この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
既存のクラスタに新しいノードをインストールした後に、クラスタに登録されているすべての電話機がリセットされます。
Visiting クラスタで、現在の [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウには、クラスタ内 EM の [ログアウト(Log Out)] ボタンがあります。 このボタンは、Visiting クラスタの管理者によって、EMCC 電話機のログアウトにも使用されます。 EMCC 電話機は Visiting Cisco Unified Communications Manager に現在登録されていないため、この操作は Visiting クラスタの DB クリーンアップと同等です。 EMCC 電話機は、リセットまたは他の方法によるホーム クラスタからのログアウトによって Visiting クラスタに戻るまで、ホーム Cisco Unified Communications Manager に登録されたままになります。
ハント グループのログオフ通知機能は、コール キューイングがハント パイロットに対してイネーブルになったときに変更されます。 ユーザがハント グループからログアウトまたはログオフしている場合、ハント グループのログオフ通知は再生されません。これは、コール キューイングがハント パイロットに対してイネーブルな場合、キュー内のそれぞれの順番に間に合わないためです。
Differentiated Services Code Point(DSCP)パケット マーキングには、次の特性が追加されます。
臨場感のあるビデオ コールのビデオ ストリームおよび関連するオーディオ ストリーム(デフォルトで CS4)が追加されます。
メディア RTP ストリームに対する DSCP パケット マーキングに影響する次のサービス パラメータ設定が追加されます。
ICCP プロトコル リンクで DSCP が除外されます。
Windows 2008 を実行している Microsoft Office Communications Server(OCS)のローカル コンピュータ ストアに、Microsoft CA によって署名されたサーバ クライアント認証証明書をインストールできません。 現在のユーザ ストアからローカル コンピュータ ストアに証明書をコピーしようとすると、秘密キーが欠落しているというエラー メッセージが表示されて失敗します。
次の手順を実行できます。
Cisco Unified Business Edition 5000 から Cisco Unified Communications Manager にアップグレードするための VMware のアップグレード パスはありません。 新規インストールが必要です。 新規インストールの実行後、IM and Presence Service は、新しい Cisco Unified Communications Manager とデータを再同期します。 Syncagent は、同期用の比較フィールドとして、プライマリ キー(pkid)を使用します。 Cisco Unified Communications Manager を再インストールする場合は、Cisco Unified Communications Manager のすべて pkid が変更されます。 したがって、IM and Presence Service の既存のデータはクリーンアップされ、Syncagent は古いデータを削除します。 この手順を実行する前に、データを必ずバックアップしてください。
IM and Presence Service サーバのアップグレード後に、すべてのアクティブ化された機能サービスやネットワーク サービスが開始された場合、一貫していない Presence の可用性の問題が生じます。 ユーザは IM and Presence Service にログインできますが、主に SIP ベースのクライアントから可用性に関する情報を取得する際に問題が生じます。
この問題は、IM and Presence Service アップグレード中にユーザがプロビジョニングされている場合に発生します。 ユーザを割り当て解除してから、再度割り当てる必要があります。
ユーザは複数のアクセス制御グループに属することができます。 新しいアクセス制御グループで、[ユーザ グループおよびロールのオーバーラップを行うための有効なアクセス権限(Effective Access Privileges for Overlapping User Groups and Roles)] エンタープライズ パラメータが [最小(minimum)] に設定されている場合、新しいアクセス制御グループを既存のユーザに追加したときに、既存のアクセス コントロール グループの権限の現行レベルが、想定外に低下することがあります。
アクセス権限の低下は、Cisco Unified Communications Manager Administration のアップグレード中などに、偶発的に生じることがあります。 アップグレード バージョンが、[ユーザ グループおよびロールのオーバーラップを行うための有効なアクセス権限(Effective Access Privileges for Overlapping User Groups and Roles)] エンタープライズ パラメータを [最小(minimum)] に設定した Standard RealTimeAndTrace Collection ユーザ グループをサポートしている場合、すべてのユーザはアップグレード中にそのユーザ グループに自動的に追加されます。 この権限の問題を解決するには、Standard RealTimeAndTrace Collection ユーザ グループからユーザを削除します。
