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目次
この章の内容は、次のとおりです。
データセンターの一部またはすべての Cisco UCS ドメインを管理するように Cisco UCS Central を設定できます。
Cisco UCS Central が Cisco UCS ドメインを管理できるようにするためには、そのドメインを登録する必要があります。 登録するときに、どのタイプのポリシーおよびその他の設定(バックアップおよびファームウェアなど)を Cisco UCS Central が管理するか、Cisco UCS Manager が管理するかを選択する必要があります。 すべての登録された Cisco UCS ドメインの同じタイプのポリシーおよび設定を Cisco UCS Central が管理するか、または登録された各 Cisco UCS ドメインの異なる設定を管理するようにできます。
Cisco UCS Central に Cisco UCS ドメインを登録する前に、次の作業を行います。
(注) |
Cisco UCS Central に登録されているドメイン内の Cisco UCS Manager で使用されている IP アドレスは、変更または交換できません。 その IP アドレスを変更または交換する必要がある場合は、最初に Cisco UCS Central からドメインを登録解除する必要があります。 IP アドレスを変更または交換後、Cisco UCS ドメインを登録できます。 |
Cisco UCS Central に登録する各 Cisco UCS ドメインについて、特定のポリシーおよび設定を管理するアプリケーションを選択できます。 このポリシーの解決は、同じ Cisco UCS Central に登録するすべての Cisco UCS ドメインで同じである必要はありません。
これらのポリシーおよび設定を解決には、次のオプションがあります。
次の表に、Cisco UCS Manager または Cisco UCS Central のいずれかで管理するように選択できるポリシーと設定のリストを示します。
(注) |
Cisco UCS Central に登録されているドメイン内の Cisco UCS Manager で使用されている IP アドレスは、変更または交換できません。 その IP アドレスを変更または交換する必要がある場合は、最初に Cisco UCS Central からドメインを登録解除する必要があります。 IP アドレスを変更または交換後、Cisco UCS ドメインを登録できます。 |
Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central が確実に同期するように、これらの両方に NTP サーバおよび正しいタイム ゾーンを設定します。 Cisco UCS ドメインと Cisco UCS Central の時刻と日付が同期していない場合は、登録が失敗する可能性があります。
Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインを登録解除すると、Cisco UCS Manager はグローバル ポリシーの更新を受信しなくなります。
(注) |
Cisco UCS Central に登録されているドメイン内の Cisco UCS Manager で使用されている IP アドレスは、変更または交換できません。 その IP アドレスを変更または交換する必要がある場合は、最初に Cisco UCS Central からドメインを登録解除する必要があります。 IP アドレスを変更または交換後、Cisco UCS ドメインを登録できます。 |
Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central が確実に同期するように、これらの両方に NTP サーバおよび正しいタイム ゾーンを設定します。 Cisco UCS ドメインと Cisco UCS Central の時刻と日付が同期していない場合は、登録が失敗する可能性があります。
次の例では、Cisco UCS ドメインを IP アドレス 209.165.200.233 の Cisco UCS Central システムに登録し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope system UCS-A /system # create control-ep policy 209.165.200.233 Shared Secret for Registration: S3cretW0rd! UCS-A /system/control-ep* # commit-buffer UCS-A /system/control-ep #
Cisco UCS Manager と Cisco UCS Central 間でポリシーの解決を設定します。
ポリシーの解決を設定する前に、Cisco UCS Central に Cisco UCS ドメインを登録する必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope system | システム モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A/system # scope control-ep policy | control-ep ポリシー モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A/system/control-ep # set backup-policy-ctrl source {local | global} | 完全な状態のバックアップ ポリシーおよびすべての設定のエクスポート ポリシーがローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 4 | UCS-A/system/control-ep # set communication-policy-ctrl source {local | global} | HTTP、CIM XML、Telnet、SNMP、Web セッション制限および管理インターフェイス モニタリング ポリシー設定がローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 5 | UCS-A/system/control-ep # set datetime-policy-ctrl source {local | global} | タイム ゾーンおよび NTP サーバ設定がローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central からのものかどうかを決定します。 |
ステップ 6 | UCS-A/system/control-ep # set dns-policy-ctrl source {local | global} | DNS サーバがローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 7 | UCS-A/system/control-ep # set fault-policy-ctrl source {local | global} | グローバルな障害ポリシーがローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 8 | UCS-A/system/control-ep # set infra-pack-ctrl source {local | global} | 機能カタログおよびインフラストラクチャのファームウェア ポリシーがローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central からのものかどうかを決定します。 |
ステップ 9 | UCS-A/system/control-ep # set mep-policy-ctrl source {local | global} | SEL ポリシーがローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 10 | UCS-A/system/control-ep # set monitoring-policy-ctrl source {local | global} | Call Home、syslog、および TFTP Core Exporter の設定がローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 11 | UCS-A/system/control-ep # set powermgmt-policy-ctrl source {local | global} | グローバルな電力割り当てポリシーがローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 12 | UCS-A/system/control-ep # set psu-policy-ctrl source {local | global} | 電力ポリシーがローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 13 | UCS-A/system/control-ep # set security-policy-ctrl source {local | global} | 認証およびネイティブ ドメイン、LDAP、RADIUS、TACACS+、トラスト ポイント、ロケールおよびユーザ ロールがローカルで定義されたものか、または Cisco UCS Central で定義されたものかどうかを決定します。 |
ステップ 14 | UCS-A/system/control-ep # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、Cisco UCS Central に登録されている Cisco UCS ドメインにポリシーの解決を設定し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope system UCS-A /system # scope control-ep policy UCS-A /system/control-ep* # set backup-policy-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # set communication-policy-ctrl source local UCS-A /system/control-ep* # set datetime-policy-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # set dns-policy-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # set fault-policy-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # set infra-pack-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # set mep-policy-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # set monitoring-policy-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # set powermgmt-policy-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # set psu-policy-ctrl source local UCS-A /system/control-ep* # set security-policy-ctrl source global UCS-A /system/control-ep* # commit-buffer UCS-A /system/control-ep #
Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインを登録解除すると、Cisco UCS Manager はグローバル ポリシーの更新を受信しなくなります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope system | システム モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A/system # delete control-ep policy | ポリシーを削除し、Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインを登録解除します。 |
ステップ 3 | UCS-A/system # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインの登録を解除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope system UCS-A /system # delete control-ep policy UCS-A /system* # commit-buffer UCS-A /system #