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目次
スイッチには 32 ~ 104°F(0 ~ 40°C)の動作温度が必要です。 スイッチが動作していない場合、温度は –40 ~ 158°F(–40 ~ 70°C)である必要があります。
湿度が高いと、湿気がスイッチに侵入することがあります。 湿気が原因で、内部コンポーネントの腐食、および電気抵抗、熱伝導性、物理的強度、サイズなどの特性の劣化が発生することがあります。 スイッチの動作時の定格湿度は、相対湿度 8 ~ 80%、1 時間あたりの湿度変化 10% です。 非動作時条件の場合、スイッチは、相対湿度 5 ~ 95% に耐えることができます。 温暖期の空調と寒冷期の暖房により室温が四季を通して管理されている建物内では、スイッチ装置にとって、通常許容できるレベルの湿度が維持されています。 ただし、スイッチを極端に湿度の高い場所に設置する場合は、除湿装置を使用して、湿度を許容範囲内に維持してください。
標高の高い(気圧が低い)場所でスイッチを動作させると、対流型の強制空冷方式の効率が低下し、その結果、アーク現象およびコロナ放電による電気障害が発生することがあります。 また、このような状況では、内部圧力がかかっている密閉コンポーネント、たとえば、電解コンデンサが損傷したり、その効率が低下したりする場合もあります。 このスイッチの動作時の定格高度は -500 ~ 13,123 フィート(-152 ~ 4,000 m)であり、 保管時の高度は -1,000 ~ 30,000 フィート(-305 ~ 9,144 m)です。
シャーシ内のさまざまな開口部を通じて空気を吸気および排気することによって、排気ファンは電源モジュールを冷却し、システム ファン トレイはスイッチを冷却します。 しかし、ファンはほこりやその他の微粒子を吸い込み、スイッチに混入物質を蓄積させ、内部シャーシの温度が上昇する原因にもなります。 清潔な作業環境を保つことで、ほこりやその他の微粒子による悪影響を大幅に減らすことができます。これらの異物は絶縁体となり、スイッチの機械的なコンポーネントの正常な動作を妨げます。
スイッチからの電磁干渉(EMI)および無線周波数干渉(RFI)は、スイッチの周辺で稼働している他のデバイス(ラジオおよびテレビ受信機)に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、スイッチから出る無線周波数が、コードレス電話や低出力電話の通信を妨げる場合もあります。 逆に、高出力の電話からの RFI によって、スイッチのモニタに意味不明の文字が表示されることがあります。
RFI は、10 kHz を超える周波数を発生させる EMI として定義されます。 このタイプの干渉は、電源コードおよび電源、または送信された電波のように空気中を通じてスイッチから他の装置に伝わる場合があります。 米国連邦通信委員会(FCC)は、コンピュータ装置が放出する EMI および RFI の量を規制する特定の規定を公表しています。 各スイッチは、FCC の規格を満たしています。
![]() (注) |
強力な EMI を予測して防止するには、RFI の専門家に相談することが必要になる場合があります。 |
アース導体を適切に配置してツイストペア ケーブルを使用すれば、配線から無線干渉が発生することはほとんどありません。 推奨距離を超える場合は、データ信号ごとにアース導体を施した高品質のツイストペア ケーブルを使用してください。
![]() 注意 |
配線が推奨距離を超える場合、または配線が建物間にまたがる場合は、近辺で発生する落雷の影響に十分に注意してください。 雷などの高エネルギー現象で発生する電磁パルス(EMP)により、電子スイッチを破壊するほどのエネルギーが非シールド導体に発生することがあります。 過去にこのような問題が発生した場合は、電力サージ抑制やシールドの専門家に相談してください。 |
スイッチは、動作範囲、運搬、および地震の標準を満たすように衝撃と振動の検査を受けています。
スイッチは、電源によって供給される電圧の変動の影響を受けます。 過電圧、低電圧、および過渡電圧(スパイク)によって、データがメモリから消去されたり、コンポーネントの障害が発生するおそれがあります。 このような問題から保護するために、スイッチにアース接続があることを確認してください。 スイッチのアース パッドは、アース接続に直接接続するか、完全に接合されてアースされたラックに接続できます。
