この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章では、Unified Communications Manager を使用した Jabber for iPad の設定方法について説明します。
Jabber for iPad に関する次の要件を確認してください。
サポートされているオーディオ コーデックは、次のとおりです。
(注) |
G.722.1 は、Unified Communications Manager 8.6.1 以降でサポートされています。 |
サポートされているビデオ コーデックは H.264/AVC です。
Unified CM の [リージョンの設定(Region Configuration)] ウィンドウで最大ペイロード ビット レートを指定します。 この最大ペイロード ビット レートには、パケット オーバーヘッドは含まれません。したがって、使用される実際のビット レートは、指定した最大ペイロード ビット レートよりも大きくなります。
次の表に、Jabber for iPad が最大ペイロード ビット レートを割り当てる方法について説明します。
オーディオ | 双方向ビデオ(メイン ビデオ) |
---|---|
アプリケーションは、最大オーディオ ビット レートを使用します。 | アプリケーションは、次のように計算される残りのビット レートを割り当てます。 最大ビデオ コール ビット レート - オーディオ ビット レート |
次の表は、帯域幅に対して実現可能なパフォーマンスを理解するのに役立ちます。 VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)を使用すると、ペイロードのサイズが増加し、それにより帯域幅の使用量が増加することに注意してください。
アップロード速度 | オーディオ | オーディオ + 双方向ビデオ(メイン ビデオ) |
---|---|---|
VPN で 125 Kbps | G.711 に対して限界の帯域幅 G.722.1 に対して十分な帯域幅 |
ビデオに対して不十分な帯域幅 |
VPN で 384 Kbps | 任意のオーディオ コーデックに対して十分な帯域幅 | 30 fps の w288p(512x288) |
企業ネットワークで 384 Kbps | 任意のオーディオ コーデックに対して十分な帯域幅 | 30 fps の w288p(512x288) |
1000 Kbps | 任意のオーディオ コーデックに対して十分な帯域幅 | 30 fps の w576p(1024x576) |
2000 Kbps | 任意のオーディオ コーデックに対して十分な帯域幅 | 30 fps の w720p30(1280x720) |
Jabber for iPad はビデオ レートの適応を使用して、ネットワークの状態に基づいた最適なビデオ品質をネゴシエートします。 ビデオ転送が開始すると、ビデオ レートの適応によりビデオ品質が動的に変化します。
Jabber for iPad は使用可能な帯域幅に合わせてビデオを自動的に適応させます。 ユーザがビデオ コールを発信すると、アプリケーションはビット レートおよび解像度を急速かつ段階的に向上させ、最適な設定を実現します。 低い解像度のビデオ コールは、短期間の間に高解像度に向上すると予想されます。 アプリケーションは、後続のビデオ コールが最適な解像度で開始されるように、履歴を保存します。 ただし、最適な解像度が実現するまで、ビデオ転送が多少変動したり変化することが想定されます。
Jabber for iPad が正常に動作するには、ポートがアプリケーションのトラフィックを伝送できるように、ハードウェア ファイアウォールを設定します。 ハードウェア ファイアウォールは、望まないトラフィックからの保護を組織レベルで実現するネットワーク デバイスです。 次の表に、Unified Communications Manager と Unified Presence の導入に必要なポートを示します。 これらのポートは、アプリケーションが正常に機能するために、すべてのファイアウォール上で開いておく必要があります。
ポート | プロトコル | 説明 |
---|---|---|
着信 | ||
16384 ~ 32766 | UDP | ビデオおよびオーディオ用の Real-Time Transport Protocol(RTP)メディア ストリームを受信します。 Unified CM でこれらのポートを設定します。 |
発信 | ||
69 | TFTP | Trivial File Transfer Protocol(TFTP)ファイルをダウンロードするために TFTP サーバに接続します |
80、7080、6970 | HTTP | 会議用の WebEx Connect やボイスメール機能用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続します TFTP サーバ アドレスにポートが指定されていない場合、Jabber for iPad は、ポート 6970 を使用して、電話設定ファイルとダイヤル ルール ファイルを取得しようとします。 |
5060 | UDP/TCP | Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリングを提供します |
5061 | TCP | セキュアな SIP コール シグナリングを提供します |
8443 | TCP | Unified Communications Manager IP Phone(CCMCIP)サーバに接続して、現在割り当てられているデバイスのリストを取得します |
16384 ~ 32766 | UDP | UDP でビデオとオーディオの RTP メディア ストリームを送信します |
143 | IMAP(TCP/TLS) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
389 | TCP | 連絡先を検索するために LDAP サーバに接続します |
443 8443 |
TCP HTTPS |
会議用の WebEx Connect やボイスメール機能用の Unity Connection などのサービスに接続します |
8443 | HTTPS | Unified CM で連絡先を検索するために User Data Services(UDS)に接続します |
636 | LDAPS | 連絡先を検索するためにセキュア LDAP サーバに接続します |
993 | IMAP(SSL) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
7993 | IMAP(TLS) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
