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この章では、Cisco Unified Serviceability のアラームとエラー メッセージ、および CiscoLog メッセージの形式について説明します。Cisco Unified Communications Manager のために、Cisco Unified Serviceability によって追跡されるネットワーク アラームは、エラー メッセージを生成します。
(注) | 履歴表に、Cisco Unified Communications Manager Release 7.0(1) で追加、変更、削除された Cisco Unified Serviceability のエラー メッセージの一覧を示します。 |
Cisco Unified Serviceability アラームは、実行時のステータスとシステムの状態に関する情報を提供するため、システムに関する問題をトラブルシューティングできます。アラームやエラー メッセージ情報には、アプリケーション名、マシン名、推奨される対処方法、トラブルシューティングに役立つその他の重要な情報が含まれています。
アラーム情報を複数の場所に送信するようにアラーム インターフェイスを設定でき、それぞれの場所に独自のアラーム イベント レベル(デバッグから緊急まで)を持たせることができます。アラームを Syslog ビューア(ローカル syslog)、SNMP トラップ、Syslog ファイル(リモート syslog)、SDI トレース ログ ファイル、SDL トレース ログ ファイル(Cisco Unified CM サービスおよび CTIManager サービスの場合に限る)、またはすべての宛先に送ることができます。
Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の Trace and Log Central オプションを使用して、SDI または SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラームを収集できます。ローカルの syslog に送信されたアラーム情報を表示するには、RTMT の SysLog ビューアを使用します。
(注) | すべてのアラームは、アラームの重大度およびアラーム イベント レベルの設定に基づいて記録されます。アラーム設定の表示については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。 |
Cisco ソフトウェア アプリケーションの統一されたロギングのための仕様である CiscoLog は、Cisco Unified RTMT で使用されています。CiscoLog では、メッセージがファイルに記録される際や syslog プロトコルによって使用される際のメッセージ フォーマットが定義されています。Cisco ソフトウェア アプリケーションからの出力は、これらのアプリケーションによって提供されるサービスの監査、障害管理、トラブルシューティングに使用されます。
CiscoLog メッセージのフォーマットは、Cisco IOS ソフトウェアを次のコマンドで設定した場合に、syslog プロトコルを使用して Cisco IOS Release 12.3 によって生成されるメッセージのフォーマットの 1 つと互換性があることに注意してください。
service sequence-numbers:Cisco IOS によって生成されるデフォルトのシーケンス番号。このコマンドでは、追加のシーケンス番号もイネーブルにできます。このコマンドを実行すると、シーケンス番号が端末の出力に表示されますが、syslog 出力には 2 つのシーケンス番号が書き込まれることになります。CiscoLog は、シーケンス番号を 1 つだけ持つフォーマットについて標準化されています。そのため、Cisco IOS ソフトウェアの設定に対応するのは、no service sequence-numbers コマンドを使用して第 2 の番号をディセーブルにした場合です。
logging origin-id hostname:CiscoLog の HOST フィールドは、このコマンドを使用して設定した場合、Cisco IOS Release 12.3 によって生成されるフィールドと一致します。このコマンドは、Cisco IOS ソフトウェアのマニュアルに記載されていませんが、Cisco IOS Release 12.3 で使用できます。CiscoLog は、Cisco IOS ソフトウェアがこのフィールドに生成する結果と互換性があります。
service timestamps log datetime localtime msec show-timezone year:CiscoLog の TIMESTAMP フィールドは、このコマンドを使用して設定した場合、Cisco IOS Release 12.3 によって生成されるタイムスタンプ フォーマットと一致します。
(注) | CiscoLog では、Cisco IOS ソフトウェア Release 12.3 と同じフィールド区切りを使用します。 |
CiscoLog メッセージを、アプリケーションによって直接ログ ファイルに書き込んだ場合、各メッセージは個別の行に書き込まれます。行区切りは、所定のプラットフォームで使用されている標準的な行区切りです。Windows での行区切りは、復帰文字と改行文字(ASCII 10 進数値 13 および 10。プログラミング言語では「"\r\n"」と指定します)です。Solaris および Linux では、行区切りは単一の改行文字(ASCII 10 進数値 10。プログラミング言語では一般に「"\n"」と指定します)です。2 つの行区切りが連続して現れることはありません。たとえば、Windows では「"\r\n\r\n"」を使用できませんが、「"\r\n"」は問題ありません。これは、これらの 2 つの文字で 1 つの行区切りであるためです。
実際には、既存のログ ファイルにデータを追加する際にアプリケーション側で注意する必要があります。最初に改行が必要な場合とそうでない場合があります。たとえば、CiscoLog メッセージを書き込んでいるアプリケーションが、改行をファイルに書き込む前にクラッシュした場合、アプリケーション起動時に、次のメッセージを書き込む前に最初に改行を書き込む必要があります。アプリケーションは、起動時に最初の改行が必要かどうかを、追加用に使用されるログ ファイル中の最後の文字シーケンスを確認することで判断できます。
CiscoLog メッセージ フォーマットは、2 つの軽微な例外を除き、ログ ファイルに直接書き込まれるメッセージや、syslog プロトコルを使用して生成されたメッセージと同じです。CiscoLog メッセージがファイルに直接書き込まれる場合、行区切りを使用して追加する必要があります。CiscoLog メッセージが syslog プロトコルを使用して送信される場合、syslog RFC 3164 のプロトコル PRI ヘッダーを各 CiscoLog メッセージの前に追加する必要があります。
syslog PRI フィールドには、syslog メッセージの重大度と syslog ファシリティが符号化されます。PRI フィールドで符号化された重大度は、CiscoLog の SEVERITY フィールドの値と一致する必要があります。メッセージの内容にかかわらず、任意の syslog ファシリティを使用できます。一般に、既定のアプリケーションは、そのすべてのメッセージを 1 つの syslog ファシリティに送信するように設定されます(通常は RFC 3164 ファシリティの local 0 ~ local 7)。PRI フィールドの符号化方法の詳細については、RFC 3164 を参照してください。次に、重大度「通知(5)」とファシリティ値 local4 を符号化した、syslog プロトコルの PRI フィールドが <165> の CiscoLog メッセージの例を示します。
<165>11: host.cisco.com: Jun 13 2003 12:11:52.454 UTC: %BACC-5-CONFIG: Configured from console by vty0 [10.0.0.0]
RFC 3164 のロギング メカニズムを使用した場合、前述の例に示すメッセージを UDP ポート 514 に送信できます。
Syslog RFC 3164 は、PRI フィールド以外のメッセージ内容のフォーマット用の追加のガイドラインを提供します。 ただし、RFC 3164 は単なる情報であり(IETF の標準トラックにない)、実際には任意の形式でメッセージを syslog UDP ポート 514 に生成できます(RFC 3164 のセクション 4.2 を参照)。RFC には、実装に頻繁に見られる内容の構造についての所見が記載されていますが、その使用を要求または推奨しているわけではありません。 CiscoLog フォーマットは、RFC で定義されているフォーマットの実用上の制限から、これらの所見に従っていません。 たとえば、タイムスタンプが年、時間帯、ミリ秒なしで指定されていたり、ホスト名にドメイン名が指定できないという制限があります。
CiscoLog メッセージは、リレー時に変更されないことが必要です。PRI フィールドは CiscoLog メッセージの一部ではなく、プロトコル ヘッダーの一部です。 これは、必要に応じて除去または置換できます。 転送用に、CiscoLog メッセージにヘッダーやフッターを追加または除去できます。
標準の syslog サーバの実装は、受信したログ メッセージを転送したり、メッセージをローカルに保存するように設定できます。ほとんどの syslog サーバの実装は、受信したメッセージから PRI フィールドを除去し、保存前にメッセージの先頭に追加の情報を付与します。一般に、この追加の情報には、メッセージを生成または中継したサーバのローカル タイムスタンプとホスト ID(IP または DNS 名)の 2 つのフィールドが含まれます。
次の CiscoLog メッセージの例は、Solaris 8 syslog サーバによってログに記録された後の出力を示します。
Jun 13 12:12:09 host.cisco.com 11: host.cisco.com: Jun 13 2003 12:11:52.454 UTC: %BACC-5-CONFIG: Configured from console by vty0 [10.0.0.0]
syslog サーバがメッセージを保存する方法を定義する標準はありません。 実装は大きく異なります。 CiscoLog は、メッセージが syslog サーバに送信されるフォーマットだけを扱い、それを受信したサーバが保存する方法は扱っていません。特に、syslog ログ ファイル中の追加のヘッダー フィールドのフォーマットや存在確認は、この仕様の範囲外です。
(注) | CiscoLog 仕様では、syslog サーバの実装が CiscoLog メッセージを保存する際、受信したメッセージから PRI フィールドだけを除去し、ヘッダーを追加しない形式であることを推奨しています。これにより、アプリケーションによってログ ファイルに直接書き込まれた CiscoLog メッセージや、syslog プロトコルを通じてログに記録されたメッセージと同じ格納形式になります。 |
分散アプリケーションのすべてのホストのクロックが、1 つの信頼できるクロックに同期していることは重要です。そのためには、NTP などのプロトコルを使用します。クロックの同期が推奨されるのは、複数のプロセスや複数のホストで生成されたメッセージに基づいて正しいイベント シーケンスを再構築するために、ログ メッセージ中のタイムスタンプが必要なためです。それでもクロックのズレが発生する可能性がありますが、継続的に同期することで、この問題を最小限に抑えることができます。
ASCII 制御文字は、CiscoLog メッセージ フォーマットのどのフィールドでも使用できません。制御文字には、改行、フォーム フィード、復帰などの文字が含まれます。これは、次の目的以外で複数行のメッセージが使用できないことを意味します。
マルチパート CiscoLog メッセージは、複数の有効な CiscoLog メッセージのセットで構成されます。メッセージは、特別なタグ キー「"part"」を使用してグループ化されます。これは、元のメッセージのパート番号とシーケンス番号を示します。
マルチパート メッセージに含まれるすべてのメッセージは、「"part"」タグを含むとともに、HOST、TIMESTAMP、APPNAME、SEVERITY の各フィールドとその他の TAG 値と同じ値を含んでいる必要があります。ただし、各メッセージのシーケンス番号は、通常どおり 1 ずつ増える必要があります。
16: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.468 UTC: %BACC-3-UNEXPECTED_EXCEPTION: %[pname.orig=rdu][part=16.1/3]: Null pointer exception 17: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.468 UTC: %BACC-3-UNEXPECTED_EXCEPTION: %[pname.orig=rdu][part=16.2/3]: com.cisco.Source:123 18: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.468 UTC: %BACC-3-UNEXPECTED_EXCEPTION: %[pname.orig=rdu][part=16.3/3]: com.cisco.Main:1112
この例で、最初のメッセージのパート番号は 1 であり、そのシーケンス番号 16 は、part タグに埋め込まれています。 以降のメッセージには、最初のメッセージ パートのシーケンス番号が埋め込まれ、固有のパート番号が設定されます。各 part タグの後ろに付与されている「"/3"」の値は、そのメッセージが 3 つのパートで構成されていることを意味しています。
CiscoLog メッセージのフォーマットは次のとおりです。
<SEQNUM>: <HOST>: <TIMESTAMP>: %<HEADER>: [TAGS: ]<MESSAGE>
すべてのフィールドは、1 個のコロン文字(ASCII 10 進数値 58)と 1 個の空白文字(ASCII 10 進数値 32)で区切られます。また、HEADER フィールドの前には、パーセント文字(ASCII 10 進数値 37)が付与されます。
TIMESTAMP、HEADER、TAGS の各フィールドには内部的なフォーマットがあります。TIMESTAMP フィールドと HEADER フィールドの完全なフォーマットと詳細は次のとおりです。
<SEQNUM>: <HOST>: [ACCURACY]<MONTH> <DAY> <YEAR> <HOUR>:<MINUTES>:<SECONDS>.<MILLISECONDS> <TIMEZONE>: %<APPNAME>-<SEVERITY>-<MSGNAME>: [TAGS: ]<MESSAGE>
ACCURACY と TAGS 以外のすべてのフィールドは必須です。
11: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-5-CONFIG: Configured from console by vty0 [10.10.10.0]
次の例では、CiscoLog メッセージにおけるオプションの TAGS フィールドと ACCURACY フィールドを示します。
12: host.cisco.com: *Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-4-BAD_REQUEST: %[pname.orig=rdu][comp=parser][mac=1,6,aa:bb:cc:11:22:33][txn=mytxn123]: Bad request received from device [1,6,aa:bb:cc:11:22:33]. Header missing.
SEQNUM – "12"
HOST – "host.cisco.com"
ACCURACY – "*"
MONTH - "Jun"
DAY – "13"
YEAR – "2003"
HOUR – "23"
MINUTES – "11"
SECONDS – "52"
MILLISECONDS – "454"
TIMEZONE – "UTC"
APPNAME – "BACC"
SEVERITY – "4"
MSGNAME – "BAD_REQUEST"
TAGS – "%[pname.orig=rdu][comp=parser][mac=1,6,aa:bb:cc:11:22:33][txn=mytxn123]"
MESSAGE – "Bad request received from device [1,6,aa:bb:cc:11:22:33].Header missing."
CiscoLog メッセージ全体の長さは、800 オクテットを超えてはなりません。オクテットという用語は、バイトの代わりに 8 ビット データ タイプを表すために使用されます。これは、一部のプラットフォームでは 1 バイトが 8 ビットでないためです。「"文字"」および「"オクテット"」という単語は、この仕様の中では同義ではありません。国際対応がサポートされている場合、1 文字を複数のオクテットで表現する必要があるためです。この制限は RFC 3164 によって定められています。1024 オクテットの制限により、後の仕様で形式化される可能性がある syslog 転送ヘッダーやフィールドのための領域が予約されます。
CiscoLog メッセージに syslog PRI フィールドが含まれている場合、結合された CiscoLog メッセージと PRI フィールドの長さは 805 オクテットを超えてはなりません。
SEQNUM フィールドには、シーケンス番号が格納されます。これは、同じプロセスによって、同じタイムスタンプで複数のメッセージが生成される場合に、メッセージを時間の順に並べるために使用されます。シーケンス番号は、プロセスが起動してから最初に送信されるメッセージを 0 とし、同じプロセスによって生成される以降のロギング メッセージに対して 1 ずつ増やされます。アプリケーション プロセスが再起動されるたびに、そのシーケンス番号は 0 にリセットされます。各メッセージのシーケンス番号は、メッセージがアプリケーションによって送信/ログ記録された順番に付与される必要があります。
マルチスレッド化されたアプリケーションでは、そのための何らかの同期処理が必要となる可能性があります。また、JNI によるネイティブな(C)コードを含む Java アプリケーションでは、それ以外にも注意が必要になります。同じプロセスのネイティブな部分と Java 部分でログ メッセージを生成する場合、プロセスの 2 つの部分で同じシーケンス番号カウンタを使用し、シーケンス番号の順にメッセージを送信するには、実装を同期させる必要があります。
SEQNUM フィールドの最大値は 4,294,967,295 です。この値になったら、カウンタを 0 にリセットする必要があります。これは、Cisco IOS で使用されている 32 ビット符号なし整数の最大の正の値です。Cisco IOS は、シーケンス番号カウンタに ulong を使用しています。ulong は、mips、ppc、および 68k を含む、現在のすべての Cisco IOS プラットフォームでの、32 ビット符号なし整数です。
シーケンス番号はプロセス固有です。単一のホスト上に、1 つのロギング デーモンを共有する複数のアプリケーション プロセスがあるアプリケーション アーキテクチャの場合でも、シーケンス番号はプロセス固有である必要があります。そのため、各プロセスは独自のシーケンス番号を保持して増分します。
シーケンス番号は、失われたメッセージの検出にも役立ちます。そのため、シーケンス番号は省略できません。つまり、シーケンスの順のすべての番号に対してメッセージを生成する必要があります。
HOST フィールドは、メッセージの生成元のシステムを、Fully Qualified DNS Name(FQDN)、ホスト名、IPv4/IPv6 アドレスのいずれかで示します。FQDN またはホスト名がわかっている場合、2 つのうちのいずれかを HOST フィールドで使用する必要があります。ほとんどの展開ではホスト名で十分であると予想されます。ただし、展開が複数のドメインにまたがっている場合は、FQDN を使用することを推奨します。アプリケーションを両方のシナリオに展開することが予想される場合、デフォルトで FQDN を使用し、設定可能なオプションにすることを推奨します。
FQDN もホスト名も特定できない場合は、ホストの IP アドレスを使用する必要があります。IP アドレスを特定できない場合は、HOST フィールドの代わりに定数 "0.0.0.0" を使用します。
(注) | Cisco IOS フォーマットに関して、Cisco IOS Release 12.3 では、ホスト名、IP アドレス、任意のユーザ定義文字列を HOST フィールドで使用できます。ホスト名を使用するように設定されており、デバイスでホスト名が設定されていない場合は、「"Router"」などの文字列を使用します。 |
1 台のシステムに対して複数の FQDN またはホスト名がわかっている場合、アプリケーションはプライマリ FQDN/ホスト名を使用する必要があります。プライマリが指定されていない場合は、任意の FQDN/ホスト名を使用できます。ただし、関連する設定変更が行われるまで、アプリケーションは同じ HOST フィールドの値を使用する必要があります。つまり、システムに複数の FQDN/ホスト名が設定されている場合、FQDN/ホスト名の値をメッセージごとに自由に変えることはできません。
FQDN またはホスト名を符号化する際、印刷可能な US ASCII 文字(10 進数値 32 ~ 126)と外国語の文字だけを HOST フィールドで使用できます。HOST の適切な文字セットと符号化については、RFC 1123/STD-3 に準拠する必要があります。
これらの標準に従った使用可能な文字セットには、US ASCII 文字、数字、ダッシュ、およびドット区切り文字が含まれます(ただし先頭と末尾にはダッシュを使用できません)。標準に準拠することが推奨にとどまっている理由は、実際には、多くのホストがこの規約に従っておらず、アンダースコアなどの文字をホスト名で使用しているためです。ただし、HOST フィールドには文字シーケンス「": "」(コロンと空白)を含めることができません。このシーケンスは、CiscoLog フォーマットでフィールド区切りとして使用されているためです。
印刷可能な US ASCII 文字以外の外国語の文字は、国際対応ルールに従って符号化する必要があります。
印刷不可能な(制御)ASCII 文字は、HOST フィールドでは使用できません。制御文字には、ASCII 10 進数値 0 ~ 31 と 127 が含まれます。アプリケーションが、1 つ以上の制御文字を含む CiscoLog 準拠のライブラリとホスト文字列を提供している場合、ロギング ライブラリでは次のことを実行する必要があります。水平タブ文字(ASCII 10 進数値 9)が見つかったら、1 つ以上の空白文字(ASCII 10 進数値 32)で置き換える必要があります。タブあたり 8 個のスペースを推奨します。これは、ほとんどの Unix および Windows プラットフォームでこれが規約になっているためです。その他の制御文字は、疑問符文字(ASCII 10 進数値 63)で置き換える必要があります。
DNS で大文字と小文字が区別されない場合、CiscoLog では、HOST フィールドの読みやすさのために、小文字だけを使用することも推奨します。FQDN の最後のドットの使用はオプションです。次の例は有効な HOST フィールドです。
HOST フィールドで使用される IP アドレスの値は、IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスです。デバイスに複数の IP アドレスがある場合は、CiscoLog メッセージを syslog サーバに送信する際に経由するインターフェイスにかかわらず、デバイスのプライマリ IP アドレスを使用する必要があります。プライマリ IP アドレスが指定されていない場合は、動的に割り当てられたアドレスよりも固定または静的 IP アドレスを優先させます。複数の静的 IP アドレスが存在する場合は、どれを使用しても構いませんが、関連する設定イベントがシステムで実行されるまでは、すべてのメッセージで一貫して使用する必要があります。
IPv4 アドレス:IPv4 アドレスは、ドット表記「"x.x.x.x"」で表現します。ここで、x は 10 進数値 0 ~ 255 を ASCII テキストとして符号化したものです。IP アドレスが不明な場合は、プレースホルダとして "0.0.0.0" を使用します。有効な IPv4 アドレスの例は、0.0.0.0 と 212.1.122.11 です。
次に、HOST フィールドで IPv4 アドレスを使用したメッセージの例を示します。
11: 212.1.122.11: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-3-BAD_REQUEST: Bad request received from device [1.2.3.4]. Missing header.
