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目次
この手順では、プライマリ サーバをプライマリと呼び、2 台のセカンダリ サーバをノード A およびノード B と呼びます。
セカンダリ サーバがクラスタに組み合わされると、セカンダリ サーバのデータはすべて破棄されます。 データを将来再利用できるように保持する必要がある場合は、セカンダリ サーバをクラスタに組み合せる前にセカンダリ サーバをバックアップします。
ステップ 1 | 3 台のすべてのサーバに .OVA を配置します。 |
ステップ 2 | 3 つすべての Cisco Jabber Guest サーバに対して、FQDN が設定されていることを確認します。 詳細については、Cisco Jabber Guest サーバの FQDN を設定を参照してください。 |
ステップ 3 | root として各サーバにサインインします。 |
ステップ 4 |
3 台のサーバの 1 台でプライマリを確立するには、以下の操作を実行します。
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ステップ 5 |
ノード A を、残りのサーバの 1 台のクラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
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ステップ 6 |
ノード B を、残りのサーバ クラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
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ステップ 7 |
ノード A がノード B と通信できるようにします。
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ステップ 8 |
ノード B をノード A と通信できるようにします。
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クラスタ内の 3 台のサーバごとに、ネットワーク内に設置されたサーバのタイプに応じて、Cisco Unified Communications Manager の適切な SIP トランクか Cisco TelePresence Video Communication Server のゾーンを設定します。
何らかの理由で変更した場合は、クラスタ内のサーバの IP アドレスまたはホスト名を変更できます。
この手順では、IP アドレスまたはホスト名を変更するサーバを ターゲット サーバとします。
自己署名証明書を使用する場合は、サーバの IP アドレスまたはホスト名の変更後に新しい証明書を生成します。
プライマリ サーバをセカンダリ サーバに格下げまたは降格できます。 たとえば、プライマリ サーバのメンテナンスを行う必要がある場合です。
新しいプライマリ サーバは、クラスタ内の残りのサーバから選択されます。
ステップ 1 | root としてプライマリ サーバにサインインします。 |
ステップ 2 | cluster stepdown と入力します。 |
ステップ 3 | cluster status と入力することにより、サーバがセカンダリに格下げされたことを確認します。 |
この手順では、プライマリ サーバを ノード Aと呼び、2 台のセカンダリ サーバをノード B と ノード cと呼びます。
サーバは、クラスタから削除した後は、スタンドアロンの Cisco Jabber Guest インスタンスとして実行できません。 実行するには、サーバを再インストールする必要があります。
この手順では、削除するセカンダリ サーバをノード Aノード A と呼び、他のセカンダリ サーバを ノード B と呼びます。
ラウンドロビン DNS ロード バランシングによって、DNS サーバが単一のホスト名に関連付けられた IP アドレスの順序付きリストを返します。 ホスト名の各新規クエリーによって、DNS サーバがリストを通じて持ち回りさせます。 異なる IP アドレスの複数サーバが、順番に新しい要求を処理し、同じサービスを提供します。
TURN トラフィックの場合、ラウンド ロビン DNS ロード バランシングの利点は、冗長性も提供することです。 TURN サーバがダウンまたは到達不能の場合は、クライアントが別のサーバを試します。
(注) |
ホスト名で示される DNS サーバに何らかの負荷がかかっている場合、DNS ルックアップによって返される IP アドレス リストの順序は予測が困難です。 期待すべき重要な点は、ホスト名へのコールが別のサーバへ移動することです。 |
ラウンドロビン DNS は、Cisco Jabber Guest コールを実行するためにクライアント ブラウザで使用される Cisco Jabber Guest コール URL が、Cisco Expressway-E クラスタの FQDN を使用する場合に有効になります。
次の作業新しいコール要求の数が Cisco Expressway-C の容量を超えないようにするには、必ず、SIP コール スロットル制限を変更してください。
新しいコール要求(SIP INVITES)の割合が Cisco Expressway-C の容量を超えないようにするために、Cisco Jabber Guest サーバはコール スロットリング メカニズムを実装しています。
ラウンドロビン DNS によりロード バランシングが実現されるクラスタ化された Cisco Expressway-C 展開では、SIP コール スリットル制限を Cisco Jabber Guest が SIP を送信する Cisco Expressway-C クラスタ内のサーバ数に 10 を掛けた値に変更することを推奨します。 たとえば、Cisco Expressway-C クラスタ内に 2 つのサーバが存在する場合は、SIP コール スロットル制限を 20 に設定します。
新しいコールの割合がスロットル制限を超えた場合は、Cisco Jabber Guest がスロットル制限を超えたコールを処理する前に短時間遅延します。 このスロットリングはユーザに認識されないようにする必要があります。
CSV ラウンド ロビン ロード バランシングでは、CSV のリストを使用することにより、個々の特定サーバ間でラウンド ロビンの順序で要求を行えるように Cisco Jabber Guest サーバを設定できます。 サーバが使用されると、選択肢がリストの先頭に来てまた繰り返されるまで、リスト内の次のサーバが使用されます。
Cisco Jabber Guest サーバは、HTTP を送信する Cisco Expressway-C へ SIP と TURN のクレデンシャル要求を送信することにより、Cisco Expressway-C からの HTTP ロード バランシングを利用することができます。
