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目次
Cisco Unity Connection は電話またはポケットベルを呼び出して、新しいメッセージの到着を通知できます。 また、テキスト形式および SMS メッセージ形式のメッセージ通知(たとえば、「テクニカル サポートに関する緊急メッセージ」や「新しいボイス メッセージを受信しました」など)を、電子メール アドレス、テキスト用ポケットベル、テキスト対応携帯電話などのデバイスに送信できます。
Connection による電話またはポケットベルの呼び出し、あるいはテキスト メッセージの送信は、指定した通知スケジュールと通知オプションに基づいて行われます。 Messaging Assistant Web ツールを使用すると、自宅の電話、携帯電話、ポケットベル、電子メール デバイス(文字対応ポケットベルや自宅用の電子メール アドレスなど)、および勤務先電話の通知デバイスを設定できます。 予備用の電話、代替の電子メール デバイス、SMS デバイスも設定できます。 これらのオプションが使用可能かどうかについては、Connection の管理者に問い合わせてください。
ヒント |
テキスト対応携帯電話にテキスト メッセージ受信用の電子メール アドレスが付与されている場合は、その電話をテキスト用ポケットベルとして電子メール通知デバイスまたは SMS 通知デバイスで使用するように設定できます。 SMS(SMPP)通知は、GSM の携帯電話およびその他の SMS 対応デバイスで使用するためのものです。 SMS 通知は、一般に電子メール(SMTP/HTML)テキスト用ポケットベルの通知よりもはるかに高速です。また、一部の SMS サービス プロバイダーでは、前の通知を最新の通知と置き換える付加サービスを提供しています。 |
Cisco Unity Connection では、エンド ユーザへの新しいボイス メッセージに対して、SMTP ベースの HTML 通知を送信することもできます。 これらの通知は、HTML 形式で電子メールに埋め込み、SMTP 経由で送信できます。 ユーザは、カスタマイズされたアイコン、ヘッダー、フッター、および Cisco Unity Connection Mini Web Inbox にアクセスするリンクを組み込むことができる HTML 通知を受信するための柔軟性が得られます。 Connection Mini Web Inbox は、ユーザがコンピュータまたはモバイル デバイスで通知メッセージを再生できるプレーヤーです。
HTML 通知テンプレートの形式で通知を受信するには、HTML 通知デバイスを有効にし、通知テンプレートを割り当てる必要があります。 管理者によって制限されていない場合、ユーザは通知テンプレートのみを選択できます。 ユーザによるテンプレートの選択を管理者が制限している場合は、必須フィールドがグレーで表示されます。
HTML 通知デバイスの作成、更新、および削除には、Cisco Unity Connection Administration、Cisco PCA、および CUPI API が使用されます。 ユーザは、Cisco PCA を使用して各自の通知デバイスを管理できます。また、CUPI API を使用して特定の操作を柔軟に実行することもできます。 詳細については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Cisco_Unity_Connection_Provisioning_Interface_(CUPI)_API_--_For_End_Users_--_HTML_Notification_Devices を参照してください。
Cisco Unity Connection で通知呼び出しを行う場合は、通知デバイスが使用できる状態になっている必要があります。 通知デバイスを無効にしてもその設定は削除されません。 デバイスが応答すれば、Connection は新しいメッセージが残っていてもメッセージ通知に成功したと判断します (たとえば、留守番電話が応答してメッセージを録音した場合でも通知は成功したと判断されます)。
Connection が到着を通知するイベントのタイプ、デバイスへの通知を行う発信者または電話番号、通知スケジュール、および通知デバイスの通知オプションは Messaging Assistant Web ツールでのみ変更でき、電話で変更することはできません。
ステップ 1 | Messaging Assistant で、[通知デバイス] メニューの [通知デバイス表示] を選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 2 | [通知デバイス] ページで、変更または設定する電子メール(SMTP)デバイスを選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | [<デバイス タイプ> 通知デバイス] ページで、[通知を有効にする] チェックボックスをオンにしてデバイスを使用可能にするか、またはこのチェックボックスをオフにしてデバイスを使用不能にします。 | ||||||||||||||
ステップ 4 | [宛先] フィールドに、テキスト用ポケットベル、テキスト対応携帯電話、または他の電子メール アカウント(自宅用の電子メール アカウントなど)の電子メール アドレスを入力します。 | ||||||||||||||
ステップ 5 |
[送信元] フィールドに、テキスト ディスプレイの最後に表示する電話番号を入力します (たとえば、自席の電話以外から Connection にアクセスするためにダイヤルする番号を入力します)。
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ステップ 6 | [テキスト] フィールドに、表示するテキストを入力します(たとえば、「ボイスメールを受信しました」など)。 メッセージ通知設定で選択した条件に一致するメッセージが到着するたびに Connection はこのメッセージを送信します。 | ||||||||||||||
ステップ 7 | 通知メッセージに新しいメッセージとすべてのメッセージの数を含める場合は、[メッセージ テキストにメッセージ数を含める] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||||||
ステップ 8 | 通知デバイスに送信されるテキスト文字列に新しいメッセージに関する情報を含める場合は、[メッセージ テキストにメッセージ情報を含める] チェックボックスをオンにします。 この情報には、発信者名、発信者 ID(ある場合)、メッセージ タイプ(ボイス、ファクス)、メッセージの受信時間の他、メッセージにプライベートまたは緊急のマークが付いている場合は、そのステータスについての情報を含めることができます。 | ||||||||||||||
ステップ 9 | SMTP 通知デバイスに送信される通知のテキスト文字列に Cisco Unity Connection Web Inbox のリンクを含める場合は、[メッセージ テキストにFull Inboxへのリンクを含める] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||||||
ステップ 10 |
[通知メッセージの対象] セクションで Connection からこのデバイスに通知を送信する原因となるイベントのタイプを選択します。
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ステップ 11 | ステップ 10 で選択したイベント タイプの中で、緊急のマークが付けられた新しいメッセージについてのみ Connection から通知を行うようにするには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||||||
ステップ 12 | ステップ 10 で [予定表の予定] または [予定表の会議] を指定した場合は、[予定表イベント開始前の通知時間] フィールドに、会議開始何分前に通知を受信するようにするかを分単位で入力します。 | ||||||||||||||
