この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
この章は、次の内容で構成されています。
統計情報収集ポリシーは、統計情報を収集する頻度(収集インターバル)、および統計情報を報告する頻度(報告インターバル)を定義します。 報告インターバル中に複数の統計データ ポイントが収集できるように、報告インターバルは収集インターバルよりも長くなります。これにより、最小値、最大値、平均値を計算して報告するために十分なデータが Cisco UCS Managerに提供されます。
NIC 統計情報の場合、Cisco UCS Managerは最後の統計情報収集以降の平均値、最小値、最大値の変化を表示します。 値が 0 の場合、最後の収集以降変化はありません。
統計情報は、Cisco UCS システムの次の 5 種類の機能エリアについて収集し、報告できます。
アダプタ:アダプタ関連統計情報
シャーシ:ブレード シャーシ関連統計情報
ホスト:このポリシーは、将来サポートされる機能のためのプレースホルダです
ポート:サーバ ポート、アップリンク イーサネット ポート、およびアップリンク ファイバ チャネル ポートを含むポートに関連した統計情報
サーバ:サーバ関連統計情報
(注) |
Cisco UCS Manager には、5 つの機能エリアそれぞれについて、デフォルト統計情報収集ポリシーが 1 つずつあります。 追加で統計情報収集ポリシーを作成できません。また、既存のデフォルト ポリシーを削除できません。 デフォルト ポリシーを変更することだけが可能です。 |
(注) |
Cisco UCS Manager には、5 つの機能エリアそれぞれについて、デフォルト統計情報収集ポリシーが 1 つずつあります。 追加で統計情報収集ポリシーを作成できません。また、既存のデフォルト ポリシーを削除できません。 デフォルト ポリシーを変更することだけが可能です。 |
統計情報しきい値ポリシーは、システムの特定の側面についての統計情報をモニタし、しきい値を超えた場合にはイベントを生成します。 最小値と最大値の両方のしきい値を設定できます。 たとえば、CPU の温度が特定の値を超えた場合や、サーバを過度に使用していたり、サーバの使用に余裕がある場合には、アラームを発生するようにポリシーを設定できます。
これらのしきい値ポリシーが、CIMC などのエンドポイントに適用される、ハードウェアやデバイス レベルのしきい値を制御することはありません。 このしきい値は、製造時にハードウェア コンポーネントに焼き付けられます。
Cisco UCS を使用して、次のコンポーネントに対して統計情報のしきい値ポリシーを設定できます。
(注) |
イーサネット サーバ ポート、アップリンクのイーサネット ポート、またはアップリンクのファイバ チャネル ポートには、統計情報のしきい値ポリシーを作成したり、削除できません。 既存のデフォルト ポリシーの設定だけを行うことができます。 |
ヒント |
この手順では、[Server] タブでサーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーを作成する方法について説明します。 これらのしきい値は、[LAN] タブ、[SAN] タブの [Policies] ノードの適切な組織内、および [Admin] タブの [Stats Management] ノードでも作成し、設定できます。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Threshold Policies] を右クリックし、[Create Threshold Policy] を選択します。 |
ステップ 5 |
[Create Threshold Policy] ウィザードの [Define Name and Description] ページで、次の手順を実行します。
|
ステップ 6 | [Create Threshold Policy] ウィザードの [Threshold Classes] ページで、次の手順を実行します。 |
ステップ 7 |
[Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
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ステップ 8 | [Create Threshold Policy] ウィザードの [Threshold Classes] ページで、次の手順を実行します。 |
ステップ 9 | [OK] をクリックします。 |
ヒント |
この手順では、[Server] タブでサーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーにしきい値クラスを追加する方法を示します。 これらのしきい値は、[LAN] タブ、[SAN] タブの [Policies] ノードの適切な組織内、および [Admin] タブの [Stats Management] ノードでも作成し、設定できます。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | しきい値クラスを追加するポリシーを右クリックして、[Create Threshold Class] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次の手順を実行します。 |
ステップ 6 |
[Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
|
ステップ 7 | [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次のいずれかを実行します。 |
ステップ 8 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ヒント |
アップリンク イーサネット ポートしきい値ポリシーは作成できません。 デフォルト ポリシーを修正または削除するだけです。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [LAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Thr-policy-default] を右クリックして、[Create Threshold Class] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次の手順を実行します。 |
ステップ 6 |
[Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
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ステップ 7 | [Create Threshold Policy] ウィザードの [Create Threshold Class] ページで、次のいずれかの手順を実行します。 |
ヒント |
