この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章の内容は、次のとおりです。
(注) |
対話形式のアップグレード ツールが用意されており、現在の環境とアップグレードするソフトウェアに基づく正しいアップグレード手順の確認に役立てることができます。 |
アップグレード関連のソフトウェアはこの表に一覧されている発信元から入手できます。
Source |
説明 |
---|---|
シスコ |
現行リリースの Cisco Nexus 1000V ソフトウェアを http://www.cisco.com/en/US/products/ps9902/index.html からダウンロードします。 |
VMware |
VMware ソフトウェアを VMware の Web サイトからダウンロードします。
|
ソフトウェアとプラットフォームの互換性については、Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報 のドキュメントを参照してください。
ネットワーク管理者とサーバ管理者が互いに協力してアップグレード手順を調整する必要があります。
アップグレード プロセスは取り消しできません。 ソフトウェアのアップグレード後は、現在のインストレーションを削除し、ソフトウェアを再インストールすることによって、ダウングレードできます。 詳細については、『Cisco Nexus 1000V Troubleshooting Guide』の「Recreating the Installation」の項を参照してください。
このリリースでは、単一メンテナンス モードでの ESX と仮想イーサネット モジュール(VEM)のコンバインド アップグレードがサポートされます。 手動で、または VMware Update Manager を使用してコンバインド アップグレードを行うには、vCenter 5.0 Update 1 以上が必要です。
1 つのメンテナンス モードで ESX と VEM を手動でアップグレードするには、次の手順を実行します。
手動のコンバインド アップグレード手順は、VMware Update Manager(VUM)によるアップグレードには適用されません。
アップグレード手順は、Ctrl+C を押すことにより中断できます。
VSM のアップグレードの前提条件は次のとおりです。
VSA シリアル ポートまたは Cisco Integrated Management Control(CIMC)から connect host を使用して VSM に接続している場合は、CPU に大きな負荷がかかるコマンドを実行しないでください。このようなコマンドには、TFTP サーバからブートフラッシュへのイメージのコピー、大量の画面出力や更新の生成などがあります。 CIMC などの VSA シリアル接続は、VSA のデバッグやの基本的なコンフィギュレーションなどの操作にのみ使用します。
注意 |
VMware vCenter Server が Cisco Nexus 1000V VEM と同じ ESX/ESXi ホストでホストされている場合、VUM を使用したホストでのアップグレードは失敗します。 アップグレードを実行する前に、vCenter Server VM を別のホストに手動で vMotion する必要があります。 |
(注) |
クラスタの一部であるホスト上ですべての VUM 操作を実行する場合は、VMWare HA、VMware Fault Tolerance(FT)、および VMware Distributed Power Management(DPM)機能がクラスタ全体でディセーブルになっていることを確認してください。 ディセーブルになっていないと、VUM はクラスタ内でホストをインストールできません。 |
ソフトウェア イメージ バージョンを移行する前に、次の注意事項に従ってください。
注意 |
アップグレード プロセス中の Cisco Nexus 1000V では、仮想 NIC(vNIC)や VM NIC などのモジュールの新規追加や、構成の変更はサポートされていません。 VM NIC および vNIC ポートプロファイルの変更は、VM NIC および vNIC を不安定な状態にする可能性があります。 |
(注) |
vSphere 5.0 の代わりに、vSphere 5.0 Update 1 以降を使用することを推奨します。 |
(注) |
VSM にインストールするソフトウェア イメージと ESX ホストの間に互換性がない場合、設定によってはそれらのモジュール内でトラフィックの中断が発生します。 install all コマンドの出力から、そうした状況を識別できます。 アップグレードの前に、ホストが正しいバージョンである必要があります。 |
VEM をアップグレードする前に、次の注意事項と制約事項に留意してください。
注意 |
VEM アップグレード プロセス中は、vemlog、vemcmd、または vempkt コマンドを入力しないでください。これらのコマンドは、アップグレードに影響を与えます。 |
(注) |
この手順は、Release 4.2(1)SV1(4) へのアップグレード手順とは異なっています。 この手順では、最初に install all コマンドを使用して VSM をアップグレードしてから、VEM をアップグレードします。 |
次の表に、アップグレード手順を示します。
実行している設定 |
実行する手順 |
---|---|
リリース 4.0(4)SV1(1) から 4.0(4)SV1(2) |
これらのリリースからのアップグレードはサポートされません。 |
リリース 4.0(4)SV1(3x) シリーズ |
|
vSphere リリース 4.0 Update 1 以降が搭載されたリリース 4.2(1)SV1(4x) シリーズ |
|
vSphere リリース 4.1 GA、パッチ、または更新が搭載されたリリース 4.2(1)SV1(4x) シリーズ |
|
vSphere リリース 5.0 GA、パッチ、またはアップデートを実装したリリース 4.2(1)SV1(4a) または 4.2(1)SV1(4b) |
|
次の表に、リリース4.2(1)SV1(5x) およびそれ以降のリリースから現在のリリースへアップグレードする場合のアップグレード手順を示します。
実行している設定 |
実行する手順 |
---|---|
vSphere 4.1 GA、パッチ、または更新あり。 |
|
vSphere 5.0 GA、パッチ、または更新あり。 |
|
ESX バージョンのアップグレードあり。 |
VMware のインストールおよびアップグレード |
アップグレードには、次の 3 種類があります。
Cisco Nexus 1000V のみをアップグレードするには、次の手順を実行します。
vSphere と Cisco Nexus 1000V のコンバインド アップグレードを実行できます。
VSM をアップグレードするときに、いずれかのホストで ESX 4.0 が実行されている場合、installer コマンドで、一部の VEM に互換性がないというメッセージが表示されます。 VSM のアップグレードが完了してから Cisco Nexus 1000V と ESX のコンバインド アップグレードを計画している場合は、続行できます。
(注) |
現在のリリース以降、VSM アップグレード時に VSM に接続されたホストに互換性がない場合は、Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現在のリリースからそれ以降のリリースにアップグレードできるようになりました。 アップグレード時に、互換性のないホストについての警告メッセージが表示されます。 この警告メッセージを無視し、アップグレードを続行すると、VSM が最新バージョンにアップグレードされます。 コンバインド アップグレードは互換性のないホストで実行できます。 |
(注) |
コンバインド アップグレードは、vCenter Server 5.0 Update 1 以降でのみサポートされます。 |
コンバインド アップグレードを実行するには、次の手順が必要です。
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現在のリリース以降、新たな拡張性の制限事項に対応するため、VSM では 3 GB の RAM と 2 GHz の CPU を予約することが必要になります。
(注) |
OVA ファイルを使用した Cisco Nexus 1000V ソフトウェア VSM の初回インストール時に、RAM と CPU の予約が自動的に反映されます。 |
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現行リリースにアップグレードし、CPU と RAM の予約を更新するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 | Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの以前のリリースから Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現行リリースにアップグレードします。 アップグレード方法については、「Upgrading VSMs from Releases 4.2(1)SV1(4) and Later Releases to Release 4.2(1)SV2(2.x)Series(リリース 4.2(1)SV1(4) およびそれ以降のリリースからリリース 4.2(1)SV2(2.x) シリーズへの VSM のアップグレード)」を参照してください。 | ||
ステップ 2 | アップグレードが完了すると、セカンダリ VSM の電源をオフにします。 | ||
ステップ 3 | RAM サイズを 2 GB から 3 GB に変更し、RAM の予約を 2 GB から 3 GB に変更します。 | ||
ステップ 4 | CPU の予約を 1.5 GHz から 2 GHz へ変更します。 | ||
ステップ 5 | セカンダリ VSM に電源を投入します。 | ||
ステップ 6 | システム スイッチ オーバーを実行し、セカンダリ VSM をアクティブにします。 | ||
ステップ 7 | プライマリ VSM の電源をオフにし、手順 3 ~ 6 を繰り返します。 | ||
ステップ 8 |
プライマリ VSM およびセカンダリ VSM に正しい CPU と RAM が予約されると、VSM は 128 の VEM モジュールと 4,000 の veth インターフェイスを収容できます。
|
VSM VSB のメモリの予約を変更するには、次の手順を使用します。
(注) |
この VSM の CPU または vCPU を予約する必要はありません。 |
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現在のリリース以降、新たな拡張性の制限事項に対応するため、VSM では 3 GB の RAM を予約することが必要になります。
CLI を使用して VSM VSB のメモリの予約を変更するには、次の手順を使用します。
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現在のリリース以降、新たな拡張性の制限事項に対応するため、VSM では 3 GB の RAM を予約することが必要になります。
ソフトウェア イメージのインストール手順は、次の要素によって異なります。
(注) |
ISO ファイルの使用による Cisco Nexus 1000V Release 4.2(1)SV1(4) または Release 4.2(1)SV1(4a) から Cisco Nexus 1000V の現行リリースへのイン サービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)の実行はサポートされません。 Cisco Nexus 1000V の現行リリースへの ISSU アップグレードを実行するには、キックスタート ファイルおよびシステム ファイルを使用する必要があります。 |
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアでは、デュアル VSM のシステムに対してインサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)がサポートされています。 ISSU は、データ トラフィックを中断させることなく、スイッチ上のソフトウェア イメージを更新できます。 中断されるのは制御トラフィックだけです。 ISSU によりデータ トラフィックが中断される場合、Cisco Nexus 1000V ソフトウェアは、アップグレードを中止してネットワークに対する影響を最小限に抑える時期にアップグレードの予定を変更できるように、処理が行われる前に警告します。
(注) |
デュアル VSM を搭載したシステムでは、両方の VSM のコンソールにアクセスできるようにして、アップグレード中にスイッチオーバーが発生しても接続が維持されるようにします。 セキュア シェル(SSH)または Telnet を介してアップグレードを実行している場合は、システムのスイッチオーバーが発生するとその接続は失われます。そのため、接続を再確立する必要があります。 |
ISSU は次のイメージを更新します。
ネットワーク管理者が install all コマンドを入力すると、アップグレード プロセスによって以下のすべての処理が自動的に開始されます。
次の図で、ISSU プロセスを示します。
次の図に、ISSU スイッチオーバー前後における VSM のステータス例を示します。
install all コマンドでは、HA 環境内のデュアル VSM 上でのイン サービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)がサポートされており、次の処理が実行されます。
install all コマンドには、次の利点があります。
ステップ 1 | アクティブ VSM にログインします。 | ||
ステップ 2 |
Cisco.com にログインし、このマニュアルに記載されたリンクにアクセスします。 Cisco.com にログインするには、http://www.cisco.com/ を表示してページ最上部の [Log In] をクリックします。 シスコ ユーザ名およびパスワードを入力してください。
|
||
ステップ 3 | 次の URL を使用し、Software Download Center にアクセスします。 | ||
ステップ 4 |
システムのダウンロード サイトにナビゲートします。 スイッチのダウンロード イメージへのリンクが表示されます。 |
||
ステップ 5 | Cisco Nexus 1000V の ZIP ファイルを選択してダウンロードし、キックスタートとシステム ソフトウェアのファイルをサーバに展開します。 | ||
ステップ 6 |
dir bootflash: コマンドを入力し、コピーするイメージ ファイルに必要なスペースが使用可能であることを確認します。
|
||
ステップ 7 |
dir bootflash://sup-standby/ コマンドを入力して、スタンバイ VSM に使用できるスペースがあることを確認します。 |
||
ステップ 8 | スタンバイ VSM 用により多くのスペースが必要な場合は、不要なファイルを削除して使用できるスペースを作ります。 | ||
ステップ 9 |
イメージを bootflash: からインストールする場合は、転送プロトコルを使用して Cisco Nexus 1000V のキックスタート イメージとシステム イメージまたは ISO イメージをアクティブ VSM にコピーします。 ftp:、tftp:、scp:、または sftp: を使用できます。 この手順の例では、SCP を使用して、キックスタートおよびシステム イメージをコピーします。
|
||
ステップ 10 |
switch# show install all impact kickstart bootflash:kickstart_filename system bootflash:system_filename キックスタート イメージおよびシステム イメージまたは ISO イメージの ISSU アップグレードを確認します。 この手順の例では、キックスタート イメージとシステム イメージを示します。 |
||
ステップ 11 | 関連イメージ ファイルのリリース ノートを参照します。 『Cisco Nexus 1000V Release Notes』を参照してください。 | ||
ステップ 12 |
show vnm-pa status コマンドを使用して、導入で Cisco Virtual Security Gateway(Cisco VSG)が設定されているかどうかを特定します。
|
||
ステップ 13 |
copy running-config startup-config コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存します。 |
||
ステップ 14 |
実行コンフィギュレーションをブートフラッシュ上と外部に保存します。
|
||
ステップ 15 |
install all kickstart bootflash:kickstart_filename system bootflash:system_filename コマンドを使用して、ISO イメージまたはキックスタート イメージおよびシステム イメージを使用するアクティブな VSM でアップグレードを実行します。 この手順の例では、キックスタート イメージとシステム イメージを示します。 |
||
ステップ 16 |
Y を押すと、インストールが続行されます。 N を押すと、インストールはグレースフルに終了します。
|
||
ステップ 17 | インストール処理が完了したら、スイッチにログインし、スイッチが switch# show version コマンドを使用して、必要なソフトウェア バージョンを実行していることを確認します。 | ||
ステップ 18 |
switch# copy running-config startup-config コマンドを使用して、スタートアップ コンフィギュレーションのサイズを調整するには、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
||
ステップ 19 | 次のコマンドを入力して、最後のインストールのログを表示します。 | ||
ステップ 20 |
URL Virtual Supervisor Module の仮想マシンでのメモリおよび CPU の予約 で VSM VM のメモリおよび CPU の予約に関する情報を確認しします。
|
VEM のアップグレードは、次の 3 つのタイプのいずれかに分類されます。
ESX(コンソール OS あり)から ESXi へのマイグレーションを伴わない ESX またはステートフル ESXi ホストへのアップグレードは、2 つの異なるワークフローに分類されます。
VUM を使用する場合は、VEM のオフライン バンドルでホスト パッチ ベースラインを設定します。 その後、「VMware Update Manager を使用した Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの VEM のアップグレード」の手順に従います。
コマンド ラインからアップグレードする場合は、「Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの手動による VEM のアップグレード」を参照してください。
ステップ 1 | VMWare PowerCLI アプリケーションを起動します。 | ||
ステップ 2 | Connect-VIServer IP_address -User Administrator -Password password_name コマンドを使用して vCenter Server に接続します。 | ||
ステップ 3 | Add-ESXSoftwareDepot path_name\file_name コマンドを使用して ESX depot ファイルをロードします。 | ||
ステップ 4 | Get-EsxImageProfile コマンドを使用してイメージ プロファイルを表示します。 | ||
ステップ 5 |
New-ESxImageProfile -CloneProfile ESXImageProfile_name -Name clone_profile コマンドを使用して ESX 標準イメージ プロファイルをコピーします。
|
||
ステップ 6 | Add-EsxSoftwareDepot VEM_offline_bundle コマンドを使用してCisco Nexus 1000V VEM オフライン バンドルをロードします。 | ||
ステップ 7 | Get-EsxSoftwarePackage -Name package_name コマンドを使用して n1kv-vib パッケージがロードされたことを確認します。 | ||
ステップ 8 | Add-EsxSoftwarePackage -ImageProfile n1kv-Image -SoftwarePackage cloned_image_profile コマンドを使用して、n1kv-package をコピーしたイメージ プロファイルにバンドルします。 | ||
ステップ 9 |
次のコマンドを入力して、コピーしたイメージ プロファイルに含まれるすべての VIB を一覧表示して、Cisco VIB が存在することを確認します。
コピーしたイメージ プロファイルに含まれるすべての VIB を一覧表示して、Cisco VIB が存在することを確認します。 |
||
ステップ 10 | Export-EsxImageProfile -ImageProfile n1kv-Image -FilePath iso_filepath コマンドを使用して、イメージ プロファイルを ISO ファイルにエクスポートします。 |
(注) |
この例では、リリースに関係しない Cisco Nexus 1000V バージョンとファイル名が含まれていることがあります。 お使いのバージョンとファイル名は『Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information(Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報)』を参照してください。 |
vSphere PowerCLI> Connect-VIServer 10.105.231.40 -User administrator -Password 'XXXXXXXX' Working with multiple default servers? Select [Y] if you want to work with more than one default servers. In this case, every time when you connect to a different server using Connect-VIServer, the new server connection is stored in an array variable together with the previously connected servers. When you run a cmdlet and the target servers cannot be determined from the specified parameters, the cmdlet runs against all servers stored in the array variable. Select [N] if you want to work with a single default server. In this case, when you run a cmdlet and the target servers cannot be determined from the specified parameters, the cmdlet runs against the last connected server. WARNING: WORKING WITH MULTIPLE DEFAULT SERVERS WILL BE ENABLED BY DEFAULT IN A FUTURE RELEASE. You can explicitly set your own preference at any time by using the DefaultServerMode parameter of Set-PowerCLIConfiguration. [Y] Yes [N] No [S] Suspend [?] Help (default is "Y"): Y Name Port User ---- ---- ---- 10.105.231.40 443 administrator vSphere PowerCLI> Add-EsxSoftwareDepot 'C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\upgrade\229\VMware-ESXi-5.1.0-799733-depot.zip' Depot Url --------- zip:C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\upgrade\229\VMware-ESXi-... vSphere PowerCLI> Get-EsxImageProfile Name Vendor Last Modified Acceptance Level ---- ------ ------------- ---------------- ESXi-5.1.0-20121201001s-no-... VMware, Inc. 12/7/2012 7:... PartnerSupported CN1-CY CISCO 4/22/2013 11... PartnerSupported ESXi-5.1.0-20121204001-stan... VMware, Inc. 12/7/2012 7:... PartnerSupported ESXi-5.1.0-20121201001s-sta... VMware, Inc. 12/7/2012 7:... PartnerSupported ESXi-5.1.0-799733-no-tools VMware, Inc. 8/2/2012 3:0... PartnerSupported ESXi-5.1.0-20121204001-no-t... VMware, Inc. 12/7/2012 7:... PartnerSupported ESXi-5.1.0-799733-standard VMware, Inc. 8/2/2012 3:0... PartnerSupported vSphere PowerCLI> New-EsxImageProfile -CloneProfile ESXi-5.1.0-799733-standard -Name FINAL cmdlet New-EsxImageProfile at command pipeline position 1 Supply values for the following parameters: (Type !? for Help.) Vendor: CISCO Name Vendor Last Modified Acceptance Level ---- ------ ------------- ---------------- FINAL CISCO 8/2/2012 3:0... PartnerSupported vSphere PowerCLI> Add-EsxSoftwareDepot 'C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\upgrade\229 \cisco-vem-v164-4.2.1.2.2.2.0-3.1.1.zip' Depot Url --------- zip:C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\upgrade\229\cisco-vem-v1... vSphere PowerCLI> Get-EsxSoftwarePackage cisco* Name Version Vendor Creation Dat e ---- ------- ------ ------------ cisco-vem-v164-esx 4.2.1.2.2.2.0-3.1.1 Cisco 1/24/2014... vSphere PowerCLI> Add-EsxSoftwarePackage -SoftwarePackage cisco-vem-v164-esx -ImageProfile FINAL Name Vendor Last Modified Acceptance Level ---- ------ ------------- ---------------- FINAL CISCO 1/24/2014 3:... PartnerSupported vSphere PowerCLI> $img = Get-EsxImageProfile FINAL vSphere PowerCLI> $img.vibList Name Version Vendor Creation Dat e ---- ------- ------ ------------ scsi-bnx2i 1.9.1d.v50.1-5vmw.510.0.0.7... VMware 8/2/2012 ... sata-sata-promise 2.12-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-forcedeth 0.61-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... esx-xserver 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... misc-cnic-register 1.1-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-tg3 3.110h.v50.4-4vmw.510.0.0.7... VMware 8/2/2012 ... scsi-megaraid-sas 5.34-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-megaraid-mbox 2.20.5.1-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-ips 7.12.05-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-e1000e 1.1.2-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-ahci 3.0-13vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-sata-svw 2.3-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-cnic 1.10.2j.v50.7-3vmw.510.0.0.... VMware 8/2/2012 ... net-e1000 8.0.3.1-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-serverworks 0.4.3-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-mptspi 4.23.01.00-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-hpt3x2n 0.3.4-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-s2io 2.1.4.13427-3vmw.510.0.0.79... VMware 8/2/2012 ... esx-base 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-vmxnet3 1.1.3.