次のチェックリストは、Unified CM を使用して Jabber for iPad を設定するための一般的な手順を示しています。 実際の手順は、組織によって異なる場合があります。
Unified Communications Manager で Jabber for iPad をデバイスとして使用できるようにするには、デバイス固有の Cisco Options Package(COP)ファイルをすべての Unified CM サーバにインストールします。
COP ファイルのインストールに関する一般的な情報については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある、お使いのリリースに対応した『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』の「Software Upgrades」の章を参照してください。
サービスが中断される可能性があるため、この手順は使用率が低い時間帯に行ってください。
ステップ 1 | iPad 用のデバイス COP ファイルを http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html?mdfid=280443139&flowid=29241 からダウンロードします。 |
ステップ 2 | この COP ファイルを、お使いの Unified CM サーバからアクセスできる FTP サーバまたは SFTP サーバに置きます。 |
ステップ 3 |
次の手順に従って、COP ファイルを Unified CM クラスタ内のパブリッシャ サーバにインストールします。
サービスにおける割り込みを回避するため、この手順を別のサーバで実行する場合は、事前に各サーバがサービスのアクティブな実行に復帰したことを確認します。 |
ステップ 4 | クラスタのサブスクライバ サーバそれぞれに COP ファイルをインストールします。 パブリッシャと同様に、サーバの再起動を含む手順を実行します。 |
Jabber for iPad がバックグラウンドで実行中も Unified Communications Manager との接続を維持できるようにする専用の SIP プロファイルを設定します。
Jabber for iPad を実行するすべてのユーザ デバイスに対してこの SIP プロファイルを選択します。
Jabber for iPad は、次の 2 セットのダイヤル ルールを使用して、ユーザが iPad デバイスから簡単に電話番号をダイヤルできるようにします。
Unified CM は、Cisco Options Package(COP)ファイルがインストールされたときに、これらのファイルを生成します。
ディレクトリ検索ダイヤル ルールは、Microsoft Active Directory を使用して発信者を識別します。 Jabber for iPad は、Unified CM や Microsoft Active Directory から提供される名前ではなく、iPad のメインのアドレス帳にある発信者 ID を表示します。
ユーザはモバイルデバイスからとデスクフォンからでは異なる方法で番号をダイヤルすることに慣れているため、モバイルデバイスのユーザがダイヤルする異なる番号パターンに対応するように、Unified Communications Manager を設定することを検討してください。
すべてのコールとデバイスに適用されるようにこれらのルールを Unified CM で作成したり、Jabber for iPad のユーザにのみルールが適用されるように XML ファイルを編集したり(後半で説明)できます。 また、国やエリア コードごとに異なるルールがデバイスに適用されるように設定することもできます。
モバイルデバイス ユーザは、番号を次のようにダイヤルする可能性があります。
コールに対して上記のパターンで番号がダイヤルされる場合、それらのコールが正常に接続されるように、アプリケーション ダイヤル ルールを設定できます。 アプリケーション ダイヤル ルールの設定方法の詳細については、Unified CM のオンライン ヘルプを参照してください。
Jabber for iPad にのみ適用され、同じ XML ファイルを使用してダイヤル ルールにアクセスする他のすべてのアプリケーションには適用されないルールを作成する必要がある場合は、Jabber for iPad からルールを使用できるファイルにそれらのルールを XML テキストで直接入力できます。 Jabber for iPad のアプリケーション ダイヤル ルールの設定を参照してください。
Cisco Options Package(COP)ファイルを使用して、Jabber for iPad のダイヤル ルールを設定します。 この COP ファイルは、このマニュアル内の別のトピックで説明しているデバイス COP ファイルとは異なります。
このトピックで説明されている一連の手順を実行して、既存のすべてのダイヤル ルールをアプリケーションから利用できるようにします。 この一連の手順では、必要な XML ファイルを、Unified CM TFTP サーバのルート レベルにある「CUPC」フォルダにインストールします。
Jabber for iPad 用に別のルールが必要な場合は、オプションの手順を使用して XML ファイルをコピーおよび変更することにより、Jabber for iPad 用の専用ファイルを作成します。 Unified CM 上でダイヤル ルールを更新するたびに、この一連の手順を実行して、それらの変更をアプリケーション(Jabber for iPad を含む)に対して有効にする必要があります。
ステップ 1 | ダイヤル ルール用の Cisco Options Package(COP)ファイルの取得 を参照してください。 |
ステップ 2 |
ダイヤル ルールのコピーを参照してください。 |
ステップ 3 |
ダイヤル ルールのコピーの検索を参照してください。 |
ステップ 4 |
ダイヤル ルールの変更を参照してください。 |
ステップ 5 |
TFTP サービスの再起動を参照してください。 |
他のシスコ製品でこの目的のために使用する COP ファイルを、ここでも使用します。
(注) |
この手順は、Unified CM Release 8.5 以前のバージョンに対してのみ適用されます。 この手順内で説明されている COP ファイルは、Jabber for iPad を Unified CM 内でデバイスとして利用できるようにするためのデバイス COP ファイルとは異なるものです。 |