ステップ 13 |
ボイス メッセージの文字変換を受信する場合は、[ボイス メッセージの文字変換を送信] の下にある [ボイスメッセージ] をオンにします。 ([ボイス メッセージの文字変換を送信] セクションは、SpeechView のオプションが利用可能になっている場合のみ表示されます)。 |
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ステップ 14 | 緊急ボイス メッセージの文字変換のみを受信するには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||||||
ステップ 15 | 特定の Connection ユーザからのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[コールの発信元] セクションで [発信者の追加] をクリックして名前を検索します。 | ||||||||||||||
ステップ 16 |
特定の電話番号からのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[数字のパターン] フィールドに電話番号を入力します。 ワイルドカード文字 X および * を使用すると、複数の電話番号と一致する場合があります。
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ステップ 17 |
通知スケジュールを設定するには、[簡易追加] オプションを使用してスケジュールを指定します。 または スケジュールのチェックボックスをオンまたはオフにして、通知デバイスをアクティブにする時間と非アクティブにする時間を指定します。 Connection では、アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、通知呼び出しが行われます。 非アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、次のアクティブ時間の開始時にメッセージ通知が送信されます。
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ステップ 18 |
Connection が新しいメッセージの到着を通知する際の、呼び出しのタイミングと頻度を指定します。
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ステップ 19 | [保存] を選択します。 |
ステップ 1 | Messaging Assistant で、[通知デバイス] メニューの [通知デバイス表示] を選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 2 | [通知デバイス] ページで、変更または設定する SMS デバイスを選択します。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | [<デバイス名> 通知デバイス] ページで、[通知を有効にする] チェックボックスをオンにしてデバイスを使用可能にするか、またはこのチェックボックスをオフにしてサービスを使用不能にします。 | ||||||||||||||
ステップ 4 |
[宛先] フィールドに、SMS デバイスの電話番号を入力します。 入力する形式と番号は、SMPP プロバイダーによって異なります。 たとえば、国コードの入力が必要な場合もあります。先頭からプラス記号(+)、国コード、市外局番またはトランク アクセス コード、デバイスの番号の順に、+12065551234 のように入力します。 先頭にゼロ、または国際ダイヤル プレフィックスを入力しないでください。 スペース、ダッシュ、カッコ、その他の句読点を含めないでください。 入力方法に疑問がある場合は、Connection の管理者に問い合わせてください。 |
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ステップ 5 |
[送信元] フィールドに入力する内容は、SMPP のプロバイダーによって異なります。
このフィールドに入力する内容が不明な場合は、Connection の管理者に問い合わせてください。
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ステップ 6 | [テキスト] フィールドに、表示するテキストを入力します(たとえば、「ボイスメールを受信しました」など)。 メッセージ通知設定で選択した条件に一致するメッセージが到着するたびに Cisco Unity Connection はこのメッセージを送信します。 | ||||||||||||||
ステップ 7 | 通知メッセージに新しいメッセージとすべてのメッセージの数を含める場合は、[メッセージ テキストにメッセージ数を含める] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||||||
ステップ 8 | 通知デバイスに送信されるテキスト文字列に新しいメッセージに関する情報を含める場合は、[メッセージ テキストにメッセージ情報を含める] チェックボックスをオンにします。 この情報には、発信者名、発信者 ID(ある場合)、メッセージ タイプ(ボイス、ファクス)、メッセージの受信時間の他、メッセージにプライベートまたは緊急のマークが付いている場合は、そのステータスについての情報を含めることができます。 | ||||||||||||||
ステップ 9 |
[SMPP プロバイダ] リストで、プロバイダーを選択します。 選択すべきプロバイダーがわからない場合は、Connection の管理者に問い合わせてください。 |
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ステップ 10 |
Connection からこのデバイスに通知を送信する原因となるイベントのタイプを選択します。
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ステップ 11 | ステップ 10 で選択したイベント タイプの中で、緊急のマークが付けられた新しいメッセージについてのみ Connection から通知を行うようにするには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||||||
ステップ 12 | ステップ 10 で [予定表の予定] または [予定表の会議] を指定した場合は、[予定表イベント開始前の通知時間] フィールドに、会議開始何分前に通知を受信するようにするかを分単位で入力します。 | ||||||||||||||
ステップ 13 |
ボイス メッセージの文字変換を受信する場合は、[ボイス メッセージの文字変換を送信] の下にある [ボイスメッセージ] をオンにします ([ボイス メッセージの文字変換を送信] セクションは、SpeechView のオプションが利用可能になっている場合のみ表示されます)。 |
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ステップ 14 | 緊急ボイス メッセージの文字変換のみを受信するには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 | ||||||||||||||
ステップ 15 |
[1回に文字変換するSMSメッセージ数の制限] チェックボックスをオンにして、メッセージ文字変換ごとに必要な SMS メッセージの最大数を入力します。 この設定は、携帯電話通信事業者または SMS サービス プロバイダーが受信した SMS メッセージごとに課金している場合にコスト削減に役立ちます。 |
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ステップ 16 | 特定の Connection ユーザからのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[発信者の追加] を選択して名前を検索します。 | ||||||||||||||
ステップ 17 |