次に、FQDN、ホスト名、IP がすべてわからない場合の CiscoLog メッセージの例を示します。
11: 0.0.0.0: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-3-BAD_REQUEST: Bad request received from device [1.2.3.4]. Missing header.
IPv6 アドレス:IPv6 アドレス表現は、RFC 3513 のセクション 2.2.1、2.2.2、および 2.2.3 に記載されている表記法に従います。具体的には 3 つの表記法すべてがサポートされています。IPv6 アドレスでは小文字と大文字の両方を使用できますが、小文字を推奨します。IP アドレスが不明な場合は、IP アドレスとして "0.0.0.0" を使用します。次に、有効な IPv6 アドレスの例を示します。
次に、HOST フィールドで IPv6 アドレスを使用したメッセージの例を示します。
11: 1080:0:0:800:ba98:3210:11aa:12dd: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-3-BAD_REQUEST: Bad request received from device [1.2.3.4]. Missing header.
TIMESTAMP フィールドには、年を含む日付、ミリ秒単位の時刻、時間帯識別子が、次の形式で表示されます。
[ACCURACY]<MONTH> <DAY> <YEAR> <HOUR>:<MINUTES>:<SECONDS>.<MILLISECONDS> <TIMEZONE>
Jun 13 2003 23:11:52.454 UTCJun 3 2003 23:11:52.454 UTC Jun 22 2003 05:11:52.525 -0300 *Feb 14 2003 01:02:03.005 EST
場合によっては、ハードウェアやソフトウェアの制限により、デバイスで日付または時刻が認識されないことがあります。 このような場合、文字列「--- 00 0000 00:00:00.000 ---」が TIMESTAMP フィールドに表示されます。 次に日付と時刻が認識されていないデバイスからの CiscoLog メッセージの例を示します。
11: host.domain.com: --- 00 0000 00:00:00.000 ---: %BACC-3-BAD_REQUEST: Bad request received from device [1.2.3.4]. Missing header.
クロックがないデバイスは、相対的な時刻の指標として動作期間を設定できます。 デバイスが動作期間を設定できる場合は、タイムスタンプが使用できない場合の代わりとして動作期間を設定することを推奨します。動作期間を設定する場合は、CiscoLog 標準タグ仕様で規定されているように、標準の動作期間タグを使用して設定します。
フィールド |
仕様 |
---|---|
ACCURACY |
これはオプションのフィールドです。このフィールドが存在する場合、単一のアスタリスク文字(ASCII 10 進数値 42)か、単一のドット文字(ASCII 10 進数値 46)のどちらかであることが必要です。このフィールドの後には区切り文字を使用しません。このフィールドは、クロック同期のステータスを示します。 Cisco IOS では、タイムスタンプの精度を示すために、時刻プレフィックスで特殊な表記法を使用します。ドット文字が日付の前にある場合、ローカル時刻が NTP を通じていくつかの時点で同期されたものの、現在 NTP サーバが利用できないことを意味します。日付の前のアスタリスク文字は、ローカル時刻が正しくない(つまり NTP サーバが設定されていない)ことを意味します。 |
CiscoLog では、この表記法の使用をサポートしていますが、必須ではありません。アプリケーションが NTP クライアント ソフトウェアと統合されており、その時刻が同期されていないことが認識されている場合、オプションでメッセージの前にアスタリスク文字が追加されることがあります。ただし、アプリケーションによってはこの方式を使用しないものもあるため、「"."」や「"*"」が CiscoLog メッセージにないからといって、ローカル時刻が同期されていることを意味するわけではありません。 |
|
MONTH |
3 文字の月の指定(Jan、Feb、Mar、Apr、May、Jun、Jul、Aug、Sep、Oct、Nov、Dec)の後に 1 個の空白(ASCII 10 進数値 32)を区切り文字として使用します。 |
DAY |
2 文字で指定します。日が 1 桁の場合は、1 個の空白文字を先頭に付与します。値の範囲は 1 ~ 31 です。日の値の後には、区切り文字として 1 個の空白を追加します。 |
YEAR |
4 桁の文字の後に、区切り文字として空白を付与します。 |
HOUR |
2 個の数字で設定します。時間は 24 時間制で指定します。値の範囲は 00 ~ 23 です。時間の値が 1 桁の場合は、先頭に 0 を 1 個付与します。時間の値の後には、区切り文字としてコロンを 1 個追加します。 |
MINUTES |
2 個の数字で設定します。値の範囲は 00 ~ 59 です。分の値が 1 桁の場合は、先頭に 0 を 1 個付与します。分の値の後には、区切り文字としてコロンを 1 個追加します。 |
SECONDS |
2 個の数字で設定します。値の範囲は 00 ~ 59 です。秒の値が 1 桁の場合は、先頭に 0 を 1 個付与します。秒の値の後には、区切り文字としてピリオドを 1 個追加します。 |
MILLISECONDS |
3 桁の文字で指定します。値の範囲は 000 ~ 999 です。ミリ秒の値が 3 桁未満の場合は、先頭にゼロを追加して 3 桁のフィールドにする必要があります。ミリ秒の値の後には、区切り文字としてスペースを付与します。 |
TIMEZONE |
1 から 7 文字の、ASCII 10 進数値 32 ~ 126 の範囲の文字を使用します。値には、コロン、空白、パーセントの文字「": %"」の組み合わせ(ASCII 10 進数値 58、32、37)を含めることはできません。これは、この文字の組み合わせが、タイムスタンプの後のフィールド区切りとして予約されているためです。 時間帯のための標準の頭字語はありません1。一般的な時間帯の頭字語と対応する UTC からの時刻オフセットが、UTC の仕様で規定されています。 時間帯の頭字語の値としては、大文字を推奨します。CiscoLog では、このフィールドで、時間帯の識別子の代わりに、時刻オフセットの使用を推奨します。オフセットを指定する場合、UTC からの時間と分のオフセットを示すために、「"-hhmm"」または「"+hhmm"」の形式に従う必要があります。 この形式の時間帯フィールドは常に 5 文字で指定し、最後の 4 文字は数字だけを使用します。テキストの時間帯識別子と異なり、このフォーマットはグリニッジ標準時からの時刻オフセットを示します。 Cisco IOS Release 12.3 は、任意の 7 文字の文字列を時間帯識別子としてサポートしているため、この推奨と互換性のある方法で設定できます。複数のメッセージを同じタイムスタンプで生成することが必要な場合があります。これは、ノンプリエンプティブなオペレーティング システムでは必然的に発生します。マルチパート メッセージの場合のように、意図的に使用することが必要な場合もあります。その場合、メッセージの順序を決定するために、シーケンス番号が役立ちます。アプリケーションのパフォーマンスが大幅に低下しない限り、タイムスタンプは、ミリ秒単位で正確であることが必要です。 いずれの場合でも、アプリケーションは、ミリ秒単位で正確なタイムスタンプでメッセージを出力するためのオプションを管理者に必ず提供する必要があります。アプリケーションが秒単位で(ミリ秒単位ではなく)正確なタイムスタンプを使用する場合、最後にわかっているミリ秒の値または 000 を、ミリ秒の代わりに設定します。アプリケーションがどの表記法に従うにしても、一貫して従う必要があります。 |
<APPNAME>-<SEVERITY>-<MSGNAME>
HEADER の中の APPNAME フィールドは、メッセージを生成するアプリケーションの名前を定義します。Cisco IOS は、APPNAME の代わりに、メッセージを生成する論理コンポーネントの名前を示す FACILITY を使用します。Cisco IOS 12.3 では、3950 個のメッセージに対して約 287 個のファシリティが定義されています。わかりやすいファシリティの例としては、AAAA、SYS、ATM、BGP、CRYPTO、ETHERNET、FTPSERVER、CONFIG_I、IP、ISDN、RADIUS、SNMP、SYS、TCP、UBR7200、X25 などがあります。定義されているファシリティの全リストについては、Cisco IOS のマニュアルを参照してください。
Cisco IOS の外部では、同じホスト上の複数のアプリケーションがログ メッセージを生成する可能性があります。そのため、APPNAME フィールドで指定のアプリケーションを確認する必要があります。追加の生成元の識別子は、HOST フィールドと、標準の TAGS フィールドのさまざまな値(pname、pid、comp など)で使用できます。
APPNAME フィールドは、2 つ以上の大文字または数字で指定し、アンダースコア文字を含んでいる必要があります。より正確には、使用できる文字セットは、ASCII 10 進数値 48 ~ 57(数字)、65 ~ 90(大文字)、および 95(アンダースコア)に限定されています。
APPNAME フィールドの長さは 24 文字を超えてはなりません。
アプリケーション名は、他の Cisco ソフトウェア アプリケーションや Cisco IOS ファシリティと競合してはなりません。
Solaris プラットフォームでは、APPNAME フィールドで使用するアプリケーション名の値を、アプリケーションのインストール パッケージ名と同じにし、大文字だけを使用し、CSCO プレフィックスを付けないことを推奨します(必須ではありません)。たとえば、Solaris 上で「"CSCObacc"」と登録されるアプリケーションでは、APPNAME フィールドの値として「"BACC"」を使用します。
一部のアプリケーションは、APPNAME フィールドの一部としてバージョンを指定します。それで問題はなく、特定のメッセージの意味がリリースごとに再定義される場合にはこのほうが便利です。たとえば、BACC バージョン 2.5 の APPNAME の値を、「"BACC_2_5"」とします。アプリケーション名の中でのバージョンの使用は任意であり、任意のリリースのアプリケーションで採用できます。
SEVERITY フィールドは 0 ~ 7 の数値で示され、8 段階の重大度を示します。次に示す重大度は、Cisco IOS の重大度に一致しています。これは標準的な syslog の重大度でもあります。
メッセージで正しい重大度を使用することが大切です。特定のコンポーネントにおけるエラーは、コンポーネントに関する限りは重大であっても、アプリケーション全体がそれを適切に扱うことで、アプリケーション全体としては重大度を下げることができる場合があります。次の表に、メッセージの重大度を決定する際に従うべきガイドラインを示します。
名前/重大度 |
説明 |
---|---|
緊急(0) |
システムおよびサービスは使用できません。例: |
アラート(1) |
すぐに対処が必要です。例:
|
重要(2) |
危険な状態です。アラートに似ていますが、必ずしもすぐに対処が必要なわけではありません。例:
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エラー(3) |
エラー状態。サービスが動作し続ける機能に必ずしも影響があるわけではありません。例:
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警告(4) |
何らかの悪条件に関する警告。必ずしもエラーではありません。例:
|
通知(5) |
エラー状態でない、システムレベルの状態に関する通知。例:
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情報(6) |
情報メッセージは、システム全体に関する通知ではなく、アプリケーションの内部フローに対する情報や、要求ごとの情報を提供する点で、通知と区別されます。情報メッセージは、基本的なアプリケーション フローを十分理解しているユーザがトラブルシューティングに使用します。例:
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デバッグ(7) |
デバッグ メッセージは情報メッセージに似ていますが、より詳しい内容を提供します。ユーザはシステムの内部処理について十分理解している必要があります。これらのメッセージは、一般に、非常に高度な知識を持つユーザや Cisco Technical Support 向けに予約されています。例:
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アプリケーションがデフォルトの重大度を使用してログに記録するメッセージを判断する場合、このレベルを 5(通知)に設定することを推奨します。これにより、重大度が 5 以上のすべてのメッセージがデフォルトでログに記録されます。
HEADER の MSGNAME フィールドは、特定の APPNAME のコンテキスト内でメッセージを一意に識別します。固定の重大度と論理的な意味が、特定の APPNAME の中で特定の MSGNAME に関連付けられています。つまり、メッセージが異なるプロセスによって生成される場合であっても、同じ APPNAME 値に対して、同じメッセージ名を異なる重大度で使用したり、論理的にまったく異なる意味で使用できません。
メッセージが標準的なメッセージの 1 つでない限り、メッセージ名は特定のアプリケーション(特定の値の APPNAME)に対してだけ固有です。そのため、CiscoLog メッセージを解釈するアプリケーション側で、特定の名前を持つメッセージが、このメッセージ名を使用するすべてのアプリケーションで同じ意味であることを仮定しないように注意する必要があります。メッセージが標準的なメッセージの 1 つでない場合は、アプリケーションごとにその重大度と意味が違うことがあります。
MSGNAME フィールドには、2 文字以上を設定する必要があります。使用できる文字は、ASCII 10 進数の 48 ~ 57(数字)、65 ~ 90(大文字)、および 95(アンダースコア)に限定されています。IOS では小文字も使用できますが、大多数の IOS メッセージは大文字だけを使用しています。確立された表記法に合わせるため、文字セットを大文字、数字、アンダースコアに限定しています。
メッセージ名は数字だけでも英数字でも構いません。ただし、IOS の表記法に従って、数値だけのラベルよりも、わかりやすい英数字のラベルを使用することを推奨します。たとえば、「"341234"」という識別子よりも、メッセージ名「"NO_MEMORY"」が推奨されます。
CiscoLog 標準タグ仕様では、メッセージ名に対応する数値の ID を示すための特殊なタグ mid が定義されています。このタグは、MSGNAME に加えて数値のメッセージを提供するために使用できます。このタグを使用する場合、特定の MSGNAME は、必ず 1 つのメッセージ ID 値に対応する必要があります。CiscoLog では、各標準メッセージに対して mid タグ値が定義されています。
MSGNAME フィールドの長さは 30 文字を超えてはなりませんが、ほとんどのメッセージ名はこれよりも短くします。MSGNAME の値は、この標準で定義されている名前と競合してはなりません。
論理的に異なる各メッセージに対しては、個別のメッセージ名を定義する必要があります。つまり、あるメッセージ名のメッセージ テキストは、いくつかの置換可能なパラメータによって変化できますが、論理的に異なるメッセージのメッセージ名は異なっている必要があります。
11: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-4-CONNECTION_LOST: %[pname.orig=rdu]: Server lost connection to host [1.1.1.1]12: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.458 UTC: %BACC-4-CONNECTION_LOST: %[pname.orig=rdu]: Server lost connection to host [2.2.2.2
ホストの IP アドレスが変化しても、論理的に同じ種類のメッセージであることに注意してください。 次に、メッセージ名での INCORRECT の使用例を示します。
15: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.458 UTC: %BACC-4-CONNECTION: %[pname.orig=rdu]: Server lost connection to host [2.2.2.2]16: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.468 UTC: %BACC-4-CONNECTION: %[pname.orig=rdu]: Server re-established connection to host [2.2.2.2]
前述の例では、2 つの異なるイベントに対して 1 つのメッセージ名を使用していますが、これは正しくなく、許容できません。 これは、「"catch-all"」メッセージ名と呼ばれ、避ける必要があります。 もう 1 つの極端な例は「"ERROR"」という名前のメッセージを定義し、同じメッセージ名ですべてのエラー ログ メッセージを作成することです。 これにより、メッセージ外部フィルタリングや容易なアクションのトリガーを可能にするという、メッセージ名フィールドの目的が失われてしまいます。
「"no-catch-all"」(特定のものにしか使用できない)規則に対する唯一の例外は、前もって一般的な記述よりも詳しくメッセージを識別できない場合や、メッセージのサブタイプをいくつかに区別してもユーザにとってのメリットがない場合です。
通常、すべてのデバッグ メッセージに対して個別のメッセージ名を定義する必要はありません(ただし、一部のアプリケーションはそのようにしています)。これは、デバッグ メッセージが、メッセージ名に基づく自動的なフィルタリングとアクションのトリガーで使用することを目的としていないためです。デバッグ メッセージは数が多く、その中で生成される内容が非常に動的であるという性質から、個別のメッセージを定義することは非常に困難です。
この仕様では、特定のメッセージを定義する方法に関して疑問がある場合に、相談のためにグループで使用するメーリング リストを構築することを提案しています。現在、そのためのメーリング リストのエイリアスは「"cmn-logging"」です。
メッセージ フォーマット内では、TAGS フィールドはオプションです。このフィールドは、メッセージ セットを外部的に分類またはフィルタするために使用できる、キーと値のペアの形で構造化された内容を提供するためのアプリケーションに対し、標準的なメカニズムを提供します。
タグは、仮想的なロギング チャネルを示すために使用できます。同じタグでフラグを設定されたメッセージのセットは、後で同じグループに分類できます。たとえば、アプリケーションは、特定のスレッドに属するメッセージに対応するタグを付与することで、フラグを設定できます。これにより、スレッドに基づくメッセージのフィルタリングと参照が可能になります。
仮想的なロギング チャネルは、複数のアプリケーションにまたがって確立することもできます。たとえば、すべてのアプリケーションが、あるデバイスからの要求をデバイス ID(MAC、IP など)でタグ付けできる場合、複数のコンポーネントと通信する場合でも、そのデバイスに関するすべてのメッセージを簡単にフィルタできます。
各アプリケーションは、サポートされるタグの独自のセットを定義できます。1 つのタグは、[KEY=VALUE] の形式のように、等号記号で区切られたキーと値のペアからなり、角カッコ文字で囲まれます。[ip=123.23.22.22] は有効なタグのキーと値のペアの例です。
TAGS フィールドの先頭にはパーセント文字(ASCII 10 進数値 37)が付与され、コロンと空白文字(ASCII 10 進数値 58 および 32)のシーケンスで終わります。複数のタグを組み合わせる場合、タグの間に区切り文字として文字を入れません。次の例は、4 つのタグがある完全な CiscoLog メッセージです。
12: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-4-BAD_REQUEST: %[pname.orig=rdu][comp=parser][mac=1,6,aa:bb:cc:11:22:33][txn=mytxn123]: Bad request received from device [1,6,aa:bb:cc:11:22:33]. Missing header.
TAGS フィールドがない場合、パーセント文字のプレフィックスと、後続のコロンと空白を省略します。 このように、TAGS フィールドがない場合は、HEADER フィールドと MESSAGE フィールドを、HEADER フィールドの後の 1 個のコロンと空白だけで区切ります。 次に例を示します。
12: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-4-BAD_REQUEST: Bad request received from device [1,6,aa:bb:cc:11:22:33]. Missing header.
同じタグ キーを持つ複数のタグを同じメッセージで使用できます。 これにより、複数の値を持つキーの処理が可能になります。 次に、デバイスに 2 つの IP アドレスがあり、アプリケーションでプロセス名とともに TAGS フィールドで両方の IP アドレスを生成する場合に生成されたメッセージの例を示します。
12: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-4-BAD_REQUEST: %[pname.orig=rdu][ip.orig=1.1.1.1][ip.orig=1.1.1.2]: Bad request received from device [1,6,aa:bb:cc:11:22:33]. Missing header.