この接続にはアース ケーブルを用意する必要がありますが、スイッチと出荷されるアース ラグを使用してアース線をスイッチに接続できます。 地域および各国の設置要件を満たすようにアース線のサイズを選択してください。 米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です (一般に入手可能な 6 AWG 線の使用を推奨します)。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
![]() (注) |
電源に接続すると、AC 電源モジュールが自動的にアースされます。 設置場所のアースにシャーシを接続することも必要です。 |
スイッチには、2 つの 650-W1200-W AC 電源モジュールが含まれます。 スイッチには、稼働用の電源モジュール 1 つと電源の冗長性を確保するためもう 1 つの電源モジュールが必要です。 通常、このスイッチには、568204 427 W の 電源入力が必要ですが、所要入力電力は最大 853455712 W 程度になる場合があります。
電源モジュール(n+1)の冗長性を確保するには、両方の電源モジュールを同一の AC 電源に接続します。 入力電源(n+n)の冗長性を確保するには、各電源モジュールを異なる AC 電源に接続します。
回路の障害の可能性を最小限に抑えるために、使用する回路がスイッチ専用であることを確認する必要があります。
スイッチの所要電力を計画するには、次の各項目を特定する必要があります。
また、回路の障害の可能性を最小限に抑えるために、スイッチで使用する回路がスイッチ専用であることを確認する必要があります。
稼働(使用可能な電力)および冗長性(予備電力)に必要な電力量がわかっている場合、スイッチに接続できる位置にある入力電源コンセントの必要数を計画できます。
スイッチは、ケーブル配線や保守要件に応じて、ラックの前面または背面のどちらかにポートが位置するように設計されています。 スイッチのどちら側がコールド アイルに面しているかによって、次のいずれかの方向でコールド アイルからホット アイルに冷却空気を移動させるファン トレイと電源モジュールが必要です。
各ファン トレイのハンドルと電源のリリース ラッチの色付きストライプを確認することで、エアーフローの方向を確認できます。 赤紫色のマークはポート側吸気エアーフローを示し、青色のマークはポート側排気エアーフローを示しています。
![]() (注) |
スイッチの過熱やシャットダウンを防ぐために、スイッチの空気取り入れ口はコールド アイルに配置する必要があり、すべてのファン トレイと電源モジュールはエアーフローが同じ方向になっている必要があります(すべてのモジュールに同じエアーフローのカラー マーキングが付いている必要があります)。 |
次のタイプのスイッチ用ラックまたはキャビネットを設置できます。
スイッチを、ホット アイル/コールド アイル環境に置かれているキャビネット内に正しく設置するには、キャビネットにバッフルを取り付けて、シャーシの空気取り入れ口への排気の再循環を防止する必要があります。
キャビネットのベンダーに相談して次の要件を満たすキャビネットを見つけるか、Cisco Technical Assistance Center(TAC)で推奨品を確認してください。
取り付けレールが ANSI/EIA-310-D-1992 セクション 1 に基づく英国ユニバーサル ピッチの規格に準拠する、標準 19 インチ(48.3 cm)4 支柱 Electronic Industries Alliance(EIA)キャビネットまたはラックを使用している。
ラックまたはキャビネットの高さは、スイッチと下部支持ブラケットを含めた高さである 13 RU(22.7 インチ(57.8 cm))を超えている必要があります。
4 支柱ラックの奥行は、前面マウント ブラケットと背面マウント ブラケットの間が 24 ~ 32 インチ(61.0 ~ 81.3 cm)である。
シャーシとラックの端またはキャビネット内部の間に必要なスペースは次のとおりです。
シャーシとラックの端またはキャビネット内部の間に必要なスペースは次のとおりです。
また、ラックについては次の設置環境条件を考慮する必要があります。
電源コンセントは、スイッチが使用する電力コードの届く範囲にある必要があります。
3 kW AC 電源モジュールの電源コードの長さは 8 ~ 12 フィート(2.5 ~ 4.3 m)です。 電源コードの仕様については、AC 電源コードの仕様を参照してください。
最大 384 個のポートに接続するケーブル用のスペースが必要(同じラック内の他のデバイスに必要なケーブル配線用と別途)。 これらのケーブルによって、シャーシのリムーバブル モジュールにアクセスできなくなったり、シャーシに出入りするエアーフローをさえぎったりしてはいけません。 シャーシの左右にあるケーブル管理フレームを通じて、ケーブルを配線します。