ステップ 1 | http://tools.cisco.com/support/downloads/go/Redirect.x?mdfid=282588075 にある Cisco UC Integration for Microsoft Office Communicator 用の [ソフトウェア ダウンロード(Software Downloads)] ページにアクセスします。 |
ステップ 2 | 使用する Unified CM のリリースに最も近いリリース番号を選択します。 |
ステップ 3 | Administration Toolkit を含むバンドルを探します。 |
ステップ 4 | [今すぐダウンロード(Download Now)] を選択します。 |
ステップ 5 | 画面上の指示を確認します。 |
ステップ 6 | ダウンロードされたファイルを解凍します。 |
ステップ 7 |
CUCM フォルダ内で、ダイヤル ルールの COP ファイルを探します。 このダウンロードに含まれる他のファイルは必要ありません。 |
ステップ 8 | ダイヤル ルールの COP ファイルを、TFTP でアクセスできるサーバ上に置きます。 |
次の手順に従って、Unified CM でダイヤル ルールのコピーを作成します。
次の手順を実行します。
この省略可能な手順は、Jabber for iPad で使用するためにダイヤル ルール ファイルを変更する必要がある場合にのみ使用します。 次に例を示します。
次の手順を実行します。
これらのマニュアルは両方とも http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
カスタマイズするすべてのダイヤル ルール ファイルの編集が完了し、それらをアップロードしたら、この項の次の手順に進みます。
Unified CM Release 8.5 以前のバーションを使用している場合、iPad デバイスでアプリケーション ダイヤル ルールを適用するには、これらのダイヤル ルール ファイルのパス(ファイル名を含む)を指定する必要があります。 これらのファイルの移動や名前の変更を行った場合は、導入済みの各デバイスについて、設定ページ上の [アプリケーション ダイヤル ルール URL(Application Dial Rules URL)] フィールド内のパスを必ず更新してください。
この手順は使用率が低い時間帯に行ってください。サービスが中断される可能性があります。
詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』の「Starting, Stopping, Restarting, and Refreshing Status of Services in Control Center」のトピックを参照してください。
次の通話中の機能が Unified CM システムで設定されていることを確認してください。
(注) |
これらの機能の設定方法の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある、お使いのリリースに対応した『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。 |
Jabber for iPad は、欠陥の検出と製品パフォーマンスの向上のためにシスコが使用する使用状況の集計とエラー追跡データの収集と生成を、サードパーティ サービスの Google Analytics に依存しています。 シスコは、Google Analytics の個人情報の方針に従い、個人を特定できる情報については、これを保存しません。
収集された情報はすべて Google によって保管され、機密情報として扱われます。 この情報にアクセスできるのはシスコのみです。
Unified CM で各ユーザ デバイスを設定する際、各ユーザに対して使用状況とエラーのトラッキングを有効または無効にできます。
この設定に応じて、シスコは次の情報を収集します。
使用状況とエラーのトラッキング設定 | 収集される情報 |
---|---|
有効(Enabled) | |
詳細(Detailed) | [有効(Enabled)] を選択した場合に収集されるのと同じ情報 |
無効(Disabled) | なし |
レポート ツールに関する詳細については、次を参照してください。
ユーザ デバイスを Unified Communications Manager サーバに追加して設定を確認すること。
次のタスクを実行します。
ステップ 1 | Unified CM の管理にサインインします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | ドロップダウン リストで [Cisco Jabber for iPad] を選択してから、[次へ(Next)] をクリックします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 |
次の表に説明されている情報を入力します。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 | [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 8 | [[回線 n] - 新規 DN を追加([Line n] - Add a new DN)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 9 | このデバイスのディレクトリ番号を入力します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 10 |
このデバイスがスタンドアロン デバイス(デスクフォンと DN を共有していない)の場合は、アプリケーションが実行されておらず、ネットワークに接続されているときには電話を転送して、発信者がエラー メッセージを受け取らないようにするために、次の設定を指定します。
これらの設定の詳細については、Unified CM のオンライン ヘルプを参照してください。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 11 |
[無応答時の呼び出し時間(No Answer Ring Duration)] を 24 秒間に設定し、通話をボイスメールに転送する前に、アプリケーションが呼び出し音を鳴らす時間を設定します。 Unified CM のオンライン ヘルプで、一般的な制限について参照します。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 12 | 環境に応じて、その他の設定を指定します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 13 | [保存(Save)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 14 | 次の手順に従って、作成したデバイスをユーザに関連付けます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 15 | このユーザがデスクフォンを持つ場合は、デスクフォンをプライマリ ユーザ デバイスとして選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 16 | 関連するデスクフォンなしで動作するスタンドアロン デバイスの場合は、システム内のすべてのデバイスで標準となっている他の情報の入力が必要になることがあります。 |
