この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
この章では、Unified Presence を使用した Jabber for iPad の設定方法について説明します。
次の手順を実行します。
すべてのクラスタ内のすべての Unified Presence ノード上で次の Cisco Unified Presence Extensible Communication Platform(XCP)サービスを起動します。
また、使用可能にする機能に応じて次の Unified Presence XCP サービスもすべてのクラスタ内のすべての Unified Presence ノード上で起動します。
(注) |
関連サービスを有効にする前に、設定中の各機能のマニュアルをお読みください。 追加の作業が必要な場合があります。 |
Jabber for iPad が正常に動作するには、ポートがアプリケーションのトラフィックを伝送できるように、ハードウェア ファイアウォールを設定します。 ハードウェア ファイアウォールは、望まないトラフィックからの保護を組織レベルで実現するネットワーク デバイスです。 次の表に、Unified Communications Manager と Unified Presence の導入に必要なポートを示します。 これらのポートは、アプリケーションが正常に機能するために、すべてのファイアウォール上で開いておく必要があります。
ポート | プロトコル | 説明 |
---|---|---|
着信 | ||
16384 ~ 32766 | UDP | ビデオおよびオーディオ用の Real-Time Transport Protocol(RTP)メディア ストリームを受信します。 Unified CM でこれらのポートを設定します。 |
発信 | ||
69 | TFTP | Trivial File Transfer Protocol(TFTP)ファイルをダウンロードするために TFTP サーバに接続します |
80、7080、6970 | HTTP | 会議用の WebEx Connect やボイスメール機能用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続します TFTP サーバ アドレスにポートが指定されていない場合、Jabber for iPad は、ポート 6970 を使用して、電話設定ファイルとダイヤル ルール ファイルを取得しようとします。 |
5060 | UDP/TCP | Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリングを提供します |
5061 | TCP | セキュアな SIP コール シグナリングを提供します |
8443 | TCP | Unified Communications Manager IP Phone(CCMCIP)サーバに接続して、現在割り当てられているデバイスのリストを取得します |
16384 ~ 32766 | UDP | UDP でビデオとオーディオの RTP メディア ストリームを送信します |
143 | IMAP(TCP/TLS) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
389 | TCP | 連絡先を検索するために LDAP サーバに接続します |
443 8443 |
TCP HTTPS |
会議用の WebEx Connect やボイスメール機能用の Unity Connection などのサービスに接続します |
8443 | HTTPS | Unified CM で連絡先を検索するために User Data Services(UDS)に接続します |
636 | LDAPS | 連絡先を検索するためにセキュア LDAP サーバに接続します |
993 | IMAP(SSL) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
7993 | IMAP(TLS) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
以下のトピックを確認して、IM とプレゼンス ステータスを設定します。
Unified Presence でこのタスクを実行します。
次の手順を実行します。
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [新規追加(Add New)] を選択します。 |
ステップ 3 | LDAP サーバ名を入力します。 |
ステップ 4 | LDAP サーバの IP アドレスまたは FQDN(完全修飾ドメイン名)を入力します。 |
ステップ 5 |
LDAP サーバが使用するポート番号を指定します。 デフォルトは、次のとおりです。
この情報については、LDAP ディレクトリのマニュアルまたは LDAP ディレクトリの設定を確認してください。 |
ステップ 6 | プロトコル タイプに [TCP] または [TLS] を選択します。 |
ステップ 7 | [保存(Save)] を選択します。 |
Jabber for iPad は検索のたびに LDAP サーバに接続します。 プライマリ サーバへの接続が失敗した場合、アプリケーションは最初のバックアップ LDAP サーバへの接続を試みます。それが使用できない場合は、2 番目のバックアップ サーバを試します。 また、アプリケーションは定期的にプライマリ LDAP サーバに復帰しようとします。 システムのフェールオーバー中に処理中の LDAP クエリーがあると、その LDAP クエリーは次に使用可能なサーバで完了します。
次の手順を実行します。
ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 | [新規追加(Add New)] を選択します。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 |
フィールドに情報を入力します。