また、電源レセプタクルは、スイッチで使用する電源コードの届く範囲に設置する必要があります。 電源コードの仕様については、AC 電源コードの仕様を参照してください。
![]() 警告 |
安定性に注意してください。 ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。 ラックを安定させないと、転倒することがあります。 |
シャーシの設置、ケーブルの配線、通気の確保、およびスイッチのメンテナンスを正しく行えるように、シャーシと他のラック、デバイス、または構造体との間に適切なスペースを設ける必要があります。 4 支柱ラックのこのシャーシの設置に必要なスペースについては、次の図を参照してください。
1 |
シャーシ |
5 |
シャーシの奥行 |
2 |
ラックマウントの垂直の柱とレール |
6 |
下部支持レールの最大延長 |
3 |
シャーシの幅 |
7 |
前面のスペース領域の奥行(これはシャーシ奥行に相当) |
4 |
前面のスペース領域の幅(これは 2 台のラックマウント ブラケットが接続されているシャーシの幅に相当) |
2 支柱ラックの設置に必要なスペースについては、次の図を参照してください。
1 |
シャーシ |
3 |
シャーシの幅 |
2 |
ラックマウントの垂直の柱とレール |
4 |
シャーシの交換に必要な保守スペース(シャーシの長さに相当) |
![]() (注) |
シャーシの前面および背面の両方がエアーフローの両アイルに開かれる必要があります。 |
シャーシの設置、ケーブルの配線、通気の確保、およびスイッチのメンテナンスを正しく行えるように、シャーシと他のラック、デバイス、または構造体との間に適切なスペースを設ける必要があります。 このシャーシの設置に必要なスペースについては、次の図を参照してください。
1 |
シャーシ |
9 |
ファン トレイおよびファブリック モジュールの交換に必要な背面保守用スペース |
2 |
ラックマウントの垂直の柱とレール |
10 |
モジュール ハンドルのためにキャビネット内(使用する場合)またはホット アイルの端まで(キャビネットなし)のシャーシの背面に必要なスペースの容量 |
3 |
最も近いオブジェクトまたはキャビネット内部(必要な側面スペースなし) |
11 |
シャーシの奥行 |
4 |
すべてのモジュールおよび電源モジュールに対するコールド アイルからの空気取り入れ口 |
12 |
ケーブル管理および I/O モジュールのイジェクタ ハンドルのためにシャーシ前面とキャビネット内(使用する場合)またはコールド アイルの端まで(キャビネットなし)の間に必要なスペース |
5 |
すべてのモジュールおよび電源モジュールに対するホット アイルへの排気口 |
13 |
シャーシの設置およびシャーシ前面のモジュールを交換するために必要な前面保守スペース |
6 |
左側のスペースは不要(左側にエアーフローなし) |
14 |
シャーシとそれぞれの側面の垂直取り付けブラケットを合わせた幅 |
7 |
シャーシの幅 |
15 |
I/O モジュール ハンドルを回転するためにシャーシ前面用に必要な側面スペース(イジェクタ レバーを自由に回転できなくするおそれのある、ラック、ケーブル管理、およびその他のコンポーネントをこのエリアに入れない) |
8 |
右側のスペースは不要(右側にエアーフローなし) |
目次
湿度が高いと、湿気がスイッチに侵入することがあります。 湿気が原因で、内部コンポーネントの腐食、および電気抵抗、熱伝導性、物理的強度、サイズなどの特性の劣化が発生することがあります。 スイッチの動作時の定格湿度は、相対湿度 8 ~ 80%、1 時間あたりの湿度変化 10% です。 非動作時条件の場合、スイッチは、相対湿度 5 ~ 95% に耐えることができます。 温暖期の空調と寒冷期の暖房により室温が四季を通して管理されている建物内では、スイッチ装置にとって、通常許容できるレベルの湿度が維持されています。 ただし、スイッチを極端に湿度の高い場所に設置する場合は、除湿装置を使用して、湿度を許容範囲内に維持してください。
標高の高い(気圧が低い)場所でスイッチを動作させると、対流型の強制空冷方式の効率が低下し、その結果、アーク現象およびコロナ放電による電気障害が発生することがあります。 また、このような状況では、内部圧力がかかっている密閉コンポーネント、たとえば、電解コンデンサが損傷したり、その効率が低下したりする場合もあります。 このスイッチの動作時の定格高度は -500 ~ 13,123 フィート(-152 ~ 4,000 m)であり、 保管時の高度は -1,000 ~ 30,000 フィート(-305 ~ 9,144 m)です。
