この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Virtual Services Appliance ソフトウェアを再インストールする方法について説明します。内容は次のとおりです。
• Cisco Virtual Services Appliance の再インストール
• 注意事項と制限
次の条件に該当する場合は、異なるバージョンのソフトウェアを Cisco Virtual Services Appliance 製品ファミリに再インストールすることができます。
• Cisco Virtual Services Appliance ディスクが破損している。
• 最新バージョンの Cisco Virtual Services Appliance が出荷済みだが、前のバージョンをインストールしたい。
Cisco Virtual Services Appliance でディスク破損が発生した場合は、CD からイメージをコピーすることによりシステムを修復できます。
ソフトウェアをインストールするときは、次のガイドラインと制約事項に従ってください。
手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• 「Cisco CIMC ソフトウェアのバージョンの確認」を使用して、次の製品 ID(PID)を所有していることを確認済みであること。
– Cisco Nexus 1110-S の場合は N1K-C1110
– Cisco Nexus 1110-X の場合は N1K-C1110-X
ステップ 1 ターミナル サーバから Cisco Virtual Services Appliance のシリアル ポートに接続します。
ステップ 2 インストール CD を DVD-RW ドライブに挿入します。
ステップ 3 Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X で電源ボタンを押します。
Cisco Nexus 1110-S または Cisco Nexus 1110-X がリブートし、管理ソフトウェア設定プロセスが開始します。
ソフトウェアを設定する場合は、『 Cisco Nexus Virtual Services Appliance Software Configuration Guide, Release 4.2(1)SP1(5.1) 』を参照してください。
図 4-1 のフローチャートで示すプロセスを使用して、冗長ペアの 1 つの Cisco Virtual Services Appliance を交換することができます。
(注) Cisco Virtual Services Appliance の電源オフ、切断、再梱包、出荷の詳細については、『Cisco Nexus Virtual Services Appliance Hardware Installation Guide』を参照してください。
交換する Cisco Virtual Services Appliance 用ソフトウェアを設定する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
ステップ 1 正常に機能している Cisco Virtual Services Appliance から次の情報を収集します。
正常に機能している Cisco Virtual Services Appliance の HA ロールにより、交換する Cisco Virtual Services Appliance に割り当てられるロールが決まります。
– 正常に機能している Cisco Virtual Services Appliance がプライマリ HA ロールにある場合、交換する Cisco Virtual Services Appliance 用ソフトウェアはセカンダリ HA ロールで設定される必要があります。
– 正常に機能している Cisco Virtual Services Appliance がセカンダリ HA ロールにある場合、交換する Cisco Virtual Services Appliance 用ソフトウェアはプライマリ HA ロールで設定される必要があります。
交換する Cisco Virtual Services Appliance 用ソフトウェアを設定する場合、正常に機能している Cisco Virtual Services Appliance で使用している ID と同じ ID を使用する必要があります。
ステップ 2 次の手順を実行して、交換する Cisco Virtual Services Appliance を準備します。
a. ファームウェアの更新を完全に実行します。「CIMC および BIOS 情報」を参照してください。
b. 交換する Cisco Virtual Services Appliance に既存の Cisco Virtual Services Appliance と同じバージョンのソフトウェアをインストールします。
– 正常に機能している Cisco Nexus 1010 と、交換する Cisco Nexus 1010 で実行されているソフトウェアのバージョンが一致している必要があります。交換する Cisco Nexus 1010 にインストールされているソフトウェアは、その出荷時点での最新バージョンになっています。
– ソフトウェアのバージョンを交換する Cisco Virtual Services Appliance でダウングレードする必要がある場合は、「ソフトウェアの再インストールについて」にある手順を使用してください。
– ソフトウェアのバージョンを Cisco Virtual Services Appliance のいずれかでアップグレードする必要がある場合は、「ソフトウェア リリース 4.2(1)SP1(3) 以降からのアップグレード」にある手順を使用してください。
ステップ 3 既存の仮想スーパーバイザ モジュール(VSM)で、次を実行します。
• 対応する ISO イメージが存在するか確認します。存在しない場合は導入します。
ステップ 4 交換する Cisco Virtual Services Appliance 用ソフトウェアを設定すると、冗長仮想サービス ブレード(VSB)ごとに、HA ピアを手動でイネーブルにする必要があります。『 Cisco Nexus Virtual Services Appliance Software Configuration Guide, Release 4.2(1)SP1(5.1) 』を参照してください。
• 正常に機能している Cisco Virtual Services Appliance がプライマリ HA ロールである場合、冗長 VSB ごとにセカンダリ HA ピアをイネーブルにします。
• 正常に機能している Cisco Virtual Services Appliance がセカンダリ HA ロールである場合、冗長 VSB ごとにプライマリ HA ピアをイネーブルにします。
図 4-1 フロー チャート:Cisco Virtual Services Appliance の交換
図 4-2 フロー チャート:Cisco Virtual Services Appliance の交換(続き)
ここでは、ソフトウェアの再インストール機能のリリース履歴について説明します。
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