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この章では、Cisco Unified Communications Real-Time Monitoring Tool(RTMT)のトレース機能、perfmon オブジェクトと perfmon カウンタ、およびアラート機能について簡単に説明します。
RTMT はクライアントサイドのアプリケーションとして実行され、HTTPS と TCP を使用して、システム パフォーマンス、デバイス ステータス、デバイス検出、CTI アプリケーション、およびボイス メッセージング ポートをモニタします。RTMT は、HTTPS を使用して直接デバイスに接続し、システムの問題をトラブルシューティングします。Cisco Unified RTMT は次のタスクを実行します。
システムの健全性をモニタするための、事前に定義された管理オブジェクトをモニタする。
オブジェクトの値がユーザ設定しきい値を超えるか下回った場合に、E メールによりさまざまな警告を生成する。
トレースを収集し、RTMT に備わっているさまざまなデフォルト ビューアで表示する。
Q931 メッセージを変換する。
SysLog ビューアで syslog メッセージを表示する。
パフォーマンス モニタリング カウンタと連動する。
Cisco Unified RTMT は、SNMP トラップに加え、ハードウェア ベンダーから提供される syslog メッセージをモニタおよび解析して、これらのアラートを Alert Central に送信することができます。アラートの発生を Cisco Unified CM のシステム管理者に通知するように RTMT を設定することも可能です。こうした通知は、E メール、E ページ、またはそれら両方を使用して行うことができます。
![]() (注) | RTMT は 1 つのクラスタで最適に機能します。複数のクラスタが展開されている大規模な企業ネットワークでは、Cisco Unified Operations Manager を使用することを推奨します。Cisco Unified Operations Manager の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps6535/index.htm を参照してください。 |
Cisco Unified Communications Manager はパフォーマンス カウンタ(PerfMon カウンタと呼びます)を更新します。カウンタには、登録されている電話機の数、アクティブ コールの数、使用可能な会議ブリッジ リソースの数、ボイス メッセージングポートの使用状況など、システムとシステム上のデバイスについての簡単で便利な情報が含まれています。
任意のオブジェクトのカウンタを選択することで、システムのコンポーネントとシステム上のアプリケーションのコンポーネントのパフォーマンスをモニタすることができます。各オブジェクトのカウンタは、フォルダを展開すると表示されます。
Cisco Unified Communications Manager の場合、Cisco Unified Communications Manager のパフォーマンス カウンタのほとんどが Cisco CallManager オブジェクトに含まれ、これらのカウンタのインスタンスは 1 つだけです。他のオブジェクトに属するインスタンスベースのカウンタでは、インスタンスが 0 以上の場合があります。たとえば、2 台の電話機が Cisco Unified Communications Manager に登録されている場合、Cisco Phones オブジェクトに属するカウンタごとに 2 つのインスタンスが存在します。
コンピュータで perfmon カウンタをローカルに記録し、RTMT でパフォーマンス ログ ビューアを使用して、収集した perfmon CSV ログ ファイルまたは Real-time Information Server Data Collection(RISDC)の perfmon ログを表示することができます。
RTMT はパフォーマンスのトラブルシューティングを実行するためにアラート通知を行います。また、パフォーマンス カウンタを定期的にポーリングして、そのカウンタのデータを表示します。パフォーマンスをモニタすることにより、次のタスクを実行することができます。
1 つのクラスタ内のすべての Cisco Unified Communications Manager サーバ(該当する場合)、TFTP サーバ、およびデータベース サーバを含めてパフォーマンス カウンタをモニタする。
一連の事前設定されたオブジェクトを継続的にモニタし、E メールのメッセージ形式で通知を受信する。
カウンタのしきい値設定をアラート通知に関連付ける。E メールまたはポップアップ メッセージによる通知が管理者に送信されます。
カスタマイズされたトラブルシューティング タスクのために、モニタされたカウンタ、しきい値設定、アラート通知などの設定を保存して復元する。
1 つのパフォーマンス比較図で、最大 6 つの perfmon カウンタを表示する。
アラート通知により、システムと Cisco Unified Communications Manager で発生している最新の問題を知ることができます。アラート通知は、すでに RTMT に含まれているパラメータを使用して設定するか、独自に設定することができます。次の表には、使用可能な設定とその説明が示されています。設定は RTMT の各ペイン([Threshold]、[Value Calculated As]、[Duration]、[Frequency]、および [Schedule])に含まれています。
![]() (注) | E メールによる通知が必要な場合は、[Enable E-mail] ボックスをオンにします。 |
RTMT ではデータ サンプリングを使用することもできます。[RTMT Perfmon Monitoring] ペインに表示される perfmon カウンタには、経時的なデータのサンプルが緑色の点で表示されます。収集するサンプルの数や図に表示するデータ点の数は変更することができます。次の表はパラメータのリストと説明です。
パラメータ |
説明 |
---|---|
絶対値(Absolute) |
一部のカウンタ値は累積されるため、データの現在の状態を表示するには [Absolute] を選択します。 |
差分(Delta) |
[Delta] を選択すると、現在のカウンタ値と前回のカウンタ値の差分が表示されます。 |
差分比率(Delta Percentage) |
[Delta Percentage] を選択すると、カウンタ パフォーマンスの変化が比率で表示されます。 |
ここでは、Cisco Unified Communications Manager の PerfMon オブジェクトと PerfMon カウンタについて説明します。
Cisco Analog Access オブジェクトは、登録済みの Cisco アナログ アクセス ゲートウェイについての情報を提供します。次の表に、Cisco Analog Access カウンタに関する情報を示します。
Cisco Annunciator Device オブジェクトは、登録済みの Cisco アナンシエータ デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco Annunciator カウンタについての情報が含まれます。
Cisco CallManager オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager に登録されたコール、アプリケーション、およびデバイスに関する情報を提供します。次の表には、Cisco CallManager カウンタについての情報が含まれます。
Cisco CallManager External Call Control には、外部コール制御機能をサポートするために追加されたカウンタに関する情報を提供する機能があります。次の表には、External Call Control カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
Cisco Unified Communications Manager(Cisco CallManager)オブジェクト |
|
ExternalCallControlEnabledCallsAttempted |
このカウンタは、外部コール制御機能を有効にしたデバイスに対するコールの合計数を示します。これは、Cisco CallManager サービスが最後に再起動された後に、代行受信を有効にしたパターンまたは DN に対して受信したすべてのコールの累積数です。 |
ExternalCallControlEnabledCallsCompleted |
このカウンタは、外部コール制御機能を有効にしたデバイスに接続したコールの合計数を示します。これは、Cisco CallManager サービスが最後に再起動された後に、代行受信を有効にしたパターンまたは DN に対して受信したすべてのコールの累積数です。 |
ExternalCallControlEnabledFailureTreatmentApplied |
このカウンタは、外部コール制御プロファイルに定義されているエラー処理(許可または拒否など)に基づいて、クリアまたはルーティングされたコールの合計数を示します。 |
External Call Control オブジェクト |
|
PDPServersTotal |
このカウンタでは、Cisco Unified CM の管理ページで設定されているすべての外部コール制御プロファイルの PDP サーバの合計数を定義します。このカウンタは新しい PDP サーバが追加されると増加し、PDP サーバが削除されると減少します。 |
PDPServersInService |
このカウンタでは、インサービス(アクティブ)の PDP サーバの合計数を定義します。 |
PDPServersOutOfService |
このカウンタでは、PDP サーバがインサービスからアウトオブサービスに移行した回数の合計数を定義します。これは、Cisco CallManager サービスが最後に再起動された後にアウトオブサービスになった PDP サーバの累積数です。 |
ConnectionsActiveToPDPServer |
このカウンタは、Cisco Unified Communications Manager が PDP サーバとの間に確立した(現在アクティブな)接続の合計数を示します。 |
ConnectionsLostToPDPServer |
このカウンタは、Cisco Unified Communications Manager および PDP サーバ間のアクティブな接続が解除された合計回数を示します。これは、Cisco CallManager サービスが最後に再起動された後の累積数です。 |
Cisco SAF Client オブジェクトは、この Cisco SAF Client オブジェクトは、各ノードに固有の SAF カウンタに関する情報を提供します。次の表には、Cisco SAF Client オブジェクト カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
SAFConnectionsSucceeded(範囲は 0 ~ 2) |
この Unified CM ノードで現在アクティブな SAF クライアント接続の合計数。 |
SAFFConnectionsFailed(範囲は 0 ~ 2) |
この Unified CM ノードで失敗した SAF クライアント接続の合計数。失敗した接続は、SAF フォワーダに登録していない接続です。 |
![]() (注) | Cisco Unified CM ノードの再起動によってカウンタはリセットされます。 |
