ファブリックおよびインターフェイス設定
ACI ファブリックを形成するために、Cisco Nexus 9000 シリーズ ACI モード スイッチは、APIC コントローラにより管理されるリーフおよびスパインのトポロジで展開されます。各リーフ ノードは、リーフ ノード間で接続のないすべてのスパイン ノードに接続されます。リーフ/スパイン型ノード間の相互接続リンクは、ファブリック リンクと呼ばれ、各ポートはファブリック ポートと呼ばれます。ファブリック ポートは、自動検出され、工場出荷時のデフォルト設定が、ファブリックの立ち上げ中に適用されるため、正常に動作するためのユーザ設定を必要としません。すべてのエンドポイント デバイスは、アクセス ポートを通じてリーフ ノードに接続されます。アクセス ポートは、NX-OS スイッチと同様に設定する必要があります。ファブリックおよびアクセス ポートともに、NX-OS と同様に、インターフェイスで表されます。
(注) |
FEX ID |
Cisco APIC としてリリース 3.0(1k) において FEX モジュールへの接続プロファイルとして設定できます。
リーフおよび FEX インターフェイスのインターフェイスの命名
ACI ファブリックでは、ほとんどのインターフェイス設定は、物理ポート、ポート チャネル、vPC(リーフ ノードに直接接続されているか、FEX モジュールを通じて接続されている)で実行されます。各インターフェイス タイプの一般的なコマンド構文を次の表に示します。
Interface Type |
コマンド構文 |
例 |
---|---|---|
Port |
interface ethernet slot/port |
interface eth 1/1 |
FEX Port |
interface ethernet fex-id/slot/port |
interface eth 101/1/1 |
Port-channel |
interface port-channel name |
interface port-channel foo |
FEX Port-channel |
interface port-channel name fex fex-id |
interface port-channel foo fex 101 |
Virtual Port-channel (VPC) |
interface vpc name |
interface vpc foo |
vPC over FEX |
interface vpc name fex fex-a fex-b |
interface vpc foo fex 101 102 |