルの削除

Cisco Prime Collaboration Deployment 仮想マシンでローカルに実行されている SFTP サーバから、ISO および COP ファイルを削除できます。ただし、リモート SFTP サーバから ISO ファイルを削除することはできません。

始める前に

削除する SFTP およびデータストア ISO ファイルが、スケジュール済み、実行中、またはWait_for_manual_startの状態でアップグレードに関連付けられていないことを確認します。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (Open )] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[ インベントリ > SFTP サーバとデータストア (Inventory SFTP Servers and Datastore)] を選択します

このウィンドウの [SFTP サーバ/データストア（SFTP Servers/Datastore）] テーブルには、デフォルトで PCD の詳細が表示されます。
ステップ 2

[ Sftp/Datastore files ] テーブルの [available sftp and datastore files] から、削除する1つまたは複数のリモート SFTP およびデータストアファイルのチェックボックスをオンにします。

（注）   

リモート SFTP ファイルは削除できません。

ステップ 3

[削除（Delete）] をクリックします。

ディスク領域警告レベル

この機能を使用して、[ Disk Space Warning Level Configuration ] ウィンドウを使用して、タスクのディスク領域の警告レベルを表示および設定します。使用可能なディスク領域の値が警告レベルのディスク領域として割り当てられた値を下回ると、システムはタスクを実行するためにディスク領域が不足していることを警告します。

ディスク領域警告レベルの設定

この手順を使用して、使用可能なディスク領域のしきい値を設定します。これは、タスクを実行するためにディスク領域が不足していることをシステムが警告します。


（注）  
ディスク領域の警告レベルが適用され、移行タスクとインストールタスクが検証されます。このレベルは、Cisco Prime Collaboration 展開にログインするたびにも検証されます。
手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (Open )] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[管理 (Administration)] [ > ディスク領域 (Warning Level)] を選択します。

[ディスク領域警告レベル（Disk Space Warning Level）] ウィンドウが開いて、合計ディスク領域と空きディスク領域が表示されます。
ステップ 2

合計ディスク領域と使用可能なディスク領域を、[ Total Disk space (gb) ] および [ available DISK space (gb) ] フィールドに表示します。

ステップ 3

[ Warning Level Disk Space (GB) ] フィールドに割り当てる値を入力します。

[情報 (information)] リンクをクリックして、入力したスペース値がサーバで使用できるかどうかを確認できます。

ステップ 4

[保存（Save）] をクリックします。

ステップ 5

（任意） [リセット（Reset）] をクリックします。

ページがデフォルト値でリセットされます。

最大ノードの設定

この機能は、実行中のすべてのタスク (クラスタディスカバリ、インストールタスク、移行タスク、アップグレードタスク、スイッチバージョンのタスク、サーバの再起動タスク、および再アドレスタスク) の数を設定可能な値として設定し、PCD が迅速にタスクを完了できるようにします。

最大ノード数の設定

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションを使用して最大ノードを設定するには、次の手順を実行します。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (Open )] をクリックし、ナビゲーションを閉じ、[管理 (Max)] [ノードの設定 ( > Max Nodes Configuration)] を

ステップ 2

[最大ノード（Max Nodes）] フィールドに値を入力します。

（注）   

最大ノード数は、デフォルト値の30を使用してロードされます。最大 1 ~ 200 のノードを入力できます。
ステップ 3

[保存（Save）] をクリックします。

ステップ 4

変更を反映するために、Cisco tomcat サーバを再起動します。
ステップ 5

オプション: [リセット (Reset)] をクリックします。ページはデフォルト値でリセットされます。

（注）   

最大ノード数がタスクの最大定義制限 (クラスタ検出、インストールタスク、移行タスク、アップグレードタスク、スイッチバージョンタスク、サーバ再起動タスク、および再アドレスタスク) を超えると、次のエラーメッセージが表示されます。
最大ノード数を超過しました。このタスクの完了には時間がかかります。

