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目次
この章の内容は、次のとおりです。
次の表に、Cisco Nexus 1000V の実装に関する用語を示します。
用語 |
説明 |
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VSM と VEM 間での通信に使用される 2 つの VLAN のうちの 1 つ。 コントロール VLAN は、コントロール メッセージの交換で使用されます。 ネットワーク管理者がコントロール VLAN を設定します。 |
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分散リソース スケジューラ(DRS) |
クラスタに定義されたリソース(ホスト、共有ストレージ、ネットワーク プレゼンス、およびリソース プール)全体にワークロードを分散させます。 |
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分散仮想スイッチ(DVS) |
1 つ以上の VMware ESX/ESXi 4.1 サーバまたは ESXi 5.0 サーバをつなぐ論理スイッチ。 1 つの VSM インスタンスによって制御されます。 |
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ESX/ESXi |
一連のコンフィギュレーション ファイルとディスク ファイルで仮想マシンを作成する場合に使用する仮想化プラットフォームです。これらの一連のファイルが連動して、実際のマシンのすべての機能を実行します。 ESX/ESXi ホストごとに管理用の VI Client があります。 ESX/ESXi ホストが vCenter Server に登録されている場合は、vCenter Server の機能を備えた VI Client が使用可能になります。 |
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Managed Object Browser(MOB) |
vCenter Server システムおよび ESX Server システム上の管理対象オブジェクトを閲覧するために使用するツール。 |
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Network Interface Card(NIC) |
スイッチとデータリンク層の間でトラフィックを送受信するためにネットワークに接続するデバイス。 |
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Open Virtual Appliance/Application(OVA)ファイル |
次のファイルを含むパッケージは、仮想マシンの説明に使用され、.TAR 形式のパッケージングにより 1 つのアーカイブに保存されます。 |
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VSM と VEM 間での通信に使用される 2 つの VLAN のうちの 1 つ。 パケット VLAN は、CDP などの関連データ パケットを VEM から VSM に転送します。 パケット VLAN は、ネットワーク管理者によって設定されます。 「コントロール VLAN」を参照してください。 |
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物理ネットワーク インターフェイス カード(PNIC) |
物理スイッチとデータリンク層の間でトラフィックを送受信するためにネットワークに接続するデバイス。 |
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ポート プロファイル |
インターフェイス コンフィギュレーション コマンドの集まりであり、物理インターフェイスまたは仮想インターフェイスのどちらにも動的に適用できます。 ポート プロファイルでは、VLAN ID、プライベート VLAN(PVLAN)、アクセス コントロール リスト(ACL)、およびポート セキュリティなどの属性の集まりを定義できます。 ポート プロファイルは、仮想マシンのための管理レイヤと統合でき、仮想マシン管理者が仮想マシンの作成時にプロファイルから選ぶことができます。 仮想マシンの電源が投入または切断されるとき、vEth インターフェイスを設定するために対応するプロファイルが動的に使用されます。 |
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vCenter Server |
ネットワークに接続されている VMware ESX/ESXi ホストを集中管理するためのサービス。 仮想マシンおよび仮想マシンのホスト(ESX/ESXi ホスト)上で実行されるアクションの指示は、vCenter Server から出されます。 |
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Virtual Ethernet Interface(vEth) |
物理ネットワーク アクセス ポートに仮想的に相当します。 vEth は、ハイパーバイザ管理レイヤでの仮想マシンのプロビジョニング動作の結果として、スイッチに保存されたネットワーク ポリシーに基づいて動的にプロビジョニングされます。 |
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Virtual Ethernet Module(VEM) |
Cisco Nexus 1000V のコンポーネント。実際にデータ トラフィックを切り替えます。 VMware ESX/ESXi 4.1 または ESXi 5.0 ホスト上で動作します。 1 つの VSM で最大 64 個の VEM をコントロールできます。 1 つのスイッチ ドメインを形成するすべての VEM は、VMware vCenter Server での定義に従って、同じ仮想データセンター内に配置する必要があります。 このソフトウェアで各ハイパーバイザ内の VMware vSwitch が置き換わります。 これにより、直接接続された仮想マシン間の切り替えが実行され、アップリンク機能がネットワークの他の部分に提供されます。 |
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VMotion |
サーバ間で実時間の仮想マシン移行を実現します。 |
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仮想 NIC(vNIC) |
仮想マシンを VMware vSwitch に論理的に接続し、仮想マシンがそのインターフェイスを介してトラフィックを送受信できるようにします。 同じ VMware vSwitch に接続されている 2 つの vNIC が互いに通信する必要がある場合、VMware vSwitch は、トラフィックを物理ネットワークに送信する必要なく、レイヤ 2 スイッチング機能を直接実行します。 |
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Virtual Supervisor Module(VSM) |