次のタスクを実行して、設定を確認します。
このマニュアルに記載された情報を使用して、ユーザとデバイスを個別に設定し、それを基礎にユーザとデバイスを設定するための一括管理テンプレートを作成してください。
一括処理の準備ができたら、お使いの Unified CM のリリースに対応した一括管理ガイドに記載されている指示に従ってください。このガイドは http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
次のタスクを実行します。
次のタスクを実行して、ボイスメールをテストします。
次のタスクを実行します。
要素 | 要素名 | デフォルト ディレクトリ属性 | デフォルトとは異なる場合、独自の値 |
---|---|---|---|
固有識別子 | identifier | distinguishedName | |
表示名 | displayName | displayName | |
電子メール アドレス | emailAddress | ||
名 | firstName | givenName | |
姓 | lastName | sn | |
ユーザ ID | userid | userPrincipalName | |
メイン電話番号 | mainPhoneNumber | telephoneNumber | |
自宅の電話番号 | homePhoneNumber | — | |
2 番目の自宅の電話番号 | homePhoneNumber2 | — | |
携帯電話番号 | mobilePhoneNumber | mobile | |
2 番目の携帯電話番号 | mobilePhoneNumber2 | — | |
ボイスメールに直通の電話番号 | voicemailPhoneNumber | voicemail | |
FAX 番号 | faxPhoneNumber | facsimileTelephoneNumber | |
その他の電話番号 | otherPhoneNumber | — |
Active Directory では、次の条件が満たされている必要があります。
ステップ 1 | Unified CM の管理にサインインします。 |
ステップ 2 | ユーザの iPad デバイス ページに移動します。 |
ステップ 3 | LDAP ユーザ認証の設定を入力します。 |
ステップ 4 |
LDAP のユーザ名とパスワードを入力します。 次のいずれかを実行します。
デフォルトでは、LDAP ユーザ名は userPrincipalName(UPN)であり、電子メール アドレスの形式(userid@example.com など)になっていることがあります。 |
ステップ 5 |
LDAP サーバのアドレスを入力します。
ポートや SSL の設定を入力しなければ、アプリケーションはデフォルトでポート 3269 への SSL 接続を試みます。 |
ステップ 6 |
「CN=users,DC=corp,DC=yourcompany,DC=com」の形式を使用して、LDAP 検索ベースを入力します。 デフォルトでは、アプリケーションは、defaultNamingContext 属性の RootDSE 検索で見つかる検索ベースを使用します。 別の検索ベースを指定する必要がある場合は、ユーザ情報が格納された社内ディレクトリのルート ノードの Distinguished Name を入力します。 必要な名前を含む一番下のノードを使用します。 上位のノードを使用すると大きな検索ベースが作成されるため、ディレクトリが非常に大規模な場合は、パフォーマンスが低下します。 最適な検索ベースを判断しやすくするには、Active Directory Explorer(Microsoft 社から入手可能)などのユーティリティを使用してデータ構造を表示してください。 |
ステップ 7 |
LDAP フィールド マッピングを入力します。 LDAP フィールド マッピングは、ディレクトリ内の属性のうち、ディレクトリ検索の検索対象および表示対象となる情報を保持しているものを指定します。 デフォルトと一致しないフィールド マッピングを「name=value」ペアの形式ですべて入力します(各フィールドをセミコロン(;)で区切ります)。 例:displayName=nickname;emailAddress=email。 要素名の値を名前の値として使用します。 |
ステップ 8 | [保存(Save)] を選択します。 |
次の手順に従って、社内ディレクトリの設定をテストします。
Unified Communications Manager の設定が完了したら、次の情報が含まれる電子メール メッセージをユーザに送信します。
目次
この章では、Unified Communications Manager を使用した Jabber for iPad の設定方法について説明します。
Jabber for iPad に関する次の要件を確認してください。
Unified CM の [リージョンの設定(Region Configuration)] ウィンドウで最大ペイロード ビット レートを指定します。 この最大ペイロード ビット レートには、パケット オーバーヘッドは含まれません。したがって、使用される実際のビット レートは、指定した最大ペイロード ビット レートよりも大きくなります。
次の表に、Jabber for iPad が最大ペイロード ビット レートを割り当てる方法について説明します。
次の表は、帯域幅に対して実現可能なパフォーマンスを理解するのに役立ちます。 VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)を使用すると、ペイロードのサイズが増加し、それにより帯域幅の使用量が増加することに注意してください。
アップロード速度 | オーディオ | オーディオ + 双方向ビデオ(メイン ビデオ) |
---|---|---|
VPN で 125 Kbps | G.711 に対して限界の帯域幅 G.722.1 に対して十分な帯域幅 |
ビデオに対して不十分な帯域幅 |
VPN で 384 Kbps | 任意のオーディオ コーデックに対して十分な帯域幅 | 30 fps の w288p(512x288) |