シャーシ内のさまざまな開口部を通じて空気を吸気および排気することによって、排気ファンは電源モジュールを冷却し、システム ファン トレイはスイッチを冷却します。 しかし、ファンはほこりやその他の微粒子を吸い込み、スイッチに混入物質を蓄積させ、内部シャーシの温度が上昇する原因にもなります。 清潔な作業環境を保つことで、ほこりやその他の微粒子による悪影響を大幅に減らすことができます。これらの異物は絶縁体となり、スイッチの機械的なコンポーネントの正常な動作を妨げます。
スイッチからの電磁干渉(EMI)および無線周波数干渉(RFI)は、スイッチの周辺で稼働している他のデバイス(ラジオおよびテレビ受信機)に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、スイッチから出る無線周波数が、コードレス電話や低出力電話の通信を妨げる場合もあります。 逆に、高出力の電話からの RFI によって、スイッチのモニタに意味不明の文字が表示されることがあります。
RFI は、10 kHz を超える周波数を発生させる EMI として定義されます。 このタイプの干渉は、電源コードおよび電源、または送信された電波のように空気中を通じてスイッチから他の装置に伝わる場合があります。 米国連邦通信委員会(FCC)は、コンピュータ装置が放出する EMI および RFI の量を規制する特定の規定を公表しています。 各スイッチは、FCC の規格を満たしています。
![]() (注) |
強力な EMI を予測して防止するには、RFI の専門家に相談することが必要になる場合があります。 |
アース導体を適切に配置してツイストペア ケーブルを使用すれば、配線から無線干渉が発生することはほとんどありません。 推奨距離を超える場合は、データ信号ごとにアース導体を施した高品質のツイストペア ケーブルを使用してください。
![]() 注意 |
配線が推奨距離を超える場合、または配線が建物間にまたがる場合は、近辺で発生する落雷の影響に十分に注意してください。 雷などの高エネルギー現象で発生する電磁パルス(EMP)により、電子スイッチを破壊するほどのエネルギーが非シールド導体に発生することがあります。 過去にこのような問題が発生した場合は、電力サージ抑制やシールドの専門家に相談してください。 |
スイッチは、電源によって供給される電圧の変動の影響を受けます。 過電圧、低電圧、および過渡電圧(スパイク)によって、データがメモリから消去されたり、コンポーネントの障害が発生するおそれがあります。 このような問題から保護するために、スイッチにアース接続があることを確認してください。 スイッチのアース パッドは、アース接続に直接接続するか、完全に接合されてアースされたラックに接続できます。
この接続にはアース ケーブルを用意する必要がありますが、スイッチと出荷されるアース ラグを使用してアース線をスイッチに接続できます。 地域および各国の設置要件を満たすようにアース線のサイズを選択してください。 米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です (一般に入手可能な 6 AWG 線の使用を推奨します)。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
![]() (注) |
電源に接続すると、AC 電源モジュールが自動的にアースされます。 設置場所のアースにシャーシを接続することも必要です。 |
スイッチには、2 つの 650-W1200-W AC 電源モジュールが含まれます。 スイッチには、稼働用の電源モジュール 1 つと電源の冗長性を確保するためもう 1 つの電源モジュールが必要です。 通常、このスイッチには、568204 427 W の 電源入力が必要ですが、所要入力電力は最大 853455712 W 程度になる場合があります。
電源モジュール(n+1)の冗長性を確保するには、両方の電源モジュールを同一の AC 電源に接続します。 入力電源(n+n)の冗長性を確保するには、各電源モジュールを異なる AC 電源に接続します。
回路の障害の可能性を最小限に抑えるために、使用する回路がスイッチ専用であることを確認する必要があります。
スイッチの所要電力を計画するには、次の各項目を特定する必要があります。
また、回路の障害の可能性を最小限に抑えるために、スイッチで使用する回路がスイッチ専用であることを確認する必要があります。
