この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、スイッチの起動方法と、正常な動作を保証する Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)の意味について説明します。また、スイッチの設置方法についても説明します。
• 「設置の準備」
• 「警告」
• 「準備する工具」
• 「梱包内容」
ここに示す警告は複数の言語に翻訳され、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 3560-C and the 2960-C Switches』ガイドに記載されています。
警告 電力系統に接続された装置で作業する場合は、事前に、指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外してください。金属は電源やアースに接触すると、過熱して重度のやけどを引き起こしたり、金属類が端子に焼き付いたりすることがあります。ステートメント 43
警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかった場合、または、正しい手順に従わなかった場合は、人体に危険が及んだり、システムが破損したりする可能性があります。ステートメント 378
警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001
警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004
警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。保護対象の装置は次の定格を超えないようにします。
20 A ステートメント 1005
警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008
警告 この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024
警告 本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040
警告 この装置が設置された建物の外部の接続に関しては、集積回路保護が施された、認定されたネットワーク終端装置を通して、10/100/1000 イーサネット ポートに接続する必要があります。ステートメント 1044
警告 過熱防止のため、室温が 113 °F(45 °C)を超える環境ではスイッチを使用しないでください。
ステートメント 1047
(注) Catalyst 3560CG-8PC-S、3560CG-8TC-S、および 2960CG-8TC-L の各スイッチの場合、推奨の最大周囲温度は 104 °F(40 °C)です。
警告 スイッチ内部にはユーザが保守できる部品はありません。筐体を開けないでください。ステートメント 1073
警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074
警告 エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076
(注) Catalyst 3560CG-8PC-S スイッチに適用します。
スイッチを設置する前に、次のガイドラインを満たす必要があります。
• 動作環境は、 付録 A「技術仕様」 に記載される範囲内にする必要があります。
• ケーブルがラジオ、電源コード、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。ケーブルは、損傷を与える可能性がある他の装置と十分な間隔を取ってください。
• スイッチの周囲や通気口のエアーフローが妨げられないようにする必要があります。エア フローを妨げないように、3 インチ(7.6 cm)以上の空間を、スイッチの左側面、右側面、および上面の周囲に確保することを強く推奨します。ラックにスイッチを設置する場合は、1.75 インチ(4 cm)以上の空間を各スイッチ上面とラック内面との間に確保してください。
• Catalyst 3560CG-8PC-S、2960C-8PC-L、2960C-12PC-L、3560C-8PC-S および 3560C-12PC-S の各スイッチでは、1.75 インチ (4 cm)以上の空間を外面ヒート シンク先端の周囲に確保してください。
• 装置周辺の温度が 113 °F(45 °C)を超えないようにします。
閉鎖型環境またはマルチラック アセンブリにスイッチを設置する場合は、周辺温度が室温より高くなることがあります。
• 標高が 10,000 フィート(3,049 m)を超えないこと。
• 前面パネルを上に向けた状態で、スイッチを壁面に設置しないでください。スイッチを壁面に設置する場合は、エアフローを妨げないようにするため、またケーブルを扱いやすくするため、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下または横に向けてください。
• スイッチの前面パネルおよび背面パネルに対しては、次の条件を満たすようにスペースを確保すること。
– AC 電源コンセントからスイッチ背面パネルのコネクタまで AC 電源コードで接続できる位置にあること。
• 10/100 および 10/100/1000 固定ポートの場合は、スイッチから接続先装置までのケーブル長が 328 フィート(100 m)以下であること。
• Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール接続については、「SFP モジュールのコネクタ」およびモジュールのマニュアルを参照してください。
Cisco.com にあるスイッチのスタートアップ ガイドには梱包内容が記載されています。欠落または破損している製品がある場合には、シスコの担当者か購入された代理店に連絡してください。
ラック、卓上、棚、または壁面にスイッチを設置する前に、スイッチの電源を入れて、スイッチが POST を正常に実行することを確認します。
Catalyst 2960CPD-8PT-L および 2960CPD-8TT-L
• 10/100/1000 アップリンク ポートを Catalyst 3750-X などの PoE または PoE+ スイッチに接続します。
• 予備電源アダプタ コードをスイッチの AUX 電源コネクタと AC 電源コンセントに差し込みます。
(注) アップリンク ポートと予備電源アダプタの両方を使用できます。ただし、予備電源入力が優先されます。
• 10/100/1000 アップリンク ポートを Catalyst 3750-X などの PoE+ スイッチに接続します。