メッセージではタグをいくつでも使用できます。 唯一の制限は、CiscoLog メッセージ全体の長さが 800 オクテットに制限されることです。
複数のタグがある場合、キーを英数字の順に並べることを推奨します。 これにより、タグが常に同じ順序で生成されます。ただし、タグの順序を使用して何らかの意味を示す場合は、アプリケーションでこれ以外の順序を選択してもかまいません。
タグ キーには 1 つ以上の文字が含まれている必要があります。文字は ASCII 文字の 10 進数値 48 ~ 57(数字)、65 ~ 90(大文字)、95(アンダースコア)、97 ~ 122(小文字)に制限されます。小文字を使用することを推奨します。タグ キーの長さに対する厳格な制限はありませんが、一般的なメッセージ制限の 800 オクテットが適用され、短いタグ キー名を定義することが求められます。
タグは標準的な値の構文を持つこともありますが、使用されているコンテキストに応じて異なる意味を持ちます。タグの意味拡張は、タグの文脈上の意味を区別するために使用されます。
意味拡張タグは、タグ キー、単一のドット文字(ASCII 10 進数値 46)、正しい文字セットのテキスト文字列を追加することで作成されます。
たとえば、「"ip"」タグは、IP アドレス表現のための構文を定義しますが、意味的な価値はありません。CiscoLog メッセージで使用されている「"ip"」タグは、一般にこの IP アドレスがメッセージに何らかの形で関係していることを意味します。場合によっては、そのような漠然とした関連付けで十分です。しかし、意味的価値を伝えることが有効な場合もあります。
メッセージに、送信元と宛先の 2 つの IP アドレス タグが関連付けられているとします。この場合、タグ「"ip.from"」と「"ip.to"」を使用することで、タグの構文と意味的価値の両方を示すことができます。もう 1 つの例は、メッセージの送信元ホストの IP アドレスを指定する標準タグ「"ip.orig"」です。3 つのタグすべてを使用した例を次に示します。
[ip.from=1.1.1.1][ip.to=2.2.2.2][ip.orig=123.12.111.1]
複数のレベルの意味拡張タグを使用でき、それぞれの拡張でより詳細な意味を示すことができます。たとえば、タグ キー「"ip.to.primary"」は有効であり、宛先ホストのプライマリ IP アドレスを意味します。
コンテキストによってある値に無限の数の意味が考えられるため、意味的価値の標準化は構文よりもはるかに困難です。そのため、タグの意味拡張を定義する作業は、アプリケーション固有となることが予想されます。
タグの値には、0 個以上の文字を指定できます。空の(0 文字の)値は、不明または未確定の値と解釈されます。値には、印刷可能な US ASCII 文字(ASCII 10 進数値範囲 32 ~ 126)と、外国語の文字だけを使用できます。
「"["」、「"]"」、および「"\"」の 3 つの文字の使用には制限があります。カッコ文字(ASCII 10 進数値 91 と 93)は、バックスラッシュ文字(ASCII 10 進数値 92)でエスケープする必要があります。これにより、タグの開始と終了を示すカッコとの混同を避けることができます。したがって、タグ値が「"["」または「"]"」の文字を表す必要がある場合、シーケンスの「"\["」または「"\]"」が代わりにそれぞれ使用されます。エスケープ文字自体をタグの値で表現する必要がある場合は、文字「"\"」の代わりに文字シーケンス「"\\"」を使用します。
印刷不可能な(制御)ASCII 文字は、TAG の値フィールドでは使用できません。制御文字には、ASCII 10 進数値 0 ~ 31 と 127 が含まれます。アプリケーションが、1 つ以上の制御文字を含む CiscoLog 準拠のライブラリとタグ値の文字列を提供している場合、ロギング ライブラリでは次のことを実行する必要があります。水平タブ文字(ASCII 10 進数値 9)が見つかったら、1 つ以上の空白文字(ASCII 10 進数値 32)で置き換える必要があります。タブあたり 8 個のスペースを推奨します。これは、ほとんどの Unix および Windows プラットフォームでこれが規約になっているためです。その他の制御文字は、疑問符文字(ASCII 10 進数値 63)で置き換える必要があります。技術的には、閉じカッコだけをエスケープすれば済みます。ただし、開きカッコと閉じカッコの両方でエスケープを必須とすることにより、パーサー コードが単純になり、そのままの形式でより一貫した表示になります。
タグ値の長さに対する厳格な制限はありませんが、一般的なメッセージ長制限の 800 オクテットが適用され、長さを控えめにすることが求められます。
CiscoLog メッセージ フォーマット内では、TAGS フィールドはオプションです。タグは、メッセージ本体の中の置換可能パラメータを置き換えるものではありません。タグは、メッセージを識別および分類するための追加の方法を提供するだけです。
タグはオプションであるため、必要に応じてアプリケーションまたはユーザにより有効または無効にできます。同じメッセージが常に同じタグ セットで生成されることに対する要件はありません。アプリケーションが特定のタグをサポートしている場合、必ずしもそれを常に生成する必要があるわけではありません。これは設定可能です。実際には、アプリケーションが管理者に対し、少なくとも生成されるタグに対する制限された制御を提供することを推奨します。
アプリケーション開発者は、タグに設定する情報の内容と、メッセージ本体に設定する情報の内容について選択できます。場合によっては、情報が 2 つの間で重複しても構いません。これは許容可能です。
一般的なガイドラインは、必要なすべての情報をメッセージ本体に設定し、適切な情報をタグで設定することです。つまり、メッセージは、すべてのタグが無効にされた場合でも、十分な意味を提供する必要があります。タグは、単に追加の便利な情報を、標準的でフィルタしやすい形式で提供します。
メッセージとメッセージ タグの両方に MAC アドレスが含まれる、2 つの有効なメッセージの例を次に示します。タグを無効にした例
11: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-3-BAD_REQUEST: Bad request received from device [1,6,aa:bb:11:22:33:aa]. Missing header.
上の例で、MAC アドレスは、タグではなくメッセージ フィールドの一部として出力されています。 次の例では、タグが有効になっています。 MAC アドレスがタグとメッセージの両方で重複していますが、これは許容されます。
11: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-3-BAD_REQUEST: %[mac=1,6,aa:bb:11:22:33:aa][tid=thread1][txn=mytxn123]: Bad request received from device [1,6,aa:bb:11:22:33:aa]. Missing header.
標準的なタグの 1 つ pname.orig は、メッセージの生成元の論理的なプロセス名を示すために使用されます。生成元プロセス情報を提供するアプリケーションは、必ず「"pname.orig"」タグを使用する必要があります。
このタグは、APPNAME フィールドの情報に加えて、非常に価値があります。アプリケーションによっては複数のプロセスが含まれ、それぞれがロギング メッセージを生成する場合があるためです。複数のプロセスで構成されるアプリケーションは、常に「"pname.orig"」タグを生成することを推奨します。
MESSAGE フィールドは、ロギング イベントに関する説明のメッセージを提供します。このフィールドは、1 つ以上の文字からなります。文字セットは、印刷可能な US ASCII 文字(ASCII 10 進数値 32 ~ 126)と、外国語の文字に制限されています。
印刷できない(制御)ASCII 文字は、MESSAGE フィールドでは使用できません。制御文字には、ASCII 10 進数値 0 ~ 31 と 127 が含まれます。アプリケーションが、1 つ以上の制御文字を含む CiscoLog 準拠のライブラリとメッセージ文字列を提供している場合、ロギング ライブラリでは次のことを実行する必要があります。水平タブ文字(ASCII 10 進数値 9)が見つかったら、1 つ以上の空白文字(ASCII 10 進数値 32)で置き換える必要があります。タブあたり 8 個のスペースを推奨します。これは、ほとんどの Unix および Windows プラットフォームでこれが規約になっているためです。その他の制御文字は、疑問符文字(ASCII 10 進数値 63)で置き換える必要があります。
MESSAGE フィールドの最大長は、メッセージ全体の最大長だけによって制限されます。CiscoLog メッセージの最大長は 800 オクテットを超えてはなりません。もう 1 つの実用上の制限は、TAGS フィールドの長さが大きく変化する可能性があることです。
メッセージ テキストは、メッセージに関する必要な詳細を提供する、置換可能パラメータを含むことができます。たとえば、次の例の IP アドレスは置換可能パラメータです。
11: host.cisco.com: Jun 13 2003 23:11:52.454 UTC: %BACC-3-INVALID_REQUEST: Invalid request received from device [1.22.111.222]. Missing header.
置換可能パラメータは、上の例のように、カッコ文字 "[" と "]" で囲むことを推奨します(必須ではありません)。 さらに、置換可能パラメータのメッセージ テキストと値にカッコ文字を含めないことを推奨します。 置換可能パラメータの値の中でカッコ文字を使用することが避けられない場合は、値に少なくともカッコが片方しか含まれない状態(閉じカッコなしの開きカッコなど)にならないようにしてください。 これらの推奨事項に従うことで、CiscoLog メッセージから置換可能パラメータの値をプログラムによって抽出できるようになります。 ただし、この推奨事項は、厳格な要件ではありません。
メッセージ テキストはスペル チェックする必要があります。編集上のレビューをすることを推奨します。これは、お客様が目にする可能性があるすべてのメッセージが対象となり、デバッグ メッセージも含まれます。
外国語の文字は、ASCII 10 進数値 0 ~ 126 の文字として定義されます。外国語の文字は、HOST フィールド、TAGS フィールドの値の部分、および MESSAGE フィールドでサポートされています。
外国語の文字は、Unicode 標準の UTF-8 を使用して符号化する必要があります。UTF-8 は、任意の言語に対する符号化を提供し、アプリケーションは特定の言語に対するローカルな符号化/復号化規則を知る必要がありません。実際に、メッセージを符号化するアプリケーションは、メッセージの言語すら知る必要がありません。UTF-8 では、すべての Unicode 文字を符号化できます。
UTF-8 では、US ASCII 文字が、7 ビット ASCII 規約で通常どおり符号化された場合と同じように符号化されます。そのため、CiscoLog メッセージを解釈するアプリケーションは、メッセージ全体が UTF-8 で符号化されていると仮定できます。ただし、CiscoLog メッセージを生成するアプリケーションは、その製品で外国語をサポートする必要がないことがわかっている場合、メッセージ全体を US-ASCII 7 ビット規約で符号化できます。
UTF-8 は任意の言語で文字符号化できるため、異なる言語を組み合わせることができます。たとえば、1 つの使用例として、外国語を使用しない場合に英語が生成されるメッセージにおいて、外国語のいくつかのパラメータだけを含めることが考えられます。たとえば、ユーザ認証に関する英語のメッセージでユーザ名に日本語を含めることが考えられます。同様に、任意の数の言語を CiscoLog メッセージで組み合わせることができます。
外国語を含むメッセージを活用するためには、ログ ビューアで UTF-8 を解釈できることが必要です。また、多くの場合、システムに適切な言語のフォントがインストールされていることも必要になります。US-ASCII 専用のエディタでは、UTF-8 で符号化された US-ASCII 以外の文字は文字化けして表示されますが、US-ASCII テキストはすべて表示されます。
国際対応のサポートは、ローカル ファイルに書き込まれた CiscoLog メッセージとともに容易に使用できます。ただし、syslog RFC 3164 では、現在外国語のサポートが定義されていません。そのため、syslog サーバで国際対応のメリットを享受するためには、各オクテットの 8 ビットすべてをそのまま正しくリレーまたは保存することがテスト済みのサーバ実装を使用する必要があります。これにより、外国語を使用した場合に、メッセージの UTF-8 で符号化された部分ですべての情報が保持されます。
UTF-8 では、1 つの文字が 1 つ以上のオクテットに符号化されます。CiscoLog メッセージの長さの制限は、800 オクテットと規定されています。外国語では、800 オクテットの長さの制限は 800 文字よりも短くなることがある点に注意してください。メッセージをマルチパート メッセージに分割する場合、1 つの文字に属する複数のオクテットを別々の行に分けることはできません。
CiscoLog では、メッセージ フォーマット中でバージョン情報が提供されません。フォーマットに対する拡張は、フォーマットの制限の中で行う必要があります。CiscoLog メッセージ フォーマットでは、追加のタグを定義することで拡張できます。
アプリケーションで既存のメッセージに対する変更が必要な場合、APPNAME の値により新しい空間でメッセージを再定義できます。たとえば、BACC 2.5 の場合、BACC_2_5 のようにアプリケーション名にアプリケーションのバージョンを追加できます。
事前設定されているシステム アラートは RTMT に表示されます。設定の詳細については、『Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。
システム エラー メッセージの完全なリストについては、次の URL にある『System Error Messages』ドキュメントを参照してください。
http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-communications-manager-callmanager/products-system-message-guides-list.html次に、RTMT の事前設定された CallManager アラートを示します。設定の詳細については、『Real-Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。
このアラートは、BeginThrottlingCallListBLFSubscriptions イベントが生成されたときに発生します。これは、システムの過負荷を避けるために、Cisco Unified Communications Manager が CallList BLF サブスクリプションの制御を開始したことを示します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 BeginThrottlingCallListBLFSubscriptions イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CallAttemptBlockedByPolicy イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、コール処理サーバの CPU 負荷率が、設定された時間で設定された割合を超えたときに発生します。
(注) | 管理者が対処しない場合、特に CallManager サービスで、CPU の高い使用率が原因でクラッシュするおそれがあります。また、CoreDumpFound アラートと CriticalServiceDown アラートも発行される場合があります。 CallProcessingNodeCpuPegging アラートにより、Cisco Unified Communications Manager のクラッシュを未然に防ぐことができます。 |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 プロセッサの負荷が(90%)を超えている |
時間(Duration) |
値がしきい値を 60 秒間継続的に下回った場合または超えた場合にだけアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分以内に最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CARIDSEngineCritical イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CARIDSEngineFailure イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CARSchedulerJobFailed イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、CDR Agent が Cisco Unified Communications Manager ノードから Cisco Unified Communications Manager クラスタ内の CDR リポジトリ ノードに CDR ファイルを送信できない場合に発生します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CDRAgentSendFileFailed イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、外部の課金サーバへの CDR ファイルの FTP 配信が失敗した場合に発生します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CDRFileDeliveryFailed イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、CDR ファイルの上限を超えた場合に発生します。また、このアラートは、正常に配信された CDR ファイルのいくつかが削除されたことも示します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CDRHighWaterMarkExceeded イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラームは、CDR ファイルのディスク使用率が最大ディスク割り当てを超えたときに発生します。また、このアラームは、配信不能なファイルがいくつか削除されたことも示します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CDRMaximumDiskSpaceExceeded イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CiscoElmNotConnected イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
情報(Informational) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CiscoGraceTimeLeft イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CiscoNoProvisionTimeout イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CiscoSystemInDemo イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CiscoSystemInOverage イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 CiscoSystemSecurityMismatch イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
AverageExpectedDelay カウンタは、着信メッセージを処理する現在の平均予測遅延を表します。値が Code Yellow Entry Latency サービス パラメータで指定されている値を超えた場合、CodeYellow アラームが生成されます。CodeYellow アラートは、トラブルシューティングの目的でトレース ファイルをダウンロードするように設定できます。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 Cisco CallManager CodeYellowEntry イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Trace download Parameters |
[Enable Trace Download] はオフになっている |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、アラーム番号 31 の IDSReplicationFailure アラームが発生したときにトリガーされます。このアラームは、サービスの拒否を避けるための予防的なプロシージャを呼び出します。このプロシージャはコール処理に影響を与えないので、このプロセス中に複製アラームを無視できます。
このプロシージャは、完了するまでに最大 60 分かかります。このプロシージャが完了したことを確認するには、各ノードの RTMT 複製ステータスが 2 になっていることを確認します。このプロセス中にシステムをリブートしないでください。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 アラーム番号 31 の IDSReplicationFailure アラームが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
60 分以内に最大 1 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、アラーム番号 32 の IDSReplicationFailure アラームが発生したときにトリガーされます。バックグラウンドで自動回復プロシージャが実行されるので、対処は必要ありません。
このプロシージャは、完了するまでに約 15 分かかります。このプロシージャが完了したことを確認するには、各ノードの RTMT 複製ステータスが 2 になっていることを確認します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 アラーム番号 32 の IDSReplicationFailure アラームが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
60 分以内に最大 1 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 EMCCFailedInLocalCluster イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 EMCCFailedInRemoteCluster イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、設定されている時間間隔中に報告された Quality Report Tool(QRT)の回数が、設定されている値を超えたときに生成されます。デフォルトのしきい値は、60 分以内に 0 回です。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 品質レポートの回数が最近 60 分間で 0 回を超えている |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラームは、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME サーバに接続を試行したものの、IME 分散キャッシュがアクティブでない場合に生成されます。
Cisco IME サーバの証明書がプロビジョニングされていることと、IME 分散キャッシュがアクティブ化されていることを CLI を使用して確認します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 非アクティブな IME 分散キャッシュ |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
アラート(Alert) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 リモート ILS サーバとの接続を確立できない。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
アラート(Alert) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 リモート クラスタでの ILS によるパスワード認証が失敗した。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
アラート(Alert) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 リモート クラスタで ILS への TLS 障害が発生した。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラームは、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME サーバに接続を試行したものの、IME 分散キャッシュがアクティブでない場合に生成されます。
Cisco IME サーバの証明書がプロビジョニングされていることと、IME 分散キャッシュがアクティブ化されていることを CLI を使用して確認します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 非アクティブな IME 分散キャッシュ |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、この Cisco IME サービスを使用する Cisco Unified Communications Manager サーバが、IME 分散キャッシュに対してパブリッシュされたダイヤル イン(DID)数の割り当てを超えたことを示します。アラートには、Cisco IME サーバの名前に加え、現在およびターゲットの割り当て値が含まれます。
この Cisco IME サービスを使用するすべての Cisco Unified Communications Manager サーバで DID プレフィックスが正しくプロビジョニングされていることを確認します。
プレフィックスが正しくプロビジョニングされている場合は、Cisco IME サービスの容量を超えています。サービスをもう 1 つ設定し、異なる Cisco IME サービス上の Cisco IME クライアント インスタンス(Cisco Unified Communications Manager)に DID プレフィックスを分割する必要があります。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
アラート(Alert) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 VAP 割り当て超過 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、ネットワーク品質の問題によってかなりの数の Cisco IME コールが PSTN にフェールバックされたか、コールが確立されなかったことを Cisco Unified Communications Manager が特定したときに生成されます。このアラートは次の 2 種類のイベントによってトリガーされます。
現在アクティブな多数の Cisco IME コールがすべてフォールバックを要求した、または PSTN にフォールバックされた場合。
直近の多数のコールの試行が PSTN に送信されたが、IP 上に確立されなかった場合。
このアラートを受信したときは、IP 接続を確認します。IP 接続に問題がない場合、CDR、CMR、およびファイアウォールのログを確認し、コールが PSTN にフォールバックされた理由または IP 上に確立されなかった理由を判別します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 Cisco IME リンク品質の問題 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、同一のフォールバック DID を使用する現在進行中の Cisco IME コールが多すぎて、Cisco Unified Communications Manager が処理している新しい Cisco IME コールに割り当てる DTMF ディジット シーケンスが足りないときに生成されます。新しいコールは継続しますが、音声品質が低下しても PSTN にフォールバックすることができません。