特定の電話番号からのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[数字のパターン] フィールドに電話番号を入力します。 ワイルドカード文字 X および * を使用すると、複数の電話番号と一致する場合があります。
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ステップ 18 |
通知スケジュールを設定するには、[簡易追加] オプションを使用してスケジュールを指定します。 または スケジュールのチェックボックスをオンまたはオフにして、通知デバイスをアクティブにする時間と非アクティブにする時間を指定します。 Connection では、アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、通知呼び出しが行われます。 非アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、次のアクティブ時間の開始時にメッセージ通知が送信されます。
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ステップ 19 |
Connection が新しいメッセージの到着を通知する際の、呼び出しのタイミングと頻度を指定します。
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ステップ 20 | [保存] を選択します。 |
ステップ 1 | Messaging Assistant で、[通知デバイス] メニューの [通知デバイス表示] を選択します。 | ||
ステップ 2 | [通知デバイス] ページで、変更または設定する HTML デバイスを選択します。 | ||
ステップ 3 | [<デバイス名> 通知デバイス] ページで、[通知を有効にする] チェックボックスをオンにしてデバイスを使用可能にするか、またはこのチェックボックスをオフにしてサービスを使用不能にします。 | ||
ステップ 4 |
[宛先] フィールドに、有効な電子メール アドレスを入力します。
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ステップ 5 |
[HTMLテンプレートの選択] ドロップダウン リストで、デフォルトまたはカスタマイズされたテンプレートを選択します。 デフォルトのテンプレートは Default_Actionable_Links_Only および Default_Actionable_Icons です。 HTML テンプレートを選択する権限を管理者がユーザに付与していない場合、このフィールドは非アクティブになることに注意してください。 |
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ステップ 6 |
[プレビュー] をクリックして、選択したテンプレートの HTML ベースの SMTP 通知のフォーマットを表示します。 [プレビュー] オプションは、テンプレートを作成し、保存した後でのみ使用できます。 |
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ステップ 7 | [外線番号] フィールドに、通知のチェックに使用する電話番号を入力します。 Cisco PCA から携帯番号を入力する権限を管理者がユーザに付与していない場合、このフィールドは非アクティブになります。 ここで入力する番号は E.164 に準拠する必要があります。 規制ルールの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/10x/administration/guide/10xcucsag110.html を参照してください。 | ||
ステップ 8 |
[イベント タイプ] セクションの [通知メッセージの対象] フィールドで、[緊急のみ] チェックボックスをオンにし、そのタイプの新しいボイス メッセージに緊急のマークが付いている場合にのみ、Connection で通知を送信できるようにします。 HTML 通知はボイス メッセージのみに適用可能なため、[イベント タイプ] セクションの [通知メッセージの対象] フィールドで指定した [すべてのボイスメッセージ] 読み取り専用オプションはデフォルトで選択されることに注意してください。 |
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ステップ 9 | 特定の Connection ユーザからのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[発信者の追加] を選択して名前を検索します。 | ||
ステップ 10 |
特定の電話番号からのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[数字のパターン] フィールドに電話番号を入力します。 ワイルドカード文字 X および * を使用すると、複数の電話番号と一致する場合があります。
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ステップ 11 |
通知スケジュールを設定するには、次のいずれかを実行します。
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カスケード メッセージ通知を使用すると、受信者が段階的に増加する形式で、一連の通知を送信できます。
また、選択した最初のデバイスに通知を送信する試みが失敗した場合、一連の通知デバイスに「チェーン」するようにメッセージ通知を設定できます (通知デバイスへの送信失敗の定義は、応答しないデバイスまたは通話中のデバイスへの再試行用に選択したオプションに基づきます)。
メッセージ通知デバイスのチェーンを設定する場合、主要デバイスに限り、メッセージのタイプと緊急性を選択します。 いずれかのメッセージ タイプを最初のデバイス以外のデバイスに選択した場合、そのデバイスのメッセージ通知は、前のデバイスの通知障害を待たずにただちに開始されます。 したがって、通知はチェーンとしては発生しませんが、一斉にアクティブになります。
ヒント |
電子メール デバイスや SMS デバイスをメッセージ通知のチェーンに含めるには、そのデバイスをチェーンの最後に指定する必要があります。これらのタイプのデバイスについては通知の失敗を Connection で検出できない場合があるためです。 |
複数の通知デバイスに対してカスケードまたはチェーンを機能させる場合は、必要に応じて、その手順を Connection の管理者に問い合わせてください。 特定の設定が行われていないと、カスケードまたはチェーンによる通知が正しく機能しない場合があります。
SMS(SMPP)テキスト メッセージ通知を設定する前に、次の点を検討してください。
Cisco SpeechView は、ボイス メッセージをテキストに変換する文字変換サービス機能を備えており、電子メール アドレスまたは携帯電話に送信することができます。
Connection ボイス メッセージにアクセスするよう設定した電子メール アプリケーションがあれば、電子メール アプリケーションで文字変換を表示できます。 元のボイス メッセージはテキストに変換されたメッセージに添付されます。
SpeechView を活用するには、携帯電話を Connection に転送するよう設定すると、すべてのボイス メッセージが 1 つのメールボックスに集められ、テキストに変換されます。
電子メール アドレスを持つデバイス(テキスト用ポケットベルやテキスト対応携帯電話など)は、ボイス メッセージ文字変換を、デバイスに応じて電子メール メッセージまたはテキスト メッセージとして受信します。
SMS 対応のデバイスは、ボイス メッセージ文字変換をテキスト メッセージとして受け取ります。
文字変換送信をオンにするためのフィールドは、Messaging Assistant のメッセージ通知を設定する [電子メール通知デバイス] および [SMS 通知デバイス] ページにあります (通知デバイスの設定の該当する手順を参照してください)。