稼働(使用可能な電力)および冗長性(予備電力)に必要な電力量がわかっている場合、スイッチに接続できる位置にある入力電源コンセントの必要数を計画できます。
ステップ 1 |
取り付けられた各モジュールの最大ワット数を合計して、スイッチの所要電力を特定します(次の表を参照してください)。
コンポーネントがフル搭載されている場合にこのスイッチによって消費される可能性のある最大電力量を判別するには、2 個のスーパーバイザ A モジュール(2 X 80 W = 160 W)、2 個のシステム コントローラ(2 X 25 W = 50 W)、8 個の 48 ポート 1 ギガビットおよび 10 ギガビット BASE-T I/O モジュール(8 X 550 W = 4400 W)、6 個のファブリック モジュール(6 X 250 W = 1500 W)、3 個のファン トレイ(3 X 250 W = 750 W)によって消費される最大電力を加算します。 合計は 6860 W です。 |
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ステップ 2 |
所要電力量(ステップ 1 を参照)をスイッチに取り付けた電源モジュールの出力ワット数で割ることで、使用可能な所要電力に必要な電源モジュールの数を特定します。 3 kW 電源モジュールの場合、小数点以下の数値を最も近い 1 の位に切り上げて必要な電源モジュールの数を特定します。 たとえば、3 kW 電源モジュールを備えたスイッチを取り付け、最大消費電力が 6960 W の場合、スイッチおよびモジュールを稼働するには、3 個の電源モジュールが必要です(6960 W/3000 W = 2.32 を切り上げて 3 個の電源モジュール)。 |
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ステップ 3 |
次の電源モードのいずれかを選択して、予備電力に必要な追加の電源モジュールの数を特定します。
|
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ステップ 4 |
電源回路はスイッチ専用であり、他の電気機器に使用しないことを確認してください。 複合電源モード(電源の冗長化なし)または電源モジュール(n+1)の冗長性の場合、1 つの専用回路でのみ必要です。 入力電源(グリッドまたは n+n)冗長性の場合は、それぞれ 3 kW 電源モジュールの半分に電力を供給する 2 個の専用電源回路が必要です。 次の表に、各回路の要件を示します。 |
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ステップ 5 |
各電源モジュールに使用する電源ケーブルの届く範囲内に入力電源コンセントを配置するようにプランニングします(最大距離については次の表を参照してください)。 通常、電源コンセントはスイッチを設置したラックに配置されます。 |
スイッチは、ケーブル配線や保守要件に応じて、ラックの前面または背面のどちらかにポートが位置するように設計されています。 スイッチのどちら側がコールド アイルに面しているかによって、次のいずれかの方向でコールド アイルからホット アイルに冷却空気を移動させるファン トレイと電源モジュールが必要です。
各ファン トレイのハンドルと電源のリリース ラッチの色付きストライプを確認することで、エアーフローの方向を確認できます。 赤紫色のマークはポート側吸気エアーフローを示し、青色のマークはポート側排気エアーフローを示しています。
![]() (注) |
スイッチの過熱やシャットダウンを防ぐために、スイッチの空気取り入れ口はコールド アイルに配置する必要があり、すべてのファン トレイと電源モジュールはエアーフローが同じ方向になっている必要があります(すべてのモジュールに同じエアーフローのカラー マーキングが付いている必要があります)。 |
次のタイプのスイッチ用ラックまたはキャビネットを設置できます。
スイッチを、ホット アイル/コールド アイル環境に置かれているキャビネット内に正しく設置するには、キャビネットにバッフルを取り付けて、シャーシの空気取り入れ口への排気の再循環を防止する必要があります。
キャビネットのベンダーに相談して次の要件を満たすキャビネットを見つけるか、Cisco Technical Assistance Center(TAC)で推奨品を確認してください。
取り付けレールが ANSI/EIA-310-D-1992 セクション 1 に基づく英国ユニバーサル ピッチの規格に準拠する、標準 19 インチ(48.3 cm)4 支柱 Electronic Industries Alliance(EIA)キャビネットまたはラックを使用している。