このアラームが生成された場合、このコールに関連付けるフォールバック プロファイルを確認します。Cisco Unified Communications Manager の管理でプロファイルを確認し、[相関 DTMF 番号のフォールバック番号(Fallback Number of Correlation DTMF Digits)]" "フィールドの現在の設定を調べます。このフィールドの値を 1 つ上げて、新しい値によってこれらのアラートが解消されるかどうかを確認します。一般に、このパラメータは十分大きい値にする必要があり、このプロファイルに関連付ける登録数に対して作成された Cisco IME 同時コール数が、この登録数を指数とする 10 の累乗の値よりも常にずっと低くなるようにします。たとえば、このフォールバック プロファイルに関連付けるパターンの Cisco IME 同時コール数が常に 10,000 未満である場合、この値を 5 に設定する(10 の 5 乗は 100,000)ことで、Cisco Unified Communications Manager からこのアラートが生成されなくなります。
ただし、この値を大きくすると、フォールバックに要する時間が若干長くなります。このため、[相関 DTMF 番号のフォールバック番号(Fallback Number of Correlation DTMF Digits)]" "フィールドの値は、このアラートが生成されない程度に大きい値を設定する必要があります。
DTMF ディジット フィールドの値を大きくする代わりに、異なるフォールバック DID を持つ別のフォールバック プロファイルを追加して、より少ない数の登録パターンをそのフォールバック プロファイルに関連付けることができます。この方法を使用すると、より少ない桁数を使用できます。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 フォールバック ID を割り当てることができない |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
1 分以内に最大 1 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、特定の Cisco IME クライアント インスタンス(Cisco Unified Communications Manager)の Cisco IME サービスに対する接続の全体的な健全性を示します。アラートは次の状態を示します。
0:不明。Cisco IME サービスがアクティブ化されていないことを示している可能性があります。
1:健全。Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME クライアント インスタンスのプライマリおよびバックアップ サーバ(設定されている場合)への接続を正常に確立したことを示します。
2:動作不良。Cisco IME はアクティブ化されているが、Cisco IME サーバとのハンドシェイク手順を正常に完了していないことを示します。このカウンタの値はプライマリ IME サーバとセカンダリ IME サーバの両方のハンドシェイク ステータスを反映していることに注意してください。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 VAP 接続の問題 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
60 分ごとに最大 1 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、Cisco Unified Communications Manager で設定されたユーザ名とパスワードが Cisco IME サーバで設定されたものと一致しないために、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME サーバに接続できないことを示します。
アラートには、Cisco IME サーバへの接続に使用されたユーザ名とパスワードに加え、ターゲット Cisco IME サーバの IP アドレスおよび名前が含まれます。このアラートを解決するには、Cisco IME サーバにログインし、設定されているユーザ名およびパスワードが Cisco Unified Communications Manager で設定されているユーザ名およびパスワードと一致することを確認します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
アラート(Alert) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 Cisco IME サーバへのクレデンシャルが失敗した |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 LocationOutOfResource イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
これは、Cisco Unified Communications Manager に迷惑呼が存在することを示します。迷惑呼の識別(MCID)機能が呼び出されます。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 迷惑呼トレースが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、MediaListExhausted イベントの回数が、設定されている時間間隔中に、設定されているしきい値を超えたときに発生します。このアラートは、メディア リストで定義されている使用可能なメディア リソースがすべて使用中であることを示します。デフォルトの値は、60 分以内に 0 回です。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 MediaListExhausted イベントの回数が最近 60 分間で 0 回を超えている |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、メディア ゲートウェイ コントロール プロトコル(MGCP)D チャネルがアウト オブ サービスのままである場合にトリガーされます。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 MGCP D チャネルがアウト オブ サービスである |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、NumberOfRegisteredDevicesExceeded イベントが生成されたときに発生します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 NumberOfRegisteredDevicesExceeded イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、クラスタに登録されたゲートウェイの数が、連続したポーリング間で減少したときに発生します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 登録されたゲートウェイの数が減少した |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、クラスタに登録されたゲートウェイの数が、連続したポーリング間で増加したときに発生します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 登録されたゲートウェイの数が増加した |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、クラスタに登録されたメディア デバイスの数が、連続したポーリング間で減少したときに発生します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 登録されたメディア デバイスの数が減少した |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、クラスタに登録されたメディア デバイスの数が、連続したポーリング間で増加したときに発生します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 登録されたメディア デバイスの数が増加した |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、クラスタに登録された電話機の数が、連続したポーリング間で、設定されている割合を超えて減少したときに発生します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 クラスタに登録された電話機の数が(10%)減少した |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 RecordingCallSetupFail イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 RecordingGatewayRegistrationTimeout イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 RecordingGatewayRegistrationRejected イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 RecordingGatewaySessionFailed イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
エラー(Error) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 RecordingCallSetupFail イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 RecordingGatewayRegistrationTimeout イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
示されたルート リストで使用可能なルートが見つかりませんでした。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 RouteListExhausted の回数が最近 60 分間で 0 回を超えている |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
アラート(Alert) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 ast セッションの数が 250 を超える場合。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、SDLLinkOutOfService イベントが生成されたときに発生します。このイベントは、ローカルの Cisco Unified Communications Manager がリモートの Cisco Unified Communications Manager と通信できないことを示します。通常、このイベントは、ネットワーク エラーまたはリモート Cisco Unified Communications Manager が実行されていないことを示します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 SDLLinkOutOfService イベントが生成された |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME サーバへの TCP 接続を確立できないときに発生します。このアラートは一般に、Cisco IME サーバの IP アドレスとポートが Cisco Unified CM の管理ページで正しく設定されていない場合か、イントラネット接続の問題が存在するために接続が確立されない場合に発生します。
アラートの Cisco IME サーバの IP アドレスとポートが有効であることを確認します。問題が解決しない場合は、Cisco Unified Communications Manager サーバと Cisco IME サーバ間の接続をテストします。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
クリティカル(Critical) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 Cisco IME サーバへの接続に失敗した |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラートは、Cisco IME サービスによって提示された証明書の期限が切れていたか、証明書が Cisco Unified Communications Manager CTL になかったために、Cisco IME サービスへの TLS 接続を確立できなかったときに発生します。
Cisco IME サービス証明書が Cisco Unified Communications Manager に設定されていることを確認します。
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
アラート(Alert) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 Cisco IME サービスへの TLS 障害が発生した |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
値 |
デフォルト設定 |
---|---|
Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
警告 |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 UserInputFailure イベントが生成された。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
30 分ごとに最大 3 回のアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
緊急レベルのアラームはゼロ(0)で表され、システムまたはサービスが使用できないことを意味します。通常、このアラームはプラットフォームの障害を示します。次に例を示します。
Cisco DirSymc アプリケーションを正常に起動できませんでした。アプリケーションの起動中にエラーが発生しました。
プライマリ ファイル パスが有効であり、対応するドライブに十分なディスク領域があることを確認します。また、このパスにデフォルトのログ ファイル パスと同等のセキュリティ権限があることも確認します。
実行可能ファイルの開始が試行されていますが、サービス制御マネージャでサービスとして設定されていないため、開始できません。サービス名は %s です。サービスがインストールされていません。
アラートレベルのアラームは 1 で表され、早急な対処が必要です。システム エラーが発生しており、復旧のためには手動による操作が必要です。次に例を示します。
Cisco Unified Operating System にアクセスし Certificate Management に進むことで、期限切れになろうとしている証明書を再生成します。証明書が CA によって発行されている場合は、CSR を生成し、CSR を CA に送信して、CA から新しい証明書を入手し、Cisco Unified CM にアップロードします。
このアラームは、CMI サービス パラメータを無効な値で設定するか、シリアル ポートから無効なハンドル値が返されることでトリガーされる、他のアラームに常に関連付けられます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
kCMIException から名前が変更されました。 |
Cisco Unified Communications Manager システムの初期化にかかる時間が、System Initialization Timer サービス パラメータで指定された値の許容時間よりも長くかかっています。このため、システムは自動的に再起動され、初期化が再試行されます。初期化が失敗した理由には、データベース エラー、システムに追加された大量の新しいデバイス、またはその他のいくつかの潜在的原因が考えられます。Cisco Unified Communications Manager の初期化に必要な時間が、Cisco CallManager サービス パラメータの System Initialization Timer で許容される時間を超えています。システム サイズの増加が、このエラーの原因である可能性があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
Cisco Unified Communications Manager Overall Initialization Time(分単位) [Int]
Cisco Unified CM の管理ページのサービス パラメータ設定ウィンドウで、Cisco CallManager サービス パラメータの System Initialization Timer の値を増加してみます。RTMT を使用してシステム内のデバイス数とユーザ数を確認し、その数が正確であるかどうかを評価します。Cisco Unified CM の管理ページのサービス パラメータ設定ウィンドウで、Cisco CallManager サービス パラメータの System Initialization Timer の値を増加してみます。System Initialization Timer サービス パラメータの時間を増やしてもこの問題が解決しない場合、シスコ テクニカル アシスタンス センター(TAC)にお問い合わせください。
データベースからの設定変更通知を処理するためのリソースを割り当てることができませんでした。通常、リソース不足などのシステム問題が発生した場合にメモリ不足を示します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigThreadChangeNotifyServerInstanceFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「アラート」に変更されました。 |
RTMT を使用してシステム メモリのリソースおよび消費量をモニタし、システム リソース量の減少の原因と考えられるシステム問題を修正します。
データベースからの設定変更通知を処理するためのリソースを割り当てることができませんでした。通常、リソース不足などのシステム問題が発生した場合にメモリ不足を示します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigThreadChangeNotifyServerSingleFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「アラート」に変更されました。 |
RTMT を使用してシステム メモリのリソースおよび消費量をモニタし、システム リソース量の減少の原因と考えられるシステム問題を修正します。
データベースからの設定変更通知の受信を開始できませんでした。通常、リソース不足などのシステム問題が発生した場合にメモリ不足を示します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigThreadChangeNotifyServerStartFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「アラート」に変更されました。 |
RTMT を使用してシステム メモリのリソースおよび消費量をモニタし、システム リソース量の減少の原因と考えられるシステム問題を修正します。
クラスタ内の 1 台以上の Unified CM ノードで異なるバージョンの Cisco CallManager が動作しています。
このアラームは、ソフトウェアのバージョンが一致しないためにローカルの Unified CM がリモートの Unified CM との通信を確立できないことを示します。このアラームは一般的に、Unified CM ノードのアップグレード中に通常発生します。
Remote Application Link Protocol Version(String)
このアラームの詳細には、ローカルおよびリモートの Unified CM ノードのバージョンが含まれています。バージョンを比較し、必要に応じてノードをアップグレードします。
値 |
定義(Definition) |
---|---|
100 |
CallManager |
200 |
CTIManager |
新しいスレッドの作成に失敗しました。Reason 文字列で、エラーの発生場所を確認します。通常、メモリ リソース不足などのシステム問題が発生した場合に起こります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kCreateThreadFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「アラート」に変更されました。 |
RTMT を使用してシステム メモリのリソースおよび消費量をモニタし、システム リソース量の減少の原因と考えられるシステム問題を修正します。
データベース アクティビティの実行中にエラーが発生しました。重大なデータベース層インターフェイス エラーが発生しました。このエラーの原因には、データベースが到達不能または停止していることや、DNS エラーが考えられます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「アラート」に変更されました。 |
Cisco Unified Reporting ツールで提供されるシステム レポート(具体的には Cisco Unified CM データベース ステータス レポート)を確認し、異常なアクティビティがないかどうかを調べます。データベースを実行しているサーバへのネットワーク接続を確認します。システムで DNS を使用する場合、DNS 設定を確認してエラーがないかどうかを調べます。
Unified CM で設定されているユーザ名またはパスワードが、IME サーバで設定されているものに一致しないため、IME サーバへの接続を完了できませんでした。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
このリリースで新たに追加されたアラームです。 |
このアラームには、IME サーバに接続するために使用されたユーザ名およびパスワードと、ターゲット IME サーバの IP アドレスおよびその名前が格納されています。IME サーバにログインし、そこで設定されているユーザ名とパスワードが Unified CM で設定されているものに一致することを確認します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
kMemAllocFailed から名前が変更されました。 重大度がアラートに変更されました。 推奨処置が変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。ネットワーク接続と SQL サーバ サービスの動作を確認します。
CMI サービス パラメータ Parity の設定が無効です。
ボイス メッセージング システムに接続するために CMI が使用するシリアル ポートに設定されているパリティが無効です。値の検証が行われない AXL または CLI コマンドを使ってパリティ値が更新された可能性があります。このため、この値は、Cisco Unified CM の管理ページのサービス パラメータ設定ウィンドウで設定することを推奨します。これにより、値がこのフィールドの値の許容範囲に収まっていることが確認されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
kParityConfigurationError から名前が変更されました。 |
Cisco Messaging Interface サービス パラメータ Parity に有効な(許容される)値が設定されていることを確認します。
CMI がシリアル ポートを開こうとしたときに、オペレーティング システムがエラーを返しました。
CMI を実行しているシステムでは、ボイス メッセージング システムに接続するために使用するシリアル ポートは常に USB0 であり、その値は Cisco Messaging Interface サービス パラメータ Serial Port で設定されます。値の検証が行われない AXL または CLI コマンドを使って Serial Port の値が更新された可能性があります。Serial Port サービス パラメータの値が USB0 以外に設定されている場合、CMI はこのアラームをトリガーします。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
kSerialPortOpeningError から名前が変更されました。 |
Cisco Messaging Interface サービス パラメータ Serial Port に USB0 が設定されていることを確認します。また、ケーブルが USB0 ポートにしっかりと接続されていることを物理的に確認します。
新しい設定のためにトレース ログまたはアラーム サブシステムの更新に失敗しました。このアラームは通常、システム リソース不足、またはトレース ログまたはアラーム サブシステムによるデータベース アクセスの失敗を示します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「重要」から「アラート」に変更されました。 |
7.0(1) |
kSDIControlLayerFailed から名前が変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、TFTP サービスと Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性のあるエラーを検索します。データベース サーバが実行されていることと、Cisco Database Layer Monitor サービスが問題なく実行されていることを確認します。このアラームが解消されない場合は、TFTP サービスとデータベースのトレース ファイルを用意して、TAC までお問い合わせください。
リモート アプリケーションへの SDL リンクがアウト オブ サービスです。このアラームは、ローカルの Unified CM でリモートの Unified CM との通信が失われたことを示します。通常、このアラームは、ノードがアウト オブ サービスになったことを示します(メンテナンス目的や新しい負荷をインストールするためなどに意図的に状態を変更したか、サービス障害または接続障害によって意図せず状態が変化)。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「アラート」に変更されました。 |
Remote IP address of remote application [String] Unique Link ID.[String] Local node ID [UInt] Local Application ID.[Enum]RemoteNodeID [UInt] Remote application ID.[Enum]
Cisco Unified Reporting ツールで、CM Cluster Overview レポートを実行し、すべてのサーバがパブリッシャと通信できることを確認します。また、CallManager の障害を示す何らかのアラームが発生していないかどうかを確認し、障害がある場合は適切な処置を実施します。ノードを意図的にアウト オブ サービスにした場合は、ノードをイン サービスに戻します。
コード(Code) |
理由(Reason) |
---|---|
100 |
CallManager |
200 |
[CTI] |
ファイル要求を受信するためのネットワーク接続を開けませんでした。このアラームは通常、TFTP サービスがネットワーク接続を開くために使用する IP アドレスが無効である場合に発生します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kSocketError から名前が変更されました。 |
TFTP サービス パラメータ(TFTP IP アドレス)が TFTP 経由でファイルを提供するために使用する NIC の IP アドレスを正しく指定しているかどうかを確認します。詳細については、(拡張)TFTP IP アドレス サービス パラメータのヘルプを参照してください。問題が解決しない場合は、Cisco Unified Serviceability に移動し、[Trace Configuration] ウィンドウで TFTP サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にして、シスコ テクニカル アシスタンス センター(TAC)までお問い合わせください。
Cisco Messaging Interface サービス パラメータ Stop Bits の設定が無効です。
ボイス メッセージング システムに接続するために CMI が使用するシリアル ポートに、無効なストップ ビットが設定されています。値の検証が行われない AXL または CLI コマンドを使って Stop Bits の値が更新された可能性があります。このため、この値は、Cisco Unified CM の管理ページのサービス パラメータ設定ウィンドウで設定することを推奨します。これにより、値がこのフィールドの値の許容範囲に収まっていることが確認されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
kStopBitConfigurationError から名前が変更されました。 |