企業ネットワークで 384 Kbps | 任意のオーディオ コーデックに対して十分な帯域幅 | 30 fps の w288p(512x288) |
1000 Kbps | 任意のオーディオ コーデックに対して十分な帯域幅 | 30 fps の w576p(1024x576) |
2000 Kbps | 任意のオーディオ コーデックに対して十分な帯域幅 | 30 fps の w720p30(1280x720) |
Jabber for iPad はビデオ レートの適応を使用して、ネットワークの状態に基づいた最適なビデオ品質をネゴシエートします。 ビデオ転送が開始すると、ビデオ レートの適応によりビデオ品質が動的に変化します。
Jabber for iPad は使用可能な帯域幅に合わせてビデオを自動的に適応させます。 ユーザがビデオ コールを発信すると、アプリケーションはビット レートおよび解像度を急速かつ段階的に向上させ、最適な設定を実現します。 低い解像度のビデオ コールは、短期間の間に高解像度に向上すると予想されます。 アプリケーションは、後続のビデオ コールが最適な解像度で開始されるように、履歴を保存します。 ただし、最適な解像度が実現するまで、ビデオ転送が多少変動したり変化することが想定されます。
Jabber for iPad が正常に動作するには、ポートがアプリケーションのトラフィックを伝送できるように、ハードウェア ファイアウォールを設定します。 ハードウェア ファイアウォールは、望まないトラフィックからの保護を組織レベルで実現するネットワーク デバイスです。 次の表に、Unified Communications Manager と Unified Presence の導入に必要なポートを示します。 これらのポートは、アプリケーションが正常に機能するために、すべてのファイアウォール上で開いておく必要があります。
ポート | プロトコル | 説明 |
---|---|---|
着信 | ||
16384 ~ 32766 | UDP | ビデオおよびオーディオ用の Real-Time Transport Protocol(RTP)メディア ストリームを受信します。 Unified CM でこれらのポートを設定します。 |
発信 | ||
69 | TFTP | Trivial File Transfer Protocol(TFTP)ファイルをダウンロードするために TFTP サーバに接続します |
80、7080、6970 | HTTP | 会議用の WebEx Connect やボイスメール機能用の Cisco Unity Connection などのサービスに接続します TFTP サーバ アドレスにポートが指定されていない場合、Jabber for iPad は、ポート 6970 を使用して、電話設定ファイルとダイヤル ルール ファイルを取得しようとします。 |
5060 | UDP/TCP | Session Initiation Protocol(SIP)コール シグナリングを提供します |
5061 | TCP | セキュアな SIP コール シグナリングを提供します |
8443 | TCP | Unified Communications Manager IP Phone(CCMCIP)サーバに接続して、現在割り当てられているデバイスのリストを取得します |
16384 ~ 32766 | UDP | UDP でビデオとオーディオの RTP メディア ストリームを送信します |
143 | IMAP(TCP/TLS) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
389 | TCP | 連絡先を検索するために LDAP サーバに接続します |
443 8443 |
TCP HTTPS |
会議用の WebEx Connect やボイスメール機能用の Unity Connection などのサービスに接続します |
8443 | HTTPS | Unified CM で連絡先を検索するために User Data Services(UDS)に接続します |
636 | LDAPS | 連絡先を検索するためにセキュア LDAP サーバに接続します |
993 | IMAP(SSL) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
7993 | IMAP(TLS) | Unity Connection に接続して、ボイス メッセージの取得と管理を行います |
Unified Communications Manager で Jabber for iPad をデバイスとして使用できるようにするには、デバイス固有の Cisco Options Package(COP)ファイルをすべての Unified CM サーバにインストールします。
COP ファイルのインストールに関する一般的な情報については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある、お使いのリリースに対応した『Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide』の「Software Upgrades」の章を参照してください。
サービスが中断される可能性があるため、この手順は使用率が低い時間帯に行ってください。
ステップ 1 | iPad 用のデバイス COP ファイルを http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html?mdfid=280443139&flowid=29241 からダウンロードします。 |
ステップ 2 | この COP ファイルを、お使いの Unified CM サーバからアクセスできる FTP サーバまたは SFTP サーバに置きます。 |
ステップ 3 |
次の手順に従って、COP ファイルを Unified CM クラスタ内のパブリッシャ サーバにインストールします。
重要:
サービスにおける割り込みを回避するため、この手順を別のサーバで実行する場合は、事前に各サーバがサービスのアクティブな実行に復帰したことを確認します。 |
ステップ 4 | クラスタのサブスクライバ サーバそれぞれに COP ファイルをインストールします。 パブリッシャと同様に、サーバの再起動を含む手順を実行します。 |
ステップ 1 | Cisco Unified CM の管理にサインインします。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 |
SIP プロファイルを作成するか、既存の SIP プロファイルをコピーします。 プロファイルに「Standard iPad SIP Profile」という名前を付けることができます。 |