SpeechView での文字変換送信を最大限に活用するには、次の点を検討してください。
目次
メッセージ通知について
Cisco Unity Connection は電話またはポケットベルを呼び出して、新しいメッセージの到着を通知できます。 また、テキスト形式および SMS メッセージ形式のメッセージ通知(たとえば、「テクニカル サポートに関する緊急メッセージ」や「新しいボイス メッセージを受信しました」など)を、電子メール アドレス、テキスト用ポケットベル、テキスト対応携帯電話などのデバイスに送信できます。
Connection による電話またはポケットベルの呼び出し、あるいはテキスト メッセージの送信は、指定した通知スケジュールと通知オプションに基づいて行われます。 Messaging Assistant Web ツールを使用すると、自宅の電話、携帯電話、ポケットベル、電子メール デバイス(文字対応ポケットベルや自宅用の電子メール アドレスなど)、および勤務先電話の通知デバイスを設定できます。 予備用の電話、代替の電子メール デバイス、SMS デバイスも設定できます。 これらのオプションが使用可能かどうかについては、Connection の管理者に問い合わせてください。
ヒント
テキスト対応携帯電話にテキスト メッセージ受信用の電子メール アドレスが付与されている場合は、その電話をテキスト用ポケットベルとして電子メール通知デバイスまたは SMS 通知デバイスで使用するように設定できます。 SMS(SMPP)通知は、GSM の携帯電話およびその他の SMS 対応デバイスで使用するためのものです。 SMS 通知は、一般に電子メール(SMTP/HTML)テキスト用ポケットベルの通知よりもはるかに高速です。また、一部の SMS サービス プロバイダーでは、前の通知を最新の通知と置き換える付加サービスを提供しています。
Cisco Unity Connection では、エンド ユーザへの新しいボイス メッセージに対して、SMTP ベースの HTML 通知を送信することもできます。 これらの通知は、HTML 形式で電子メールに埋め込み、SMTP 経由で送信できます。 ユーザは、カスタマイズされたアイコン、ヘッダー、フッター、および Cisco Unity Connection Mini Web Inbox にアクセスするリンクを組み込むことができる HTML 通知を受信するための柔軟性が得られます。 Connection Mini Web Inbox は、ユーザがコンピュータまたはモバイル デバイスで通知メッセージを再生できるプレーヤーです。
コンピュータの HTML 通知は、次の非プラグイン ベースのクライアントをサポートします。HTML 通知テンプレートの形式で通知を受信するには、HTML 通知デバイスを有効にし、通知テンプレートを割り当てる必要があります。 管理者によって制限されていない場合、ユーザは通知テンプレートのみを選択できます。 ユーザによるテンプレートの選択を管理者が制限している場合は、必須フィールドがグレーで表示されます。
HTML 通知デバイスの作成、更新、および削除には、Cisco Unity Connection Administration、Cisco PCA、および CUPI API が使用されます。 ユーザは、Cisco PCA を使用して各自の通知デバイスを管理できます。また、CUPI API を使用して特定の操作を柔軟に実行することもできます。 詳細については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Cisco_Unity_Connection_Provisioning_Interface_(CUPI)_API_--_For_End_Users_--_HTML_Notification_Devices を参照してください。
通知デバイスの設定
Cisco Unity Connection で通知呼び出しを行う場合は、通知デバイスが使用できる状態になっている必要があります。 通知デバイスを無効にしてもその設定は削除されません。 デバイスが応答すれば、Connection は新しいメッセージが残っていてもメッセージ通知に成功したと判断します (たとえば、留守番電話が応答してメッセージを録音した場合でも通知は成功したと判断されます)。
Connection が到着を通知するイベントのタイプ、デバイスへの通知を行う発信者または電話番号、通知スケジュール、および通知デバイスの通知オプションは Messaging Assistant Web ツールでのみ変更でき、電話で変更することはできません。
電話またはポケットベル通知デバイスの設定または変更
手順
ステップ 1 Messaging Assistant で、[通知デバイス] メニューの [通知デバイス表示] を選択します。 ステップ 2 [通知デバイス] ページで、変更または設定するデバイスを選択します。 ステップ 3 [<デバイス名> 通知デバイス] ページで、[通知を有効にする] チェックボックスをオンにしてデバイスを使用可能にするか、またはこのチェックボックスをオフにしてデバイスを使用不能にします。 ステップ 4 [電話番号] フィールドに、外線通話に必要なアクセス コード(9 など)で始まる、電話機またはポケットベルの番号を入力します。 0 ~ 9 の数字を使用します。 桁数と桁数の間には、スペース、ダッシュ、またはカッコを使用しないでください。 また、次の文字も入力できます。
入力できない電話番号があります。また、使用している電話システムに追加の文字が必要な場合があります。 入力方法に疑問がある場合は、Connection の管理者に問い合わせてください。
ステップ 5 メッセージの再生前に内線番号を尋ねるようにする場合は、[通知時にユーザIDの入力を求める] チェックボックスをオンにします。 ステップ 6 [追加ダイヤル番号] フィールドに、Connection によって、電話番号の後にダイヤルされる任意の追加番号を入力します。 これらの追加ダイヤル番号は、メッセージを聞くために入力するパスワードやアクセス番号、またはポケットベルに必要な ID などです。 ステップ 7 [ダイヤルまでの待ち時間] フィールドに、電話またはポケットベルの電話番号をダイヤルしてから、追加の番号をダイヤルするまでの Connection の待ち時間(秒)を入力します (この設定はテストする必要があります。 まず 6 秒に設定し、必要に応じて秒数を増減させてください)。 ステップ 8 [通知メッセージの対象] セクションで Connection で通知デバイスの呼び出しを行うイベントのタイプを選択します。
オプション 説明 [すべてのメッセージ] ディスパッチ メッセージ、ボイス メッセージ、ファクスを含む新しいメッセージの受信時に、Connection でこのデバイスを呼び出します。
[すべてのボイス メッセージ] 新しいボイス メッセージの受信時(ディスパッチ メッセージを含む)の受信時に、Connection でこのデバイスを呼び出します。
[ディスパッチメッセージ] ディスパッチ メッセージとしてマークが付けられた新しいボイス メッセージの受信時に、Connection でこのデバイスを呼び出します。
[ファクスメッセージ] 新しいファクス メッセージの受信時に、Connection でこのデバイスを呼び出します。
ステップ 9 ステップ 8 で選択したイベント タイプの中で、緊急のマークが付けられた新しいメッセージについてのみ Connection から通知を行うようにするには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 ステップ 10 特定の Connection ユーザからのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[コールの発信元] セクションで [発信者の追加] をクリックして名前を検索します。 ステップ 11 特定の電話番号からのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[数字のパターン] フィールドに電話番号を入力します。 ワイルドカード文字 X および * を使用すると、複数の電話番号と一致する場合があります。
