ブレード サーバの取り付け

この章は、次の項で構成されています。

ハーフ幅ブレード サーバの取り付け

始める前に

十分なエアー フローを確保するために、シャーシにサーバを取り付ける前に、ブレード サーバのカバーを取り付ける必要があります。

手順


ステップ 1

ブレード サーバの前の方を持ち、もう一方の手で下からブレードを支えます。

図 1. シャーシ内でのブレード サーバの位置

ステップ 2

ブレード サーバの前面にあるイジェクト レバーを開きます。

ステップ 3

開口部にブレードを差し込んでゆっくりと奥まで押し込みます。

ステップ 4

イジェクタを押してシャーシの端に固定し、ブレード サーバを完全に押し込みます。

ステップ 5

ブレードの前面にある非脱落型ネジを 0.339 N-m(3 インチポンド)以下のトルクで締めます。指だけで締めれば、非脱落型ネジが外れたり破損したりする可能性は低くなります。

サーバ シャーシが UCS Manager によってすでに検出されている場合、ブレードは挿入されるたびに自動検出されます。


サーバの構成

Cisco UCS ブレード サーバは、次のいずれかの Cisco ツールを使用して設定し、管理できます。

Cisco Intersight の管理モード

Cisco UCS ブレード サーバは、Intersight 管理モード(Cisco Intersight 管理モード)の Cisco Intersight 管理プラットフォームを使用して設定し、管理できます。詳細については、次の URL にある 『Cisco Intersight Managed Mode Configuration Guide』を参照してください。https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/Intersight/b_Intersight_Managed_Mode_Configuration_Guide.html

Cisco UCS Manager

Cisco UCS ブレード サーバは、Cisco UCS Manager を使用して設定および管理する必要があります。詳細については、使用しているバージョンの Cisco UCS Manager の構成ガイド設定ガイドは、次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10281/products_installation_and_configuration_guides_list.htmlを参照してください。

電源ボタンを使用したブレード サーバの電源オフ


(注)  


シャット ダウンの前には、UCS 管理ソフトウェア インターフェイスを通してサーバがデコミッションされることを確認するため、デフォルトで前面パネル電源ボタンは無効になります。ボタンでローカルにサーバをシャット ダウンする場合は、UCS 管理ソフトウェア インターフェイスで前面の電源ボタン制御を有効にできます。



ヒント


UCS 管理ソフトウェア インターフェイスを使用して、サーバをリモートでシャットダウンすることもできます。詳細については、使用している Cisco UCS 管理ソフトウェア インターフェイスのバージョンのコンフィギュレーション ガイドを参照してください。コンフィギュレーション ガイドは、サーバの構成に記載されている URL から入手できます。


手順


ステップ 1

サーバをローカルで使用している場合には、電源オフするシャーシ内の各サーバの電源ステータス LED の色を確認します。

  • グリーンは、サーバが動作していて、安全に電源オフするにはシャットダウンする必要があることを示します。ステップ 2 に進みます。

  • オレンジは、サーバがスタンバイ モードになっており、安全に電源オフできることを示します。ステップ 3 に進みます。

ステップ 2

以前に UCS 管理ソフトウェア インターフェイスを使用して前面の電源ボタン コントロールを有効にしていた場合には、電源 ボタンを押してから離し、電源ステータス LED がオレンジ色に変化するのを待ちます。

オペレーティング システムがグレースフル シャットダウンを実行、し、サーバはスタンバイ モードになります。

注意    

 

データの損失やオペレーティング システムへの損傷が発生しないようにするために、必ずオペレーティング システムのグレースフル シャットダウンを実行するようにしてください。

ステップ 3

(オプション) 特別に推奨してるわけではありませんが、シャーシ内のすべてのブレード サーバをシャットダウンするときは、サーバの電源を完全にオフにするために、電源コードをシャーシから外すrことができます。

注意    

 

データの損失やオペレーティング システムへの損傷が発生しないようにするために、必ずオペレーティング システムのグレースフル シャットダウンを実行するようにしてください。


ブレード サーバの電源がダウンします必要に応じてブレードで追加のタスクを実行できます (例:ブレードの交換)。

ブレード サーバの取り外し

サーバを取り外す前に、UCS 管理ソフトウェア インターフェイスを使用してサーバを停止します。シャーシからブレード サーバを取り外すには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1

ブレードの前面にある非脱落型ネジを緩めます。

ステップ 2

ブレードのイジェクト レバーを引いてブレード サーバの固定を解除し、シャーシからブレードを取り外します。

ステップ 3

ブレードをシャーシから途中まで引き出し、もう一方の手で下からブレードの重量を支えます。

ステップ 4

完全に取り外した後、取り外したブレードをすぐに別のスロットに取り付け直さない場合は、静電気防止用マットまたは静電気防止用フォームの上にブレードを置きます。

ステップ 5

スロットを空のままにする場合は、適切な温度を維持し、シャーシにほこりが入らないようにブランクの前面プレート(N20-CBLKB1)を取り付けます。