• 予備電源アダプタ コードをスイッチの AUX 電源コネクタと AC 電源コンセントに差し込みます。
(注) アップリンク ポートと予備電源アダプタの両方を使用できます。ただし、予備電源入力が優先されます。
すべてのモデル(Catalyst 2960CPD-8PT-L、2960CPD-8TT-L および 3560CPD-8PT-S を除く)
スイッチの電源を入れると、POST が開始され、スイッチの正常動作を確認するためのテストが実行されます。テスト中の約 1 分間は、LED が点滅します。スイッチが POST を開始すると、システム、ステータス、デュプレックス、および速度の各 LED がグリーンに点灯します。システム LED はグリーンに点滅し、その他の LED はグリーンに点灯したままです。
POST が正常に終了すると、システム LED がグリーンに変わります。その他の LED は、いったん消灯してからスイッチの動作状態を表します。スイッチが POST に失敗すると、システム LED はオレンジに点灯します。
POST のエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。スイッチが POST に失敗する場合は、シスコ テクニカル サポートに連絡してください。
POST が正常に完了したら、スイッチから電源コードを取り外します。「スイッチの設置」の説明に従い、ラック内、机や棚の上、机や棚の下、または壁面にスイッチを設置します。
• ラック内
ステップ 1 アクセサリ キットに含まれているゴム製の脚が付いている粘着ストリップを用意します。
ステップ 2 4 つのゴム製の脚を粘着ストリップから剥がし、スイッチ底面のくぼみに取り付けます。これにより、スイッチが机または棚の上で滑るのを防止します。
(注) ゴム製の脚の取り付けを強く推奨します。取り付けることにより、通気が妨げられて過熱するのを防止できます。
警告 エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076
スイッチを設置した後は、スイッチの設定について「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。
ステップ 1 ネジ用テンプレートは、取り付けネジの穴の位置を決め、机または棚との間に適切なスペースを確保しながらネジを取り付けるためのガイドとしても使用します。
ステップ 2 ネジ用テンプレートの並行している 2 つのスロットが机または棚の 前面 を向くように、ネジ用テンプレートを机または棚の上に合わせます(図 2-1 を参照)。こうすることにより、スイッチ取り付け後に、電源コードが机または棚の 背面 に出るようになります。
(注) この時点では、ネジ用テンプレートを机または棚に貼り付けないでください。
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ステップ 3 粘着ストリップをネジ用テンプレートの底面から剥がし、ネジ用テンプレートを机または棚の上に貼り付けます。
ステップ 4 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用し、ネジの型板の 3 つのスロットに、1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。
ステップ 5 ネジ用テンプレートのスロットにネジを 3 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
ステップ 6 ネジ用テンプレートを机または棚から取り外します。
ステップ 7 取り付けネジの上にスイッチを載せ、ロックされるまで前方にスライドさせます。図 2-2を参照してください。
警告 エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076
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スイッチを設置した後は、スイッチの設定について「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。
ステップ 1 ネジ用テンプレートは、取り付けネジの穴の位置を決め、机または棚の下に適切なスペースを確保しながらネジを取り付けるためのガイドとしても使用します。
ステップ 2 ネジ用テンプレートの並行している 2 つのスロットが机または棚の 前面 を向くように、ネジ用テンプレートを机または棚の下に配置します(図 2-3 を参照)。これによって、スイッチを設置した後、机または棚の 背面 に電源コードが配置されます。
ステップ 3 粘着ストリップをネジ用テンプレートの底面から剥がし、ネジ用テンプレートを机または棚の下に貼り付けます。
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ステップ 4 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用し、ネジの型板の 3 つのスロットに、1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。
ステップ 5 ネジ用テンプレートのスロットにネジを 3 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
ステップ 6 ネジ用テンプレートを机または棚の下から取り外します。
ステップ 7 スイッチを上下逆にして取り付けネジに合わせて、ロックされるまで前方にスライドさせます。図 2-4を参照してください。
警告 エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076
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スイッチを設置した後は、スイッチの設定について「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。
警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかった場合、または、正しい手順に従わなかった場合は、人体に危険が及んだり、システムが破損したりする可能性があります。ステートメント 378
ステップ 1 ネジ用テンプレートを取り出します。このテンプレートは、取り付けネジ穴の位置を決めるために使用します。
(注) 図 2-5 に、スイッチ上での取り付けネジ位置の寸法を示します。
ステップ 2 2 つの並行しているスロットが床のほうを向くように、ネジ用テンプレートを配置します(図 2-6 を参照)。
スイッチおよびケーブルを確実に支えるために、スイッチを壁面の間柱、または固定した合板の背板にしっかりと取り付けてください。
