この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この付録では、スタンドアロン スイッチの Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)ベースのセットアップ手順について説明します。「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」と「スイッチの設置(8 ポートおよび 12 ポート スイッチ)」で安全上の警告を確認してください。
Express Setup を使用したスイッチのセットアップ方法については、『Catalyst 3560 Switch Getting Started Guide』を参照してください。
図 D-1 Catalyst 3560 スイッチ、アダプタ ケーブル、および AC 電源コード
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ステップ 2 に示すように、付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを使用して、スイッチの背面パネルのコンソール ポートに RJ-45 コネクタを挿入します。
ステップ 3 DB-9 メス DTE のアダプタ ケーブルを PC のシリアル ポートに取り付けるか、適切なアダプタを端末に取り付けます。
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ステップ 5 スイッチの電源を入れる前に、端末 エミュレーション セッションを開始して、Power-On Self-Test(POST; パワーオン セルフテスト)の出力を確認します。端末 エミュレーション ソフトウェア(その多くは、ハイパーターミナルや Procomm Plus などの PC アプリケーション)によって、スイッチと PC または端末間の通信が可能になります。
ステップ 6 PC または端末のボー レートおよびキャラクタ フォーマットを、次に示すコンソール ポートのデフォルト特性に合わせて設定します。
ステップ 7 付属の AC 電源コードの一端をスイッチの背面パネルにある AC 電源コネクタに接続します。 を参照してください。
ステップ 8 電源コードの反対側を、アースした AC 電源コンセントに接続します。
スイッチの電源が入ると、Power-On Self-Test(POST; パワーオン セルフテスト)という一連のテストが自動的に実行され、スイッチが正常に機能しているかどうかが確認されます。スイッチが POST を開始すると、システム LED がグリーンにゆっくりと点滅します。POST が終了すると、システム LED はオレンジに点滅します。POST に失敗すると、システム LED はオレンジのままです。POST が正常に終了すると、システム LED はグリーンに速く点滅します。
POST のエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。スイッチが POST に失敗する場合は、シスコ テクニカル サポートに連絡してください。
スイッチの電源を入れる前に端末エミュレーション プログラムを起動すると、PC または端末にはブートローダ シーケンスが表示されます。Enter を押してセットアップ プログラムのプロンプトを表示する必要があります。
(注) スイッチをシスコ製 Redundant Power System(RPS; 冗長電源システム)に接続している場合は、RPS に付属のマニュアルを参照してください。
スイッチの電源を入れると、セットアップ プログラムが自動的に起動します。次の情報を確認してください。
ステップ 1 最初の 2 つのプロンプトで Yes を入力します。
ステップ 2 スイッチのホスト名を入力し、Return を押します。
ホスト名は、コマンド スイッチでは 28 文字以内、メンバー スイッチでは 31 文字以内に制限されています。どのスイッチのホスト名でも、最後の文字には -n (n は数字)を使用しないでください。
ステップ 3 イネーブル シークレット パスワードを入力し、Return を押します。
このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。シークレット パスワードは暗号化され、イネーブル パスワードはプレーン テキストです。
ステップ 4 イネーブル パスワードを入力し、Return を押します。
ステップ 5 仮想端末(Telnet)パスワードを入力し、Return を押します。
このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。
ステップ 6 (任意)プロンプトに従って、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)を設定します。SNMP の設定は、CLI、CMS、Network Assistant インターフェイスを介してあとで行うこともできます。あとで SNMP を設定する場合は、 no と入力します。
ステップ 7 管理ネットワークに接続するインターフェイスのインターフェイス名(物理的なインターフェイスまたは VLAN(仮想 LAN)の名前)を入力して、Return を押します。このリリースでは、インターフェイス名には必ず vlan1 を使用してください。
ステップ 8 インターフェイスを設定するために、スイッチの IP アドレスとサブネット マスクを入力し、Return を押します。次に示されている IP アドレスとサブネット マスクは単なる例です。
ステップ 9 Y を入力して、スイッチをクラスタ コマンド スイッチとして設定します。N を入力すると、メンバ スイッチまたはスタンドアロン スイッチとして設定されます。
N と入力した場合、そのスイッチは CMS または Network Assistant に候補スイッチとして表示されます。コマンド スイッチとしてのスイッチの設定は、CLI、CMS、または Network Assistant インターフェイスを介してあとで行うこともできます。あとで設定する場合は、 no と入力します。
以上でスイッチの初期設定が完了しました。スイッチに初期設定が表示されます。次に出力例を示します。
セットアップ プログラムが完了すると、スイッチは作成されたデフォルト設定を実行できます。この設定を変更するか、他の管理作業を実行する場合には、次のいずれかのツールを使用します。
• Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)
CLI を使用するには、端末エミュレーション プログラムを使用してコンソール ポートから、または Telnet を使用してネットワークから、 Switch > プロンプトにコマンドを入力します。設定手順については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
CMS の使用方法については、CMS のオンライン ヘルプを参照してください。Network Assistant の使用方法については、『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照してください。
スイッチを設置する手順、スイッチ ポートに接続する手順、または Small Form-factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)モジュールに接続する手順については、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」および「スイッチの設置(8 ポートおよび 12 ポート スイッチ)」を参照してください。