ステップ 4 | [電話で使用されるパラメータ(Parameters Used in Phone)] セクションで、次の値を入力します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] を選択します。 |
Jabber for iPad を実行するすべてのユーザ デバイスに対してこの SIP プロファイルを選択します。
Jabber for iPad は、次の 2 セットのダイヤル ルールを使用して、ユーザが iPad デバイスから簡単に電話番号をダイヤルできるようにします。
Unified CM は、Cisco Options Package(COP)ファイルがインストールされたときに、これらのファイルを生成します。
ディレクトリ検索ダイヤル ルールは、Microsoft Active Directory を使用して発信者を識別します。 Jabber for iPad は、Unified CM や Microsoft Active Directory から提供される名前ではなく、iPad のメインのアドレス帳にある発信者 ID を表示します。
ユーザはモバイルデバイスからとデスクフォンからでは異なる方法で番号をダイヤルすることに慣れているため、モバイルデバイスのユーザがダイヤルする異なる番号パターンに対応するように、Unified Communications Manager を設定することを検討してください。
すべてのコールとデバイスに適用されるようにこれらのルールを Unified CM で作成したり、Jabber for iPad のユーザにのみルールが適用されるように XML ファイルを編集したり(後半で説明)できます。 また、国やエリア コードごとに異なるルールがデバイスに適用されるように設定することもできます。
モバイルデバイス ユーザは、番号を次のようにダイヤルする可能性があります。
コールに対して上記のパターンで番号がダイヤルされる場合、それらのコールが正常に接続されるように、アプリケーション ダイヤル ルールを設定できます。 アプリケーション ダイヤル ルールの設定方法の詳細については、Unified CM のオンライン ヘルプを参照してください。
Jabber for iPad にのみ適用され、同じ XML ファイルを使用してダイヤル ルールにアクセスする他のすべてのアプリケーションには適用されないルールを作成する必要がある場合は、Jabber for iPad からルールを使用できるファイルにそれらのルールを XML テキストで直接入力できます。 Jabber for iPad のアプリケーション ダイヤル ルールの設定を参照してください。
Cisco Options Package(COP)ファイルを使用して、Jabber for iPad のダイヤル ルールを設定します。 この COP ファイルは、このマニュアル内の別のトピックで説明しているデバイス COP ファイルとは異なります。
このトピックで説明されている一連の手順を実行して、既存のすべてのダイヤル ルールをアプリケーションから利用できるようにします。 この一連の手順では、必要な XML ファイルを、Unified CM TFTP サーバのルート レベルにある「CUPC」フォルダにインストールします。
Jabber for iPad 用に別のルールが必要な場合は、オプションの手順を使用して XML ファイルをコピーおよび変更することにより、Jabber for iPad 用の専用ファイルを作成します。 Unified CM 上でダイヤル ルールを更新するたびに、この一連の手順を実行して、それらの変更をアプリケーション(Jabber for iPad を含む)に対して有効にする必要があります。
ステップ 1 | ダイヤル ルール用の Cisco Options Package(COP)ファイルの取得 を参照してください。 |
ステップ 2 |
ダイヤル ルールのコピーを参照してください。 |
ステップ 3 |
ダイヤル ルールのコピーの検索を参照してください。 |
ステップ 4 |
ダイヤル ルールの変更を参照してください。 |
ステップ 5 |
TFTP サービスの再起動を参照してください。 |
他のシスコ製品でこの目的のために使用する COP ファイルを、ここでも使用します。
(注) |
この手順は、Unified CM Release 8.5 以前のバージョンに対してのみ適用されます。 この手順内で説明されている COP ファイルは、Jabber for iPad を Unified CM 内でデバイスとして利用できるようにするためのデバイス COP ファイルとは異なるものです。 |
ステップ 1 | http://tools.cisco.com/support/downloads/go/Redirect.x?mdfid=282588075 にある Cisco UC Integration for Microsoft Office Communicator 用の [ソフトウェア ダウンロード(Software Downloads)] ページにアクセスします。 |
ステップ 2 | 使用する Unified CM のリリースに最も近いリリース番号を選択します。 |
ステップ 3 | Administration Toolkit を含むバンドルを探します。 |
ステップ 4 | [今すぐダウンロード(Download Now)] を選択します。 |
ステップ 5 | 画面上の指示を確認します。 |
ステップ 6 | ダウンロードされたファイルを解凍します。 |
ステップ 7 |
CUCM フォルダ内で、ダイヤル ルールの COP ファイルを探します。 このダウンロードに含まれる他のファイルは必要ありません。 |
ステップ 8 | ダイヤル ルールの COP ファイルを、TFTP でアクセスできるサーバ上に置きます。 |
ステップ 1 | Unified CM クラスタ内のパブリッシャ サーバにサインインします。 |
ステップ 2 | [ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リストで [Cisco Unified OS の管理(Cisco Unified OS Administration)] を選択してから、[移動(Go)] を選択します。 |
ステップ 3 | を選択します。 |
ステップ 4 | [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ウィンドウで COP ファイル「Dial Rules COP」の場所を指定します。 |
ステップ 5 | [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 6 | [使用可能なソフトウェア(Available Software)] ドロップダウン リストで、COP ファイルを選択します。 |
