ACI ブート モードへの変換
任意の Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチを Cisco NX-OS から ACI ブート モードに変換できます。
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Cisco Nexus 3164Q または 31128PQ スイッチを ACI ブート モードに変換することはできません。 |
(注) |
この手順は、Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチを ACI ブート モードに変換する場合に使用してください。それ以前の Cisco NX-OS リリースから ACI ブート モードに変換する場合は、『Nexus 9000 Standalone (NXOS) to ACI Conversion document』の手順に従ってください。 |
始める前に
『Release Notes for Cisco Nexus 9000 Series ACI-Mode Switches』の「Supported Hardware」のセクションに従って、スイッチのハードウェアが ACI ブート モードでサポートされているかどうかを確認します。たとえば、ラインカードは Cisco NX-OS と ACI ブート モードの間で互換性がありません。
サポートされていないモジュールは取り外すか電源をオフにします(poweroff module module コマンドを使用します)。これを行わない場合、サポートされていないモジュールの電源がオフになるまでソフトウェアがリカバリ/再試行機能を使用するため、変換プロセスの遅延になる可能性があります。
デュアル スーパーバイザ システムでは、show module コマンドを使用して、スタンバイ スーパーバイザ モジュールが ha-standby 状態であることを確認します。
Application Policy Infrastructure Controller(APIC)でリリース 1.0(2j) 以降が実行されていることを確認します。
ACI イメージが 11.0(2x) 移行のリリースであることを確認します。
show install all impact epld epld-image-name コマンドを使用して、スイッチで EPLD イメージのアップグレードが不要であることを確認します。何らかのアップグレードが必要な場合は、『Cisco Nexus 9000 Series FPGA/EPLD Upgrade Release Notes』の手順に従ってください。
手順
ステップ 1 |
スイッチが最新のリリースを実行しているか確認します。 例:
Cisco NX-OS のファイル名は、「nxos」で始まります。 |
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ステップ 2 |
以下の手順に従って、ACI イメージを APIC からコピーします。 |
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ステップ 3 |
以下の手順に従って、ACI イメージを起動します。 |
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ステップ 4 |
デバイスの証明書をインストールする必要があるかどうかを確認します。 例:
コマンド出力で PRINTABLESTRING を検索します。「シスコが製造元の CA」がリストされている場合は、正しい証明書がインストールされます。他のものがリストされている場合は、デバイスに正しい証明書を生成しインストールする方法について TAC にお問い合わせください。
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次のタスク
スイッチを ACI モードに設定して運用するには、ACI および APIC のドキュメントを参照してください:http://www.cisco.com/c/en/us/support/cloud-systems-management/application-policy-infrastructure-controller-apic/tsd-products-support-series-home.html