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-bnx2 2.0.15g.v50.11-7vmw.510.0.0... VMware 8/2/2012 ... cisco-vem-v164-esx 4.2.1.2.2.2.0-3.1.1 Cisco 1/24/2014... scsi-megaraid2 2.00.4-9vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-amd 0.3.10-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ipmi-ipmi-si-drv 39.1-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-lpfc820 8.2.3.1-127vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-atiixp 0.4.6-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... esx-dvfilter-generic-... 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-sky2 1.20-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-qla2xxx 902.k1.1-9vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-r8169 6.011.00-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-sata-sil 2.3-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-mpt2sas 10.00.00.00-5vmw.510.0.0.79... VMware 8/2/2012 ... sata-ata-piix 2.12-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-hpsa 5.0.0-21vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-via 0.3.3-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-aacraid 1.1.5.1-9vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-rste 2.0.2.0088-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-cmd64x 0.2.5-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ima-qla4xxx 2.01.31-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-igb 2.1.11.1-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-qla4xxx 5.01.03.2-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... block-cciss 3.6.14-10vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-aic79xx 3.1-5vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... tools-light 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... uhci-usb-uhci 1.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-sata-nv 3.5-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-sata-sil24 1.1-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-ixgbe 3.7.13.6iov-10vmw.510.0.0.7... VMware 8/2/2012 ... ipmi-ipmi-msghandler 39.1-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-adp94xx 1.0.8.12-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-fnic 1.5.0.3-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-pdc2027x 1.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... misc-drivers 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-enic 1.4.2.15a-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-be2net 4.1.255.11-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-nx-nic 4.0.558-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... esx-xlibs 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-bnx2x 1.61.15.v50.3-1vmw.510.0.0.... VMware 8/2/2012 ... ehci-ehci-hcd 1.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ohci-usb-ohci 1.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-r8168 8.013.00-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... esx-tboot 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-sil680 0.4.8-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ipmi-ipmi-devintf 39.1-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-mptsas 4.23.01.00-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... vSphere PowerCLI> Export-EsxImageProfile -ImageProfile FINAL -FilePath 'C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\FINAL.iso' -ExportToIso
(注) |
このアップグレード手順は、vCenter Server 5.0、5.0 Update 1 以降、5.1、および 5.5 のバージョンに適用されます。 |
ステップ 1 |
VMware vSphere のインストール ファイルの場所に移動します。
|
||
ステップ 2 | [autorun] をダブルクリックします。 | ||
ステップ 3 | [VMware vCenter Installer] 画面で、[vCenter Server] をクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Install] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | 言語を選択して、[OK] をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Next] をクリックします。 | ||
ステップ 7 | [Patent Agreement] 画面で、[Next] をクリックします。 | ||
ステップ 8 | [License Agreement] 画面で、[I agree to the terms in the license agreement] オプション ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 9 | [Next] をクリックします。 | ||
ステップ 10 | [Database Options] 画面で、[Next] をクリックします。 | ||
ステップ 11 | [Upgrade existing vCenter Server database] オプション ボタンをクリックし、[I have taken a backup of the existing vCenter Server database and SSL certificates in the folder: C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\SSL\.] チェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 12 | Windows の [Start] メニューで [Run] をクリックします。 | ||
ステップ 13 | vCenter Server データベースが格納されたフォルダの名前を入力し、[OK] をクリックします。 | ||
ステップ 14 | 親フォルダ(SSL)のコピーをバックアップとしてデスクトップにドラッグします。 | ||
ステップ 15 | インストーラ プログラムに戻ります。 | ||
ステップ 16 | [Next] をクリックします。 | ||
ステップ 17 | [vCenter Agent Upgrade] 画面で、[Automatic] オプション ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 18 | [Next] をクリックします。 | ||
ステップ 19 | [vCenter Server Service] 画面で、[Use SYSTEM Account] チェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 20 | [Next] をクリックします。 | ||
ステップ 21 | ポートの設定を確認し、[Next] をクリックします。 | ||
ステップ 22 | [vCenter Server JVM Memory] 画面で、ホストの数に応じて、適切なメモリ オプション ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 23 | [Next] をクリックします。 | ||
ステップ 24 | [Install] をクリックします。 | ||
ステップ 25 |
[Finish] をクリックします。 これで vCenter Server のアップグレードが完了しました。 |
||
ステップ 26 | VMware vSphere クライアントを目的の ESXi バージョンにアップグレードします。 | ||
ステップ 27 | VMware vSphere Client を開きます。 | ||
ステップ 28 | [Help] メニューから [About VMware vSphere] を選択します。 | ||
ステップ 29 | vSphere Client と VMware vCenter Server の両方が同じバージョンの VMware であることを確認します。 | ||
ステップ 30 | [OK] をクリックし、VMware vSphere Client を終了します。 |
注意 |
リムーバブル メディアが接続されたままの場合(たとえば、ISO を使用して VSM をインストールした後に、そのメディアを取り外すのを忘れていた場合)、ホストがメンテナンス モードへの移行に失敗して、VUM アップグレードが失敗します。 |
ステップ 1 |
switch# show vmware vem upgrade status 現在の設定を表示します。
|
||||
ステップ 2 |
switch# vmware vem upgrade notify サーバ管理者に通知して、VEM アップグレード プロセスを調整します。 |
||||
ステップ 3 |
switch# show vmware vem upgrade status アップグレードの通知が送信されたことを確認します。
|
||||
ステップ 4 |
switch# show vmware vem upgrade status サーバ管理者が vCenter でアップグレードを承認したことを確認します。 サーバ管理者による VEM アップグレードの承認方法については、VEM のアップグレードの承認を参照してください。 通知の承認をサーバ管理者と調整します。 サーバ管理者がアップグレードを承認したら、VEM アップグレードに進みます。
|
||||
ステップ 5 |
次のコマンドを使用して VUM アップグレード プロセスを開始します。
|
||||
ステップ 6 |
switch# show vmware vem upgrade status アップグレードの完了ステータスを確認します。 |
||||
ステップ 7 | アップグレード プロセスが完了した後、次のコマンドを使用して VEM アップグレード ステータスをクリアします。 | ||||
ステップ 8 |
switch# show module アップグレード プロセスが完了していることを確認します。 これでアップグレードは完了です。 |
(注) |
この例では、リリースに関係しない Cisco Nexus 1000V バージョンとファイル名が含まれていることがあります。 お使いのバージョンとファイル名は『Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information(Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報)』を参照してください。 |
switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Notification Sent Time: Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201301152101-BG switch# switch# vmware vem upgrade notify Warning: Please ensure the hosts are running compatible ESX versions for the upgrade. Refer to corresponding "Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information" guide. switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Availability Notified in vCenter Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 27 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201301152101-BG switch# switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Accepted by vCenter Admin Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 27 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Tue Jan 27 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201301152101-BG switch# switch# vmware vem upgrade proceed switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade In Progress in vCenter Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 27 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter) : Tue Jan 27 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: : Tue Jan 27 10:09:08 2014 Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Complete in vCenter Upgrade Notification Sent Time: : Tue Jan 27 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): : Tue Jan 27 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: : Tue Jan 27 10:09:08 2013 Upgrade End Time(vCenter): : Tue Jan 27 10:09:08 2014 Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# vmware vem upgrade complete switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Notification Sent Time: Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# show module Mod Ports Module-Type Model Status --- ----- -------------------------------- ------------------ ------------ 1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby 2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active * 3 248 Virtual Ethernet Module NA ok 4 248 Virtual Ethernet Module NA ok Mod Sw Hw --- ------------------ ------------------------------------------------ 1 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 2 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 3 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-469512 (3.0) 4 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-623860 (3.0) Mod MAC-Address(es) Serial-Num --- -------------------------------------- ---------- 1 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA 2 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA 3 02-00-0c-00-03-00 to 02-00-0c-00-03-80 NA 4 02-00-0c-00-04-00 to 02-00-0c-00-04-80 NA Mod Server-IP Server-UUID Server-Name --- --------------- ------------------------------------ -------------------- 1 10.104.249.171 NA NA 2 10.104.249.171 NA NA 3 10.104.249.172 7d41e666-b58a-11e0-bd1d-30e4dbc299c0 10.104.249.172 4 10.104.249.173 17d79824-b593-11e0-bd1d-30e4dbc29a0e 10.104.249.173 * this terminal session switch#
(注) |
上の例で太字の行は、すべての VEM が現行のリリースにアップグレードされていることを表しています。 |
ステップ 1 | vCenter Server で、[Inventory] > [Networking] を選択します。 |
ステップ 2 |
vSphere Client DVS の [Summary] タブをクリックして、ソフトウェア アップグレードが使用可能かどうかを確認します。
|
ステップ 3 |
[Apply upgrade] をクリックします。 VEM にアップグレードを適用できることがネットワーク管理者に通知される。 |
vCLI を使用して VEM ソフトウェアをアップグレードできます。
(注) |
vSphere コマンドライン インターフェイス(vCLI)のコマンド セットを使用すると、ESX/ESXi システムに対して一般的なシステム管理コマンドを、それらのシステムにネットワークでアクセスできる任意のマシンから入力できます。 また、ほとんどの vCLI コマンドでは、vCenter Server システムに対してコマンドを入力し、その vCenter Server システムが管理している任意のESX/ESXi システムをコマンドの対象にすることもできます。 ESXi にはサービス コンソールが含まれていないため、ESXi ホストでは特に vCLI コマンドが役に立ちます。 |
ステップ 1 |
[root@serialport -]# cd tmp 新しい VEM ソフトウェアがコピーされたディレクトリに移動します。 |
ステップ 2 | 使用するアップグレード手順を決定して、適切なコマンドを入力します。 |
ステップ 3 | ESXi 5.0.0 以降のホストの場合、該当する適切なコマンドを入力します。 |
ステップ 4 | 値を表示し、次のコマンドを入力してCisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報と比較します。 |
ステップ 5 |
switch# show module VSM でコマンドを入力し、VEM がアップグレードされたことを確認します。 |
アップグレードが成功した場合は、インストール手順はこれで完了です。
(注) |
この例では、リリースに関係しない Cisco Nexus 1000V バージョンとファイル名が含まれていることがあります。 お使いのバージョンとファイル名は『Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information(Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報)』を参照してください。 |
[root@serialport -]# cd tmp [root@serialport tmp]# esxupdate -b [VMware offline update bundle] update ~ # esxcli software vib install -d /tmp/VEM500-201401164100-BG-zip Installation Result Message: Operation finished successfully. Reboot Required: false VIBs Installed: Cisco_bootbank_cisco-vem-v164-esx_4.2.1.2.2.2.0-3.0.1 VIBs Removed: VIBs Skipped: ~ # ~ # esxcli software vib install -v /tmp/cross_cisco-vem-v164-4.2.1.2.2.2.0-3.0.1.vib Installation Result Message: Operation finished successfully. Reboot Required: false VIBs Installed: Cisco_bootbank_cisco-vem-v164-esx_4.2.1.2.2.2.0-3.0.1 VIBs Removed: VIBs Skipped: ~ # [root@serialport tmp]# vmware -v VMware ESXi 5.0.0 build-843203 root@serialport tmp]# # esxupdate query ------Bulletin ID------- -----Installed----- --------------Summary--------------- VEM500-201401164100 2014-01-27T08:18:22 Cisco Nexus 1000V 4.2(1)SV2(2.2) [root@host212 ~]# . ~ # vem status -v Package vssnet-esxmn-release Version 4.2.1.2.2.2.0-3.0.1 Build 1 Date Mon Jan 27 04:56:14 PDT 2014 VEM modules are loaded Switch Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks vSwitch0 128 4 128 1500 vmnic4 DVS Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks p-1 256 19 256 1500 vmnic7,vmnic6,vmnic3,vmnic2,vmnic1,vmnic0 VEM Agent (vemdpa) is running ~ # [root@host212 ~]# vemcmd show version vemcmd show version VEM Version: 4.2.1.2.2.2.0-3.0.1 VSM Version: 4.2(1)SV2(2.2) [build 4.2(1)SV2(2.2)] System Version: VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-843203 ~ # switch# show module Mod Ports Module-Type Model Status --- ----- -------------------------------- ------------------ ------------ 1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active * 2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby 3 332 Virtual Ethernet Module NA ok 6 248 Virtual Ethernet Module NA ok Mod Sw Hw --- ------------------ ------------------------------------------------ 1 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 2 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 3 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-843203 (3.0) 6 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.1.0 Releasebuild-843203 (3.0) Mod Server-IP Server-UUID Server-Name --- --------------- ------------------------------------ -------------------- 1 10.105.232.25 NA NA 2 10.105.232.25 NA NA 3 10.105.232.72 e6c1a563-bc9e-11e0-bd1d-30e4dbc2baba 10.105.232.72 6 10.105.232.70 ecebdf42-bc0e-11e0-bd1d-30e4dbc2b892 10.105.232.70 switch#
