シャーシ ポリシー
Cisco Intersight のシャーシポリシーでは、IP プール設定、VLAN 設定、SNMP 認証、SNMP トラップ設定など、シャーシのさまざまなパラメータを構成できます。シャーシポリシーは、任意の数のシャーシプロファイルに割り当てることで、シャーシの構成基準を提供できます。
Chassis Policies テーブル ビューを表示するには、Service Selector ドロップダウン リストから [サービスとしてのインフラストラクチャ(Infrastructure Service)] を選択します。[構成(Configure)> ポリシー(Policies)] の順に選択します。
Cisco Intersight のシャーシポリシー作成ウィザードには、次の 2 つのページがあります。
-
[全般(General)]:組織を選択し、ポリシーの名前を入力できます。オプションで、ポリシーの識別に役立つ短い説明とタグ情報を含められます。タグは key:value 形式である必要があります。たとえば、Org:IT または Site:APJ などです。
-
[ポリシーの詳細(Policy Details)]:ポリシーの詳細ページには、UCS シャーシポリシーに適用可能なプロパティがあります。
シャーシ ポリシーは、既存のポリシーと同様のプロパティで [ポリシー クローン(Policy Clone)] ウィザードを使用して複製することもできます。ポリシーの複製アクションは、ポリシー リストと詳細ビューの両方で使用できます。詳細については、「 ポリシーの複製」を参照してください。
Cisco Intersight で設定できるシャーシ ポリシーは次のとおりです。
-
[IMC アクセス ポリシー(IMC Access Policy)]:IP プールとシャーシプロファイルのマッピングによって、ネットワークを構成し、管理できます。このポリシーを使用すると、VLAN を構成し、IP プールを使用して IP アドレスと関連付けることができます。
(注)
シャーシ IMC アクセス ポリシーでは、インバンド構成のみがサポートされます。
-
[SNMP ポリシー(SNMP Policy)]:管理対象デバイスから SNMP トラップを利用して障害およびアラート情報を送信するための SNMP 設定を設定します。管理対象デバイスですでに構成されている SNMP ユーザーまたは SNMP トラップは削除され、このポリシーで構成するユーザーまたはトラップに置き換えられます。ポリシーにユーザやトラップを追加していない場合、入出力モジュール(IOM)上の既存のユーザやトラップは削除されます。
-
[電源ポリシー(Power Policy)]:シャーシの電源使用の管理を有効にします。このポリシーでは、シャーシ電源装置(PSU)の冗長モードを設定し、シャーシに電力を割り当てることができます。[シャーシの詳細(Chassis details)] ビューページの [全般(General)] タブのプロパティ セクションで、冗長の正常性、冗長モード、入力電源の正常性、および出力電源の正常性を表示できます。Cisco UCS X9508 シャーシの場合、省電力モードと動的電力再割り当てを設定できます。
-
[温度ポリシー(Thermal Policy)]:シャーシのファン制御モードの値を設定できます。ファン制御モードは、最適なサーバ冷却を維持するためにシャーシファンの速度を制御します。