ステップ 3 ネジ用テンプレートの底面から粘着ストリップを剥がします。
ステップ 5 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用し、ネジの型板の 3 つのスロットに、1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。
ステップ 6 ネジ用テンプレートのスロットにネジを 3 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
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ステップ 8 スイッチを取り付けネジに合わせて、ロックされるまで下方にスライドさせます。図 2-7 を参照してください。
取り付けキット(部品番号 CMP-MGNT-TRAY=)はオプションです。スイッチの注文時に同時にご注文いただくか、スイッチ購入後にシスコ代理店にご注文ください。
取り付けトレイを使用して、次の場所にスイッチを固定できます。
次に、スイッチを机または棚の上に設置する例を示します。机または壁の下にスイッチを設置する場合は、同様の手順を使用できます。
ステップ 2 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用して、1/2 インチ(12.7 mm)の穴を机の 3 ヵ所に開けます。図 2-8を参照してください。
ステップ 3 取り付けトレイのスロットに No.8 プラスなべネジを挿入し、締め付けます。
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ステップ 4 スイッチを取り付けネジに合わせて、ロックされるまで前方にスライドさせます。図 2-9を参照してください。
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ステップ 5 2 本の No.10 プラスなべネジを使用して、取り付けトレイをスイッチに固定します。図 2-10を参照してください。
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警告 エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076
取り付けトレイと一緒にマグネットを使用して、次の場所にスイッチを設置することができます。
次に、スイッチを金属の壁面に設置する例を示します。金属の机の上または下にスイッチを設置する場合は、同様の手順を使用できます。
ステップ 1 取り付けトレイにスイッチを載せます。図 2-11を参照してください。
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ステップ 2 2 本の No.10 プラスなべネジを使用して、取り付けトレイをスイッチに固定します。図 2-12を参照してください。
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ステップ 3 図 2-13 に示すように、取り付けトレイの底面に向かい合うようにマグネットの片面を配置します。金属の壁面にマグネットとスイッチを設置します。
警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかった場合、または、正しい手順に従わなかった場合は、人体に危険が及んだり、システムが破損したりする可能性があります。ステートメント 378
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警告 エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076
スイッチを設置した後は、スイッチの設定について「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。
ラックにスイッチを設置する場合は、スイッチの付属品ではないオプションのブラケット キットが必要になります。次のキットをシスコの担当者に発注してください。
• 19 インチ ラック取り付けブラケット(RCKMNT-19-CMPCT=)
• 23 および 24 インチ ラック取り付けブラケット(RCKMNT-23-CMPCT=)
図 2-14 に、スイッチの片側に 19 インチ ブラケットを取り付ける手順を示します。同じ手順で、スイッチの反対側にもブラケットを取り付けます。
図 2-14 ラックマウント用の 19 インチ ブラケットの取り付け
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図 2-15 に、スイッチの片側に 23 インチ ブラケットを取り付ける手順を示します。同じ手順で、スイッチの反対側にもブラケットを取り付けます。
図 2-15 ラックに取り付ける場合の 23 インチ ブラケットの取り付け
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スイッチにブラケットを取り付けたら、ラックにスイッチを挿入し、ブラケットとラックを揃えます。No.12 または No.10 のプラス小ネジを使用して、ラック内のスイッチを固定します。図 2-16 を参照してください。
警告 エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076
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スイッチを設置した後は、スイッチの設定について「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。
DIN 取り付けキット(部品番号 CMP-DIN-MNT=)はオプションです。スイッチの注文時に同時にご注文いただくか、スイッチ購入後にシスコ代理店にご注文ください。
ステップ 1 DIN レール マウント上にスイッチを置きます。図 2-17を参照してください。
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ステップ 2 2 本の No.10 プラスなべネジを使用して、DIN レール マウントをスイッチに固定します。図 2-18 を参照してください。
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警告 エアー フローを妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上の空間を確保してください。ステートメント 1076