Cisco CallManager System Performance オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager に関するシステム パフォーマンスの情報を提供します。次の表には、Cisco CallManager システム パフォーマンス カウンタについての情報が含まれます。
Cisco CTI Manager オブジェクトは、Cisco CTI Manager についての情報を提供します。次の表には、Cisco CTIManager カウンタについての情報が含まれます。
Cisco Dual-Mode Mobility オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager のデュアルモード モビリティ アプリケーションについての情報を提供します。次の表には、Cisco Dual-Mode Mobility カウンタについての情報が含まれます。
Cisco Extension Mobility オブジェクトは、エクステンション モビリティ アプリケーションについての情報を提供します。次の表には、Cisco Extension Mobility カウンタについての情報が含まれます。
Cisco 機能管理ポリシーには、2 つの新しい TFTP 用カウンタに関する情報を提供する機能があります。次の表には、Cisco 機能管理ポリシー機能のカウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
BuildFeaturePolicyCount |
構築された FCP ファイルの数を示します |
FeaturePolicyChangeNotifications |
送信された TCP 変更通知の数を示します |
Cisco Gatekeeper オブジェクトは、登録済みの Cisco ゲートキーパー デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco ゲートキーパー デバイス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
ACFsReceived |
このカウンタは、設定済みゲートキーパーとその代替ゲートキーパーから受信された RAS アドミッション確認メッセージの総数を表します。 |
ARQsAttempted |
このカウンタは、設定済みゲートキーパーとその代替ゲートキーパーを使用して試行された RAS アドミッション要求メッセージの総数を表します。 |
RasRetries |
このカウンタは、設定済みゲートキーパーとその代替ゲートキーパー上のすべての RAS 確認応答メッセージの消失や遅延による再試行回数を表します。 |
VideoOutOfResources |
このカウンタは、帯域幅の不足などが原因で失敗した、設定済みゲートキーパーまたはその代替ゲートキーパーへのビデオストリーム要求の総数を表します。 |
Cisco H.323 オブジェクトは、登録済みの Cisco H.323 デバイスについての情報を提供します。次の表に、Cisco H.323 デバイス カウンタに関する情報を示します。
Cisco Hunt Lists オブジェクトは、Cisco Unified CM Administration の管理で定義されたハント リストについての情報を提供します。次の表には、Cisco Hunt List のカウンタについての情報が含まれます。
Cisco HW Conference Bridge Device オブジェクトは、登録済みの Cisco ハードウェア会議ブリッジ デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco ハードウェア会議ブリッジ デバイス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
HWConferenceActive |
このカウンタは、ハードウェア会議ブリッジ デバイス上で現在アクティブな(使用中の)会議の数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
HWConferenceCompleted |
このカウンタは、ハードウェア会議デバイス上に割り当てられ、開放された会議の総数を表します。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときに開始します。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
OutOfResources |
このカウンタは、ハードウェア会議デバイスから会議リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計を表します。 |
ResourceActive |
このカウンタは、このハードウェア会議デバイスに対して現在使用中の(アクティブな)リソースの数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
ResourceAvailable |
このカウンタは、非アクティブで、ハードウェア会議デバイスで現在まだ使用可能なリソースの総数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
ResourceTotal |
このカウンタは、ハードウェア会議ブリッジ デバイス用リソースの総数を表します。このカウンタは、ResourceAvailable カウンタと ResourceActive カウンタを合計した数になります。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
Cisco IP Manager Assistant(IPMA)Service オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager Assistant アプリケーションに関する情報を提供します。次の表には、Cisco IPMA カウンタについての情報が含まれます。
Cisco Lines オブジェクトは、ダイヤルしてデバイスに接続できる Cisco 回線(ディレクトリ番号)の数を表します。回線は、エンドポイントで終了するすべてのディレクトリ番号を表します。割り当てられたディレクトリ番号は、回線を識別します。Cisco Lines オブジェクトには、デジタル アクセス ゲートウェイまたはアナログ アクセス ゲートウェイのパターンなどのワイルドカードを含むディレクトリ番号は含まれていません。
Active カウンタは、回線の状態についてアクティブまたは非アクティブのいずれかを表します。0 は、回線が使用されていないことを示します。数値が 0 より大きい場合、回線がアクティブであることを示します。数値はその回線で現在進行中のコールの数を表します。複数のコールがアクティブである場合、明確な保留状態(ユーザ保留)、またはネットワーク保留操作(たとえば、転送が進行中のため転送保留にされている状態)のいずれかの理由で、コールが保留状態であることを示します。これは、任意のデバイスに割り当てられるすべてのディレクトリ番号に適用されます。
Cisco Location オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager で定義されているロケーションについての情報を提供します。次の表には、Cisco ロケーション カウンタについての情報が含まれます。
Cisco IP Voice Media Streaming Application オブジェクトは、登録済みの MTP、MOH サーバ、会議ブリッジ サーバ、およびアナンシエータについての情報を提供します。次の表に、Cisco IP Voice Media Streaming Application カウンタに関する情報を示します。
![]() (注) | デバイス プールに関連付けられている Cisco Unified Communications Manager グループ内の Cisco Unified Communications Manager ごとに 1 つのオブジェクトが存在します。アナンシエータ デバイスはそのデバイス プールを使用するように設定されています。 |
Cisco メディア ゲートウェイ コントロール プロトコル(MGCP)Foreign Exchange Office(FXO)Device オブジェクトは、登録済みの Cisco MGCP BRI デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco MGCP BRI デバイス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
CallsCompleted |
このカウンタは、この MGCP 基本速度インターフェイス(BRI)デバイスから発信され成功したコールの総数を表します。 |
Channel 1 Status |
このカウンタは、MGCP BRI デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。次の値が使用されます。0(Unknown)は、チャネルの状態を判別できなかったことを示します。1(Out of service)は、このチャネルが使用不可であることを示します。2(Idle)は、このチャネルにはアクティブなコールがなく、使用可能な状態であることを示します。3(Busy)は、このチャネルにアクティブ コールが存在することを示します。4(Reserved)は、このチャネルが D チャネルとして、または BRI 用の Synch チャネル として使用されるように予約されていることを示します。 |
Channel 2 Status |
このカウンタは、MGCP BRI デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。次の値が使用されます。0(Unknown)は、チャネルの状態を判別できなかったことを示します。1(Out of service)は、このチャネルが使用不可であることを示します。2(Idle)は、このチャネルにはアクティブなコールがなく、使用可能な状態であることを示します。3(Busy)は、このチャネルにアクティブ コールが存在することを示します。4(Reserved)は、このチャネルが D チャネルとして、または BRI 用の Synch チャネル として使用されるように予約されていることを示します。 |
DatalinkInService |
このカウンタは、対応するデジタル アクセス ゲートウェイ上のデータリンク(D チャネル)の状態を表します。この値は、データリンクがアップ(イン サービス)の場合は 1 に設定され、データリンクがダウン(アウト オブ サービス)の場合は 0 に設定されます。 |
OutboundBusyAttempts |
このカウンタは、使用可能な音声チャネルがない場合に、この MGCP BRI デバイスを介してコールが試行された回数の合計を表します。 |
Cisco メディア ゲートウェイ コントロール プロトコル(MGCP)Foreign Exchange Office(FXO)Device オブジェクトは、登録済みの Cisco MGCP FXO デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco MGCP FXO デバイス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
CallsCompleted |
このカウンタは、MGCP FXO デバイス上のポートから発信され成功したコールの総数を表します。 |
OutboundBusyAttempts |
このカウンタは、使用可能な音声チャネルがない場合に、この MGCP FXO デバイス上のポートを介してコールが試行された回数の合計を表します。 |
PortStatus |
このカウンタは、この MGCP FXO デバイスに関連付けられている FXO ポートの状態を表します。 |
