温度要件
スイッチの動作温度は海抜ゼロで 0 ~ 40 °C(32 ~ 104 °F)です。高度が海抜 300 m(1000 フィート)ごとに、最大周囲温度は 1 °C 低下します。スイッチの非動作時の温度は -40 ~ 70°C(-40 ~ 158 °F)です。
モジュールの温度の概要
Cisco Nexus 9000 シリーズのすべてのスイッチに組み込まれた自動センサーが、スイッチを常時監視します。各モジュール(スーパーバイザ、I/O、ファブリック)には、次の 2 つのしきい値をもつ温度センサーがあります。
![]() (注) |
センサーからのメジャー温度アラームの場合、スイッチは 2 分以内に電源を切ります。温度の問題を修正したら、スイッチの電源をオンにします。 |
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マイナー温度しきい値:超過すると、マイナーアラームが発生し、4 つのセンサーすべてに対して次のアクションが実行されます。
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システム メッセージが表示されます。
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Call Home アラートが送信されます(構成されている場合)。
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SNMP 通知が送信されます(構成されている場合)。
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システム ファンの速度が増加します。
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メジャー温度しきい値:超過すると、メジャー アラームが発生し、これらのアクションが実行されます。
スイッチング モジュールのしきい値を超過した場合、モジュールだけがシャットダウンします。
すべてのセンサーの場合:
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システム メッセージが表示されます。
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Call Home アラートが送信されます(構成されている場合)。
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SNMP 通知が送信されます(構成されている場合)。
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システム ファンの速度が増加します。
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スイッチング モジュールのしきい値を超過した場合、モジュールだけがシャットダウンします。
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HA-standby または standby が存在するアクティブ スーパーバイザ モジュールの主要なしきい値を超過すると、そのスーパーバイザ モジュールだけがシャットダウンし、スタンバイ スーパーバイザ モジュールが処理を引き継ぎます。
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スタンバイ状態のスーパーバイザ モジュールがスイッチに存在しない場合は、温度を下げるために 2 分間待機します。このインターバル中はソフトウェアが 5 秒ごとに温度を監視し、10 秒ごとに構成に従ってシステム メッセージを送信しつづけます。
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