Cisco Nexus 1000V の制御ソフトウェア。仮想スイッチを提供します。 Cisco NX-OS に基づいており、仮想マシン(VM)上で実行されます。 |
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VMware Installation Bundle(VIB) |
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアのインストールと VEM のアップグレードを管理するソフトウェア アプリケーション。
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vSphere クライアント |
任意の Windows PC から vCenter Server または ESX/ESXi に、ユーザをリモートで接続するユーザ インターフェイス。 仮想マシン、リソース、およびホストを作成、管理、および監視するための主要なインターフェイス。 コンソールによる仮想マシンへのアクセスも提供します。 |
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco Nexus 1000V 用語集
次の表に、Cisco Nexus 1000V の実装に関する用語を示します。
表 1 Cisco Nexus 1000V の用語 用語
説明
VSM と VEM 間での通信に使用される 2 つの VLAN のうちの 1 つ。 コントロール VLAN は、コントロール メッセージの交換で使用されます。 ネットワーク管理者がコントロール VLAN を設定します。
分散リソース スケジューラ(DRS)
クラスタに定義されたリソース(ホスト、共有ストレージ、ネットワーク プレゼンス、およびリソース プール)全体にワークロードを分散させます。
分散仮想スイッチ(DVS)
1 つ以上の VMware ESX/ESXi 4.1 サーバまたは ESXi 5.0 サーバをつなぐ論理スイッチ。 1 つの VSM インスタンスによって制御されます。
ESX/ESXi
一連のコンフィギュレーション ファイルとディスク ファイルで仮想マシンを作成する場合に使用する仮想化プラットフォームです。これらの一連のファイルが連動して、実際のマシンのすべての機能を実行します。
ESX/ESXi ホストごとに管理用の VI Client があります。 ESX/ESXi ホストが vCenter Server に登録されている場合は、vCenter Server の機能を備えた VI Client が使用可能になります。
Managed Object Browser(MOB)
vCenter Server システムおよび ESX Server システム上の管理対象オブジェクトを閲覧するために使用するツール。
Network Interface Card(NIC)
スイッチとデータリンク層の間でトラフィックを送受信するためにネットワークに接続するデバイス。
Open Virtual Appliance/Application(OVA)ファイル
次のファイルを含むパッケージは、仮想マシンの説明に使用され、.TAR 形式のパッケージングにより 1 つのアーカイブに保存されます。
VSM と VEM 間での通信に使用される 2 つの VLAN のうちの 1 つ。 パケット VLAN は、CDP などの関連データ パケットを VEM から VSM に転送します。 パケット VLAN は、ネットワーク管理者によって設定されます。 「コントロール VLAN」を参照してください。
物理ネットワーク インターフェイス カード(PNIC)
物理スイッチとデータリンク層の間でトラフィックを送受信するためにネットワークに接続するデバイス。
ポート プロファイル
インターフェイス コンフィギュレーション コマンドの集まりであり、物理インターフェイスまたは仮想インターフェイスのどちらにも動的に適用できます。 ポート プロファイルでは、VLAN ID、プライベート VLAN(PVLAN)、アクセス コントロール リスト(ACL)、およびポート セキュリティなどの属性の集まりを定義できます。 ポート プロファイルは、仮想マシンのための管理レイヤと統合でき、仮想マシン管理者が仮想マシンの作成時にプロファイルから選ぶことができます。 仮想マシンの電源が投入または切断されるとき、vEth インターフェイスを設定するために対応するプロファイルが動的に使用されます。
vCenter Server
ネットワークに接続されている VMware ESX/ESXi ホストを集中管理するためのサービス。 仮想マシンおよび仮想マシンのホスト(ESX/ESXi ホスト)上で実行されるアクションの指示は、vCenter Server から出されます。
Virtual Ethernet Interface(vEth)
物理ネットワーク アクセス ポートに仮想的に相当します。 vEth は、ハイパーバイザ管理レイヤでの仮想マシンのプロビジョニング動作の結果として、スイッチに保存されたネットワーク ポリシーに基づいて動的にプロビジョニングされます。
Virtual Ethernet Module(VEM)
Cisco Nexus 1000V のコンポーネント。実際にデータ トラフィックを切り替えます。 VMware ESX/ESXi 4.1 または ESXi 5.0 ホスト上で動作します。 1 つの VSM で最大 64 個の VEM をコントロールできます。 1 つのスイッチ ドメインを形成するすべての VEM は、VMware vCenter Server での定義に従って、同じ仮想データセンター内に配置する必要があります。
このソフトウェアで各ハイパーバイザ内の VMware vSwitch が置き換わります。 これにより、直接接続された仮想マシン間の切り替えが実行され、アップリンク機能がネットワークの他の部分に提供されます。
VMotion
サーバ間で実時間の仮想マシン移行を実現します。
仮想 NIC(vNIC)
仮想マシンを VMware vSwitch に論理的に接続し、仮想マシンがそのインターフェイスを介してトラフィックを送受信できるようにします。 同じ VMware vSwitch に接続されている 2 つの vNIC が互いに通信する必要がある場合、VMware vSwitch は、トラフィックを物理ネットワークに送信する必要なく、レイヤ 2 スイッチング機能を直接実行します。
Virtual Supervisor Module(VSM)
Cisco Nexus 1000V の制御ソフトウェア。仮想スイッチを提供します。 Cisco NX-OS に基づいており、仮想マシン(VM)上で実行されます。
VMware Installation Bundle(VIB)
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアのインストールと VEM のアップグレードを管理するソフトウェア アプリケーション。
(注) VUM は必須ではありません。 VUM を使用しない場合は、ソフトウェアを手動でインストールできます。
vSphere クライアント
任意の Windows PC から vCenter Server または ESX/ESXi に、ユーザをリモートで接続するユーザ インターフェイス。 仮想マシン、リソース、およびホストを作成、管理、および監視するための主要なインターフェイス。 コンソールによる仮想マシンへのアクセスも提供します。