Cisco MGCP Foreign Exchange Station(FXS)Device オブジェクトは、登録済みの Cisco MGCP FXS デバイスについての情報を提供します。このオブジェクトのインスタンスは、Cisco Catalyst 6000 24 port FXS Analog Interface Module ゲートウェイ上の各ポートに対して 1 つずつ作成されます。たとえば、完全に設定された Catalyst 6000 Analog Interface Module の場合、このオブジェクトの個々の 24 のインスタンスが表現されます。次の表には、Cisco MGCP FXS デバイス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
CallsCompleted |
このカウンタは、MGCP FXS デバイス上のこのポートから発信され成功したコールの総数を表します。 |
OutboundBusyAttempts |
このカウンタは、使用可能な音声チャネルがない場合に、この MGCP FXS デバイス上のポートを介してコールが試行された回数の合計を表します。 |
PortStatus |
このカウンタは、MGCP FXS デバイスに関連付けられている FXS ポートの状態を表します。 |
Cisco MGCP Gateways オブジェクトは、登録済みの MGCP ゲートウェイについての情報を提供します。次の表に、Cisco MGCP Gateway カウンタに関する情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
BRIChannelsActive |
このカウンタは、ゲートウェイのコールで現在アクティブな BRI 音声チャネルの数を表します。 |
BRISpansInService |
このカウンタは、ゲートウェイで現在使用可能な BRI スパンの数を表します。 |
FXOPortsActive |
このカウンタは、ゲートウェイのコールで現在アクティブな FXO ポートの数を表します。 |
FXOPortsInService |
このカウンタは、ゲートウェイで現在使用可能な FXO ポートの数を表します。 |
FXSPortsActive |
このカウンタは、ゲートウェイのコールで現在アクティブな FXS ポートの数を表します。 |
FXSPortsInService |
このカウンタは、ゲートウェイで現在使用可能な FXS ポートの数を表します。 |
PRIChannelsActive |
このカウンタは、ゲートウェイのコールで現在アクティブな PRI 音声チャネルの数を表します。 |
PRISpansInService |
このカウンタは、ゲートウェイで現在使用可能な PRI スパンの数を表します。 |
T1ChannelsActive |
このカウンタは、ゲートウェイのコールで現在アクティブな T1 CAS 音声チャネルの数を表します。 |
T1SpansInService |
このカウンタは、ゲートウェイで現在使用可能な T1 CAS スパンの数を表します。 |
Cisco MGCP Primary Rate Interface(PRI)Device オブジェクトは、登録済みの Cisco MGCP PRI デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco MGCP PRI デバイス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
CallsActive |
このカウンタは、この MGCP PRI デバイス上で現在アクティブな(使用中の)コールの数を表します。 |
CallsCompleted |
このカウンタは、この MGCP PRI デバイスから発信され成功したコールの総数を表します。 |
Channel 1 Status ~ Channel 15 Status(連続した番号) |
このカウンタは、MGCP PRI デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。次の値が使用されます。0(Unknown)は、チャネルの状態を判別できなかったことを示します。1(Out of service)は、このチャネルが使用不可であることを示します。2(Idle)は、このチャネルにはアクティブなコールがなく、使用可能な状態であることを示します。3(Busy)は、このチャネルにアクティブ コールが存在することを示します。4(Reserved)は、このチャネルが D チャネルとして、または E-1 用の Synch チャネルとして使用されるように予約されていることを示します。 |
Channel 16 Status |
このカウンタは、MGCP PRI デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。次の値が使用されます。0:Unknown、1:Out of service、2:Idle、3:Busy、4:Reserved(E1 PRI インターフェイスの場合、このチャネルは、D チャネルとして使用するように予約されています)。 |
Channel 17 Status ~ Channel 31 Status(連続した番号) |
このカウンタは、MGCP PRI デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。0:Unknown、1:Out of service、2:Idle、3:Busy、4:Reserved |
DatalinkInService |
このカウンタは、対応するデジタル アクセス ゲートウェイ上のデータリンク(D チャネル)の状態を表します。この値は、データリンクがアップ(イン サービス)の場合は 1 に設定され、データリンクがダウン(アウト オブ サービス)の場合は 0 に設定されます。 |
OutboundBusyAttempts |
このカウンタは、使用可能な音声チャネルがない場合に、MGCP PRI デバイスを介してコールが試行された回数の合計を表します。 |
Cisco MGCP T1 個別線信号方式(CAS)Device オブジェクトは、登録済みの Cisco MGCP T1 CAS デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco MGCP TI CAS デバイス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
CallsActive |
このカウンタは、この MGCP T1 CAS デバイス上で現在アクティブな(使用中の)コールの数を表します。 |
CallsCompleted |
このカウンタは、この MGCP T1 CAS デバイスから発信され成功したコールの総数を表します。 |
Channel 1 Status ~ Channel 24 Status(連続した番号) |
このカウンタは、MGCP T1 CAS デバイスに関連付けられている、指定された B チャネルの状態を表します。次の値が使用されます。0(Unknown)は、チャネルの状態を判別できなかったことを示します。1(Out of service)は、このチャネルが使用不可であることを示します。2(Idle)は、このチャネルにはアクティブなコールがなく、使用可能な状態であることを示します。3(Busy)は、このチャネルにアクティブ コールが存在することを示します。4(Reserved)は、このチャネルが D チャネルとして、または E-1 用の Synch チャネルとして使用されるように予約されていることを示します。 |
OutboundBusyAttempts |
このカウンタは、使用可能な音声チャネルがない場合に、MGCP T1 CAS デバイスを介してコールが試行された回数の合計を表します。 |
Cisco Mobility Manager オブジェクトは、登録された Cisco Unified Mobility Manager デバイスに関する情報を提供します。次の表には、Cisco Unified Mobility Manager デバイス カウンタについての情報が含まれます。
Cisco Music On Hold(MoH)Device オブジェクトは、登録済みの Cisco MOH デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco MOH デバイス カウンタについての情報が含まれます。
Cisco Media Termination Point(MTP)Device オブジェクトは、登録済みの Cisco MTP デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco MTP デバイス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
OutOfResources |
このカウンタは、MTP デバイスから MTP リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計を表します。 |
ResourceActive |
このカウンタは、MTP デバイスに対して現在使用中の(アクティブな)MTP リソースの数を表します。 各 MTP リソースは、2 つのストリームを使用します。使用中の MTP は、コールで使用するために割り当てられている 1 つの MTP リソースを表します。 |
ResourceAvailable |
このカウンタは、非アクティブで、MTP デバイスに対して現在も使用可能な MTP リソースの総数を表します。 各 MTP リソースは、2 つのストリームを使用します。使用中の MTP は、コールで使用するために割り当てられている 1 つの MTP リソースを表します。 |
ResourceTotal |
このカウンタは、MTP デバイスが提供する MTP リソースの総数を表します。このカウンタは、ResourceAvailable カウンタと ResourceActive カウンタを合計した数になります。 |
Cisco Phones オブジェクトは、ハードウェアベースのデバイスとその他の端末デバイスの両方を含む、登録されている Cisco Unified IP Phone の数についての情報を提供します。
CallsAttempted カウンタは、この電話機から試行されたコールの数を表します。この数は、電話機がオフフックおよびオンフックになるたびに増加します。
Cisco Presence オブジェクトは、短縮ダイヤルやコールリストのビジー ランプ フィールド(BLF)の登録に関連する統計など、プレゼンス登録についての情報を提供します。次の表には、Cisco Presence 機能についての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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ActiveCallListAndTrunkSubscriptions |
このカウンタは、コール リスト機能のアクティブなプレゼンス登録と SIP トランクを介したプレゼンス登録を表します。 |
ActiveSubscriptions |
このカウンタは、すべてのアクティブな着信と発信のプレゼンス登録を表します。 |
CallListAndTrunkSubscriptionsThrottled |
このカウンタは、コール リスト機能の制御のために拒否されたコール リストのプレゼンス登録とトランク側のプレゼンス登録の累計数を表します。 |
IncomingLineSideSubscriptions |
このカウンタは、回線側で受信されたプレゼンス登録の累計数を表します。 |
IncomingTrunkSideSubscriptions |
このカウンタは、トランク側で受信されたプレゼンス登録の累計数を表します。 |
