概要
Cisco UCS では、シスコから取得し、シスコによって認定されたファームウェアを使用して、Cisco UCS ドメイン のエンドポイントをサポートします。各エンドポイントは Cisco UCS ドメイン のコンポーネントであり、機能するためにはファームウェアが必要です。
このガイドでは、Cisco UCS Manager を使用して、ファームウェアを取得し、Cisco UCS ドメイン のエンドポイントをアップグレードする方法について説明します。また、これらのエンドポイントをアップグレードする際に従う必要があるベスト プラクティスについても詳しく説明します。
Cisco UCS Manager リリース 4.1(1) では、 Cisco UCS 64108 ファブリック インターコネクト から Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト を導入します。シスコは Cisco UCS Manager の各リリースと併せて、次の各プラットフォーム用にそれぞれユニファイド Cisco UCS Manager ソフトウェアおよびファームウェア アップグレードをリリースしました。
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Cisco UCS B シリーズ、および C シリーズ サーバーとの Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト
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Cisco UCS B シリーズおよび C シリーズ サーバーとの Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト
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Cisco UCS B シリーズおよび C シリーズ サーバーとの Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト
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Cisco UCS B シリーズおよび C シリーズ サーバーとの Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト(別名 UCS Mini)
次の図に、 Cisco UCS Manager リリース 4.1 でサポートされる各種プラットフォームとファームウェア バンドルを示します。
各リリースには、次のファームウェア バンドルがあります。
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インフラストラクチャ ソフトウェア バンドル:このバンドルは A バンドルとも呼ばれます。このバンドルには、ファブリック インターコネクト、IO モジュール、および Cisco UCS Manager が機能するために必要なファームウェア イメージが含まれています。
Cisco UCS Manager 4.1 以降のリリースには、3 つの個別のインフラストラクチャ バンドルが含まれています。
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Cisco UCS 6400 シリーズ ファブリック インターコネクト:ucs-6400-k9-bundle-infra.4.x.x.xxx.A.bin
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Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト:ucs-6300-k9-bundle-infra.4.x.x.xxx.A.bin
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Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト:ucs-k9-bundle-infra.4.x.x.xxx.A.bin
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Cisco UCS 6324 ファブリック インターコネクト:ucs-mini-k9-bundle-infra.4.x.x.xxx.A.bin
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B シリーズ サーバ ソフトウェア バンドル:B バンドルとも呼ばれます。このバンドルには、B シリーズ ブレード サーバが機能するために必要なファームウェア イメージ(アダプタ、BIOS、CIMC、ボード コントローラ ファームウェアなど)が含まれています。各 4.x リリースに対応する『Release Bundle Contents for Cisco UCS Manager』には、B シリーズ サーバー ソフトウェア バンドルの内容の詳細が掲載されています。
Note
Cisco UCS Manager リリース 3.1(2) から、ローカル ディスクのように、B シリーズと C シリーズの両方のサーバ ソフトウェア バンドルに共通するエンドポイント用のファームウェアは、B シリーズと C シリーズの両方のサーバ ソフトウェア バンドルで入手できます。
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C シリーズ サーバ ソフトウェア バンドル:C バンドルとも呼ばれます。このバンドルには、C シリーズ ラック マウント サーバが機能するために必要なファームウェア イメージ(アダプタ、BIOS、CIMC、ボード コントローラ ファームウェアなど)が含まれています。C バンドルには、Cisco UCS C3260 ストレージ サーバ用のファームウェア イメージも含まれています。4.1 以降のリリースに対応する『Release Bundle Contents for Cisco UCS Manager』には、C シリーズ サーバー ソフトウェア バンドルの内容の詳細が掲載されています。