Cisco Messaging Interface サービス パラメータ Stop Bits に有効な(許容される)値が設定されていることを確認します。
ファイル要求を受信するためのネットワーク バッファのサイズを増加できませんでした。通常、リソース不足などのシステム問題が発生した場合にメモリ不足を示します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kTFTPServerListenSetSockOptFailed から名前が変更されました。 |
RTMT を使用してシステム メモリのリソースおよび消費量をモニタし、システム リソース量の減少の原因と考えられるシステム問題を修正します。
ファイル要求の受信に使用するネットワーク ポートに接続できません。このアラームは通常、ネットワーク ポートがシステム上の他のアプリケーションで使用されている場合、または TFTP サーバの前回の実行時にネットワーク ポートが正常に閉じられなかった場合に発生します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kTFTPServerListenBindFailed から名前が変更されました。 |
ポートが他のアプリケーションで使用されていないことを確認します。TFTP サーバを停止した後、TFTP サーバのコマンドライン インターフェイス(CLI)で、show network status listen というコマンドを実行します。このアラームで指定されたポート番号がこの CLI コマンド出力に表示された場合、このポートは使用されています。Cisco Unified Communications Manager システムを再起動すると、ポートを開放できることがあります。問題が解決しない場合は、Cisco Unified Serviceability に移動し、[Trace Configuration] ウィンドウで TFTP サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にして、シスコ テクニカル アシスタンス センター(TAC)までお問い合わせください。
IME サーバによって提示された証明書に問題があったため、IME サーバへの TLS 接続を確立できませんでした(たとえば、証明書が Unified CM CTL にない場合や、CTL にあっても有効期限が切れている場合)。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
このリリースで新たに追加されたアラームです。 |
ファイル要求の受信に使用するネットワーク ポートに接続できません。このアラームは通常、ネットワーク ポートがシステム上の他のアプリケーションで使用されている場合、または TVS サーバの前回の実行時にネットワーク ポートが正常に閉じられなかった場合に発生します。
ポートが他のアプリケーションで使用されていないことを確認します。TVS サーバを停止した後、TVS サーバのコマンドライン インターフェイス(CLI)で、show network status listen コマンドを実行します。このアラームで指定されたポート番号がこの CLI コマンド出力に表示された場合、このポートは使用されています。Cisco Unified Communications Manager システムを再起動すると、ポートを開放できることがあります。問題が解決しない場合は、Cisco Unified Serviceability に移動し、[Trace Configuration] ウィンドウで TVS サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にして、シスコ テクニカル アシスタンス センター(TAC)までお問い合わせください。
ファイル要求を受信するためのネットワーク バッファのサイズを増加できませんでした。通常、リソース不足などのシステム問題が発生した場合にメモリ不足を示します。
RTMT を使用してシステム メモリのリソースおよび消費量をモニタし、システム リソース量の減少の原因と考えられるシステム問題を修正します。
CMI サービスは、起動時に CMI サービス パラメータを DB から読み込もうとします。その際に不明なエラーが発生すると、CMI からこのアラームがトリガーされます。
ボイスメール DN が無効なため、CMI は Cisco Unified Communications Manager に登録できません。このアラームは、Cisco Messaging Interface サービス パラメータ Voice Mail DN が空か、数字(0 ~ 9)以外の無効な文字が含まれている場合に発生します。値の検証が行われない AXL または CLI コマンドを通じて Voice Mail DN の値が更新された可能性があります。このため、この値は、Cisco Unified CM の管理ページのサービス パラメータ設定ウィンドウで設定することを推奨します。これにより、値がこのフィールドの値の許容範囲に収まっていることが確認されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
kVMDNConfigurationError から名前が変更されました。 |
重要レベルのアラームは 2 で表され、早急な対処が必要になる場合もあります。自動回復が見込まれますが、状況をモニタしてください。
このアラームはアラートレベルのアラームと同様に動作しますが、必ずしもすぐに対処が必要なわけではありません。システムに影響を与えるサービスに障害が発生しましたが、ユーザが介入することなく回復しています。次に例を示します。
B チャネルがアウト オブ サービスです。このアラームによって示された B チャネルはアウト オブ サービスになっています。B チャネルがアウト オブ サービスになる一般的な理由には、次のようなものがあります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度がエラーから重要に変更されました。 |
Unique channel Id [String] Device Name.[String] Reason.[Enum]Channel Id.[UInt]
Cisco Unified CM 拡張サービス パラメータを確認します。[B チャネル メンテナンス ステータス(B-channel Maintenance Status)] を変更して、B チャネルが意図的にアウト オブ サービスにされているかどうかを確認します。PRI サービス メッセージの Q.931 トレースを確認して、公衆網プロバイダーによって B チャネルがアウト オブ サービスにされているかどうかを判定します。MGCP ゲートウェイをリセットします。イーサネット ポート上の速度とデュプレックスの設定を確認します。
Cisco Unified Communications システムの内部的な障害を示します。サービスを再起動して障害をクリアする必要があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「重要」に変更されました。 |
Additional Text [Optional] [String] Host name of hosting node.[String] IP address of hosting node.[String] Reason code.[Enum]
その他のエラーをモニタし、必要に応じて Cisco CallManager サービスを再起動します。このアラームが解消されない場合は既存のトレース ファイルを収集します。
ccmCallManagerAlarmEnable に含まれます。詳細については、「CISCO-CCM-MIB」を参照してください。
コード(Code) |
理由(Reason) |
---|---|
1 |
Unknown:Unified CM は不明な理由でエラーになりました。 |
2 |
HeartBeatStopped:ハートビート間隔の後、内部的なハートビートが停止しました。 |
3 |
RouterThreadDied:内部のスレッドがエラーになりました。 |
4 |
TimerThreadDied:内部のスレッドがエラーになりました。 |
5 |
CriticalThreadDied:内部のスレッドがエラーになりました。 |
証明書が 7 日以内で期限切れになります。証明書を再生成または再インポートします。このアラームを生成するサービスの名前は、Cisco Certificate Expiry Monitor です。このアラームは、システムによって生成された証明書またはシステムにアップロードされた証明書が期限切れになる場合に生成されます。Cisco Unified CM では、Tomcat(Web サーバ)、CallManager、IPSEc、および Directory の証明書を使用します。各証明書の詳細については、セキュリティ ガイドを参照してください。証明書が Cisco Unified CM によって生成された場合、自己署名証明書のデフォルトの有効期限は 5 年間です。証明書が CA によって署名されている場合、証明書の有効性は、証明書の発行の際に CA が設定した有効期限によって決まります。証明書の期限が近づくと、「"Cisco Certificate Expiry Monitor"」サービスによってアラームが生成されます。アラームの重大度は、証明書が期限切れになるまでの残り時間によって決まります。
システムの動作への影響は、期限切れになった証明書によって異なります。この情報は、アラームに含まれます。Tomcat の証明書が期限切れになった場合、Cisco Unified CM Web ページに接続中に、証明書が期限切れになったことを示すエラーがブラウザに表示されます。ただし、この警告を無視して Cisco Unified CM ページへの接続を続行できます。
Directory-trust の場合、Cisco Unified CM にアップロードされたディレクトリ信頼証明書が期限切れになると、Cisco Unified CM は外部 LDAP サーバとの SSL 接続を確立できないことがあります。システム全体の影響として、Cisco Unified CM と他の外部サーバ間の SSL 接続ができなくなります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
エラー メッセージが追加されました。 |
CUOS ページにログインします。 の順に移動し、(アラーム内の情報に基づいて)期限切れになった証明書を再生成します。これにより、新しい有効期限を持つ新しい自己署名証明書が生成されます。証明書が CA によって署名されている場合、新しい CSR を生成して CA に送信し、CA が署名した証明書を取得して新しい証明書をアップロードします。
Cisco Unified Operating System にアクセスし Certificate Management に進むことで、期限切れになろうとしている証明書を再生成します。証明書が CA によって発行されている場合は、CSR を生成し、CSR を CA に送信して、CA から新しい証明書を入手し、Cisco Unified CM にアップロードします。
CDR ファイルのディスク使用率が最大ディスク割り当てを超えました。ディスク使用率を下げるために、いくつかの配信不能なファイルが削除された可能性があります。CDR ファイルのディスク使用率は、割り当てられた最大ディスク領域を超えています。CDRM は、ディスク使用率を上限未満まで下げるために、外部の課金サーバにまだ送信されていない CDR ファイルをいくつか削除した可能性があります。配信不能なファイルを削除するかどうかは、CDRM 設定ページでの deletionDisable フラグの設定方法によって決まります。E メール アラートが管理者に送信されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
ファシリティとサブファシリティが変更されました。ルーティング リストが追加され、Data Collector が Alert Manager に変更されました。 |
Unified CM は Code Red 状態になり、再起動します。
Unified CM は長期間 Code Yellow 状態になっており、それ自身で回復できる可能性がほとんどありません。Cisco CallManager サービスは自動的に再起動し、Code Yellow 状態の原因になっている状況をクリアしようとします。システムが Code Yellow 状態のままになる期間は、Code Yellow Duration サービス パラメータで設定できます。このパラメータの期間を 99999 に設定すると、Code Red 状態は発生しません。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「重要」に変更されました。 |
Expected Average Delay [UInt] Entry Latency [UInt] Exit Latency [UInt] Sample Size [UInt] Code Yellow Duration [UInt] Number of Calls Rejected Due to Call Throttling [UInt] Total Code Yellow Entry [UInt] Total Code Yellow Exit [UInt]
CodeYellowEntry アラームで定義されている推奨処置の手順を試みるべきでした。まだ試みていない場合は、システムがオンラインになった後で試みます。唯一の動作は自動的に実行される再起動だけであるため、Code Red に対する他の処置はありません。
着信コール処理で許容できないほど大きな遅延が発生したため、CallManager はコール制御を開始しました。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「重要」に変更されました。 |
Expected Average Delay [UInt] Entry Latency [UInt] Exit Latency [UInt] Sample Size [UInt] Total Code Yellow Entry [UInt]
Code Yellow 状態になる根本的な原因は、一般にメモリの問題や高い CPU 使用率です。ディスクの不良も原因になる可能性があります。また、トレース レベルの設定によっては、CPU を大量に消費します(特に、Cisco Unified Serviceability の [SDL Trace Configuration] ウィンドウで [Enable SDL TCP Event Trace] チェックボックスをオンにしている場合)。これらの領域を確認し、Code Yellow 状態から回復するよう試みます。また、CLI からトレース ディレクトリに対して File Fragmentation コマンドを実行し、ハードディスクのフラグメンテーションの進み具合を確認することもできます。状況をモニタし、既存のトレース ファイルを収集します。組織で予想される妥当な時間内に CodeYellowExit アラームが発行されない場合や、システムが頻繁に Code Yellow 状態になる場合は、TAC に問い合わせ、収集したトレース情報を渡します。
新しいコア ダンプ ファイルがシステム内で見つかりました。コンポーネントの 1 つがクラッシュし、コア ダンプが生成されました。admin CLI または RTMT を使用してバックトレースを取得します。
TotalCoresFound [String] CoreDetails [String] Core1 [String] Core2 [String] Core3 [String] Core4 [String] Core5 [String] Core6 [String]
この重大な内部エラーは、シスコ テクニカル アシスタンス センター(TAC)で調査する必要があります。TAC に連絡する前に、CCM サーバの CLI にログインし、「"active analyze core file name"」コマンドを実行して、コア ダンプのバックトレースを生成します。コア ファイル名は、アラートの詳細に格納されています。analyze コマンドを実行した後、CLI コマンド「"file get activelog analyze"」または RTMT の [トレースの収集(Collect Traces)]" "オプションを使用してバックトレースを収集します。これらのバックトレースをシスコ TAC に送付し、詳細な解析を依頼します。
D チャネルがアウト オブ サービスです。このアラームによって示された D チャネルはアウト オブ サービスになっています。D チャネルがアウト オブ サービスになる一般的な理由は次のようなものがあります。T1/E1/BRI ケーブル接続の切断。内部または外部の問題によるゲートウェイ データ リンク(レイヤ 2)の切断。ゲートウェイのリセット。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「重要」に変更されました。 |
Channel Id.[UInt] Unique channel Id [String] Device Name.[String] Device IP address [String] Reason.[Enum]
T1/E1/BRI ケーブルの接続を確認します。ゲートウェイをリセットしてレイヤ 2 の接続を復元します。ゲートウェイのリセットが意図的であったかどうかを調査します。リセットが意図的ではなかった場合、Cisco Unified CM Administration のゲートウェイ設定のウィンドウとゲートウェイ端末へのアクセスを制限する処置を行います。
このアラームは、ローカル インターフェイスとスイッチ インターフェイス間でデュプレックスが一致しない場合に Cisco CDP によって生成されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.1 |
DUPLEX_MISMATCH が CDPAlarmCatalog に追加されました。 |
ローカル インターフェイスおよびスイッチ インターフェイスでデュプレックス設定が自動二重または全二重に設定されていることを確認します。
変更通知クライアントがビジー状態です(ブロックされています)。変更通知クライアントが 10 分間ブロックされ続けると、システムによってブロックが自動的にクリアされ、変更通知が正常に再開します。データベースに加えられた変更は、いずれの受信者からも使用されません。このエラーは、必ずしも問題になるわけではありません。ただし、変更通知クライアントが 10 分間ブロックされ続けると、ブロックされているクライアントを除くすべてのクライアントのブロックがシステムによって自動的にクリアされます。これにより、その他のすべてのクライアントの変更通知が正常に再開します。ブロックされているクライアントをクリアするには、サーバを再起動する必要があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「重要」に変更されました。 |
データベース サーバのコマンドライン インターフェイス(CLI)で、次のコマンドを実行します。
ブロックに関する情報が、CLI コマンド出力に表示されます。Cisco Unified Serviceability を使用して、アラームで示されたサーバを再起動します。トレースを収集して調査し、クライアントがブロックされていた時間内に異常なアクティビティがなかったかどうかを調べることも推奨します。Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性がある変更を検索します。
ログ パーティションの使用済みディスク領域のパーセンテージが、設定されている上限を超えています。ログ パーティションの使用済みディスク領域のパーセンテージが、設定されている下限を下回るまで、いくつかのコア ファイルまたはトレース ファイル(場合によっては両方)がパージされます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「重要」に変更されました。 |
RTMT にログインし、Alert Central で、LogPartitionHighWaterMarkExceeded アラートに設定されているしきい値を確認します。設定されている値が、意図せずデフォルトのしきい値よりも小さい値に設定されている場合は、値をデフォルトに変更します。
最初のアラートを受信した後 30 分間このアラートを受信し続ける場合は、RTMT の [ディスク使用率(Disk Usage)]" "タブで共通パーティションのディスク使用率を確認します。このタブに表示されているディスク使用率が LogPartitionLowWaterMarkExceeded アラート設定で設定されている値よりも大きい場合は、TAC に問い合わせ、共通パーティションのディスク使用率が高い原因をトラブルシューティングします。
Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)ノードでの最大同時接続数に到達しました。これは内部的に設定された値であり、これを超えると、Unified CM は、コール数を内部的なしきい値未満にするために、コールの制御を開始します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「エラー」から「重要」に変更されました。 |
リアルタイム モニタリング ツールで、Cisco CallManager オブジェクトの CallsActive カウンタのコール数が異常に多くなっていないか確認します。内部メカニズムにより、この状態を修正しようと試みられます。このアラームが継続的に発生する場合は、既存の SDL および CCM トレース ファイルを収集し、Cisco Unified CM Serviceability の CM Services トレース コレクションが Detailed レベルになっていることを確認します。
MGCP ゲートウェイで Cisco Unified Communications Manager(Cisco Unified CM)との通信が失われました。このアラームは次のような場合に発生する可能性があります。Cisco Unified CM がゲートウェイから RSIP グレースフル/強制などの MGCP 登録解除信号を受信した場合、Cisco Unified CM が、ゲートウェイから MGCP KeepAlive 信号を受信しない場合、MGCP ゲートウェイが、Cisco Unified CM によって送信された MGCP コマンドに 3 回応答しない場合、Cisco Unified CM と MGCP ゲートウェイ間のイーサネット ポートで、速度とデュプレックスが一致しない場合、ゲートウェイがリセットされた場合。
Cisco Unified CM との通信の復元を試行するために MGCP ゲートウェイをリセットします。次に、イーサネット ポート上の速度とデュプレックスの設定を確認します。ゲートウェイの不要なリセットが原因で通信が切断された場合、権限のない人が Cisco Unified CM の管理ページまたはゲートウェイ端末からゲートウェイをリセットできないようにするために予防策を取ります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
Cisco Unified Communications Manager の IP アドレスが設定されており、IP バージョンのループバック アドレスとして設定されていないことを確認します。IP 設定が正しい場合は、SDL と SDI のトレースを収集し、TAC にお問い合わせください。
このアラームは、Unified CM が IME サーバへの TCP 接続を確立できない場合に発生します。一般に、IME サーバの IP アドレスとポートの設定が正しくないか、イントラネット接続の問題により接続が確立できない場合に発生します。
アラームに含まれている IME サーバの IP アドレスとポートが正しいことを確認します。正しい場合は、ネットワーク接続の問題が原因である可能性があります。Unified CM サーバと IME サーバの間の接続をテストします。
Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)の内部タイミング メカニズムの確認が、許容可能な範囲を超えて低速になりました。これは、一般に、システムの負荷が高いか内部的な異常を示します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「警告」から「重要」に変更されました。 |
このアラームがほぼ同じ日や同じ時刻に発生する場合や、発生頻度が徐々に高くなっている場合は、リアルタイム モニタリング ツールですべてのシステム パフォーマンス データを収集するとともに、このアラームが発生する直前の 30 分間のすべてのトレース情報を収集し、TAC にお問い合わせください。
エラーレベルのアラームは 3 で表されます。このアラームの場合、重要なデバイスまたはサブシステムを調査し、すぐに対処が必要かどうかを判断する必要があります。ただし、このエラーにより、必ずしもサービスが機能を継続できなくなるわけではなく、システム障害も起こりません。このエラーと関連が深いのはデバイスまたはサブシステムです。
ANN デバイス リカバリの作成に失敗しました。おそらくメモリ不足が原因で、ANN デバイス リカバリ クラスの作成に失敗しました。エラー コードがゼロでない場合、エラーの原因を特定するのに役立つことがあります。アナウンス デバイスは使用できません。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
8.0(1) |
ルーティング リスト要素とパラメータが追加されました。 |
Cisco Unified Communications Manager が、ポリシー デシジョン ポイント(PDP)からのルーティング応答待ちでタイムアウトしました。Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)が、Cisco CallManager サービス パラメータ Call Intercept Routing Request Timer か、Cisco Unified CM の管理ページにあるコールの代行受信のプロファイル設定ウィンドウで指定した時間内に、ポリシー デシジョン ポイント(PDP)からのコール ルーティング応答を受信しませんでした。
PDP がイン サービスで正常に機能していることを確認します。PDP が過負荷になっていないことを確認します。過負荷になっている場合は、以下の推奨事項のいずれかまたはすべてに従い、PDP の負荷を減らすための適切な処置を実施します。
PDP を追加し、Cisco Unified CM の管理ページにある [コール ルーティング(Call Routing)] メニューの各種設定ページで、追加のコール代行受信プロファイルとコール代行受信トリガー ポイントを使用して Unified CM をプロビジョニングすることを検討します。
コール代行受信プロファイルごとにポリシー サーバのペアをプロビジョニングし、ロード バランシングをイネーブルにします。
または
展開されている PDP サーバが、Cisco Enterprise Policy Manager(CEPM)または展開したサードパーティ製 PDP ソリューションで指定されているハードウェア要件を満たしているかそれを上回っていることを確認します。必要に応じて、この PDP に対する Cisco CallManager サービス パラメータ Call Intercept Routing Request Timer または Call Intercept Profile の値を増やします。
CDR または CMR の不正なフラット ファイルが、CAR データベースへの CDR のロード中に見つかりました。このファイルは、破損している可能性があります。ただし、CAR ローダは、不正なレコードをスキップし、正常なレコードを CAR データベースにロードできます。このアラームを生成するサービスの名前は、CAR Loader(DailyCdrLoad)ジョブです。このジョブは、Cisco CAR Scheduler サービスに含まれます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
既存のパラメータが追加されました。 |
7.0(1) |
エラー メッセージが追加されました。 |
cdr_repository フォルダから不正なファイルを探し、原因および概要から得られる情報に基づいて問題となるレコードを確認します。できるだけ早く、このファイル内で見つかった不正なレコードに関連付けられている SDI および SDL トレースを収集します。CAR Scheduler トレースを収集および確認して、詳細情報を取得します。
CAR でスケジュールされたジョブが失敗しました。事前生成済みの日単位、週単位、月単位、月単位課金のレポート ジョブなど、CAR でスケジュールされた通常のジョブが失敗しました。特定の CAR スケジューラ ジョブが失敗し、正常に実行できません。このエラーにより、CAR 機能に大きな影響が生じることはありません。事前生成済みの CAR レポートの場合、このエラーのために特定のレポートが実行できなくなり、CAR レポートの消失につながります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
既存のパラメータが追加されました。 |
7.0(1) |
エラー メッセージが追加されました。 |
CDR 分析とレポート(CAR)でスケジュールされた重要なジョブが失敗しました。このジョブは、PopulateSchedules、DailyCdrLoad、TaskMonitor、または DatabaseMaintenance です。特定の CAR スケジューラ ジョブが失敗し、正常に実行できませんでした。このエラーにより、CAR 機能に大きな影響が生じる可能性があります。