OutgoingTrunkSideSubscriptions |
このカウンタは、トランク側で送信されたプレゼンス登録の累計数を表します。 |
Cisco QSIG Feature オブジェクトは、コール転送やパス置換など、さまざまな QSIG 機能の操作についての情報を提供します。次の表には、Cisco QSIG 機能のカウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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CallForwardByRerouteCompleted |
このカウンタは、再ルーティングにより自動転送され成功したコールの数を表します。再ルーティングによる自動転送は、自動転送されるコールのパスを、発信元の観点から最適化します(使用中の B チャネルの数を最少化します)。このカウンタは、Cisco CallManager の Call Forward by Reroute Enabled サービス パラメータが有効または無効にされたとき、または Cisco CallManager サービスが再起動されたときにリセットされます。 |
PathReplacementCompleted |
このカウンタは、正常に実行されたパス置換の数を表します。QSIG ネットワークにおけるパス置換は、コールに含まれる 2 つのエッジ PINX(PBX)間のパスを最適化します。このカウンタは、Cisco CallManager の Path Replacement Enabled サービス パラメータが有効または無効にされたとき、または Cisco CallManager サービスが再起動されたときにリセットされます。 |
Cisco Signaling Performance オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager の転送通信に関するコールシグナリング データを提供します。次の表には、Cisco Signaling Performance カウンタについての情報が含まれます。
Cisco Session Initiation Protocol(SIP)オブジェクトは、設定済みの SIP デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco SIP のカウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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CallsActive |
このカウンタは、この SIP デバイス上で現在アクティブな(使用中の)コールの数を表します。 |
CallsAttempted |
このカウンタは、この SIP デバイス上で試行されたコールの数を表します。成功したコールの試行と失敗したコールの試行の両方が含まれます。 |
CallsCompleted |
このカウンタは、SIP デバイスから実際に接続された(音声パスが確立された)コールの数を表します。この数は、コールが終了したときに増加します。 |
CallsInProgress |
このカウンタは、SIP デバイス上で現在進行中の、すべてのアクティブ コールを含むコールの数を表します。進行中のすべてのコールが接続されたときに、CallsInProgress の数は CallsActive の数と等しくなります。 |
VideoCallsActive |
このカウンタは、この SIP デバイス上で現在アクティブな(使用中の)ストリーミング ビデオ接続を持つビデオ コールの数を表します。 |
VideoCallsCompleted |
このカウンタは、この SIP デバイスのビデオ ストリームに実際に接続されたビデオ コールの数を表します。この数は、コールが終了したときに増加します。 |
Cisco SIP Normalization パフォーマンス オブジェクトには、初期化エラー、実行時エラー、スクリプト ステータスなどの正規化スクリプトの側面をモニタできるようにするカウンタが含まれています。これらのカウンタのインスタンスは、スクリプトに関連付けられている各デバイスによって新規に作成されます。次の表には、Cisco SIP Normalization カウンタについての情報が含まれます。
Cisco SIP Stack オブジェクトは、Session Initiation Protocol(SIP)デバイス(SIP プロキシ、SIP リダイレクト サーバ、SIP レジストラ、SIP ユーザ エージェントなど)で生成または使用される SIP スタックの統計についての情報を提供します。次の表には、Cisco SIP Stack カウンタについての情報が含まれます。
Cisco SIP Station オブジェクトは、SIP 回線側デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco SIP Station のカウンタについての情報が含まれます。
Cisco SW Conference Bridge Device オブジェクトは、登録済みの Cisco ソフトウェア会議ブリッジ デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco ソフトウェア会議ブリッジ デバイスのカウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
OutOfResources |
このカウンタは、ソフトウェア会議デバイスから会議リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であったために失敗した回数の合計を表します。 |
ResourceActive |
このカウンタは、ソフトウェア会議デバイスで現在使用中の(アクティブな)リソースの数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
ResourceAvailable |
このカウンタは、非アクティブで、ソフトウェア会議デバイスで現在まだ使用可能なリソースの総数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。 |
ResourceTotal |
このカウンタは、ソフトウェア会議デバイスが提供する会議リソースの総数を表します。1 つのリソースは 1 つのストリームを表します。このカウンタは、ResourceAvailable カウンタと ResourceActive カウンタを合計した数になります。 |
SWConferenceActive |
このカウンタは、ソフトウェア会議デバイス上で現在アクティブな(使用中の)ソフトウェアベースの会議の数を表します。 |
SWConferenceCompleted |
このカウンタは、ソフトウェア会議デバイス上に割り当てられ、開放された会議の総数を表します。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときに開始します。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
Cisco トリビアル ファイル転送プロトコル(TFTP)Server オブジェクトは、Cisco TFTP サーバについての情報を提供します。次の表には、Cisco TFTP サーバのカウンタについての情報が含まれます。
Cisco Transcode Device オブジェクトは、登録済みの Cisco トランスコーディング デバイスについての情報を提供します。次の表には、Cisco トランスコーダ デバイスのカウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
OutOfResources |
このカウンタは、トランスコーダ デバイスからトランスコーダ リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計を表します。 |
ResourceActive |
このカウンタは、トランスコーダ デバイスに対して現在使用中の(アクティブな)トランスコーダ リソースの数を表します。 各トランスコーダ リソースは、2 つのストリームを使用します。 |
ResourceAvailable |
このカウンタは、非アクティブで、トランスコーダ デバイスで現在まだ使用可能なリソースの総数を表します。 各トランスコーダ リソースは、2 つのストリームを使用します。 |
ResourceTotal |
このカウンタは、トランスコーダ デバイスが提供したトランスコーダ リソースの総数を表します。このカウンタは、ResourceActive カウンタと ResourceAvailable カウンタを合計した数になります。 |
Cisco Video Conference Bridge オブジェクトは、登録済みの Cisco ビデオ会議ブリッジ デバイスについての情報を提供します。次の表に、Cisco Video Conference Bridge Device カウンタに関する情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
ConferencesActive |
このカウンタは、ビデオ会議ブリッジ デバイス上で現在アクティブな(使用中の)ビデオ会議の総数を表します。システムでは、最初のコールがブリッジに接続されたときに会議がアクティブになるよう指定されています。 |
ConferencesAvailable |
このカウンタは、非アクティブで、ビデオ会議デバイス上でまだ使用可能なビデオ会議の数を表します。 |
ConferencesCompleted |
このカウンタは、ビデオ会議デバイス上に割り当てられ、開放されたビデオ会議の総数を表します。会議は、最初のコールがブリッジに接続されたときに開始します。会議は、最後のコールがブリッジから接続解除されたときに完了します。 |
ConferencesTotal |
このカウンタは、ビデオ会議デバイスに対して設定されているビデオ会議の総数を表します。 |
OutOfConferences |
このカウンタは、ビデオ会議デバイスからビデオ会議の開始を試行して、許可されているアクティブな会議の最大数(TotalConferences カウンタで指定)をデバイスがすでに使用しているために失敗した回数の合計を表します。 |
OutOfResources |
このカウンタは、ビデオ会議デバイスから会議リソースの割り当てを試行して、すべてのリソースがすでに使用中であるなどの理由で失敗した回数の合計を表します。 |
ResourceActive |
このカウンタは、ビデオ会議ブリッジ デバイス上で現在アクティブな(使用中の)リソースの総数を表します。参加者 1 名につき、1 つのリソースが使用されます。 |
ResourceAvailable |
このカウンタは、非アクティブで、ビデオ会議ブリッジデバイスへの追加の参加者を処理するデバイスでまだ使用可能なリソースの総数を表します。 |
ResourceTotal |
このカウンタは、ビデオ会議ブリッジ デバイス上に設定されているリソースの総数を表します。参加者 1 名につき、1 つのリソースが使用されます。 |
Cisco Web Dialer オブジェクトは、Cisco Web Dialer アプリケーションと Redirector Servlet に関する情報を提供します。次の表には、Cisco Web Dialer のカウンタについての情報が含まれます。
WSM オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager に設定されている WSMConnectors の情報を提供します。各 WSMConnector は、物理的な Motorola WSM デバイスを表します。次の表に、Cisco WSM Connector カウンタに関する情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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CallsActive |