監査ログ設定

この機能を使用して、ローカルおよびリモートの syslog サーバの Cisco Prime Collaboration 導入インターフェイスを介して監査ログを設定します。監査ログは TCP モードの syslog サーバに送信されます。[監査ログの設定 (Audit Log Configuration )] ウィンドウを使用して監査ログを設定し、次のタスクを実行できます。

  • アプリケーション監査イベントレベルの設定

  • リモート Syslog サーバ名または IP アドレスの設定

  • 監査ログの有効化または無効化

  • ログローテーションの有効化または無効化

  • 最大ファイル数の設定

  • ファイルサイズの設定

  • ログローテーションの警告しきい値レベルの設定

監査ログの設定

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションを使用して、ローカルおよびリモートの syslog サーバの監査ログを設定するには、次の手順を使用します。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (open )] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[管理 (Administration)] [ > 監査ログの設定 (Audit Log Configuration)]

ステップ 2

[アプリケーション監査イベントレベル (Application Audit Event Level )] ドロップダウンリストからいずれかのオプションを選択して、監査レベルを設定します。

ステップ 3

監査ログがこのリモートサーバにログインするように、リモート syslog サーバの名前または [ Remote Syslog Server name/ip ] フィールドの ip アドレスを入力します。

ステップ 4

任意ローカル監査ログを有効または無効にするには、[ Enable Local Audit log ] チェックボックスをオンまたはオフにします。

  • このフィールドをオンにすると、監査イベントがローカルサーバに記録されます。このフィールドをオフにすると、監査イベントはローカルサーバに記録されません。監査イベントには、ユーザ ID、ClientAddress、Severity、EventType、ResourceAccessed、EventuStatus、AuditCategory、CompulsoryEvent、ComponentID、CorrelationID、および Node ID が含まれます。

  • このフィールドをオンにすると、[ログローテーションの有効化 (Enable Log Rotation )] フィールドがアクティブになります。

ステップ 5

任意ログローテーションを有効または無効にするには、[ Enable Log rotation ] チェックボックスをオンまたはオフにします。

（注）   

[ローカル監査ログの有効化 (Enable Local Audit Log )] が有効になっている場合、このフィールドを設定できます。

このフィールドをオンにすると、最大ファイル数、最大ファイルサイズ (MB)、およびログローテーション上書きの警告しきい値 (%)を設定できます。[ローカル監査ログの有効化 (Enable Local Audit Log )] フィールドをオフにすると、これらのフィールドのデフォルト値は非アクティブであるため適用されません。
ステップ 6

[最大ファイル数（Maximum No of Files）] フィールドに、サーバ上で作成可能な最大ファイル数を設定するための整数を入力します。

ステップ 7

[最大ファイル サイズ（MB）（Maximum File Size (MB)）] フィールドに、サーバ上で作成されるログの最大ファイル サイズを設定するための値を 入力します。

ステップ 8

[ログ ローテーション上書きに到達する際の警告しきい値（%）（Warning Threshold for Approaching Log Rotation Overwrite(%)）] フィールドに、警告しきい値を入力します。

ステップ 9

[保存（Save）] をクリックします。

ステップ 10

（任意） [リセット（Reset）] をクリックします。

ページがデフォルト値でリセットされます。

カスタマイズされたログイン メッセージ

この機能を使用して、Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションにサインインしている間にアラートまたは警告メッセージを表示します。カスタマイズされたログオンメッセージウィンドウを使用してアラートまたは警告メッセージを設定し、次のタスクを実行できます。

  • カスタマイズされたログイン メッセージを含むファイルのアップロード

  • ユーザの確認応答を有効にする

カスタマイズされたログオン メッセージの設定

ユーザが Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションにサインインするときに、カスタマイズされたログオンメッセージを設定するには、次の手順を使用します。

手順
ステップ 1

Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションから、[開く (Open )] をクリックしてナビゲーションを閉じ、[管理者 (Administration)] [カスタマイズされたログインメッセージ > (Administration)