ラックまたはキャビネットの高さは、スイッチと下部支持ブラケットを含めた高さである 13 RU(22.7 インチ(57.8 cm))を超えている必要があります。
4 支柱ラックの奥行は、前面マウント ブラケットと背面マウント ブラケットの間が 24 ~ 32 インチ(61.0 ~ 81.3 cm)である。
シャーシとラックの端またはキャビネット内部の間に必要なスペースは次のとおりです。
シャーシとラックの端またはキャビネット内部の間に必要なスペースは次のとおりです。
また、ラックについては次の設置環境条件を考慮する必要があります。
電源コンセントは、スイッチが使用する電力コードの届く範囲にある必要があります。
3 kW AC 電源モジュールの電源コードの長さは 8 ~ 12 フィート(2.5 ~ 4.3 m)です。 電源コードの仕様については、AC 電源コードの仕様を参照してください。
最大 384 個のポートに接続するケーブル用のスペースが必要(同じラック内の他のデバイスに必要なケーブル配線用と別途)。 これらのケーブルによって、シャーシのリムーバブル モジュールにアクセスできなくなったり、シャーシに出入りするエアーフローをさえぎったりしてはいけません。 シャーシの左右にあるケーブル管理フレームを通じて、ケーブルを配線します。
また、電源レセプタクルは、スイッチで使用する電源コードの届く範囲に設置する必要があります。 電源コードの仕様については、AC 電源コードの仕様を参照してください。
![]() 警告 |
安定性に注意してください。 ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。 ラックを安定させないと、転倒することがあります。 |
シャーシの設置、ケーブルの配線、通気の確保、およびスイッチのメンテナンスを正しく行えるように、シャーシと他のラック、デバイス、または構造体との間に適切なスペースを設ける必要があります。 4 支柱ラックのこのシャーシの設置に必要なスペースについては、次の図を参照してください。
1 |
シャーシ |
5 |
シャーシの奥行 |
2 |
ラックマウントの垂直の柱とレール |
6 |
下部支持レールの最大延長 |
3 |
シャーシの幅 |
7 |
前面のスペース領域の奥行(これはシャーシ奥行に相当) |
4 |
前面のスペース領域の幅(これは 2 台のラックマウント ブラケットが接続されているシャーシの幅に相当) |
2 支柱ラックの設置に必要なスペースについては、次の図を参照してください。
![]() (注) |
シャーシの前面および背面の両方がエアーフローの両アイルに開かれる必要があります。 |
シャーシの設置、ケーブルの配線、通気の確保、およびスイッチのメンテナンスを正しく行えるように、シャーシと他のラック、デバイス、または構造体との間に適切なスペースを設ける必要があります。 このシャーシの設置に必要なスペースについては、次の図を参照してください。
1 |
シャーシ |
9 |
ファン トレイおよびファブリック モジュールの交換に必要な背面保守用スペース |
2 |
ラックマウントの垂直の柱とレール |
10 |
モジュール ハンドルのためにキャビネット内(使用する場合)またはホット アイルの端まで(キャビネットなし)のシャーシの背面に必要なスペースの容量 |
3 |
最も近いオブジェクトまたはキャビネット内部(必要な側面スペースなし) |
11 |
シャーシの奥行 |
4 |
すべてのモジュールおよび電源モジュールに対するコールド アイルからの空気取り入れ口 |
12 |
ケーブル管理および I/O モジュールのイジェクタ ハンドルのためにシャーシ前面とキャビネット内(使用する場合)またはコールド アイルの端まで(キャビネットなし)の間に必要なスペース |
5 |
すべてのモジュールおよび電源モジュールに対するホット アイルへの排気口 |
13 |
シャーシの設置およびシャーシ前面のモジュールを交換するために必要な前面保守スペース |
6 |
左側のスペースは不要(左側にエアーフローなし) |
14 |
シャーシとそれぞれの側面の垂直取り付けブラケットを合わせた幅 |
7 |
シャーシの幅 |
15 |
I/O モジュール ハンドルを回転するためにシャーシ前面用に必要な側面スペース(イジェクタ レバーを自由に回転できなくするおそれのある、ラック、ケーブル管理、およびその他のコンポーネントをこのエリアに入れない) |
8 |
右側のスペースは不要(右側にエアーフローなし) |