この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章の内容は、次のとおりです。
ご使用のサーバのバージョンが 1.4.3 リリースよりも前であるときに、そのサーバと Cisco UCS Manager を統合する場合は、CIMC のバージョンを 1.4.3 以降にアップグレードする必要があります。
この構成における装置の詳細については、次の URL を参照してください。
次に、C シリーズ サーバと Cisco UCS Manager との統合へのアップグレードに対する、最低のサーバ CIMC バージョンおよび Cisco UCS Manager バージョンの要件を示します。
サーバ |
CIMC バージョン |
UCS Manager 最低バージョン |
---|---|---|
Cisco UCS C22 M3 サーバ |
1.4.5d |
2.0(3) |
Cisco UCS C24 M3 サーバ |
1.4.5d |
2.0(3) |
Cisco UCS C200 M2 サーバ |
1.4.3c |
2.0(2) |
Cisco UCS C210 M2 サーバ |
1.4.3c |
2.0(2) |
Cisco UCS C220 M3 サーバ |
1.4.4a |
2.0(2) |
Cisco UCS C240 M3 サーバ |
1.4.4a |
2.0(2) |
Cisco UCS C250 M2 サーバ |
1.4.3c |
2.0(2) |
Cisco UCS C260 M2 サーバ |
1.4.3c |
2.0(2) |
Cisco UCS C460 M2 サーバ |
1.4.3c |
2.0(2) |
C シリーズ ラックマウント サーバのカードのファームウェアが Cisco UCS Manager との統合に必要な条件を満たしていない場合は、サーバをアップグレードする必要があります。 アップグレードする前に、サーバをラックに取り付け、電源に接続する必要があります。 以前のリリースのサーバを最新のリリース バージョンにアップグレードする手順は、次の 2 つのステップに分かれています。
サーバの CIMC のリリース バージョンが Cisco UCS Manager との統合の要件を満たしていない場合は、サーバを Cisco UCS ドメインに接続する前に、サーバのファームウェアをアップグレードしてください。
サーバを互換性のあるサーバ リリース バージョンへアップグレードした後、サーバを Cisco UCS ドメインの一部として、サーバへの物理的接続を確立する必要があります。サーバを Cisco UCS FEX および FI に接続するには、 C シリーズ サーバと Cisco UCS ドメインとのクラスタ セットアップでの接続を参照してください。
Cisco UCS P81E VIC ファームウェアと uboot のバージョンが 2.0(2g) よりも前である場合に、サーバと Cisco UCS Manager のいずれかのバージョンを統合すると、UCS Manager ソフトウェアからディスカバリおよび関連付け/関連付け解除に関する障害が返されます。 このような障害を防ぐために、次の操作を実行してください。
ステップ 1 | UCS Manager によるサーバの稼働を中止します。 | ||||||
ステップ 2 | サーバの 1 Gb LOM ポートからケーブルを取りはずします。 | ||||||
ステップ 3 | LAN から 1 Gb LOM ポートのいずれか 1 つ(UCSM モードでディセーブルにした専用の管理ポート以外)にイーサネット回線を接続します。 | ||||||
ステップ 4 |
お使いのサーバに対応する Host Upgrade Utility ISO ファイルのダウンロードをオンラインで検索し、ワークステーションの一時保存場所にダウンロードします。
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ステップ 5 |
ISO を準備します。 ローカル アップグレードの場合はローカル メディアを、リモート アップグレードの場合は仮想デバイスを準備します。
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ステップ 6 | サーバを起動し、[Boot Menu] 画面を開くためのメッセージが表示されたら、F6 を押します。 | ||||||
ステップ 7 |
[Boot Menu] 画面で、ステップ 2 で ISO を作成したデバイスを選択します。
選択したデバイスからサーバがリブートされます。 |
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ステップ 8 |
画面に BIOS と CIMC ファームウェアのバージョンが表示されます。 プロンプト「Have you read the Cisco EULA (end user license agreement)?」に応答します。
[Host Upgrade Menu] 画面が表示されます。 |
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ステップ 9 | [Update UCS P81E VIC] オプションを選択します。 カード ファームウェアと uboot イメージが必要なレベルに更新されます。 | ||||||
ステップ 10 | [Update CIMC Firmware] オプションを選択します。 CIMC ファームウェアが更新されます。 | ||||||
ステップ 11 | 次の画面でファームウェア レベルを確認します。 | ||||||
ステップ 12 | [Reboot the machine] オプションを選択します。 | ||||||
ステップ 13 | 再起動中に F8 プロンプトが表示されたら、F8 を押して CIMC Configuration Utility を開きます。 | ||||||
ステップ 14 | CIMC Configuration Utility で [CIMC Factory Default] オプションを選択し、F10 を押して変更内容を保存します。 | ||||||
ステップ 15 | FEX からサーバの 1 Gb LOM ポートにケーブルを再度接続します。 | ||||||
ステップ 16 | UCS Manager でサーバを再稼働させます。 |