- 文字 X は、0 ~ 9 の任意の 1 桁の数字と一致します。 たとえば、パターン 9XXX は 9000 ~ 9999 の電話番号の範囲と一致します。
- アスタリスク(*)は、任意の連続した数字と一致します。 たとえば、パターン 5556304* は 5556304、55563040、55563041、5556304100 などの電話番号と一致します。
ヒント 発信者と電話番号の両方を指定した場合は、ステップ 8 とステップ 9 で指定したメッセージ タイプのメッセージのうち、指定した発信者または数字のパターンのいずれかに一致するものについて、デバイスに通知が送信されます。
ステップ 12 通知スケジュールを設定するには、[簡易追加] オプションを使用してスケジュールを指定します。 または
スケジュールのチェックボックスをオンまたはオフにして、通知デバイスをアクティブにする時間と非アクティブにする時間を指定します。 Connection では、アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、通知呼び出しが行われます。 非アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、次のアクティブ時間の開始時にメッセージ通知が送信されます。
ヒント 通知スケジュールをすばやく設定するには、いくつかの方法があります。 一度にすべてのチェック ブロックをオフにするには、[スケジュールのクリア] を選択します。 また、現在オフになっているすべてのブロックをオンに、オンになっているブロックをオフにするには、[スケジュールの反転] を選択します。 スケジュールの下の [スケジュールのコピー] 機能を使用すると、ある日のスケジュールを他の日にコピーできます。
ステップ 13 Connection が新しいメッセージの到着を通知する際の、呼び出しのタイミングと頻度を指定します。
オプション 説明 [最初の通知送信までの時間] メッセージ通知がトリガーされてから最初の通知呼び出しを送信するまでに Connection が待つ時間(分)を入力します。
この遅延時間によって、デバイス スケジュールがアクティブでなくなったときに通知が到達した場合、その通知は、スケジュールが再度アクティブになるまで実行されません(メッセージがまだ新規である場合に限られます)。 一定の間隔(15 分など)で異なるデバイスに通知を送信して、カスケード メッセージ通知と同じ効果を得ることができます。
[新しいメッセージが残っている場合、次の時間毎に通知] 新規メッセージがある限り、通知が繰り返し行われるようにするには、このチェックボックスをオンにして、繰り返しの間隔を分単位で入力します。 リダイヤル頻度フィールドの範囲は 1 ~ 60 分です。
たとえば、11:47 a.m. に 5 分間隔で通知を繰り返す設定にした場合、Connection は新しいメッセージの通知を 11:50 a.m.、11:55 a.m.、12:00 p.m.、12:05 p.m.、12:10 p.m.、12:15 p.m.、12:20 p.m.、12:25 p.m. などに行います。
[応答しない場合] [通話中の場合] [通知に失敗した場合、試みる] 主要デバイスが応答しないか通話中の場合に通知を送信するための、代行用デバイスを選択します。 Connection は、代行用デバイスが使用可能でスケジュールも使用可能な場合に限り、代行用デバイスを呼び出します。
ステップ 14 [保存] を選択します。
電子メール(SMTP)通知デバイスの設定または変更
手順
ステップ 1 Messaging Assistant で、[通知デバイス] メニューの [通知デバイス表示] を選択します。 ステップ 2 [通知デバイス] ページで、変更または設定する電子メール(SMTP)デバイスを選択します。 ステップ 3 [<デバイス タイプ> 通知デバイス] ページで、[通知を有効にする] チェックボックスをオンにしてデバイスを使用可能にするか、またはこのチェックボックスをオフにしてデバイスを使用不能にします。 ステップ 4 [宛先] フィールドに、テキスト用ポケットベル、テキスト対応携帯電話、または他の電子メール アカウント(自宅用の電子メール アカウントなど)の電子メール アドレスを入力します。 ステップ 5 [送信元] フィールドに、テキスト ディスプレイの最後に表示する電話番号を入力します (たとえば、自席の電話以外から Connection にアクセスするためにダイヤルする番号を入力します)。
ヒント テキスト対応携帯電話をテキスト用ポケットベルとして設定してある場合は、この番号が表示されたときに電話の自動コールバック機能をアクティブにできます。
ステップ 6 [テキスト] フィールドに、表示するテキストを入力します(たとえば、「ボイスメールを受信しました」など)。 メッセージ通知設定で選択した条件に一致するメッセージが到着するたびに Connection はこのメッセージを送信します。 ステップ 7 通知メッセージに新しいメッセージとすべてのメッセージの数を含める場合は、[メッセージ テキストにメッセージ数を含める] チェックボックスをオンにします。 ステップ 8 通知デバイスに送信されるテキスト文字列に新しいメッセージに関する情報を含める場合は、[メッセージ テキストにメッセージ情報を含める] チェックボックスをオンにします。 この情報には、発信者名、発信者 ID(ある場合)、メッセージ タイプ(ボイス、ファクス)、メッセージの受信時間の他、メッセージにプライベートまたは緊急のマークが付いている場合は、そのステータスについての情報を含めることができます。 ステップ 9 SMTP 通知デバイスに送信される通知のテキスト文字列に Cisco Unity Connection Web Inbox のリンクを含める場合は、[メッセージ テキストにFull Inboxへのリンクを含める] チェックボックスをオンにします。 ステップ 10 [通知メッセージの対象] セクションで Connection からこのデバイスに通知を送信する原因となるイベントのタイプを選択します。
オプション 説明 [すべてのメッセージ] ディスパッチ メッセージ、ボイス メッセージ、ファクスを含む新しいメッセージの受信時に、Connection からこのデバイスに通知を送信します。
[すべてのボイス メッセージ] 新しいボイス メッセージ(ディスパッチ メッセージを含む)の受信時に、Connection からこのデバイスに通知を送信します。
[ディスパッチメッセージ] ディスパッチ メッセージのマークが付けられた新しいボイス メッセージの受信時に、Connection からこのデバイスに通知を送信します。
[ファクスメッセージ] 新しいファクス メッセージの受信時に、Connection からこのデバイスに通知を送信します。
[予定表の予定] このデバイスに Outlook の予定に関する通知を送信します。
[予定表の会議] Cisco Unified MeetingPlace または Cisco Unified MeetingPlace Express の会議に関する通知をこのデバイスに送信します。
ステップ 11 ステップ 10 で選択したイベント タイプの中で、緊急のマークが付けられた新しいメッセージについてのみ Connection から通知を行うようにするには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 ステップ 12 ステップ 10 で [予定表の予定] または [予定表の会議] を指定した場合は、[予定表イベント開始前の通知時間] フィールドに、会議開始何分前に通知を受信するようにするかを分単位で入力します。 ステップ 13 ボイス メッセージの文字変換を受信する場合は、[ボイス メッセージの文字変換を送信] の下にある [ボイスメッセージ] をオンにします。 ([ボイス メッセージの文字変換を送信] セクションは、SpeechView のオプションが利用可能になっている場合のみ表示されます)。