(注) |
上のコマンド出力の強調表示されているテキストから、アップグレードが成功したことがわかります。 |
(注) |
VUM がインストールされている場合は、ディセーブルにする必要があります。 |
Cisco Nexus 1000V VEM を ESX/ ESXi ホストに手動でインストールまたはアップグレードするには、vCLI の使用による VEM ソフトウェアのアップグレードの手順を実行します。
VEM を手動でアップグレードするには、次の手順をネットワーク管理者として実行します。
(注) |
この手順は、ネットワーク管理者が実行します。 アップグレードに進む前に、必要なパッチ レベルを実行していない場合は VM の電源がオフになっていることを確認します。 |
注意 |
リムーバブル メディアが接続されたままの場合(たとえば、ISO を使用して VSM をインストールした後に、そのメディアを取り外すのを忘れていた場合)、ホストがメンテナンス モードへの移行に失敗して、VEM アップグレードが失敗します。 |
ステップ 1 |
switch# vmware vem upgrade notify サーバ管理者に通知して、VEM アップグレード プロセスを調整します。 |
||||
ステップ 2 |
switch# show vmware vem upgrade status アップグレードの通知が送信されたことを確認します。 |
||||
ステップ 3 |
switch# show vmware vem upgrade status サーバ管理者が vCenter サーバでアップグレードを承認したことを確認します。 サーバ管理者による VEM アップグレードの承認方法については、VEM のアップグレードの承認を参照してください。 サーバ管理者がアップグレードを承認したら、VEM アップグレードに進みます。 |
||||
ステップ 4 | 次のいずれかの作業を実行します。 | ||||
ステップ 5 |
switch# vmware vem upgrade proceed Cisco Nexus 1000V Bundle ID アップグレード プロセスを開始します。
vCenter サーバ上の Cisco Nexus 1000V Bundle ID が更新されるように vmware vem upgrade proceed コマンドを入力します。 VUM がイネーブルになっていても、Bundle ID を更新しないと、次に ESXESXi を VSM に追加したときに不正な VIB バージョンが VEM に転送されます。
|
||||
ステップ 6 |
switch# show vmware vem upgrade status アップグレードの完了ステータスを確認します。 |
||||
ステップ 7 |
サーバ管理者がすべての ESXESXi ホスト VEM を新しい VEM ソフトウェア リリースで更新し、アップグレード プロセスが完了したことを通知してくるまで待ちます。 サーバ管理者は、vihostupdate コマンドまたは esxcli コマンドを使用して手動アップグレードを実行します。 詳細については、vCLI の使用による VEM ソフトウェアのアップグレードを参照してください。 |
||||
ステップ 8 |
switch# vmware vem upgrade complete アップグレード プロセスが完了したら、VEM アップグレード状態をクリアします。 |
||||
ステップ 9 |
switch# show vmware vem upgrade status アップグレード ステータスを再度確認します。 |
||||
ステップ 10 |
switch# show module
これでアップグレードは完了です。 |
(注) |
この例では、リリースに関係しない Cisco Nexus 1000V バージョンとファイル名が含まれていることがあります。 お使いのバージョンとファイル名は『Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information(Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報)』を参照してください。 |
switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Notification Sent Time: Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201401152101-BG switch# switch# vmware vem upgrade notify Warning: Please ensure the hosts are running compatible ESX versions for the upgrade. Refer to corresponding "Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information" guide. switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Accepted by vCenter Admin Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 28 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Tue Jan 28 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201401152101-BG switch# switch# vmware vem upgrade proceed switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade In Progress in vCenter Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 28 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Tue Jan 28 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: Tue Jan 28 10:09:08 2014 Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Complete in vCenter Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 28 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Tue Jan 28 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: Tue Jan 28 10:09:08 2014 Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# vmware vem upgrade complete switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Notification Sent Time: Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# show module Mod Ports Module-Type Model Status --- ----- -------------------------------- ------------------ ------------ 1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active * 2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby 3 332 Virtual Ethernet Module NA ok 6 248 Virtual Ethernet Module NA ok Mod Sw Hw --- ------------------ ------------------------------------------------ 1 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 2 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 3 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-843203 (3.0) 6 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.1.0 Releasebuild-843203 (3.0) Mod Server-IP Server-UUID Server-Name --- --------------- ------------------------------------ -------------------- 1 10.105.232.25 NA NA 2 10.105.232.25 NA NA 3 10.105.232.72 e6c1a563-bc9e-11e0-bd1d-30e4dbc2baba 10.105.232.72 6 10.105.232.70 ecebdf42-bc0e-11e0-bd1d-30e4dbc2b892 10.105.232.70 * this terminal session switch#
VEM と ESX のバージョンを同時にアップグレードできます。 vSphere Version 5.0 Update1 以降のバージョンが必要です。 Cisco Nexus 1000V Release 4.2(1)SV1(5.2) 以降でサポートされます。 このアップグレードは、手動で、または VUM を使用して実行できます。
(注) |
HA のために十分な予備能力があり、すべての必要なポートにシステム プロファイル(mgmt vmk など)があることを確認してください。 アップグレードの前に、ホストのヘルス チェックを行ってください。 |
(注) |
VEM のアップグレード中には、メンテナンス ウィンドウでの設定変更を行わないでください。 |
(注) |
QoS でのキューイング設定の変更はサポートされません。 |
リリース 4.0(4)SV1(3、3a、3b、3c、3d) から最新のリリースへのアップグレードは、2 ステップのプロセスです。
ステップ 1 |
『Cisco Nexus 1000V Software Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV1(4b)』の「Upgrading from Releases 4.0(4)SV1(3, 3a, 3b, 3c, 3d) to Release 4.2(1)SV1(4b)」を参照してください。 |
ステップ 2 | アップグレード手順を参照してください。 |
次のリストに、レイヤ 3 設定がレイヤ 2 設定よりも優れている利点を示します。
(注) |
これらの利点は、ESX-Visor ホストのみ該当します。 ESX-Cos ホストでは、新しい VMKernel を作成する必要があります。 |
レイヤ 2 モードからレイヤ 3 モードへ移行するシンプルな方法のオプションとして、VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool を使用します。 このツールを使用すると、次のことが実行できます。
L2-L3_CT.zip ファイルには、VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool の実行に必要なアプリケーションが含まれています。
始める前に
(注) |
admin 権限で vCenter、VSM、および OpenSSH をインストールする必要があります。 |
ステップ 1 |
ワークステーションで、L2-L3_CT.zip ファイルを任意のフォルダに展開します。 ファイルを展開すると、すべての実行中のログを保持する、移行前チェック ログ フォルダが作成されます。 デバッグ ログ ファイルはこのフォルダに作成されます。 |
ステップ 2 | L2-L3_CT フォルダ内で、管理者として migration.bat を実行します。 これにより、VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool が起動します。 |
ステップ 3 | VSM の IP アドレスを入力します。 |
ステップ 4 | VSM ユーザ名を入力します。 |
ステップ 5 | vCenter の IP を入力します。 |
ステップ 6 | vCenter のユーザ名を入力します。 |
ステップ 7 | VSM パスワードを入力します。 |
ステップ 8 |
vCenter パスワードを入力します。 移行ツールはユーザ用の .csv ファイルの作成を開始し、レイヤ 3 の機能を持つポート プロファイルを確認します。 |
ステップ 9 |
レイヤ 3 対応のポート プロファイルがない場合は、作成を求めるメッセージが表示されます。 レイヤ 3 対応のポート プロファイルを作成しない場合は、次のステップに進みます。
これにより、必要な設定を持つポート プロファイルが作成されます。 ツールによって要求された場合に、このポート プロファイルを選択できます。 移行ツールは、VSM、vCenter、および VEM のモジュール間の接続をチェックします。 すべての接続が正常であることを示すメッセージが表示されるまで待ちます。 |
ステップ 10 |
続行するかどうかの確認メッセージが表示されたら、yes と入力します。 移行ツールは extract.csv ファイルの作成に進みます。 |
ステップ 11 | extract.csv ファイル(C:\Windows\Temp)を開きます。 |
ステップ 12 | vmknic IP の詳細をセミコロンで区切ってテキストの最後に入力し、convert.csv としてファイルを保存します。 |
ステップ 13 | 任意のキーを押して続行します。 |
ステップ 14 | 必要な手順を完了したことを確認するように求められたら、yes と入力します。 |
ステップ 15 | VSM パスワードを入力します。 |
ステップ 16 |
vCenter パスワードを入力します。 移行ツールがユーザの vCenter および VSM に接続します。 |
ステップ 17 |
続行するかどうかの確認を求められたら、yes と入力します。 移行プロセスが続行されます。 |
ステップ 18 |
プロンプトに表示されるポート プロファイルのリストからポート プロファイル名を指定します。 ポート プロファイルが選択されると、最大ポート値が 128 に自動的に変更されます。 |
ステップ 19 | convert.csv ファイルを指示に従って更新したかどうかの確認を求められたら、yes を入力します。 |
ステップ 20 |
続行するかどうかの確認を求められたら、yes と入力します。 ツールは、VSM、vCenter、および VEM のモジュール間の接続をチェックします。 vmknic への追加が成功し、すべての接続が正常であることを示すメッセージが表示されます。 [VmkNicAddingToHost] ウィンドウは設定が完了するまで開いたままになります。 |
ステップ 21 | L2 から L3 へのモード変更に進むには、yes と入力します。 |
ステップ 22 |
続行するかどうかの確認を求められたら、yes と入力します。 「SUCCESSFULLY COMPLETED MIGRATION」メッセージが表示されるまで待ちます。 レイヤ 2 からレイヤ 3 への移行はこれで完了します。 動作モードは L3 としてリストに掲載されている必要があります。 |
抽出モードを使用して、接続された VEM の状態を抽出し、それらを C:\Windows\Temp にある Extract.csv に保存します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool によって選択を求められた場合は、抽出モードを選択します。 これで、ワークステーションの Windows の temp フォルダにある Extract.csv ファイルのデータを表示できるようになります。 | このモードでは、VSM は移行されません。 |
VSM をレイヤ 2 をレイヤ 3 に移行するには、変換モードを使用できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | Extract.csv ファイルの名前を Convert.csv に変更します。 | 移行ツールは Convert.csv ファイルからデータを取得します。 |
ステップ 2 | vmknic IP アドレスおよびネットマスクを Convert.csv ファイル (C:\Windows\Temp)に読み込みます。 | |
ステップ 3 | migration.bat を実行します。 | これを実行すると VSM のモードがレイヤ 2 からレイヤ 3 に 移行されます。 |
次に、VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool を使用した例を示します。
Enter VSM IP:
enter VSM Username:
Enter VC IP:
enter VC Username:
Enter VSM password:
Enter VC password:
create the Csv File for User I/P: C:\windows\temp\extract.csv
#### VSM DETAILS STARTS ##########
.........
.............
#### VC DETAILS END ##########
.............
................
Operating Mode : L2
Operatoinal Mode is L2 Currently ......
###############################################################################
List of port profiles on VSM:
-----------------------------
###############################################################################
=========
CHECK 1: Checking for a port profile with capability l3control set and Enabled.
................
=========
There is not even One L3 Capable Port Profile
Do you want to Create One L3 Capable Port Profile
Please Give Option (Yes/No):Yes
Please Enter L3 PortProfile Name: L3-Control
Please Give Access Vlan Id :5
Creating L3 Port Profile : L3-Control with Access Vlan : 5
……………………………….
………………………………………………..
L3 capable port profiles: L3-Control
Modules Registered:[10.105.228.116]
=========
CHECK 3: Checking for connectivity between VSM and VC, VSM and VEM Modules
=========
…………………..
……………………………………
## All connectivity is fine
###############################################################################
Please wait for a few minutes.
Do you want to Continue,Please Type ....(yes/no):yes
Migration Tool Proceeding ....
Creating csv file: C:\windows\temp\extract.csv
Modules : 10.105.228.116
#########################################################
Modules Registered:[3 10.105.228.116]
#########################################################
#########################################################
###########################################################################
Extraction of VEM connection status has been dumped in: C:\windows\temp\extract.
csv
Please rename this file before using Convert Mode
Update the VMKNic IP and NetMask for all disconnected entries
###########################################################################
!###############################################################################
########!
!Open c:\windows\temp\Extract.csv and save as Convert.csv (in the same directory
)
!Enter the VMKNic IP and netmask in the Convert.csv file as shown below
!VEM_Host_IP;PPConnectionStatus;Vem_Vmk_IP;NetMask!
!PPConnectionStatus Should not be changed!
!10.10.10.12;DisConnected;10.10.10.100;255.255.255.0!
!After Updating the IP and Netmask, save the file in the same directory
!###############################################################################
########!
Press any key to continue . . .
Are you sure you completed the above steps? (yes/no):yes
##############################################################################
##Tool expects this File have an IP/Netmask given for disconnected VEM in the co
rrect format : C:\windows\temp\Convert.csv
##10.10.10.12;DisConnected;10.10.10.100;255.255.255.0
###############################################################################
VSM password required 10.105.228.115:
VC password required 10.105.228.113:
create the Csv File for User I/P: C:\windows\temp\extract.csv
……………………..
…………………………….
## All connectivity is fine
###############################################################################
Please wait for a few minutes.
Do you want to Continue,Please Type ....(yes/no):yes
Migration Tool Proceeding ....
……………………………
……………………………………………….
#########################################################
Name the port profile you want to proceed with : [l3-pp]
Please type any port profile mentioned above ||:l3-pp
You Selected : l3-pp
…………………..
……………………………….
###################################################################
## Have you created a Convert.csv file with a proper VMKNic IP and NetMask?
## In the C:\windows\temp\Convert.csv file for disconnected VEMs.
###################################################################
Have you Updated C:\windows\temp\Convert.csv as per the above instructions?(Yes)
:yes
Do you want to Continue,Please Type ....(yes/no):yes
Migration Tool Proceeding ....
………………………….
……………………………………………..
Addition to VmKNics are successful
## All connectivity is Fine
……………………………
…………………………………..
###############################################################################
Would You Like to Proceed with Mode Change from L2 to L3....(yes/no):yes
Do you want to Continue,Please Type ....(yes/no):yes
Migration Tool Proceeding ....
…………………..