イーサネット サーバ ポート、シャーシ、およびファブリック インターコネクトのしきい値ポリシーは作成できません。 デフォルト ポリシーを修正または削除するだけです。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [LAN] タブで、[LAN] [Internal LAN] を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Thr-policy-default] を右クリックして、[Create Threshold Class] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次の手順を実行します。 |
ステップ 6 |
[Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
|
ステップ 7 | [Create Threshold Policy] ウィザードの [Create Threshold Class] ページで、次のいずれかの手順を実行します。 |
ファイバ チャネル ポートしきい値ポリシーは作成できません。 デフォルト ポリシーを修正または削除するだけです。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [SAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Threshold Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Thr-policy-default] を右クリックして、[Create Threshold Class] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次の手順を実行します。 |
ステップ 6 |
[Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
|
ステップ 7 | [Create Threshold Policy] ウィザードの [Create Threshold Class] ページで、次のいずれかの手順を実行します。 |
目次
- 統計関連ポリシーの設定
- 統計情報収集ポリシーの設定
- 統計情報収集ポリシー
- 統計情報収集ポリシーの変更
- 統計情報しきい値ポリシーの設定
- 統計情報しきい値ポリシー
- サーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーの作成
- 既存のサーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
- サーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーの削除
- アップリンク イーサネット ポートしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
- イーサネット サービス ポート、シャーシ、およびファブリック インターコネクトのしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
- ファイバ チャネル ポートしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
この章は、次の内容で構成されています。
統計情報収集ポリシー
統計情報収集ポリシーは、統計情報を収集する頻度(収集インターバル)、および統計情報を報告する頻度(報告インターバル)を定義します。 報告インターバル中に複数の統計データ ポイントが収集できるように、報告インターバルは収集インターバルよりも長くなります。これにより、最小値、最大値、平均値を計算して報告するために十分なデータが Cisco UCS Managerに提供されます。
NIC 統計情報の場合、Cisco UCS Managerは最後の統計情報収集以降の平均値、最小値、最大値の変化を表示します。 値が 0 の場合、最後の収集以降変化はありません。
統計情報は、Cisco UCS システムの次の 5 種類の機能エリアについて収集し、報告できます。
アダプタ:アダプタ関連統計情報
シャーシ:ブレード シャーシ関連統計情報
ホスト:このポリシーは、将来サポートされる機能のためのプレースホルダです
ポート:サーバ ポート、アップリンク イーサネット ポート、およびアップリンク ファイバ チャネル ポートを含むポートに関連した統計情報
サーバ:サーバ関連統計情報
(注)
Cisco UCS Manager には、5 つの機能エリアそれぞれについて、デフォルト統計情報収集ポリシーが 1 つずつあります。 追加で統計情報収集ポリシーを作成できません。また、既存のデフォルト ポリシーを削除できません。 デフォルト ポリシーを変更することだけが可能です。
統計情報収集ポリシーの変更
手順
(注)
Cisco UCS Manager には、5 つの機能エリアそれぞれについて、デフォルト統計情報収集ポリシーが 1 つずつあります。 追加で統計情報収集ポリシーを作成できません。また、既存のデフォルト ポリシーを削除できません。 デフォルト ポリシーを変更することだけが可能です。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。 ステップ 2 [Admin] タブで、 を展開します。 ステップ 3 変更するポリシーを右クリックし、[Modify Collection Policy] を選択します。 ステップ 4 [Modify Collection Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [Name] フィールド
収集ポリシーの名前。
この名前は、Cisco UCS によって割り当てられ、変更することはできません。
データのレコーディングから次のレコーディングまでファブリック インターコネクトが待機する時間の長さ。 次のいずれかになります。
カウンタについて収集されたデータが Cisco UCS Manager に送信される前にファブリック インターコネクトが待機する時間の長さ。 次のいずれかになります。
この時間が経過すると、ファブリック インターコネクトによって、Cisco UCS Manager に最後に情報を送信してから収集されたすべてのデータがグループ化され、そのグループから次の 4 種類の情報が抽出されて Cisco UCS Manager に送信されます。
たとえば、収集インターバルを 1 分に設定し、報告インターバルを 15 分に設定した場合、ファブリック インターコネクトによって 15 分の報告インターバルに 15 個のサンプルが収集されます。 Cisco UCS Manager には、15 個の統計情報が送信される代わりに、グループ全体の平均値、最小値、および最大値と一緒に最新のレコーディングだけが送信されます。
[States] セクション
[現在のタスク] フィールド
このフィールドは、このコンポーネントの代わりに実行中のタスクを表示します。 詳細については、関連する [FSM] タブを参照してください。
(注) 現在のタスクが存在しない場合、このフィールドは表示されません。