このカウンタは、WSMConnector デバイス上で現在アクティブな(使用中の)コールの数を表します。 |
CallsAttempted |
このカウンタは、WSMConnector デバイス上で試行されたコールの数を表します。成功したコールの試行と失敗したコールの試行の両方が含まれます。 |
CallsCompleted |
このカウンタは、WSMConnector デバイスを介して接続された(音声パスが確立された)コールの数を表します。このカウンタは、コールが終了したときに増加します。 |
CallsInProgress |
このカウンタは、WSMConnector デバイス上で現在進行中のコールの数を表します。この数にはすべてのアクティブ コールが含まれます。CallsInProgress の数が CallsActive の数と等しい場合は、すべてのコールが接続されていることを示します。 |
DMMSRegistered |
このカウンタは、WSM に登録された DMMS 加入者の数を表します。 |
ここでは、Cisco Unified Communications Manager システムの PerfMon オブジェクトと PerfMon カウンタについて説明します。
Tomcat ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)/HTTP Secure(HTTPS)Connector オブジェクトは、Tomcat コネクタについての情報を提供します。Tomcat HTTP コネクタは、要求を受信して応答を送信するエンドポイントを表します。このコネクタは、Cisco Unified Communications Manager に関連した Web ページへのアクセス時に発生する HTTP/HTTPS 要求の処理と HTTP/HTTPS 応答の送信を行います。Web アプリケーションでの URL のセキュア ソケット レイヤ(SSL)ステータスは、各 Tomcat HTTP Connector のインスタンス名の基準になります。たとえば、SSL の場合は https://<IP Address>:8443、非 SSL の場合は http://<IP Address>:8080 になります。次の表に、Tomcat HTTP Connector カウンタについての情報を示します。
Cisco Tomcat Java Virtual Machine(JVM)オブジェクトは、Tomcat JVM に関する情報を提供します。これは、特に、Cisco Unified CM の管理、Cisco Unified Serviceability、Cisco Unity Connection Administration などの、Cisco Unified Communications Manager に関連する Web アプリケーションで使用される共通リソース メモリのプールを表します。次の表に、Tomcat JVM カウンタについての情報を示します。
Cisco Tomcat Web Application オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager の Web アプリケーションを実行する方法についての情報を提供します。Web アプリケーションの URL は、各 Tomcat Web Application のインスタンス名の基準になります。たとえば、Cisco Unified CM Administration(https://<IP Address>:8443/ccmadmin)は、ccmadmin によって識別され、Cisco Unified Serviceability は ccmservice によって識別されます。Cisco Unified Communications Manager のユーザ オプションは ccmuser によって識別され、Cisco Unity Connection Administration(https://<IP Address>:8443/cuadmin)は、cuadmin によって識別されます。また拡張子を持たない URL(https://<IP Address>:8443 または http://<IP Address>:8080 など)は、_root によって識別されます。次の表に、Tomcat Web Application カウンタについての情報を示します。
Database Change Notification Client オブジェクトは、変更通知クライアントについての情報を提供します。次の表に、Database Change Notification Client カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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MessagesProcessed |
このカウンタは、処理されたデータベース変更通知の数を表します。このカウンタは、15 秒ごとに更新されます。 |
MessagesProcessing |
このカウンタは、現在処理中、またはこのクライアントの変更通知キューで処理待ち状態にある変更通知メッセージの数を表します。このカウンタは、15 秒ごとに更新されます。 |
QueueHeadPointer |
このカウンタは、変更通知キューへのヘッド ポインタを表します。ヘッド ポインタは、変更通知キュー内の開始ポイントとして機能します。キュー内の通知数は、テール ポインタ値からヘッド ポインタ値を減算することで判断できます。デフォルトでは、このカウンタは 15 秒ごとに更新されます。 |
QueueMax |
このカウンタは、このクライアントで処理される変更通知メッセージの最大数を表します。このカウンタは、Cisco Database Layer Monitor サービスの最後の再起動時から累積されます。 |
QueueTailPointer |
このカウンタは、変更通知キューへのテール ポインタを表します。テール ポインタは、変更通知キュー内の終了ポイントを表します。キュー内の通知数は、テール ポインタ値からヘッド ポインタ値を減算することで判断できます。デフォルトでは、このカウンタは 15 秒ごとに更新されます。 |
TablesSubscribed |
このカウンタは、クライアントが登録しているテーブルの数を表します。 |
Database Change Notification Server オブジェクトは、さまざまな変更通知関連の統計情報を提供します。次の表に、Database Change Notification Server カウンタについての情報を示します。
Database Change Notification Subscription オブジェクトは、クライアントが変更通知を受信するテーブルの名前を表示します。
SubscribedTable オブジェクトは、変更通知を受信するサービスまたはサーブレットを含んだテーブルを表示します。カウンタは増加しないため、この表示は参考目的のみに使用されます。
Database Local Data Source Name(DSN)オブジェクトと LocalDSN カウンタは、ローカル マシンの DSN 情報を提供します。次の表に、Database Local DSN についての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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CcmDbSpace_Used |
このカウンタは、消費されている Ccm DbSpace の容量を表します。 |
CcmtempDbSpace_Used |
このカウンタは、消費されている Ccmtemp DbSpace の容量を表します。 |
CNDbSpace_Used |
このカウンタは、消費された CN dbspace の比率を表します。 |
LocalDSN |
このカウンタは、ローカル マシンから参照されているデータ ソース名(DSN)を表します。 |
SharedMemory_Free |
このカウンタは、空きのある共有メモリの合計を表します。 |
SharedMemory_Used |
このカウンタは、使用されている共有メモリの合計を表します。 |
RootDbSpace_Used |
このカウンタは、消費されている RootDbSpace の容量を表します。 |
DB User Host Information オブジェクトは、DB User Host についての情報を提供します。DB:User:Host Instance オブジェクトは、DB:User:Host の各インスタンスの接続数を表示します。
Enterprise Replication DBSpace Monitors オブジェクトは、さまざまな ER DbSpace の使用状況を表示します。次の表に、Enterprise Replication DB Monitors についての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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ERDbSpace_Used |
このカウンタは、消費された Enterprise Replication DbSpace の容量を表します。 |
ERSBDbSpace_Used |
このカウンタは、消費された ERDbSpace の容量を表します。 |
Enterprise Replication Perfmon Counter オブジェクトは、さまざまな複製カウンタについての情報を提供します。ServerName:ReplicationQueueDepth カウンタは、サーバ名に続いて、複製キューの項目数を表示します。
IP オブジェクトは、システムの IP 統計についての情報を提供します。次の表に、IP カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
Frag Creates |
このカウンタは、このエンティティで生成された IP データグラム フラグメントの数を表します。 |
Frag Fails |
このカウンタは、Do not Fragment フラグが設定されたデータグラムの場合など、データグラムをフラグメント化できなかったためにこのエンティティで破棄された IP データグラムの数を表します。 |
Frag OKs |
このカウンタは、このエンティティで正常にフラグメント化された IP データグラムの数を表します。 |
In Delivers |
このカウンタは、IP ユーザ プロトコルに配信された入力データグラムの数を表します。これにはインターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)が含まれます。 |
In Discards |
このカウンタは、問題が発生していなくても破棄された入力 IP データグラムの数を表します。バッファ領域の不足が考えられる原因の 1 つです。このカウンタには、再構成の待機中に破棄されたデータグラムの数は含まれていません。 |
In HdrErrors |
このカウンタは、ヘッダー エラーによって破棄された入力データグラムの数を表します。これには、不正なチェックサム、バージョン番号の不一致、他の形式エラー、存続可能時間の超過、および IP オプションの処理中に発見されたその他のエラーが含まれます。 |
In Receives |
このカウンタは、すべてのネットワーク インターフェイスから受信された入力データグラムの数を表します。このカウンタには、エラーと共に受信されたデータグラムも含まれます。 |
In UnknownProtos |