……………………..
switch#
Operating Mode : L3
Operatoinal Mode is L3 Currently
Svs Connection Mode : L3
Vem IP : 10.10.10.108 Connected Back
………………
……………………
All VEMs are back: pass
==============SUCCESSFULLY COMPLETED MIGRATION===========================
次に、mgmt0 インターフェイスと control0 インターフェイスの相違点について説明します。
control0(ステップ 1 を参照)または mgmt0(ステップ 2 を参照)インターフェイスを設定します。
ステップ 1 |
control0 インターフェイスを設定します。
|
||
ステップ 2 |
mgmt0 インターフェイスを設定します。
switch# show running-config interface mgmt 0
!Command: show running-config interface mgmt0
!Time: Mon Dec 12 02:43:25 2011
version 4.2(1)SV1(5.1)
interface mgmt0
ip address 10.104.249.37/27 |
(注) |
VEM モジュールは、vmkernel インターフェイス(vmk)がレイヤ 3 制御対応ポート プロファイルに移行されるまでは、VSM に登録されません。 ホスト vmnics をイーサネット ポート プロファイルに移行した後に vmk をレイヤ 3 ポート プロファイルに移行する必要があります。 レイヤ 3 対応ポート プロファイルに管理 vmkernel インターフェイスを移行する必要があります。 同じサブネット上の複数の vmkernel インターフェイスを使用しないでください。 |
ステップ 1 |
レイヤ 3 ポート プロファイルを作成します。 VSM_1# configure terminal VSM_1(config)# port-profile type vethernet l3_control VSM_1(config-port-prof)# switchport mode access VSM_1(config-port-prof)# switchport access vlan 3160 VSM_1(config-port-prof)# capability l3control VSM_1(config-port-prof)# vmware port-group VSM_1(config-port-prof)# state enabled VSM_1(config-port-prof)# no shutdown |
ステップ 2 |
ポート プロファイルを表示します。 VSM_1# show port-profile name l3_control port-profile l3_control type: Vethernet description: status: enabled max-ports: 32 min-ports: 1 inherit: config attributes: switchport mode access switchport access vlan 3160 (Allow the VLAN in access mode.) no shutdown evaluated config attributes: switchport mode access switchport access vlan 3160 no shutdown assigned interfaces: Vethernet1 port-group: l3_control system vlans: 3160 (Configure the VLAN as a system VLAN.) capability l3control: yes (Configure capability l3 control.) capability iscsi-multipath: no capability vxlan: no capability l3-vn-service: no port-profile role: none port-binding: static |
ステップ 1 | vCenter Server にログインします。 | ||
ステップ 2 | [Home] > [Inventory] > [Hosts and Clusters] を選択します。 | ||
ステップ 3 | ホストを選択します。 | ||
ステップ 4 | [Configuration] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Hardware] ペインで、[Networking] を選択します。 | ||
ステップ 6 | [vSphere Distributed Switch] ボタンをクリックします。 | ||
ステップ 7 | [Manage Virtual Adapters] に進みます。 | ||
ステップ 8 |
新しい VMKernel を追加および作成します。
|
||
ステップ 9 | レイヤ 3 コントロール機能によるポート プロファイルの作成で作成したポート プロファイルに VMkernel を割り当てます。 | ||
ステップ 10 | IP アドレスを割り当てます。 |
control0 または mgmt0 インターフェイスをレイヤ 3 コントロール インターフェイスとして割り当てることができます。
ステップ 1 |
VSM から vCenter Server への接続を解除します。 switch# configure terminal switch(config)# svs connection toVC switch(config-svs-conn)# no connect switch(config-svs-conn)# exit |
||
ステップ 2 |
(任意)コントロールおよびパケット VLAN の設定を削除します。 switch(config)# svs-domain switch(config-svs-domain)# no control vlan switch(config-svs-domain)# no packet vlan |
||
ステップ 3 |
mgmt0 インターフェイスをレイヤ 3 コントロール インターフェイスとして、SVS モードをレイヤ 2 からレイヤ 3 に変更します。 switch(config-svs-domain)# svs mode l3 interface mgmt0 switch(config-svs-domain)# exit
|
||
ステップ 4 |
VSM から vCenter Server への接続を復元します。 switch(config)# svs connection toVC switch(config-svs-conn)# connect switch(config-svs-conn)# end
|
||
ステップ 5 |
SVS ドメイン設定を表示します。 switch# show svs domain
SVS domain config:
Domain id: 3185
Control vlan: NA
Packet vlan: NA
L2/L3 Control mode: L3
L3 control interface: mgmt0
Status: Config push to VC successful.
Note: Control VLAN and Packet VLAN are not used in L3 mode. |
次の表に、Cisco Nexus 1000V のアップグレードに関するリリース履歴の一覧を示します。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
コンバインド アップグレード |
4.2(1)SV1(5.2) |
VEM と ESXi ホストの同時アップグレードを実行できるようになりました。 |
Cisco Nexus 1000V のアップグレード |
4.0(4)SV1(2) |
このリリースで追加されました。 |
目次
- Cisco Nexus 1000V のアップグレード
- ソフトウェア アップグレードの概要
- アップグレード ソフトウェアの入手先
- アップグレードの前提条件
- はじめる前に
- VSM のアップグレードの前提条件
- VEM のアップグレードの前提条件
- Cisco Nexus 1000V のアップグレードに関する注意事項と制約事項
- アップグレード手順
- アップグレードの種類
- Cisco Nexus 1000V のみのアップグレード
- vSphere と Cisco Nexus 1000V のコンバインド アップグレード
- Virtual Supervisor Module の仮想マシンでのメモリおよび CPU の予約
- クラウド サービス プラットフォームでの VSB の仮想スーパーバイザ モジュールのメモリと CPU の予約
- CLI を使用したクラウド サービス プラットフォームでの VSB の仮想スーパーバイザ モジュールのメモリと CPU の予約
- VSM アップグレード手順
- ソフトウェア イメージ
- デュアル VSM を搭載したシステム上でのイン サービス ソフトウェア アップグレード
- Cisco Nexus 1000V の ISSU プロセス
- ISSU VSM スイッチオーバー
- ISSU コマンド属性
- リリース 4.2(1)SV1(4) およびそれ以降のリリースからリリース 4.2(1)SV2(2.x) シリーズへの VSM のアップグレード
- VEM アップグレード手順
- VUM アップグレード手順
- VMware ESX イメージおよび Cisco Nexus 1000V VEM イメージを使用したアップグレード ISO の作成
- vCenter Server のアップグレード
- VMware Update Manager を使用した Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの VEM のアップグレード
- VEM のアップグレードの承認
- 手動アップグレード手順
- vCLI の使用による VEM ソフトウェアのアップグレード
- Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの手動による VEM のアップグレード
- アップグレード プロセスの簡易化
- リリース 4.0(4)SV1(3x) から現在のリリースへのアップグレード
- レイヤ 2 からレイヤ 3 への移行
- レイヤ 3 の利点
- レイヤ 2 から レイヤ 3 への変換ツール
- VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool について
- VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool を使用するための前提条件
- VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool の使用
- 抽出モードの使用
- 変換モードの使用
- mgmt0 インターフェイスと control0 インターフェイスの比較
- レイヤ 3 インターフェイスの設定
- レイヤ 3 コントロール機能によるポート プロファイルの作成
- ホスト上の VMKernel の作成
- VSM 内の SVS ドメインの設定
- Cisco Nexus 1000V のアップグレードの機能履歴
この章の内容は、次のとおりです。
- ソフトウェア アップグレードの概要
- アップグレードの前提条件
- Cisco Nexus 1000V のアップグレードに関する注意事項と制約事項
- アップグレード手順
- アップグレードの種類
- アップグレード プロセスの簡易化
- リリース 4.0(4)SV1(3x) から現在のリリースへのアップグレード
- レイヤ 2 からレイヤ 3 への移行
- Cisco Nexus 1000V のアップグレードの機能履歴
アップグレード ソフトウェアの入手先
(注)
対話形式のアップグレード ツールが用意されており、現在の環境とアップグレードするソフトウェアに基づく正しいアップグレード手順の確認に役立てることができます。
アップグレード関連のソフトウェアはこの表に一覧されている発信元から入手できます。
表 1 アップグレード ソフトウェアの入手 Source
説明
シスコ
現行リリースの Cisco Nexus 1000V ソフトウェアを http://www.cisco.com/en/US/products/ps9902/index.html からダウンロードします。
VMware
VMware ソフトウェアを VMware の Web サイトからダウンロードします。
VMware Release 5.1 の現行の Cisco Nexus 1000V ソフトウェア リリース イメージは、以下に示す VMware の Web サイトにあります。
- VMware Update Manager(VUM)のオンライン ポータル:http://hostupdate.vmware.com/software/VUM/PRODUCTION/csco-main/esx/csco/csco-index.xml
- オフライン パッチ ポータル:http://www.vmware.com/patchmgr/download.portal
ソフトウェアとプラットフォームの互換性については、Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報 のドキュメントを参照してください。
はじめる前に
- Release 4.2(1)SV1(4) から現行リリースへの仮想スーパーバイザ モジュール(VSM)のアップグレードには、アップグレード アプリケーションを使用できません。
- 非中断方式のアップグレードをサポートするには、ハイ アベイラビリティ(HA)ペアの VSM ペアが必要です。
- シングル VSM を搭載したシステムは、中断方式でのみアップグレードできます。
ネットワーク管理者とサーバ管理者が互いに協力してアップグレード手順を調整する必要があります。
アップグレード プロセスは取り消しできません。 ソフトウェアのアップグレード後は、現在のインストレーションを削除し、ソフトウェアを再インストールすることによって、ダウングレードできます。 詳細については、『Cisco Nexus 1000V Troubleshooting Guide』の「Recreating the Installation」の項を参照してください。
このリリースでは、単一メンテナンス モードでの ESX と仮想イーサネット モジュール(VEM)のコンバインド アップグレードがサポートされます。 手動で、または VMware Update Manager を使用してコンバインド アップグレードを行うには、vCenter 5.0 Update 1 以上が必要です。
1 つのメンテナンス モードで ESX と VEM を手動でアップグレードするには、次の手順を実行します。
- ホストをメンテナンス モードにします。
- 必要に応じて、ESX を 4.1 または 5.0 にアップグレードします。
- ホストがメンテナンス モードである間に VEM vSphere Installation Bundle(VIB)をインストールします。
- ホストをメンテナンス モードから削除します。
手動のコンバインド アップグレード手順は、VMware Update Manager(VUM)によるアップグレードには適用されません。
アップグレード手順は、Ctrl+C を押すことにより中断できます。
VSM のアップグレードの前提条件
VSM のアップグレードの前提条件は次のとおりです。
- Cisco Nexus 1000V ソフトウェアをアップグレードする前に、すべてのアクティブなコンフィギュレーション セッションを閉じる。
- 実行コンフィギュレーションからスタートアップ コンフィギュレーションへのすべての変更を保存します。
- 実行コンフィギュレーションのバックアップ コピーを外部ストレージに保存します。
- VSM のバックアップを実行します。 詳細については、『Cisco Nexus 1000V System Management Configuration Guide』の「Configuring VSM Backup and Recovery」の章を参照してください。
- VSM の管理 IP アドレスを使用して VSM にログインし、管理タスクを実行します。
重要:VSA シリアル ポートまたは Cisco Integrated Management Control(CIMC)から connect host を使用して VSM に接続している場合は、CPU に大きな負荷がかかるコマンドを実行しないでください。このようなコマンドには、TFTP サーバからブートフラッシュへのイメージのコピー、大量の画面出力や更新の生成などがあります。 CIMC などの VSA シリアル接続は、VSA のデバッグやの基本的なコンフィギュレーションなどの操作にのみ使用します。
VEM のアップグレードの前提条件
注意
VMware vCenter Server が Cisco Nexus 1000V VEM と同じ ESX/ESXi ホストでホストされている場合、VUM を使用したホストでのアップグレードは失敗します。 アップグレードを実行する前に、vCenter Server VM を別のホストに手動で vMotion する必要があります。
(注)
クラスタの一部であるホスト上ですべての VUM 操作を実行する場合は、VMWare HA、VMware Fault Tolerance(FT)、および VMware Distributed Power Management(DPM)機能がクラスタ全体でディセーブルになっていることを確認してください。 ディセーブルになっていないと、VUM はクラスタ内でホストをインストールできません。
- VSM コマンドライン インターフェイス(CLI)に EXEC モードでログインしている。
- ソフトウェアをホストにインストールする手順が記載された VMware のマニュアルが手元にある。
- VEM ソフトウェア に示した入手元のいずれかから VEM ソフトウェア ファイルを入手済みである。 詳細については、Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報を参照してください。
- vSphere ホストを ESX から ESXi に移行する必要がある場合、Cisco Nexus 1000V のアップグレードの前に実行している。
- VEM ソフトウェア ファイルを vSphere ホストの /tmp に保存している。 ルート(/)ディレクトリに置くと、アップグレードが妨げられることがあります。 vdf コマンドを入力して、ルート RAM ディスクの空き容量が 12 MB 以上あることを確認してください。
- アップストリーム スイッチで、次のように設定する必要があります。
- アップストリーム スイッチで次の設定をグローバルにイネーブルにすることを強く推奨します。
- アップストリーム スイッチで、BPDU フィルタリングと BPDU ガードをグローバルにイネーブルにできない場合は、次のコマンドを入力することを強く推奨します。
- スパニングツリー、BPDU、または PortFast の設定の詳細については、お使いのアップストリーム スイッチのマニュアルを参照してください。
Cisco Nexus 1000V のアップグレードに関する注意事項と制約事項
ソフトウェア イメージ バージョンを移行する前に、次の注意事項に従ってください。
注意
アップグレード プロセス中の Cisco Nexus 1000V では、仮想 NIC(vNIC)や VM NIC などのモジュールの新規追加や、構成の変更はサポートされていません。 VM NIC および vNIC ポートプロファイルの変更は、VM NIC および vNIC を不安定な状態にする可能性があります。
(注)
vSphere 5.0 の代わりに、vSphere 5.0 Update 1 以降を使用することを推奨します。
- Cisco Nexus 1000V ソフトウェアを現行リリースにアップグレードします。
- スケジューリング:アップグレードは、ネットワークが安定しているときにスケジュールします。 スイッチまたはネットワークにアクセスできるすべての人がその時間にスイッチまたはネットワークを設定しないようにします。 アップグレード中はスイッチを設定できません。
- ハードウェア:インストール手順の実行中に VSM VM を稼働しているホストへの電力供給が中断されることがないようにします。
- リモート サーバへの接続:次の手順を実行します。
- ソフトウェア イメージ:次の手順を実行します。
- 使用するコマンド:次の手順を実行します。
(注)
VSM にインストールするソフトウェア イメージと ESX ホストの間に互換性がない場合、設定によってはそれらのモジュール内でトラフィックの中断が発生します。 install all コマンドの出力から、そうした状況を識別できます。 アップグレードの前に、ホストが正しいバージョンである必要があります。
VEM をアップグレードする前に、次の注意事項と制約事項に留意してください。
- VEM ソフトウェアは、CLI を使用して手動でアップグレードすることも、VUM を使用して自動でアップグレードすることもできます。
- VEM アップグレード プロセスでは、VEM が VSM に再接続します。
- VSM VM のインターフェイスが自身の分散仮想スイッチ(DVS)と接続されている場合、VEM のアップグレードの際に VSM との接続が失われる場合があります。
- Cisco Nexus 1000V バンドルを使用して VEM をアップグレードする場合は、VMware のマニュアルの指示に従ってください。 VMware バンドル ソフトウェアの詳細については、Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報 のドキュメントを参照してください。
- ESX および ESXi 4.1 のアップグレード後、esxupdate --vib-view query コマンドの出力には、2 つの Cisco VIB がインストールされたことが表示されます。 アップグレードが正常に終了している場合、これは無視してかまいません。
注意
VEM アップグレード プロセス中は、vemlog、vemcmd、または vempkt コマンドを入力しないでください。これらのコマンドは、アップグレードに影響を与えます。
(注)
ESXi 5.1 Release (799733) の場合、最小バージョンは次のとおりです。ESXi 5.0.0 Release の場合、最小バージョンは次のとおりです。 ESX と VEM のコンバインド アップグレードの場合、vCenter Server/VUM の必要な最小バージョンは 623373/639867 です。この手順は、Release 4.2(1)SV1(4) へのアップグレード手順とは異なっています。 この手順では、最初に install all コマンドを使用して VSM をアップグレードしてから、VEM をアップグレードします。
アップグレード手順
次の表に、アップグレード手順を示します。
表 2 Cisco Nexus 1000V の各 Release からのアップグレード パス 実行している設定
実行する手順
リリース 4.0(4)SV1(1) から 4.0(4)SV1(2)
これらのリリースからのアップグレードはサポートされません。 リリース 4.0(4)SV1(3x) シリーズ
- リリース 4.0(4)SV1(3、3a、3b、3c、3d) からリリース 4.2(1)SV1(4b) からのアップグレード
- リリース 4.2(1)SV1(4x) およびそれ以降のリリースから現行リリースにアップグレードします。
vSphere リリース 4.0 Update 1 以降が搭載されたリリース 4.2(1)SV1(4x) シリーズ
vSphere リリース 4.1 GA、パッチ、または更新が搭載されたリリース 4.2(1)SV1(4x) シリーズ
vSphere リリース 5.0 GA、パッチ、またはアップデートを実装したリリース 4.2(1)SV1(4a) または 4.2(1)SV1(4b)
次の表に、リリース4.2(1)SV1(5x) およびそれ以降のリリースから現在のリリースへアップグレードする場合のアップグレード手順を示します。
アップグレードの種類
アップグレードには、次の 3 種類があります。
- vSphere のバージョンを変更せずに、Cisco Nexus 1000V のバージョンのみをアップグレード。 Cisco Nexus 1000V のみのアップグレードを参照してください。
- vSphere と Cisco Nexus 1000V の両方のバージョンを同時にアップグレード。 vSphere と Cisco Nexus 1000V のコンバインド アップグレードを参照してください。
- Cisco Nexus 1000V のバージョンを変更せずに、vSphere のバージョンのみをアップグレード。 付録のVMware のインストールおよびアップグレードを参照してください。
- Cisco Nexus 1000V のみのアップグレード
- vSphere と Cisco Nexus 1000V のコンバインド アップグレード
- Virtual Supervisor Module の仮想マシンでのメモリおよび CPU の予約
- クラウド サービス プラットフォームでの VSB の仮想スーパーバイザ モジュールのメモリと CPU の予約
- VSM アップグレード手順
- VEM アップグレード手順
- 手動アップグレード手順
Cisco Nexus 1000V のみのアップグレード
Cisco Nexus 1000V のみをアップグレードするには、次の手順を実行します。
- VSM をアップグレードします。 VSM アップグレード手順を参照してください。
- VEM をアップグレードします。
- ステートレス ESXi の場合は、ステートレス ESXi ホストへの VEM ソフトウェアのインストールを参照してください。
- ステートフル ESX または ESXi の VUM によるアップグレードを行う場合は、VEM デポを使用するホスト アップグレード ベースラインを使用します。 ESXi ホストの Release 5.x へのアップグレードを参照してください。
- ステートフル ホストの手動アップグレードを行う場合は、esxupdate または esxcli コマンドを使用します。CLI の使用による ESXi 5.1 ホスト ソフトウェアのインストールを参照してください。
vSphere と Cisco Nexus 1000V のコンバインド アップグレード
vSphere と Cisco Nexus 1000V のコンバインド アップグレードを実行できます。