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ステップ 4 | [保存(Save)] を選択します。 |
使用中の環境の LDAP 属性を入力し、所定の Jabber for iPad 属性にマップする、Unified Presence 上の LDAP 属性を設定します。
従業員のプロファイル写真を保存するために LDAP を使用する場合は、LDAP サーバに写真ファイルをアップロードするためのサードパーティ拡張を使用するか、他の手段で LDAP ディレクトリ サーバ スキーマを拡張して LDAP サーバが画像に関連付けることができる属性を作成します。
Jabber for iPad の場合、プロファイル写真を表示するには、LDAP 属性マップで、Jabber for iPad の [写真(Photo)] の値を適切な LDAP 属性にマップします。
(注) |
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ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 |
[ディレクトリ サーバのタイプ(Directory Server Type)] からサポート対象の LDAP サーバを選択します。 LDAP サーバは、LDAP 属性マップに Cisco Jabber ユーザ フィールドおよび LDAP ユーザ フィールドを入力します。 |
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ステップ 3 |
必要に応じて、特定の LDAP ディレクトリと一致するように LDAP フィールドに変更を加えます。 値はどの LDAP サーバ ホストにも共通になります。 次の LDAP ディレクトリ製品マッピングに注意してください。
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ステップ 4 |
[保存(Save)] を選択します。
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次の Active Directory 属性のインデックスを作成します。
さらに、連絡先解決に使用される属性のインデックスも作成します。 たとえば、次の属性のインデックスを作成しなければならない場合があります。
この手順では、Unified Presence クラスタ内のすべての IM アプリケーションの IM 機能をオンまたはオフにする方法について説明します。 Unified Presence で IM 機能はデフォルトでオンになります。
注意 |
Unified Presence で IM 機能をオフにした場合、すべてのグループ チャット機能(アド ホックおよび永続的なチャット)は Unified Presence で機能しません。 Cisco UP XCP Text Conference サービスをオンにしない、または Unified Presence での永続的なチャット用に外部データベースを設定することを推奨します。 |
ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 |
[インスタントメッセージを有効にする(Enable instant messaging)] を選択します。
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ステップ 3 | [保存(Save)] を選択します。 | ||
ステップ 4 | Cisco UP XCP Router サービスを再起動します。 |
次の手順に従って IM ポリシー設定を指定できます。
ステップ 1 | を選択します。 | ||||||
ステップ 2 |
プレゼンス ステータスを表示するには、自動許可をオンまたはオフにします。
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ステップ 3 | を選択します。 | ||||||
ステップ 4 |
これらのグローバル設定をオンまたはオフにします。
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ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 | ||||||
ステップ 6 | Cisco UP XCP Router サービスを再起動します。 |
Jabber for iPad が LDAP サーバではなく Web サーバから画像をフェッチできるように、LDAP 属性マップの [写真(Photo)] フィールドにパラメータ化された URL 文字列を設定できます。 URL の文字列には、ユーザの画像を一意に識別するデータの一部が含まれたクエリー値と LDAP 属性を含めてください。 ユーザ ID 属性を使用することを推奨します。 ただし、一意にユーザの画像を識別するデータをクエリー値に含めた LDAP 属性であればすべて使用できます。
置換文字列として %%<userID>%% を使用することを推奨します。 次に例を示します。
2 つ並んだパーセント記号は必須であり、置換する LDAP 属性の名前を囲むのに使用する必要があります。 Jabber for iPad は、パーセント記号を削除し、パーセント記号で囲んでいたパラメータを、ユーザの画像取得のために実行した LDAP クエリーの結果に置き換えます。
たとえば、クエリー結果に値「johndoe」の属性「uid」が含まれている場合、http://mycompany.com/photos/%%uid%%.jpg テンプレートによって、http://mycompany.com/photos/johndoe.jpg という URL が作成されます。 Jabber for iPad は画像をフェッチしようとします。
