デバイス コネクタ

デバイス コネクタ

デバイス コネクタは、Cisco Intersightの機能を実現する組み込み管理コントローラです。デバイス コネクタ タブには、Intersight でのデバイス コネクタの接続の詳細が表示されます。

[設定(Settings)] からデバイス コネクタのパラメータを設定することもできます。

プロパティ(Property)

基本情報(Essential Information)

[デバイス コネクタ(Device Connector)]

は、次の内容をグラフィカルに表示します。

  • デバイス コネクタ、インターネット、Intersight 間の接続ステータス

  • デバイス コネクタのアクセス モード

  • デバイスの要求ステータス。

[設定(Settings)]

次のデバイス コネクタ設定を構成できます。

  • [全般(General)]:Intersight の管理を有効または無効にできます。次のいずれかになります。

    • [オン(On)]:Cisco Intersight による管理を有効にします。このシステムに対し要求を行って、Cisco Intersight の機能を活用できます。

    • [オフ(Off)]:Cisco Intersight による管理を無効にします。Cisco Intersight への通信は許可されません。

      [アクセス モード(Access Mode)]:[読み取り専用(Read-only)] または [コントロールを許可(Allow Control)] として、アクセスを構成できます。
      • [読み取り専用(Read-only)]: このアクセス モードを選択すると、Intersight を使用してデバイスを構成できなくなります。

      • [コントロールを許可(Allow Control)]:このアクセス モードを選択すると、Intersight を使用してデバイスの構成を完全に制御できます。

  • [DNS 構成(DNS Configuration)] — ドメイン名設定(完全修飾ドメイン名)および DNS サーバー設定(IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名)を構成できます。

  • [NTP 構成(NTP Configuration)] — NTP設定の構成を許可します。(IPアドレスまたは完全修飾ドメイン名)

    (注)  

     

    デバイス コンソールの DNS および NTP 構成への変更は一時的なものであり、診断または回復を目的としています。デバイス コンソールの設定に対する永続的な変更は、ファブリック インターコネクトに展開されたドメイン プロファイルを介して行う必要があります。

  • [プロキシ設定(Proxy Configuration)]:HTTPS プロキシ設定を無効にするか、または手動で構成するかを選択できます。次のいずれかになります。

    • [オフ(Off)]:HTTPS プロキシ設定の構成を無効にするには、このオプションを選択します。

      これが、デフォルトの HTTPS プロキシ設定です。

    • [オン(On)]:HTTPS プロキシ設定の構成を有効にするには、このオプションを選択します。

    • [プロキシ ホスト名/IP(ProxyHostname/IP)]:プロキシのホスト名または IP アドレスを入力します。

    • [プロキシ ポート(Proxy Port)]:プロキシのポート番号を入力します。

    • [認証(Authentication)]:プロキシ サーバへのアクセスを認証する場合には、このオプションを有効にします。アクセスを認証するための [ユーザ名(Username)] および [パスワード(Password)] を入力します。

      (注)  

       

      Intersight 管理対象モードのファブリック インターコネクトに対してプロキシ認証が有効になりました。この機能により、ファブリック インターコネクト デバイス コネクタは、設定されたプロキシ サーバーでパスワード ベースの認証タイプを介して認証できます。

  • デバイス コネクタには必須のログイン クレデンシャルのフォーマットはないので、入力したクレデンシャルがそのまま構成済み HTTP プロキシ サーバに渡されます。ユーザ名をドメイン名で限定する必要があるかどうかは、HTTP プロキシ サーバの構成によって異なります。

  • [証明書マネージャ(Certificate Manager)]:信頼できる証明書のリストを表示し、有効で信頼できる証明書をインポートできます。

  • [接続(Connection)] — デバイス コネクタとインターサイト間の接続チェックの結果を表示します。

デバイス コネクタの構成とトラブルシューティングの詳細については、[デバイス コネクタの構成(Configuring Device Connector)]を参照してください。

[デバイス ID (Device ID)]

デバイス固有のシリアル番号。

[アカウントに対する要求(Claimed to Account)]

デバイスを要求した Intersight ユーザの ID。

[要求解除(Unclaim)]

要求済みのデバイスの要求を解除します。

(注)  

 

デバイス コネクタの要求解除オプションは、ターゲットが最初に要求されたアカウントにアクセスできない場合か、または Intersight への接続が切断され、ターゲットをエンドポイントからローカルに要求解除する場合にのみ使用してください。ターゲットの要求解除の詳細については、[ターゲットの要求解除(Unclaim Target)] を参照してください。