VSM をアップグレードするときに、いずれかのホストで ESX 4.0 が実行されている場合、installer コマンドで、一部の VEM に互換性がないというメッセージが表示されます。 VSM のアップグレードが完了してから Cisco Nexus 1000V と ESX のコンバインド アップグレードを計画している場合は、続行できます。
(注)
現在のリリース以降、VSM アップグレード時に VSM に接続されたホストに互換性がない場合は、Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現在のリリースからそれ以降のリリースにアップグレードできるようになりました。 アップグレード時に、互換性のないホストについての警告メッセージが表示されます。 この警告メッセージを無視し、アップグレードを続行すると、VSM が最新バージョンにアップグレードされます。 コンバインド アップグレードは互換性のないホストで実行できます。
(注)
コンバインド アップグレードは、vCenter Server 5.0 Update 1 以降でのみサポートされます。
コンバインド アップグレードを実行するには、次の手順が必要です。
Virtual Supervisor Module の仮想マシンでのメモリおよび CPU の予約
手順Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現在のリリース以降、新たな拡張性の制限事項に対応するため、VSM では 3 GB の RAM と 2 GHz の CPU を予約することが必要になります。
(注)
OVA ファイルを使用した Cisco Nexus 1000V ソフトウェア VSM の初回インストール時に、RAM と CPU の予約が自動的に反映されます。
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現行リリースにアップグレードし、CPU と RAM の予約を更新するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの以前のリリースから Cisco Nexus 1000V ソフトウェアの現行リリースにアップグレードします。 アップグレード方法については、「Upgrading VSMs from Releases 4.2(1)SV1(4) and Later Releases to Release 4.2(1)SV2(2.x)Series(リリース 4.2(1)SV1(4) およびそれ以降のリリースからリリース 4.2(1)SV2(2.x) シリーズへの VSM のアップグレード)」を参照してください。 ステップ 2 アップグレードが完了すると、セカンダリ VSM の電源をオフにします。 ステップ 3 RAM サイズを 2 GB から 3 GB に変更し、RAM の予約を 2 GB から 3 GB に変更します。 ステップ 4 CPU の予約を 1.5 GHz から 2 GHz へ変更します。 ステップ 5 セカンダリ VSM に電源を投入します。 ステップ 6 システム スイッチ オーバーを実行し、セカンダリ VSM をアクティブにします。 ステップ 7 プライマリ VSM の電源をオフにし、手順 3 ~ 6 を繰り返します。 ステップ 8 プライマリ VSM およびセカンダリ VSM に正しい CPU と RAM が予約されると、VSM は 128 の VEM モジュールと 4,000 の veth インターフェイスを収容できます。
(注) 64 の VEM モジュールと 2,000 の veth インターフェイスのサポートを継続するのに CPU と RAM の予約を変更する必要はありません。
クラウド サービス プラットフォームでの VSB の仮想スーパーバイザ モジュールのメモリと CPU の予約
手順
ステップ 1 クラウド サービス プラットフォームのコマンド プロンプトにログインします。 ステップ 2 VSM 設定モードを入力します。 ステップ 3 RAM サイズを 2 GB から 3 GB へ変更します。 ステップ 4 実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 ステップ 5 shut コマンドと no shut コマンドを使用して、セカンダリ VSM VSB をリブートします。 ステップ 6 セカンダリ VSM に 3 GB の RAM が予約されているかを確認します。 ステップ 7 プライマリ VSM からシステム スイッチ オーバーを実行し、その 3 GB の RAM でセカンダリ VSM をアクティブな状態にします。 プライマリ VSM がリブートし、3 GB の RAM がスタンバイ状態になります。
CLI を使用したクラウド サービス プラットフォームでの VSB の仮想スーパーバイザ モジュールのメモリと CPU の予約
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 CSP configure terminal グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 CSP(config)# virtual-service-blade VSM for the current release VSM コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 3 CSP(config-vsb-config)# ramsize 3072 RAM サイズを 2 GB から 3 GB へ変更します。
(注) 仮想サービス ブレードに電源が投入されます。 RAM サイズの変更を反映するように VSB を再起動します。 shutdown コマンドと no shutdown コマンドを使用してシャットダウンを実行します。
ステップ 4 CSP(config-vsb-config)# copy running-config startup-config 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。
ステップ 5 CSP(config-vsb-config)# shutdown secondary セカンダリ VSB をシャット ダウンします。
ステップ 6 CSP(config-vsb-config)# no shutdown secondary RAM の変更を適用します。
ステップ 7 VSM# system switchover プライマリ VSM からシステム スイッチ オーバーを実行し、RAM が 3 GB のアクティブなセカンダリ VSM にします。
ステップ 8 VSM(standby)# show system resources
セカンダリ VSM に 3 GB の RAM の予約があるかどうかを表示します。
デュアル VSM を搭載したシステム上でのイン サービス ソフトウェア アップグレード
(注)
ISO ファイルの使用による Cisco Nexus 1000V Release 4.2(1)SV1(4) または Release 4.2(1)SV1(4a) から Cisco Nexus 1000V の現行リリースへのイン サービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)の実行はサポートされません。 Cisco Nexus 1000V の現行リリースへの ISSU アップグレードを実行するには、キックスタート ファイルおよびシステム ファイルを使用する必要があります。
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアでは、デュアル VSM のシステムに対してインサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)がサポートされています。 ISSU は、データ トラフィックを中断させることなく、スイッチ上のソフトウェア イメージを更新できます。 中断されるのは制御トラフィックだけです。 ISSU によりデータ トラフィックが中断される場合、Cisco Nexus 1000V ソフトウェアは、アップグレードを中止してネットワークに対する影響を最小限に抑える時期にアップグレードの予定を変更できるように、処理が行われる前に警告します。
(注)
デュアル VSM を搭載したシステムでは、両方の VSM のコンソールにアクセスできるようにして、アップグレード中にスイッチオーバーが発生しても接続が維持されるようにします。 セキュア シェル(SSH)または Telnet を介してアップグレードを実行している場合は、システムのスイッチオーバーが発生するとその接続は失われます。そのため、接続を再確立する必要があります。
ISSU は次のイメージを更新します。
ネットワーク管理者が install all コマンドを入力すると、アップグレード プロセスによって以下のすべての処理が自動的に開始されます。
ISSU コマンド属性
利点
install all コマンドには、次の利点があります。
- install all コマンドを使用して VSM をアップグレードできます。
- インストールを続行する前に、システムに加えようとしている変更についての説明を参照できます。
- コマンドをキャンセルするオプションがあります。 コマンド結果の表示後、次の質問が表示されたときに続行またはキャンセルできます(デフォルトでは no)。 Do you want to continue (y/n) [n]: y
- できるだけ中断の少ない手順で、VSM をアップグレードできます。
- このコマンドの経過表示を、コンソール、Telnet、および SSH 画面で確認できます。
- install all コマンドは、イメージの整合性を自動的に確認します。これには、実行中のキックスタート イメージとシステム イメージが含まれます。
- install all コマンドはプラットフォームの有効性チェックを実行し、正しくないイメージが使用されていないかどうかを確認します。
- Ctrl+C エスケープ シーケンスを使用すると、install all コマンドが正常終了されます。 このコマンド シーケンスは、進行中の更新ステップを完了してから、スイッチ プロンプトに戻ります。 (他のアップグレード ステップは、Ctrl+C を使用して終了できません)。
- install all コマンドの実行後、シーケンス内のいずれかのステップで問題が発生した場合、このコマンドは進行中のステップを完了してから終了します。
リリース 4.2(1)SV1(4) およびそれ以降のリリースからリリース 4.2(1)SV2(2.x) シリーズへの VSM のアップグレード
手順
ステップ 1 アクティブ VSM にログインします。 ステップ 2 Cisco.com にログインし、このマニュアルに記載されたリンクにアクセスします。 Cisco.com にログインするには、http://www.cisco.com/ を表示してページ最上部の [Log In] をクリックします。 シスコ ユーザ名およびパスワードを入力してください。
(注) Cisco.com に登録していないユーザは、このマニュアルに記載されているリンクにアクセスできません。 ステップ 3 次の URL を使用し、Software Download Center にアクセスします。 ステップ 4 システムのダウンロード サイトにナビゲートします。 スイッチのダウンロード イメージへのリンクが表示されます。
ステップ 5 Cisco Nexus 1000V の ZIP ファイルを選択してダウンロードし、キックスタートとシステム ソフトウェアのファイルをサーバに展開します。 ステップ 6 dir bootflash: コマンドを入力し、コピーするイメージ ファイルに必要なスペースが使用可能であることを確認します。
ヒント 新しいイメージ ファイルのロードが成功しない場合、使用するシステムに、少なくとも 1 つ前のリリースの Cisco Nexus 1000V ソフトウェアのキックスタート イメージとシステム イメージのファイルをダウンロードすることを推奨します。
ステップ 7 dir bootflash://sup-standby/ コマンドを入力して、スタンバイ VSM に使用できるスペースがあることを確認します。 ステップ 8 スタンバイ VSM 用により多くのスペースが必要な場合は、不要なファイルを削除して使用できるスペースを作ります。 ステップ 9 イメージを bootflash: からインストールする場合は、転送プロトコルを使用して Cisco Nexus 1000V のキックスタート イメージとシステム イメージまたは ISO イメージをアクティブ VSM にコピーします。 ftp:、tftp:、scp:、または sftp: を使用できます。 この手順の例では、SCP を使用して、キックスタートおよびシステム イメージをコピーします。
(注) イメージ ファイルをダウンロードしたら、ご使用の FTP 環境 IP アドレスまたは DNS 名、およびファイルが置かれているパスに変更します。
ステップ 10 switch# show install all impact kickstart bootflash:kickstart_filename system bootflash:system_filename キックスタート イメージおよびシステム イメージまたは ISO イメージの ISSU アップグレードを確認します。 この手順の例では、キックスタート イメージとシステム イメージを示します。
ステップ 11 関連イメージ ファイルのリリース ノートを参照します。 『Cisco Nexus 1000V Release Notes』を参照してください。 ステップ 12 show vnm-pa status コマンドを使用して、導入で Cisco Virtual Security Gateway(Cisco VSG)が設定されているかどうかを特定します。
(注) 正常にインストールされたことを示す出力が例のように表示された場合は、Cisco VSG は導入で設定されています。 『Cisco Virtual Security Gateway and Cisco Virtual Network Management Center Installation and Upgrade Guide』のアップグレード手順に従う必要があります。 ポリシー エージェントがインストールされていないことを示す出力が表示された場合は、ステップ 13 に進みます。
ステップ 13 copy running-config startup-config コマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存します。 ステップ 14 実行コンフィギュレーションをブートフラッシュ上と外部に保存します。
(注) VSM のバックアップも実行できます。 『Cisco Nexus 1000V System Management Configuration Guide』の「Configuring VSM Backup and Recovery」の章を参照してください。
ステップ 15 install all kickstart bootflash:kickstart_filename system bootflash:system_filename コマンドを使用して、ISO イメージまたはキックスタート イメージおよびシステム イメージを使用するアクティブな VSM でアップグレードを実行します。 この手順の例では、キックスタート イメージとシステム イメージを示します。 ステップ 16 Y を押すと、インストールが続行されます。 N を押すと、インストールはグレースフルに終了します。
(注) アップグレード プロセスの一環として、スタンバイ VSM に新しいイメージがリロードされます。 この VSM が再び HA スタンバイになると、アップグレード プロセスによりスイッチオーバーが開始されます。 アップグレードは、新しいアクティブ VSM から継続されます。
ステップ 17 インストール処理が完了したら、スイッチにログインし、スイッチが switch# show version コマンドを使用して、必要なソフトウェア バージョンを実行していることを確認します。 ステップ 18 switch# copy running-config startup-config コマンドを使用して、スタートアップ コンフィギュレーションのサイズを調整するには、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 ステップ 19 次のコマンドを入力して、最後のインストールのログを表示します。 ステップ 20 URL Virtual Supervisor Module の仮想マシンでのメモリおよび CPU の予約 で VSM VM のメモリおよび CPU の予約に関する情報を確認しします。
(注) この情報を確認して新しい拡張性の制限事項に対応する必要があります。
VEM アップグレード手順
- VUM アップグレード手順
- アップグレード ISO を生成します。 VMware ESX イメージおよび Cisco Nexus 1000V VEM イメージを使用したアップグレード ISO の作成を参照してください。
- VUM ベースラインを設定します。 http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/datacenter/nexus1000/sw/4_2_1_s_v_1_5_2/install_upgrade/vsm_vem/guide/b_Installation_and_Upgrade_Release_4_2_1SV1_5_2_appendix_0100.html#task_A93C11451B0B43F98468D15C83C1E5E5を参照してください。
- VUM からのアップグレードを開始します。 VMware Update Manager を使用した Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの VEM のアップグレードを参照してください。
- VSM から VEM をアップグレードします。 VMware Update Manager を使用した Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの VEM のアップグレードを参照してください。
- 手動アップグレード手順
- CLI から VIB を手動でアップグレード。 Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの手動による VEM のアップグレード を参照してください。
- ステートレス ESXi のインストールまたはアップグレード。 ステートレス ESXi ホストへの VEM ソフトウェアのインストールを参照してください。
VEM のアップグレードは、次の 3 つのタイプのいずれかに分類されます。
- ESX(コンソール OS あり)から ESXi へのマイグレーションを伴わない、ESX またはステートフル ESXi ホストのアップグレード。 このアップグレード タイプについては、このセクションで詳述します。
- ステートレス ESXi ホストのアップグレード。 これには、イメージ プロファイルを更新し、ホストをリブートすることによる新規イメージのインストールも含まれます。 アップグレードについては、「ステートレス ESXi ホストへの VEM ソフトウェアのインストール」を参照してください。
- ESX から ESXi(同一バージョンまたは別バージョンの vSphere)へのマイグレーションを含むアップグレード。
ESX(コンソール OS あり)から ESXi へのマイグレーションを伴わない ESX またはステートフル ESXi ホストへのアップグレードは、2 つの異なるワークフローに分類されます。
- VEM のみをアップグレードし、ESX/ESXi バージョンはそのままにする。 このフローについては、1 つ目の図を参照してください。
- Cisco Nexus 1000V のバージョンを変更せずに ESX/ESXi をアップグレードする。 このプロセスについては、ワークフロー 2 の図を参照してください。
VUM を使用する場合は、VEM のオフライン バンドルでホスト パッチ ベースラインを設定します。 その後、「VMware Update Manager を使用した Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの VEM のアップグレード」の手順に従います。
コマンド ラインからアップグレードする場合は、「Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの手動による VEM のアップグレード」を参照してください。
- VUM バージョン 5.0 以降を使用している場合は、次の方法を使用します(VEM バージョンも変更されるかどうかはここでは関係ありません)。
- ESX ホストをリリース内の新規アップデートにアップグレードする場合は、ホスト アップグレード ベースラインを使用します。 たとえば、vSphere 5.0 GA から 5.0 U1 などです。
- ESX ホストをメジャー リリースにアップグレードする場合(たとえば vSphere 4.1 U2 から 5.0 U1 など)、アップグレード ISO を生成し、ホスト アップグレード ベースラインを設定します。 アップグレード ISO には、ESX および VEM で求められる最終イメージが必要です。 アップグレード ISO を生成するための手順については、「VMware ESX イメージおよび Cisco Nexus 1000V VEM イメージを使用したアップグレード ISO の作成」を参照してください。
- VUM 5.0 Update 1 以降を使用している場合は、ESX バージョンと VEM バージョンを同時にアップグレードできます。 VUM 5.0 GA は複合アップグレードをサポートしていません。
VMware ESX イメージおよび Cisco Nexus 1000V VEM イメージを使用したアップグレード ISO の作成
手順
ステップ 1 VMWare PowerCLI アプリケーションを起動します。 ステップ 2 Connect-VIServer IP_address -User Administrator -Password password_name コマンドを使用して vCenter Server に接続します。 ステップ 3 Add-ESXSoftwareDepot path_name\file_name コマンドを使用して ESX depot ファイルをロードします。 ステップ 4 Get-EsxImageProfile コマンドを使用してイメージ プロファイルを表示します。 ステップ 5 New-ESxImageProfile -CloneProfile ESXImageProfile_name -Name clone_profile コマンドを使用して ESX 標準イメージ プロファイルをコピーします。
(注) イメージ プロファイルは、通常読み取り専用形式です。 イメージ プロファイルに VEM イメージを追加できるようにするには、イメージ プロファイルをコピーする必要があります。
ステップ 6 Add-EsxSoftwareDepot VEM_offline_bundle コマンドを使用してCisco Nexus 1000V VEM オフライン バンドルをロードします。 ステップ 7 Get-EsxSoftwarePackage -Name package_name コマンドを使用して n1kv-vib パッケージがロードされたことを確認します。 ステップ 8 Add-EsxSoftwarePackage -ImageProfile n1kv-Image -SoftwarePackage cloned_image_profile コマンドを使用して、n1kv-package をコピーしたイメージ プロファイルにバンドルします。 ステップ 9 次のコマンドを入力して、コピーしたイメージ プロファイルに含まれるすべての VIB を一覧表示して、Cisco VIB が存在することを確認します。 コピーしたイメージ プロファイルに含まれるすべての VIB を一覧表示して、Cisco VIB が存在することを確認します。
ステップ 10 Export-EsxImageProfile -ImageProfile n1kv-Image -FilePath iso_filepath コマンドを使用して、イメージ プロファイルを ISO ファイルにエクスポートします。
次に、VMware ESX イメージと Cisco VEM イメージでアップグレード ISO を作成する例を示します。
(注)
この例では、リリースに関係しない Cisco Nexus 1000V バージョンとファイル名が含まれていることがあります。 お使いのバージョンとファイル名は『Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information(Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報)』を参照してください。