ステップ 14 緊急ボイス メッセージの文字変換のみを受信するには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 ステップ 15 特定の Connection ユーザからのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[コールの発信元] セクションで [発信者の追加] をクリックして名前を検索します。 ステップ 16 特定の電話番号からのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[数字のパターン] フィールドに電話番号を入力します。 ワイルドカード文字 X および * を使用すると、複数の電話番号と一致する場合があります。
- 文字 X は、0 ~ 9 の任意の 1 桁の数字と一致します。 たとえば、パターン 9XXX は 9000 ~ 9999 の電話番号の範囲と一致します。
- アスタリスク(*)は、任意の連続した数字と一致します。 たとえば、パターン 5556304* は 5556304、55563040、55563041、5556304100 などの電話番号と一致します。
ヒント 発信者と電話番号の両方を指定した場合は、ステップ 10 とステップ 11 で指定したメッセージ タイプのメッセージのうち、指定した発信者または数字のパターンのいずれかに一致するものについて、デバイスに通知が送信されます。
ステップ 17 通知スケジュールを設定するには、[簡易追加] オプションを使用してスケジュールを指定します。 または
スケジュールのチェックボックスをオンまたはオフにして、通知デバイスをアクティブにする時間と非アクティブにする時間を指定します。 Connection では、アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、通知呼び出しが行われます。 非アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、次のアクティブ時間の開始時にメッセージ通知が送信されます。
ヒント 通知スケジュールをすばやく設定するには、いくつかの方法があります。 一度にすべてのチェック ブロックをオフにするには、[スケジュールのクリア] を選択します。 また、現在オフになっているすべてのブロックをオンに、オンになっているブロックをオフにするには、[スケジュールの反転] を選択します。 スケジュールの下の [スケジュールのコピー] 機能を使用すると、ある日のスケジュールを他の日にコピーできます。
ステップ 18 Connection が新しいメッセージの到着を通知する際の、呼び出しのタイミングと頻度を指定します。
オプション 説明 [最初の通知送信までの時間] メッセージ通知がトリガーされてから最初の通知呼び出しを送信するまでに Connection が待つ時間(分)を入力します。
この遅延時間によって、デバイス スケジュールがアクティブでなくなったときに通知が到達した場合、その通知は、スケジュールが再度アクティブになるまで実行されません(メッセージがまだ新規である場合に限られます)。 一定の間隔(15 分など)で異なるデバイスに通知を送信して、カスケード メッセージ通知と同じ効果を得ることができます。
[新しいメッセージが残っている場合、次の時間毎に通知] 新規メッセージがある限り、通知が繰り返し行われるようにするには、このチェックボックスをオンにして、繰り返しの間隔を分単位で入力します。 リダイヤル頻度フィールドの範囲は 1 ~ 60 分です。
たとえば、11:47 a.m. に 5 分間隔で通知を繰り返す設定にした場合、Connection は新しいメッセージの通知を 11:50 a.m.、11:55 a.m.、12:00 p.m.、12:05 p.m.、12:10 p.m.、12:15 p.m.、12:20 p.m.、12:25 p.m. などに行います。
注意 文字変換送信オプションを使用している場合は、この設定を有効にしないでください。 このチェックボックスをオンにすると、このデバイスへの文字変換送信が無効になります。
ステップ 19 [保存] を選択します。
SMS 通知デバイスの設定または変更
手順
ステップ 1 Messaging Assistant で、[通知デバイス] メニューの [通知デバイス表示] を選択します。 ステップ 2 [通知デバイス] ページで、変更または設定する SMS デバイスを選択します。 ステップ 3 [<デバイス名> 通知デバイス] ページで、[通知を有効にする] チェックボックスをオンにしてデバイスを使用可能にするか、またはこのチェックボックスをオフにしてサービスを使用不能にします。 ステップ 4 [宛先] フィールドに、SMS デバイスの電話番号を入力します。 入力する形式と番号は、SMPP プロバイダーによって異なります。 たとえば、国コードの入力が必要な場合もあります。先頭からプラス記号(+)、国コード、市外局番またはトランク アクセス コード、デバイスの番号の順に、+12065551234 のように入力します。 先頭にゼロ、または国際ダイヤル プレフィックスを入力しないでください。 スペース、ダッシュ、カッコ、その他の句読点を含めないでください。 入力方法に疑問がある場合は、Connection の管理者に問い合わせてください。
ステップ 5 [送信元] フィールドに入力する内容は、SMPP のプロバイダーによって異なります。
- SMPP プロバイダー側でメッセージを送信するサーバの送信元アドレスが必要な場合、Cisco Unity Connection サーバの IP アドレスを入力します。
- SMPP プロバイダー側で送信元アドレスが必要ない場合、テキスト画面の最後に表示する電話番号を入力します (たとえば、自分のデスクの電話以外から Cisco Unity Connection にダイヤルしている場合は、その番号を入力します)。ステップ 4 の [宛先] フィールドの場合と同様に、入力する形式と番号は、SMPP プロバイダーによって異なります。
このフィールドに入力する内容が不明な場合は、Connection の管理者に問い合わせてください。
ヒント SMS デバイスの場合は、[送信元] フィールドに入力した番号が、サービス プロバイダーの電話番号に置き換えられることがあります。 コールバック番号がわかるように、メッセージのテキスト内に番号を入力するようにしてください。 たとえば、[テキスト] フィールドに tel:2065551234 と入力します(ステップ 6 を参照してください)。
ステップ 6 [テキスト] フィールドに、表示するテキストを入力します(たとえば、「ボイスメールを受信しました」など)。 メッセージ通知設定で選択した条件に一致するメッセージが到着するたびに Cisco Unity Connection はこのメッセージを送信します。 ステップ 7 通知メッセージに新しいメッセージとすべてのメッセージの数を含める場合は、[メッセージ テキストにメッセージ数を含める] チェックボックスをオンにします。 ステップ 8 通知デバイスに送信されるテキスト文字列に新しいメッセージに関する情報を含める場合は、[メッセージ テキストにメッセージ情報を含める] チェックボックスをオンにします。 この情報には、発信者名、発信者 ID(ある場合)、メッセージ タイプ(ボイス、ファクス)、メッセージの受信時間の他、メッセージにプライベートまたは緊急のマークが付いている場合は、そのステータスについての情報を含めることができます。 ステップ 9 [SMPP プロバイダ] リストで、プロバイダーを選択します。 選択すべきプロバイダーがわからない場合は、Connection の管理者に問い合わせてください。
ステップ 10 Connection からこのデバイスに通知を送信する原因となるイベントのタイプを選択します。
オプション 説明 [すべてのメッセージ] ディスパッチ メッセージ、ボイス メッセージ、ファクスを含む新しいメッセージの受信時に、Connection からこのデバイスに通知を送信します。
[すべてのボイス メッセージ] 新しいボイス メッセージ(ディスパッチ メッセージを含む)の受信時に、Connection からこのデバイスに通知を送信します。
[ディスパッチメッセージ] ディスパッチ メッセージのマークが付けられた新しいボイス メッセージの受信時に、Connection からこのデバイスに通知を送信します。
