この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このモジュールの構成は次のとおりです。
デフォルトで Automatic Medium-Dependent Interface Crossover(Auto-MDIX)機能がイネーブルに設定されます。 Auto-MDIX をイネーブルに設定する場合、Auto-MDIX 機能が正しく動作するようにインターフェイスの速度およびデュプレックスを auto に設定する必要があります。
Auto-MDIX は、すべての 10/100/1000 Mbps インターフェイスと、10/100/1000BASE-TX Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール インターフェイスでサポートされています。 1000BASE-SX または 1000BASE-LX SFP モジュール インターフェイスではサポートされません。
受電デバイスがクロス ケーブルでスイッチに接続されている場合、スイッチは、IEEE 802.3af に完全には準拠していない、Cisco IP Phone やアクセス ポイントなどの準規格の受電をサポートしていない場合があります。 これは、スイッチ ポート上で Automatic Medium-Dependent Interface Crossover(Auto-MIDX)がイネーブルかどうかは関係ありません。
自動メディア依存型インターフェイス クロスオーバー(MDIX)がイネーブルになっているインターフェイスでは、必要なケーブル接続タイプ(ストレートまたはクロス)が自動的に検出され、接続が適切に設定されます。 Auto-MDIX 機能を使用せずにスイッチを接続する場合、サーバ、ワークステーション、またはルータなどのデバイスの接続にはストレート ケーブルを使用し、他のスイッチやリピータの接続にはクロス ケーブルを使用する必要があります。 Auto-MDIX がイネーブルの場合、他のデバイスとの接続にはどちらのケーブルでも使用でき、ケーブルが正しくない場合はインターフェイスが自動的に修正を行います。 ケーブル接続の詳細については、ハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。
ローカル側の Auto-MDIX |
リモート側の Auto-MDIX |
ケーブル接続が正しい場合 |
ケーブル接続が正しくない場合 |
---|---|---|---|
On |
On |
リンク アップ |
リンク アップ |
On |
Off |
リンク アップ |
リンク アップ |
Off |
On |
リンク アップ |
リンク アップ |
Off |
Off |
リンク アップ |
リンク ダウン |
1. configure terminal
2. interface interface-id
3. speed auto
4. duplex auto
5. mdix auto
6. end
コマンド |
目的 |
show controllers ethernet-controllerinterface-id phy |
インターフェイスの Auto-MDIX 動作ステートを確認します。 |
次の例では、ポートの Auto MDIX をイネーブルにする方法を示します。
Switch# configure terminal Switch(config)# interface gigabitethernet1/0/1 Switch(config-if)# speed auto Switch(config-if)# duplex auto Switch(config-if)# mdix auto Switch(config-if)# end