ステップ 7 | [次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 8 | [インストール(Install)] を選択します。 |
ステップ 9 | TFTP が稼働する Unified CM サーバごとに、この手順を繰り返します。 |
次の手順を実行します。
これらのマニュアルは両方とも http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
ステップ 1 | Unified CM TFTP サーバのルート レベルにある CUPC フォルダに移動します。 |
ステップ 2 |
Cisco Jabber 用に変更するルール ファイルをコピーします。 たとえば、Windows または Mac コンピュータ上の組み込みの TFTP アプリケーションを使用して、次のコマンドを入力します。 tftp server-name get CUPC/AppDialRules.xml |
ステップ 3 |
必要に応じて、ファイルの名前を変更します。 例:AppDialRulesFrance.xml |
ステップ 4 | テキスト エディタでこのファイルを開きます。 |
ステップ 5 | 既存ルールの例に従いながら、必要に応じてルールを変更または追加します。 |
ステップ 6 | 変更を保存します。 |
ステップ 7 | 次の手順に従って、変更したファイルをアップロードします。 |
ステップ 8 | カスタマイズする他のすべてのルール ファイルについて、この手順を繰り返します。 |
カスタマイズするすべてのダイヤル ルール ファイルの編集が完了し、それらをアップロードしたら、この項の次の手順に進みます。
Unified CM Release 8.5 以前のバーションを使用している場合、iPad デバイスでアプリケーション ダイヤル ルールを適用するには、これらのダイヤル ルール ファイルのパス(ファイル名を含む)を指定する必要があります。 これらのファイルの移動や名前の変更を行った場合は、導入済みの各デバイスについて、設定ページ上の [アプリケーション ダイヤル ルール URL(Application Dial Rules URL)] フィールド内のパスを必ず更新してください。
この手順は使用率が低い時間帯に行ってください。サービスが中断される可能性があります。
詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』の「Starting, Stopping, Restarting, and Refreshing Status of Services in Control Center」のトピックを参照してください。
ステップ 1 | [Unified CM の管理(Unified CM Administration)] で、[ナビゲーション(Navigation)] ドロップダウン リストの [Cisco Unified サービス アビリティ(Cisco Unified Serviceability)] を選択してから、[移動(Go)] を選択します。 |
ステップ 2 | を選択します。 |
ステップ 3 | サーバを選択し、[移動(Go)] を選択します。 |
ステップ 4 | [Cisco TFTP] を選択します。 |
ステップ 5 | [再起動(Restart)] を選択します。 |
ステップ 6 | この COP ファイルを実行するすべてのサーバで、この手順を繰り返します。 |
次の通話中の機能が Unified CM システムで設定されていることを確認してください。
(注) |
これらの機能の設定方法の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html にある、お使いのリリースに対応した『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。 |
Jabber for iPad は、欠陥の検出と製品パフォーマンスの向上のためにシスコが使用する使用状況の集計とエラー追跡データの収集と生成を、サードパーティ サービスの Google Analytics に依存しています。 シスコは、Google Analytics の個人情報の方針に従い、個人を特定できる情報については、これを保存しません。
収集された情報はすべて Google によって保管され、機密情報として扱われます。 この情報にアクセスできるのはシスコのみです。
Unified CM で各ユーザ デバイスを設定する際、各ユーザに対して使用状況とエラーのトラッキングを有効または無効にできます。
この設定に応じて、シスコは次の情報を収集します。
使用状況とエラーのトラッキング設定 | 収集される情報 |
---|---|
有効(Enabled) | |
詳細(Detailed) | [有効(Enabled)] を選択した場合に収集されるのと同じ情報 |
無効(Disabled) | なし |
レポート ツールに関する詳細については、次を参照してください。
次のタスクを実行します。
ステップ 1 | Unified CM の管理にサインインします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | [新規追加(Add New)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | ドロップダウン リストで [Cisco Jabber for iPad] を選択してから、[次へ(Next)] をクリックします。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 |
次の表に説明されている情報を入力します。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | [保存(Save)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 7 | [設定の適用(Apply Config)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 8 | [[回線 n] - 新規 DN を追加([Line n] - Add a new DN)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 9 | このデバイスのディレクトリ番号を入力します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 10 |
このデバイスがスタンドアロン デバイス(デスクフォンと DN を共有していない)の場合は、アプリケーションが実行されておらず、ネットワークに接続されているときには電話を転送して、発信者がエラー メッセージを受け取らないようにするために、次の設定を指定します。