PopulateSchedules ジョブが失敗した場合、CAR スケジューラは、ジョブがその日に実行されるようにスケジュール設定できません。このため、一部またはすべての CAR スケジューラ ジョブを開始できません。
DailyCdrLoad ジョブが失敗した場合、CAR ローダは、CDR/CMR レコードを CDR/CMR フラット ファイルから CAR データベースにロードできません。このため、実行中の CAR レポートでレコードが検出され、未処理の CDR/CMR フラット ファイルが蓄積されます。
TaskMonitor ジョブが失敗した場合、CAR スケジューラは、日々の DB IDS メモリ クリーンアップ タスクを実行できません。このため、DB 共有メモリの使用率が高くなります。
DatabaseMaintenance ジョブが失敗した場合、CAR スケジューラは、データベース最適化メンテナンスによる日々の統計更新プロシージャを実行できません。このため、CAR データベースは運用に合わせて最適化されなくなります。
このアラームを生成するサービスの名前は、CAR Scheduler サービスです。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
ルーティング リストが Data Collector から Alert Manager に変更され、既存のパラメータが追加されました。 |
7.0(1) |
エラー メッセージが追加されました。 |
CCD Requesting Service IP Reachable Duration タイムアウトが発生しました。
CCD 要求サービスは、IP を通じて学習したパターンに到達できなくなったことを検出しました。このフォワードから学習したすべてのパターンは、IP では到達不能と見なされ、IP が再度到達可能になるまで学習したパターンへのコールがルーティングされ続けるようにするために、学習したパターンへのすべてのコールは PSTN を通じてルーティングされます。PSTN フェールオーバーがタイムアウトするまでは、一定の期間 PSTN を通じてコールがルーティングされます。
学習したパターンが IP を通じて到達不能である場合、Unified CM は代わりに PSTN を通じてコールをルーティングします。コールは、内部的に制御された期間の間 PSTN を通じてルーティングされます。このアラームが発生した場合、PSTN フェールオーバー期間が満了し、学習したパターンへのコールがルーティングできなくなります。学習したすべてのパターンは Unified CM からパージされます。
ネットワークのトラブルシューティングを行い、IP 接続を復旧します。IP 接続が復旧した後、Unified CM は自動的にホステッド DN パターンを再学習し、学習したパターンへのコールが IP を通じてルーティングされます。
タイムアウトまたはその他の原因のため、CDR Agent が CDR ファイルを CCM ノードから CCM クラスタ内の CDR Repository ノードに送信できません。E メール アラートが管理者に送信されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
Data Collector ルーティング リスト要素は Alert Manager に変更されました。 |
ネットワーク リンク ステータスを確認します。
CDR Repository ノード(クラスタ内の最初のノード)が動作しているかどうかを確認します。
CDR Repository Manager が最初のノードでアクティブになっているかどうかを確認します。
で、CDRM 設定を確認します。
エラーが発生した特定のノードで、CDR Agent トレースを確認します。
CDR Repository Manager トレースを確認します。
パブリッシャがアップグレードされているかどうかを確認します。CDRAgentSendFileFailureContinues アラームが表示されなくなったら、状況が解決されたことになります。
CDR Agent が、CDR ファイルを CCM ノードから CDR Repository ノードに再試行で送信できません。CDR Agent は、最初の送信失敗後の再試行で CDR ファイルを CCM ノードからクラスタ内の CDR Repository ノードに送信できません。
クラスタ外の課金サーバへの CDR ファイルの FTP 配信が、タイムアウトまたはその他の原因で失敗しました。E メール アラートが管理者に送信されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
Data Collector ルーティング リスト要素は Alert Manager に変更されました。 |
おそらくメモリ不足が原因で、CFB デバイス の開始に失敗しました。エラー コードがゼロでない場合、エラーの原因を特定するのに役立つことがあります。会議ブリッジ デバイスは使用できません。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
ルーティング リスト要素とパラメータが追加されました。 |
Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)デーモンの実行が停止されました。設定エラーまたはクラッシュが原因で、DHCP デーモンを起動できません。
アプリケーション ログでエラーがないかどうかを確認し、設定を修正します。前の手順でエラーが見つからなかった場合、アプリケーションの再起動が必要になることもあります。
LDAP サーバがオンラインになっているかどうかを確認します。SSL を使用する場合、必要な証明書がローカルの CM サーバで使用できることを確認してください。アプリケーションは自動的に再試行されます。
ローカルの CallManager データベースが正常に機能しているかどうかを確認します。失敗した同期プロセスは、次の予定時刻に再開されます。
ClusterMgr メッセージの整合性チェックでエラーが発生しました。ClusterMgr は、メッセージの整合性チェックに失敗したメッセージを受信しました。これは、クラスタ内の別のノードが誤ったセキュリティ パスワードで設定されていることを示す場合があります。
予期された IP アドレスからメッセージが送信されたかどうかを確認します。そのノードのセキュリティ パスワードを確認します。
ClusterMgr がホストを認識できませんでした。ClusterMgr は、このクラスタ内でノードとして設定されていない IP アドレスからメッセージを受信しました。
すべてのデバイス設定ファイルの完全な再構築が失敗しました。このアラームの可能性のある原因には、Cisco Unified Communications Manager データベースへのアクセスの失敗、または一部のデバイスの誤設定が考えられます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigItAllBuildFilesFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「情報」から「エラー」に変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、TFTP サービスと Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性のあるエラーを検索します。
すべての設定ファイルの再構築中に、データベースからエンタープライズ パラメータ値を取得できませんでした。この原因は通常、Cisco Unified Communications Manager データベースへのアクセスの失敗です。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigItAllReadConfigurationFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「情報」から「エラー」に変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、TFTP サービスと Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性のあるエラーを検索します。
TFTP サービスの起動時にすべてのデバイス設定ファイルを構築できませんでした。この原因は通常、データベース アクセス障害です。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigThreadBuildFileFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「情報」から「エラー」に変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、TFTP サービスと Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性のあるエラーを検索します。
Cisco Unified Communications Manager Group 設定が変更されたために、設定ファイルの再構築に失敗しました。この原因は通常、Cisco Unified Communications Manager データベースへのアクセスの失敗です。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigThreadCNCMGrpBuildFileFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「情報」から「エラー」に変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、TFTP サービスと Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性のあるエラーを検索します。
デバイス プール設定または共通のデバイス設定などのグループ レベル設定が変更されたために、設定ファイルの再構築に失敗しました。この原因は通常、Cisco Unified Communications Manager データベースへのアクセスの失敗です。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigThreadCNGrpBuildFileFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「情報」から「エラー」に変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、TFTP サービスと Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性のあるエラーを検索します。
TFTP サービスの起動時にデータベースからエンタープライズ パラメータ値を取得できませんでした。この原因は通常、データベース アクセス障害です。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigThreadReadConfigurationFailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「情報」から「エラー」に変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、TFTP サービスと Cisco Database Layer Monitor サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性のあるエラーを検索します。
メイン処理ルーチンで例外が検出されました。このアラームは、設定ファイルの構築時または TFTP サービスがシステムのエンタープライズ パラメータの値を取得しようとしたときにエラーが発生した場合に、他のアラームと一緒に送信されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kConfigThreadUnknownExceptionCaught から名前が変更されました。 |
Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで、TFTP サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にします。また、RTMT を使用して、アラームが発生した前後に生じた可能性のあるエラーを検索します。
着信 PRI/BRI Setup メッセージの情報要素(IE)が無効であるため、コールが拒否されました。
着信 PRI/BRI Setup メッセージの、Bearer Capability 情報要素(IE)中に無効な Coding Standard 値が含まれていたため、コールが拒否されました。Unified CM は、Coding Standard の値が 0 または 1 の PRI/BRI Setup メッセージだけを受け付けます。無効な IE を受信した場合、Unified CM はコール セットアップを拒否し、このアラームを発行します。
Setup メッセージの送信に対して責任を持つサービス プロバイダーに、Coding Standard の値が 0 または 1 の IE が Setup メッセージに含まれている必要があることを知らせます。
Cisco CallManager が、示されたデバイスの TLS 接続を開くことができませんでした。原因としては、[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)]" "や [X.509 の件名(X.509 Subject Name)]" "の設定が正しくないか、暗号化アルゴリズムがサポートされていないことが考えられます。
Device Name.[String] IP Address [String] Device type.[Optional] [Enum]Device description [Optional].[String] Reason code [Enum]
示されたデバイスのセキュリティ プロファイルを確認します。[デバイス セキュリティ モード(Device Security Mode)]" "が [認証済(Authenticated)]" "または [暗号化済(Encrypted)]" "になっていることを確認します。[X.509 の件名(X.509 Subject Name)]" "フィールドの内容が正しいことを確認します。これは、ピアから渡された証明書のサブジェクト名に一致する必要があります。Unified CM は、AES_128_SHA 暗号化アルゴリズムだけをサポートしています。正しいアルゴリズムを使用してピアに証明書を再生成させます。
値 |
定義(Definition) |
---|---|
7 |
CISCO_7960 |
8 |
CISCO_7940 |
12 |
CISCO_ATA_186 |
20 |
SCCP_PHONE |
61 |
H323_PHONE |
72 |
CTI_PORT |
115 |
CISCO_7941 |
119 |
CISCO_7971 |
131 |
SIP_TRUNK |
255 |
UNKNOWN |
302 |
CISCO_7989 |
307 |
CISCO_7911 |
308 |
CISCO_7941G_GE |
309 |
CISCO_7961G_GE |
335 |
MOTOROLA_CN622 |
336 |
BASIC_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
348 |
CISCO_7931 |
358 |
CISCO_UNIFIED_COMMUNICATOR |
369 |
CISCO_7906 |
374 |
ADVANCED_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
375 |
CISCO_TELEPRESENCE |
404 |
CISCO_7962 |
412 |
CISCO_3951 |
431 |
CISCO_7937 |
434 |
CISCO_7942 |
435 |
CISCO_7945 |
436 |
CISCO_7965 |
437 |
CISCO_7975 |
446 |
CISCO_3911 |
468 |
CISCO_UNIFIED_MOBILE_COMMUNICATOR |
478 |
CISCO_TELEPRESENCE_1000 |
479 |
CISCO_TELEPRESENCE_3000 |
480 |
CISCO_TELEPRESENCE_3200 |
481 |
CISCO_TELEPRESENCE_500 |
484 |
CISCO_7925 |
493 |
CISCO_9971 |
495 |
CISCO_6921 |
496 |
CISCO_6941 |
497 |
CISCO_6961 |
30016 |
CISCO_IP_COMMUNICATOR |
30018 |
CISCO_7961 |
30019 |
CISCO_7936 |
30035 |
IP_STE |
コード(Code) |
理由(Reason) |
---|---|
1 |
AuthenticationError |
2 |
InvalidX509NameInCertificate |
4 |
InvalidTLSCipher |
Unified CM からポリシー デシジョン ポイント(PDP)への接続要求でエラーが発生しました。このエラーは、次の状態の結果である可能性があります。
Cisco Unified OS の管理ページからポリシー サーバ ホストに ping を実行して、Unified CM と PDP の間の接続を確認し、接続が失われている場合は接続を確立するための手順を実行します。接続の失敗の原因が認証の問題にある場合は、PDP の有効な証明書が Cisco Unified OS の管理ページにインポートされていることと、Unified CM クラスタ内のすべてのノードの証明書が PDP のすべてのノードにインポートされていることを確認します。また、PDP サービスがアクティブかどうかを確認します。
ディスクの設定ファイルの作成、またはディスクの既存の設定ファイルの更新に失敗しました。このアラームは、ディスクがいっぱいになっている場合、またはファイルが使用中の場合に発生する可能性があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kCNFFBuffWriteToFilefopenfailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「情報」から「エラー」に変更されました。 |
RTMT を使用して、ディスクの使用率を確認し、見つかった問題を修正します。ディスク領域の問題が見つからなかった場合、Cisco Unified Serviceability で([Tools] > [Control Center - Feature Services] の順に移動して)、TFTP サービスの再起動を試行します。TFTP サービスが保存しようとしている設定ファイルが、使用中の既存のファイルである可能性があるので、TFTP サービスを停止して再起動することは有用です。それでもこのエラーが表示される場合、Cisco Unified Serviceability に移動し、[Trace Configuration] ウィンドウで TFTP サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にして、シスコ テクニカル アシスタンス センター(TAC)までお問い合わせください。
ディスクに設定ファイルを保存できませんでした。このアラームは、ディスクがいっぱいになっている場合、またはファイルが使用中の場合に発生する可能性があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
7.0(1) |
kCNFFBuffWriteToFilefwritefailed から名前が変更されました。 |
8.0(1) |
重大度は「情報」から「エラー」に変更されました。 |
RTMT を使用して、ディスクの使用率を確認し、見つかった問題を修正します。ディスク領域の問題が見つからなかった場合、Cisco Unified Serviceability で([Tools] > [Control Center - Feature Services] の順に移動して)、TFTP サービスの再起動を試行します。TFTP サービスが保存しようとしている設定ファイルが、使用中の既存のファイルである可能性があるので、TFTP サービスを停止して再起動することは有用です。それでもこのエラーが表示される場合、Cisco Unified Serviceability に移動し、[Trace Configuration] ウィンドウで TFTP サービスの [Detailed] レベルのトレースを有効にして、シスコ テクニカル アシスタンス センター(TAC)までお問い合わせください。
CTI アプリケーションはプロバイダーをオープンできません。IP アドレスは、アプリケーションの IP アドレッシング モードに応じて、IPv4 または IPv6 のいずれかの形式で表示されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
kCtiProviderOpenFailure から名前が変更されました。 |
値 |
定義(Definition) |
---|---|
[0] |
不明 |
0x8CCC0075(2362179701) |
ユーザを認証するためのログイン要求がタイムアウトしました。原因としては、LDAP サーバの照会の設定ミスなどの LDAP サーバの設定ミスや、Unified CM の CPU 使用率が高いことが考えられます。推奨される処置は、CPU 使用率が Unified CM にとって安全な範囲にあることを確認することです(これは、RTMT の CPU Pegging Alert を使ってモニタできます)。 |
0x8CCC0060(2362179680) |
ディレクトリ ログインに失敗しました。クレデンシャルが誤って設定されていないことを確認し、アプリケーションで設定されているユーザ ID とパスワードが、Unified CM の管理ページで設定されている内容( )に一致していることを確認します。 |
0x8CCC005E(2362179678) |
ディレクトリが使用できません。LDAP サーバが Unified CM ノードから到達可能であることを確認し、Cisco Unified OS の管理ページから LDAP サーバ ホストに ping を実行することで、Unified CM と LDAP サーバの間のネットワーク接続を確認します。接続が失われている場合は、接続を確立するための手順を実行します。 |
0x8CCC00D1(2362179793) |
アプリケーションは、セキュアでないポートに接続しようとしていますが、アプリケーションに関連付けられているユーザに対してセキュリティ特権がイネーブルになっています。Unified CM の管理の でユーザのユーザ グループ設定をチェックします。ユーザを選択して、関連付けられている権限情報を確認します。 |
0x8CCC005F(2362179679) |
標準 CTI 使用権限がイネーブルになっていません。アプリケーションに関連付けられているユーザは、「"Standard CTI Enabled"」ユーザ グループに属している必要があります。Unified CM の管理ページの でユーザのユーザ グループ設定を確認します。ユーザを選択して、関連付けられている権限情報をチェックします。 |
0x8CCC00D0(2362179792) |
ユーザに対してセキュアな接続がイネーブルになっていませんが、アプリケーションがセキュアなポートに接続しようとしています。アプリケーションの設定とユーザのセキュリティ設定を検討し、TAPI アプリケーションの場合は、" "をディセーブルにします。JTAPI アプリケーションの場合は、[JTPrefs] で [セキュリティ(Security)] を選択し、[セキュア接続を有効にする(Enable Secure Connection)] をディセーブルにします。また、Unified CM の管理ページの でユーザのユーザ グループ設定をチェックします。ユーザを選択して、関連付けられている権限情報を確認します。 and の順に選択し、[CTIManager へのセキュア接続(Secure Connection to CTIManager)] |
デバイスの TFTP 設定ファイルに格納されている情報と、そのデバイスのデータベースに設定されている情報の間で、デバイス タイプが一致しません。
デバイスの設定ファイルで示されているデバイス タイプがデータベースの設定に一致しません。これは、データベースの設定が変更され、デバイス自身が更新されていないことを示している可能性があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
次の情報が更新されました。 |
Database device type [Enum]Device type.[Enum]Name of device.[String]
Cisco Unified Reporting で Unified CM Database Status レポートを確認し、データベースの複製が機能していることを確認します。また、リアルタイム モニタリング ツール(RTMT)の [Database Summary] ページで [Replication Status] を確認することもできます。ステータスで 2 が示されている場合、複製は正常です。電話機を再起動して TFTP から新しい設定ファイルをダウンロードします。また、その他の推奨処置について原因コードの定義も参照してください。
コード(Code) |
デバイスタイプ(Device Type) |
---|---|
7 |
CISCO_7960 |
8 |
CISCO_7940 |
12 |
CISCO_ATA_186 |
20 |
SCCP_PHONE |
61 |
H323_PHONE |
72 |
CTI_PORT |
115 |
CISCO_7941 |
119 |
CISCO_7971 |
255 |
UNKNOWN |
302 |
CISCO_7989 |
307 |
CISCO_7911 |
308 |
CISCO_7941G_GE |
309 |
CISCO_7961G_GE |
335 |
MOTOROLA_CN622 |
336 |
BASIC_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
348 |
CISCO_7931 |
358 |
CISCO_UNIFIED_COMMUNICATOR |
365 |
CISCO_7921 |
369 |
CISCO_7906 |
374 |
ADVANCED_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
375 |
CISCO_TELEPRESENCE |
404 |
CISCO_7962 |
412 |
CISCO_3951 |
431 |
CISCO_7937 |
434 |
CISCO_7942 |
435 |
CISCO_7945 |
436 |
CISCO_7965 |
437 |
CISCO_7975 |
446 |
CISCO_3911 |
468 |
CISCO_UNIFIED_MOBILE_COMMUNICATOR |
478 |
CISCO_TELEPRESENCE_1000 |
479 |
CISCO_TELEPRESENCE_3000 |
480 |
CISCO_TELEPRESENCE_3200 |
481 |
CISCO_TELEPRESENCE_500 |
484 |
CISCO_7925 |
493 |
CISCO_9971 |
495 |
CISCO_6921 |
496 |
CISCO_6941 |
497 |
CISCO_6961 |
30006 |
CISCO_7970 |
30016 |
CISCO_IP_COMMUNICATOR |
30018 |
CISCO_7961 |
30019 |
CISCO_7936 |
30035 |
IP_STE |
コード(Code) |
デバイスタイプ(Device Type) |
---|---|
7 |
CISCO_7960 |
8 |
CISCO_7940 |
12 |
CISCO_ATA_186 |
20 |
SCCP_PHONE |
61 |
H323_PHONE |
72 |
CTI_PORT |
115 |
CISCO_7941 |
255 |
UNKNOWN |
302 |
CISCO_7989 |
307 |
CISCO_7911 |
308 |
CISCO_7941G_GE |
309 |
CISCO_7961G_GE |
335 |
MOTOROLA_CN622 |
336 |
BASIC_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
348 |
CISCO_7931 |
358 |
CISCO_UNIFIED_COMMUNICATOR |
369 |
CISCO_7906 |
374 |
ADVANCED_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
375 |
CISCO_TELEPRESENCE |
404 |
CISCO_7962 |
412 |
CISCO_3951 |
431 |
CISCO_7937 |
434 |
CISCO_7942 |
435 |
CISCO_7945 |
436 |
CISCO_7965 |
437 |
CISCO_7975 |
446 |
CISCO_3911 |
468 |
CISCO_UNIFIED_MOBILE_COMMUNICATOR |
478 |
CISCO_TELEPRESENCE_1000 |
479 |
CISCO_TELEPRESENCE_3000 |