このカウンタは、正常に受信されたものの、プロトコルが不明またはサポートされないために廃棄されたローカル アドレス宛てのデータグラムの数を表します。 |
InOut Requests |
このカウンタは、受信された着信 IP データグラムの数および送信された発信 IP データグラムの数を表します。 |
Out Discards |
このカウンタは、送信されずに破棄された出力 IP データグラムの数を表します。バッファ領域の不足が考えられる原因の 1 つです。 |
Out Requests |
このカウンタは、ICMP を含むローカル IP プロトコルが、要求送信で IP に与える IP データグラムの総数を表します。このカウンタには、ForwDatagrams でカウントされたデータグラムの数は含まれません。 |
Reasm Fails |
このカウンタは、タイムアウトやエラーなど、IP 再構成アルゴリズムによって検出された IP 再構成の失敗の回数を表します。このカウンタは、破棄された IP フラグメントの数を表しません。RFC 815 のアルゴリズムなどの一部のアルゴリズムでは、受信するときにフラグメントを結合するので、フラグメントの数を追跡できなくなる可能性があるためです。 |
Reasm OKs |
このカウンタは、正常に再構成された IP データグラムの数を表します。 |
Reasm Reqds |
このカウンタは、このエンティティで再構成が必要だった受信 IP フラグメントの数を表します。 |
Memory オブジェクトは、サーバの物理メモリとスワップ メモリの使用状況についての情報を提供します。次の表に、Memory カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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% Mem Used |
このカウンタは、システムの物理メモリの使用率を比率で表示します。カウンタの値は、(Total KBytes - Free KBytes - Buffers KBytes - Cached KBytes + Shared KBytes) / Total KBytes で計算される値と等しく、Used KBytes / Total KBytes で計算される値にも一致します。 |
% Page Usage |
このカウンタは、アクティブなページの比率を表します。 |
% VM Used |
このカウンタは、システムの仮想メモリの使用率を比率で表示します。カウンタの値は、(Total KBytes - Free KBytes - Buffers KBytes - Cached KBytes + Shared KBytes + Used Swap Kbytes) / (Total KBytes + Total Swap Kbytes)で計算される値と等しく、Used VM KBytes / Total VM Kbytes で計算される値にも一致します。 |
Buffers KBytes |
このカウンタは、システムのバッファ容量をキロバイト単位で表します。 |
Cached KBytes |
このカウンタは、キャッシュされたメモリの容量をキロバイト単位で表します。 |
Free KBytes |
このカウンタは、システムで使用可能なメモリの総量をキロバイト単位で表します。 |
Free Swap KBytes |
このカウンタは、システムで使用可能な空きスワップ領域の容量をキロバイト単位で表します。 |
Faults Per Sec |
このカウンタは、システムによるページ フォールト(メジャーとマイナーの両方)の 1 秒あたりの件数を表します(2.5 以降のカーネルのみ)。一部のページ フォールトは I/O がなくても解決できるため、この数は I/O を生成したページ フォールトのカウントと一致しない場合があります。 |
Low Total |
このカウンタは、カーネルの低(非ページ)メモリの合計を表します。 |
Low Free |
このカウンタは、カーネルの低(非ページ)メモリの空き容量の合計を表します。 |
Major Faults Per Sec |
このカウンタは、システムによるメジャー ページ フォールトの 1 秒あたりの件数を表します(2.5 以降のカーネルのみ)。メジャー ページ フォールトとは、ディスクからメモリ ページをロードする必要があるページ フォールトを指します。 |
Pages |
このカウンタは、ディスクからページ インしたページの数と、ディスクにページ アウトしたページの数の合計を表します。 |
Pages Input |
このカウンタは、ディスクからページ インされたページの数を表します。 |
Pages Input Per Sec |
このカウンタは、ディスクから入力された 1 秒あたりのページのサイズの合計をキロバイト単位で表します。 |
Pages Output |
このカウンタは、ディスクにページ アウトされたページの数を表します。 |
Pages Output Per Sec |
このカウンタは、ディスクに出力された 1 秒あたりのページのサイズの合計をキロバイト単位で表します。 |
Shared KBytes |
このカウンタは、システムの共有メモリの容量をキロバイト単位で表します。 |
Total KBytes |
このカウンタは、システムのメモリの総量をキロバイト単位で表します。 |
Total Swap KBytes |
このカウンタは、システムのスワップ領域の総量をキロバイト単位で表します。 |
Total VM KBytes |
このカウンタは、使用中のシステム物理メモリとスワップ領域(Total Kbytes + Total Swap Kbytes)の総量をキロバイト単位で表します。 |
Used KBytes |
このカウンタは、使用中のシステム物理メモリの容量をキロバイト単位で表します。Used KBytes カウンタの値は、Total KBytes - Free KBytes - Buffers KBytes - Cached KBytes + Shared Kbytes で計算されます。Linux 環境では、top または free コマンド出力に表示される Used Kbytes の値は、Total KBytes - Free KBytes で計算される値に等しく、Buffers KBytes と Cached Kbytes の合計値も含みます。 |
Used Swap KBytes |
このカウンタは、システムで使用中のスワップ領域の容量をキロバイト単位で表します。 |
Used VM KBytes |
このカウンタは、システム物理メモリと、使用中のスワップ領域の容量をキロバイト単位で表します。値は、Total KBytes - Free KBytes - Buffers KBytes - Cached KBytes + Shared KBytes + Used Swap Kbytes で計算されます。この値は、Used Mem KBytes + Used Swap Kbytes で計算される値と一致します。 |
Network Interface オブジェクトは、システムのネットワーク インターフェイスについての情報を提供します。次の表に、Network Interface カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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Rx Bytes |
このカウンタは、インターフェイスで受信したフレーミング文字を含めたバイト数を表します。 |
Rx Dropped |
このカウンタは、エラーは検出されなかったものの、破棄するように選択されたインバウンド パケットの数を表します。これによって、上位層のプロトコルにパケットが配信されなくなります。パケットを破棄してバッファ領域を開放することなどが理由として挙げられます。 |
Rx Errors |
このカウンタは、エラーのために上位層のプロトコルに配信できなかったインバウンド パケット(パケット指向インターフェイス)の数と、インバウンド送信ユニット(文字指向または固定長インターフェイス)の数を表します。 |
Rx Multicast |
このカウンタは、このインターフェイスで受信したマルチキャスト パケットの数を表します。 |
Rx Packets |
このカウンタは、このサブレイヤが上位サブレイヤに配信したパケットの数を表します。この数には、このサブレイヤでマルチキャストまたはブロードキャスト アドレスにアドレス指定されたパケットは含まれていません。 |
Total Bytes |
このカウンタは、受信(Rx)バイトと送信(Tx)バイトの総数を表します。 |
Total Packets |
このカウンタは、Rx パケットと Tx パケットの総数を表します。 |
Tx Bytes |
このカウンタは、インターフェイスから送信されたフレーミング文字を含むオクテットの総数を表します。 |
Tx Dropped |
このカウンタは、エラーは検出されなかったものの、破棄するように選択されたアウトバウンド パケットの数を表します。これによって、上位層のプロトコルにパケットが配信されなくなります。パケットを破棄してバッファ領域を開放することなどが理由として挙げられます。 |
Tx Errors |
このカウンタは、エラーのために送信できなかったアウトバウンド パケット(パケット指向インターフェイス)の数と、アウトバウンド送信ユニット(文字指向または固定長インターフェイス)の数を表します。 |
Tx Packets |
このカウンタは、破棄されたものや送信されなかったものも含め、上位レベルのプロトコルが送信を要求したパケットの総数を表します。この数には、このサブレイヤでマルチキャストまたはブロードキャスト アドレスにアドレス指定されたパケットは含まれていません。 |
Tx QueueLen |
このカウンタは、出力パケット キューの長さを(パケット単位で)表します。 |
Number of Replicates Created and State of Replication オブジェクトは、システムのリアルタイム複製についての情報を提供します。次の表に、Replication カウンタについての情報を示します。
Partition オブジェクトは、システムのファイル システムとその使用状況についての情報を提供します。次の表に、Partition カウンタについての情報を示します。予備パーティションが存在する場合、これらのカウンタはそのパーティションで使用することができます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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% CPU Time |
このカウンタは、ディスクに対して発行された I/O 要求の処理にかかった CPU 時間を比率で表します。このカウンタは、カウンタの値が -1 になると無効になります。 |
% Used |
このカウンタは、このファイル システムで使用中のディスク領域を比率で表します。 |
% Wait in Read |
このカウンタは使用されません。このカウンタの代わりに Await Read Time カウンタが使用されます。このカウンタは、カウンタの値が -1 になると無効になります。 |
% Wait in Write |
このカウンタは使用されません。このカウンタの代わりに Await Write Time カウンタが使用されます。このカウンタは、カウンタの値が -1 になると無効になります。 |
Await Read Time |
このカウンタは、サービス対象のデバイスに対して発行する読み取り要求の平均所要時間をミリ秒単位で表します。このカウンタは、カウンタの値が -1 になると無効になります。 |
Await Time |
このカウンタは、サービス対象のデバイスに対して発行する I/O 要求の平均所要時間をミリ秒単位で表します。これは、要求がキュー内に存在する時間と、要求を処理する時間の合計です。このカウンタは、カウンタの値が -1 になると無効になります。 |