vSphere PowerCLI> Connect-VIServer 10.105.231.40 -User administrator -Password 'XXXXXXXX' Working with multiple default servers? Select [Y] if you want to work with more than one default servers. In this case, every time when you connect to a different server using Connect-VIServer, the new server connection is stored in an array variable together with the previously connected servers. When you run a cmdlet and the target servers cannot be determined from the specified parameters, the cmdlet runs against all servers stored in the array variable. Select [N] if you want to work with a single default server. In this case, when you run a cmdlet and the target servers cannot be determined from the specified parameters, the cmdlet runs against the last connected server. WARNING: WORKING WITH MULTIPLE DEFAULT SERVERS WILL BE ENABLED BY DEFAULT IN A FUTURE RELEASE. You can explicitly set your own preference at any time by using the DefaultServerMode parameter of Set-PowerCLIConfiguration. [Y] Yes [N] No [S] Suspend [?] Help (default is "Y"): Y Name Port User ---- ---- ---- 10.105.231.40 443 administrator vSphere PowerCLI> Add-EsxSoftwareDepot 'C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\upgrade\229\VMware-ESXi-5.1.0-799733-depot.zip' Depot Url --------- zip:C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\upgrade\229\VMware-ESXi-... vSphere PowerCLI> Get-EsxImageProfile Name Vendor Last Modified Acceptance Level ---- ------ ------------- ---------------- ESXi-5.1.0-20121201001s-no-... VMware, Inc. 12/7/2012 7:... PartnerSupported CN1-CY CISCO 4/22/2013 11... PartnerSupported ESXi-5.1.0-20121204001-stan... VMware, Inc. 12/7/2012 7:... PartnerSupported ESXi-5.1.0-20121201001s-sta... VMware, Inc. 12/7/2012 7:... PartnerSupported ESXi-5.1.0-799733-no-tools VMware, Inc. 8/2/2012 3:0... PartnerSupported ESXi-5.1.0-20121204001-no-t... VMware, Inc. 12/7/2012 7:... PartnerSupported ESXi-5.1.0-799733-standard VMware, Inc. 8/2/2012 3:0... PartnerSupported vSphere PowerCLI> New-EsxImageProfile -CloneProfile ESXi-5.1.0-799733-standard -Name FINAL cmdlet New-EsxImageProfile at command pipeline position 1 Supply values for the following parameters: (Type !? for Help.) Vendor: CISCO Name Vendor Last Modified Acceptance Level ---- ------ ------------- ---------------- FINAL CISCO 8/2/2012 3:0... PartnerSupported vSphere PowerCLI> Add-EsxSoftwareDepot 'C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\upgrade\229 \cisco-vem-v164-4.2.1.2.2.2.0-3.1.1.zip' Depot Url --------- zip:C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\upgrade\229\cisco-vem-v1... vSphere PowerCLI> Get-EsxSoftwarePackage cisco* Name Version Vendor Creation Dat e ---- ------- ------ ------------ cisco-vem-v164-esx 4.2.1.2.2.2.0-3.1.1 Cisco 1/24/2014... vSphere PowerCLI> Add-EsxSoftwarePackage -SoftwarePackage cisco-vem-v164-esx -ImageProfile FINAL Name Vendor Last Modified Acceptance Level ---- ------ ------------- ---------------- FINAL CISCO 1/24/2014 3:... PartnerSupported vSphere PowerCLI> $img = Get-EsxImageProfile FINAL vSphere PowerCLI> $img.vibList Name Version Vendor Creation Dat e ---- ------- ------ ------------ scsi-bnx2i 1.9.1d.v50.1-5vmw.510.0.0.7... VMware 8/2/2012 ... sata-sata-promise 2.12-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-forcedeth 0.61-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... esx-xserver 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... misc-cnic-register 1.1-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-tg3 3.110h.v50.4-4vmw.510.0.0.7... VMware 8/2/2012 ... scsi-megaraid-sas 5.34-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-megaraid-mbox 2.20.5.1-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-ips 7.12.05-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-e1000e 1.1.2-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-ahci 3.0-13vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-sata-svw 2.3-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-cnic 1.10.2j.v50.7-3vmw.510.0.0.... VMware 8/2/2012 ... net-e1000 8.0.3.1-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-serverworks 0.4.3-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-mptspi 4.23.01.00-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-hpt3x2n 0.3.4-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-s2io 2.1.4.13427-3vmw.510.0.0.79... VMware 8/2/2012 ... esx-base 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-vmxnet3 1.1.3.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-bnx2 2.0.15g.v50.11-7vmw.510.0.0... VMware 8/2/2012 ... cisco-vem-v164-esx 4.2.1.2.2.2.0-3.1.1 Cisco 1/24/2014... scsi-megaraid2 2.00.4-9vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-amd 0.3.10-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ipmi-ipmi-si-drv 39.1-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-lpfc820 8.2.3.1-127vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-atiixp 0.4.6-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... esx-dvfilter-generic-... 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-sky2 1.20-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-qla2xxx 902.k1.1-9vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-r8169 6.011.00-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-sata-sil 2.3-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-mpt2sas 10.00.00.00-5vmw.510.0.0.79... VMware 8/2/2012 ... sata-ata-piix 2.12-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-hpsa 5.0.0-21vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-via 0.3.3-2vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-aacraid 1.1.5.1-9vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-rste 2.0.2.0088-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-cmd64x 0.2.5-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ima-qla4xxx 2.01.31-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-igb 2.1.11.1-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-qla4xxx 5.01.03.2-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... block-cciss 3.6.14-10vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-aic79xx 3.1-5vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... tools-light 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... uhci-usb-uhci 1.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-sata-nv 3.5-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... sata-sata-sil24 1.1-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-ixgbe 3.7.13.6iov-10vmw.510.0.0.7... VMware 8/2/2012 ... ipmi-ipmi-msghandler 39.1-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-adp94xx 1.0.8.12-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-fnic 1.5.0.3-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-pdc2027x 1.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... misc-drivers 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-enic 1.4.2.15a-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-be2net 4.1.255.11-1vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-nx-nic 4.0.558-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... esx-xlibs 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-bnx2x 1.61.15.v50.3-1vmw.510.0.0.... VMware 8/2/2012 ... ehci-ehci-hcd 1.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ohci-usb-ohci 1.0-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... net-r8168 8.013.00-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... esx-tboot 5.1.0-0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ata-pata-sil680 0.4.8-3vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... ipmi-ipmi-devintf 39.1-4vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... scsi-mptsas 4.23.01.00-6vmw.510.0.0.799733 VMware 8/2/2012 ... vSphere PowerCLI> Export-EsxImageProfile -ImageProfile FINAL -FilePath 'C:\Documents and Settings\Administrator\Desktop\FINAL.iso' -ExportToIsovCenter Server のアップグレード
手順
ステップ 1 VMware vSphere のインストール ファイルの場所に移動します。
(注) ISO イメージがある場合は、ホストにマウントする必要があります。
ステップ 2 [autorun] をダブルクリックします。 ステップ 3 [VMware vCenter Installer] 画面で、[vCenter Server] をクリックします。 ステップ 4 [Install] をクリックします。 ステップ 5 言語を選択して、[OK] をクリックします。 ステップ 6 [Next] をクリックします。 ステップ 7 [Patent Agreement] 画面で、[Next] をクリックします。 ステップ 8 [License Agreement] 画面で、[I agree to the terms in the license agreement] オプション ボタンをクリックします。 ステップ 9 [Next] をクリックします。 ステップ 10 [Database Options] 画面で、[Next] をクリックします。 ステップ 11 [Upgrade existing vCenter Server database] オプション ボタンをクリックし、[I have taken a backup of the existing vCenter Server database and SSL certificates in the folder: C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\SSL\.] チェックボックスをオンにします。 ステップ 12 Windows の [Start] メニューで [Run] をクリックします。 ステップ 13 vCenter Server データベースが格納されたフォルダの名前を入力し、[OK] をクリックします。 ステップ 14 親フォルダ(SSL)のコピーをバックアップとしてデスクトップにドラッグします。 ステップ 15 インストーラ プログラムに戻ります。 ステップ 16 [Next] をクリックします。 ステップ 17 [vCenter Agent Upgrade] 画面で、[Automatic] オプション ボタンをクリックします。 ステップ 18 [Next] をクリックします。 ステップ 19 [vCenter Server Service] 画面で、[Use SYSTEM Account] チェックボックスをオンにします。 ステップ 20 [Next] をクリックします。 ステップ 21 ポートの設定を確認し、[Next] をクリックします。 ステップ 22 [vCenter Server JVM Memory] 画面で、ホストの数に応じて、適切なメモリ オプション ボタンをクリックします。 ステップ 23 [Next] をクリックします。 ステップ 24 [Install] をクリックします。 ステップ 25 [Finish] をクリックします。 これで vCenter Server のアップグレードが完了しました。
ステップ 26 VMware vSphere クライアントを目的の ESXi バージョンにアップグレードします。 ステップ 27 VMware vSphere Client を開きます。 ステップ 28 [Help] メニューから [About VMware vSphere] を選択します。 ステップ 29 vSphere Client と VMware vCenter Server の両方が同じバージョンの VMware であることを確認します。 ステップ 30 [OK] をクリックし、VMware vSphere Client を終了します。
次の作業
VMware Update Manager を使用した Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの VEM のアップグレード
手順
注意
リムーバブル メディアが接続されたままの場合(たとえば、ISO を使用して VSM をインストールした後に、そのメディアを取り外すのを忘れていた場合)、ホストがメンテナンス モードへの移行に失敗して、VUM アップグレードが失敗します。
ステップ 1 switch# show vmware vem upgrade status 現在の設定を表示します。
(注) VMware ESXi 5.0.0 ホスト用の Cisco Nexus 1000V の最小リリースは Release 4.2(1)SV1(4a) です。
ステップ 2 switch# vmware vem upgrade notify サーバ管理者に通知して、VEM アップグレード プロセスを調整します。
ステップ 3 switch# show vmware vem upgrade status アップグレードの通知が送信されたことを確認します。
(注) Upgrade Status に、上記の強調表示されているテキストが含まれていることを確認します。 このテキストが存在しない場合は、Upgrade Error 行を確認し、『Cisco Nexus 1000V Troubleshooting Guide』で原因を調べます。
ステップ 4 switch# show vmware vem upgrade status サーバ管理者が vCenter でアップグレードを承認したことを確認します。 サーバ管理者による VEM アップグレードの承認方法については、VEM のアップグレードの承認を参照してください。 通知の承認をサーバ管理者と調整します。 サーバ管理者がアップグレードを承認したら、VEM アップグレードに進みます。
(注) Upgrade Status に、上記の強調表示されているテキストが含まれていることを確認します。 このテキストが存在しない場合は、Upgrade Error 行を確認し、『Cisco Nexus 1000V Troubleshooting Guide』で原因を調べます。
ステップ 5 次のコマンドを使用して VUM アップグレード プロセスを開始します。
(注) 次のコマンドを入力する前に、サーバ管理者と連絡を取って、VUM プロセスが実行可能になっていることを確認します。
vCenter Server によって DVS がロックされて VUM が始動し、VEM がアップグレードされます。
(注) DVS バンドル ID が更新されており、強調表示されています。
ESX/ESXi ホストで ESX/ESXi 4.1.0 以降のリリースが使用されており、DRS 設定が受け入れ可能な状態になっている場合は、VUM によって VM が自動的にホストからクラスタ内の別のホストに VMotion され、ESX/ ESXi が VEM アップグレード用のメンテナンス モードになります。 このプロセスは、DRS クラスタ内のすべてのホストがアップグレードされるまで他のホストに対して繰り返し実行されます。 必要な DRS 設定と VM の vMotion に関する詳細については、DRS クラスタの作成に関連する VMware のマニュアルを参照してください。
ステップ 6 switch# show vmware vem upgrade status アップグレードの完了ステータスを確認します。
ステップ 7 アップグレード プロセスが完了した後、次のコマンドを使用して VEM アップグレード ステータスをクリアします。 ステップ 8 switch# show module アップグレード プロセスが完了していることを確認します。
これでアップグレードは完了です。
次に、VUM を使用して VEM をアップグレードする例を示します。
(注)
この例では、リリースに関係しない Cisco Nexus 1000V バージョンとファイル名が含まれていることがあります。 お使いのバージョンとファイル名は『Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information(Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報)』を参照してください。
switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Notification Sent Time: Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201301152101-BG switch# switch# vmware vem upgrade notify Warning: Please ensure the hosts are running compatible ESX versions for the upgrade. Refer to corresponding "Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information" guide. switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Availability Notified in vCenter Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 27 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201301152101-BG switch# switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Accepted by vCenter Admin Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 27 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Tue Jan 27 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201301152101-BG switch# switch# vmware vem upgrade proceed switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade In Progress in vCenter Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 27 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter) : Tue Jan 27 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: : Tue Jan 27 10:09:08 2014 Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Complete in vCenter Upgrade Notification Sent Time: : Tue Jan 27 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): : Tue Jan 27 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: : Tue Jan 27 10:09:08 2013 Upgrade End Time(vCenter): : Tue Jan 27 10:09:08 2014 Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# vmware vem upgrade complete switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Notification Sent Time: Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# show module Mod Ports Module-Type Model Status --- ----- -------------------------------- ------------------ ------------ 1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby 2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active * 3 248 Virtual Ethernet Module NA ok 4 248 Virtual Ethernet Module NA ok Mod Sw Hw --- ------------------ ------------------------------------------------ 1 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 2 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 3 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-469512 (3.0) 4 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-623860 (3.0) Mod MAC-Address(es) Serial-Num --- -------------------------------------- ---------- 1 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA 2 00-19-07-6c-5a-a8 to 00-19-07-6c-62-a8 NA 3 02-00-0c-00-03-00 to 02-00-0c-00-03-80 NA 4 02-00-0c-00-04-00 to 02-00-0c-00-04-80 NA Mod Server-IP Server-UUID Server-Name --- --------------- ------------------------------------ -------------------- 1 10.104.249.171 NA NA 2 10.104.249.171 NA NA 3 10.104.249.172 7d41e666-b58a-11e0-bd1d-30e4dbc299c0 10.104.249.172 4 10.104.249.173 17d79824-b593-11e0-bd1d-30e4dbc29a0e 10.104.249.173 * this terminal session switch#