ステップ 2

[ファイルのアップロード (Upload file )] フィールドで、カスタマイズされたログオンメッセージを含むファイルの場所を参照します。

ステップ 3

任意[ Require User ack ] チェックボックスをオンまたはオフにして、ユーザが受信したファイルに対するユーザの確認応答を有効または無効にします。

このフィールドが有効になっている場合、ユーザは、同じ web ブラウザインスタンスから初めてサインアウトした後に、Cisco Prime Collaboration Deployment サインインページでアラートメッセージとして確認応答を受け取ります。
ステップ 4

[ファイルのアップロード] をクリックします。

カスタマイズしたログオンメッセージを含むファイルがアップロードされ、ファイルのアップロードステータスを示すポップアップが表示されます。
ステップ 5

（任意） [削除（Delete）] をクリックします。

カスタマイズしたログオンメッセージを含むファイルが削除され、ポップアップが表示され、ファイルの削除ステータスが表示されます。

FIPS 140-2 の準拠

連邦情報処理標準（FIPS）は、暗号モジュールにおいて遵守が必要な要件が定義された、米国およびカナダ政府の認証規格です。暗号化モジュールは、認定されたセキュリティ機能 (暗号化アルゴリズムおよびキー生成を含む) を実装し、暗号境界内に含まれる、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアのセットです。

Unified Communications Manager の特定のバージョンは、米国の National Institute of Standards（NIST）に従って FIPS 140-2 に準拠しており、FIPS モード レベル 1 に準拠して動作します。Cisco Prime Collaboration の導入は、シスコが検証したライブラリを使用して FIPS 140-2 の要件を満たしています。

FIPS に準拠しているリリースに関する情報とそれらの認定を確認するには、http://www.cisco.com/c/en/us/solutions/industries/government/global-government-certifications/fips-140.htmlを参照してください。

EnhancedSecurityMode の詳細についてEnhancedSecurityMode のサポートは、を参照してください。


（注）  

  • 楕円曲線デジタル署名アルゴリズム (ECDSA) 暗号は Cisco Prime Collaboration 導入ではサポートされていません。したがって、TLS 接続中に、 show cert list 独自の CLI コマンドで ecdsa 自己署名証明書が表示される場合でも、サーバは ecdsa 証明書をネゴシエートしません。

  • クラスタのすべてのノードは、FIPS または非 FIPS のいずれかである必要があります。

EnhancedSecurityMode のサポート

EnhancedSecurityMode を有効にすると、次のシステム拡張機能がデフォルトで有効になります。

  • ユーザ パスワードとパスワード変更に関するより厳密なクレデンシャル ポリシーが実装される

  • TCP がリモート監査ロギング用のデフォルト プロトコルになる

  • FIPS モードが有効になる

EnhancedSecurityMode を有効にしても、これらの機能はデフォルトでは有効になりません。これらの機能は個別に設定する必要があります。

  • リモート監査ロギング: すべての監査ログとイベント syslog は、ローカルとリモートの syslog サーバの両方に保存する必要があります。

  • システムロギング: CLI ログインや誤ったパスワード試行などのすべてのシステムイベントをログに記録し、保存する必要があります。


（注）  

FIPS モードまたは EnhancedSecurityMode で UC クラスタを設定する場合は、同様のモードで Cisco Prime Collaboration 展開も設定してください。この設定では、UC クラスタに固有のタスクを実行できます。

EnhancedSecurityMode のクレデンシャルポリシー

EnhancedSecurityMode を有効にすると、パスワード変更のためのより厳格なクレデンシャルポリシーが Cisco Prime Collaboration の展開に対して自動的に実装されます。このモードでは、パスワードの変更に関する次のデフォルト要件が使用されます。

  • パスワードの長さは 14 ～ 127 文字にする必要があります。

  • パスワードには少なくとも 1 つの小文字、1 つの大文字、1 つの数字 および 1 つの特殊文字が含まれている必要があります。

  • 過去 24 回以内に使用したパスワードを再使用することはできません。

  • パスワードの最短有効期間は 1 日、最長有効期間は 60 日です。

  • 新たに生成されるパスワードの文字列では、古いパスワードの文字列と少なくとも 4 文字が異なる必要があります。

このモードを有効にすると、システムはすべてのパスワード変更に対してより厳格なクレデンシャルポリシーを自動的に適用します。

プラットフォーム Cisco Prime Collaboration 導入の EnhancedSecurityMode 要件

EnhancedSecurityMode の要件の一環として、監査フレームワークは Cisco Prime Collaboration 導入で導入されました。監査フレームワークには、ローカルサーバとリモートサーバの両方である監査アクティビティが含まれています。ログインセッションは、EnhancedSecurityMode の CLI コマンド設定に基づいて、ユーザごとに制限されます。