Await Write Time |
このカウンタは、サービス対象のデバイスに対して発行する書き込み要求の平均所要時間をミリ秒単位で表します。このカウンタは、カウンタの値が -1 になると無効になります。 |
キューの長さ(Queue Length) |
このカウンタは、ディスクに発行された要求の平均キュー長を表します。このカウンタは、カウンタの値が -1 になると無効になります。 |
Read Bytes Per Sec |
このカウンタは、ディスクから読み取られた 1 秒あたりのデータ量をバイト単位で表します。 |
Total Mbytes |
このカウンタは、このファイル システムのディスク領域全体の容量をメガバイト単位で表します。 |
Used Mbytes |
このカウンタは、このファイル システムで使用中のディスク領域の容量をメガバイト単位で表します。 |
Write Bytes Per Sec |
このカウンタは、ディスクに書き込まれた 1 秒あたりのデータ量をバイト単位で表します。 |
Process オブジェクトは、システムで実行されているプロセスについての情報を提供します。次の表に、Process カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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% CPU Time |
このカウンタは、最後に更新してから経過した CPU 時間におけるタスク占有率を、合計 CPU 時間に対する比率で表します。 |
% MemoryUsage |
このカウンタは、タスクが現在使用している物理メモリを比率で表します。 |
Data Stack Size |
このカウンタは、タスク メモリ ステータスのスタック サイズを表します。 |
Nice |
このカウンタは、タスクの Nice 値を表します。負の Nice 値はプロセスの優先順位が高いことを示し、正の Nice 値はプロセスの優先順位が低いことを表します。Nice 値が 0 の場合、タスクの割り当てを判断するときに優先順位を調整しないでください。 |
Page Fault Count |
このカウンタは、タスクで発生し、データをメモリにロードすることが必要になったメジャー ページ フォールトの数を表します。 |
PID |
このカウンタは、タスク固有のプロセス ID を表します。この ID は定期的にラッピングされますが、値が 0 になることはありません。 |
Process Status |
このカウンタは、次のプロセス ステータスを表示します。 |
Shared Memory Size |
このカウンタは、タスクが使用している共有メモリの容量(キロバイト)を表示します。他のプロセスが同じメモリを共有することも可能です。 |
STime |
このカウンタは、このプロセスがカーネル モードでスケジューリングしたシステム時間(STime)を jiffy 単位で表示します。jiffy は CPU 時間の 1 単位に相当し、測定単位として使用されます。1 秒は 100 jiffy です。 |
Thread Count |
このカウンタは、タスクで現在グループ化されているスレッドの数を表示します。負の値(-1)は、このカウンタが現在使用不可になっていることを示します。これは、システムのプロセスとスレッドの数の合計がデフォルトのしきい値を超過したために、スレッド統計情報(Thread オブジェクトのすべてのパフォーマンス カウンタ、および Process オブジェクトの Thread Count カウンタを含む)がオフになった場合に発生します。 |
Total CPU Time Used |
このカウンタは、タスクの開始以降、タスクがユーザ モードとカーネル モードで使用した合計 CPU 時間を jiffy 単位で表示します。jiffy は CPU 時間の 1 単位に相当し、測定単位として使用されます。1 秒は 100 jiffy です。 |
UTime |
このカウンタは、タスクがユーザ モードでスケジューリングした時間を jiffy 単位で表示します。 |
VmData |
このカウンタは、タスクでのヒープの仮想メモリ使用状況をキロバイト(KB)単位で表示します。 |
VmRSS |
このカウンタは、現在の物理メモリにおける仮想メモリ(Vm)常駐セット サイズ(RSS)をキロバイト(KB)単位で表示します。これには、コード、データ、およびスタックが含まれます。 |
VmSize |
このカウンタは、タスクでの仮想メモリの合計使用量をキロバイト(KB)単位で表示します。これには、すべてのコード、データ、共有ライブラリ、およびスワップ アウトされたページが含まれます(仮想イメージ = スワップ サイズ + 常駐サイズ)。 |
Wchan |
このカウンタは、プロセスが待機しているチャネル(システム コール)を表示します。 |
Processor オブジェクトは、さまざまなプロセッサ時間の使用状況を比率で提供します。次の表に、Processor カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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% CPU Time |
このカウンタは、最後に更新してから経過した CPU 時間における、アイドル時間を除いたプロセッサの占有率を表示します。この占有率は、合計 CPU 時間に対する比率で表されます。 |
Idle Percentage |
このカウンタは、プロセッサがアイドル状態になっており、未処理のディスク I/O 要求が存在しなかった時間を比率で表示します。 |
IOwait Percentage |
このカウンタは、システムに未処理のディスク I/O 要求が存在し、同時にプロセッサがアイドル状態になっていた時間を比率で表します。 |
Irq Percentage |
このカウンタは、デバイスに割り当てられる割り込み要求を実行するためにプロセッサが費やす時間(プロセッサがコンピュータに信号を送信するために費やす時間を含む)を比率で表します。 |
Nice Percentage |
このカウンタは、プロセッサが、Nice 優先順位に従ってユーザ レベルで実行するために費やす時間を比率で表示します。 |
Softirq Percentage |
このカウンタは、プロセッサが、CPU のパフォーマンスを向上させるために、ソフト IRQ の実行とタスク切り替えの延期に費やす時間を比率で表します。 |
System Percentage |
このカウンタは、プロセッサがシステム(カーネル)レベルでプロセスを実行している時間を比率で表示します。 |
User Percentage |
このカウンタは、プロセッサがユーザ(アプリケーション)レベルで通常のプロセスを実行している時間を比率で表示します。 |
System オブジェクトは、システムのファイル記述子についての情報を提供します。次の表に、System カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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Allocated FDs |
このカウンタは、割り当てられたファイル記述子の総数を表します。 |
Being Used FDs |
このカウンタは、システムで現在使用中のファイル記述子の数を表します。 |
Freed FDs |
このカウンタは、システム上で割り当てられているファイル記述子のうち、開放されているファイル記述子の総数を表します。 |
Max FDs |
このカウンタは、システムで許可されているファイル記述子の最大数を表します。 |
Total CPU Time |
このカウンタは、システムが稼働している合計時間を jiffy 単位で表します。 |
Total Processes |
このカウンタは、システム上のプロセスの総数を表します。 |
Total Threads |
このカウンタは、システム上のスレッドの総数を表します。 |
TCP オブジェクトは、システムの TCP 統計についての情報を提供します。次の表に、TCP カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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Active Opens |
このカウンタは、TCP 接続が CLOSED 状態から SYS-SENT 状態へ直接遷移した回数を表示します。 |
Attempt Fails |
このカウンタは、TCP 接続が SYN-RCVD または SYN-RCVD のいずれかの状態から CLOSED 状態に直接遷移した回数と、TCP 接続が SYS-RCVD 状態から LISTEN 状態に直接遷移した回数の合計を表示します。 |
Curr Estab |
このカウンタは、現在 ESTABLISHED 状態または CLOSE-WAIT 状態になっている TCP 接続の数を表示します。 |
Estab Resets |
このカウンタは、TCP 接続が、ESTABLISHED または CLOSE-WAIT のいずれかの状態から CLOSED 状態に直接遷移した回数を表示します。 |
In Segs |
このカウンタは、受信したセグメント(エラー受信したセグメントを含む)の総数を表示します。この数には、現在確立されている接続で受信したセグメントのみが含まれます。 |
InOut Segs |
このカウンタは、送信したセグメントの総数と受信したセグメントの総数を表示します。 |
Out Segs |
このカウンタは、送信したセグメントの総数を表示します。このカウントには、現在確立されている接続で送信されるセグメントのみが含まれますが、再送信されたオクテットは除外されます。 |
Passive Opens |
このカウンタは、TCP 接続が LISTEN 状態から SYN-RCVD 状態に直接遷移した回数を表示します。 |
RetransSegs |
このカウンタは、以前に送信されたオクテットが 1 つ以上含まれているために再送信されたセグメントの総数を表示します。 |
Thread オブジェクトは、システムで実行されているスレッドの一覧を表示します。次の表に、Thread カウンタについての情報を示します。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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% CPU Time |
このカウンタは、最後に更新してから経過した CPU 時間におけるスレッドの占有率を表示します。このカウンタは、占有率を合計 CPU 時間に対する比率で表現します。 |
PID |
このカウンタは、スレッド リーダー プロセス ID を表示します。 |
ここでは、新しいパフォーマンス オブジェクトと、Cisco Unified Communications Manager サーバおよび Cisco Intercompany Media Engine サーバの両方のアラートに関する情報を提供します。
Cisco Intercompany Media Engine 機能をサポートするために、次のパフォーマンス オブジェクトを Cisco Intercompany Media Engine サーバで使用できます。
IME Configuration Manager オブジェクトは、IME 分散キャッシュ証明書に関する情報を提供します。次の表には、Cisco IME 設定カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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DaysUntilCertExpiry |