[ファクスメッセージ] 新しいファクス メッセージの受信時に、Connection からこのデバイスに通知を送信します。
[予定表の予定] このデバイスに Outlook の予定に関する通知を送信します。
[予定表の会議] Cisco Unified MeetingPlace または Cisco Unified MeetingPlace Express の会議に関する通知をこのデバイスに送信します。
ステップ 11 ステップ 10 で選択したイベント タイプの中で、緊急のマークが付けられた新しいメッセージについてのみ Connection から通知を行うようにするには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 ステップ 12 ステップ 10 で [予定表の予定] または [予定表の会議] を指定した場合は、[予定表イベント開始前の通知時間] フィールドに、会議開始何分前に通知を受信するようにするかを分単位で入力します。 ステップ 13 ボイス メッセージの文字変換を受信する場合は、[ボイス メッセージの文字変換を送信] の下にある [ボイスメッセージ] をオンにします ([ボイス メッセージの文字変換を送信] セクションは、SpeechView のオプションが利用可能になっている場合のみ表示されます)。
ステップ 14 緊急ボイス メッセージの文字変換のみを受信するには、[緊急のみ] チェックボックスをオンにします。 ステップ 15 [1回に文字変換するSMSメッセージ数の制限] チェックボックスをオンにして、メッセージ文字変換ごとに必要な SMS メッセージの最大数を入力します。 この設定は、携帯電話通信事業者または SMS サービス プロバイダーが受信した SMS メッセージごとに課金している場合にコスト削減に役立ちます。
ステップ 16 特定の Connection ユーザからのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[発信者の追加] を選択して名前を検索します。 ステップ 17 特定の電話番号からのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[数字のパターン] フィールドに電話番号を入力します。 ワイルドカード文字 X および * を使用すると、複数の電話番号と一致する場合があります。
- 文字 X は、0 ~ 9 の任意の 1 桁の数字と一致します。 たとえば、パターン 9XXX は 9000 ~ 9999 の電話番号の範囲と一致します。
- アスタリスク(*)は、任意の連続した数字と一致します。 たとえば、パターン 5556304* は 5556304、55563040、55563041、5556304100 などの電話番号と一致します。
ヒント 発信者と電話番号の両方を指定した場合は、ステップ 10 とステップ 11 で指定したメッセージ タイプのメッセージのうち、指定した発信者または数字のパターンのいずれかに一致するものについて、Connection からデバイスに通知が送信されます。
ステップ 18 通知スケジュールを設定するには、[簡易追加] オプションを使用してスケジュールを指定します。 または
スケジュールのチェックボックスをオンまたはオフにして、通知デバイスをアクティブにする時間と非アクティブにする時間を指定します。 Connection では、アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、通知呼び出しが行われます。 非アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、次のアクティブ時間の開始時にメッセージ通知が送信されます。
ヒント 通知スケジュールをすばやく設定するには、いくつかの方法があります。 一度にすべてのチェックボックスをオフにするには、[スケジュールのクリア] を選択します。 また、現在オフになっているすべてのボックスをオンに、オンになっているボックスをオフにするには、[スケジュールの反転] を選択します。 スケジュールの下の [スケジュールのコピー] 機能を使用すると、ある日のスケジュールを他の日にコピーできます。
ステップ 19 Connection が新しいメッセージの到着を通知する際の、呼び出しのタイミングと頻度を指定します。
オプション 説明 [最初の通知送信までの時間] メッセージ通知がトリガーされてから最初の通知呼び出しを送信するまでに Connection が待つ時間(分)を入力します。
この遅延時間によって、デバイス スケジュールがアクティブでなくなったときに通知が到達した場合、その通知は、スケジュールが再度アクティブになるまで実行されません(メッセージがまだ新規である場合に限られます)。 一定の間隔(15 分など)で異なるデバイスに通知を送信して、カスケード メッセージ通知と同じ効果を得ることができます。
[新しいメッセージが残っている場合、次の時間毎に通知] 新規メッセージがある限り、通知が繰り返し行われるようにするには、このチェックボックスをオンにして、繰り返しの間隔を分単位で入力します。 リダイヤル頻度フィールドの範囲は 1 ~ 60 分です。
たとえば、11:47 a.m. に 5 分間隔で通知を繰り返す設定にした場合、Connection は新しいメッセージの通知を 11:50 a.m.、11:55 a.m.、12:00 p.m.、12:05 p.m.、12:10 p.m.、12:15 p.m.、12:20 p.m.、12:25 p.m. などに行います。
注意 文字変換送信オプションを使用している場合は、この設定を有効にしないでください。 このチェックボックスをオンにすると、このデバイスへの文字変換送信が無効になります。
ステップ 20 [保存] を選択します。
HTML 通知デバイスの設定または変更
手順
ステップ 1 Messaging Assistant で、[通知デバイス] メニューの [通知デバイス表示] を選択します。 ステップ 2 [通知デバイス] ページで、変更または設定する HTML デバイスを選択します。 ステップ 3 [<デバイス名> 通知デバイス] ページで、[通知を有効にする] チェックボックスをオンにしてデバイスを使用可能にするか、またはこのチェックボックスをオフにしてサービスを使用不能にします。 ステップ 4 [宛先] フィールドに、有効な電子メール アドレスを入力します。
(注) 複数の電子メール アドレスをカンマで区切って追加できます。
ステップ 5 [HTMLテンプレートの選択] ドロップダウン リストで、デフォルトまたはカスタマイズされたテンプレートを選択します。 デフォルトのテンプレートは Default_Actionable_Links_Only および Default_Actionable_Icons です。 HTML テンプレートを選択する権限を管理者がユーザに付与していない場合、このフィールドは非アクティブになることに注意してください。
ステップ 6 [プレビュー] をクリックして、選択したテンプレートの HTML ベースの SMTP 通知のフォーマットを表示します。 [プレビュー] オプションは、テンプレートを作成し、保存した後でのみ使用できます。
ステップ 7 [外線番号] フィールドに、通知のチェックに使用する電話番号を入力します。 Cisco PCA から携帯番号を入力する権限を管理者がユーザに付与していない場合、このフィールドは非アクティブになります。 ここで入力する番号は E.164 に準拠する必要があります。 規制ルールの詳細については、http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/10x/administration/guide/10xcucsag110.html を参照してください。 ステップ 8 [イベント タイプ] セクションの [通知メッセージの対象] フィールドで、[緊急のみ] チェックボックスをオンにし、そのタイプの新しいボイス メッセージに緊急のマークが付いている場合にのみ、Connection で通知を送信できるようにします。 HTML 通知はボイス メッセージのみに適用可能なため、[イベント タイプ] セクションの [通知メッセージの対象] フィールドで指定した [すべてのボイスメッセージ] 読み取り専用オプションはデフォルトで選択されることに注意してください。