480 |
CISCO_TELEPRESENCE_3200 |
481 |
CISCO_TELEPRESENCE_500 |
484 |
CISCO_7925 |
493 |
CISCO_9971 |
495 |
CISCO_6921 |
496 |
CISCO_6941 |
497 |
CISCO_6961 |
30016 |
CISCO_IP_COMMUNICATOR |
30018 |
CISCO_7961 |
30019 |
CISCO_7936 |
30035 |
IP_STE |
5 秒間の間に大量のイベントが発生したため、SCCP デバイスの TCP ソケットが閉じられました。通常の状況下では、デバイスは自動的に再登録します。
アラームが示す SCCP デバイスは、SCCP デバイスあたりに許可されている最大イベント数を超えました。イベントとして、電話のコール、キープアライブ メッセージ、または超過 SCCP や非 SCCP メッセージを使用できます。許可される最大イベント数は、Cisco CallManager サービス パラメータ Max Events Allowed で制御されます。あるデバイスが、このサービス パラメータで設定されている数を超えると、Unified CM はそのデバイスに対する TCP 接続を閉じます。通常はその後に、自動で再登録が行われます。このアクションは、Unified CM で悪意のある攻撃を停止するため、または過度の CPU 使用を防ぐための試行です。
Total Events Received [UInt] IP Address [String] TCP Handle [String] Max Events Allowed [UInt] Number Of Skinny Device Throttled [UInt]
指定の SCCP デバイス の CCM トレース データを確認し、イベント数が非常に多くなっている原因を特定します。Cisco CallManager サービス パラメータ Max Events Allowed で設定されている値が、展開環境に適した数値になっていることを確認します。
デバイス初期化タイムアウトが発生しました。このアラームは、通常の動作状態では発生せず、デバイスが初期化要求に応答しなかった場合にだけ発生します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFMasterAgentStartFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 説明文と推奨処置が変更されました。 |
DRF Local Agent は、ポート 4040 で Master Agent に接続できなかったため、開始できませんでした。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFLocalAgentStartFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 説明文と推奨処置が変更されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFRestoreFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 説明文と推奨処置が変更されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFInternalProcessFailure から名前が変更されました。 ルーティング リストが追加され、推奨処置が変更されました。 |
DRF は、MA と LA サービスの間の通信のセキュリティを高めるために、ipsec トラスト ストア証明書を使用します。この証明書がノードになく、DRF LA は MA に接続できません。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFTruststoreMissing から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
7.0(1) |
エラー メッセージが削除されました。 |
パブリッシャから ipsec.pem ファイルをダウンロードし、見つからないノードに ipsec トラストだけとしてファイルをアップロードして、Cisco DRF Local サービスを再起動します。
パブリッシャで動作する DRF Master Agent が、クラスタ外の不明なサーバからクライアント接続要求を受信しました。この要求は拒否されました
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFUnknownClient から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
7.0(1) |
エラー メッセージが削除されました。 |
未確認のサーバをネットワークから削除します。未確認のサーバのホスト名および IP アドレスについては、Reason セクションを参照してください。
DRF システムにより、セキュリティ違反の原因となる可能性がある悪質なパターンが検出されました。DRF ネットワーク メッセージには、コード インジェクションやディレクトリ トラバーサルなどのセキュリティ違反の原因となる可能性がある悪質なパターンが含まれています。DRF ネットワーク メッセージがブロックされています。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFSecurityViolation から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco DRF Master Agent サービスおよび Cisco DRF Local Agent サービスを停止します。
バックアップ デバイス エラーが原因で、DRF バックアップ プロセスが失敗しました。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFBackupDeviceError から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFTapeDeviceError から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFRestoreInternalError から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFMABackupComponentFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFMARestoreComponentFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
DRF Master Agent は CCM クラスタでバックアップ オペレーションを実行中でしたが、バックアップ オペレーションが完了する前にいずれかのノードが切断されました。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFMABackupNodeDisconnect から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
バックアップ中に切断されたコンピュータを確認します。コンピュータが誤ってシャットダウンされた場合は、バックアップを再開します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFNoRegisteredComponent から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFNoRegisteredComponent から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
復元が完了する前に、復元中のノードが Master Agent から切断されました。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFMARestoreNodeDisconnect から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFSftpFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFRegistrationFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFBackupCancelInternalError から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFLogDirAccessFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素が追加されました。 |
DRF ユーザの DRF Log and Trace ディレクトリに必要な権限および十分な空き領域があることを確認します。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
CiscoDRFFailure から名前が変更されました。 ルーティング リスト要素 Data Collector が Alert Manager に変更され、システム ログが追加されました。 |
このアラームは、重複するホステッド DN を CCD 要求サービスが受信した場合に発生します。
コール制御ディスカバリ(CCD)要求サービスは、Unified CM Express や別の Unified CM クラスタなど、複数のコール制御エンティティから同じホステッド DN を受信しました。Cisco CallManager サービス パラメータ Issue Alarm for Duplicate Learned Patterns は、このアラームを発行するかどうかを制御します。
RTMT で、パターン レポートを確認し( )、このアラームが示す重複パターンを探します。学習したパターンは固有であることが必要です。重複するパターンをなくすために、どのコール制御エンティティ(Unified CM や Unified CM Express など)を変更する必要があるかを判断します。ホステッド DN パターンを更新する方法については、コール制御エンティティのコンフィギュレーション ガイド(ヘルプ テキスト)を参照してください。Unified CM でホステッド DN パターンを変更するには、Cisco Unified CM の管理ページで、ホステッド DN パターンの設定を更新します( )。
アプリケーション ログで、エラーがないかどうかを確認します。ログはデフォルトで /var/log/active/tomcat/logs/em/log4j/ に格納されます。
Cisco エクステンション モビリティ サービスが、クラスタ内のこのサービスがアクティブ化されているすべてのノードで動作していることを確認します。
接続が確立されましたが、登録が完了する前にすぐに切断されました。登録が不完全な場合、登録中にデバイスがリホームしている可能性があります。また、このアラームは、デバイスの誤設定、データベース エラー、または不正あるいは不明なデバイスが接続を試行していることを示す場合があります。ネットワーク接続の問題は、デバイスの登録に影響を与える可能性があります。また、プライマリ Unified CM を復元することで登録が中断される可能性があります。
システム内のネットワーク接続の問題を調査します。最大デバイス数に達した可能性があります。Cisco Unified Communications Manager サービス パラメータ Maximum Number of Registered Devices は、システム内で許可するデバイスの数を制御します。ライセンス、システム ハードウェア、その他の関連事項を考慮しつつ、このサービス パラメータの値を増やすことができます。また、推奨処置について原因コードの定義も参照してください。このイベントがデバイスの通常のリホームの結果として発行された場合、処置は必要ありません。
値 |
定義(Definition) |
---|---|
7 |
CISCO_7960 |
8 |
CISCO_7940 |
12 |
CISCO_ATA_186 |
20 |
SCCP_PHONE |
61 |
H323_PHONE |
72 |
CTI_PORT |
115 |
CISCO_7941 |
119 |
CISCO_7971 |
255 |
UNKNOWN |
302 |
CISCO_7989 |
307 |
CISCO_7911 |
308 |
CISCO_7941G_GE |
309 |
CISCO_7961G_GE |
335 |
MOTOROLA_CN622 |
336 |
BASIC_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
348 |
CISCO_7931 |
358 |
CISCO_UNIFIED_COMMUNICATOR |
365 |
CISCO_7921 |
369 |
CISCO_7906 |
374 |
ADVANCED_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
375 |
CISCO_TELEPRESENCE |
404 |
CISCO_7962 |
412 |
CISCO_3951 |
431 |
CISCO_7937 |
434 |
CISCO_7942 |
435 |
CISCO_7945 |
436 |
CISCO_7965 |
437 |
CISCO_7975 |
446 |
CISCO_3911 |
468 |
CISCO_UNIFIED_MOBILE_COMMUNICATOR |
478 |
CISCO_TELEPRESENCE_1000 |
479 |
CISCO_TELEPRESENCE_3000 |
480 |
CISCO_TELEPRESENCE_3200 |
481 |
CISCO_TELEPRESENCE_500 |
484 |
CISCO_7925 |
493 |
CISCO_9971 |
495 |
CISCO_6921 |
496 |
CISCO_6941 |
497 |
CISCO_6961 |
30006 |
CISCO_7970 |
30016 |
CISCO_IP_COMMUNICATOR |
30018 |
CISCO_7961 |
30019 |
CISCO_7936 |
30035 |
IP_STE |
値 |
定義(Definition) |
---|---|
[0] |
Unknown:デバイスは、この IPv4 アドレスの用途を通知しませんでした。 |
1 |
Administrative only:デバイスは、この IPv4 アドレスが管理用の通信(Web インターフェイス)のみで使用されることを通知しました。 |
2 |
Signal only:デバイスは、この IPv4 アドレスが制御シグナリングのみで使用されることを通知しました。 |
3 |
Administrative and signal:デバイスは、この IPv4 アドレスが管理用の通信(Web インターフェイス)と制御シグナリングで使用されることを通知しました。 |
値 |
定義(Definition) |
---|---|
[0] |
Unknown:デバイスは、この IPv6 アドレスの用途を通知しませんでした。 |
1 |
Administrative only:デバイスは、この IPv6 アドレスが管理用の通信(Web インターフェイス)のみで使用されることを通知しました。 |
2 |
Signal only:デバイスは、この IPv6 アドレスが制御シグナリングのみで使用されることを通知しました。 |
3 |
Administrative and signal:デバイスは、この IPv6 アドレスが管理用の通信(Web インターフェイス)と制御シグナリングで使用されることを通知しました。 |
以前 Cisco Unified Communications Manager に登録したエンドポイントが登録を解除しました。原因コードが「"CallManagerReset"」、「"CallManagerRestart"」、「"DeviceInitiatedReset"」、「"EMLoginLogout"」、または「"EMCCLoginLogout"」の正常な登録解除の場合、アラームの重大度は情報に下げられます。エンドポイントは多くの理由で登録解除することがあります。たとえば、設定変更後にデバイスを手動でリセットするという意図的なものや、ネットワーク接続の切断など意図しないものがあります。このアラームのそれ以外の原因としては、電話機がセカンダリ ノードに登録されていてプライマリ ノードがオンラインに復旧し、電話機がプライマリ Cisco Unified CM ノードにリホームする場合や、このエンドポイントが登録された Cisco Unified CM ノードから KeepAlive が返されないことが考えられます。また、登録解除は、Cisco Unified CM がこの同じデバイスから重複する登録要求を受信した場合にも起こります。
実施すべき処置は、エンドポイントの登録解除で指定された原因によって変わります。原因が ConfigurationMismatch の場合は、Cisco Unified CM の管理ページの [デバイス設定(Device configuration)] ページに移動し、このデバイスの [説明(Description)] フィールドに変更を加えて保存してから、[保存(Save)] をクリックし、デバイスをリセットします。ネットワーク接続または KeepAlives の損失の問題の場合は、ネットワーク診断ツールや Cisco Unified CM Reporting ツールを使用して、レポートされたネットワークまたは Unified CM システムのエラーを修正します。エンドポイントのプライマリ Unified CM ノードへのリホームの場合、デバイスがプライマリ ノードに正常に登録することを確認します。重複する登録要求の場合は、エンドポイントの登録と登録解除のタイミングによる悪意のない要求と考えられます。重複する登録要求が続く場合や、同じエンドポイントが異なる IP アドレスを持っている場合は、デバイスの設定を確認することで、物理的なデバイス自身の IP アドレスを確認します([設定(settings)] ボタン)。このデバイスの登録解除が予想されたものである場合、処置は不要です。また、推奨処置について原因コードの説明も参照してください。
値 |
定義(Definition) |
---|---|
1 |
CISCO_30SP+ |
4 |
CISCO_12S |
7 |
CISCO_7960 |
8 |
CISCO_7940 |
12 |
CISCO_ATA_186 |
20 |
SCCP_PHONE |
61 |
H323_PHONE |
72 |
CTI_PORT |
115 |
CISCO_7941 |
119 |
CISCO_7971 |
255 |
UNKNOWN |
302 |
CISCO_7989 |
307 |
CISCO_7911 |
308 |
CISCO_7941G_GE |
309 |
CISCO_7961G_GE |
335 |
MOTOROLA_CN622 |
336 |
BASIC_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
348 |
CISCO_7931 |
358 |
CISCO_UNIFIED_COMMUNICATOR |
365 |
CISCO_7921 |
369 |
CISCO_7906 |
374 |
ADVANCED_3RD_PARTY_SIP_DEVICE |
375 |
CISCO_TELEPRESENCE |
404 |
CISCO_7962 |
412 |
CISCO_3951 |
431 |
CISCO_7937 |
434 |
CISCO_7942 |
435 |
CISCO_7945 |
436 |
CISCO_7965 |
437 |
CISCO_7975 |
446 |
CISCO_3911 |
468 |
CISCO_UNIFIED_MOBILE_COMMUNICATOR |
478 |
CISCO_TELEPRESENCE_1000 |
479 |
CISCO_TELEPRESENCE_3000 |
480 |
CISCO_TELEPRESENCE_3200 |
481 |
CISCO_TELEPRESENCE_500 |
484 |
CISCO_7925 |
493 |
CISCO_9971 |
495 |
CISCO_6921 |
496 |
CISCO_6941 |
497 |
CISCO_6961 |
30006 |
CISCO_7970 |
30016 |
CISCO_IP_COMMUNICATOR |
30018 |
CISCO_7961 |
30019 |
CISCO_7936 |
30035 |
IP_STE |
値 |
定義(Definition) |
---|---|
1 |
Unknown:デバイスは不明な理由で登録解除しました。デバイスが 5 分以内に再登録しない場合は、デバイスの電源が投入されていることと、デバイスと Cisco Unified CM の間のネットワーク接続を確認します。 |
2 |
NoEntryInDatabase:デバイスが Cisco Unified CM データベースで正しく設定されていません。 |
3 |
DatabaseConfigurationError:Cisco Unified CM データベースでデバイス設定エラーが検出されました。 |
4 |
DeviceNameUnresolveable:Cisco Unified CM がデバイス名を内部で IP アドレスに解決できません。 |
5 |
MaxDevRegExceeded:デバイスの登録が最大数に達しました。 |
[6] |
ConnectivityError:デバイスと Cisco Unified CM の間のネットワーク通信が中断されました。考えられる原因としては、デバイスの停電、ネットワークの停電、ネットワークの設定エラー、ネットワーク遅延、パケット ドロップ、パケット破損が挙げられます。また、Cisco Unified CM ノードの CPU 使用率が高い場合にもこのエラーが発生する可能性があります。デバイスの電源がオンになっていて稼働していることを確認し、デバイスと Cisco Unified CM の間のネットワーク接続を確認し、CPU 使用率が安全な範囲にあることを確認します(これは、RTMT を使用し、CPU Pegging Alert を通じてモニタできます)。 |
7 |
InitializationError:Cisco Unified CM がデバイスを初期化しようとしたときにエラーが発生しました。 |
8 |
DeviceInitiatedReset:デバイスがリセットを開始しました。電源の再投入や内部エラーが考えられます。処置は不要です。デバイスは自動的に再登録します。 |
9 |
CallManagerReset:Cisco Unified CM の管理ページからデバイス リセットが開始されました。管理者による明示的なコマンドが実行されたか、内部エラーが発生したことが原因です。処置は不要です。デバイスは自動的に再登録します。 |
10 |
DeviceUnregistered:デバイスは明示的に登録解除しました。原因として、デバイスの IP アドレスまたはポートが変更されたことが考えられます。処置は不要です。デバイスは自動的に再登録します。 |
11 |
MalformedRegisterMsg:(SIP のみ)形式が不正なため SIP REGISTER メッセージを処理できませんでした。原因としては、Call-ID ヘッダーの欠落、To ヘッダー内の AoR の欠落、有効期限の値が小さすぎることが考えられます。REGISTER メッセージにこれらの問題がないことを確認します。 |
12 |
SCCPDeviceThrottling:(SCCP のみ)アラームで示される SCCP デバイスは、SCCP デバイスあたりに許可されている最大イベント数を超えました。イベントとして、電話のコール、キープアライブ メッセージ、または超過 SCCP や非 SCCP メッセージを使用できます。許可される最大イベント数は、Cisco CallManager サービス パラメータ Max Events Allowed で制御されます。あるデバイスが、このサービス パラメータで設定されている数を超えると、Unified CM はそのデバイスに対する TCP 接続を閉じます。通常はその後に、自動で再登録が行われます。このアクションは、Unified CM で悪意のある攻撃を停止するため、または過度の CPU 使用を防ぐための試行です。処置は不要です。デバイスは自動的に再登録します。 |
13 |
KeepAliveTimeout:KeepAlive メッセージが受信されませんでした。考えられる原因としては、デバイスの停電、ネットワークの停電、ネットワークの設定エラー、ネットワーク遅延、パケット ドロップ、パケット破損が挙げられます。また、Unified CM ノードで CPU の使用率が高くなった場合にも、このエラーが発生することがあります。デバイスの電源が投入されていて稼働していることと、デバイスと Unified CM の間のネットワーク接続、CPU 使用率が安全な範囲にあることを確認します(これは、RTMT を使用し、CPU Pegging Alert を通じてモニタできます)。処置は不要です。デバイスは自動的に再登録します。 |
18 |
ConfigurationMismatch:(SIP のみ)デバイス上の設定が Unified CM の設定に一致しません。これは、データベースの複製エラー、またはその他の Unified CM 内部の通信エラーによって発生することがあります。まず Cisco Unified Reporting Web ページを開き、Unified CM Database Status レポートを生成し、「すべてのサーバの複製ステータスが正しいこと」を確認します。このデバイスが、この原因コードで何度も登録解除する場合は、デバイスの Cisco Unified CM の管理の [デバイス(Device)] Web ページを開き、[保存(Save)] をクリックします。これにより Unified CM および TFTP サービスに対する変更通知が生成され、新しい設定ファイルが再構築されます。それでも問題が解決されない場合は、TFTP サービスと Unified CM サービスを再起動します。 |
15 |
CallManagerRestart:管理者が明示的にコマンドを実行したか、デバイスに関連付けられている DN の追加、削除、変更などの設定変更により、デバイスの再起動が Cisco Unified CM から開始されました。処置は不要です。デバイスは自動的に再登録します。 |
16 |
DuplicateRegistration:Cisco Unified CM は、デバイスが同時に 2 台のノードに登録しようとしたことを検出しました。Cisco Unified CM は、電話機が 1 台のノードにリホームするよう強制するため、電話機の再起動を開始します。処置は不要です。デバイスは自動的に再登録します。 |
17 |
CallManagerApplyConfig:ApplyConfig コマンドが Unified CM の管理ページから実行され、その結果登録が解除されました。処置は不要です。デバイスは自動的に再登録します。 |
18 |
DeviceNoResponse:デバイスがリセット通知または再起動通知に応答しなかったため、強制的にリセットされます。デバイスが 5 分以内に再登録しない場合は、デバイスの電源が投入されていることと、デバイスと Cisco Unified CM の間のネットワーク接続を確認します。 |
19 |
EMLoginLogout:エクステンション モビリティ ログインまたはログアウトが原因で、デバイスが登録解除されました。 |
20 |
EMCCLoginLogout:クラスタ間エクステンション モビリティ ログインまたはログアウトが原因で、デバイスが登録解除されました。 |
21 |
PowerSavePlus:デバイスで有効になっている Power Save Plus 機能によってデバイスの電源がオフになりました。電源がオフになったデバイスは、そのデバイスの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] で定義されている電話機がオンになる時刻まで、Unified CM で未登録のままになります。 |
22 |
CallManagerForcedRestart:(SIP のみ)デバイスが設定の適用要求に応答しなかったため、Unified CM がデバイスに再起動要求を送信しました。停電またはネットワークの問題によってデバイスがオフラインになっている可能性があります。デバイスの電源が投入されていることを確認し、デバイスと Unified CM の間のネットワーク接続を確認します。 |
23 |
SourceIPAddrChanged:(SIP のみ)REGISTER メッセージの Contact ヘッダーの IP アドレスが変更されたため、デバイスが登録解除されました。デバイスは自動的に再登録されます。処置は不要です。 |
24 |
SourcePortChanged:(SIP のみ)REGISTER メッセージの Contact ヘッダーのポート番号が変更されたため、デバイスが登録解除されました。デバイスは自動的に再登録されます。処置は不要です。 |
25 |
RegistrationSequenceError:(SCCP のみ)予期しないときにデバイスが Unified CM に設定情報を要求しました。要求された情報はもう Unified CM のメモリにありません。 |
26 |
InvalidCapabilities:(SCCP のみ)Unified CM が、デバイスによって報告された更新済みのメディア機能でエラーを検出しました。この機能は、StationUpdateCapabilities メッセージのいずれかのバリアントで報告されました。 |