連続する各 TURN 要求に対して異なるポートを使用することで、TURN 要求のロードバランシングの潜在力を利用できるように Cisco Jabber Guest を設定できます。
大規模な Cisco Expressway-E の導入では、最大 6 つの TURN 要求ポートを範囲として指定できます。 TURN サーバにラウンド ロビン DNS またはラウンド ロビン CSV を組み合わせて使用する場合、使用中の TURN 要求ポートの数が増加します。
目次
クラスタ
クラスタの作成
はじめる前に手順セカンダリ サーバがクラスタに組み合わされると、セカンダリ サーバのデータはすべて破棄されます。 データを将来再利用できるように保持する必要がある場合は、セカンダリ サーバをクラスタに組み合せる前にセカンダリ サーバをバックアップします。
ステップ 1 3 台のすべてのサーバに .OVA を配置します。 ステップ 2 3 つすべての Cisco Jabber Guest サーバに対して、FQDN が設定されていることを確認します。 詳細については、Cisco Jabber Guest サーバの FQDN を設定を参照してください。 ステップ 3 root として各サーバにサインインします。 ステップ 4 3 台のサーバの 1 台でプライマリを確立するには、以下の操作を実行します。
ステップ 5 ノード A を、残りのサーバの 1 台のクラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
ステップ 6 ノード B を、残りのサーバ クラスタに結合するには、以下の操作を実行します。
ステップ 7 ノード A がノード B と通信できるようにします。
ステップ 8 ノード B をノード A と通信できるようにします。
次の作業
クラスタ内の 3 台のサーバごとに、ネットワーク内に設置されたサーバのタイプに応じて、Cisco Unified Communications Manager の適切な SIP トランクか Cisco TelePresence Video Communication Server のゾーンを設定します。
クラスタ内のサーバの IP アドレスまたはホスト名を変更
手順
次の作業自己署名証明書を使用する場合は、サーバの IP アドレスまたはホスト名の変更後に新しい証明書を生成します。
クラスタのアップグレード
手順
クラスタからサーバを削除します
手順重要:サーバは、クラスタから削除した後は、スタンドアロンの Cisco Jabber Guest インスタンスとして実行できません。 実行するには、サーバを再インストールする必要があります。
この手順では、削除するセカンダリ サーバをノード Aノード A と呼び、他のセカンダリ サーバを ノード B と呼びます。
ロード バランシングの設定
ラウンドロビン DNS ロード バランシングの設定
手順ラウンドロビン DNS ロード バランシングによって、DNS サーバが単一のホスト名に関連付けられた IP アドレスの順序付きリストを返します。 ホスト名の各新規クエリーによって、DNS サーバがリストを通じて持ち回りさせます。 異なる IP アドレスの複数サーバが、順番に新しい要求を処理し、同じサービスを提供します。
TURN トラフィックの場合、ラウンド ロビン DNS ロード バランシングの利点は、冗長性も提供することです。 TURN サーバがダウンまたは到達不能の場合は、クライアントが別のサーバを試します。
(注)
ホスト名で示される DNS サーバに何らかの負荷がかかっている場合、DNS ルックアップによって返される IP アドレス リストの順序は予測が困難です。 期待すべき重要な点は、ホスト名へのコールが別のサーバへ移動することです。
ラウンドロビン DNS は、Cisco Jabber Guest コールを実行するためにクライアント ブラウザで使用される Cisco Jabber Guest コール URL が、Cisco Expressway-E クラスタの FQDN を使用する場合に有効になります。
次の作業新しいコール要求の数が Cisco Expressway-C の容量を超えないようにするには、必ず、SIP コール スロットル制限を変更してください。
SIP コール スロットル制限の変更
手順新しいコール要求(SIP INVITES)の割合が Cisco Expressway-C の容量を超えないようにするために、Cisco Jabber Guest サーバはコール スロットリング メカニズムを実装しています。
ラウンドロビン DNS によりロード バランシングが実現されるクラスタ化された Cisco Expressway-C 展開では、SIP コール スリットル制限を Cisco Jabber Guest が SIP を送信する Cisco Expressway-C クラスタ内のサーバ数に 10 を掛けた値に変更することを推奨します。 たとえば、Cisco Expressway-C クラスタ内に 2 つのサーバが存在する場合は、SIP コール スロットル制限を 20 に設定します。
新しいコールの割合がスロットル制限を超えた場合は、Cisco Jabber Guest がスロットル制限を超えたコールを処理する前に短時間遅延します。 このスロットリングはユーザに認識されないようにする必要があります。
ラウンド ロビン CSV ロード バランシングの設定
手順CSV ラウンド ロビン ロード バランシングでは、CSV のリストを使用することにより、個々の特定サーバ間でラウンド ロビンの順序で要求を行えるように Cisco Jabber Guest サーバを設定できます。 サーバが使用されると、選択肢がリストの先頭に来てまた繰り返されるまで、リスト内の次のサーバが使用されます。
HTTP ロード バランシングの設定
手順Cisco Jabber Guest サーバは、HTTP を送信する Cisco Expressway-C へ SIP と TURN のクレデンシャル要求を送信することにより、Cisco Expressway-C からの HTTP ロード バランシングを利用することができます。
ラウンドロビン TURN ポート範囲ロード バランシングの設定
手順連続する各 TURN 要求に対して異なるポートを使用することで、TURN 要求のロードバランシングの潜在力を利用できるように Cisco Jabber Guest を設定できます。
大規模な Cisco Expressway-E の導入では、最大 6 つの TURN 要求ポートを範囲として指定できます。 TURN サーバにラウンド ロビン DNS またはラウンド ロビン CSV を組み合わせて使用する場合、使用中の TURN 要求ポートの数が増加します。