Cisco Unity Connection メールボックスが予想よりも速く満杯になっていると感じる場合には、次に示す理由が当てはまる場合があります(メールボックスのサイズは Connection 管理者によって指定されます)。
メッセージ保存ポリシーが適用されていない可能性がある
Connection のデフォルト設定では、一定の経過時間に達した場合にメッセージを自動的に削除することはありません。つまり、Connection 管理者がメッセージ保存ポリシーを適用するようにシステムを設定しない限りは、ユーザ自身が定期的に開封済みメッセージを確認し、メッセージを移動、アーカイブ、または完全に削除することによって、メールボックスのサイズを管理する必要があります。
メッセージ保存ポリシーを適用するように Connection が設定されている場合は、Connection 管理者に、メッセージが完全に削除されるまでの期間を確認してください。これで、重要なメッセージのアーカイブや移動を前もって計画できます。(Connection
は、メッセージ保存ポリシーが適用されることを通知しません。また、このポリシーを実行した結果、メッセージが完全に削除されることも警告しません)。
不達確認がメールボックス全体のサイズに含まれる
送信済みメッセージの不達確認(NDR)を受信した場合、特に元のメッセージに大きいファイルが添付されていると、メールボックスのサイズはすぐに大きくなります。
メッセージの転送時に元のメッセージがメッセージ全体のサイズに含まれる
何度も繰り返し転送されて、サイズが増えたメッセージを受信する場合があります。元のメッセージに、転送中に追加されたすべての録音済みコメントを加えたサイズが、メッセージの合計サイズになります。そのため、保存されているメッセージの数が比較的少ない場合でも、メールボックスが制限を超える可能性があります。
合計メッセージ サイズに添付ファイルが含まれる
スプレッドシート、ドキュメント、FAX、および写真などの添付ファイルを含むメッセージを受信する可能性があります。この場合、メッセージにすべての添付ファイルを加えたサイズがメッセージの合計サイズになります。そのため、保存されているメッセージの数が比較的少ない場合でも、メールボックスが制限を超える可能性があります。