この置換技術が機能するのは、Jabber for iPad がクエリー結果を使用でき、それを前記のテンプレートに挿入して、JPG 画像をフェッチする有効な URL を生成できる場合に限られます。 社内で画像を搭載している Web サーバが、POST を必要とする場合(たとえば、ユーザの名前は URL にない場合)や、ユーザ名ではなく画像のクッキー名を使用する場合、この置換技術は機能しません。
(注) |
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Unified Presence の設定が完了したら、次の情報が含まれる電子メール メッセージをユーザに送信します。
目次
この章では、Unified Presence を使用した Jabber for iPad の設定方法について説明します。
ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 |
次の表に説明されている情報を入力します。
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ステップ 3 | [保存(Save)] を選択します。 |
すべてのクラスタ内のすべての Unified Presence ノード上で次の Cisco Unified Presence Extensible Communication Platform(XCP)サービスを起動します。
また、使用可能にする機能に応じて次の Unified Presence XCP サービスもすべてのクラスタ内のすべての Unified Presence ノード上で起動します。
(注) |
関連サービスを有効にする前に、設定中の各機能のマニュアルをお読みください。 追加の作業が必要な場合があります。 |
Jabber for iPad が正常に動作するには、ポートがアプリケーションのトラフィックを伝送できるように、ハードウェア ファイアウォールを設定します。 ハードウェア ファイアウォールは、望まないトラフィックからの保護を組織レベルで実現するネットワーク デバイスです。 次の表に、Unified Communications Manager と Unified Presence の導入に必要なポートを示します。 これらのポートは、アプリケーションが正常に機能するために、すべてのファイアウォール上で開いておく必要があります。
ポート | プロトコル | 説明 |
---|---|---|
着信 | ||
16384 ~ 32766 | UDP | ビデオおよびオーディオ用の Real-Time Transport Protocol(RTP)メディア ストリームを受信します。 Unified CM でこれらのポートを設定します。 |
発信 | ||
69 | TFTP | Trivial File Transfer Protocol(TFTP)ファイルをダウンロードするために TFTP サーバに接続します |
80、7080、6970 | HTTP | 会議用の WebEx Connect やボイスメール機能用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続します TFTP サーバ アドレスにポートが指定されていない場合、Jabber for iPad は、ポート 6970 を使用して、電話設定ファイルとダイヤル ルール ファイルを取得しようとします。 |
5060 | UDP/TCP | Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリングを提供します |
5061 | TCP | セキュアな SIP コール シグナリングを提供します |
8443 | TCP | Unified Communications Manager IP Phone(CCMCIP)サーバに接続して、現在割り当てられているデバイスのリストを取得します |
16384 ~ 32766 | UDP | UDP でビデオとオーディオの RTP メディア ストリームを送信します |
143 | IMAP(TCP/TLS) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
389 | TCP | 連絡先を検索するために LDAP サーバに接続します |
443 8443 |
TCP HTTPS |
会議用の WebEx Connect やボイスメール機能用の Unity Connection などのサービスに接続します |
8443 | HTTPS | Unified CM で連絡先を検索するために User Data Services(UDS)に接続します |
636 | LDAPS | 連絡先を検索するためにセキュア LDAP サーバに接続します |
993 | IMAP(SSL) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
7993 | IMAP(TLS) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
以下のトピックを確認して、IM とプレゼンス ステータスを設定します。
Jabber for iPad は検索のたびに LDAP サーバに接続します。 プライマリ サーバへの接続が失敗した場合、アプリケーションは最初のバックアップ LDAP サーバへの接続を試みます。それが使用できない場合は、2 番目のバックアップ サーバを試します。 また、アプリケーションは定期的にプライマリ LDAP サーバに復帰しようとします。 システムのフェールオーバー中に処理中の LDAP クエリーがあると、その LDAP クエリーは次に使用可能なサーバで完了します。
ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 | [新規追加(Add New)] を選択します。 | ||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 |
フィールドに情報を入力します。
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ステップ 4 | [保存(Save)] を選択します。 |