これらの設定の詳細については、Unified CM のオンライン ヘルプを参照してください。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 11 |
[無応答時の呼び出し時間(No Answer Ring Duration)] を 24 秒間に設定し、通話をボイスメールに転送する前に、アプリケーションが呼び出し音を鳴らす時間を設定します。 Unified CM のオンライン ヘルプで、一般的な制限について参照します。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 12 | 環境に応じて、その他の設定を指定します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 13 | [保存(Save)] を選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 14 | 次の手順に従って、作成したデバイスをユーザに関連付けます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 15 | このユーザがデスクフォンを持つ場合は、デスクフォンをプライマリ ユーザ デバイスとして選択します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ステップ 16 | 関連するデスクフォンなしで動作するスタンドアロン デバイスの場合は、システム内のすべてのデバイスで標準となっている他の情報の入力が必要になることがあります。 |
次のタスクを実行して、設定を確認します。
このマニュアルに記載された情報を使用して、ユーザとデバイスを個別に設定し、それを基礎にユーザとデバイスを設定するための一括管理テンプレートを作成してください。
一括処理の準備ができたら、お使いの Unified CM のリリースに対応した一括管理ガイドに記載されている指示に従ってください。このガイドは http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html から入手できます。
次のタスクを実行します。
ステップ 1 | Cisco Unified CM の管理にサインインします。 | ||||||||||
ステップ 2 | ユーザのデバイス ページに移動します。 | ||||||||||
ステップ 3 |
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] セクションで、次のボイスメール設定を入力します。
|
||||||||||
ステップ 4 | [保存(Save)] を選択します。 |
次のタスクを実行して、ボイスメールをテストします。
次のタスクを実行します。
要素 | 要素名 | デフォルト ディレクトリ属性 | デフォルトとは異なる場合、独自の値 |
---|---|---|---|
固有識別子 | identifier | distinguishedName | |
表示名 | displayName | displayName | |
電子メール アドレス | emailAddress | ||
名 | firstName | givenName | |
姓 | lastName | sn | |
ユーザ ID | userid | userPrincipalName | |
メイン電話番号 | mainPhoneNumber | telephoneNumber | |
自宅の電話番号 | homePhoneNumber | — | |
2 番目の自宅の電話番号 | homePhoneNumber2 | — | |
携帯電話番号 | mobilePhoneNumber | mobile | |
2 番目の携帯電話番号 | mobilePhoneNumber2 | — | |
ボイスメールに直通の電話番号 | voicemailPhoneNumber | voicemail | |
FAX 番号 | faxPhoneNumber | facsimileTelephoneNumber | |
その他の電話番号 | otherPhoneNumber | — |
ステップ 1 | Unified CM の管理にサインインします。 |
ステップ 2 | ユーザの iPad デバイス ページに移動します。 |
ステップ 3 | LDAP ユーザ認証の設定を入力します。 |
ステップ 4 |
LDAP のユーザ名とパスワードを入力します。 次のいずれかを実行します。
デフォルトでは、LDAP ユーザ名は userPrincipalName(UPN)であり、電子メール アドレスの形式(userid@example.com など)になっていることがあります。 |
ステップ 5 |
LDAP サーバのアドレスを入力します。
ポートや SSL の設定を入力しなければ、アプリケーションはデフォルトでポート 3269 への SSL 接続を試みます。 |
ステップ 6 |
「CN=users,DC=corp,DC=yourcompany,DC=com」の形式を使用して、LDAP 検索ベースを入力します。 デフォルトでは、アプリケーションは、defaultNamingContext 属性の RootDSE 検索で見つかる検索ベースを使用します。 別の検索ベースを指定する必要がある場合は、ユーザ情報が格納された社内ディレクトリのルート ノードの Distinguished Name を入力します。 必要な名前を含む一番下のノードを使用します。 上位のノードを使用すると大きな検索ベースが作成されるため、ディレクトリが非常に大規模な場合は、パフォーマンスが低下します。 最適な検索ベースを判断しやすくするには、Active Directory Explorer(Microsoft 社から入手可能)などのユーティリティを使用してデータ構造を表示してください。 |
ステップ 7 |
LDAP フィールド マッピングを入力します。 LDAP フィールド マッピングは、ディレクトリ内の属性のうち、ディレクトリ検索の検索対象および表示対象となる情報を保持しているものを指定します。 デフォルトと一致しないフィールド マッピングを「name=value」ペアの形式ですべて入力します(各フィールドをセミコロン(;)で区切ります)。 例:displayName=nickname;emailAddress=email。 要素名の値を名前の値として使用します。 |
ステップ 8 | [保存(Save)] を選択します。 |
次の手順に従って、社内ディレクトリの設定をテストします。
Unified Communications Manager の設定が完了したら、次の情報が含まれる電子メール メッセージをユーザに送信します。