このカウンタは、IME 分散キャッシュ証明書の期限が切れるまでの残り日数を表します。証明書は期限切れになる前に置き換える必要があります。 このカウンタの値が 14 未満になると、値が 14 を上回るまで毎日 1 回アラートが生成されます。 |
IME Server オブジェクトは、Cisco IME サーバに関する情報を提供します。次の表には、Cisco IME サーバ カウンタについての情報が含まれます。
Cisco IME System Performance オブジェクトは、Cisco IME サーバのパフォーマンスに関する情報を提供します。次の表には、Cisco IME サーバ システムのパフォーマンス カウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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QueueSignalsPresent 1-High |
このカウンタは、Cisco IME サーバ上のキューの高優先順位信号の数を表します。高優先順位信号には、タイムアウト イベント、内部 KeepAlive メッセージ、内部プロセスの作成などが含まれます。高優先順位イベントの数が多いと Cisco IME サービスのパフォーマンスが低下し、検証の遅延や失敗の原因となります。このカウンタを QueueSignalsProcessed 1-High カウンタと併用して、Cisco IME サーバ上の処理の遅延を判別します。 |
QueueSignalsPresent 2-Normal |
このカウンタは、Cisco IME サーバ上のキューの通常優先順位信号の数を表します。通常優先順位信号には、コールの検証、IME 分散キャッシュの操作(保存や読み取りなど)などが含まれます。通常優先順位イベントの数が多いと Cisco IME サービスのパフォーマンスが低下し、検証の遅延や失敗、または IME 分散キャッシュ接続の中断の原因となる可能性があります。このカウンタを QueueSignalsProcessed 2-Normal カウンタと併用して、Cisco IME サーバ上の処理の遅延を判別します。 高優先順位信号は、通常優先順位信号が処理を開始する前に完了する必要があります。そのため、高優先順位カウンタを確認して、遅延が発生する理由を正確に把握する必要があります。 |
QueueSignalsPresent 3-Low |
このカウンタは、Cisco IME サーバ上のキューの低優先順位信号の数を表します。低優先順位信号には、IME 分散キャッシュのシグナリングやその他のイベントが含まれます。このキュー内の信号の数が多いと、IME 分散キャッシュ接続またはその他のイベントの中断の原因となる可能性があります。 |
QueueSignalsPresent 4-Lowest |
このカウンタは、Cisco IME サーバ上のキューの最低優先順位信号の数を表します。このキュー内の信号の数が多いと、IME 分散キャッシュ接続およびその他のイベントの中断の原因となる可能性があります。 |
QueueSignalsProcessed 1-High |
このカウンタは、Cisco IME サービスによって 1 秒間隔で処理される高優先順位信号の数を表します。このカウンタを QueueSignalsPresent 1-High カウンタと併用して、このキューの処理の遅延を判別します。 |
QueueSignalsProcessed 2-Normal |
このカウンタは、Cisco IME サービスによって 1 秒間隔で処理される通常優先順位信号の数を表します。このカウンタを QueueSignalsPresent 1-High カウンタと併用して、このキューの処理の遅延を判別します。高優先順位信号は通常優先順位信号の前に処理されます。 |
QueueSignalsProcessed 3-Low |
このカウンタは、Cisco IME サービスによって 1 秒間隔で処理される低優先順位信号の数を表します。このカウンタを QueueSignalsPresent 3-Low カウンタと併用して、このキューの処理の遅延を判別します。 |
QueueSignalsProcessed 4-Lowest |
このカウンタは、Cisco IME サービスによって 1 秒間隔で処理される最低優先順位信号の数を表します。このカウンタを QueueSignalsPresent 4-Lowest カウンタと併用して、このキューの処理の遅延を判別します。 |
QueueSignalsProcessed Total |
このカウンタは、高、通常、低、最低のすべてのキュー レベルについて、それぞれ 1 秒間に Cisco IME サービスによって処理されるすべてのキュー信号の合計を表します。 |
Cisco Intercompany Media Engine 機能をサポートするために、次のアラートを Cisco Intercompany Media Engine サーバで使用できます。詳細およびデフォルト設定については、『Cisco Intercompany Media Engine Installation and Configuration Guide』を参照してください。
Cisco Intercompany Media Engine をサポートするために、次のパフォーマンス オブジェクトを Cisco Unified Communications Manager サーバで使用できます。
IME Client オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager サーバの Cisco IME クライアントに関する情報を提供します。これには、Cisco IME Client カウンタの情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
---|---|
CallsAccepted |
このカウンタは、Cisco Unified Communications Manager が正常に受信し、着信側が応答した結果 IP コールが確立した Cisco IME コールの数を表します。 |
CallsAttempted |
このカウンタは、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME を介して受信したコールの数を表します。この数には、受け入れられたコール、失敗したコール、およびビジー、未応答のコールが含まれます。このカウンタは、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME を通じてコールを受信するたびに増加します。 |
CallsReceived |
このカウンタは、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME を介して受信するコールの数を表します。この数には、受け入れられたコール、失敗したコール、およびビジー、未応答のコールが含まれます。このカウンタは、コールが開始したときに増加します。 |
CallsSetup |
このカウンタは、Cisco Unified Communications Manager が正常に発信し、リモート パーティが応答した結果 IP コールが確立した Cisco IME コールの数を表します。 |
DomainsUnique |
このカウンタは、Cisco IME クライアントによって検出されたピア エンタープライズの固有ドメイン名の数を表します。このカウンタは、システム全体の使用状況を示すインジケータの役割を果たします。 |
FallbackCallsFailed |
このカウンタは、失敗したフォールバックの試行の合計数を表します。 |
FallbackCallsSuccessful |
このカウンタは、品質の問題により PSTN ミッドコールにフォール バックした Cisco IME コールの合計数を表します。このカウンタには、Cisco Unified Communications Manager が開始したコールと受信したコールが含まれます。 |
IMESetupsFailed |
このカウンタは、Cisco IME ルートを使用できたにもかかわらず、IP ネットワーク経由でターゲットに接続できなかたったために、PSTN を介して設定されたコールの試行の合計数を表します。 |
RoutesLearned |
このカウンタは、Cisco IME によって認識され、Cisco Unified Communications Manager のルーティング テーブルでルートとして提示される個々の電話番号の合計数を表します。この数が大きくなりすぎると、サーバがクラスタ別の制限を超え、クラスタにサーバを追加する必要が生じる場合があります。 |
RoutesPublished |
このカウンタは、すべての Cisco IME クライアント インスタンスの IME 分散キャッシュに正常にパブリッシュされた DID の合計数を表します。このカウンタで動的に測定を行うことで、自分でプロビジョニングした使用法を評価したり、ネットワークで DID の格納が正常に実施された比率を把握したりすることができます。 |
RoutesRejected |
このカウンタは、管理者が番号またはドメインをブラックリストに掲載したために拒否された認識済みルートの数を表します。このカウンタは、検証のブロックのために今後 VoIP コールが発生しない状況の数を示しています。 |
VCRUploadRequests |
このカウンタは、Cisco Unified Communications Manager が IME 分散キャッシュへの格納のために Cisco IME サーバに送信した音声コール レコード(VCR)アップロード要求の数を表します。 |
IME Client Instance オブジェクトは、Cisco Unified Communications Manager サーバ上の Cisco IME クライアント インスタンスに関する情報を提供します。次の表には、Cisco IME クライアント インスタンスのカウンタについての情報が含まれます。
カウンタ |
カウンタの説明 |
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IMEServiceStatus |
このカウンタは、特定の Cisco IME クライアント インスタンス(Cisco Unified Communications Manager)の Cisco IME サービスに対する接続の全体的な健全性を表します。カウンタに表示される可能性がある値は次のとおりです。 0:不明な状態であることを示します(Cisco IME サービスが非アクティブであることを意味している場合があります)。 この値が 0 の場合、接続が不明な状態になっている間、1 時間に 1 回アラートが生成されます。 1:健全な状態であることを示します。つまり、Cisco IME サービスがアクティブで、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME クライアント インスタンスのプライマリおよびバックアップ サーバ(設定されている場合)への接続を正常に確立しています。 2:不健全な状態であることを示します。つまり、Cisco IME サービスはアクティブですが、Cisco Unified Communications Manager が Cisco IME クライアント インスタンスのプライマリおよびバックアップ サーバ(設定されている場合)への接続を正常に確立していません。 |
Cisco Intercompany Media Engine をサポートするために、次のアラートを Cisco Unified Communications Manager サーバで使用できます。詳細およびデフォルト設定については、『Cisco Intercompany Media Engine Installation and Configuration Guide』を参照してください。