（注）  

デフォルトでは、監査は Cisco Prime Collaboration 展開で有効になっていません。監査ログを使用する場合は、FIPS モードまたは EnhancedSecurityMode ではなく、監査を有効にすることができます。

AES による再暗号化

アプリケーションパスワードの暗号化と復号化は、 Platformconfig .xmlファイルで実行されます。インストール時に、アプリケーションパスワードは Advanced Encryption Standard (AES) アルゴリズムによって再暗号化され、 Platformconfig .xmlファイルに保存されます。

サインイン セッション数の制限

管理者は、各ユーザのサインインセッション制限を設定できます。ユーザは、設定されているサインインセッション数まで、複数の windows および web ブラウザを介して Cisco Prime Collaboration 導入アプリケーションにサインインできます。ユーザが、設定されているサインインセッション数の制限を超えると、サインインページにエラーメッセージが表示され、ユーザはサインインできなくなります。

管理者は、次の CLI コマンドを使用して、サインインセッションの制限を設定できます。

set session maxlimit < value >

ここでのデフォルト値は 10 で、最大値は 100 です。


（注）  

ユーザが設定されたサインインセッション数の制限を超えると、そのセッションでアプリケーションからサインアウトし、別のセッションにサインインする必要があります。Web ブラウザからの突然の終了によってセッションが終了した場合、ユーザは Cisco Prime Collaboration 導入時に tomcat サーバを再起動して、新しいセッションにサインインできるようにする必要があります。

最小 TLS バージョンの制御

Cisco Prime Collaboration Deployment の本リリースには、最小 Transport Layer Security（TLS）プロトコル バージョン設定のサポートが含まれています。この機能を使用して、最小 TLS バージョンを組織のセキュリティ ポリシーに適合するように設定します。

サポートされている TLS バージョンは TLS 1.0、1.1 および 1.2 です。デフォルトで、TLS 1.0 が設定されます。最小 TLS バージョンを設定したら、最小バージョン以降のバージョンがサポートされます。

最小 TLS バージョンを設定する前に、以下の製品が、選択された最小 TLS バージョン以降のセキュアな接続をサポートしていることを確認します。この要件が満たされていない場合は、最小 TLS バージョンを設定するときに、選択した最小 TLS バージョン以降の相互運用性をサポートしているバージョンに製品をアップグレードします。

  • Cisco Unified Communications Manager

  • IM and Presence Service

  • Cisco Unity Connection

  • Cisco Unified Contact Center Express

  • Cisco Emergency Responder

最小 TLS バージョンを設定するには、TLS 最小バージョン構成用の CLI コマンドのトピックを参照してください。

クラスタの設定可能な最大インストール タイムアウト

このリリースでは、クラスタのノードの移行中に最大タイムアウト値を設定できます。以前のリリースでは、Cisco Prime Collaboration 導入からのデフォルトのタイムアウト値は、インストールタスクと移行タスクの両方に対して5時間でした。この制限により、移行中にインポートする大規模なデータを持つノードが Cisco Prime Collaboration の展開側からタイムアウトすることがなくなりました。

[接続先クラスタの設定 (Configure Destination Cluster )] ウィンドウの [インストールの最大タイムアウト (Max timeout for Install )] ドロップダウンリストから、最大タイムアウト値を設定できます。[ インベントリ > クラスタ ] をクリックして、[接続先クラスタの設定] ウィンドウにアクセスします。移行先クラスタを設定する場合は、最大タイムアウト値として、インストールの最大タイムアウトを5時間から10時間まで選択できます。


（注）  

インストールタスクの場合、Cisco Prime Collaboration 展開にはデフォルトのタイムアウト値は5時間であり、これは設定できません。

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