(注)
上の例で太字の行は、すべての VEM が現行のリリースにアップグレードされていることを表しています。
vCLI の使用による VEM ソフトウェアのアップグレード
はじめる前に手順
- vCLI を使用している場合は、次の項目を確認します。
- VMware vCLI がダウンロードおよびインストールされている。 vCLI のインストールについては、VMware vCLI のマニュアルを参照してください。
- vCLI のインストール先であるリモート ホストにログイン済みである。
(注)
vSphere コマンドライン インターフェイス(vCLI)のコマンド セットを使用すると、ESX/ESXi システムに対して一般的なシステム管理コマンドを、それらのシステムにネットワークでアクセスできる任意のマシンから入力できます。 また、ほとんどの vCLI コマンドでは、vCenter Server システムに対してコマンドを入力し、その vCenter Server システムが管理している任意のESX/ESXi システムをコマンドの対象にすることもできます。 ESXi にはサービス コンソールが含まれていないため、ESXi ホストでは特に vCLI コマンドが役に立ちます。
- esxupdate コマンドを使用する場合は、ESX ホストにログイン済みである。
- Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報で、互換バージョンについて確認している。
- VEM ソフトウェアのインストール ファイルが /tmp ディレクトリにコピー済みである。 ファイルをルート(/)フォルダにコピーしないでください。
- インストールする VEM ソフトウェア ファイルの名前がわかっている。
ステップ 1 [root@serialport -]# cd tmp 新しい VEM ソフトウェアがコピーされたディレクトリに移動します。
ステップ 2 使用するアップグレード手順を決定して、適切なコマンドを入力します。 ステップ 3 ESXi 5.0.0 以降のホストの場合、該当する適切なコマンドを入力します。 ステップ 4 値を表示し、次のコマンドを入力してCisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報と比較します。 ステップ 5 switch# show module
VSM でコマンドを入力し、VEM がアップグレードされたことを確認します。
アップグレードが成功した場合は、インストール手順はこれで完了です。
次に、vCLI を使用して VEM ソフトウェアをアップグレードする例を示します。
(注)
この例では、リリースに関係しない Cisco Nexus 1000V バージョンとファイル名が含まれていることがあります。 お使いのバージョンとファイル名は『Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information(Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報)』を参照してください。
[root@serialport -]# cd tmp [root@serialport tmp]# esxupdate -b [VMware offline update bundle] update ~ # esxcli software vib install -d /tmp/VEM500-201401164100-BG-zip Installation Result Message: Operation finished successfully. Reboot Required: false VIBs Installed: Cisco_bootbank_cisco-vem-v164-esx_4.2.1.2.2.2.0-3.0.1 VIBs Removed: VIBs Skipped: ~ # ~ # esxcli software vib install -v /tmp/cross_cisco-vem-v164-4.2.1.2.2.2.0-3.0.1.vib Installation Result Message: Operation finished successfully. Reboot Required: false VIBs Installed: Cisco_bootbank_cisco-vem-v164-esx_4.2.1.2.2.2.0-3.0.1 VIBs Removed: VIBs Skipped: ~ # [root@serialport tmp]# vmware -v VMware ESXi 5.0.0 build-843203 root@serialport tmp]# # esxupdate query ------Bulletin ID------- -----Installed----- --------------Summary--------------- VEM500-201401164100 2014-01-27T08:18:22 Cisco Nexus 1000V 4.2(1)SV2(2.2) [root@host212 ~]# . ~ # vem status -v Package vssnet-esxmn-release Version 4.2.1.2.2.2.0-3.0.1 Build 1 Date Mon Jan 27 04:56:14 PDT 2014 VEM modules are loaded Switch Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks vSwitch0 128 4 128 1500 vmnic4 DVS Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks p-1 256 19 256 1500 vmnic7,vmnic6,vmnic3,vmnic2,vmnic1,vmnic0 VEM Agent (vemdpa) is running ~ # [root@host212 ~]# vemcmd show version vemcmd show version VEM Version: 4.2.1.2.2.2.0-3.0.1 VSM Version: 4.2(1)SV2(2.2) [build 4.2(1)SV2(2.2)] System Version: VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-843203 ~ # switch# show module Mod Ports Module-Type Model Status --- ----- -------------------------------- ------------------ ------------ 1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active * 2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby 3 332 Virtual Ethernet Module NA ok 6 248 Virtual Ethernet Module NA ok Mod Sw Hw --- ------------------ ------------------------------------------------ 1 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 2 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 3 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-843203 (3.0) 6 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.1.0 Releasebuild-843203 (3.0) Mod Server-IP Server-UUID Server-Name --- --------------- ------------------------------------ -------------------- 1 10.105.232.25 NA NA 2 10.105.232.25 NA NA 3 10.105.232.72 e6c1a563-bc9e-11e0-bd1d-30e4dbc2baba 10.105.232.72 6 10.105.232.70 ecebdf42-bc0e-11e0-bd1d-30e4dbc2b892 10.105.232.70 switch#
(注)
上のコマンド出力の強調表示されているテキストから、アップグレードが成功したことがわかります。
Release 4.2(1)SV1(4x)、Release およびそれ以降のリリースから現在のリリースへの手動による VEM のアップグレード
はじめる前に手順
(注)
VUM がインストールされている場合は、ディセーブルにする必要があります。
Cisco Nexus 1000V VEM を ESX/ ESXi ホストに手動でインストールまたはアップグレードするには、vCLI の使用による VEM ソフトウェアのアップグレードの手順を実行します。
VEM を手動でアップグレードするには、次の手順をネットワーク管理者として実行します。
(注)
この手順は、ネットワーク管理者が実行します。 アップグレードに進む前に、必要なパッチ レベルを実行していない場合は VM の電源がオフになっていることを確認します。
注意
リムーバブル メディアが接続されたままの場合(たとえば、ISO を使用して VSM をインストールした後に、そのメディアを取り外すのを忘れていた場合)、ホストがメンテナンス モードへの移行に失敗して、VEM アップグレードが失敗します。
ステップ 1 switch# vmware vem upgrade notify サーバ管理者に通知して、VEM アップグレード プロセスを調整します。
ステップ 2 switch# show vmware vem upgrade status アップグレードの通知が送信されたことを確認します。
ステップ 3 switch# show vmware vem upgrade status サーバ管理者が vCenter サーバでアップグレードを承認したことを確認します。 サーバ管理者による VEM アップグレードの承認方法については、VEM のアップグレードの承認を参照してください。 サーバ管理者がアップグレードを承認したら、VEM アップグレードに進みます。
ステップ 4 次のいずれかの作業を実行します。 ステップ 5 switch# vmware vem upgrade proceed Cisco Nexus 1000V Bundle ID アップグレード プロセスを開始します。
(注) VUM が vCenter 環境でイネーブルになっている場合は、vmware vem upgrade proceed コマンドを入力する前に VUM をディセーブルにして、新しい VIB がすべてのホストに転送されないようにします。
vCenter サーバ上の Cisco Nexus 1000V Bundle ID が更新されるように vmware vem upgrade proceed コマンドを入力します。 VUM がイネーブルになっていても、Bundle ID を更新しないと、次に ESXESXi を VSM に追加したときに不正な VIB バージョンが VEM に転送されます。
(注) VUM がインストールされていないと、vCenter サーバのタスク バーに「The object or item referred to could not be found」エラーが表示されます。 このエラー メッセージは無視できます。
ステップ 6 switch# show vmware vem upgrade status アップグレードの完了ステータスを確認します。
ステップ 7 サーバ管理者がすべての ESXESXi ホスト VEM を新しい VEM ソフトウェア リリースで更新し、アップグレード プロセスが完了したことを通知してくるまで待ちます。 サーバ管理者は、vihostupdate コマンドまたは esxcli コマンドを使用して手動アップグレードを実行します。 詳細については、vCLI の使用による VEM ソフトウェアのアップグレードを参照してください。
ステップ 8 switch# vmware vem upgrade complete アップグレード プロセスが完了したら、VEM アップグレード状態をクリアします。
ステップ 9 switch# show vmware vem upgrade status アップグレード ステータスを再度確認します。
ステップ 10 switch# show module アップグレード プロセスが完了していることを確認します。
(注) 上の例で太字の行は、すべての VEM が現行のリリースにアップグレードされていることを表しています。
これでアップグレードは完了です。
次に、VEM を手動でアップグレードする例を示します。
(注)
この例では、リリースに関係しない Cisco Nexus 1000V バージョンとファイル名が含まれていることがあります。 お使いのバージョンとファイル名は『Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information(Cisco Nexus 1000V および VMware の互換性情報)』を参照してください。
switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Notification Sent Time: Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201401152101-BG switch# switch# vmware vem upgrade notify Warning: Please ensure the hosts are running compatible ESX versions for the upgrade. Refer to corresponding "Cisco Nexus 1000V and VMware Compatibility Information" guide. switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Accepted by vCenter Admin Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 28 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Tue Jan 28 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM410-201401152101-BG switch# switch# vmware vem upgrade proceed switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade In Progress in vCenter Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 28 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Tue Jan 28 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: Tue Jan 28 10:09:08 2014 Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error: Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Complete in vCenter Upgrade Notification Sent Time: Tue Jan 28 10:03:24 2014 Upgrade Status Time(vCenter): Tue Jan 28 02:06:53 2014 Upgrade Start Time: Tue Jan 28 10:09:08 2014 Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# vmware vem upgrade complete switch# show vmware vem upgrade status Upgrade VIBs: System VEM Image Upgrade Status: Upgrade Notification Sent Time: Upgrade Status Time(vCenter): Upgrade Start Time: Upgrade End Time(vCenter): Upgrade Error Upgrade Bundle ID: VSM: VEM500-201401164100-BG DVS: VEM500-201401164100-BG switch# switch# show module Mod Ports Module-Type Model Status --- ----- -------------------------------- ------------------ ------------ 1 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V active * 2 0 Virtual Supervisor Module Nexus1000V ha-standby 3 332 Virtual Ethernet Module NA ok 6 248 Virtual Ethernet Module NA ok Mod Sw Hw --- ------------------ ------------------------------------------------ 1 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 2 4.2(1)SV2(2.2) 0.0 3 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.0.0 Releasebuild-843203 (3.0) 6 4.2(1)SV2(2.2) VMware ESXi 5.1.0 Releasebuild-843203 (3.0) Mod Server-IP Server-UUID Server-Name --- --------------- ------------------------------------ -------------------- 1 10.105.232.25 NA NA 2 10.105.232.25 NA NA 3 10.105.232.72 e6c1a563-bc9e-11e0-bd1d-30e4dbc2baba 10.105.232.72 6 10.105.232.70 ecebdf42-bc0e-11e0-bd1d-30e4dbc2b892 10.105.232.70 * this terminal session switch#アップグレード プロセスの簡易化
コンバインド アップグレード
VEM と ESX のバージョンを同時にアップグレードできます。 vSphere Version 5.0 Update1 以降のバージョンが必要です。 Cisco Nexus 1000V Release 4.2(1)SV1(5.2) 以降でサポートされます。 このアップグレードは、手動で、または VUM を使用して実行できます。
選択的アップグレード
1 つのメンテナンス ウィンドウの時間で、いくつかの VEM およびホストまたはクラスタを選択的にアップグレードできます。 これによって、短いメンテナンス ウィンドウで差分アップブレードができます。 VEM と ESX のコンバインド アップグレードとの併用がサポートされ、VEM のみの手動アップグレードとの併用もサポートされています。 GUI の使用による、選択したホストまたはクラスタの VUM によるコンバインド アップグレードがサポートされます。 VEM のみの VUM によるアップグレードとの併用はサポートされません。 この手順を使用して、手動でアップグレードを行うには、次の一般的なステップを実行します。バックグラウンド アップグレード
VEM のメンテナンス ウィンドウを使用せずに VEM をアップグレードできます。 手動の手順を使用して、実稼働時間に VEM をアップグレードします。 ホストをメンテナンス モードにして、VEM をアップグレードし、ホストをメンテナンス モードから戻します。 (VUM アップグレードのときとは異なり)HA アドミッション コントロールなどの電源を切る必要はありません。 アップグレードの前に、クラスタの予備能力を確認し、ヘルス チェックを実行する必要があります。 この手順を使用してアップグレードを行うには、次の一般的なステップを実行します。
- 通常どおり、最初に VSM をアップグレードします。 これは、メンテナンス ウィンドウで実行してかまいません
- ホストを 1 台ずつメンテナンス モードにします(VM を空にするため)
- 手動のコマンドまたはスクリプトを使用して、そのホストの VEM イメージをアップグレードします
- ホストをメンテナンス モードから復帰させ、DRS で VM の再バランスを行います。
- DVS のすべてのホストに対して同じ手順を繰り返します。
(注)
HA のために十分な予備能力があり、すべての必要なポートにシステム プロファイル(mgmt vmk など)があることを確認してください。 アップグレードの前に、ホストのヘルス チェックを行ってください。
拡張アップグレード
アップグレードのメンテナンス ウィンドウ間で、設定を変更できます。 VSM の設定変更ができるのは、モジュール、ポート設定、VLAN の追加または削除、および同様の変更ができるときです。 選択的アップグレードまたはバックグラウンド アップグレードを使用してホストの 1 つのセットが最新の VEM バージョンにアップグレードされる場合、残りのホストのセットは古い VEM バージョンのままです。 このとき、メンテナンス ウィンドウ間でさまざまな Cisco Nexus 1000V の設定変更ができます。許可される設定変更を以下に示します。
(注)
VEM のアップグレード中には、メンテナンス ウィンドウでの設定変更を行わないでください。
- モジュールの追加または削除
- ポートの追加または削除(ETH および VETH)
- ポートの閉鎖または開放
- ポートと vSwitch 間の移行
- ポートのポート モード(トランクまたはアクセス)の変更
- ポート プロファイルの追加または削除
- 特定の機能(VLAN、ACL、QoS、PortSec など)を追加または削除するポート プロファイルの変更
- アップリンク ポート プロファイルのポート チャネル モードの変更
- VLAN および VLAN 範囲の追加または削除
- VEM のスタティック MAC の追加または削除
(注)
QoS でのキューイング設定の変更はサポートされません。
リリース 4.0(4)SV1(3x) から現在のリリースへのアップグレード
手順
ステップ 1 『Cisco Nexus 1000V Software Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV1(4b)』の「Upgrading from Releases 4.0(4)SV1(3, 3a, 3b, 3c, 3d) to Release 4.2(1)SV1(4b)」を参照してください。 ステップ 2 アップグレード手順を参照してください。
レイヤ 3 の利点
次のリストに、レイヤ 3 設定がレイヤ 2 設定よりも優れている利点を示します。
- VSM で異なるサブネットにある VEM を制御できます。
- VEM が異なるサブネットにあってもかまいません。
- VEM を異なるサブネットに配置できるため、ホストの物理的な位置が制約されません。
- レイヤ 2 コントロール モードと比較して、VSM-VEM 接続の確立に必要な VLAN 設定が最小限になります。 必要な情報は、VEM の IP アドレス(レイヤ 3 対応の vmknic の IP アドレス)と VSM の control0/mgmt0 インターフェイスだけです。