ステップ 9 特定の Connection ユーザからのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[発信者の追加] を選択して名前を検索します。 ステップ 10 特定の電話番号からのメッセージについてのみこのデバイスで通知を受信するようにするには、[数字のパターン] フィールドに電話番号を入力します。 ワイルドカード文字 X および * を使用すると、複数の電話番号と一致する場合があります。
- 文字 X は、0 ~ 9 の任意の 1 桁の数字と一致します。 たとえば、パターン 9XXX は 9000 ~ 9999 の電話番号の範囲と一致します。
- アスタリスク(*)は、任意の連続した数字と一致します。 たとえば、パターン 5556304* は 5556304、55563040、55563041、5556304100 などの電話番号と一致します。
ヒント 発信者とデバイスの電話番号の両方を指定した場合は、ステップ 9 で指定したタイプに関係なく、すべてのメッセージの通知が Connection からデバイスに送信されます。
ステップ 11 通知スケジュールを設定するには、次のいずれかを実行します。 Connection では、アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、通知呼び出しが行われます。 非アクティブに設定された時間中に新しいメッセージが到着すると、次のアクティブ時間の開始時にメッセージ通知が送信されます。
ヒント 通知スケジュールをすばやく設定するには、いくつかの方法があります。 一度にすべてのチェックボックスをオフにするには、[スケジュールのクリア] を選択します。 また、現在オフになっているすべてのボックスをオンに、オンになっているボックスをオフにするには、[スケジュールの反転] を選択します。 [スケジュールのコピー] オプションを使用すると、ある日のスケジュールを他の日にコピーできます。
メッセージ通知のカスケードとチェーン
カスケード メッセージ通知を使用すると、受信者が段階的に増加する形式で、一連の通知を送信できます。
また、選択した最初のデバイスに通知を送信する試みが失敗した場合、一連の通知デバイスに「チェーン」するようにメッセージ通知を設定できます (通知デバイスへの送信失敗の定義は、応答しないデバイスまたは通話中のデバイスへの再試行用に選択したオプションに基づきます)。
メッセージ通知デバイスのチェーンを設定する場合、主要デバイスに限り、メッセージのタイプと緊急性を選択します。 いずれかのメッセージ タイプを最初のデバイス以外のデバイスに選択した場合、そのデバイスのメッセージ通知は、前のデバイスの通知障害を待たずにただちに開始されます。 したがって、通知はチェーンとしては発生しませんが、一斉にアクティブになります。
ヒント
電子メール デバイスや SMS デバイスをメッセージ通知のチェーンに含めるには、そのデバイスをチェーンの最後に指定する必要があります。これらのタイプのデバイスについては通知の失敗を Connection で検出できない場合があるためです。
複数の通知デバイスに対してカスケードまたはチェーンを機能させる場合は、必要に応じて、その手順を Connection の管理者に問い合わせてください。 特定の設定が行われていないと、カスケードまたはチェーンによる通知が正しく機能しない場合があります。
SMS(SMPP)テキスト メッセージ通知の設定に関する検討事項
SMS(SMPP)テキスト メッセージ通知を設定する前に、次の点を検討してください。
- SMS(SMPP)通知は、GSM の携帯電話およびその他の SMS 対応デバイスで使用するためのものです。 SMS 通知は、一般に(SMTP)文字対応デバイスの通知よりもはるかに高速です。また、一部の SMS サービス プロバイダーでは、前の通知を最新の通知と置き換える付加サービスを提供しています。
- SMS のサービス プロバイダーは、多くの場合、Cisco Unity Connection から送信された SMS メッセージごと、またはメッセージのグループごとに料金を請求します。 社内のコストを削減するために、メッセージ タイプや緊急性によって、受信する通知の数を制限することを検討してください(たとえば、緊急のボイス メッセージのみ、あるいは特定の発信者または電話番号からのボイス メッセージのみ、など)。
- 一部の SMS サービス プロバイダーでは、Messaging Assistant Web ツールの [SMS(SMPP)通知デバイス] ページにある [送信元] フィールドに入力した電話番号が、サービス プロバイダーの電話番号に置き換えられることがあります。 コールバック番号がわかるようにするためには、SMS 通知デバイスの設定または変更のステップ 5 にあるヒントを参照してください。
- 一部の電話では、SMS(SMPP)通知のタイム スタンプとして、SMS サービス プロバイダーから SMS デバイスに SMS メッセージが送信された時刻が使用されます。 このため、ローカル タイム ゾーンや優先される時間フォーマットが、タイム スタンプに反映されない場合があります。
SpeechView での文字変換送信について
Cisco SpeechView は、ボイス メッセージをテキストに変換する文字変換サービス機能を備えており、電子メール アドレスまたは携帯電話に送信することができます。
Connection ボイス メッセージにアクセスするよう設定した電子メール アプリケーションがあれば、電子メール アプリケーションで文字変換を表示できます。 元のボイス メッセージはテキストに変換されたメッセージに添付されます。
SpeechView を活用するには、携帯電話を Connection に転送するよう設定すると、すべてのボイス メッセージが 1 つのメールボックスに集められ、テキストに変換されます。
SpeechView での文字変換受信のための電子メールと SMS デバイスの設定に関する検討事項
電子メール アドレスを持つデバイス(テキスト用ポケットベルやテキスト対応携帯電話など)は、ボイス メッセージ文字変換を、デバイスに応じて電子メール メッセージまたはテキスト メッセージとして受信します。
SMS 対応のデバイスは、ボイス メッセージ文字変換をテキスト メッセージとして受け取ります。
文字変換送信をオンにするためのフィールドは、Messaging Assistant のメッセージ通知を設定する [電子メール通知デバイス] および [SMS 通知デバイス] ページにあります (通知デバイスの設定の該当する手順を参照してください)。
SpeechView での文字変換送信を最大限に活用するには、次の点を検討してください。
- [送信元] フィールドに、自席の電話以外から Connection にアクセスするためにダイヤルする番号を入力します。 テキスト対応携帯電話を使用している場合は、メッセージを聞くときに Connection に対するコールバックを開始できます。
- 発信者名、発信者 ID(ある場合)、メッセージの受信時刻などのコール情報を含めるには、[メッセージ テキストにメッセージ情報を含める] チェックボックスをオンにします。 そうしなかった場合は、メッセージの受信が通知されません。 さらに、テキスト対応携帯電話を使用している場合は、発信者 ID が文字変換に含まれるときにコールバックを開始できます。
- [通知メッセージの対象] セクションでボイス メッセージまたはディスパッチ メッセージの通知をオンにすると、メッセージの受信時に通知があります。 文字変換がすぐ後に続きます。 文字変換が届く前の通知が不要な場合は、ボイスまたはディスパッチ メッセージ オプションを選択しないでください。
- 文字変換を含む電子メール メッセージの件名は、通知メッセージと同じになります。 したがって、ボイス メッセージまたはディスパッチ メッセージの通知をオンにした場合は、文字変換が含まれるメッセージを確認するためにメッセージを開く必要があります。