OSPF ノンストップルーティングに関する制約事項
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OSPF ノンストップルーティングでは、動作の特定の段階で OSPF に使用されるメモリを大幅に増やすことができます。CPU 使用率も増やすことができます。ルータのメモリ容量を認識し、OSPF ノンストップルーティングの考えられるメモリ要件を見積もっておく必要があります。
詳細については、「OSPF ノンストップルーティングの設定」を参照してください。メモリと CPU が制約を受けるデバイスでは、代わりに OSPF ノンストップフォワーディング(NSF)の使用を検討する場合があります。詳細については、OSPF RFC 3623 グレースフル リスタート ヘルパー モードを参照してください。
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アクティブルートプロセッサ(RP)からスタンバイ RP への切り替えは、ハードウェア プラットフォームによって数秒かかることがあります。この間、OSPF は hello パケットを送信できません。そのため、短い OSPF dead 間隔を使用する設定では切り替えで隣接関係を維持できない可能性があります。