ステップ 1 DIN レールの正面にスイッチを直接乗せ、DIN レール マウントのクリップ上部が DIN レール上端に確実に引っかかるようにします。図 2-19を参照してください。
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ステップ 2 DIN レール上端にスイッチを引っかけた状態で、DIN レール マウント上のリリース タブがカチッとはまるまで、スイッチ下部を DIN レールの方向に押し込みます。
ステップ 3 スイッチの底面をわずかに持ち上げてみて、スイッチが確実に固定されていることを確認します。
スイッチを設置した後は、スイッチの設定について「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。
ステップ 1 スイッチに電源を接続していないことを確認し、スイッチの前面パネルからすべてのケーブルとコネクタを取り外します。
ステップ 2 DIN レール マウントのリリース タブを下方に引きます。クリップの固定が外れたところで、スイッチの底面を持ち上げます。図 2-20 を参照してください。
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スイッチが誤ってリセットされたり、不正にリセットされたりすることがないように、リセット ボタンにカバーを取り付けることができます。
リセット ボタンにカバーを取り付けるには、次の手順に従います。
1. カバーを用意します(アクセサリ キットに含まれています)。
3. スイッチにカバーを貼り付けます。例として図 2-22および図 2-21を参照してください。この図以外のモデルのスイッチにも同様にカバーを取り付けることができます。
図 2-21 Catalyst 2960CPD-8PT-L スイッチのリセットカバー
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図 2-22 Catalyst 2960CG-8PC-S スイッチのリセットカバー
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(注) ここでは、AC 電源コネクタを持つスイッチを対象とします。
電源コード保持具(部品番号 PWR-CLP=)はオプションです。スイッチの注文時に同時にご注文いただくか、スイッチ購入後にシスコ代理店にご注文ください。
ステップ 1 電源コードの太さに基づいて電源コード保持具のスリーブ サイズを選択します。サイズが小さいほうのスリーブははめ込み式で、細いコードに使用します。図 2-26を参照してください。
ステップ 2 保持具に AC 電源コードを通し、スイッチ上のループに保持具の先端を通します。図 2-23を参照してください。
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ステップ 3 保持具の先端を最初のラッチに通します。図 2-24を参照してください。
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ステップ 4 保持具の先端をもう 1 つのラッチに通して固定します。図 2-25を参照してください。
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ステップ 5 (任意)細い電源コードには小型スリーブを使用します。細いコードに小型スリーブを使用すると、高い安定性が得られます。スリーブを取り出し、電源コードにはめ込みます。図 2-26を参照してください。
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ステップ 6 保持具を押し込んで AC 電源コードを固定します。図 2-27を参照してください。
ケーブル ガードは、設置後のケーブルに手が加えられることを防止します。ケーブル ガード(CMP-CBLE-GRD=)はスイッチに付属していないので、必要な場合はシスコ代理店にご注文ください。
(注) 机の上、机の下、または壁面にスイッチを取り付ける場合に、ケーブル ガードを使用できます。
• 0.5 インチ(12.7 mm)の No.8 プラス木ネジ× 2
ステップ 1 (任意)ケーブル ガードを設置する前に付属のワッシャを取り付けます。図 2-28を参照してください。
(注) これは、壁面設置用ブラケットを取り付けない場合にのみ必要です。
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ステップ 2 付属の No.10 なべネジを使用して、スイッチにケーブル ガードを取り付けます。図 2-29を参照してください。
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ステップ 3 No.10 プラスなべネジを緩め、ケーブル ガードを外側に引き出してから上方に持ち上げ、ケーブルを接続できるようにします。図 2-30を参照してください。
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スイッチにケーブルを接続します。図 2-31を参照してください。
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ステップ 4 接続したケーブルをケーブル ガード前面のスロットに入れます。図 2-33 に示すように、ケーブル ガイドを引き込みます。ネジを締めます。
ステップ 5 (任意)机または壁にケーブル ガードを固定するには、0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用して、2 ヵ所のケーブル ガード取り付け位置に 1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。この取り付け穴に、付属の 0.5 インチ(12.7 mm)の No.8 プラス木ネジを図 2-33 に示すようにねじ込んで締め付けます。
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1. スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。
2. 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。
3. ポートに接続します。設置を完了させるには、「装置とイーサネット ポートの接続」を参照してください。
CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI セットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。
