この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
初めてスイッチをセットアップする場合は、Express Setup を使って初期 IP 情報を入力する必要があります。このプロセスによって、スイッチはローカル ルータおよびインターネットに接続できるようになります。その後、IP アドレスを使ってスイッチにアクセスし、その他の設定を行うことができます。
■Windows 2000/Vista/2003/XP/Window7/Mac を搭載したコンピュータ。
■JavaScript が有効な Web ブラウザ(IE または Firefox)。
■コンピュータをスイッチに接続するためのストレートまたはクロスのカテゴリ 5 イーサネット ケーブル。
注: RS232 シリアル コンソール ポートを Express Setup に使用しないでください。
注: Express Setup を実行する前に、ブラウザのポップアップ ブロッカやプロキシ設定、およびコンピュータで実行しているワイヤレス クライアントを無効にします。
2. IE 4000 が工場出荷時のデフォルト モードになっていることを確認します。
a. 開梱したばかりではない場合はスイッチをリセットします。ペーパー クリップでボタンを 10 秒間押し、SYS LED ライトが赤に点灯したら放します。
SYS LED が赤になると、スイッチは自動的にリブートします。
3. スイッチにデータ ポートが接続されていないことを確認します。
注: Express Setup の実行中、スイッチは DHCP サーバーとして動作します。
–シリアル コンソール ケーブルを接続し、ブート シーケンスをモニターできます。コンソール画面の [return key] を押さないでください。
–スイッチに接続されているコンピュータが DHCP で設定されていることを確認します。
4. Web ブラウザ:ポップアップ ブロッカとプロキシ設定を無効にします。
「スイッチのアース接続」と「DC 電源の配線」の配線手順を参照してください。
6. IE 4000 の電源をオンにするか、リセットします。
–EXP の点滅:Express Setup プロセスの実行が可能な状態
7. ペーパー クリップを Express Setup ボタンに 1 ~ 2 秒間差し込みます。
抜くと、ポート Gig1/1 LED が緑の点滅を開始します。
9. コンピュータに IP アドレス(169.254.0.2)が設定されるため、ブラウザで http://169.254.0.1 を示します。
10. ユーザー名は空欄のままにして、デフォルトのパスワード cisco を入力します。
注: ユーザ名フィールドのテキストは無視されます。[Express Setup] ウィンドウが表示されます。
トラブルシューティング:[Express Setup] ウィンドウが表示されない場合は、ブラウザのポップアップ ブロッカやプロキシ設定がすべて無効になっているかどうか、およびコンピュータでワイヤレス クライアントがすべて無効になっているかどうかを確認してください。
[Network Settings] で以下を実行します(静的 IP に必要)。
–[IP Address]:スイッチの有効な IP アドレスを入力します。
以降、この IP アドレスを使用して、Device Manager からスイッチにアクセスできます。
–スイッチの [Username] と [Password]:パスワードを入力します。パスワードは 1 ~ 25 文字の英数字から成り、先頭文字を数字にすることもできます。また、大文字と小文字の区別があり、文字間にスペースを使用できます(先頭や末尾には使用できません)。パスワード確認フィールドに同じパスワードをもう一度入力します。
注: デフォルト パスワード cisco から、パスワードを変更する必要があります。
–[Default Gateway]:ルータの IP アドレスを入力します。
12. Control Industrial Protocol(CIP)VLAN の設定を入力します(オプション)。
–[CIP VLAN]:CIP を有効にする VLAN を入力します。CIP VLAN は管理 VLAN と同じであってもかまいませんが、そのスイッチですでに設定されている別の VLAN 上で CIP トラフィックを分離することも可能です。デフォルトの CIP VLAN は VLAN 1 です。スイッチで CIP を有効にできるのは、1 つの VLAN だけです。
–[IP Address]:CIP VLAN の IP アドレスを入力します。CIP VLAN が管理 VLAN と異なる場合は、CIP VLAN の IP アドレスを指定する必要があります。スイッチに割り当てる IP アドレスが、ネットワーク上の他のデバイスの IP アドレスと重複していないことを確認してください。
–[Subnet Mask]:ドロップダウン リストからマスクを選択します。
CIP VLAN 設定の詳細については、ツールバーの [Help] をクリックしてください。
オプション情報はここで入力するか、または Device Manager を使用して後で入力することもできます。[Express Setup] のフィールドの詳細については、[Express Setup] ウィンドウのオンライン ヘルプを参照してください。
[Submit] をクリックして変更を保存し、初期設定を完了します。
オプション設定の詳細については、ツールバーの [Help] をクリックしてください。
14. [Submit] をクリックすると、以下のイベントが発生します。
a. スイッチが設定され、Express Setup モードが終了します。
b. ブラウザに警告メッセージが表示され、スイッチの以前の IP アドレスによる接続が試行されます。
c. 設定されているスイッチの IP アドレスがコンピュータの IP アドレスとは異なるサブネット内にある場合は、通常、コンピュータとスイッチ間の接続が失われます。
15. ソースの DC 電源をオフにし、スイッチにつながるすべてのケーブルを外してから、ネットワークにスイッチを設置します。スイッチの設定と管理については、「管理オプション」を参照してください。
16. ステップ 1 でコンピュータの固定 IP アドレスを変更した場合は、固定 IP アドレスを以前の設定に戻してください。
17. Cisco Network Assistant と Device Manager のいずれかまたは両方を使用してスイッチを管理できるようになっています。スイッチの設定と管理については、「管理オプション」を参照してください。
Device Manager を表示する手順は次のとおりです。
b. Web ブラウザにスイッチの IP アドレス、ユーザー名、パスワードを入力し、Enter キーを押します。[Device Manager] ページが表示されます。
[Device Manager] ページが表示されない場合は、次の項目を確認します。
–ネットワークに接続しているスイッチ ポートのポート LED が緑色になっていることを確認します。
–スイッチへのアクセスに使用しているコンピュータをネットワーク内の既知の Web サーバーに接続して、コンピュータがネットワークに接続していることを確認します。ネットワークに接続していない場合は、コンピュータのネットワーク設定をトラブルシューティングします。
–ブラウザで入力したスイッチの IP アドレスが正しいことを確認します。
–ブラウザに入力したスイッチの IP アドレスが正しく、スイッチ ポートの LED が緑色になっており、コンピュータがネットワークに接続している場合は、コンピュータをスイッチに再接続してトラブルシューティングを続行します。スイッチの IP アドレスと同じサブネット内のコンピュータに静的 IP アドレスを設定します。
–コンピュータに接続しているスイッチ ポートの LED が緑色の場合は、Web ブラウザにスイッチの IP アドレスを再入力し、Device Manager を表示します。Device Manager が表示されたら、スイッチの設定を続行できます。