36 |
FallbackInitiated:デバイスがフォールバックを開始しました。このデバイスは、より優先順位の高い Unified CM に自動的に再登録されます。処置は不要です。 |
29 |
DeviceSwitch:同じデバイス名のエンドポイントの別のインスタンスが登録されて制御を引き継ぎました。処置は不要です。 |
値 |
定義(Definition) |
---|---|
[0] |
Unknown:デバイスは、この IPv4 アドレスの用途を通知しませんでした。 |
1 |
Administrative only:デバイスは、この IPv4 アドレスが管理用の通信(Web インターフェイス)のみで使用されることを通知しました。 |
2 |
Signal only:デバイスは、この IPv4 アドレスが制御シグナリングのみで使用されることを通知しました。 |
3 |
Administrative and signal:デバイスは、この IPv4 アドレスが管理用の通信(Web インターフェイス)と制御シグナリングで使用されることを通知しました。 |
値 |
定義(Definition) |
---|---|
[0] |
Unknown:デバイスは、この IPv6 アドレスの用途を通知しませんでした。 |
1 |
Administrative only:デバイスは、この IPv6 アドレスが管理用の通信(Web インターフェイス)のみで使用されることを通知しました。 |
2 |
Signal only:デバイスは、この IPv6 アドレスが制御シグナリングのみで使用されることを通知しました。 |
3 |
Administrative and signal:デバイスは、この IPv6 アドレスが管理用の通信(Web インターフェイス)と制御シグナリングで使用されることを通知しました。 |
変更通知クライアントの応答が遅いため、このクライアントは除外されました。変更通知の受信者は、数分以内に変更通知に応答しなかったので除外されました。これにより、自動転送などのコール処理機能に遅延が発生する場合があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
ルーティング リスト要素が追加され、Data Collector 要素が削除されました。 |
ボックスをリブートすると、この状況が解決します。または、dbnotify トレースを分析して、除外されたクライアントを見つけ、このサービスを Cisco Unified Serviceability で再起動します。
Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)は、ポリシー デシジョン ポイント(PDP)からのコール ルーティング応答内のコール ルーティング ディレクティブまたは転送宛先を解釈できませんでした。
ルーティング応答が受信されましたが、Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)は、応答内の必須要素を解釈できませんでした。これは、コール ルーティング ディレクティブまたはコール転送宛先を正しく解釈できなかったか、コール ルーティング ディレクティブが認識されなかったことを意味します。エラーの原因としては、構文エラーや、コール ルーティング応答にコール ルーティング ディレクティブがないか、コール転送宛先がないことが考えられます。
該当する API マニュアルなど、外部コール制御マニュアルを参照して、コール ルーティング応答内のポリシー義務の一部として含まれているコール ルーティング ディレクティブが、外部コール制御マニュアルで定義されている情報に従って正しく入力されていることを確認します。
インストールされている RPM を読み取り、コンポーネント バージョン テーブルを作成することができませんでした。RPM バージョン情報を読み取り、データベースを作成する機能が失敗しました。
ポリシー デシジョン ポイント(PDP)が、HTTP 応答で、4xx(クライアント)または 5xx(サーバ)ステータス コードを返しました。
Cisco Unified Communications Manager(Unified CM)は、ポリシー デシジョン ポイント(PDP)から、4xx または 5xx の応答を受信しました。4xx の応答は、Unified CM からのコール ルーティング要求内のエラーを示します。たとえば、400 の応答は、コール ルーティング要求を PDP が理解できなかったことを示し、404 は、PDP で一致する要求 URI が見つからなかったことを示します。5xx エラーは PDP サーバ エラーを示します。たとえば、500 の応答は PDP の内部エラーを示し、501 の応答は、PDP がコール ルーティング応答を生成するための機能をサポートしていないことを示します。503 は、PDP がビジーであり一時的に応答を生成できないことを示し、505 は、Unified CM からのコール ルーティング要求に含まれている HTTP バージョン番号がサポートされていないことを示します。他にも同様のエラー応答が返されることがあります。HTTP についての一般に利用可能なガイドラインを参照するか、HTTP のステータス コードの定義について RFC 2616 を確認してください。
4xx 応答がアラームの原因である場合は、PDP が、実行が期待される機能とコール ルーティングに対して正しく設定されていることを確認します。500 応答がアラームの原因である場合は、PDP サービスがアクティブかどうかを確認し、PDP サーバのログ ファイルでエラーを確認します。503 がアラームの原因である場合は、PDP が要求によって過負荷になっている可能性があります。次のいずれかまたはすべての推奨処置に従って、PDP の負荷を軽減するための適切な処置を実施します。1)PDP を追加し、Cisco Unified CM の管理ページの [コール ルーティング(Call Routing )] メニューにある各種設定ページで、追加のコール代行受信プロファイルとコール代行受信トリガー ポイントを使用して Unified CM をプロビジョニングします。2)ポリシー サーバのコール代行受信ごとのプロファイルをプロビジョニングし、ロード バランシングをイネーブルにします。3)展開環境の PDP サーバが、展開されている Cisco Enterprise Policy Manager(CEPM)またはサード パーティの PDP ソリューションのマニュアルに記載されているハードウェア要件を満たしているかそれを上回っていることを確認します。505 応答がアラームの原因である場合は、PDP が HTTP バージョン 1.1 をサポートしていることを確認します。
このアラームは、Unified CM が、IME コールを行うためにファイアウォールに接続できなかったことを示します。その結果、発信コールが PSTN 経由で送信され、着信コールはパートナー企業により PSTN 経由でルーティングされる可能性があります。
ファイアウォールが稼働していることを確認します。マッピング サービスがイネーブルになっていることを確認します。そのマッピング サービス用のファイアウォールの IP アドレスとポートが、Unified CM の管理ページの設定に一致することを確認します。Unified CM とファイアウォールの間の一般的な IP 接続を確認します。
Cisco CallManager は、H.323 トランク上の大量のトラフィックまたはルート ループが原因で、アラームが示す H.323 デバイスに対するコールの処理を停止しした。
Cisco Unified Communications Manager は、このアラームが示す H.323 トランク上でルート ループを検出しました。そのため、Unified CM は、アラームが示す H.323 トランクに対するコールの受け付けを一時的に停止しました。クラスタ間トランク上で大量のコールが発生し、制御が起動された可能性もあります。
Device Name [String] IP Address [String] Device type.[Optional] [Enum]Device description [Optional].[String]
リアルタイム モニタリング ツールの CallsActive カウンタと CallsInProgress カウンタで、指定の H.323 トランク上の異常なアクティビティを確認します。CallsActive カウンタが通常よりも大幅に大きい場合は、トラフィック負荷の問題が発生しており、そのトランク上でコールを送信する要求がトランクの容量を上回っている可能性があります。状況をモニタし、既存のトレース ファイルを収集します。組織で予想される妥当な時間内に ICTCallThrottlingEnd アラームが発行されない場合は、TAC 問い合わせ、収集したトレース情報を渡してください。ルーティング ループ状態の場合、CallsInProgress カウンタが通常よりもかなり大きくなります。アラームが示すトランク上で発生したコールのトレース ファイルと CDR データを調べることで、ループの一部となっているトランスレーション パターン、ルート リスト、その他のルーティング メカニズムを検出できます。ループの原因となっているルーティング メカニズムを更新し(一般には同じ番号が近端のデバイスと遠端のデバイスで設定されています)、影響のあるルート リストをリセットして、ルート ループのクリアを試みます。それでうまくいかない場合は、影響のあるトランクをリセットします。
このアラームによってデータが損なわれたりシステムが使用できなくなることはありませんが、管理者はこのアラームをモニタする必要があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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8.0(1) |
重大度は「重要」から「エラー」に変更されました。 |
Event Class ID [String] Event class message [String] Event Specific Message [String]
緊急状態とエラー状態が組み合わせられたアラームです。予期せぬ事態が発生したことにより、データまたはデータへのアクセスに支障が出たり、IDS にエラーが生じる可能性があります。このアラームは、緊急状態とエラー状態が組み合わせられたアラームを示します。予期せぬ事態が発生したことにより、データまたはデータへのアクセスに支障が出たり、IDS が失敗する可能性があります。
Event Class ID [String] Event class message [String] Event Specific Message [String]
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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8.0(1) |
ルーティング リスト要素 Data Collector が Alert Manager に変更され、既存のパラメータが追加されました。 |
値 |
デフォルト設定 |
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Enable Alert |
オン |
重大度(Severity) |
アラート(Alert) |
Enable/Disable this alert on the following servers |
一覧表示されたサーバで有効 |
しきい値(Threshold) |
次の条件が満たされたときにアラートをトリガーする。 リモート クラスタで ILS への TLS 障害が発生した。 |
時間(Duration) |
すぐにアラートをトリガーする |
頻度(Frequency) |
ポーリングごとにアラートをトリガーする |
スケジュール |
毎日 24 時間 |
Enable E-mail |
オン |
Trigger Alert Action |
デフォルト |
このアラームは、Unified CM が IME コールを処理していて、このコールに関連付ける PSTN フォールバック DID と DTMF ディジット シーケンスを割り当てようとしているときに生成されます。しかし、この同じフォールバック DID を使用している多数の IME コールが現在進行中であるため、このコールに割り当てることができる DTMF ディジット シーケンスがありません。そのため、このコールは処理されるものの、このコールではコール途中のフォールバックができなくなります。
最初に行うべきことは、このコールに関連付けられているフォールバック プロファイルを特定することです。その名前はアラーム中にあります。そのプロファイルを管理インターフェイスから確認し、[相関 DTMF 番号のフォールバック番号(Fallback Number of Correlation DTMF Digits)]" "の現在の設定を調べます。その値を 1 だけ増やし、このアラームが消えるかどうか確認します。一般に、このパラメータは、そのプロファイルに関連付けられている登録番号への同時 IME コールの数が、10 の n 乗(n はこのパラメータの値)よりもかなり小さくなるようにする必要があります。「"かなり"」とは、少なくとも 1 桁を意味します。たとえば、このフォールバック プロファイルに関連付けられているパターンへの同時 IME コールの数が常に 10,000 未満である場合は、この値に 5 を設定する(10 の 5 乗は 100,000)ことで十分な余裕が得られ、このアラームは生成されなくなります。
ただし、この値を大きくすると、フォールバックに要する時間が若干長くなります。そのため、いくらでも大きくしてよいという訳ではありません。このアラームが発生しない程度の大きさにすることを推奨します。このパラメータを大きくすることの代替方法としては、異なるフォールバック DID を持つ別のフォールバック プロファイルを追加し、そのフォールバック プロファイルをより少ない数の登録 DID パターンに関連付けることです。これにより少ない桁数でも問題なく運用できます。
Cisco Unified CM の管理ページで、1 つ以上の SIP ルート パターンに無効な IP アドレスが設定されています。
Cisco Unified CM の管理ページで、このアラームで指定されたデバイスに関連付けられているルート パターンの IP アドレスが正確かつ機能しているかどうかを確認します。IP アドレスの有効性を確認する方法についての詳細は、RFC 2373 を参照してください。
シリアル ポートから無効なハンドル値が CMI に返されたため、CMI はシリアル ポートに対して読み書きできません。システムが USB ケーブルを適切に検出しなかったことが原因でシリアル ポートから無効なハンドルが返された可能性があります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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8.0(1) |
kInvalidPortHandle から名前が変更されました。 |
IPv6 ネットワーク インターフェイスがインストールされていません。TFTP サービスの [IPv6] オプションは有効になっていますが、 IPv6 ネットワーク インターフェイスまたはアドレスはシステムに設定されていません。IPv6 ネットワークが動作するまで、IPv6 だけで設定されているデバイスは登録できません。IPv6 または IPv4 を使用するように設定されているデバイスは、IPv4 を使用して登録されます。IPv6 ネットワークがオンラインの場合、IPv4 として登録されている IPv6 対応デバイスは、IPv6(設定されている場合)を使用するときにリセットされるまで IPv4 のままです。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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7.0(1) |
CallManager カタログに追加されました。 |
ANN デバイス レコードが見つかりません。アナウンサ デバイスのデバイス レコードがデータベースで見つかりませんでした。通常、ANN デバイスは、サーバがデータベースに追加されるときに自動的に追加されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
8.0(1) |
重大度は「警告」から「エラー」に変更されました。 |
ANN デバイスをデータベースに追加するためには、サーバを削除して再度追加する必要があります。警告:この処置を実行すると、メディア リソース グループ、CallManager グループなど、多数の設定を手作業で再設定することが必要になる場合があります。
CFB デバイス レコードが見つかりません。会議ブリッジ デバイスのデバイス レコードがデータベースで見つかりませんでした。通常、CFB デバイスは、サーバがデータベースに追加されるときに自動的に追加されます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
7.0(1) |
廃止されました。 |
8.0(1) |
このアラームは 8.0(1) で使用できます。重大度が情報からエラーに変更されました。 |
CFB デバイスをデータベースに追加するためには、サーバを削除して再度追加する必要があります。
警告 | この処置を実行すると、メディア リソース グループ、CallManager グループなど、多数の設定を手作業で再設定することが必要になる場合があります。 |
オーディオ ソース クラスの作成に失敗しました。ストリーミング用の音声を提供するためのオーディオ ソース サブコンポーネントを作成できません。原因としてはメモリ不足が考えられます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
7.0(1) |
廃止されました。 |
8.0(1) |
このアラームは 8.0(1) で使用できます。 次のパラメータが追加されました。 |
ストリーム制御の作成に失敗しました。ストリーム制御サブコンポーネントを作成してください。エラーの原因としてはメモリ不足が考えられます。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
---|---|
3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
7.0(1) |
廃止されました。 |
8.0(1) |
このアラームは 8.0(1) で使用できます。 次のパラメータが追加されました。 |
MOH デバイスをリセットします。失敗が続く場合は、Cisco IP Voice Media Streaming App サービスを再起動するか、サーバを再起動します。
Cisco IP 音声メディア ストリーミング ドライバが見つかりません。Cisco IP 音声メディア ストリーミング ドライバが見つからないかインストールされていません。Cisco IP Voice Media Streaming App サービスは、このエラーが解決されるまで実行できません。このサーバのすべてのソフトウェア メディア デバイス(ANN、CFB、MOH、MTP)は使用できません。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
7.0(1) |
廃止されました。 |
8.0(1) |
このアラームは 8.0(1) で使用できます。 |
システムが最後のサーバ起動時に IpVms ドライバをロードしようとした場合は、システム ログでエラーを確認してください。ドライバをロードするにはサーバの再起動が必要です。
ローカル ホスト サーバ名を取得できません。Cisco IP Voice Media Streaming App サービスは終了します。サービスが停止している間、ソフトウェア メディア デバイス(ANN、CFB、MOH、MTP)は使用できません。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
7.0(1) |
廃止されました。 |
8.0(1) |
このアラームは 8.0(1) で使用できます。 |
サーバ名、DHCP、DNS の設定を確認します。Cisco IP Voice Media Streaming App サービスのステータスをモニタします。有効なサーバ名がないとサービスは動作しません。
ホスト サーバのネットワーク IP アドレスを取得できません。ネットワーク IP(ドット表記)アドレスを取得できません。Cisco IP Voice Media Streaming App サービスは終了します。このサービスが停止している間、ソフトウェア メディア デバイス(ANN、CFB、MOH、MTP)は使用できません。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
7.0(1) |
廃止されました。 |
8.0(1) |
このアラームは 8.0(1) で使用できます。 |
Cisco IP Voice Media Streaming App サービスのステータスをモニタします。このサービスは自動的に再起動されます。エラーが再発する場合は、サーバの IP 設定(DHCP、IP アドレス)を確認します。
デバイス ドライバのバージョンが正しくありません。互換性のないデバイス ドライバが見つかりました。Cisco IP Voice Media Streaming App サービスは終了します。サービスが停止している間、ソフトウェア メディア デバイス(ANN、CFB、MOH、MTP)は使用できません。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
7.0(1) |
廃止されました。 |
8.0(1) |
このアラームは 8.0(1) で使用できます。 次のパラメータが削除されました。 |
サーバを再起動し、最新のドライバが起動されるようにします。エラーが続く場合は、Cisco Unified Communications Manager を再インストールして、適切なバージョンのドライバをインストールします。
MOH ソース ファイルのワーキング パスへの転送に失敗しました。Music-on-Hold オーディオ ソース ファイルのコピーまたは更新中にエラーが発生しました。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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3.x および 4.x |
Windows 向けに追加されました。 |
7.0(1) |
廃止されました。 |
8.0(1) |
このアラームは 8.0(1) で使用できます。 次のパラメータが追加されました。 Error Description [String] Source Path [String] Destination Path [String] OS Error Code [Int] OS Error Description [String] |
Error Description [String] File Name [String] Source Path [String] Destination Path [String]
プラットフォーム CLI を使用して、ソース パスとファイルが存在することを確認します。ファイルが存在しない場合は、Cisco Unified CM の管理ページを使用し、不足しているオーディオ ソースをこのサーバに再度アップロードします。Cisco Unified Communications Manager を再インストールして必要なすべてのパスを作成します。
WAV 再生スレッドの作成が失敗しました。WAV ファイルの再生に使用されるプロセス コンポーネントの開始に失敗しました。システム リソースの不足が考えられます。
Enterprise User Locale 設定の読み取り中にエラーが発生しました。デフォルトの Enterprise User Locale 設定を読み取るときに、データベース例外が発生しました。デフォルトの米国英語が使用されます。
CCM Admin Web ページを使用して、[User Locale] の [Enterprise] パラメータ設定が指定されていることを確認します。Cisco IP Voice Media Streaming App サービスを再起動します。
設定されているアナンシエータ コール数(Call Count サービス パラメータ)のために要求されるリソースが利用できませんでした。値が「"Allocated"」と表示される場合、値は非ゼロです。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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8.0(1) |
説明文と推奨処置が追加されました。 次のパラメータが削除されました。 Requested streams [ULong] Allocated streams [ULong] |
ANN Call Count サービス パラメータが正しいことを確認します。リソースを回復するためには、サーバの再起動が必要な場合があります。
TCP 接続障害により、SAF フォワーダと Unified CM の間の接続が失われました。TCP 接続が復旧すると、Unified CM は SAF フォワーダに自動的に接続しようとします。IP 接続が、Cisco CallManager サービス パラメータ CCD Learned Pattern IP Reachable Duration よりも長い間到達不能になった場合、学習したパターンへのコールは、代わりに PSTN を通じてルーティングされます。学習したパターンへの PSTN を通じたコールは、PSTN フェールオーバーがタイムアウトするまで、一定の期間継続されます。
電源障害、ケーブルの緩み、スイッチの設定ミスなど、TCP 接続障害の考えられる原因を調査し、発見した問題を修正します。接続が復旧すると、CCD は SAF フォワーダへの登録/同期を自動的に試みます。
同じ宛先およびローカル ポートに複数のトランクが設定されていたため、競合が発生しました。1 つの宛先およびローカル ポートの組み合わせに許可されるトランクは 1 つだけです。最後に設定されたトランクが無効にされました。
Peer IP Address.[String] Local IP Port [UInt] Old Device name.[String] Old Device Instance.[String] New Device name.[String] New Device Instance.[String]
Cisco Unified CallManager Administration で [SIP トランク設定(SIP Trunk Configuration)] を調べ、同じ宛先アドレスおよびローカル ポートに SIP トランクが 1 つだけ設定されていることを確認します。
信頼できないノードとの通信を行いました。アプリケーションは別のアプリケーションとのセキュアな接続を確立できませんでした(SSL ハンドシェイク障害)。アプリケーションがホストされている tomcat サービスの証明書が信頼できない(キーストアに存在しない)可能性があります。
デバイス数を超えることが予想外であり、自動登録をイネーブルにしてある場合は、Cisco Unified CM の管理ページで の順に選択し、「"auto"」で始まる電話機を探します。システムに属さない予期せぬデバイスがある場合は(侵入者のデバイスなど)、IP アドレスを使用してデバイスを見つけ、システムから除去します。または、ライセンスとシステム リソースが許す場合には、Cisco CallManager サービス パラメータ Maximum Number of Registered Devices の値を大きくします。
各 IME サーバには、IME 分散キャッシュに書き込むことができる DID の総数が固定で割り当てられています。このアラームが生成された場合、割り当てに達していない場合でも、非常に起こりにくい統計的な異常により、IME の分散キャッシュによって割り当てが超えているものと判断され、パブリケーションが拒否されたことを意味します。このアラームは、割り当てに達していないものの、それに近い場合にだけ発生します。このエラーは長く続く可能性が高く、アラームに対応する E.164 番号が IME 分散キャッシュにパブリッシュされません。そのため、その番号宛ての VoIP コールは受信されず、PSTN 経由のままになります。
Cisco Unified Communications リリース |
内容 |
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8.0(1) |
このリリースで新たに追加されたアラームです。 |
アラームには IME サーバの名前と、現在の割り当て値およびターゲット割り当て値が格納されています。最初に確認すべきことは、同じ IME 分散キャッシュ上のその同じ IME サーバを共有するすべての Unified CM クラスタ上で、DID プレフィックスのセットが正しくプロビジョニングされていることを確認することです。プロビジョニングが正しい場合、IME サーバの容量を超えたため、別の IME サーバが必要であることを意味します。別の IME サーバを追加した場合、DID プレフィックスを、それぞれ異なる IME サーバ上の 2 つの異なる IME クライアント インスタンスに分割できます。これにより割り当ての問題が軽減されます。
TFTP サービスの起動時にデータベースからエンタープライズ パラメータ値を取得中に、例外が検出されました。この原因は通常、Cisco Unified Communications Manager データベースへのアクセスの失敗です。