使用中の環境の LDAP 属性を入力し、所定の Jabber for iPad 属性にマップする、Unified Presence 上の LDAP 属性を設定します。
従業員のプロファイル写真を保存するために LDAP を使用する場合は、LDAP サーバに写真ファイルをアップロードするためのサードパーティ拡張を使用するか、他の手段で LDAP ディレクトリ サーバ スキーマを拡張して LDAP サーバが画像に関連付けることができる属性を作成します。
Jabber for iPad の場合、プロファイル写真を表示するには、LDAP 属性マップで、Jabber for iPad の [写真(Photo)] の値を適切な LDAP 属性にマップします。
(注) |
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ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 |
[ディレクトリ サーバのタイプ(Directory Server Type)] からサポート対象の LDAP サーバを選択します。 LDAP サーバは、LDAP 属性マップに Cisco Jabber ユーザ フィールドおよび LDAP ユーザ フィールドを入力します。 |
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ステップ 3 |
必要に応じて、特定の LDAP ディレクトリと一致するように LDAP フィールドに変更を加えます。 値はどの LDAP サーバ ホストにも共通になります。 次の LDAP ディレクトリ製品マッピングに注意してください。 |
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ステップ 4 |
[保存(Save)] を選択します。
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この手順では、Unified Presence クラスタ内のすべての IM アプリケーションの IM 機能をオンまたはオフにする方法について説明します。 Unified Presence で IM 機能はデフォルトでオンになります。
注意 |
Unified Presence で IM 機能をオフにした場合、すべてのグループ チャット機能(アド ホックおよび永続的なチャット)は Unified Presence で機能しません。 Cisco UP XCP Text Conference サービスをオンにしない、または Unified Presence での永続的なチャット用に外部データベースを設定することを推奨します。 |
ステップ 1 |
を選択します。 |
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ステップ 2 |
[インスタントメッセージを有効にする(Enable instant messaging)] を選択します。
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ステップ 3 | [保存(Save)] を選択します。 | ||
ステップ 4 | Cisco UP XCP Router サービスを再起動します。 |
ステップ 1 | を選択します。 | ||||||
ステップ 2 |
プレゼンス ステータスを表示するには、自動許可をオンまたはオフにします。
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ステップ 3 | を選択します。 | ||||||
ステップ 4 | これらのグローバル設定をオンまたはオフにします。 | ||||||
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 | ||||||
ステップ 6 | Cisco UP XCP Router サービスを再起動します。 |
Jabber for iPad が LDAP サーバではなく Web サーバから画像をフェッチできるように、LDAP 属性マップの [写真(Photo)] フィールドにパラメータ化された URL 文字列を設定できます。 URL の文字列には、ユーザの画像を一意に識別するデータの一部が含まれたクエリー値と LDAP 属性を含めてください。 ユーザ ID 属性を使用することを推奨します。 ただし、一意にユーザの画像を識別するデータをクエリー値に含めた LDAP 属性であればすべて使用できます。
置換文字列として %%<userID>%% を使用することを推奨します。 次に例を示します。
2 つ並んだパーセント記号は必須であり、置換する LDAP 属性の名前を囲むのに使用する必要があります。 Jabber for iPad は、パーセント記号を削除し、パーセント記号で囲んでいたパラメータを、ユーザの画像取得のために実行した LDAP クエリーの結果に置き換えます。
たとえば、クエリー結果に値「johndoe」の属性「uid」が含まれている場合、http://mycompany.com/photos/%%uid%%.jpg テンプレートによって、http://mycompany.com/photos/johndoe.jpg という URL が作成されます。 Jabber for iPad は画像をフェッチしようとします。
この置換技術が機能するのは、Jabber for iPad がクエリー結果を使用でき、それを前記のテンプレートに挿入して、JPG 画像をフェッチする有効な URL を生成できる場合に限られます。 社内で画像を搭載している Web サーバが、POST を必要とする場合(たとえば、ユーザの名前は URL にない場合)や、ユーザ名ではなく画像のクッキー名を使用する場合、この置換技術は機能しません。
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Unified Presence の設定が完了したら、次の情報が含まれる電子メール メッセージをユーザに送信します。