ステップ 5 [OK] をクリックします。
統計情報しきい値ポリシー
統計情報しきい値ポリシーは、システムの特定の側面についての統計情報をモニタし、しきい値を超えた場合にはイベントを生成します。 最小値と最大値の両方のしきい値を設定できます。 たとえば、CPU の温度が特定の値を超えた場合や、サーバを過度に使用していたり、サーバの使用に余裕がある場合には、アラームを発生するようにポリシーを設定できます。
これらのしきい値ポリシーが、CIMC などのエンドポイントに適用される、ハードウェアやデバイス レベルのしきい値を制御することはありません。 このしきい値は、製造時にハードウェア コンポーネントに焼き付けられます。
Cisco UCS を使用して、次のコンポーネントに対して統計情報のしきい値ポリシーを設定できます。
(注)
イーサネット サーバ ポート、アップリンクのイーサネット ポート、またはアップリンクのファイバ チャネル ポートには、統計情報のしきい値ポリシーを作成したり、削除できません。 既存のデフォルト ポリシーの設定だけを行うことができます。
サーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーの作成
手順
ヒント
この手順では、[Server] タブでサーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーを作成する方法について説明します。 これらのしきい値は、[LAN] タブ、[SAN] タブの [Policies] ノードの適切な組織内、および [Admin] タブの [Stats Management] ノードでも作成し、設定できます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [Threshold Policies] を右クリックし、[Create Threshold Policy] を選択します。 ステップ 5 [Create Threshold Policy] ウィザードの [Define Name and Description] ページで、次の手順を実行します。
ステップ 6 [Create Threshold Policy] ウィザードの [Threshold Classes] ページで、次の手順を実行します。 ステップ 7 [Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
ステップ 8 [Create Threshold Policy] ウィザードの [Threshold Classes] ページで、次の手順を実行します。 ステップ 9 [OK] をクリックします。
既存のサーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
手順
ヒント
この手順では、[Server] タブでサーバおよびサーバ コンポーネントのしきい値ポリシーにしきい値クラスを追加する方法を示します。 これらのしきい値は、[LAN] タブ、[SAN] タブの [Policies] ノードの適切な組織内、および [Admin] タブの [Stats Management] ノードでも作成し、設定できます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Threshold Policies] ノードを展開します。 ステップ 4 しきい値クラスを追加するポリシーを右クリックして、[Create Threshold Class] を選択します。 ステップ 5 [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次の手順を実行します。 ステップ 6 [Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
ステップ 7 [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次のいずれかを実行します。 ステップ 8 [OK] をクリックします。
アップリンク イーサネット ポートしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [LAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Threshold Policies] ノードを展開します。 ステップ 4 [Thr-policy-default] を右クリックして、[Create Threshold Class] を選択します。 ステップ 5 [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次の手順を実行します。 ステップ 6 [Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
ステップ 7 [Create Threshold Policy] ウィザードの [Create Threshold Class] ページで、次のいずれかの手順を実行します。
イーサネット サービス ポート、シャーシ、およびファブリック インターコネクトのしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [LAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [LAN] タブで、[LAN] [Internal LAN] を展開します。 ステップ 3 [Threshold Policies] ノードを展開します。 ステップ 4 [Thr-policy-default] を右クリックして、[Create Threshold Class] を選択します。 ステップ 5 [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次の手順を実行します。 ステップ 6 [Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
ステップ 7 [Create Threshold Policy] ウィザードの [Create Threshold Class] ページで、次のいずれかの手順を実行します。
ファイバ チャネル ポートしきい値ポリシーへのしきい値クラスの追加
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Threshold Policies] ノードを展開します。 ステップ 4 [Thr-policy-default] を右クリックして、[Create Threshold Class] を選択します。 ステップ 5 [Create Threshold Class] ウィザードの [Choose Statistics Class] ページで、次の手順を実行します。 ステップ 6 [Threshold Definitions] ページで、次の手順を実行します。
ステップ 7 [Create Threshold Policy] ウィザードの [Create Threshold Class] ページで、次のいずれかの手順を実行します。