SFP モジュールを取り付けるには、次のガイドラインに従ってください。
• SFP モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外は、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。
• 静電破壊を防ぐため、ケーブルをスイッチや他の装置に接続する場合は、ボードおよびコンポーネントを正しい手順で取り扱うようにしてください。
警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。
ステップ 2 モジュール上部で送信(TX)および受信(RX)マークを探します。
SFP モジュールによっては、TX と RX の印の代わりに、接続の方向(送信または受信)を示す矢印が付いている場合もあります。
ステップ 3 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ロック解除の位置までラッチを開きます。
ステップ 4 モジュールをスロットの開口部に合わせて、コネクタをスロットの奥にはめ込みます。
ステップ 5 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ラッチを閉じます。
ステップ 6 光ファイバ SFP モジュールの場合は、埃よけプラグを取り外して保管しておきます。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。
ステップ 2 SFP モジュールからケーブルを取り外します。ケーブル コネクタ プラグを再び取り付ける際には、送信(TX)と受信(RX)を間違えないように注意してください。
ステップ 3 SFP モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。
ステップ 4 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ベールを下げて、モジュールを取り外します。ラッチが手の届きにくい場所にあり、指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用します。
ステップ 5 SFP モジュールを持ち上げて、スロットからゆっくり引き出します。
ステップ 6 モジュールは、静電気防止用袋に収めるか、その他の保護環境下に置いてください。
図 2-35 ベールクラスプ ラッチ SFP モジュールの取り外し
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• 「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」
10/100 および 10/100/1000 イーサネット ポートは、RJ-45 コネクタとイーサネット ピン割り当てを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。100BASE-TX と 1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 のケーブルを使用します。
スイッチ上では、自動ネゴシエーション機能がデフォルトでイネーブルになっています。この機能がイネーブルになっていると、スイッチ ポートは接続先装置の速度で動作するように自動的に設定されます。装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、ポートの速度とデュプレックスのパラメータを設定できます。性能を最大限に引き出すために、ポートで速度とデュプレックスの両方を自動ネゴシエートするか、接続の両端でポート速度とデュプレックスのパラメータを設定します。
自動ネゴシエーションおよび Auto-MDIX の詳細については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
Auto-MDIX がディセーブルの場合は、 表 2-1 に従ってケーブルを選択し、10/100/1000 イーサネット ポートを他の装置に接続します。ケーブルのピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタ」を参照してください。図 2-36を参照してください。
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1.100BASE-TX と 1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 の 4 ツイスト ペア ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 のケーブルを使用します。 |
10/100 PoE ポートには、「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」の説明と同じ自動ネゴシエーション設定およびケーブル要件があります。これらのポートは、PoE 電力を供給します。
ケーブルとコネクタについては、「PoE ポート(PoE ポート搭載スイッチ)」を参照してください。
各ポートは、802.3af に準拠した装置をサポートする PoE 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。
接続されている IP Phone またはアクセス ポイントに対して、各ポートが自動的に電力を供給するかどうかを個別に制御できます。
高度な PoE プランニング ツールにアクセスするには、Cisco.com の次の URL で Cisco Power Calculator を利用してください。
http://tools.cisco.com/20/launch.jsp
このアプリケーションを利用することで、特定の PoE 構成の電源要件を計算することができます。計算結果には、出力電流、出力電力、および熱放散が表示されます。
警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。金属部分が露出している箇所へのアクセスが制限されている場合、またはそのような場所にアクセスする資格を持つユーザまたは保守担当者がその危険性を十分に認識している場合を除いて、このような相互接続方式を使用しないでください。アクセスが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。ステートメント 1072
スイッチの設定を変更するには、スイッチのデフォルト設定を使用するか、「管理オプション」に記載されているいずれかの管理オプションを使用できます。