Note
Cisco UCS Manager リリース 3.1(2) から、ローカル ディスクのように、B シリーズと C シリーズの両方のサーバ ソフトウェア バンドルに共通するエンドポイント用のファームウェアは、B シリーズと C シリーズの両方のサーバ ソフトウェア バンドルで入手できます。
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機能カタログ ソフトウェア バンドル:T バンドルとも呼ばれます。このバンドルには、実装固有の調整可能なパラメータ、ハードウェア仕様、および機能制限が指定されます。
Cisco UCS Manager 機能カタログを使用して、新しく承認された DIMM やディスク ドライブなどのサーバ コンポーネントの表示と設定可能性を更新します。Cisco UCS Manager 機能カタログは単一のイメージですが、Cisco UCS Manager ソフトウェアにも組み込まれています。Cisco UCS Manager リリース 4.1 以降のリリースは、任意の 4.1 カタログ ファイルを使用できますが、4.0 または 3.2 カタログ バージョンは使用できません。サーバ コンポーネントが特定の BIOS バージョンに依存していない場合、それを使用したり、 Cisco UCS Manager に認識させたりすることは、主にカタログ バージョンの機能になります。機能カタログは、UCS インフラストラクチャ リリースにバンドルされるのに加えて、スタンドアロン イメージとしてリリースされる場合もあります。
Cisco UCS ドメイン のエンドポイントのアップグレードの順序は、アップグレード パスによって異なります。
Cisco UCS ドメイン のエンド ポイントをアップグレードする適切な順序を決定するアップグレード パスについては、ステップの決められた順序を参照してください。
シスコでは、このマニュアルおよびテクニカル ノート『Unified Computing System Firmware Management Best Practices』において、ファームウェア イメージおよびファームウェア アップデートを管理するための一連のベスト プラクティスを保持しています。
このマニュアルでは、ファームウェアの管理について、次の定義を使用しています。
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更新:ファームウェア イメージをエンドポイントのバックアップ パーティションにコピーします。
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アクティブ化:バックアップ パーティションのファームウェアをエンドポイントのアクティブなファームウェア バージョンとして設定します。アクティベーションには、エンドポイントのリブートが必要な場合やリブートが発生する場合があります。
Note |
機能カタログのアップグレードの場合は、更新とアクティブ化が同時に行われます。このようなアップグレードについては、アップデートまたはアクティブ化のいずれかのみを実行する必要があります。両方の手順を実行する必要はありません。 |
Cisco UCS Manager ユーザ CLI ドキュメント
Cisco UCS Manager 次の表に示す、使用例を基本とした従来よりもコンパクトなマニュアルが用意されています。
ガイド |
説明 |
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Cisco UCS Manager の初期構成と構成のベストプラクティスを含め、Cisco UCS のアーキテクチャと初回操作について説明しています。 |
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パスワード管理、ロールベースのアクセス構成、リモート認証、通信サービス、CIMC セッションの管理、組織、バックアップと復元、スケジュール設定オプション、BIOS トークン、遅延導入について説明しています。 |
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Cisco UCS Manager で使用および管理される物理および仮想インフラストラクチャ コンポーネントについて説明しています。 |
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自動インストールを使用したファームウェアのダウンロード、管理、アップグレード、サービス プロファイルを使用したファームウェアのアップグレード、ファームウェア自動同期を使用したエンドポイントでの直接ファームウェア アップグレード、機能カタログの管理、導入シナリオ、トラブルシューティングについて説明しています。 |
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新しいランセンス、Cisco UCS Central への Cisco UCS ドメインの登録、パワー キャッピング、サーバ ブート、サーバ プロファイル、サーバ関連のポリシーについて説明しています。 |
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SUN、VSAN など、Cisco UCS Managerでのストレージ管理のすべての側面について説明しています。 |
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LAN 接続、VLAN 接続など、Cisco UCS Managerでのネットワーク管理のすべての側面について説明しています。 |
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システム統計を含め、Cisco UCS Managerでのシステムおよびヘルス モニタリングのすべての側面について説明しています。 |
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Cisco UCS Manager による UCS S シリーズ サーバ管理のすべての側面について説明しています。 |