この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
コンフィギュレーション ファイルは、1つまたは複数のスイッチを設定するのに必要とされる一部またはすべてのコマンドを含むことができます。たとえば、同一のコンフィギュレーション ファイルを同一のハードウェア構成を持つ複数のスイッチにダウンロードし、同一のモジュールおよびポート構成を持つようにする場合などです。
別のスイッチから作成またはダウンロードするコンフィギュレーション ファイルを使用してCisco MDS 9000ファミリーのスイッチを設定できます。さらに、スーパバイザ モジュール上のブートフラッシュ装置にコンフィギュレーション ファイルを保存し、外部の CompactFlash ディスクに保存されたコンフィギュレーションを使用してスイッチを設定することができます。リモート サーバを使用してコンフィギュレーション ファイルのダウンロードを始める前に、次の作業を行います。
• ダウンロードするコンフィギュレーション ファイルが、リモート サーバの正しいディレクトリにあることを確認します。
• ファイル上の権限が正しく設定されていることを確認します。ファイル上の権限は、world-readに設定されている必要があります。
• スイッチがリモート サーバへのルートを持つことを確認します。サブネット間でトラフィックをルーティングするルータまたはデフォルト ゲートウェイがない場合は、スイッチおよびリモート サーバは同一のサブネットワーク上にある必要があります。
コンフィギュレーション ファイルの保存とは、実行コンフィギュレーション ファイルをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルにコピーするということです。
Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(1a)以降では、Copy Configuration オプションを使うことにより、ファブリック全体にわたってスタートアップ コンフィギュレーションに実行コンフィギュレーションをコピーすることができます。 この操作により、ファブリック内のすべてのスイッチで、実行コンフィギュレーションがスタートアップ コンフィギュレーションへコピーされます。
(注) ファブリック全体でコピーしている際にスイッチが動かなくなった場合は、当のスイッチも、コピー コマンドの実行に使ったスイッチも、既存のスタートアップ コンフィギュレーションがそのまま生かされます。 これは、ファブリック内の残りのスイッチには影響しません。
コンフィギュレーション ファイルをコピーする手順は次のとおりです。
システム メモリ内に実行コンフィギュレーションを作成した後は、その実行コンフィギュレーションを NVRAM 内のスタートアップ コンフィギュレーションにコピーすることができます。
次の copy コマンドを使い、コンフィギュレーションを NVRAM にコピーすることができます。
copy running-config startup-config コマンドは、前のコマンドの別名で、このマニュアルで頻繁に使用されます。
別のスイッチから開始したコピー操作をキャンセルするときは次のコマンドを実行してください。
コピー操作を部分的にキャンセルするとき、およびファブリック全体でキャンセルするときは、 Ctrl キーを押した状態で C キーを押します。