- VSM では、mgmt0 または control0 インターフェイスのいずれかをレイヤ 3 コントロール インターフェイスとして使用できます。 mgmt0 を使用する場合、VSM-VEM レイヤ 3 接続用に、別の IP アドレスを VSM の管理 IP アドレスとして使用する必要はありません。
- VEM でレイヤ 3 コントロール インターフェイスとして管理 VMKernel(vmk0)を使用する場合、VSM-VEM レイヤ 3 接続用にホストの管理 IP アドレスが使用されるため、別の IP アドレスを使用する必要はありません。
(注)
これらの利点は、ESX-Visor ホストのみ該当します。 ESX-Cos ホストでは、新しい VMKernel を作成する必要があります。
VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool について
レイヤ 2 モードからレイヤ 3 モードへ移行するシンプルな方法のオプションとして、VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool を使用します。 このツールを使用すると、次のことが実行できます。
VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool を使用するための前提条件
L2-L3_CT.zip ファイルには、VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool の実行に必要なアプリケーションが含まれています。
始める前に
- 管理者としてログインし、この変換ツール スクリプトを使用します。
- L2-L3_CT.zip ファイルを CCO Download Center からダウンロードします。
- Tool Conversion Language(TCL)のバージョン 8.4 以降をワークステーションにインストールします。
- VMware PowerShell API バージョン 5.0 以降を vCenter とワークステーションの両方にインストールします。
- ワークステーションに OpenSSH をインストールします。
- ワークステーション環境変数の Windows PATH 変数の最後に installation_directory_for_OpenSSH\bin ディレクトリを追加します。
- VLAN がアップリンクで許可されていることを確認します。
(注)
admin 権限で vCenter、VSM、および OpenSSH をインストールする必要があります。VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool の使用
手順
ステップ 1 ワークステーションで、L2-L3_CT.zip ファイルを任意のフォルダに展開します。 ファイルを展開すると、すべての実行中のログを保持する、移行前チェック ログ フォルダが作成されます。 デバッグ ログ ファイルはこのフォルダに作成されます。
ステップ 2 L2-L3_CT フォルダ内で、管理者として migration.bat を実行します。 これにより、VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool が起動します。 ステップ 3 VSM の IP アドレスを入力します。 ステップ 4 VSM ユーザ名を入力します。 ステップ 5 vCenter の IP を入力します。 ステップ 6 vCenter のユーザ名を入力します。 ステップ 7 VSM パスワードを入力します。 ステップ 8 vCenter パスワードを入力します。 移行ツールはユーザ用の .csv ファイルの作成を開始し、レイヤ 3 の機能を持つポート プロファイルを確認します。
ステップ 9 レイヤ 3 対応のポート プロファイルがない場合は、作成を求めるメッセージが表示されます。 レイヤ 3 対応のポート プロファイルを作成しない場合は、次のステップに進みます。
- レイヤ 3 対応のポートファイルを 1 つ作成するように求められた場合は、yes と入力し、確認します。
- レイヤ 3 ポート プロファイルの名前を入力します。
- アクセス VLAN ID を入力します。
これにより、必要な設定を持つポート プロファイルが作成されます。 ツールによって要求された場合に、このポート プロファイルを選択できます。 移行ツールは、VSM、vCenter、および VEM のモジュール間の接続をチェックします。 すべての接続が正常であることを示すメッセージが表示されるまで待ちます。
ステップ 10 続行するかどうかの確認メッセージが表示されたら、yes と入力します。 移行ツールは extract.csv ファイルの作成に進みます。
ステップ 11 extract.csv ファイル(C:\Windows\Temp)を開きます。 ステップ 12 vmknic IP の詳細をセミコロンで区切ってテキストの最後に入力し、convert.csv としてファイルを保存します。 ステップ 13 任意のキーを押して続行します。 ステップ 14 必要な手順を完了したことを確認するように求められたら、yes と入力します。 ステップ 15 VSM パスワードを入力します。 ステップ 16 vCenter パスワードを入力します。 移行ツールがユーザの vCenter および VSM に接続します。
ステップ 17 続行するかどうかの確認を求められたら、yes と入力します。 移行プロセスが続行されます。
ステップ 18 プロンプトに表示されるポート プロファイルのリストからポート プロファイル名を指定します。 ポート プロファイルが選択されると、最大ポート値が 128 に自動的に変更されます。
ステップ 19 convert.csv ファイルを指示に従って更新したかどうかの確認を求められたら、yes を入力します。 ステップ 20 続行するかどうかの確認を求められたら、yes と入力します。 ツールは、VSM、vCenter、および VEM のモジュール間の接続をチェックします。 vmknic への追加が成功し、すべての接続が正常であることを示すメッセージが表示されます。 [VmkNicAddingToHost] ウィンドウは設定が完了するまで開いたままになります。
ステップ 21 L2 から L3 へのモード変更に進むには、yes と入力します。 ステップ 22 続行するかどうかの確認を求められたら、yes と入力します。 「SUCCESSFULLY COMPLETED MIGRATION」メッセージが表示されるまで待ちます。 レイヤ 2 からレイヤ 3 への移行はこれで完了します。 動作モードは L3 としてリストに掲載されている必要があります。
変換モードの使用
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 Extract.csv ファイルの名前を Convert.csv に変更します。 移行ツールは Convert.csv ファイルからデータを取得します。
ステップ 2 vmknic IP アドレスおよびネットマスクを Convert.csv ファイル (C:\Windows\Temp)に読み込みます。 ステップ 3 migration.bat を実行します。 これを実行すると VSM のモードがレイヤ 2 からレイヤ 3 に 移行されます。
例
次に、VSM-VEM Layer 2 to 3 Conversion Tool を使用した例を示します。
Enter VSM IP: enter VSM Username: Enter VC IP: enter VC Username: Enter VSM password: Enter VC password: create the Csv File for User I/P: C:\windows\temp\extract.csv #### VSM DETAILS STARTS ########## ......... ............. #### VC DETAILS END ########## ............. ................ Operating Mode : L2 Operatoinal Mode is L2 Currently ...... ############################################################################### List of port profiles on VSM: ----------------------------- ############################################################################### ========= CHECK 1: Checking for a port profile with capability l3control set and Enabled. ................ ========= There is not even One L3 Capable Port Profile Do you want to Create One L3 Capable Port Profile Please Give Option (Yes/No):Yes Please Enter L3 PortProfile Name: L3-Control Please Give Access Vlan Id :5 Creating L3 Port Profile : L3-Control with Access Vlan : 5 ………………………………. ……………………………………………….. L3 capable port profiles: L3-Control Modules Registered:[10.105.228.116] ========= CHECK 3: Checking for connectivity between VSM and VC, VSM and VEM Modules ========= ………………….. …………………………………… ## All connectivity is fine ############################################################################### Please wait for a few minutes. Do you want to Continue,Please Type ....(yes/no):yes Migration Tool Proceeding .... Creating csv file: C:\windows\temp\extract.csv Modules : 10.105.228.116 ######################################################### Modules Registered:[3 10.105.228.116] ######################################################### ######################################################### ########################################################################### Extraction of VEM connection status has been dumped in: C:\windows\temp\extract. csv Please rename this file before using Convert Mode Update the VMKNic IP and NetMask for all disconnected entries ########################################################################### !############################################################################### ########! !Open c:\windows\temp\Extract.csv and save as Convert.csv (in the same directory ) !Enter the VMKNic IP and netmask in the Convert.csv file as shown below !VEM_Host_IP;PPConnectionStatus;Vem_Vmk_IP;NetMask! !PPConnectionStatus Should not be changed! !10.10.10.12;DisConnected;10.10.10.100;255.255.255.0! !After Updating the IP and Netmask, save the file in the same directory !############################################################################### ########! Press any key to continue . . . Are you sure you completed the above steps? (yes/no):yes ############################################################################## ##Tool expects this File have an IP/Netmask given for disconnected VEM in the co rrect format : C:\windows\temp\Convert.csv ##10.10.10.12;DisConnected;10.10.10.100;255.255.255.0 ############################################################################### VSM password required 10.105.228.115: VC password required 10.105.228.113: create the Csv File for User I/P: C:\windows\temp\extract.csv …………………….. ……………………………. ## All connectivity is fine ############################################################################### Please wait for a few minutes. Do you want to Continue,Please Type ....(yes/no):yes Migration Tool Proceeding .... …………………………… ………………………………………………. ######################################################### Name the port profile you want to proceed with : [l3-pp] Please type any port profile mentioned above ||:l3-pp You Selected : l3-pp ………………….. ………………………………. ################################################################### ## Have you created a Convert.csv file with a proper VMKNic IP and NetMask? ## In the C:\windows\temp\Convert.csv file for disconnected VEMs. ################################################################### Have you Updated C:\windows\temp\Convert.csv as per the above instructions?(Yes) :yes Do you want to Continue,Please Type ....(yes/no):yes Migration Tool Proceeding .... …………………………. …………………………………………….. Addition to VmKNics are successful ## All connectivity is Fine …………………………… ………………………………….. ############################################################################### Would You Like to Proceed with Mode Change from L2 to L3....(yes/no):yes Do you want to Continue,Please Type ....(yes/no):yes Migration Tool Proceeding .... ………………….. …………………….. switch# Operating Mode : L3 Operatoinal Mode is L3 Currently Svs Connection Mode : L3 Vem IP : 10.10.10.108 Connected Back ……………… …………………… All VEMs are back: pass ==============SUCCESSFULLY COMPLETED MIGRATION===========================
mgmt0 インターフェイスと control0 インターフェイスの比較
次に、mgmt0 インターフェイスと control0 インターフェイスの相違点について説明します。
- VSM には、mgmt0 インターフェイスによる接続と control0 インターフェイスによる接続という 2 種類の接続があります。
- mgmt0 をレイヤ 3 インターフェイスとして設定すると、VSM で mgmt0 インターフェイスが使用されます。
- control0 インターフェイスは、レイヤ 3 接続用に作成される特別なインターフェイスです。
- VEM のレイヤ 3 インターフェイスは、インターフェイスをレイヤ 3 コントロール対応として指定すると、選択されます。
- 出力制御トラフィック ルートは、VMware ルーティング スタックによって決定されます。
- VEM で、管理 vmknic(vmk0)が Cisco Nexus 1000V で管理され、レイヤ 3 コントロール対応として指定されている場合、これをレイヤ 3 コントロール接続用に使用できます。
レイヤ 3 インターフェイスの設定
手順
ステップ 1 control0 インターフェイスを設定します。
(注) control0 を VSM のコントロール インターフェイスとして使用する場合、control0 インターフェイスに IP アドレスを割り当てる必要があります。
ステップ 2 mgmt0 インターフェイスを設定します。
(注) mgmt0 をコントロール インターフェイスとして使用する場合、mgmt0 インターフェイスにはホストの管理 IP アドレスが割り当てられるため、VSM での設定は必要ありません。
switch# show running-config interface mgmt 0 !Command: show running-config interface mgmt0 !Time: Mon Dec 12 02:43:25 2011 version 4.2(1)SV1(5.1) interface mgmt0 ip address 10.104.249.37/27
レイヤ 3 コントロール機能によるポート プロファイルの作成
はじめる前に手順
- レイヤ 3 コントロール機能を使用してポート プロファイルを作成します。
- このポート プロファイルで VSM と VEM との接続に使用する VLAN を許可します。
- VLAN をシステム VLAN として設定します。
(注)
VEM モジュールは、vmkernel インターフェイス(vmk)がレイヤ 3 制御対応ポート プロファイルに移行されるまでは、VSM に登録されません。 ホスト vmnics をイーサネット ポート プロファイルに移行した後に vmk をレイヤ 3 ポート プロファイルに移行する必要があります。 レイヤ 3 対応ポート プロファイルに管理 vmkernel インターフェイスを移行する必要があります。 同じサブネット上の複数の vmkernel インターフェイスを使用しないでください。
ステップ 1 レイヤ 3 ポート プロファイルを作成します。 VSM_1# configure terminal VSM_1(config)# port-profile type vethernet l3_control VSM_1(config-port-prof)# switchport mode access VSM_1(config-port-prof)# switchport access vlan 3160 VSM_1(config-port-prof)# capability l3control VSM_1(config-port-prof)# vmware port-group VSM_1(config-port-prof)# state enabled VSM_1(config-port-prof)# no shutdownステップ 2 ポート プロファイルを表示します。 VSM_1# show port-profile name l3_control port-profile l3_control type: Vethernet description: status: enabled max-ports: 32 min-ports: 1 inherit: config attributes: switchport mode access switchport access vlan 3160 (Allow the VLAN in access mode.) no shutdown evaluated config attributes: switchport mode access switchport access vlan 3160 no shutdown assigned interfaces: Vethernet1 port-group: l3_control system vlans: 3160 (Configure the VLAN as a system VLAN.) capability l3control: yes (Configure capability l3 control.) capability iscsi-multipath: no capability vxlan: no capability l3-vn-service: no port-profile role: none port-binding: static
ホスト上の VMKernel の作成
手順
ステップ 1 vCenter Server にログインします。 ステップ 2 [Home] > [Inventory] > [Hosts and Clusters] を選択します。 ステップ 3 ホストを選択します。 ステップ 4 [Configuration] タブをクリックします。 ステップ 5 [Hardware] ペインで、[Networking] を選択します。 ステップ 6 [vSphere Distributed Switch] ボタンをクリックします。 ステップ 7 [Manage Virtual Adapters] に進みます。 ステップ 8 新しい VMKernel を追加および作成します。
(注) 管理 vmkernel をレイヤ 3 制御インターフェイスとして使用することもできます。 ESX-Visor ホストのみ。 レイヤ 3 対応ポート プロファイルに管理 vmkernel インターフェイスを移行する必要があります。 同じサブネット上の複数の vmkernel インターフェイスを使用しないでください。
ステップ 9 レイヤ 3 コントロール機能によるポート プロファイルの作成で作成したポート プロファイルに VMkernel を割り当てます。 ステップ 10 IP アドレスを割り当てます。
VSM 内の SVS ドメインの設定
手順
ステップ 1 VSM から vCenter Server への接続を解除します。 switch# configure terminal switch(config)# svs connection toVC switch(config-svs-conn)# no connect switch(config-svs-conn)# exitステップ 2 (任意)コントロールおよびパケット VLAN の設定を削除します。 switch(config)# svs-domain switch(config-svs-domain)# no control vlan switch(config-svs-domain)# no packet vlanステップ 3 mgmt0 インターフェイスをレイヤ 3 コントロール インターフェイスとして、SVS モードをレイヤ 2 からレイヤ 3 に変更します。 switch(config-svs-domain)# svs mode l3 interface mgmt0 switch(config-svs-domain)# exit
(注) control0 インターフェイスをレイヤ 3 コントロール インターフェイスとして使用する場合は、svs mode l3 interface control0 コマンドを入力します。
ステップ 4 VSM から vCenter Server への接続を復元します。 switch(config)# svs connection toVC switch(config-svs-conn)# connect switch(config-svs-conn)# end
(注) svs connection toVC コマンドを入力すると、モジュールが切り離され、レイヤ 3 モードで再接続されます。 この遅延が 6 秒以上である場合、モジュール フラップが発生しています。 これはデータ トラフィックに影響しません。
ステップ 5 SVS ドメイン設定を表示します。 switch# show svs domain SVS domain config: Domain id: 3185 Control vlan: NA Packet vlan: NA L2/L3 Control mode: L3 L3 control interface: mgmt0 Status: Config push to VC successful. Note: Control VLAN and Packet VLAN are not used in L3 mode.