Cisco Unified Communications Manager VMware のインストールでは、DRF バックアップおよび Bulk Administration Tool エクスポートなどのタスクの実行中に、CPU 使用率が急上昇することがあります。 一般に、CPU 使用率の急上昇の原因となるプロセスは gzip および DRFLocal です。
システムが CallProcessingNodeCpuPegging アラームを生成する場合は、システムの Open Virtualization Archive(OVA)テンプレートの仕様に従って、Cisco Unified Communications Manager で 7500 人のユーザをサポートするために、vCPU を追加します。
CallProcessingNodeCpuPegging アラートは、CPU 使用率の急上昇中に生成されます。 CPU 使用率の急上昇中に発行される可能性がある他のアラームには、CoreDumpFound、CriticalServiceDown、SDLLinkOutOfService、および NumberOfRegisteredPhonesDropped アラームなどがあります。
電話機が中央またはプロキシ TFTP サーバから共通ファイルを要求し、そのファイルに ringlist.xml.sgn などの共通名が付いている場合、またはそのファイルがロケール ファイルである場合、TFTP サーバは、電話機のホーム クラスタからのファイルの代わりに、ファイルの独自のローカル コピーを送信します。 電話機は、シグニチャの検証の失敗により、そのファイルを拒否します。これは、そのファイルに、電話機の初期信頼リスト(ITL)に一致しない TFTP サーバのローカル クラスタのシグニチャがあるためです。 この問題を解決するために、電話機のデフォルトのセキュリティ(SBD)をディセーブルにするか、証明書の一括エクスポート手順を実行することができます。この手順により、電話機が別のクラスタからのシグニチャを確認する場合に、信頼検証システム(TVS)は成功を返します。 証明書の一括エクスポートの実行(証明書の一括エクスポートを実行するために、IP 電話をクラスタ間で移動する場合)については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「Default Security Setup」項の手順を参照してください。 デフォルトのセキュリティをディセーブルにするには、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』で IP 電話の ITL ファイルを更新する手順を参照してください。
めったに発生しない厄介なシナリオに、ボイスメール回避(VMA)および無応答時コール転送(CFNA)対話の両方が含まれる場合、CSCud01434 の固定には制限が生じる可能性が特定されました。 このシナリオは、次のようになります。
CFNA タイマー = 12 秒
Delay Before Ring タイマー = 4 秒
Call Screening タイマー = 4 秒
User Control Confirmed Answer Indication タイマー = 10 秒
(注) |
これはめったに発生しない厄介なケースですが、発生する可能性があることに注意してください。 たとえば、CFNA タイマーの残り 2 秒で、ユーザに自分のモバイル ID でコールをピックアップさせるよりも、CFNA タイマーを長くする方が、ユーザ エクスペリエンスが向上すると判断されました。 CFNA タイマーが再開せず、ユーザが 2 秒以内に番号を押さなかった場合、コールは CFNA の宛先にリダイレクトされ、着信側ユーザは混乱したままになります。 |
Cisco Unified Communications Manager を 9.1(1) バージョンにアップグレードする場合、ディスク領域の不足が原因でアップグレードに失敗することがあります。 次のエラー メッセージが表示されます。
「アップグレードの実行に必要なディスクスペースが共通パーティションにありません。この状態を解決する手順については、Cisco Unified Communications Manager 9.1(1) リリース ノートまたは cisco.com の Bug Toolkit の不具合 CSCuc63312 を参照してください。(There is not enough disk space in the common partition to perform the upgrade. For steps to resolve this condition please refer to the Cisco Unified Communications Manager 9.1(1) Release Notes or view defect CSCuc63312 in Bug Toolkit on cisco.com.)」
アップグレード中にディスク スペースの使用率を下げるには、次の手順に従います。
Cisco Unified Communications Manager 9.1(1) は Cisco Prime Unified Provisioning Manager Business Edition 9.0(1) と互換性がありません。
2012 年 12 月時点で、ほとんどの Cisco Unified IP Phone は、URI Dialing Display Preference サービス パラメータをサポートしていません。 サービス パラメータの設定方法に関係なく、使用可能な場合、電話機にはディレクトリ URI が表示されます。 このサービス パラメータは、2013 年 5 月に予定されているリリース 9.3(3) の電話機で正式にサポートされる予定です。 このサービス パラメータを正式にサポートさせるには、必ず最新ビルドの電話をインストールしてください。